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2015年10月 6日 (火)

20世紀最大の発見を多くの人が知らない問題(^^;)

 ノーベル医学生理学賞を受賞された大村智氏の快挙は、昨日のニュースですごい勢いで報じられいましたが、正直なところ多くの人は微生物を使って作ったイベルメクチンという薬が、熱帯地方の失明を伴う風土病に劇的な効果を発揮し、病自体を壊滅に追い込みつつあることなど知るよしもありませんでした。

 最近は日本ってこんなに凄いんだという事を紹介するテレビのバラエティ番組も多いのですが、私が見逃していたのかも知れませんが、これらの番組で見た記憶がありません。専門に学んでいる方ならこうした業績は十分知られるところだと思うのですが、しばしば今回のように外から評価を受けて初めて一般の人たちにその業績が知られるようになるということがあります。ということになると、もし今回ノーベル賞を取らなかったらその業績も一般の人には知られないままだったのかも知れません。

 今回の話を聞いて凄いと思ったのは、アフリカや中南米の貧しい人たちのためにある程度利益を度外視して投薬を続けてきたということです。同日成立したTTPの交渉が長びいた原因の一つに、アメリカの製薬会社の利益を確保したいという思惑と、医療費を抑えたい輸入国とのかけ引きがあったように聞いています。もし大村氏が自分の儲けを第一に考えて薬の価格を高く設定していたら、とても病気に苦しむ2億とも言われる人を救うことはできなかったでしょう。大村氏がノーベル賞を取ったということ以上に、決してお金だけが全てではないという価値感が認められたことも人として尊敬でき、誇らしいと思えます。それと同時に、微生物の力というのは実にすごいものだと思えました。

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