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2016年1月20日 (水)

18きっぷを使って金沢へ その7 帰り掛けの「越前おろしそば」

 妙立寺を見てからも金沢の観光名所の見学を行ないつつ、そろそろ出発しないと帰りのタイムテーブルが大変になるということて、お昼前の11時半の普通列車で金沢を出発しました。お土産は金沢駅構内で全てまかなうことができたので、そうした点からも時間節約になりました。


 この日はホテルの朝食の後で近江町市場に行きお寿司を食べてしまったこともあり、お昼だからと言ってお腹が減ることもなく、ある程度昼食が遅れても大丈夫でした。金沢を出発した電車は福井に13時過ぎに着くこともわかっていたので、ここは福井で越前そばを食べようという風に予定を決め、駅前周辺にあるお蕎麦屋さんをネットで調べることにしました。


 改めて今回の旅の食事を考えてみると敦賀のソースカツ丼に始まり、福井の越前かにめしと越前そばと、こと食については金沢より福井の方が主になってしまったような感じです(^^;)。でも、安くておいしいという点では今挙げたものが出てくるのは仕方ないところもありますね。


 で、福井駅を途中下車して駅前のアーケード内にある一軒のお蕎麦屋さんに入ったのですが、そのお蕎麦屋さんではいわゆる通常のお蕎麦のメニューはありませんでした。このお蕎麦屋さんだけではなく、基本が辛味のある大根おろしか汁に入った冷たいお蕎麦「越前おろしそば」で、ざるでなくお皿で出てきます。

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 入ったお店では十割そばを出してくれましたが、かなり大根が辛かったものの、お蕎麦はおいしくいただけました。いつも食べているお蕎麦は消化が早いのかすぐにまたお腹が空いてしまうことが多いのですが、そのお蕎麦は腹持ちが良く、夕食までそうお腹が減ることもありませんでした。


 今回、福井の味覚の中で焼き鯖だけは食べなかったのですが(^^;)、さすがにこれは次の機会にとっておくことにしたいと思います。福井駅は今後新幹線が通ることを見越してか、まだ工事中でしたが、新幹線が通ることで失うものも少なからずあります。何より今回のように目的地の金沢に着くまでの時間調整をしなくても済むようになるので、思い掛けず福井に立ち寄ってその魅力を見付けるということもなくなってしまうわけです。今後新幹線の開通とともに18きっぷでは本格的に北陸の旅がしにくくなるのだろうなと思うわけですが、行ける方は今のうちに安い旅費で北陸の旅を楽しまれるのがいいと思います。

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