改めてわかった「すぐ解約できる」契約の大切さ
ここまで紹介しているワイヤレスゲートの通信無制限のSIMカードを契約するにあたり、契約を始めてまだ2ヶ月しか経っていず、さらにSIMカードを3枚発行して活用する気満々だったBIGLOBEを解約することにしました。入会時には8月の時点で契約が続いていれば5,000円のキャッシュバックが受けられる予定はあったのですが、料金の差額や使い勝手の部分を考えてもそこまで契約を維持することもないと決断してのことです。
私自身、もう少し我慢できれば良かったのですが、その当時、標準SIMを入れて通話だけでなくモバイルルーターとしても使える固定電話のような3G端末「ホムテル3G」が出たことで、安い値段で複数SIMを使えるBIGLOBEのサービスに魅力を感じ乗り換えてしまいました。3種類の大きさのSIMをそろえ、いざという時にはデータ専用の標準SIMカードを入れて乾電池仕様のモバイルルーターとして使おうと思ったのですが、SMSオプションが付かないデータ通信専用SIMでは使えないことが後でわかり、それがショックだったこともあります。
今考えて、こうした急なMVNOの乗り換えを決断することができたのには、データ通信のMVNOのほとんどは加入してすぐに解約してもペナルティがないという事があります。もし今の契約が解約料を1万円近く取られてしまうものだったら躊躇したと思いますが、さらに新しいサービスをいち早く使う機会を奪われてしまったでしょうし、ある程度契約手数料を加えても料金の差額で元が取れる場合があります。
ちなみに、今回加入したワイヤレスゲートのSIMサービスはカードの大きさ変更やSMSオプション、音声サービスへの変更が一切できないようになっているので、状況が変わったら同じワイヤレスゲートで契約し直す必要が出てきます。解約するとSIMカードの返却が必要で、MVNOの中には解約に手間がかかるところもありますが、一部のMVNOや端末と一緒に契約するのでなければいつでも解約が自由です。また、イオンモバイルのように音声通話契約でも違約金がかからないMVNOもありますので、とりあえず格安SIM格安スマホを使いたいと思った場合にはそうした点を重視してMVNOを選ぶのもいいかと思います。
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