車種・車関連コラム

2016年3月27日 (日)

ついに高速道路で100km/h以上合法的に走れる?

 以前、軽自動車が普通自動車並みに高速道路でも制限速度が80km/hから100km/hに上がった時には私は軽自動車に乗っていたので高速使いが便利になると思ったのですが、実際のところ、下り坂では制限速度を超えてしまうこともあるでしょう。


 意図的にアクセルをふかして大型トラックの間をすり抜けるようにして120km/h以上で走るのは申し開きができないでしょうが、特に最近は静岡県内をつなぐ新東名を走っていると道路の質がいいのか東名高速では100km/h以下で走っているつもりでも制限速度を超えそうになってあせることがあります。これは、新東名を走ったことのある人ならわかる感覚だと思うのですが、今回日本の高速道路で初めて最高速を110km/hから120km/hあたりにまで上げる計画があるというニュースを聞いて、やはりと思いました。


 高速道路の事故で悲惨な想いをした方からすると、制限速度を上げることによって追突事故が起こった場合のショックは大きくなり、従来のままなら死亡にまで至らなかったというケースが心配される事は十分にわかります。ただここで大切なのは交通集中が起こった時や、天候が悪い時などは最高速度を下げる事で対応可能です。もちろん、そうした規制がある時はその速度を守らないといけませんが、ほとんど車がいない時には道路状況が良ければある程度速度を上げた方がいいケースもあると思うのです。


 最初に紹介したように、道路の作りが良く知らない間にスピードが上がってしまっても速度が上がっている意識が少ないという新東名と、東北自動車道の一部で制限速度を上げる動きがあるということは個人的には有難いと思うと同時に、今よりも車のハンドルを握る際の責任が増えることは考えておかなくてはいけないでしょう。


 あと、今回のような事はあくまで新しく作られた道路から行なわれるのであって、道路改修のされない高速道路でも同じように制限速度をむやみに上げるものではないとも思います。惰性でもスピードが落ちないような道でないところでむやみにスピードを出しても燃料を多く消費するだけですし、タイヤや車自体の調子によってはバーストする恐れがありますので、くれぐれも高速に乗る前には簡単なものでも点検はお忘れなく。

2016年3月25日 (金)

各種付帯ロードサービスについて気を付けたいこと

 私は車のロードサービスの最大手、JAFに入っているのですが、今月来た月刊誌JAF Mateに、改めて自分達のサービスの優位性を押し出すような記事を見付けました。というのも、昔は車を買うディーラーでまずJAFへの加入を勧められ、年間四千円の会費を払って全く利用しないことにもったいないと思った人が多かったのか、今では様々な同様のサービスを行なう業者が増えたことで、JAFもそうのんびり構えてばかりもいられないといったところでしょうか。

 ロードサービスとしては、クレジットカードに付帯されるものもありますが、一般的なのが自動車保険に加入すると付いてくるものでしょう。最近では保険料を追加することによって事故でない故障であってもレンタカーを出してくれるサービスまで展開しているところもあります。しかも料金は保険料を払えば実質の負担はないわけですから、JAFをやめて自動車保険付帯のロードサービス一本で行くという方も少なくないかも知れません。

 ただ、JAF Mateをお読みの方はおわかりかと思いますが、あくまで自動車保険に付けるロードサービスということで思いもよらない限界もあることを把握しておくべきでしょう。
 実際、車の救援のためにロードサービスを呼ぶ場合というのはそのほとんどが事故や故障である事は確かですが、そうでない場合も存在します。それは、車が雪や砂、ぬかるみにはまってしまってタイヤが空転し、動けなくなった場合なのです。

 保険会社はロードサービスを本業にしているのではなく、あくまで本業である保険に付随したサービスとして提供しています。従って保険会社が提供するサービスというのは車が事故で壊れたり、車が故障して動かなくなった時に限定されます。ですから、先に挙げたタイヤが空転して動けないというのは事故でも故障でもないため、自動車保険に付けられるロードサービスでは出動して助けてもらえないということになるわけです。

 ですから、そういったトラブルまで心配する場合には保険会社のロードサービスに加えて、何かしらの一般のロードサービスにも入っておいた方がいいということになります。いつでも回りに人がいて助けてくれるというわけではない以上、車で遠くに出掛けるにあたってはこうした準備も怠りなく行なうことが、旅先でのトラブルが起こっても何とか回避できるようになるのです。

 私がJAFに入っているのは、最近になって四輪だけでなくバイクの救援もサービスし出したことと、自動車保険のロードサービスとの合わせ技で、更なるサービスを引き出せるからです。この話は以前このブログに書いたことがありましたが、大手の自動車保険会社なら、先にJAFに連絡することで、今回書いた事だけでなく、自動車保険のロードサービスだけでは足りないところをJAFのサービスでカバーするような特典が用意されています。詳しくは契約している保険会社に問い合わせてみてください。

2016年3月 3日 (木)

Google自動運転車の起こした事故の内容を見ると

 未来の乗り物とされる機械による自動運転というのは、今までの自動車の概念を変えるのではないかと思える程のインパクトが有ります。いわゆる、  レールや専用レーンだけを走る自動運転車ではなく、公道を自動運転で走るには、かなりの乗り越えなければならないハードルが立ちはだかります。


 そんな中、自動運転の実験を繰り返していた米国のGoogleが作った自動運転車が試験走行中に事故を起こしたということがニュースになっています。ただ、今回の事故についての報道の内容を詳しく見ると、なかなか全ての事故を避けることは難しい事がわかってきます。


 事故の内容はこんなものです。自動運転車は交差点を右折するために道路の右側で止まっていて、普通ならそのまま信号が変われば交差点の中に入って車の切れ目を狙って右折すればいいわけですが、その道路の右側の一部に土のうが積まれており、右折するためにはいったん土のうをかわすために道の中央に戻りつつ、また右側に行き交差点に入る必要がありました。


 後ろからやって来る車には当然その様子が見えていたはずで、もし先に自動運転車が進むのが見えたら、その動きを待ってから自動運転車の左側をすり抜けるように進む必要がありました。しかし、実際に自動運転車とぶつかったバスはそうした配慮をすることなく自動運転車が進まないだろうと思って進んでしまったのでしょう。さらに、自動運転車も後ろのバスは待ってくれるだろうと自動運転車が判断したことで事故になってしまったということです。


 この手の事故は止まっている車に追突されたのではなく、相方動いているためお互いの過失割合が出ることになってしまうので、そういった過失のある事故を自動運転車がしてしまったことが大きなニュースになったということなのです。


 同じケースに遭遇したら、自分でも全く事故にならないかと言われれば絶対起こさないとは言えないでしょう。ただ、地元のバスは道を譲らずに入ってくるというような、きわめてローカルな情報を知っていたらあえてバスが行くのを待ってからスタートしたかも知れませんし、旅行で初めて来た地であったらそうした細かい情報が入らないのでそのまま進んだかも知れません。つまり、こうした細かい情報によって事故が起きるか起きないかが変わってくるとしたら、相当な情報量を車にインプットしなければならず、どこまでの情報をインプットすればいいのかというのは今後議論になってくるのではないでしょうか。


 さらに、ニュースを読んで思ったことは、自動運転でない車を運転していて自動運転車と事故を起こしたケースを想定すると、相手の過失を認めさせるためにはかなり大変ではないかということです。まだ実験段階なら誤作動もあるでしょうが、市販レベルの自動運転車が出てきたとしたら、リコール級の不都合が証明されなければ、機械が運転を誤るはずがないという風に話が進み、もし自動運転プログラムの内容に問題があったと後でわかったとしても、それが軽度なら見過ごされる形で過失割合のうち、より多くの過失をしたととられてしまう事も起きそうです。


 現状ではすぐに今の車が全て自動運転車に置き換わるのではなく、しばらくは手動運転のみの車と混在しながら走るようになると思いますが、全てが自動運転でなくても、人間の動きを助ける形で自動運転車のための技術が利用されていくことにはなるでしょう。そこから、当り前に自動運転車が走るまでの間というのは時間がかかるにしても、私たちは自動運転車と一緒の公道を走る世界での対策というのは徐々に考えておいた方がいいような気がします。少なくともドライブレコーダーの車載くらいはやっておき、いざという時のために、自分の正当性を客観的に証明する手段を持っておいた方がいいかなと考えさせられた今回のニュースでした。

2016年2月29日 (月)

ホンダフィット リコールのエアバッグ交換してきました

 私が現在乗っているホンダ・フィットは新しい車ではないガソリン車です。フィットと言えばハイブリッド車に多くのリコールがありましたが、今回は私の乗っているフィットにまでエアバッグ交換に関するリコールの届けがあって、昨日作業をしてもらいにホンダの最寄りのディーラーへ行ってきました。


 以前このことについて紹介したのは2015年11月の終わりで、その時にすぐディーラーへ電話したところ、まだ部品が入ってくるめどが全く立たず、電話を掛けた時点では年内での作業は無理だということを言われていました。問い合わせたのはかなり早い段階だったにも関わらず、実際の作業にかかるまで3ヶ月もの期間待たされたということになります。ホンダ全体でもものすごい多いリコール対象車があるということなので、ご自分の車がリコール対象車になっていてまだホンダに連絡していない方がいたら、早めの連絡をおすすめします。


 今回の作業の内容は、運転席と助手席のエアバッグ交換で、作業時間は1時間だと言われていました。ただ、他に作業をしている車が無いこともあってか、私の車の作業はだいたい30分で終わり、書類にサインをしてそのまま帰ってきました。


 終わってみれば実に簡単に済んでしまったわけですが、この作業が終わる前に、もしエアバッグが開くぐらいの事故を起こしたり後ろから追突されてしまったとしたら、事故そのもので怪我をする危険性はもちろん、古いエアバッグから飛び散った部品で更なる怪我をする危険性もあります。そういう意味では、もっと早くに部品を揃えて作業までやって欲しかったですが、これでまず、車の構造上における不安は一つ消えたことでまあ良しとしましょう。


 最初にアメリカで起きた日本製のエアバッグの問題は、様々な車種においてリコールの届出がなされています。ホンダ車に限らず、交換の作業が必要になるケースもあるかも知れません。


 このブログをお読みの方はインターネットに接続できる環境にあると思いますので、時間がありましたら車の中に入っている車検証を見ながら車のメーカーのホームページにアクセスし、まだ行なわれていないリコール対象の作業がないかどうかどうか確かめてみて下さい。これから春の行楽シーズンになりますので、自分の車に対して不安な点を残したまま長距離を走る旅に出てしまうことのないように、今のうちに調べることだけはやっておきましょう。

2016年1月28日 (木)

フォードの日本撤退について

 フォードといえば世界ではじめて自動車を作ったアメリカの会社です。日本との関わりということで言えば、マツダと提携して小型車にも進出し、私自身も一時期「フェスティバ・キャンバストップ」という天井がオープンになる車に乗っていたことがあります。しかし近年はそうした提携も解消し、米国で売り出している車をそのまま売るようになったことで売上が低迷したのでしょう。先日の日本からの撤退を発表することになったのだと思います。


 それにしても、従業員を全て解雇するというのはアメリカらしいビジネスライクな撤退の仕方だと思いますね。フォードとは離れますが、近所にパソコン販売のGatewayの販売店が撤退する時も普通に営業していた次の日にはもぬけの殻になっていたような撤退の早さが印象に残っていますが、果たしてフォードは本当に売れないのかという疑問があるのですね。


 というのも、このブログは車中泊のブログなので、様々な車中泊スタイルがある中で、かなり高額なキャンピング仕様車がそこそこ売れているという「車中泊ブーム」の話があった時、それこそ大きなキャンピングカーやキャンピングトレーラーを持っているアメリカのメーカーが攻勢を仕掛けてくるのではないかと思いました。元々日本人がキャンピングカーにおいてもコンパクトなものを求めるという傾向はあるにしても、一定の割合で豪華なフォードのキャンピングカーを好む層も少なくないと思ったのですが。


 例えば大人2人程度での車中泊でも、うなぎの寝床のような国産軽キャンパーで満足できる人がいる反面、旅の時だけでなく家の代わりに大型キャンピングカーを購入していざという時には家ごと移動していまうようなライフスタイルを取る人も出てきておかしくないようなところもあります。これは高級車路線とも違います。高くても車内空間で過ごしやすいものならお金を出して購入する人たちは日本でもいると思えます。


 まあ、今までフォードの車に乗っていた人以外はそうショックではないかも知れませんが、フォード車のユーザーにとっては車を購入する際に説明してくれたセールスの方や、車検や修理などでお世話になったディーラーのメカニックさんとの関係が切れてしまうことはかなりのショックになるでしょう。このような撤退劇の中で再度日本に上陸するかどうかはわかりませんが、もし何かの拍子でフォードが再度日本に来ることがあったとしても、私がもうGatewayのパソコンを買う気がないのと同じように、今のフォードユーザーは車やメーカーへの思い入れがなければ再び買う気にはならないのではないかと思います。


 というわけで、今後中古のキャンピングカーを購入する場合、今後フォード自体からのアフターサービスが受けられる拠点はないと思った方がいいと思いますので、安く売られていた場合でもこうした状況については十分理解した上で購入するかどうか決めるようにしましょう。

2016年1月 6日 (水)

ダイハツWAKEのコマーシャルに「車中泊」が

 新たに販売が開始される前から、軽自動車の車中泊しやすい車として最高レベルにあるのではないかと思っていたダイハツWAKEに、新バージョンのコマーシャルが流れています。お兄さんは軽トラに三角テントを建て(^^;)、新たに出てきた兄弟のお父さんは何と同じ軽トラでもカプセルホテルのユニットを載せてきました。まだ未見の方はYouTubeのリンクからどうぞ。





 車から出ず、しかもシートを倒すだけで二名が十分に寝られるスペースを有するWAKEが素晴らしいことはこのコマーシャルから十分にわかります。ただ軽トラの上にいろんなものを載せることで寝られる車を作る方がバカバカしくても個人的には好きだったりします。


 コマーシャルを作った人の狙いとしては、弟の乗るWAKEは何でもスマートにできるのに比べ、兄や父が同じことをしようとしてもどうにも貧乏くさくなることで、新しく出てWAKEという車の魅力を際立たせたいというところがあるのでしょう。もちろん、普段の使用と車中泊の旅の両方に使えて見映えもいいという点においてはWAKEやN-BOX+あたりが軽自動車の中ではベストバイで、車中泊ならWAKEというのがセールスポイントになるのはわかります。


 しかし、これはN-BOX+でも同じ問題があるのですが、就寝スペースを確保したまま運転できる空間を確保するのには荷物の移動が必要になるでしょうし、運転席回りをそのままにしたまますぐに寝られる、カプセルホテルユニットを積んだ軽トラというのはなかなか面白いのではと、コマーシャル製作側が単にネタとして出してきたものにちょっと食いついてしまったわけです。


 ただ、コマーシャルにあったものをそのまま使う場合、カプセルホテルユニットはそのまま載せると微妙に荷台からはみ出してしまっているので、あれを載せたままで長距離移動するのは大変だと思います(^^;)。テントの方なら走行中は畳んで仕舞えばいいので何とかなるでしょうが。


 今でも軽トラをベースにして、その上にキャンピングカーにするユニットを付けた上で販売しているものはあるので、単に1人用の小さなスペースを追加するだけの安いキャンピングカー用のユニットがあれば、災害用のシェルターとして持っておきたいような人も出てくるのではないでしょうか。今の軽キャンピングカーは新車で200万円前後しますし、極力載せるものを小さく寝るだけに限定したものが安く出てくれば、それはそれで面白いのではないかなと思ったりもするのです。そうなると元のコマーシャルを作った人の意図とは全くかけ離れてしまうのですが(^^;)、例えば、すでに生産が打ち切られたダイハツの「ミゼット」にカプセルホテルユニットを積んだものが出てきたら棺桶とか言われそうですが、一人でふらっとどこにでも行けそうな車になりそうで今乗っている車に買い足してもいいかなとすら思ったりします。

2015年12月15日 (火)

キーレス車の憂鬱

 先日、知人からキーレスの動作がうまくいかず、電池を替えても同じだったという相談を受けました。基本的に電池を替えても動かないということになると、キーレス装置自体が駄目という可能性もあり、もしキーレス装置自体を交換ということになったら万単位の出費となりかなり年末年始の物入りの時期には避けてほしいとらぶるになってしまいます。

 一つの可能性としてある、以前も紹介したことですが、前後左右のドアだけでなく、後部ドアが完全に閉まっていない場合、キーロックシステムの問題でロックがかからないのでその点について半ドアになっていないか全てのドアを確認しましたがそれも問題なく、いよいよキーレス本体の問題かと思ったのですが、よくよくキーレスの様子を見たら一つ思い当たることがありました。

 念のため、入れ替えた電池はどの電池を使ったか聞いたところ、型番の間違いこそはありませんでしたが、かなり前に買って保管しておいたものをそのまま使って交換したとのこと。というのも、私が見たキーレス本体はボタンを押すと赤く光るようになっており、この光り方が電池を換えたばかりにしてはやけに弱々しいと思ったのです。

 早速、念のために100円ショップのノンブランドの製品ではなく、電器店で日本製の電池を買ってきまして、入れ替えたところランプも赤々と付き、キーレスも全く問題ない状態で復活したのでした。

 私自身、普段から利用しているボタン電池の種類についてはもしもの時のためにスペアを用意しているのですが、そのスペアの電池自体が長期保存の結果電圧が弱くなってしまうこともあるという当然なことを思い出させてくれた今回の話でした(^^;)。

 ちなみに、私の車は単にドアをキーレスで開閉するだけなので電池が切れてもそうすぐに影響はありませんが、今の車はキー自体がなく、ボタンでエンジンをかけるものが普通になってきました。これは今回のトラブルとは外れますが、もしこのボタン周辺のトラブルが生じた時にはエンジン自体を回すことすらできなくなってしまうわけで、せめて従来の鍵穴を入れて回すことでエンジンを掛けることのできる仕組みを残した(普段はキーを差し込まずに回すだけでエンジンがかかるものがあります)方式を採用しているメーカーのキーレス車の方が安心なのだろうかと思ったりもしますね。

2015年12月14日 (月)

ドアミラーのない車が発売される?

 車を運転していて、事故を起こさないためには前だけでなく後方への注意も常にしていなければなりません。ただ、人間は後ろに目は付いていないわけですから、何とかして後ろを見るための工夫が必要になります。


 そのためにあるのがルームミラーでありサイドミラーであるわけですが、来年にはサイドミラー(ドアミラー)を設置しなくても公道を走れるように国の規制が変わるのだとか。というのも、かなり前から運転席からミラーを使っても決して見ることのできない死角をカバーするようなバックモニターがあり、同じように左右の後方を見られるモニターを追加することでドアミラーのない車が出てくる可能性があるのだそうです。


 すでに自動運転のシステムが話題になる中、大した変更ではないとも思えますが、前方はともかく後方については目視で確認できないというのは不安になるという人も多いでしょう。ドアミラーの出っ張りを無くすことで空気抵抗を無くし、さらなる燃費性能向上にも期待ができるという話もあり、いい事ずくめのような話ではあるのですが、果たしてどうなのでしょうか。


 新しいシステムを付ける場合、どうしても車体価格に跳ね返ってきますし、電気的に動くモニタに映すわけですから何らかの故障あるいは故意にカメラ部分が破損されるなどしてモニタが消えたらその時点で公道を走ることができなくなる車になってしまう恐れも出てきます。以前に、同様に燃費のカタログ数値を上げるためにスペアタイヤのない車が増えてきていることを紹介したことがありましたが、それらの車がパンクした場合、付属のタイヤ修理剤が効かないパンクの場合は、ロードサービスでは対応ができず、レッカー車でパンク修理のできる場所まで移動させるしかなくなります。


 このように、何も問題がなければ今より便利になるものでも、いざ何か問題が起きた時に走ることができなくなる車というのは、市街地走行には便利でも、状況によってどこに行くかわからない車中泊の旅に利用するにはちょっと不安ですね。こうした車に乗る場合は、スペアタイヤがなければどこかに一個積んでおき、ルームミラーは真後ろだけでなく左右の後ろも見られる幅の広いものを用意しておいた方がいいかも知れません。もっとも、そのルームミラーだけで運転しているのがわかった場合どうなるかはわかりませんが、緊急避難的には使えるのではないでしょうか。

2015年11月30日 (月)

ホンダのリコールは相当広い範囲か

 先日、ホンダから手紙が届きまして、中を開けたら案の上というか私の乗っているGD1のフィットに搭載されているエアバッグの部品の交換についてのリコール通知でした。中の部品は古い車であればあるほど劣化している恐れがあるので、早速最寄りのディーラーに電話したのですが、なかなかすごいことになっているようです。

 ここのところ聞かれるニュースでは、ホンダはタカタ製のエアバッグを今後は使わない予定があるという動向だそうで、そうなるといろんなところに影響が出てきそうです。車のオーナーとして恐いのは、もしエアバッグが開くような事故があった場合、今までは開いたところに頭を突っ込むようにして安全をはかれば良かったのが、とりあえずリコールの作業を受けるまではエアバッグが開く際に金属片が体に突き刺さる可能性が0ではないということです。

 ちなみに、電話して聞いた話ですと予想はしていましたが交換部品の調達がすぐにはできないとのことで、2015年11月下旬現在では具体的な作業日を特定することは無理で、まずは作業の予約という形にして部品が入ったら連絡をもらえることになりました。

 部品はいつになったら来るかと聞いたところ、もしかすると年明けにずれ込む場合があるからと言われました。普通に行けは間違いなく来年にならないと作業ができない場合があるということがわかりましたので、この冬は遠出も乱暴な運転も控えつつ、作業ができるという連絡を待つしかなさそうです。

 これがまだ車種が限られていれば早く作業もできるでしょうに、エアバッグはどの車にも付いていますから、同時期の車は軒並みリコール対象になるのかなとも思えます。同じようにホンダからリコールの通知が来た方は、まずは最寄りのディーラーに連絡を取り、作業の予約を完了させることをおすすめします。ただ、この作業を済ませれば、しばらくはエアバッグの不具合を気にすることなく車に乗ることができるでしょう。

2015年11月13日 (金)

給油口を開ける手段も様々

 先日、ちょっと知り合いの車を借りることになり、使わせてもらったお礼にガソリンを満タンにして返そうとスタンドに寄りました。で、給油口を開けようと開くレバーを探したのですが、どこにもないことに気付きました。

 運の悪いことにスタンドはセルフだったのですぐに従業員の方は来ず、しばらく本気になって探したのですがどうにもならず、スタンドの方に聞いたところ、この車は元々給油口を開けるレバーはない車ですと言われてしまいました(^^;)。

 試しに手で給油口の端の方を押すような形で開けてみると問題なく開きました。簡単に開いて大丈夫かと思われる方もいるかも知れませんが、車にロックをかけると給油口もロックされる仕組みになっているようです。車はL150Sのダイハツ・ムーヴでしたが、実は良く考えれば今私の乗っているホンダ・フィットも同じ仕組みで何の疑問もなく直接給油口を手で開けていたのに、車が変わっただけでパニックになってしまった自分がとても恥ずかしいです(^^;)。

 人の車を借りる機会というのはそうそうはないかも知れませんが、旅行の移動手段としてレンタカーを使う場合は、給油口が左右どちらにあるかということと、どうやって給油口を開けるかということはしっかり確認しておかないと、今回の私のような醜態をさらすことになってしまうかも知れません。

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