水筒・携帯マグボトル

2016年3月 4日 (金)

サーモス真空断熱アイスコンテナー FHK-2200

 今年の夏を前にして、サーモスからまた面白そうな製品が出てきました。フードコンテナーの発展形とでも言うべき、「アイスコンテナー」です。これは、氷を運ぶことを考えて作られた製品で、ステンレス製の真空断熱構造の魔法瓶の中に内容器が2つ入り、この内容器に氷を入れることで氷を溶かさずに長時間持たすことが可能になります。


 容器を2つに分けたことで、中で氷がくっつくことを避け、さらに容器を一つだけにして空いた空間に氷のうや食品を入れて持ち運ぶ事も可能になります。ちなみに、内容器一個あたりの容量は0.7lで、一般的な氷が2つの内容器で約60個(3×3×2cmの角氷)入るとのことです。1つの内容器には氷が約400グラム入るとのことなので、外で氷を購入する際の参考にして下さい。


 この製品は一シーズンの一発屋的な製品として終わるのか、フードコンテナーのように他社からも同じような製品が出るほどのヒットになるのかはわかりませんが、車中泊のためにいろんなものを車に入れており、大きなクーラーボックスを持って行けないという場合に役に立つケースは出てきそうです。


 というのも、バーベキューなどで食材を出発時から持って行くのでなく、旅先でどうしても冷やしたまま持ち帰りたいものが急にできてしまった場合にクーラーボックスを使いたいという場合を想定しています。ハードクーラーボックスを車中泊の旅にそうした理由で持って行く場合、何も入っていない大きなクーラーボックスに入っているのは保冷剤のみで、もし出先で何も冷やしてまで持って帰ろうと思うものがなければ、単にクーラーボックスが車の中のスペースを占拠するだけの存在になってしまいます。


 このアイスコンテナーの場合、出発時から氷を入れて持って行く必要すらありません。クーラーボックスは折りたたみできるソフトクーラーボックスにすれば、とりあえず冷蔵が必要な買い物をして、保冷剤どいっしょに入れつつ、別に「ロックアイス」のようなこのアイスコンテナーの内容器に収まるような氷をコンビニで調達したら、購入場所でもらった保冷剤が溶けてしまった頃を見計らって氷を一容器ずつ補給していけば、ソフトクーラーボックス内の温度を上げてしまう恐れは減ります。もちろん、出発時から氷と出先で冷やして食べたいものを内容器の一つずつに入れて持って行ってもいいのですが、この製品が小さくて持ち運びしやすいということもあり、中に氷を入れるのを忘れてもどうとでもなるということで、あるうちに一つ確保しておきたいと思える品です。


2016年2月15日 (月)

象印 ステンレスボトル タフスリム SS-PC25-AH その2 コンビニコーヒーはラージで

 前回と合わせて2回かけて紹介することになりましたスリムなステンレスボトルですが、私がこのボトルを購入に至ったのは、0.25lという容量はコンビニコーヒーのラージサイズがいっぱいになるということで、カップから移し替えたコーヒーを少しずつ冷ましながらいただくには丁度いいのではと思ったからです。というわけで、早速近所のセブン-イレブンに出掛けて試してみることにしました。

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 ラージサイズのコーヒーを注文するとカップがもらえますが、このカップから口が細いボトルに移し替えるために注ぐのはちょっと大変なので、コーヒーを抽出する前にちょっとした加工をします。写真のように折り目を付けてその部分から少しずつコーヒーを注げるようにしてから機械に入れるのがおすすめです。

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 急に出ないように注意しながらボトルに注ぐと、無事に移し替えが完了しました。が、安全にフタがしめられる線以上にコーヒーが入ってしまったので(ボトルから溢れる心配はありませんでしたが)、多少カップに移し替えていただくことにしました。だいたい、カップの半分強くらいセブン-イレブンのラージサイズのホットコーヒーには入っています。


 このボトルは中せんのあるタイプなので保温性能が高く、カタログ値ですが熱湯を6時間入れていても74度をキープするだけの性能を持っています。ですから、0.25l入るこのボトルに入れる際にはできるだけ満量に近い量が入るラージサイズのコーヒーを入れておいた方が長時間熱々の状態をキープすることができます。

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 今回ラージサイズのコーヒーをこのボトルに入れ、付属のカップで飲んでみましたが、カップやマグボトルで一気に飲むよりも時間がかかることはありますが、逆に2人でシェアすることもできますし、一人で時間をかけて楽しむこともできます。とりあえず先にコーヒーを買っておいて、飲みたくなったら少しずつ飲むというパターンは、例えば運転していて急に眠気に襲われた時などは便利ですね。カップ一杯である程度は気分転換ができるので飲物代の節約にもなりますし、車や電車で出発直後にこのボトルに補給して旅のお供として使いこなしていくつもりです。

2016年2月14日 (日)

象印 ステンレスボトル タフスリム SS-PC25-AH その1 スリムなカップ付きボトル

 一時は収まっていたステンレスボトルに関する物欲がまた再燃してしまい、続けて購入してしまったのが象印の細くて軽い「タフスリム」の0.25lのカップ付中せんありのモデルです。

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 写真の右にあるボトルは、これもスリムな日本製(新潟県の燕製です)、セブン・セブンのウルトラスリムというステンレスボトルですが、同じ容量でもひと回り小さく、相当軽いという印象があります。改めて店頭でこのボトルを見た際に、0.2lのものもあったのですが、太さは同じで多少長いくらいでこの0.25lのものでもコンパクトさを損なうこともなかったので、あえて0.25lのものを選びました。

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 この製品の特徴はスリムで軽いということの他に、今は主流の直接飲むマグボトルではなく、フタを兼ねているカップを使って飲むことで、飲む量を調節することができ、中の飲み物の温度が変わりにくい(マグボトルの場合は飲み口から熱が逃げてしまいます)ことと、ストラップが最初から付いているので落下防止にもなることがあります。


 カップ自体はプラスチックなので熱湯を注ぐと熱く、さらに底の部分も小さいので、何かの拍子に倒してしまう危険はありますが、その分本体の軽さを考えてのことですので仕方がない所があります。衛生面が気になる方は別に紙のコップなどを用意すればマグボトルとは違って3人くらいまでならシェアして楽しめるでしょう。


 また、ボトル本体内部は、象印の定番「フッ素加工」がされているので旅先でも例えば割りばしの先にティッシュを付けたりして汚れを拭きとって衛生的に使うことはできると思います。


 小さなカップにその都度移して飲むというのはめんどくさいということもあり、直飲みボトルがこのくらいの容量のボトルの中では主流になってきたとは思いますが、特に夏の暑いさなかの水分補給というのは、一気に冷たいものを飲む事で体調を崩してしまう恐れもあります。その点、このボトルなら少しずつ水分補給することで入れた飲み物が長持ちしますし、特に熱い飲み物の場合冷ましながら時間をかけていただけます。できれば直飲み用のボトルと一緒に持ち歩いて使い分けたいと思っています。

2016年2月13日 (土)

タイガー魔法瓶 サハラマグ 夢重力ボトル0.3L MMP-G030

 これまで多くのボトルを紹介している中、これを書いている現在一番使っているのは今回紹介するタイガー魔法瓶の夢重力ボトルの0.2Lサイズのマグボトルだったりします。他のボトルと比べて小さくて軽く、さらにフタを開けてすぐに飲めるタイプなので、気軽に飲み物を入れて外で飲めるので気に入っています。


 基本的にはコンビニで販売しているドリップしたコーヒーのレギュラーサイズをそのまま移し替えて缶コーヒーのように時間を掛けていただくことが多いのですが、その他にも500mlのペットボトルのお茶やお水が飲み切れない時に一部を移し替えて後で飲むために重宝するのですが、日常生活の中では0.2Lのもので必要十分でも、0.3L容量があればコンビニでラージサイズのコーヒーを移し替えたり、アイスなら氷ごとレギュラーサイズのアイスコーヒーを入れることもできます。また、旅の途中で冷たいミネラルウォーターを多めにキープしておくには、0.2Lサイズよりもう少し容量のあるものを持ち歩いた方が便利だと思っていたのです。


 今回たまたま、同じ夢重力ボトルの0.3Lの製品を、近所のショッピングセンターでディスカウントして売られている現場に遭遇しました。箱も説明書もない展示品のようでしたが、中をしっかり洗えば私は気にならないので、安く購入できて良かったです。

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 今回購入した0.3Lのボトルは、写真では真ん中の青色のもので、大きさ自体は0.2Lのものと比べて少し長いだけで、持ち運ぶ場合もほとんど差し障りがありません。特に先日購入してここでも紹介した茶こし付きのボトルと容量が同じなので、この中にお湯だけ入れて持って行き、飲みたい時に葉っぱからお茶を出して飲むには丁度良いので実にタイムリーでした。大きさ比較のために、350mlのタイガー魔法瓶「サハラスリム」とも並べてみました。夢重力ブランドでは同じ形の350mlと500mlのものがありますが、このサイズのものは今回紹介する0.2l、0.3lのものと違って写真のサハラスリムくらいの太さになってしまうので、小さくて細いものを求めたいと思われる場合は、0.2l、0.3lの方から選ばれるのがいいと思います。


 基本的にこのボトルの使い方は、コンビニコーヒーやペットボトルの飲み物を移し替えて持ち運んで、水分補給に使うようになると思いますが、旅先のバックパックのサイドポケットには、どちらか選べと言われれば、0.2Lの方よりもこちらの0.3Lの方を持って行くことが増えるようになるかと思います。直飲みタイプとしては応用範囲の広いボトルですね。


 ただ0.2lのものと2つのサイズを両方揃えた方が、2つのボトルに500mlのペットボトルを分けて全てを入れることができたりもするので、一人で使う場合は便利ですね。今後は写真の3本に、さらにもう一本新たなサイズのものを導入しようと画策していたりします(^^;)。

2016年2月 6日 (土)

和平フレイズ フォルテック・ハウス ティータイムマグボトル 300ml

 保温のできるマグボトルというくくりでこの製品を評価すると肝心な事を見誤ります。マグボトルの製品評価に保温性の良さを第一に挙げることは間違いではなく、その点からすると高品質の製品には劣るものの、そうではない性質の製品であると言えます。

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 この製品の最大の特徴は、ステンレス製の細長い「茶こし」が中ふたに付いており、葉から煎れる録茶や紅茶をこのボトル単体で作ることができるということです。ペットボトルで飲む録茶や紅茶は確かに手軽に飲めて保存もききますが、何より葉から煎れるお茶というのは美味しいだけでなく安いというのが大きなポイントです。というのも、葉から煎れるお茶は一煎目で終わりということではなく、渋くて飲めなくなるまで、だいたい三煎目くらいまではおいしく飲めるため、この容量300mlで3回分くらいは楽しめます。茶こしはプラスチックの枠に嵌めこまれていて、スライドさせれば簡単に外すことができます。茶ガラも叩くようにして出せば簡単に処理できるので、旅先でも新しい茶葉を入れ換えて飲めもしますし、あえて茶葉を替えないで飲むという選択もあります。アウトドアで使う急須としては抜群の使いやすさだと思います。


 このように、一回の茶葉で何回もお茶を飲むというスタイルは、実は単に安く飲み物が飲めるということだけではない効果があるということが最近になってわかりました。緑茶は紅茶やコーヒーのようにカフェインを含む飲み物ですが、コーヒーフィルターから出した出がらしを再び使うことも、紅茶のティーバッグも朝飲んだものを夜まで取っておいてまた飲むなんてことはなかなかやりません(^^;)。さらに缶コーヒーやペットボトルの飲料なども常に新しいものですから、簡単に買えるお茶・紅茶・コーヒーを一回飲むごとに同じ量だけカフェインを取り続けることになってしまうのです。


 その点、急須の中に茶葉を残しておいて何回も飲んでいくことによって、カフェインをそれ以上とらなくて済むわけで、車を運転していてそろそろ寝たいような場合はあえて茶葉を換えずに出がらしのお茶を飲んでカフェインを取らないようにして、仮眠を取るようなこともできます。最近ではカフェインの取り過ぎも体に悪いという話もあります。安易にカフェインの入った飲み物を飲み過ぎる傾向のある方は、このボトルを使い茶葉を入れ換えないで何度もお茶を飲むようにしてはいかがでしょうか。


 なお、この製品の箱に書いてある説明では茶こしの中に茶葉を入れて、そこにお湯を注いだ状態で出掛け、外でそのまま茶葉から煎れたお茶を楽しむような事が書いてありましたが、その方法は個人的にはおすすめしません。というのも、急須に入れたお茶はすぐに飲むから美味しいのであって、何時間もそのままにしておくと酸化が進むことで色も変わり、味も悪くなってしまいます。そこで、あえて茶葉を入れて行く場合には、お茶を抽出するのに時間がかかる「水出し」にして、味が変わらないうちに飲むか、お湯だけを入れて持ち出し、飲む前に茶葉を茶こしに入れて淹れたてを飲むのがベストでしょう。夏は広口のボトルに細かく砕いた氷を入れて、冷茶をこれで作るというのもおすすめになるでしょう。


 そういう意味では、このボトルはマグボトルというよりも小型でいつでも煎れたてのお茶を楽しめる急須だと思って使った方が幸せになれる気がします。ちなみに、製造元は中国で保温性能も大手メーカーのものと比べると劣ることが予想されますが(^^;)、これを保温ボトルとして評価するのではなく、急須として評価するなら、録茶をおしいく飲むためにはあえてこのボトルに茶葉を入れない状態でお湯を詰めて持って行く方がいいと思います。


 例えば、夜に出発して次の日の朝食用にお茶を煎れたいと思った時、大手メーカーの保温性能が高いボトルにお湯を入れた場合、その程度の時間経過では中のお湯の温度は高いままで、そのまま茶葉を茶こしに入れても一瞬で香りが飛んでしまいます。煎茶を急須で煎れる場合、お湯の温度は60℃くらいまで冷まして煎れることが推奨されます。このボトルの場合、カタログ値では保温効力が6時間で50℃以上となっていますが、外気温が下がればこの数値にも変化が出ます。真冬ならお茶用にする場合は熱湯を入れて4時間くらいがせいぜいではないでしょうか。ただ、別に性能の高い真空断熱のマグボトルを用意することで、時間の経過とともに適温でのお茶を飲み続けることも可能です。


 もちろん、ボトルとしてドリンク類だけでなく口が広いことと内部がセラミックコートされていることからスープ類を入れてもいいのですが、その場合には茶こしの部分を外しておかなければならないので、個人的にはミニ急須としての利用が私には合っているように思います。車の中に1つ常備しつつ、普段の生活の中で淹れたてのお茶が飲みたい時には茶葉を別に持ち出しておいしいお茶をいただいたり、旅行中においしい茶葉の販売に遭遇した場合、すぐに飲むのに重宝しそうです。


 個人的にはもう少し中ぶたと茶こしをつなぐギミックが頑丈なら言うことなかったのですが、いかんせんこの商品はお店で見付けた時にはかなりディスカウントされていたので、このまま有難く使うことにします。できたら、こうした製品が日本の大手メーカーから出てくれたら外でも茶葉で煎れるお茶というものが広く楽しまれるようになると思うのですが、ボトルメーカーさんだけでなく、茶葉の生産をする方々にもこのようなマグボトル型の急須というものを真面目に作っていただきたいなと思います。


2015年8月 6日 (木)

旅に持って行きたい熱中症対策グッズ

 本日も今回の旅の報告を続ける予定でしたが、一昨日、横浜で花火大会の夜に京浜東北線が止まってしまい、多くの人が電車が動かないストレスと蒸し暑い気候に大変な思いをした人も多かったと思います。下手をすると夜間であっても今回の事故と同じように長い間電車が止まってしまうと、熱中症になってしまう危険が出てきますので、私が今回体験した真夏の旅の中で持って行って良かったものおよび、持って行った方が良かったものについて旅の報告を中断して紹介させていただこうかと思います。これから日帰りでも電車で出掛ける方の参考になればと思います。

 まず、日中の暑い日差しを避けるためには日傘か帽子を持って行くといいですが、多くの人が並んでいる中では日傘を使うと邪魔になる場合があります。私が使っている登山用の帽子はゴアテックス仕様のもので、頭のムレを防ぎ、なおかつ急な雨でも水をはじくようになっているため、夏の間だけでなくオールシーズン持ち歩くようにしています。あまり実用主義を通すと見てくれが悪くなってしまいますので、そこまで機能的ではなくても、自分の気に入った帽子を持って行くことは大切なことの一つでしょう。

 次に、どんな場所でも自分のための風を起こすことのできる団扇や扇子は持っておいた方がいいでしょう。特に、小さく折り畳んで荷物の隙間に入れておける扇子は持った方がいいと思います。冷房の効いた車内では風を起こすだけで冷たい風を呼び込むことができますし、外て全く風のない場合でも風を当てれば涼しく感じます。水分補給のための水があれば、濡れてもかまわないところに少量をかけて、そこに当たるように風を起こせば、気化熱の効果でひんやりと感じることもできます。冷却シート冷却スプレーも体を冷やすには有効ですが、常に持ち歩けるものでもないので、出発前から日差しの中を歩いたり待ったりすることがわかっている場合には用意しておいた方がいいかも知れません。

 また、多量にかいた汗を拭き取ったり、水に濡らして体にあてるため、タオルを用意することも忘れないでください。汗で体が濡れていると気持ち悪いですし、その状態のまま冷房を浴びると急激に体が冷えてしまい、体調にも影響が出るかも知れません。汗をかきやすい方の場合は速乾性の下着を利用することも体調を崩さないためには大切な準備の一つです。

 そうした準備をした上で、熱中症の予防には大切な水分補給のためのグッズには何がいいかということについて、私の考えを書いておこうと思います。今回の旅で私が持って行ったものは、自転車用の直接口を付けなくても、本体を押すことによって少量の水が出てくるボトル及び(保温機能なし)、200mlと少容量の保温機能付きボトルの2本でした。これはこれで便利だったのですが、日中35度を超える気候の中ではやはりいつでも冷たい飲み物をいただきたいというのが正直なところでした。保温機能の付かないボトルおよび、ペットボトルをそのまま持ち運ぶ場合、時間の経由とともにどうしても中の水はぬるくなってしまいます。

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 旅に限らず外出中の水の補給はどうしてもコンビニや駅売店、自動販売機からの購入になりますから、冷えた飲料を購入したらすぐに保温機能があるボトルに移し替える用意があった方がいいかなと思えました。私の場合はバックパックの左右のボケットに入れてもそれほどかさばらないという理由で、200mlの直接フタを外して飲めるボトルの他に、350mlのコップ付きのボトルを追加して持ち運ぶことにしました。合計550mlの容量がありますので、コンビニなどで一般的なサイズの500mlのペットボトルをまるまる移し替えることができます。もちろん、一本だけで済ますために500ml入るタイプのものを用意してもいいのですが、私の場合は直接口を付けて飲むタイプと、コップに移して飲むタイプを並用することで、回りの人におすそわけしたり、少量ずつ飲むことがしやすくなるので、何かを持っていくなら次回はこの組み合わせがいいのではないかと思いますね。

 あと大切なのは、全て飲み切る前に新しいペットボトルを購入し、常にいつでも水分補給できる状況をキープしておくことです。体から水分が失なわれている状態では、500mlの水でも足りませんので、どちらかのボトルが空いたら新しいペットボトルを購入し、移し替えて満水をキープしておけば、予期せぬ事故が起きたとしても、しばらくの間は冷たい飲み物をいつでも飲める状況が整います。もちろん、これより大きい容器に大量の水を持ち運ぶという事でもいいのでしょうが、持ち運ぶ容量を増やすほど容器と合わせた重さも増しますのでバランスが大事です。電車で移動する分にはそれほど飲み物の入手は難しくないと思いますので、個人的には少量のボトルの複数持ちの方をおすすめしておきます。

 ちなみに、ボトルの中に入れる飲み物は、ボトルを洗う手間を避けたいということと、別に塩飴を用意する前提で、普通の水を入れるようにしています。水道の水が美味しく飲める地方に住んでいる方なら、前夜のうちに水道水を冷やしておき、出掛ける前に冷たい水を持って行ってもいいですし、まとめて用意したミネラルウォーターを少しずつ消費していってもいいでしょう。スーパーの客寄せでアルカリイオン水を提供しているところもありますし、安くておいしい水を用意する手だてはいろいろありますので、体を冷やしながら水分補給をぜひ試してみていただきたいと思います。

2015年7月15日 (水)

夏季の水分補給に適したボトル2015

 国内では台風の影響を受けている地域もありますが、ここ数日の気温上昇で水分補給の重要性を改めて感じた方も多いだろうと思います。私は主に今まではきっちりとフタが閉まり落としても割れにくいナルゲンボトルに水を入れて持ち運んでいるのですが、これだけ暑さが続くと口の広いボトルから一気に飲んでしまいたくなりますが、水分補給の方法としてはあまり良くありません。さらに口を付けた部分を長く洗わないでいると、そこからの菌の繁殖も心配です。そこで、以前にもここで紹介しましたが、今年も夏用のボトルとして主に自転車用として開発されたCAMELBAK PODIUM ボトルを水分補給用に持って出ることにしました。

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 写真のものはスタンダードタイプですが、保冷効果に優れたCAMELBAK PODIUM CILLボトルのシリーズもあります。このボトルの特徴はフタを開けてももちろん飲めますが、写真の状態のままで、ボトルを倒したり逆さまにしても水が出てこないような作りになっています。水を出したい時はロックを外し、本体の側面を押すことによって適量の水が勢い良く出てきますので、口を開けて待ちかまえればボトルに触れることなく水分を体内に取り込めます。回し飲みも簡単ですし、勢いよく押しても定量しか出ないのでのどが渇いていない状態でも少量ずつ水分補給できるのもいい点です。

 また、押せば一定量出るという点から汚れた手を洗ったり、外限定にはなりますが顔や首に直接水を浴びて涼むこともできます。主に水を入れ、外でも少なくなったらすぐに補給をしておけば、災害用品としても役に立つことでしょう。やはり今のところ、このボトルが夏場にこまめに水分補給するためにはベストチョイスの座は揺るがないのではないかと思いますね。ただ、水だけだと不安という方には塩飴のような塩分補給と併用することが脱水症状を防ぐためには重要になります。

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2015年6月25日 (木)

テレビスポーツ観戦のお供に サーモスのタンブラーJND-290

 シャープペンシルについての話題はもう少し続けさせていただきたいと思っていますが、ちょっと中断してコーヒーブレークといきましょう(^^)。昨日のサッカー女子ワールドカップの決勝トーナメント一回戦、日本対オランダはリアルタイムでテレビ観戦していましたが、試合前にコンビニに出掛け、コーヒーを買ってきました。

 コンビニのコーヒーを外で楽しむためには、いつもは小さくて持ち運びしやすい200mlタイプの真空断熱ボトルを利用することが多いですが、200mlの容器だとだとレギュラーサイズに適しているものの、テレビで長い時間画面を見ながら飲むにはもう少し量が欲しいところです。

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 今回は外に持ち出すわけでもないので、コンビニコーヒーのラージサイズに合ったサイズの、容量が290mlのTHERMOS 真空断熱ケータイタンブラー 0.29L JND-290を用意しました。移し替えも口が広いので余裕ですし、ラージサイズのコーヒーが約270mlという話なので一気に注いでも問題なく入ります。タンブラーのフタを開けるとコーヒーのいい匂いが部屋中に広まり、いい気分で試合を観戦できました。前後半の間にはネスカフェバリスタを使ってコーヒーを補給しましたが、底面の受け皿を外すことでセットできる大きさは絶妙です。また、フタの部分が本体と離れることなく下の写真のように飲む時に邪魔にならないので独特の形が気に入った方にはいいタンブラーですね。コーヒー用としては本体色はブラックがおすすめです。

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 大きさ的には気軽にどこでも持って行くにはちょっと大きいですし、保温性能はきちんとフタが閉まる他の製品に劣りますが、入れてすぐ飲む家飲み用としてはこのくらい大きい方がいいと思えますし、ドリンクホルダーにも収まるサイズなので車の中や、キャンプ場で早めに飲む用に使うならこれを持って行くのもいいなと改めて感じることができました。現在はカタログ落ちしてしまいましたが、ドリップしたてのコーヒーを美味しいうちにちびちびいただくタンブラーとしては秀逸なので、興味を持たれた方はあるうちにどうぞ。

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 なお、これからの季節は車内で使うなら、氷入りのアイスコーヒーを中に入れて使うのがおすすめです。ラージサイズだと氷は全部入らないと思いますが、セブンイレブンのアイスコーヒーの場合、レギュラーサイズなら全て移し替えても写真の通り溢れずに氷ごと入れることができました。氷のおかげで保温性能の低さをカバーできますし、氷を直接飲まずに冷たいコーヒーだけを飲めるので、コンビニのアイスコーヒーを移し替えて移動して飲むのにいいかも知れません。

2015年3月 6日 (金)

コンビニコーヒー党に嬉しい小容量のチタンカップ

 全国どこにもあるコンビニエンスストアで24時間おいしいコーヒーが買えて飲めるのは普段の生活の中だけでなく旅先でもうれしいことですが、このブログでは現状で私が行なっている200ccの真空断熱水筒にカップの中味を移すことによって、コンビニコーヒーを持ち運ぶ方法を紹介してきました。しかしこの方法も気を付けないといけないことになるかも知れません。

 というのも、春から夏にかけ外気温が高い中での旅先で起こる失敗として、飲むつもりで入れていたコーヒーを飲み忘れてしまい長い間放置させることによって中味が駄目に成ってしまう可能性というのがあります。一応私の場合はブラックのままでミルクや砂糖は入れない状態で持ち運び、飲むのももっぱらブラックなのでまだましかも知れません。ミルクや砂糖を入れた状態で常温に下がったままの状態が長く続くと考えただけでも恐いので(^^;)、すぐ飲めるかわからずにミルクや砂糖を入れて飲む場合は真空断熱水筒の中に全てを入れないでブラックコーヒーのまま持ち運ぶことをおすすめします。

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 その時に、写真のようなハンドルの折りたためるキャンプ用のマグカップを別に用意しておくと、ゆっくりコーヒーをいただける場所に到着したら、改めてコーヒーをカップに移し替えてからコンビニでもらってきたミルクと砂糖を入れればいいのでおすすめです。私が用意しているスノーピークのチタンマグカップは様々な種類が揃っていて、写真のものはシングルマグの220mlということで、持ち運ぶ真空断熱水筒の容量(私の持っているのは200ml)より多めのものであれば移す際にあふれることもありません。この220mlというサイズだと粉末味噌汁の一杯分や、カップスープをお湯で溶かして飲むにも手頃なサイズです。ちなみに私のシングルタイプのマグカップは冷めても直接火をあてて温め直せますが、ダブルタイプのものは直火にはかけられないものの、空気の層のある二重構造になっているので、中の飲み物が冷めにくいという特徴があります。どちらのタイプを選ぶかは、自分の使用パターンを考えながら必要に応じて買い分けるといいでしょう。

 あえてキャンプ用のマグカップにするのは、ハンドルもおりたため、真空断熱水筒にかぶせるようにして一緒に袋に入れて持っていてもかさばらないからということもあります。小さなマグカップはコーヒー用だけでなく朝の歯磨き用にも使い回せますし、高速道路の給茶機用の紙コップが品切の場合に使えたりしますので、興味のある方はお店でその感触を確かめられてはいかがでしょうか。

2015年2月 7日 (土)

モンベル チタンカップ600

 チタン製のマグカップをケトル代わりに湯沸し用のクッカーとして使う場合、ネット検索をするとまず出てくるのがスノーピークのチタンシングルマグ600で、多くの方が使われているだろうと思います。私が持っているのはこれより一回り小さい同社450mlのチタンシングルマグで、これでもカップヌードル方のお湯は沸くのですが、カップを満タンにしてから湯沸しには使えないので(沸騰するとお湯が大量にこぼれてしまうので)、余裕を持ってお湯を沸かせる600mlのマグカップは気になる存在でした。

 しかし、私が常用しているバックパックにスノーピークのチタンシングルマグ600を入れる場合、サイドポケットはチタンシングルマグ450のサイズでいっぱいいっぱいという感じになりますし、さらに効率よくお湯を早く沸かせるために口径の違うフタを探すこともしなければいけなくなります。このフタというのがハンドメイド品が多く、購入する場合マグカップと同じかそれより高かったりするのです(^^;)。私がチタンシングルマグ450で使っているフタは偶然100円ショップで買ったステンレスマグカップに付いていたものですが、その商品はすでに販売を終了しているので、このままお湯を沸かせる容量を我慢して使おうと思っていたところに、このモンベルのチタンカップを見付けました。

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 写真の通り、このカップはスノーピークチタンシングルマグ450と同じ口径で、高さだけが違っているものです。購入前に念のため今使っているフタが使えるかどうか確認した上で購入したのですが、フタだけでなく中にトランギアアルコールバーナーもすっぽり入りますし、重心が高くて不安定になるディメリットさえ理解すれば、フタを使い回せるだけでなく今使っているバックパックのサイドポケットに収納できます。サイドポケットは2つあるので、今まで湯沸しセットに入れていたチタンシングルマグ450も反対のポケットに入れて、そのマグの中にナルゲンボトルを突っ込めば見てくれを損なうことなくボトルが収まるのて、サイズの違うマグカップを2つサイドポケットの中に入れて持ち運ぶことができるようになりました。

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 今後は湯沸しは600mlの方で行ない、450mlのマグカップは普通に温かい飲み物を飲むために使うことができるので、また用意する持ち物が増えてしまいそうです(^^;)。同じスノーピークのマグ同士ならスタッキングして1つのカップとして持ち運べることからどうしてもセットでというと同メーカーのものになってしまうとは思うのですが、モンベルのマグボトルならフタが共用できますし、私のようにバックパックの両サイドに入れて持ち運びたいということなら、600mlのマグを選ぶ際はこちらの選択もありだと思います。

 さらに、連続してアルコールストーブを使い続けたいような場合も、同じ口径のカップですからそれぞれのカップの中にトランギアやエバニューのアルコールストーブを収納可能になります。真鍮製のトランギアより軽いエバニューのチタンアルコールストーブは気になる存在ですが、これを書いている現在ようやく市場に製品が出てきたので、今後の導入も視野に入れながらバックパックの中を再編してみたいと思います。

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