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2016年3月21日 (月)

Wireless Gate SIM FONプレミアムWi-Fi その3 AndroidのWi-Fiタブレットでの利用

 前回、私が主に使っているWi-Fi専用のiPadmini2にワイヤレスゲートのアプリを導入し、SIMの入っているスマホからテザリングして(恐らくモバイルルーターからのテザリングでも同じように利用可能だと思います)Wi-Fiサービスの自動接続までできたことを確認させていただきました。


 となると、気になるのが同じようにSIMカードが入らないWi-Fi専用のAndroidタブレットでも同じように使えるかということです。iPadと比べて安い端末はいくらでも手に入るので、テザリングできるスマホやモバイルルーターを使っている人にとってはこちらの検証の方が実は多いでしょう。


 私の手元にあるのは、Android4.1.2で更新が止まっている古い方の「dtab」です。最近は入れているアプリのせいなのか再起動を繰り返すような挙動があるのでなかなか外に持ち出すことはありませんが、Google Playからワイヤレスゲートの専用アプリをダウンロードして、まずは設定からやってみました。


 登録画面ではiOS版と同じようにSIM電話番号と登録メールアドレスを入力し、モバイルルーターなどから接続した環境で通信することで登録が完了し、アプリから直接設定ができるようになりました。Wi-Fi設定の方にもFONのアクセスポイントを含む多くのアクセスポイントに接続できるようなセッティングが自動的にされていました。


 その上で改めて近くのマクドナルド付近に行って確かめてみたところ、問題なくワイヤレスゲートのWi-Fiに接続できることを確認しました。念のため、「dtab」の無線接続をできないように機内モードをONにしてからiPadmini2のWi-Fiを使えるようにしたところ、こちらも問題なくワイヤレスゲートのWi-Fiに接続できました。


 ここで改めて書いておきますが、同じことをモバイルルーターでやるには問題ないものの、スマホにワイヤレスゲートのSIMを入れている場合は、一契約で一ユーザー分ののWi-Fiが利用可になるので、あえてSIMの入っているスマホにはワイヤレスゲートのアプリを入れない方がいいのではないかと思います。というのも、カタログ値通り最大3MbpsのスピードがLTE通信で出るなら下手な公衆無線LANよりもスピードが出る可能性もあり、あえてWi-Fiにつなぐ必要を感じないということもあります。


 以前、最大250kbpsの低速無制限で使える480円プランを契約していた時、手持ちのNexus5はWi-Fi接続をしながらBluetoothテザリングをすることができたので、アプリを入れてWi-Fiを使えるようにしました。Wi-Fiエリアでそのように接続して、他の端末を低速でなくBluetoothテザリングの速度(3Mbps以下になります)くらいまで高速で使うことができていましたが、今高速で使い放題になったため、こうした工夫も必要なくなりました。


 もしテザリング可能なスマホにワイヤレスゲートのSIMを入れている方がいたら、安く買えるWi-Fi専用のタブレット端末を用意して自宅用だけでなく外でLTE通信のテザリングで使うだけでなくワイヤレスゲートのWi-Fiアクセスポイントでも使えるようにしてはいかがでしょうか。

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