各種付帯ロードサービスについて気を付けたいこと
私は車のロードサービスの最大手、JAFに入っているのですが、今月来た月刊誌JAF Mateに、改めて自分達のサービスの優位性を押し出すような記事を見付けました。というのも、昔は車を買うディーラーでまずJAFへの加入を勧められ、年間四千円の会費を払って全く利用しないことにもったいないと思った人が多かったのか、今では様々な同様のサービスを行なう業者が増えたことで、JAFもそうのんびり構えてばかりもいられないといったところでしょうか。
ロードサービスとしては、クレジットカードに付帯されるものもありますが、一般的なのが自動車保険に加入すると付いてくるものでしょう。最近では保険料を追加することによって事故でない故障であってもレンタカーを出してくれるサービスまで展開しているところもあります。しかも料金は保険料を払えば実質の負担はないわけですから、JAFをやめて自動車保険付帯のロードサービス一本で行くという方も少なくないかも知れません。
ただ、JAF Mateをお読みの方はおわかりかと思いますが、あくまで自動車保険に付けるロードサービスということで思いもよらない限界もあることを把握しておくべきでしょう。
実際、車の救援のためにロードサービスを呼ぶ場合というのはそのほとんどが事故や故障である事は確かですが、そうでない場合も存在します。それは、車が雪や砂、ぬかるみにはまってしまってタイヤが空転し、動けなくなった場合なのです。
保険会社はロードサービスを本業にしているのではなく、あくまで本業である保険に付随したサービスとして提供しています。従って保険会社が提供するサービスというのは車が事故で壊れたり、車が故障して動かなくなった時に限定されます。ですから、先に挙げたタイヤが空転して動けないというのは事故でも故障でもないため、自動車保険に付けられるロードサービスでは出動して助けてもらえないということになるわけです。
ですから、そういったトラブルまで心配する場合には保険会社のロードサービスに加えて、何かしらの一般のロードサービスにも入っておいた方がいいということになります。いつでも回りに人がいて助けてくれるというわけではない以上、車で遠くに出掛けるにあたってはこうした準備も怠りなく行なうことが、旅先でのトラブルが起こっても何とか回避できるようになるのです。
私がJAFに入っているのは、最近になって四輪だけでなくバイクの救援もサービスし出したことと、自動車保険のロードサービスとの合わせ技で、更なるサービスを引き出せるからです。この話は以前このブログに書いたことがありましたが、大手の自動車保険会社なら、先にJAFに連絡することで、今回書いた事だけでなく、自動車保険のロードサービスだけでは足りないところをJAFのサービスでカバーするような特典が用意されています。詳しくは契約している保険会社に問い合わせてみてください。
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