地球温暖化防止のアイデアもさまざま
テレビニュースを見ている中で、地球温暖化対策についての特集をやっている中で、新たな発想による燃料を作り、いわゆる化石燃料の代わりにしようとしているスウェーデンの事業者の試みを紹介していました。名前は「Poo Power」というものですが、インターネットで調べても日本語のページは出てきませんでした。
これは何かというと、人間の排せつ物を使って臭いを取った後、デンプンをまぜて固めたものが木炭の代用品として使えるのだそうです。これを、森林伐採が進む地域で使用することができれば、木炭を作るために木を切らなくても済むわけです。薪を使うよりも火持ちが良いのが木炭ですから、木炭の代用品が木を使わないで使ることができるのなら、二酸化炭素を吸収する木々は残るわけですから、確かに良さそうですね。
ただ、事業者にはお金がないのが問題なのだそうで、従来の燃料よりも安く提供できなければ意味がないということもあり、全てがうまく行くということでもないようです。日本の場合はこうした燃料を新たに作らなくても、植林を行なっていく際に切らなくてはならない間伐材を材料にして以前このブログでも紹介した木質ペレット燃料を使うなど、様々な方法が模索されています。ペレット燃料についてはこれを燃やして発電に使うというプランもあるそうですが、先述のPoo Powerという燃料についても、燃やした際にPM2.5が出てしまうと一気にこうした燃料を燃やすと困るわけで、焼肉のように煙の出ないかまどのようなものと一緒に開発してくれたらいいのになと思います。
個人的にはPoo Powerの燃料には興味があって、木質ペレットはとにかく火が付きにくいので大変と言えば大変なんですよね(^^;)。もしPoo Powerが木炭とほとんど変わらない使い勝手なら、例えばどこかのアウトドアメーカーがエコなキャンプ用品としてある程度の寄付金を加算した金額で出すことも可能なのではと思うのですが。そうなったらすぐに買ってみて、さまざまなウッドストーブで試してみたいと思っています。
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