北海道新幹線の料金は高いか?
まだ決定したわけではありませんが、来年4月から運行を予定している北海道新幹線の料金についてJR北海道が国土交通省に答申しました。大人料金での紹介になりますが、東京~新函館北斗間で普通車指定席を利用した場合、運賃と特急料金の総額は2万2690円となるそうです。
ただこの場合、新駅である新函館北斗駅と函館駅の間は在来線で約20分かかり、札幌までは乗り換えが必要になります。距離的に言えば妥当な金額だろうと思うのですが、東京~博多間とは違い、今後北海道旅行で使う場合、所用時間はともかく料金の高さがネックになるかも知れません。
それでも、北海道の人からすると悲願であるわけで、そもそも青函トンネルを掘った理由である、悪天候で他の交通機関が使えない時でも影響を受けにくいというメリットはあります。今後は先日北海道を襲ったような台風や爆弾低気圧の襲来に見舞われても状況によって唯一のつながる交通手段になり得るわけですし。今後は、単なる飛行機路線との比較だけではなく、様々な可能性について考えていって欲しいです。
個人的には、例えば北海道旅行のために激安の飛行機のチケットを取ろうとして、片道だけしか取れなかった場合のもう片道の代替交通として使うことがあるかなというところですね。うまく行けば航空チケットの割引分でトータルの交通費も安くなると思います。
個人での北海道への旅行については、待合室で仮眠を取りながら渡った青函連絡船の時代から、青函トンネルを通る青森発札幌行きの夜間急行はまなすを使っていた時の事を考えると、東京から電車で一気に北海道まで行けてしまうというのは、まさに夢のようです。さすがにすぐには無理かも知れませんが、開通騒ぎが落ち着いた後ででも、機会があれば一度は通しで乗ってみたいですね。
« インターネット普及によるオーディオ趣味の今後は? | トップページ | 0570番号に電話を掛ける前に »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 愛知県内の東名渋滞は新東名で解消したのか?(2016.02.26)
- 「ホテル満室予報」の必要性(2015.12.19)
- 電車代節約のためのた合わせ技 その2 JR線と自動車を合わせてさらに安く(2015.12.04)
- 電車代節約のためのた合わせ技 その1 JR普通運賃算出の仕組みを理解しよう(2015.12.03)
- JR東海ツアーズ「ぷらっとこだま」を使ってきました(2015.11.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント