日記・コラム・つぶやき

2016年3月17日 (木)

電話営業の言葉にすぐに乗らないために

 最近は光インターネットの勧誘電話もかかってくることはなくなったのですが、昨日久し振りにその手の勧誘電話がかかってきました。ただ、インターネット関連の勧誘ではありません。その電話はこういった話から始まりました。

「白熱灯の生産終了についてお話したいことがあるのですが……」

 政府の方針として、家庭内の照明をLEDに変えさせたい思惑があり、白熱灯の生産が終わるという話は聞いていたのですが、要は今白熱灯や蛍光灯を使っている家庭や事業所に向けてLEDタイプの照明に変えてくれという勧誘の電話でした。


 確かに私自身も電池で使えるライト類についてはLEDを主に使っていますが、白熱灯はともかく蛍光灯はまだまだ使えるはずで、性急にLED照明にしなくてもいいのではないかと思います。というか、もし家庭内の照明をLEDに変えたいと思っていても、縁もゆかりもない電話だけ掛けてきた業者から高値で買うよりも、まだ我慢して今使っている蛍光灯そのまま使うという選択もありでしょう。


 また、どうしても早くLED照明を使いたい場合は、照明器具を安く売っているところを自分で探して(家電量販店で相談するのが良くわからない人にとっては安心です)お店かネット通販で買う方が納得の上で購入できます。


 しかし、何の知識もなく、政府の方針で白熱灯が無くなると言われて、ついその話に乗って一気に高価なLED照明一式を付けさせられる人たちは今後かなり多く出てくるのではないと危惧するところもあります。このあたりは光インターネット勧誘と同じで、私がこれを書いている2016年でもまだメタル回線(昔からの電話回線のこと)を使っているのに、かなり前からメタル回線を使ったインターネットのADSLはもうすぐ使えなくなりますと言うセールストークで勧誘していた電話とかぶるものがあります。


 せめてここを読んでいる方だけでも、同様の電話を受けた際には相手のペースにはまらずに、電話勧誘をきっぱり断わることができるよう、家庭の照明について調べたり考えてみるのもいいのではないでしょうか。


 また、諸悪の根源のように言われる白熱灯についても、実は役立つこともあるのだということも確かです。エネルギー効率が悪いということは逆に言うと、光だけでなく熱も発生させるものであるのですが、この熱が明かりだけでなくじわっと暖かくなる程度ですが手を暖めるくらいには使えます。以前のエントリーで紹介しましたが、雪国の信号にLED信号を導入したところ、別に積もった雪を溶かす装置が必要になるディメリットが指摘されています。白熱灯の信号は別にヒーターを付けなくても、積もった雪を溶かすだけの熱を発生させていて冬でもその分のメンテナンスをしなくても良かったというのは、効率が良く熱を出さないLEDが出て改めてわかったことでした。


 このように、新しいものが全て良くて古いものは全てダメであるかのように言うことは、セールストークの中ではあるものの、その価値感をそのまま私たちの生活の中で共有すべきかということになるとまた違ってくることもあります。何事も即決せず、自分なりに調べてみることが、今後新しい材料を使って勧誘電話を掛けてくる相手にどう対応するかのカギになるでしょう。

2016年3月16日 (水)

ガソリンを使えば使うほど得になる世界はやはりおかしい

 この文章を書いている時点で、自宅近くのガソリンスタンドのレギュラーガソリンの1リッターあたりの価格は、おおむね100円そこそこの価格で推移しています。以前は160円くらいで、もしかしたら1リッター200円くらいにもなってしまうのではないかと思われていたことを考えるとほっと一息付いているといった感じです。


 テレビのニュースによると、大分県が県議会議員に支払っている政務活動費のうち、領収書を添付する必要のない調査旅費における燃料費(ガソリン代)を請求するのに、明らかにおかしいと思われる長い距離を走って出張したという体で活動費を申請し続けている疑惑の県議がいることが注目されています。高速道路を使わないで一日多い時には東京名古屋間の距離を走ることも申請内容を見るとあったようで、今後どう釈明するかというのが当面の注目点になっているようです。


 もしその行ないが不正だったとしたら、その人間を処罰されれば問題は解決するでしょう。しかし、今回話題になった大分県の場合は、どうもそんな風に一人を処罰して幕引きを図れるような簡単なものではなさそうな気がします。その点について書いてある地元紙の中味を一部引用します。


(ここから引用)

『大分県議会では、調査旅費を含む政務活動費は1人当たり月30万円を会派ごとに交付。このうち、車を使った調査旅費については1キロ当たり37円を燃料費として支給している。ただし、領収書を添付する必要はなく、訪問した場所や時間を記したりする必要もない。』
(2016年3月11日付 西日本新聞の記事から一部を抜粋して引用しました)


 大分県、特に観光地である別府周辺はガソリン価格が高値安定しているという評判があり、全体的にガソリンが安い地域と比べるのは多少無理があるかも知れませんが、それにしてもこの「車移動1キロあたり37円」が支給されるというのはすごいですね。私の直近の燃料補給は約400キロ走ってガソリン代は約3,000円だったので、この基準に照らして請求が認められたら支給額は約14,800円(400×37)となり、この分だけで1万円の「儲け」(住民側からすると税金の無駄遣いと思われても仕方ないお金?)になります。もしガソリンの価格が1リッター200円になったとしても、ガソリン代は倍の6,000円なので、まだ到来したことない高値になってもかなりの差額が出ることになります。


 問題なのはこうして得たお金は、疑惑の議員でなく他の議員が普通に請求を起こしてもらっても、議会で追求されることのない、まっとうなやり方で支払われたお金であるということにあります。よくもまあこういう仕組みを考えたものだと思いますね(^^;)。車で出掛けた調査旅費については、ガソリン代だけでなく高速代や駐車料金なども含めて全て領収書を添付して実費と引き換えに給付すればいいだけなのにと思うのは私だけなのでしょうか。


 さらに、こうしたやり方をそのままにしてしまうと、今回のニユースの主のようにあからさまにわかる悪事は行なわなくても、まめに支給の仕組みを守りながら少しずつガソリン代の差額をポケットに入れようとガソリンを無駄遣いし、結果的にエコの観点からすると時代に逆行するような流れを県議会が作ってしまうことにもなりかねません。


 今回は県の場合でしたが、市町村で同じような事がまかり通りとしたら、県税は普通自動車、市町村税は軽自動車(バイク・原付も含む)の自動車税を納める先ですから、一般のドライバーにとっての心象はかなり悪くなると言えるでしょう。元が少ないながらも原付の自動車税は今までより倍になったり、新規登録から13年経過する車の税金が上がったりと、わずかながらもドライバー全体の負担は上がって行く中、民間では考えられないような現金支給の仕組みについて考え直して欲しいということとともに、監視をすべき人がきちんと監視をして欲しいものです。


 このブログで度々話題にしているスマホ契約におけるMVNOの活用のようなことも、まずは財政状況の厳しい地方自治体が率先して変えていった方が浮いた分のお金を必要なところに回せるわけですし、わかる人がきっちりと対応して締めるところはきちんと締めて捻出できるお金を増やしてほしいものだと切に思います。

2016年3月 1日 (火)

西田善夫さんを悼む

 元NHKのアナウンサーで解説委員、横浜国際総合競技場の初代場長としても活躍された西田善夫さんが80才で亡くなられました。このブログの内容とはほとんど関係ありませんが、個人的には機会があれば講演会などへ出向いて直接お会いしたいと思うほど好きなアナウンサーでしたが、その願いは叶いませんでした。そんなわけで、その想いも込めてここで、私なりの西田さんに対する思い出などを書かせていただきたいと思います。

 このブログではしばしば今の日本のテレビについて言及することがありますが、テレビというメディアは同時に多くの人の目を集中させ、その感動なり悲しみを共有できるものです。ドラマとかバラエティは作り手の考えを一方的に伝えるだけですが、生中継のライブというものは放送すると同時に多くの人の目が集まります。その中で、実況をするアナウンサーが現地の様子をどのように伝えるのか、それによってテレビを見ている人の印象も変わってくることがあります。

 西田さんはスポーツアナウンサーとして多くの感動を生む現場に立ち合ってきた方です。若い頃からラジオから聞こえてくるオリンピック中継に興味を抱き、1964年の東京オリンピックから実況放送の現場に立ち合っています。その際、若手なのになぜ抜擢されたのかというと、担当のバレーボールについて、当時は9人制が主流の中でいち早く6人制バレーボールの審判研修に出向くなど、実況のためにそのスポーツを探く掘り下げる行動が評価されたということのようです。

 アナウンサーとしての初任地が北海道の室蘭だったこともあり多くのウィンタースポーツ、特にアイスホッケーの実況でも定評があり、1980年レークプラシッドオリンピックの男子アイスホッケー決勝戦で、当時アマチュアで敵無しと言われたソビエトをアメリカのアマチュアチームが破ったことで奇跡と言われた「アメリカ合衆国」VS「ソビエト連邦」の試合の実況も担当しました。

 新聞の追悼欄にはバレーボールの名実況や野球の実況に関しての経歴が紹介されていましたが、私が西田さんのすごさを認識したのが1984年に開催されたサラエボオリンピックのスピードスケート男子500mの実況でした。

 当時は日本のスピードスケートのメダリストはおらず、その第一号として相当期待されていたのが黒岩彰選手でした。カーブを曲る技術は世界一と評され、前年の世界スプリント選手権で総合優勝という成績をたたきだしていた黒岩選手は、日本の期待を一身に受けレースに臨むこととなったのです。現地レースが大雪の影響で5時間遅れたことで、レースが始まったのが日本時間の深夜でしたが、当時の日本から応援する人は眠い目をこすりながら日本初のメダルの瞬間を見逃すまいと注目していたのです。

 現地の天候は開始時間を遅らせてなお最悪で、野外リンクの上に雪が降りつもるようなレーンコンディションでした。その上、当時のレースは抽選でインコースかアウトコースか決められたらそのコースでの一発勝負になる決まりでした。もし黒岩選手が長野オリンピックの頃にピークがあったら、その技術を十分に見せた上での好成績が期待できたのかも知れませんが、残念なことに黒岩選手が引いたくじは全ての選手において不利となるアウトコースからのスタートだったのです。

 加えて大粒の雪が黒岩選手の技術を阻み、当然同走者にも敗れた黒岩選手のタイムの横には「5」という数字が表示されました。

「黒岩、メダルの希望がなくなりました」

 実況を担当した西田さんのある意味冷酷なまでのこの一言は、国内で大いに期待して中継を見ていた人たちを現実の世界に引き戻すかのようなアナウンスでした。しかし、黒岩選手のすぐ後のレースでさらなるサプライズが待っていたのです。

 日本のレース出場者の中で、黒岩選手以外はほとんど顧みられなかった中、本番における一発の魅力があるということで選手された選手がいました。それが当時法政大学の学生だった北沢欣浩選手でした。彼自身、黒岩選手の影に隠れる形で全く注目されていませんでしたが、その分、自分のルーティーンを守って普段通りの状態でレースに臨むことができたのです。北沢選手は大雪に対する自分の滑りについても冷静に分折していて、カーブでの技術よりも雪を蹴散らすように滑るというより走るという、力の滑りを心掛けたことで、同走者を引き離してゴールしました。

「北沢、二位の記録です」

 西田さんはこうアナウンスしたと思いますが、この時点では単に北沢選手が黒岩選手の上に行ったくらいの認識しか西田さんにもなかったと思います。その後、大雪の天候が続く中で有力選手が全く記録を伸ばせない中、北沢選手のメダルへの期待がどんどん高まっていったのです。そのうちに西田さんの興奮はテレビを見ているこちらが大笑いしてしまうほどにヒートアップしていきます。

「皆さんは、恐らく北沢の「き」の字も御存知ないと思います」

 と言いながら北沢選手のプロフィールを紹介していましたが、このアナウンスなどは、ほとんどの日本の視聴者が思っていたことを代弁するようなコメントでした。さらにメダルが確定するかどうかという時になると、その興奮度は半端ではなく、順位の記されたボードを紹介しながら、見ているこちらも失笑してしまうようなアナウンスを発しました。

「現地の人々は北沢の名前を知りません!!」

 日本で応援している人すら当日のレースまでその名前を知らなかったのですから、それも当り前の事なのですが、それほどの意外性ある事を強調したコメントを出していたのでした。そして、全ての選手が滑り終わり、北沢選手の銀メダルが確定した時にはついにこう叫んだのです。

「”一発”の北沢、やりました!!」

 こうしたフレーズ(以上の言葉は、ほぼ私の記憶に基づいたものなので、細かい所に違いがあるかもしれませんが、その点はご了承下さい)を西田さんが連呼することで、いかにこの結果が偉業であるのかを私達に伝えてくれたように思います。西田さんとしてもウィンタースポーツを多く見ながら、なかなかメダルに届かない日本のスピードスケートの事情を相当取材しており、いかにこのメダルが関係者にとって悲願だったかを知っていたからこそ、あのような実況になったのでしょう。

 その後、その年の新語・流行語として「現代用語の基礎知識」に若者言葉として掲載されたのが「黒岩る」(事前に大いに期待されていたが、本番で実力を発揮できないこと)、「北沢る」(事前に期待されていなかった人が、本番でいい結果を出すこと)という新語でした。こうした言葉が少しの期間でも使われた裏には、日本人の多くがサラエボオリンピックのテレビを見ており、私と同じようにレースを伝えた西田さんの語り口に大いなる影響を受けたからではと今でも思っています。

 このように、いくら事前に想像していたことでも、それに反するとんでもない事が起こったりすることがスポーツの面白さで、実況中継をするアナウンサーはその感動をしっかりと伝えられるかどうかによって、評価が決まると思えるようになりました。それはインターネットが主体となった今の時代でも変わりません。これまでのオリンピックでも感動するアナウンスは多くありますが、これはあくまで個人的なことになりますが、事前にある程度こうなったらこう言おうと思っていて、その通り実況するというのはアナウンサー本人の興奮はそれほど伝わってきません。それよりも、嬉しくなりすぎて絶句してしまうようなアナウンサーや解説者の方に感動をもらう事があるほどです。

 それは例えば、バルセロナオリンピックで岩崎恭子さんが金メダルを取った時に解説だった高橋繁浩さんの「やった!」という叫びです。過去にメダル候補と言われながら、高橋氏個人潰しとしか今となっては思えない彼のスタイルである水没泳法が泳法違反で何度も失格を取られた経験や、教え子である林亨選手がわずかの差でオリンピックのメダルに届かなかったという過去があるからこその叫びであったでしょう。

 テレビ観戦している側としては、そうした情報も紹介してもらいながら、放送席の歓喜の瞬間の感動を多くの人々に伝えるようなアナウンスを、選手の頑張り以上に求めたいですし、西田さんはそうした事を考えつつも的確に現地の感動を伝えてくれた名アナウンサーだったと思います。今後、西田さんに続くような、テレビ観戦している人を大いに盛り上げる名調子を発してくれる人は現れるのでしょうか。

 故人のご冥福をお祈りいたします。

2016年2月19日 (金)

消費税を払った気にならないお買物

 消費税が8%から10%に変わる中、一部の品物だけ8%のまま提供される軽減税率導入をどうするのかという事がニュースになっています。車や電車で旅行を楽しむ身としては、どのケースが安くなるのかという話は興味深く見たり読んだりすることが多いのですが、だいたいの傾向がわかってきました。


 ファーストフードで店内で食べれば10%ですがテイクアウトだと8%ということですが、テイクアウトの場合、店内で食べる際には必ずしも必要ない袋やナプキンを多く詰めることになるので、店側としては経費がかかって大変だと思います。今後はコンビニの中にあるイートインスペースを利用して食事をする際も、回収して再利用するトレーに食品を載せたら店外で食べる選択肢がなくなるので10%、コンビニコーヒーをまとめ買いした際にもらえる紙製のトレイを持ってイートインスペースで飲む場合は、トレー自体は店内でも店外でも持ち出せるものということで、テイクアウトできると見なされ8%だそう。


 恐らく全国のコンビニチェーンではこうした運用の指針を受けて、今までプラスチック製のトレーを使っていたところは、お金を掛けても使い捨ての紙製トレーに全面変更する可能性があります。当然、資源を大切に使うという観点では再利用できるトレーの方がいいわけですが、肝心の消費者の動向が消費税は10%より8%の方がいいわけですから、環境問題云々という話に優先してゴミが増えるという事になりそうです。環境省の大臣やお役人にとっては、実に皮肉な状況になっていると言えるでしょう。


 消費税というものに振り回される事がこれからも予想されますが、そんな中、車で全国の道を自由に走って行きたい所に行ける旅を満喫している人の中には、消費税を払わなくても安く食材を買える方法というものがあることを御存知の方も少なくないでしょう。というのも、消費税の仕組みをわかっていると、あえて消費税分を上乗せして販売していない場所というものが存在するのではないかという事を知っていれば、購入する場所を変えることで安く農産物を購入できる場合があります。というのも、田んぼや畑の近くにある無人販売所の野菜や果物というのは、消費税がかかっていないものを買える確率が高いのです。


 実は消費税というのは全ての物品の販売者が支払うべきものでは必ずしもありません。消費税を払わなければならない事業者というのは、年間の売上げが1,000万円以上になる場合で、それ以下の売り上げしかない小規模な事業者は払わなくてもいいのです。個人でネットオークションで出品している人から購入する場合に消費税分を請求されないのはそういう事ですし、自分用に作ってその余り分を出し、農家が無人販売でお小遣いを得るような場合は消費税を転嫁することを考えて売ることもないでしょう。もっとも無人販売ではきりのいい数字で販売していることもあって、しっかりと確定申告をして消費税を払っている農家であっても、わざわざ消費税分を袋詰めする中で減らして売っているわけでもないでしょう。そう考えると、こうした無人販売のもので美味しそうなものがあったら買わない手はありません。


 ただし人気の無人販売所は朝早くに品物を並べてもすぐに売り切れてしまう可能性もありますし、ガイドブックやネットでも詳しい場所などの情報が全て書いてあるわけではありません。逆に言うとあてもなく車で走りながら道端に無人販売所を見付けたらいちいち停まってでもいいものがないか探してみたいですね。ただ、価格表示がある品物を、お金を払わずにそのまま持って行くことはれっきとした犯罪です。意外かも知れませんが、お金を払わずに品物だけ持って行ってしまう不心得な輩がかなりいるのだそうです。そうした人が増えてしまえば、ここまで説明した無人販売の仕組み自体が崩壊してしまうかも知れません。ここを読まれている方は出来心でもそんなはしたない事はせずに、ちゃんと小銭を用意した上で出掛け、農家の方が丹精込めて育ててくれた恵みをいただくようにしたいものです。

2016年2月 8日 (月)

テレビの4K/8K無料放送に録画禁止の可能性も

 2016年からBSのチャンネルで4K/8Kの試験放送が行なわれることになっていますが、そのうち無料で放送される番組について、各種レコーダーで録画できないようにする可能性があるという話が上がってきているそうです。すでに一部の番組で「見逃しネット配信」のサイト「TVer」を立ち上げている民放テレビ局各社の意向がそこには働いているらしいのですが、本格的に4K/8K放送が地上波で流されることになると、今のように個人で不在時にお気に入りのドラマや特番を録画して帰ってきてから楽しむことは、インターネットを使って見逃し配信を見られる番組ならネット環境があれば一応できるものの、そうでない番組については常にリアルタイム視聴か再放送を待つかという選択しかなくなってしまうかも知れません。


 こうした議論が出てくる中には、大手民放テレビ局でさえ広告収入のビジネスモデルとして、視聴者がコマーシャルを見てくれない問題があるようです。それだけテレビ局は追い詰められているということなのでしょうが、日々テレビを楽しんでいる人達のテレビ視聴環境もそうなればかなり変わってしまうことが予想されます。個人的には、全ての民放の番組が「TVer」で見ることができ、それがパソコンやスマホだけでなく大画面のテレビでも見られるようになってくれればと思うのですが、4K/8Kという次世代テレビは今のような情報量がかなり違いますし、ネット環境の方もかなりシビアになるから無理かも知れないとも思います。


 今回の件は、直接広告収入に関わってくる民放局の方が主張しているものの、私たちがテレビを見るために支払っている受信料との兼ね合いが気にかかります。というのも、受信料はNHKを見るために払わなければならないものだと思われがちですが、現状ではスマホやガラケーでもテレビ放送を見ることのできる受信機を持っている場合に支払いを要求されるものです。ということは、私たちが払っている受信料というものの中には民放を見るためのコストも入っていると見るべきでしょうし、その受信料の中で私たちは有料・無料のテレビ放送をリアルタイム視聴するだけでなく録画して見ることをも行なっているとも言えるでしょう。


 テレビは録画して見るのが当り前という人からしてみると、今までと同額か状況によってはさらに高い受信料を払わなければならないかということと、もし4K/8Kの次世代テレビが普通になり、録画ができなくなっても今までと同じ額の受信料を払い続けるのが妥当なのか、そんなことも考えてしまいます。


 私がこの話を知ったのは新聞の報道からでしたが、これほど多くの人に関わる話題であるのに、いきなり4K/8Kの録画ができなくなるという話が先に出てきてしまうのは、ごく限られた人の話し合いの中でどんどん決まって行くような流れになっているからと言えます。このまま強引に4K/8Kで無料放送された番組が録画できない事が当然になってしまうなら、視聴者と家電メーカーを巻き込んでかなり混乱するのではないかと思えます。


 最近のテレビのコンテンツを見ていると、それまでオリジナルの企画を通していた番組でさえも、同じテレビ局で放送される番組の「番宣」が入ってくることが多くなり、限られた時間の中でそうした「番宣」に時間が割かれれば割かれるほど番組自体の内容が薄くなっていってしまう傾向があります。番組の内容が薄くなった分、リアルタイムで見る人がいなくなったと考えることができます。というのも、録画したものなら早送りをすることで見たくない「番宣」の部分は飛ばすことができるわけですから。特にバラエティなどでいつもは出てこないような俳優や女優さんが出てきたらまず間違いなく番宣が入ることになるでしょう。番組終了時間の前に「この後、○○さんから大切なお知らせが」なんてテロップが出たらまず間違いなく番宣ですので(^^;)、録画だったら早送りして確認してその部分を飛ばせる分、番組を見る時間の節約になって便利で良かったのですが。


 こうした番組の見方というのは、「つまらないものは見ない」という観点からするとそこまで非難されるのかという気が私にはします。リアルに番組を通して見てくれる視聴者を増やしたいのなら、番組自体の質を上げていくことも必要になってくるのではないかと私は考えます。別に番宣自体はいいにしても、番組内容に全く関係なく、唐突に行なうと流れが切れてしまい冷めてしまうことがあります。番宣を入れながらもコンテンツ自体の質を維持することをまずは考えないと、見ている方からそっぽを向かれてしまうのは何のメディアであっても変わりはないと思うのですが。


 どちらにしても、今後民放各社は放送終了後の見逃し配信をインターネットで行なうことでお茶を濁し、4K/8Kの録画禁止という流れで進んで行きたいのだろうと思います。これはNHKが民放に同調するかどうかにも関わってきますが、もしNHKを含めて4K/8K録画禁止の方向で行き、地上波放送自体が4K/8Kになってしまうのなら、今の利便性が削がれる分、受信料をその分安くして欲しいというのが個人的な希望です。

2016年1月 5日 (火)

免許更新のタイミング

 誕生日の関係で、自動車免許の更新の時期が年が明けてからすぐになるのですが、例年は普通講習だったものの、今回ようやく優良運転者となりました(^^)。過去に違反をしていたのはことごとく原付に乗っていた時で、四輪では違反事故ともなかったのですが、何しろ無事に更新の日を迎えられたのでほっとしています。


 今回、暦の関係から4日が月曜だったことで一番早くの更新になったのですが、個人的には早ければ早いに越したことはないと思っています。というのも、どんな優良運転者であっても事故や違反をする可能性は0ではないからです。


 もし更新に行こうと思っていたのをそのままにしていて事故や違反をその間にしてしまったら相当にへこみます(^^;)。少なくとも早めに更新していれば改めて事故や違反をしないようにしようという想いは出てきますから、同じ時期を過ごすにしても安全運転の心掛け自体が違ってくるようにも思います。


 さらに、これは昨年実際にあった話なのですが、免許更新をするのを忘れてしまってそのまま免許が失効してしまい、更に6ヶ月の猶予期間を過ぎてしまった知り合いがいます。そのため、もう一回自動車教習所に通ってでも車を運転できないとまずいということで、今月末を目標にして教習所に通っているそうです。この場合は仮免許取得時からやり直さなければならないのだそうで、お金の面だけでなく手間がものすごくかかり、精神的にもかなり大変です。ちなみに、1年を超えたら一からやり直しとのことです。


 忘れるという場合の中で、どのくらいの期間忘れるかというのは運があるかそうではないかに過ぎない気もします。皆さんも改めて自分の免許証を取り出して有効期限の欄を見てみて下さい。もし期限切れから6ヶ月以内だったら講習参加だけで免許の再取得ができます。ただし、切れている時点で無免許であることは変わりないので、その後の移動は公共交通機関を使うことになります。


 基本的には、自分の誕生日の一ヶ月後が有効期限の終了日になるので、誕生日には何らかのイベントを行ないながら、その際に免許の確認をするなど、家族の中で怪しい人がいたら気に掛けてあげることも忘れないで下さい。

2016年1月 1日 (金)

2016年 新年のごあいさつ

 例年に比べると暖かい日がこちらでは続き、穏やかな年初めとなりました。皆さんのところではいかがたったでしょうか。


 2016年は新東名が静岡県内のみから愛知県の豊田まで伸びるということで、車で名古屋から西に出掛ける場合は岡崎や音羽蒲郡付近で渋滞に巻き込まれる度合は少なくなるでしょう。


 車で出掛ける場合に問題となるのは交通集中による渋滞で予定していた時間通りに進まないことで、そうした傾向が今年は改善される見込みが出たことで、今までよりも気軽に車を使って遠出ができることは間違いありません。


 さらに今年は、モバイル通信にはつきものの格安SIMについても新たな動きが出てくることが期待されています。大手三社のデータ通信料が下がり、スマートフォンの中古市場が活発化する中で、今までよりも大手三社からMVNOへの転出が予想される中、あえて大手と契約しなくても通話を含めて全てMVNOでまかなえるようにならないと、結局のところ家庭内の通信料金が下がらないのではないかという気が私にはしてなりません。


 多くの一般ユーザーがこんなものかと思って払い続けているスマートフォンの通信料金によって携帯電話会社は代理店に販売奨励金を出し、それ狙いの一部の人の懐をキャッシュバックや未使用白ロムの転売によって潤している現状というのはやはりおかしいわけです。期待も多少込めまして、こうした不文律を崩す突破口としてMVNO各社には魅力的な通信プランを出してきてほしいと切に願いたいものです。


 それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。

2015年12月31日 (木)

テレビ修理その後

 今回が2015年最後の更新になります。そんな中、テレビ故障からしばらく経ちましたが、部品交換だけで復活するはずが、うまく行かなかったため修理工場に持ち込みとなってしまいました。担当の方は何とか年内にという事で頑張るという言葉をいただいたのですが、何とか年内に修理が完了しました。


 なぜ修理が遅れたかというと、持ってきてもらった部品が初期不良だったためだとかで(^^;)、それは使っているテレビが現在生産されていないプラズマテレビという事情があります。すでに交換部品の方も少なくなってきているようで、不具合が先に伸びれば伸びるほど部品の調達が難しく更に時間がかかるか修理不能になる可能性もあるとのことです。


 そういう意味においては購入から4年で部品交換できたことで、プラズマテレビとしての寿命が伸びたのではないかと考えることもできます(^^;)。まあ、悪い事も常にプラスに考えていった方がいいかなということで、来年もこうしたトラブルもブログで紹介できるような前向きの気持ちで行ってみたいと思います。


 本年もこのブログをお読みいただきありがとうございました。

2015年12月30日 (水)

年賀状は出すべきか?

 毎年、年賀状の発行枚数が減っているということがニュースになっています。私自身が書く年賀状自体も少なくなっていることは確かなのですが、年賀状自体をすぐに止めようかというとそうではありません。


 それこそ、電子メールがない時から年賀状のやり取りをしてきた惰性というものはあるのですが、アナログの住所と氏名を書いて送ることのメリットというのも最近は感じているところです。というのも、私自身まだ携帯電話のメールが一般的になる前からパソコンのメールアドレスを持ち、やり取りをしていたのですが、電子デバイスやその仕組みを使ったコミュニケーションの取り方というのは短い間にめまぐるしく変わっていくことが問題です。古くからネット経由でやり取りをしている知り合いで、昔のメールアドレスをそのまま使っている人というのは限られた人だけですし、そもそもメールでのやり取りというのは、確実に届いているのかというのがわかりませんし、アカウントは残っていても普段使いにしていないメールアドレスに出したメールが長い間読まれないままそのままになっているということはそれなりにあるものです。


 今のネットを使ったコミュニケーションの主流はLINEであったりフェイスブックであるわけですが、その前に大はやりしたmixiのサイトを覗いてみるとその寂れようは惨憺たる有りさまで、同じような事が起こらないとも言えません。私の場合はインターネット環境が変わっても同じメールアドレスで連絡が取れるようにGmailのアドレスか取得したドメインのメールアドレスを使っていますが、今ではGmailのアドレスを教えるのがいいとは思うものの、これも今のスマートフォンの主流がGoogleが主導するAndroidになっているからとも言えます。スマートフォン黎明期にはPalmやWindows Mobileを搭載した端末がしのぎを削っていましたので、これも将来的に絶対かというとそういうものでもありません。ユーザーというものは冷酷なもので、新しく便利なものが安く提供されるなら今までの資産の乗り換えというのは簡単ですし、現在は当然だと思われていた常識が通用しないことも考えられます。


 私の知り合いの中でも年賀状でなく年賀メールで済ましていまっているような人はいますが、もしそのメールアドレスをどちらかが使わなくなった時点で付き合いが終わってしまうかも知れません。10代20代の方で、ネットだけの付き合いをしている人の割合が多い方は、いつの間にか仲良くしていた人との連絡方法が突然切れてしまうようなことが急に起こってしまうことは覚悟しておいた方がいいと思います。


 しょせん本名も知らないでコミュニケーションを取っている人だからそれまでだと言ってしまえばそれまでですが、せっかく会ってつながりを持った人との縁が切れてしまうというのはもったいないなと思うのも確かです。年賀状に限らず、転居の際に住所変更の連絡をくれる知り合いとは長い間途切れない関係を保てますし、それこそ1年に年賀状1回だけの関係になってしまっても、どういった拍子で付き合いが復活するかわかりません。そうした絆というものがしばしば人生を面白くします。この時期はそんなことを想いながら年賀状を作っているのですが、昨年はほとんど年賀状だけのやり取りをしていた人と会う機会があり、来年はその人との事で、生活のパターンが変わってしまう可能性さえ現在は感じています。してみると、作るのにストレスになりがちな年賀状というのもそう悪いものではないと私は思います。

2015年12月25日 (金)

ヤマダ安心会員のメリット

 昨日、メーカーからテレビの修理担当の人に来てもらいました。電話で症状を言っただけで故障の原因を推定されたようで、代替機を持ってきてもらいましたが故障している本体は持って行かず、注文した部品が届いたらもう一度訪問の上で部品交換をしてくれることになったのでほっとしました。


 故障してから翌日にこの対応で、この分なら週末にも修理が終わりそうで、しみじみ日本のメーカーの修理対応はすごいなということを再認識しました。これが地方にサービス処点のないメーカーの場合は違った対応になってくるでしょうから、同じものでもそう値段が違わなければ日本の大手メーカーのものを購入しておいた方が無難ということですね。


 さらに、今回は通常の保証期間は過ぎていたのですが、昨日のエントリーに書きましたように、他社からの購入(インターネット購入も含む)でも修理対応してくれるヤマダ電機の安心会員サポートが本当に使えるサービスで助かりました。


 このサービスは、保険のサービスと違って先に入っていなくても、故障が発見された時点で入会してサービスを受けることも可能なサービスです。しかし、新たに入会した場合、すぐに修理サービスを受けることができないという事がポイントです。というのも、今回私がヤマダ電機のサポートに電話したところ、名前と電話番号を述べたところで、安心会員に入っているかどうかの確認を取ったのですが、入会後登録に反映するまでに時間がかかることがあるので、今回のような暮れも押し詰まった時期に入会した場合、恐らく修理サービスを受けられるようになるのは年が明けてからになっていたでしょう。


 そうなると、修理するよりもとりあえず何かテレビを一台購入するという選択しかなくなるわけで、今回のようにすぐに代替機を持ってきてくれるサービスを受けられるのとかなりの違いがあります。こうした長期保証が効くものについては冷蔵庫やエアコンなど、ないと困るものが多いので、急に大きな家電が壊れてすぐに修理費用や買い替え費用が出せないかも知れないという方は、年間3千円ちょっとでいざという時に役立ちますので(会費のうち、2ヶ月に1回使える500円分の買い物券が6枚付くので、サービスを提供するヤマダ電機側も継続した売上げが見込めることでこのサービスが成り立っていると思われます)、気になる方は使う予定がなくてもまずは入っておいた方がいいと思います。実際にサービスを使ってみて、今回は本当に助かりました。といってもまだ直ったわけではないのですが(^^;)。

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