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2015年9月24日 (木)

テレビとスポーツの関係について考える

 一昨日にテレビ放映されたボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介VSアンセルモ・モレノの一戦は、最後までどちらに転がるかわからない試合内容のスリリングさもさることながら、テレビ中継の方法論としてすばらしいものでした。当然生中継なのですが、よくあるボクシング中継のように延々と過去のVTRや控え室の様子をたれ流すのではなく、試合時間と中継開始時間の間がきわめて短く、試合終了後もすぱっと中継が終了し、次の番組へとスムーズに繋がる編成になっていました。こういう風に中継できるなら、もっとボクシング人気も上がるのではないかと思うのですが、中継の中にスポーツ以外のことまでねじ込むようになると、私はがっかりすろことが多いです。

 ただ、こうした中継方法というのはあくまでも例外で、なかなか見たいものをじらして見せてくれないのがテレビでもありますし、もっと残念なのは、それなりに世間の注目を集めそうな大会なのに、テレビの中継自体が行なわれないこともしばあることです。基本的にはマイナーなスポーツの悲哀ということにも繋がるのですが、先日行なわれた女子のバスケットボール、オリンピック代表決定戦を日本のテレビがどこも中継してくれなかったのは悲しかったですね。しかも試合は完全アウェイの中で中国チームとの対戦で、普段バスケットボールを見ることのない人であっても注目すべきカードであったと思います。結果は見事日本チームは中国チームに圧勝し、オリンピック出場権を獲得しました。試合の中で3点シュートを面白いように決める活躍をしたのが、私の地元で日本リーグを戦う実業団・シャンソン化粧品所属の本川紗奈生選手で、私はリアルタイムで見ていたので本当に感動しました。

 テレビ中継がないのになぜリアルタイムで見ることができたのかというと、インターネット経由で中国のテレビ局の放送がそのまま日本国内で見ることができたからです。ただこれも知らなければそれまでなので、できれば日本語での実況を聞きながらオリンピック決定を喜びたかったなという無念さは残りました。

 現在急に盛り上がっているラグビーのワールドカップのように最初からテレビ放送が決まっている場合は、チームの注目度や成積に関らず、試合を見ることができるのでいいのですが、もし歴史に残る大金星の南アフリカ戦が日本で見られなかったらということを考えてみてください。普段からテレビ中継が難しい競技ではなく、それなりにテレビ中継の実積があるものなら、世界選手権の試合や、オリンピックがらみの大一番という試合についてはできるだけ多くの人が見られるような形でテレビが動かないなら、将来の東京オリンピックに向けての競技全体としての盛り上がりに欠けるような事になっていくのではないでしょうか。国立競技場やエンブレムの事だけではない、東京オリンピックに向けての行く末を不安視するには、こうした現状もあるということはもっと多くの人に考えて欲しいことだと思います。

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