Acer Aspire One Cloudbook 11 AO1-131-F12N/KK その3 常に残りの容量に注意を
本機はCloudbookという名の通り、基本的にほぼデータをクラウドから使うと言っても、自分が使う最低限のソフトくらいは入れないとかえって利便性が損なわれます。Office互換はプリインストールされている「Kingsoft Office」でいいとして、ブラウザはプリインストールされているFireFoxは使った方がいいのか判断は分かれるところだと思います。
あくまで私の場合は、それこそ、全ての作業をWebブラウザの「Chrome」を使って行なうChromebookを使っている関係から、「Firefox」と「Chrome」の二択を迫られたらChromeを使うしかありません。また、私の場合はかなり前から他のPCメールや携帯メールをGmailに集約化しており、送信も受信もメールソフトを使わずにWebブラウザから利用しているので、やはりChromeは外せません。そこでプリインストールされていたFireFoxをアンインストールし、さらにPDF閲覧ソフトもプリインストールさせていたソフトをアンインストールして、これでないと私の環境では使えないサービスが有るという理由からアドビリーダーを入れ直しました。
また、ブログに載せるための写真を加工したりリサイズするために、画像閲覧と簡単な編集用に「ifanView」を入れました。本機は64bit機なので、最初は64bit対応の方を入れたのですが、何故がプラグインがうまく動かなかったので、32bit用のものを入れ直してきちんと動作することを確認しました。さらに、とにかくストレスなく文字入力に集中したいという理由から、ブログを書くために使い慣れたエディタ「NewQX」を入れました。他にもう少しソフトを入れて、Windows updateをかけたところ、最初は16GBくらいは空きがあったのが、一気に10GBが埋まり、残りが6GBにまでなってしまったのでした(^^;)。
これは、一時的にWindows updateのファイルが溜まっているのが原因だと思ったので、今後はこのような作業をした後で「ディスクのクリーンアップ」をこまめに行なう必要が出てきます。エクスプローラーなどで表示したcドライブを右クリックすると「プロパティ」がありますのでそこを選ぶとディスク容量の残りおよびクリーンアップのメニューが出てきます。ディスクのクリーンアップを実行すると、その時には一時ファイルとして何と5.5GBが使われていましたのでそのファイルを消して空き容量を増やしました。
この他にも普段使っているプリンタとスキャナの設定とか、私の環境でどうしても入れておかないといけないマネー系のソフトを入れたりしたので、現状ではようやく空きが10GB弱といったところで安定しました。今後のアップデートでどれだけストレージが圧迫されるのか不安もあるのですが、データは全てクラウドに保存し、インターネットを見ながらブログ更新に使うのが主な利用になるので、何とかなるのではないかと思っています。ちなみに、この文章はCloudbook11で書いているのですが、少しキーボードのキー1つ1つが小さいかなという感じもしないではありませんが、何とかスムーズに入力できるキーボードだということがわかりほっとしています。
CPUの動作自体はネットを見るのに少々待たされる感じになることもあり、人によってはストレスがたまるかも知れませんが、文字入力に関してはさすがにそんなこともありません。極端な話、テキストエディタでブログ用に文章を書くだけという用途で使うのも旅行中にはありかなと思っています。その分、タッチパッドの使用感があまり良くないので、使えるならマウスとの併用がおすすめです。私の場合、タッチパッドの2本指での一部の操作がどうも馴染めず、意図しないで画面が拡大縮少されてしまうことがあったので、本体の設定から2本指でのスクロールとクリックを除くタッチパッド操作の設定を全て無効にしました。
また、気になる電池持ちはカタログでは8時間となっていますが、画面の明るさを最小にしてネットにも繋がず、エディターだけ動かしているような形で使うというのもありかなという気がします。また、Wi-FiでネットをするよりもBluetoothテザリングを使った方が消費電力は抑えられる傾向にあるので、手持ちのモバイルルーターMR04LNとBluetoothペアリングを行ない、モバイル環境ではできるだけBluetoothテザリングにして使うことを目論んでいます。
このようにして一通り使えるようにしたわけですが、私の場合は文章入力用としての期待が大きいので、同じ目的のマシンとして購入したキングジムのポメラよりも安く、フルのWindows10が使えてしまうというのは凄いと思えます。一応販売店の用意していた落下などでも修理依頼可能な保証には入っていますが、壊れて各種保証が使えなかったとしてもしょせん2万円で新品が買えるモバイルパソコンなんだからと思って使うのが精神衛生上いいのではないでしょうか。
今後はこまめにディスクのクリーンアップを行ないながら、ストレージの残量を気にしつつ、Cloudbook11とうまく付き合っていこうと思っています。一つ気になることは、このパソコンが初心者向きかと言われるとちょっとそうではないような気がすることです。安いからと購入を考えている方は、私のようにこまめに作業をしたくないと思われるなら、多少金額は上がっても、ストレージは32GBでなく64GB以上のものが出たら、そちらの方を選ばれる方が長く安心して使えるのでおすすめだと思います。ただ、それ以上に2万円半ばで買えるというのは価格上の大きなメリットだと思いますので、これから春の行楽シーズンに向けて軽くて一通りの事ができる安いノートパソコンを探しておられる方は、ここまで書かせていただいた事を参考にしてみてください。
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