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2015年8月

2015年8月31日 (月)

駄目元でも買いたくなってしまったChromebook

 最近は目立った買い物もしていなかったのですが、以前興味深いなと思っていたGoogleのChrome OSを搭載したChromebookをついにポチってしまいました(^^;)。というのも、ASUSのアウトレットで、Chromebook C200MAが送料を入れても15,340円で売りに出ていることがわかり、まあここらへんが新品で買える限界かなと思いつつ注文してしまったわけです。

 ノートパソコンの新品が1万5千円で買えてしまうとなると、スペックは良くないだろうと思う方も多いかと思いますが、そもそもこのChromebookはWindowsやMacのノートパソコンとは根本的に違い、ほぼオンラインでChormeブラウザ上で作業することを目的に作られたものです。ですから、インターネットに繋がっていない状態でバリバリ使いたいという用途には全く適していません。外であえて使う場合にはスマートフォンのWi-Fiテザリングやモバイルルーターと一緒に使うことで普通に使うことができます。私自身のモバイル環境ではメインがモバイルルーターで複数の端末を使っていますし、ノートパソコンなのに起動は早くセキュリティ対策についてもほぼメンテナンスフリーで安心ということで、今使っているパソコンとは使い方を分けて利用しようと目論んでいます。

 ただ、このように書いてもなかなかイメージがわかない方も多いと思いますし、何しろ私もアンドロイドはまだしもChromebookは使ったことがないため(^^;)、ここで自分のための備忘録がわりに設定の方法あたりから紹介していければと思います。今後、アウトレットとは言えChromebookがこれだけ安くなってしまうと、今後に展望はあるのかということも心配になってはきますが、Chromeブラウザ自体はなくならないわけですし、Windows10の状況によっては、主に企業がWindows XPの代わりに導入するバソコンのOSとして普及する可能性もなくはないでしょう。そんな事も考えながら、じっくりとChromebookはどんなものかという事を、使いながら判断していきたいと思っています。

2015年8月30日 (日)

JRデジタル時刻表を無料で使い続けると

 以前のブログで、紙の時刻表がそのまま電子化されないかと書いたことがありましたが、すでに御存知の方も多いと思いますが、主にJRのみどりの窓口に置かれている「JR時刻表」をそのまま電子化したタブレット端末専用のアプリ「JRデジタル時刻表」がリリースされました。

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 私は普段全く電車を使わないので情報の入手が遅れたため、7月末日までの割引キャンペーンが終了した後にこの話を聞いたので(;_;)、とりあえず14日間の無料試用期間に使い勝手を試してみましたが、本当に紙の時刻表をタブレットの中に収めた感じで、不満点といえば一月分約千円と、紙の時刻表とほとんど同じという価格設定でしょうか。

 とりあえず無料利用期間が終わり、最新の時刻表データをダウンロードしたものの、当然ながらそのデータは見られないようになっています。お金を払えばインターネットに繋がっていなくても時刻表データを見られるのですが、これはしかたありませんね。

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 では無料のままで何ができるかと言うと、インターネットに接続した状態での経路検索が可能です。これだけでは普通のアプリと変わりませんが、特徴的なのは時刻表に載っている路線図から駅をタップして選べる点です。この地図をタブレットに入れて持ち運べるだけでも個人的には嬉しいですね。なお、この経路検索は新幹線や有料特急を除外しての検索も可能なので、青春18きっぷの行程を検討するのに十分実用になります。

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 あと無料で使えるものとしては、時刻表巻頭にある特集ページの閲覧と、これも時刻表の巻末に載っているJRグループ指定旅館・ホテルおよび日本ホテル協会会員ホテルの一覧広告がそのまま見られることです。最近はネットで予約できる格安のホテルばかり使ってはいますが(^^;)、インターネットが通じない場所でその日の宿を探す場合には役立つので、常に最新のデータを月末ごとにダウンロードしておくのも無駄ではありません。

 こうしてみると、無料試用期間が切れたとしても、すぐアプリをアンインストールするのはもったいないかも知れないアプリであると私には思えます。スマートフォンでは使えないタブレット端末だけしか使えないアプリではありますが、どうしても手元で時刻表が使いたい場合だけ料金をチャージして使うというのもいいかも知れません。

2015年8月29日 (土)

運行前点検のポイントと実際にトラブルになったらどうする?

 すでに学校では新学期が始まっている方もいるとは思いますが、夏休み最後の週末ということで、お出掛けの予定を立てている方も多いかも知れません。さらに、9月に入ると暦通りの休みの方でも5連休という連休がありますので、車で出掛けるパターンも増えてくるのではないかと思います。

 今年の夏は連日相当の暑さが続いたということで、8月中はエアコン全開で動かした方も多いでしょう。これから秋の行楽シーズンに向けて、お出掛けをしたものの旅先でのトラブルにならないように、ご自身のお車の簡単な点検をおすすめします。

 異論のある方は当然いらっしゃるかも知れませんが、単純なキーの閉じ込みを除けば、旅先でのトラブルの原因は以下のような事になるのではないかと思います。

・パンクなどタイヤのトラブル
・バッテリー上がり
・エンジンのオーバーヒート

 バッテリーについてはついうっかりライトを灯もしたままその場を離れた場合や、エアコンや電装品の使いすぎというものから、エンジンの回転とともにバッテリーに充電する発電機の故障など、さまざまなパターンがあります。そんな中、やはり用意しておきたいのが他の車のバッテリーに接続してバッテリーを動かすブースターケーブルの用意があれば深刻でないトラブルには何とか対処できます。これは点検とは違いますが、これから長距離を走ろうと思っている方は一つ用意しておいた方がいいでしょう。

 タイヤのトラブルについては、まずは適正な空気圧かどうか、高速道路に乗るまえのスタンドで空気圧を見てもらうだけで相当改善します。実際にパンクしてしまうなんてことはまずないわけですが、道によっては端の方にゴミにまじって金属片や釘などが散らばっている場合もありますので、あまり端に寄らないような運転を心掛けるといいと思います。

 エンジンについては、やはり事前の点検があることでトラブルの芽を摘むことが可能かも知れません。エンジンオイルの量と汚れについては定期的なエンジンオイルの交換をしていればまず問題ないでしょう。車の冷却水が少ないまま運転しているとオーバーヒートを起こすこともあります。最近の車は水温計ではなく警告灯のみの対応なので、警告を見逃してしまうとエンジンから煙が上がってくるまで気が付かないこともあるかも知れませんので、適正な量が入っているか、水自体が車の下から漏っていないかということを事前に調べておくといいと思います。

 しかし、そうして事前の点検をしても、急に起こってしまうのがトラブルであるとも言えるわけですね(^^;)。もしトラブルに見舞れたら、とにかく走れるだけ走ろうと思わないで、まずは安全な場所に駐車して、自分で見られる人はいいですが、そうではない人はまずはロードサービスに連絡し、その指示通りに行動することが大事です。水温計に限らず、車の警告表示は簡略化される傾向にあり、何のトラブルが起こっているかにわかには判断できない場合もあるかも知れません。そんな時なくれぐれも過心はせず、まずは安全な所に車を移動させてから対応するように心掛けて下さいね。

2015年8月28日 (金)

チャイルドロックの確認について

 私たちは普通、直接知らない人に車に乗れと誘われても、簡単についていかないわけですが、旅先で優しくされたりインターネットが介在することによってその警戒心が薄れてしまう事は当然あります。私も以前には同宿で仲良くなった人だったり、ネット関係のオフ会で集まり、会うのが初めての人の車に同乗して観光をさせてもらったことは何度もあります。

 現在でも車に相乗りすることを目的とした募集サイトがあったり、同じツアー参加者が他の参加者の車に同乗して楽しむツアーを扱うサイトなど結構あります。多人数が参加し、複数の車に分乗するケースならそれほど神経質になることはないかも知れませんが、事前にネットでコミュニケーションを取っているとは言え、全くの初対面の相手の事を全て信じて相手の運転に身を任せてもいいのかということは改めて考えると私自身も思い当たる所はありますね。特に、運転者と自分達だけという形になれば、どんな良さそうに見える人でもいざという時の事は考えておいた方がいいと思います。

 これは何も車に乗る側だけの話ではなく、運転者が自分だった場合にも当てはまるでしょう。善意でヒッチハイカーを乗せたら強盗の被害に遭ったという話もあります。個人的にはもしヒッチハイカーを乗せる事があったら、人数にもよりますができるだけ助手席には乗せないようにし、背後に気を付けるぐらいしか対応策はないかも知れませんね。

 そのような考え方に基づくと、車に同乗する場合、助手席でなく後部座席に乗ることをすすめられるというのは普通にあることだと思います。その際、気を付けていただきたいのは、自分から普通にドアを開けて乗り込めても、その逆ができるかということです。どういうことかというと、今の車にはどの車にも、子供が走行中にドアを開けてしまい転落してしまうことを防ぐために「チャイルドロック」という仕組みがあります。

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 写真は私の車のものです。チャイルドロックは後部ドアのわかるところにスイッチが有り、矢印の方向にスライドさせると中からドアを開けることができなくなります。よくあることではないとは思いますが、車に乗せられて長時間監禁されるような場合、あらかじめチャイルドロックをした状態で相手を後部座席に誘導したとしたら、普通では車の外に逃げることはほぼ不可能です。人の動きを拘束する道具を使わなくても車の中に軟禁することができるというのが、考えてみると恐しいことです。

 もちろん、知らない人の車に乗らないというのが一番なのですが、旅先で親切にされた相手の好意を断われないという場合もあるでしょう。考え過ぎだと言われればそれまでですが、ちょっとでも人の車に乗る際に不安がある時には、念の為にチャイルドロックが機能している状態なのか確認してから車に乗るようにした方がいいでしょう。もしチャイルドロックがかかっていた場合は、やんわりと「お子さんを後ろに乗せるんですか」というような会話をしてみて、どう見ても子供を乗せるような人でないことがわかったら、きっぱりと同乗を拒否するということも大事だと思います。

 日本はおもてなしの国と言われ、先述の相乗り者を募るサイトというのも社会全般における公共マナーや安全性の高い社会であるからこそ存在しえるものだと思いますが、ごくまれにそうした状況を逆手に取るような人がいるのも事実です。最終的には自分を守ることができるのは自分だけということもありますので、細かい話ではありますが注意を怠らないようにして欲しいですね。

2015年8月27日 (木)

京都まで日帰りの旅 その4 移動中のブログ書き

 定例の集まりも終了し、頼まれたお土産も購入して、何とか当日帰りできる状況で京都を出発することができました。京都から静岡までは普通列車でおよそ5時間余りなので、6時半発くらいがぎりぎりで、7時発だと当日中は無理という感じの中、6時の新快速に乗ることができました。本当にぎりぎりになってしまうと、例えば冷房にやられて途中下車をした場合、下手をすると途中で進めなくなってしまいかねません。せめて一本前の列車には乗るようにした方が様々なトラブルに対応できると思いますので、何とか最終一本前の列車に間に合ってほっとしました。

 最近は時刻表自体を見る方も少ないと思いますが、出発する時間によって乗り換えの回数が変わる場合があります。私の乗ったパターンだと、まず米原で豊橋行きの新快速に乗り換えて、豊橋からはその時間は浜松行きではなく直接静岡まで運転する普通列車に接続していたので2回の乗り換えで済みます。荷物を持って走りながら駅の中を移動する回数が減るのでラッキーではありますが、夏休み中で青春18きっぷを使って長距離を乗っていそうな人はかなりいますので、乗り換えで座われなかったら長時間立ちっ放しになってしまうため、逆にしんどいという事はあります。ただ、今回は何とか空いた席に座りながら行くことはできたのですが、移動中はほとんど何もできないというのがつらいことでした。

 予定では静岡駅着が午後11時過ぎを予定していましたから、そのまま帰ってからブログを書いてアップするというのはかなり大変です。できるものなら車中にいる時間で何とかブログを書きたいと思ったのですが、さすがにタブレット端末とキーボードのセットを出して打つというのは人が多い時には難しく、しかも一番長い時間乗っている米原~豊橋間の列車で座れたのは四人掛けの席だったので、せめて二人掛けの席が空かないかなと思いながら時間が過ぎていきました。

 こうなれば仕方ないと取り出したのがメインで使っているスマートフォンで、この状態でブログを書くならスマートフォンでフリック入力をするしかないと思って書き出したのですが、普段キーボードで両手打ちをしている身にはなかなかフリック入力はスピードが上がらないのですね。それでも何とか調子が上がって来たと思った時に事件は発生しました。

 急にスマートフォンの画面が暗くなったと思ったら、いきなり製造メーカーのロゴが出現しました。まさか強制的に再起動したのかと思ったら案の上そうでした(;_;)。たまたまその時、そこまで書いた内容を保存していなかったのでショックは大きく、もう一度同じようにフリック入力でブログを書こうとは思えなくなりました(^^;)。

 その後、多少席が空き、二人掛けの席が空いたのでそちらに移動してから速功でキーボード付きのタブレットを取り出し、できるだけ隣の人のじゃまにならないように気を付けながら、とにかく本日の分だけと割り切って一気に書いたのがこのシリーズの1回目の文になります(^^;)。やはり日々使い慣れたキーボードからの入力の方が楽で早いというのが実感で、自宅に帰ってから改めてブログを書くという最悪のケースだけは防ぐことができました。

 その後、豊橋で乗り換えた電車はクロスシートでしたが、むしろクロスシートの方が大き目のタブレットやパソコンで作業するには向いているという感じがしました。隣に人がいないような空き席のある状況なら何とか私ならパソコンを使っての作業もできるように思えます。単にちょっとした空き時間にメモ的に旅行の様子を打ち込むだけなら乾電池で動くポメラDM100を持って行った方がいいことはわかっていたのですが、ブログにアップする場合、ポメラで入力してもその内容をパソコンで使えるように取り込むのが手間で持って行くのはやめました。何とかポメラ単体でクラウドにファイルをアップロードしたり、バソコンで作っておいたファイルを取り込んですぐ作業できるような機能があればと思うのですが、そうなると乾電池で動くようにはならないかも知れないし、難しいですね。

 ともあれ、大きなトラブルも無く、駅から歩いて駐車場まで行き、無事に自宅まで当日中にたどり着きました。朝の5時過ぎから夜の12時までほぼ1日を費してしまいましたが、その3分の2は移動していたというかなり無理のある旅となってしまいました。それでも、今回は余った青春18きっぷを使ったのでほとんどお金はかかりませんでしたし、こんな旅もたまにはいいかなという感じです。ただこのような旅をする場合、事前に移動中や現地で何をするか十分に考えておかないと、後で後悔するかも知れません。

2015年8月26日 (水)

京都まで日帰りの旅 その3 京都移動の交通機関は臨機応変に

 今回、私が京都まで日帰りて出掛けた目的は毎年この時期にある定例の集まりのためで、日程もお盆の時期を外してもらっているので、何とか行けるなら行き続けたいと思っています。縁ある方のお墓参りをして、その後で一席を設けて散会とワンパターンではありますが、それはそれでいいものです。

 集まりは妙心寺の近くで行なうのですが、京都駅から妙心寺方面というのが行くまでにはなかなか大変です。交通手段としては電車・バス・地下鉄・タクシーとありますが、時間があって他の観光地や買い物に行く時間があるなら市バスの1日乗車券を使うのがいいと思います。料金は500円なので、一日に3回以上乗れば元は取れてしまい、バスだけでも様々な場所へ移動できます。さらに駅前の案内場で1日乗車券を購入すると路線が書かれたマップがもらえますので(自販機やバス車内での購入も可)、京都駅からスタートするなら、中央口から右側にあるバスの案内所などで購入するのがおすすめです。

 ただ、何らかのイベントが有ったり雨が降っているような場合は、バスよりも地下鉄を使ってある程度まで移動した方が時間が読めるだけでなく早いので、あまりバスに固執する必要はないでしょう。さらに500円足すと、バスと地下鉄の一日乗車券が買えますので、両方使うか地下鉄だけにするか、迷うところです。

 今回は京都駅からバスで妙心寺方面に向かいましたが、今になって考えてみるとJR線乗り放題の青春18きっぷを持っていたわけですから(^^;)、山陰本線に乗って妙心寺最寄りの花園駅まで直行するというパターンもあったことを思い出しました。バスは渋滞だけでなく、利用している乗客の人が土地に不案内な人の集団だったりすると、停留所に停まってからお金を取り出して両替しようとしたりして(^^;)、結構時間がかかったりします。そういう事を微笑ましいと思える余裕のある日程ならいいのですが、そういかない場合もあります。今回、集まりの会食を済ませ、帰ろうと思った時からけっこう時間に追われていて、何も京都らしい所にも行けず(^^;)、お土産は京都駅地下で買うのが精一杯だったのですが、交通機関の選び方だけでも京都で過ごすことのできる時間は増やすことができると思います。ちなみに、妙心寺にたどり着くまでにバスを待つこと10分、バスの乗車時間が45分と、ほとんど1時間余り使ってしまいました。定例の集まりは来年以降もあるので、来年はもう少し時間をうまく使い、状況に合った交通機関を選ぶことも考えた方がいいなと思います。今の世の中はインターネットを駆使すればだいたいの時刻表は入手することができますので、短い時間でも観光したいと思う方は鉄道・地下鉄・バスの時刻くらいは比較して臨んだ方がいいかなと思います。

2015年8月25日 (火)

京都まで日帰りの旅 その2 車内での時間のつぶし方

 全ての行程を普通列車で行くというのは、距離が長くなればなるほど時間もかかります。それでも、自動車で高速道路を使ってぶっ飛ばしたとしても、JRの普通列車を使った方が早く着くと思います。日本のダイヤは正確なので乗り換えもスムーズにいきますが、特に18きっぷの時期には多くの利用者が押し掛けますので、うまく乗り換えないと全行程立ちっぱなしという風になりかねませんから注意が必要です。

 ちなみに、静岡~京都間の所要時間は約5時間ですが、これはスムーズに乗り継いだ場合です。事前に時刻表を調べ、できるだけ乗り換えの回数を少なくし、豊橋と米原の2回のみで京都まで行けます。ただ列車にいる時間がどうしても長くなるので、車内でどう時間をつぶすかというのがこうした旅を続けられるかどうかのポイントになるでしょう。

 今回の全行程で回りの人が何で時間をつぶしているか見ていたところ、ほぼ例外なくスマートフォンを見ながら音楽を聴いているか、ゲームをやるかといったところでした。今回は以前よく見掛けていた専用ゲーム機や大型のタブレット端末やブックリーダーの類を持っている人はほとんど見掛けられず、スマートフォンでもかなりの割合でiPhoneを使っていた人が多かったですね。その中でただ一人、ASUSのZenfoneを持っていた女の人がいたのが目立ったくらいでしたね(^^;)。

 個人的に思ったのは、狭い座席に並んで座っている中で、隣の人に迷惑が掛からないようにしつつ、何をやっているかのぞかれないところまで気を付けるには、私が持って行ったiPadmini2でも大きいという感じがするのですね。そんな中で私が時間つぶしのために何をしていたかというと、以前録音したもののなかなか内容を聞くことができなかったラジオの番組をまとめて聞いていました。

 これはあくまで私の場合ですが、自分の好きな音楽を端末に入れるのも大変ですし、鳴り物入りで登場してきた音楽の聴き放題サービスにいたっては、かなりジャンルにばらつきがあるので、これが聴きたいと思っても聴けないケースが結構ありました。そうなると流しっぱなしにできるネットラジオの方がましな部分もあるのですが、常に自分の好むプログラムを流してくれているわけではありません。たまたまここのところ、録音したものの聞けない番組がたまっていたので今回はそうした番組を聴きながら移動することができ、暇を持て余す時間を有効利用できました。

 本当はこのようなブログの内容をタイピングしながら行きたいところだったのですが、電車内が空いていて、隣に人がいない時でないとさすがに小さいものでもキーボードの付いた端末を出すことはできませんでした。ただこれがそれほど混んでいないローカル線に乗り続ける旅なら、かなりリラックスして旅の内容からブログネタまで車窓を見ながら書き続けることはできたかも知れません。

 そうして朝6時過ぎに静岡を出、京都にはお昼前には到着することができました。お昼は全く変わりばえしませんが、駅から徒歩10分かからないで行けるラーメンの「新福菜館」か「第一旭」のどちらかにしようと決めていましたが、最近はお昼前後だけでなくいつ行っても「第一旭」の方に行列が出来ているので「新福菜館」になってしまいます。今回もまさにそうで、時間の関係でどうしても早く食事をしなければならなかったので、泣く泣く今回も第一旭のラーメンと餃子は諦めることに。でも新福菜館の中華そばがおいしくないわけではなく、十分京都まで来たことに満足できる味でありました。

2015年8月24日 (月)

京都まで日帰りの旅 その1 駐車場で車中泊をしていた人たち

 8月の頭に姫路城まで青春18切符で行ったのですが、まだ1回分だけ余ってしまっていたので、今回京都に行く定例の用事があるということで、無謀にも18切符で静岡から京都までの往復という無謀な計画を立ててしまいました。
 
 一応、用事はお昼過ぎから夕方までなので、何とか日帰りできる日程ではあります。しかし、何か事故があって東海道線が止まってしまったら帰りつけなくなるという危険な旅でもあります。
 
 当日は朝5時に起き、車で出発します。前回の姫路城への旅の時に紹介しましたが、1日の駐車料金が500円という駐車場が静岡駅から徒歩で約15分という所にありまして、今回もその駐車場にお世話になることにしました。朝食は家で食べ、6時前に出発したものの、重大な忘れ物に気が付きました。
 
 この文章はWindowsタブレットで書いているのですが、元のファイルはクラウドの上にあるので、タブレットをインターネットに安定して接続させる必要が出てきます。そのためのモバイルルーターを持って出るのを忘れたのですね(^^;)。慌てて車をUターンさせ、モバイルルーターを持って再出発をしましたが、そのまま出てきたら行き帰りの電車の中でのインターネット接続は低速回線しかなくかなりストレスがたまったことでしょう。
 
 駐車場にはすぐに着きましたが、何と今回利用した駐車場の中で車中泊をしている強者がいました。結構暑いと思うのですが、その車は窓を全開にしてだらだら起きていたようで、いきなり人の気配がしたのでちょっとびっくりしました(^^;)。これが冬なら気配を感じさせないで寝ることも可能かも知れませんが、もしかしたら駐車場内で寝ようと思ったもののずっと寝られなかったのかも知れませんね(^^)。やはり、夏の暑い時期は宿代を浮かそうと思う余り車中泊にこだわりすぎるのはある意味危険です。家の近くへ車で行って飲んで、お酒が抜けるまで車の中で酔いを覚ますような感じで車中泊をするならいいかも知れませんが、暑くて全く寝られずに次の日も長距離を走るような感じで車中泊をするというのは自分だけでなく巻き込まれるかも知れない他の車のためにも自重するべきだと思います。今回遭遇した人たちはどういう感じで車中泊をしていたのか、今となっては確かめようがありませんが、今回は旅の初めから少々面食らった中で出発ということになりました。

2015年8月23日 (日)

危険な年代というものはあるか

 大阪・寝屋川の中学生2人が被害にあった事件がありまして、犯人は当初10代の若者の集団ではないかとテレビのコメンテーターが語っていたのですが、この文章を書いている現在、実際に逮捕されたのは40代の男性とかなり見立てとは違ってしまいました。


 ここで、テレビコメンテーターを責める意思というのは私にはありません。ただ、一般的に「危険な年代」というと、どうしても10代から20代のやんちゃな若者を思い浮べてしまいがちですが、そうした考え自体を改めるべきではないのかと今さらですが思うのです。


 小説家でショート・ショートの大家であった星新一さんの作品の中に、その名の通り「危険な年代」という作品がありました。その作品でも当初はそれらしい犯罪容疑を掛けられた若者にスポットを当てるものの、本当にその若者の犯行なのかと感じた語り手である主人公さえも、あえて真実には目をつぶり、容疑をかけられた若者を助けることを放棄します。それは、その事件に関わった大人の中で、もしかしたら自分の子供が真犯人ではという疑問を浮かべてしまったからで、子を思うあまり真実から目を背ける親の世代こそ危険な世代ではないかというオチなのですが、現代はさらにいろんな層にわたってさまざまな危険な人たちが存在するように思います。


 30代以上の人の中で、社会への大きな憎悪として持ち続け、大きな事件を起こす人もいますが、単に日常生活のストレスがたまって暴力事件へと発展するケースは大人であればこそ起こることで、そこに年代によるくくりはないものと考えていいでしょう。つまり、危険な年代があると言うよりも、いつ爆発するかわからないさまざまな世代の人が今の世の中にはうようよしているのではないかと思うのです。


 世の中には幸せで今の生活に満足している人だけが暮らしているわけではありません。一見幸せそうな生活を送っていると思われる人でも、決してその人の人となりについて触れてはならない場所というのはあるでしょうし、それが例えばお酒に酔っていてつい口にしてしまってトラブルになる場合もあるでしょう。そういう場に遭遇してしまったら、大人ならすぐに謝ったり、すぐにその場から立ち去ったりすることでいくらでもトラブルを回避することはできます。しかし、相手の事を思いやることなくずけずけと物を言い、さらに追い討ちを掛けるような事をついやってしまうかも知れないのが、人生経験の浅い若年層になるのですね。


 今回の寝屋川の事件における動機はわかりませんが、もし今回の実行犯(これを書いている時点で逮捕されたのが実行犯でない可能性もあるので、一部は想像で書いている部分がありますのでその点はご了承下さい)に対して、普通の大人だったら触れない、その人にとっては決定的な一言を言い放ってしまったことが今回の結果の原因だとしたら、本当に不幸であったとしか言えません。これからは一般論になりますが、口は災いの元と言いますが、今の世の中では本当にたった一言を言ってしまったことで悲劇につながることが普通にあるわけですから、小学生や中学生レベルでも、見てくれだけで人を判断せず、思った通りの事を口に出さないように大人が教えてあげた方がいいと思うのです。今回の事件の詳細はこちらで考えたこととは違うかも知れませんが、休み期間中は児童・生徒が単身で繁華街に出て、いい大人とトラブルになる可能性は決して低くはないと思うので、今回のような事件に巻き込まれないためにも、子供が知らない大人に対応する場合はかなりナーバスになるべきではないかと個人的には思います。


 車中泊スポットでもトラブルになるのは、何かあった際に事を荒立てるようにできないまま、お互いの口の利き方が悪かったりする場合が結構あります。こちらは悪くないのに、かなりひどい事を相手から言われたとしても、あえて冷静に対処することが大きなトラブルを未然に防ぐようになると思います。人の集まるところには必ずトラブルが有り、トラブルメーカーは見てくれや年代とは関係なく誰もがなる可能性があります。せっかくの旅行を苦い思い出にしないためにも、相手の様子を見て避けるところは避ける判断をしていくことが大事だと私は思います。




2015年8月22日 (土)

ネットラジオ時間差配信の有難さ

 私が最近ラジオ放送を録音する場合、そのほとんどをインターネットラジオをスマートフォンのアプリraziko と raziko拡張(こちらだけ有料)を利用しています。録音したファイルはそれほどファイルが大きくないので、まとめてCDに焼くという他にもクラウド上に置いておき、必要に応じてダウンロードして楽しめるようにしているのですが、最近助かったことがありました。

 普段の録音はアプリのradiko拡張のおかげで番組表をダウンロードしてそこからテレビのように録音できるのですが、テレビと違ってラジオの番組というのは事前に何を放送するかあまり気にかけることもないので、車の中でラジオを聞いていてこれは録音したいと思うこともまれではありますがあります。昨日たまたま、めったにメディアに出て来ないような人のインタビューが放送されたので、これは録音したいと思ったのですが、すでに番組自体は始まってしまっています。

 今までの常識でいけば諦めるしか無いのですが、何とか途中からでもと思ってスマートフォンのアプリを起動し、今聞いていた放送局に合わせたところ何とまだ番組放送前でした。すぐに録音の手続きをし、冒頭ちょっと欠けたものの何とかインタビューの内容は録音することができました。

 これは、インターネット放送の特徴として同時放送と言ってもかなりのタイムラグがあるためで、このタイムラグのおかげで何とか録音が間に合ったということになります。車の中でラジオを聞いていてこれはという番組があったら、その時点ですぐにスマートフォンで録音する作業をすれば間に合うことが今回わかり、自分の中ではかなり便利に使えるようになりそうです。ただし、このような録音を使うには、ラジオ放送を流し続けるだけでもデータ通信容量を消費しますので、あくまで緊急用として対応する必要はあるかも知れませんが。

 以前ラジオの付いたICレコーダーが登場し、外でも自由にラジオ録音ができそうなので購入しようと思ったことがあったのですが、ビルの中や移動中など受信自体が難しい場合もあるので、スマートフォンでインターネット配信を録音できるならそちらの方がよっぽど安定して使えます。今回私が使ったSIMはmineoのau LTE低速でしたが、低速でもラジオ程度なら十分使えるのが有難いです。車のラジオで私と同じように録音したいラジオ番組の放送があったら、まずは安全な場所に車を停め、スマートフォンからの録音を試してみてください。

2015年8月21日 (金)

夏休みのお出掛けに 無料Wi-Fiを利用しよう

 お盆休みも終わりましたが、まだ夏休みは続くのでまだまだ車や電車で出掛ける場合もあるでしょう。そんな外先でインターネットを使っている人は今では本当に普通になったような気がします。基本的にはLINEなどでのコミュニケーションが多いとは思いますが、時間潰しに動画や音楽を利用しまくっていると、一気に毎月のデータ通信容量を超えてしまう場合も出てくるでしょう。

 これが、自分の責任で使っている大人ならいいのですが、そうした事情を知らない子供さんに端末を貸すと、動画を延々見られてしまい高速での通信をしたい時にできなくなってしまう何て悲惨な事も起こるかも知れません。いくら高速通信の容量があると言っても、知らないで使う人のデータの消費の仕方には驚くべきものがあるかも知れませんので(^^;)、何らかの対策を立てておくべきでしょう。

 今回紹介したいのが、3GやLTEという携帯電話の電波を使うのではなく、一般用に広く提供されている無料の公衆無線LANアクセスポイントを利用できるような計画の立て方です。今の日本では集客のために、特定のスペースにおいて全くの無料でWi-Fi通信を使えるようなサービスを実施している場所が結構あります。移動先をそうしたエリアにすることによって、ほぼ無制限にインターネットを使えるようになり、3GやLTEを使った高速通信容量を消費することもありません。今後、お出掛けになる際には、以下の内容を参考にWi-Fiを使ってみてください。なお、当然ながら全ての無料Wi-Fiサービスを網羅しているわけではありませんのでその点はご了承下さい。

・セブン-イレブン イトーヨーカドー デニーズ
 7spotのサービスが利用可能。無料の会員登録で使える。無料だが1日3回、1回60分までという制限が付きます。
http://webapp.7spot.jp/

・ファミリーマート
 利用登録を行なうことにより1日3日、各20分まで利用できます。初回登録の際、メールの受信ができるよう、3GやLTEの通信環境は別途必要。
http://www.family.co.jp/services/famimawi-fi/

・ローソン
 初回のみ利用規約同意とメールアドレス入力が必要だが、メールアドレスを登録すると1年間は設定が有効になるWi-Fiサービスを使える。
http://www.lawson.co.jp/service/others/wifi/

・オートバックス
有料のWi-Fiサービスであるwi2premiumを利用する。会員No.電話番号で登録、パスワードを作ってログイン可。
http://www.autobacs.com/n/store/c/ab_wifi_index.html

・スターバックス
 店内にあるチラシの内容に添って初回登録をすれば無料利用可。SNSサービスのアカウントでもログインできる機能もあり。

http://starbucks.wi2.co.jp/pc/index_jp.html
 
・TULLY'S
利用規約に同意して利用可能。
http://www.tullys.co.jp/wifi/

・イケア
 IKEA FAMILYカードまたは、IKEA BUSINESSカードの番号があればそこから登録してログイン可。メンバーカードがない場合はメールアドレスを登録すれば同じように利用可能になる。
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/customer_service/ikea_services/free-wifi.html

・イオンモール
 初回のみメールアドレスの登録必要。1回の接続につき60分までで回数制限はない模様。ネットワーク名「AEON MALL」に接続する。

・高速道路サービスエリア パーキングエリア
 メールアドレスを登録することで、一回15分1日3回まで利用可。
http://www.driveplaza.com/wifispot/

・フリースポット(さまざまなエリア有)
 接続時にメール認証が必要。
https://freespot.com/

2015年8月20日 (木)

台風経路図を印刷して見る

 この週末から週明けにかけて、2つの台風が日本に近づいてきています。進路情報は気になるところですが、やはりインターネットからの情報収集は欠かせません。

 基本的には気象庁のホームページから情報を得るのが普通ですが、先日、印刷して紙に出すならと、別のサイトを紹介されました。それが国際気象海洋(IMOC)という気象情報サービスの会社でした。

http://www.imocwx.com/

 教えてくれた方は米軍の出す台風情報も使っているそうですが、日本語での情報ではないので、日本語で出る情報とともに台風の進路図には印刷用のファイルが用意されているのが特徴です。

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 このように、カラープリンターで印刷すれば、これまでの進路および今後の進路情報を紙の上で確認することができます。国際気象海洋ではスマートフォンやタブレット端末で使える専用アプリも提供していますが、私の使っているiPad mini2でもこれだけの範囲を一度に見ることはできないので、テレビニュースをやっていない時間に台風が接近してきた時にはこちらのサイトから紙に出力することで家族や職場などで情報を共有できて便利です。もちろん、新たな情報が入ってくれば予報の内容も変わってくるので、時間ごとに出力した内容を見比べながら自分の行動の指針にできます。

 今のところ、この週末は沖縄や小笠原諸島でかなりの被害が予想されますので、台風の進路にあたっている方はこうした情報を活用しつつ十分に警戒してください。

2015年8月19日 (水)

車両火災を起こさないために

 中国の天津で起きた倉庫の爆発事故は、消火作業の際にやってはいけない消し方をしたのではないかという話があります。これは、油が燃えた火災に水を掛けるように、火の消し方を間違ってしまったため、一気に爆発的に燃えたことで周辺の危険な物質に引火したのではないかというのです。

 私など普段の生活の中であまり意識することはないのですが、単に建物が燃えている場合は水を掛けて消せばいいと思うものの、その火事が水をかけてはいけない火事かそうではないかということはちょっとわかりかねます。天津の大規模な爆発の映像を見てしまった今、やみくもに火を消そうとすること自体が命取りになることもあるということを学ばせていただきました。

 長距離で車を運転していて、これもめったにあることではありませんが、車が燃えてしまう車両火災というのも、実際にその場に遭遇したらどうするのかと思うところはあります。というのも、車の中にはガソリンやオイルなど油まみれになっているものであるので、ある程度火が大きくなったらとても水を掛けるなんてことは危なくてできないでしょう。なかなか初期消火のためのグッズを持っている人もいないでしょうし、高速道路などで車両火災に遭遇したら消火はプロに任せ、早いうちにできるだけ遠くまで逃げるのがいいと思います。炎上している車両の回りに停まっているトラックの積荷に引火して爆発なんてことにならないとも限りませんし。

 他人が火事を出すのは自分ではどうにもなりませんが、自分が火元になるというは絶対避けなければいけないので、車両火災についていろいろ調べてみたのですが、整備不良で火事になることが多いということはあるものの、運転の仕方が原因となったケースも有ります。例えば急な下り坂が続く道路でブレーキを踏み過ぎて焼き付かせてしまうケースや、ハンドブレーキ・フットブレーキを戻さないまま車を動かしてしまい発火するケースもあるといいます。ただ整備不良が原因でも、車のフロントパネルや普段との違いを気にかけていれば回避できる場合もあり、オーバーヒートする前に水温が上がったのを把握したらとにかくすぐ止まってエンジンを冷やし、救援依頼をかけることは火災の予防という観点だけではなく、無理に乗り続けるとエンジン自体を駄目にしてしまいますのでどんなに急いでいても停まるべきです。同じく明らかにパンクをした状態でさらに走り続けようとする行為もタイヤ自体が発火する危険がありますので、まずは止まって救援を待つのがいいと思います。ただ、その場所が高速道路だった場合は走行中の車にひかれるなどの人身事故の危険もありますので、できるだけ車を路肩に寄せて車を停め、左側から出てガードレールの外で助けを待つようにしましょう。

2015年8月18日 (火)

何を買い何を控えるべきか

 テレビを見ていて、ニュース速報の字幕が出てくるとどきっとするのですが、つい先日のニュース速報の内容は、大きな事件ではなく、日本のGDPがマイナス成長になったというものでした。その種のニュースをあえて速報で出す意味はあるのかという感じはしますが、マイナス成長のままだと困る人たちもいることも確かです。

 私のブログの中にも様々な品物を紹介し、消費を促す部分があるわけですが、今そうして紹介したものを過去にさかのぼって調べてているところです。まだ全てを見たわけではありませんが、過去にはこんなものを紹介していたのかと、なかなか面白いなと見ていて思います。

 新しいテクノロジーによってどんどん進化していくパソコンやスマホ、デジカメのようなものは、過去のものと今のものと比べると、新しい方が魅力的であるというのは仕方のないことで、そうして過去に紹介したものは情報としては古くなり今では利用価値がなくなってしまっています。これがさらに時間が経つと、その当時の記録として意味を持ってくるとは思いますが、今振り返ってみると、かなり無駄なものにお金を使ったなと(^^;)思ったりもします。

 しかしそんな中、かなり前に買ったものでも今も同じように同じような金額で売っているものもあったりします。主にキャンプ用の道具というのは多少のバージョンアップはあってもびっくりするほどの進化というのは起こりにくいので、昔買ったものを今改めて買おうと思うと、物価の関係や消費税分で高くなっていたりするものも結構あるのですね。そういうものを確認すると、早いうちに買っておいて良かったと思うから不思議なものです。使う頻度はそれほど高くないものがほとんどなんですが(^^;)。

 最近は個人消費が冷え込んでいるとよく言われます。そのおかげでGDPが下がったのかはわかりませんが、今の世の中はひもじい思いをして節制するというよりも、今まで無駄に使っていた消費を抑え、必要なものを選んで買うという風な流れになってきているのではないかと思います。このブログで紹介する品物も、後から見て無駄遣いだなと自分で思わないようなものを厳選して紹介していきたいなと思っています。

2015年8月17日 (月)

お盆の最後は旬の味を

 今年のお盆は全くどこへも行けなかったのですが、全くどこへも行かないというのは悲しすぎるので、今しか食べられない地元の旬の味を求めて富士宮まで行ってきました。JA富士宮が運営するファーマーズマーケット「う宮~な」は、個人的には穴場的な場所にあるのでそれほど朝急いで出掛けなくてもお昼前くらいまでに着けばまだ品物は残っているので、ふと思い立って出掛けるにはいいと結構利用しているのですが、ここには8月から9月あたりまでしか売られていない生の落花生が置いてあります。

 知っている方は知っていると思いますが、生の落花生を大量のお湯で塩茹でにして食べると、乾燥した落花生とは違った水分を含んだ柔らかさがたまりません(^^)。ファーマーズマーケットでは大粒と小粒が分けて置かれていて、かなりの分量のあるネットが1つでだいたい1,000~1,500円くらいといったところです。塩ゆでのレシピはネットで探せば色々出てくると思いますが、粒の大きさにこだわるだけでなく、鍋は普通の鍋か圧力鍋か、さらには塩を入れるタイミングは先がいいのか後がいいのかとか、人によって本当に様々なこだわりがあるようです。

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 私は大粒のものが好きなので買って帰ったら早速茹でていただきましたが、夏の暑い季節のビールのお供には最高です(^^)。私はいつも近所で生落花生を買っているのですが、富士宮産の生落花生のレベルは高く値段も安いので、今回ちょっと早いかなと思いつつ出掛けたところ大量に店頭に並んでいてラッキーでした。生落花生のシーズンはこれからかなという気もするので、あくまで期間限定になりますが、キャンプなどで富士宮周辺を訪れる方は、ぜひキャンプ場で塩茹でを食べるために立ち寄ってみてはどうかと思います。

JA富士宮ファーマーズマーケット「う宮~な」
所在地 静岡県富士宮市外神123番地
電話番号 0544-59-2022

2015年8月16日 (日)

移動後すぐに遊びたい気持ちはわかるけど

 2015年は例年になく暑いと言われる中、水の事故も増えているようです。最近では、海岸近くにサメが出現し、遊泳禁止になっている場所も多いので、海での水の事故の報道も減っているような気もしますが、子供だけでなく中高年が命を落とすようなことも近くの海水浴場で起きたりしています。

 先日静岡県内で起こった水の事故は、こんなところでなぜと思うような整備された海水浴場で死亡事故が起こってしまったのですが、亡くなった年配の方は海に入る前にビールを飲まれていたようです。

 まあ、お酒を飲んで水に入るというのは論外であると思うのですが、世代的な特徴として、自分の体力を過信してしまう傾向はやはりあるようですね。海でも山でも、自分の体力の限外を誤解した状態で遊びに行くというのは、それこそ命にかかわる局面を引き起こしたりする場合が多いので、己を知ることは大切だと思います。ただ、若い方だから多少の無茶をしても大丈夫かというと、決してそういうこともないのですね。

 これを書いている現在、甲子園では全国高校野球選手権が行なわれているのですが、プレー中に手や足が痙攣してしまい、途中交代を余儀なくされる場面が結構あります。その原因は知らず知らずのうちに脱水症状に陥ってしまったためだと言われます。ほとんど徹夜で移動し、目的地に着いたらすぐに海水浴なんてことをやると、もし水の中で急に足が痙攣を起こしたとしたらどうなるかということもあります。今の季節はどうしても体の中の水分が不足する傾向になりますから、年代を問わずに車で移動して目的地に着いたらすぐに遊ぶような真似は避けて、食事と水分をとってある程度体を休めてからレジャーを楽しんでいただきたいと思います。

2015年8月15日 (土)

トラックステーションの営業情報

 世間はお盆休みに入っているかと思いますが、今年は特に暦通りの仕事で、しかも昨日の金曜日は静岡市から浜松市まで車で仕事をしに行きました。仕事とは言っても、せっかく浜松まで走ってきたのだからということで、本来はトラックのための休憩施設であるトラックステーション浜松に寄ってみることにしました。

 一応営業情報は調べて行き、平日に食堂の利用が普通の車で行ってもできるし、車も施設を利用する前提でできるということもわかっていたのですが、残念ながらトラックステーションの利用はできませんでした。というのも、トラックステーションはあくまでビジネスでトラックを運行しているドライバーのものなので、レジャー客をも呼び込むような、他のドライブインや道の駅とは全くコンセプトが違うのです。休憩施設や食堂についても、お盆の期間はお休みになっていたのでした(^^;)。

 ただ、うだるような暑さの中、トラックの中でアイドリングしながら休んでいるトラックドライバーの方々がちらほらいらっしゃいました。とにかく駐車場のエリアが広いのでトラックドライバーの方からすればこういうスペースがあるだけでも有難いことでしょう。今回は残念な結果になってしまいましたが、次の機会には食堂だけでも利用してみたいと思っています。

2015年8月14日 (金)

高速道のガソリンスタンド空白区間問題

 新東名を含め、全国では新たな高速道路が開通していますが、その中である問題が発生しているようです。高速道路のSAにガソリンスタンドが併設されるのは当り前という意識がある方が多いかも知れませんが、特に交通量があまり多くない高速道路にあえて出店する業者もないでしょう。そうした理由から、SAからガソリンスタンドが撤退する例もあるようで、その結果といいますか、全国の高道道路において、100キロ以上もガソリンスタンドのない区間が2015年4月時点で83ヶ所あるという事が明らかになったそうです。

 高速道路会社ではガソリンスタンドのテナント料の引き下げや、SAPAでのガソリンの缶詰を販売するという方法を始めているそうですが、西日本高速道路では空白問題のある一部インターチェンジにおいて途中下車しても追加料金を徴収せずに一般道で給油することを促す社会実験を実施しているそうです。もしという言葉は禁物かも知れませんが、高速道路の料金所をなくして、一般道との乗り降り自由という構想が実現できていれば問題は起こっていなかったのでしょうが、もうさすがに高速無料でという風にはならないと思いますので、ガソリンスタンド空白区間問題をどうするのかというのを今後も考えなければいけなくなるでしょう。

 個人的には空白区間に限ってガソリン給油のために一般道に降りることを認めてくれれば、ガソリンスタンドだけでなく地元の飲食店や旅館にも車は入ってくると思いますのでそうしてくれると嬉しいですね(^^;)。車中泊派からすると、高速道路を下りてキャンプ場や車中泊のできる場所が近くにあれば、なお嬉しいですが(^^;)。

 高速道路を通った証明というのは通行券があれば料金所で給油のために降りると告げれば通行券を持ったまま降りることも可能でしょうし、現物でなくてもETCカードを利用していれば走行状況はカードに記録されていると思いますので、そこに記録されているインターから降りた記録を再度同じインターから乗る時に有人の料金所を通って、そこでガソリンスタンドのレシートを提出してもらうことでいったん降りた記録をリセットしてもらうこともできるでしょう。このように給油のために降りる場合、どのくらいのタイムリミットで途中出場しなければならないのかという問題はあるものの、先に挙げさせていただいたように給油だけでなく食事や観光、宿泊までできる位の途中下車を認めてくれれば、むしろガソリンスタンド空白区間周辺を楽しもうと思って出掛けてくる車も出てくるのではないかと思います。今でも高速道路会社が出している周遊チケットの周遊区間内なら乗り降り自由というものはありますが、これには事前の申込が必要で期間の縛りもあります。そうでなく、乗り降り自由な区間さえはっきりしていれば、それをうまく使って高速道路で旅をしようと思う人も増えるでしょうし、地元もその分お客さんが増えるわけなので、設備を作らなくていい高速道路会社とともにみんなにメリットがある方法だと思うのですが、どうでしょうか(^^;)。

2015年8月13日 (木)

坂になっている場所で車を停める危険性を共有しよう

 北海道で起こったという、車のドアの間に体がはさまって3日間身動きが取れなかったという「事件」は、最初ラジオのニュースで聞いたのですが、どうすれば車のドアではさまれるのか理解できませんでした。最初は狭い車庫でドアを開けて無理に出ようとして抜けなくなったのかと思ったのですが、今回の挟まり事件は、傾斜になっていた場所が関係していたということです。

 どういう事かというと、車を傾斜になった場所で停めて外に出たところ、オートマのシフトレバーを「P 」の位置にせずニュートラルの位置にし、さらにフットブレーキもしなかったので車が後ろに動いてしまい、慌てて車の元に走ったものの、何の拍子か身体が車の開いたドアと地面の間にはまってしまって抜けなくなってしまったというのが事故の顛末ということでした。

 急に車が動いて焦るのは十分わかります。たまたま今回は焦ったために最悪の状況になってしまったということなのでしょうが、そもそも車から降りる前にきちっと車のシフトレバーを「P 」の位置にして、フットブレーキをするのを確認すれば問題はなかったわけです。さらに言うと、車を停める場所を日頃から坂道や傾斜のある場所にしなければ、細かな確認を忘れたとしても大事にはならなかったことでしょう。

 今回の事件を引き起こした車は軽自動車のスズキ・ワゴンRだったようですが、いくら軽自動車であっても、動き出してしまったものを大人一人でその動きを止めるのは大変です。急いでいたり車を置いてから歩くのがいやだったりして、坂道の途中や傾斜のある場所で停めたいと思う気持ちはわかりますが、リスク回避という観点からすると、特に一人で車旅をしている場合、何が起こったとしても今回のようにだれも来ない所で遭難してしまう可能性があることをまずは考えるべきではないかと思います。今回の事件は単なるおもしろ事件として片付けられてしまうかも知れませんが、一人で車旅をしている人にとっては他人事ではないということも確かなのです。このような事例を共有することによって、同じような悲劇が再び起こらないようにしていければと思っています。

2015年8月12日 (水)

台湾の「スマートスクーター」の仕組みははなぜ日本で実現できなかったのか

 電池で動くスクーターは日本でもそこそこ出てきていますが、台湾の「スマートスクーター」の話をニュースで聞いた時、やられたと思いました。簡単に説明すると、日常の中で電気スクーターに乗っていて一番困るのは満充電しても走行距離が短いことですが、台湾のシステムでは充電された電池がスタンドに行けば常に用意してあるので、充電で待たされることなく日常の足として電気スクーターを利用できるという仕組みです。電池を個人所有にしないことで日々の充電から解放され、自分のスクーターの電池の劣化を気にする必要もありません。このシステムは他のアジアの国々や日本でも普及させたいという事がニュースに載っていましたが、電池を載せた二輪車ということでは電動アシスト自転車をあれほど普及させた日本でなぜ実現できなかったのかと思ってしまいます。

 日本企業の競争によってユーザーは様々な恩恵を受けたことは事実ですが、同じものでも違う規格がまっこうから対立して潰し合うという悲しい現実もありました。早いうちから規格を統一してオールジャパンで海外メーカーと競うという方法が取れていれば、いろんな歴史が変わったかも知れません。ビデオデッキなどはその際たるものでしょうが、これからの新しい技術のイニシアチブを取るためには、ぜひオールジャパンで規格を考えるようなビジネスモデルを作って行って欲しいですね。

 このブログにも以前書いたことがありましたが、とあるタクシー会社が電気自動車を使っていて、充電の方法はプラグイン方式ではなく、電池自体をタクシーステーションで交換するという斬新なものでした。もしこうしたどの車でも使える汎用電池で走る車が一般化されれば、今のガソリンスタンド網がそのまま電池ステーションとして利用できるかも知れません。台湾の「スマートスクーター」はこのバイク版と言えるわけで、この方式がもし日本で普及したら、日本の二輪車メーカーの経営にも影響が出てくるかも知れないと思えるのですね。最初は、日本のメーカーの方がいいと言っていた人でも、本体が安く買え、電池のメンテナンスをする必要がなく、さらに電池交換できる場所が日本国内に増えていけば、性能より利便性を取るため中国や台湾製品が主流となっている、今の日本のスマートフォン市場のような状況にならないとも限りません。

 日本のメーカーもそれぞれが努力をして差別化した製品を出すことについて否定はしませんが、特に今後の事を考えた時、自動車とバイクについて、電池で動くものを普及させたいと思うなら、プラグインで家庭や充電機で充電できるものの電池に互換性がないものより、電池に互換性をもたせ、将来的に電池が同じサイズでも容量を増やすような形でバージョンアップ可能な取替可能な汎用電池を使った電気自動車の方が長く乗り続けられるのではと私は思いますね。日本でこうしたことのイニシアチブを取るのは限られた人たちだと思いますので、同じような事を海外メーカーに先にやられないような決断をして欲しいと切に思うのですが、どうなるのか気がかりでしかたありません。

2015年8月11日 (火)

息の長い製品を出すメーカー

 前日に書かせていただいた通り、以前このブログで紹介させていただいた製品について、Amazonのページヘのリンクをさせていただいています。私がこのブログを立ち上げてから結構経つので、紹介させていただいたものの中にはもう入手できなくなっているものも多いのですが、一つ一つリンクを貼っていると、長きにわたってロングセラーを続けているものがある中、一つの製品が目に止まりました。

 それは、TASCAMというブランドで古くからあるオーディオメーカーのTEACが出している高音質のICレコーダーDR-05で、すでに生産は終了しています。現状では新機能の付いたDR-05 VERSION2が販売中ですが、ぱっと見るとその形は全く同じで、主にソフト的なバージョンアップのようです。VERSION2の新機能は以下の通りとなっています。

・楽曲制作に便利な非破壊オーバーダビング機能
・ボーカルや楽器をきれいに響かせるリバーブエフェクト
・入力レベルを基準に自動で録音開始するオートレック機能
・入力レベルを基準に自動でマークを打つオートマーク機能
・動画ファイルとの位置あわせに便利なオートトーン機能

 個人的には自動でマークを打ってくれるのは後で聞き直す場合に便利ですし、今後、動画の音声を別々のハードで録り、それを合わせて高音質の動画を作るような場合にオートトーン機能はありがたいですね。ただ、普通に考えると新しい機種を購入しなければならないと思いがちですが、実は旧DR-05をVERSION2の機能を使えるバージョンアップファイルが公開されており、私の旧DR-05も簡単にVERSION2相当になりました。

 逆に考えると、まだAmazonでも旧DR-05が売っている状態ですから、家電量販店で安く古いものが売られている場合、あえて購入して自分でバージョンアップさせて使うということもできるわけです。そうでなくても、ソフト的なバージョンアップによって現行機と同じように引き続き利用できるというのは、メーカーのご英断もあるかと思いますし、ユーザーにとってはありがたいものです。同じような製品を販売するメーカーを検討する中で、やはり選ぶべきはユーザーの方向を長く見ていてくれるメーカーの方がいいわけで、その実例ということで紹介させていただきました。製品自体はごつくて大きいものですが、音質重視のICレコーダーとしてはとりあえずこれ一台あればしばらくは新しいものを買うこともないかなと思います(^^;)。

2015年8月10日 (月)

Amazonへのリンクについて報告

 これまで、あえて広告バナーを貼らないブログ運営を続けてきましたが、そもそも、このブログはいろんなジャンルのグッズを具体的な型番とともに紹介しているのに、読まれた方がいくらくらいするかということがブログ内でわからない(改めて別に調べないといけない)という問題を抱えていました。

 いろいろ考えましたが、ブログで紹介したものを気に入っていただいた場合に手間を掛けないでだいたいいくらぐらいするものか、読んですぐにわかっていただけるよう、アマゾンの商品ページのリンクを該当するページに貼らせていただくことにしました。具体的には「Amazonアソシエイト」への参加をさせていただくことによって、各商品へのリンクを行ない、ページにアクセスいただいた方がこちらで紹介させていただいた商品の実勢価格を把握することができるようになるわけです。ただ注意点もあります。

 アマゾンで売られている商品は、Amazon自体が販売している製品であっても一時的に品切れになったり、すでに販売を終了したものについては中古品を含むマーケティングプレイスという販売手法で継続して売られる場合があります。そのため、ショップやマーケティングプレイスの出品者の中で、商品を出品している人がいなければ、あえて高いと思うような値付けがされたものが最安となってしまう場合があります。さらにその中にはいわゆる「プレミアム価格」として普通のお店では考えられないような、かなり高めの価格が付けられているものも出てきます。どうしても今買いたいと思う人は法外な値段だと思っていても買ってしまうことを狙ってのビジネスモデルなので、私の方で付けている価格ではないことをお断りしておきます。

 また、リンクから購入される場合、アマゾンが直接売ったり配送を受けもつものは送料無料ですが、そうではない出品者(一般的な有名店舗も含む)からの購入の場合は別途送料が余分にかかる場合もあります。そういうわけで、品物にリンクが貼られている場合には、詳しい内容を十分確認し、納得した上での購入されることをお薦めします。リンクについてはこれから新たに書くものだけではなく、過去にさかのぼって、現状で入手可能な場合は、これまで紹介したものについて追加していく予定です。リンクから物品を購入いただけると以下に記載しております通り、こちらに紹介料という形でなにがしかのお金が入ってくるわけですが、基本的にはそうして得たものについては、次にこのブログで紹介できるような品物の購入資金の一部にできればいいと思っています。

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 このサイト「車中泊徒然草」はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

2015年8月 9日 (日)

城めぐりの旅 その6 帰路と今回のまとめ

 何とか姫路城の見学が終わり、あとは帰るだけとなりました。そのまま一気に帰っても良かったのですが、たどり着く前に食事の心配もしなくてはいけません。ホテルの朝食の後に喫茶店のモーニングを食べてしまったので、それほどお腹は減っていないものの、やはり少しはお腹に入れておいた方がいいだろうと、とりあえず京都で電車を降りました。

 旅行のおみやげを京都駅構内で買うという目的もあったのですが、少量でも食べられて安いということで、大阪名物の蓬莱の肉まんを京都のイートインでシュウマイ、餃子とともにいただきました。関西方面へ出掛けて小腹が空いた場合はたこ焼きもいいですが、肉まんプラスアルファの食事というもの結構お薦めです。

 お土産と食事まで京都でしてしまったので、一応プラン候補にしていた名古屋での途中下車は中止し、一気に進むことにしました。ただ、京都から米原方面に18きっぷで移動する場合、注意したいことがあります。スマートフォンの路線検索アプリで調べると、ぎりぎり乗り換えられる組み合わせを案内されることが多いのですが、姫路発米原行の新快速が米原に着いて、乗り換えが5分くらいしかない場合、乗り換えはホームの階段を登り降りするだけでなく、何本か前の電車に乗ってきた人たちはすでに米原発の電車に乗り込んでおり、最悪座れなくなる可能性もあります。また、何らかの影響が電車が遅れたりすると、米原発の電車を待たせて乗り換えが済み次第発車というせわしないものになってしまいがちです。たまたま私が乗り合わせた時がそうで、そうしたことを見越して、あえて京都発の新快速を待たず、先行する普通列車で先に米原に着いて待っていたので余裕で乗り換えできましたが、京都で新快速を待って米原まで向かった人は大変だったと思います。こういうことは何回も経験しているとわかりますが、スマートフォンのアプリに頼り切ってしまっているとはまってしまう落とし穴のようなものですので、今後このラインを通られる予定の方は同じ待つなら先の駅でということをまず考えるといいと思います。

 新快速のない豊橋から静岡の間はかなり大変でしたが、何とか無事に当日帰りできました。夕食を駅中でいただき、帰りは少々歩いて車を停めていた駐車場へたどり着いたところでほっと一息です。車を運転し続けることもしんどいですが、座って動かない状態で移動できるので楽といえば楽です。今回は主に電車と歩きの移動でしたが、行った先は車だと大変なところばかりだったので、次回関西方面に出掛ける時は、逆に電車や歩きだと行きずらいところに出掛けてみようかなと思います。車と電車、どちらかに偏るのではなく、それぞれのいい所を感じながら使い分けるのもいいことです。特に車中泊が厳しい真夏の旅には、安く行ける電車の旅はお薦めだろうと思っています。

2015年8月 8日 (土)

城めぐりの旅 その5 姫路城と大阪城の入場者の違い

 旅の2日目、何とか早起きすることができ、ホテルの朝食も開店早々からいただくことができました。団体客はまだ出てきておらず、城見物には大事な朝食をしっかり取ることができました。

 ホテルを7時半過ぎに出て、東海道本線を姫路へと向かうのにだいたい20分くらいで着いてしまいます。姫路城の開門は午前9時からですが、駅からお城がまっすぐに見えるくらい近いので、のんびり歩いていくことにしました。駅前通りはまだお店も開いていませんでしたが、その分まだ日陰も多く、アーケード商店街に行かなくても体力を使うことなく歩いて行ける感じです。歩いていくうちにどんどん城の姿が大きくなっていくというのは姫路ならではでしょうか。城内に入るとすでに観光客の方々はちらほら入ってきていました。

 ぶらぶら歩いていたのでお城の入口に着いたのは8時半くらいになってしまっていましたが、それより前に来た人も沢山いたようで、だいたい30分くらい開門を待つことになりました。この頃になるとだんだんと日差しが強くなっていて帽子がないときついレベルでした。

 そうして、ようやく開門になったのですが、順路としては最初に西の丸に行き、天主閣は後からというのがセオリーなのだそうですが、人が押しよせた場合は天主閣に入場できる人数を制限すると聞いていたので、まずは天主閣を目指します。熱中症にならないようにと、登城する途中のところでペットボトルの飲み物を売っています。夏の間は全く飲み物を持って来ない人が城内で倒れてしまう事例もあるそうなのですが、今回私は一応ホテルの冷蔵庫で冷やしてきた水を持ってきていたのでそこはスルーしたのですが、そこから天主閣まで至る道ははるかに想像を超えたものでした。

 何しろ昔の建物ですから、エスカレーターやエレベーターの設備はありません。大阪城は上りだけ途中まで登れるエレベーターはありましたが、さすがに世界遣産の中にエレベーターを付けられないということなのでしょうか(^^;)。そして、外敵を防ぐために階段は狭く急になっています。バックパックを背負っているとつっかえるところもあるぐらいで、階段を延々と登っていると自分の体力の無さをしみじみ感じてしまいました。

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 ただ、開門と同時に入場したせいか天主閣まではスムーズに進み、入場制限を掛けられることもありませんでした。一番上から見る姫路市街の景色は素晴らしく、この時だけは疲れを忘れることができました。

 帰りの道の中、すでに多くの人が天主閣に押しかけているのとすれ違いました。私が門を出た時には30分待ちという天主閣入場制限の看板が出ていました。これは、午後あたりからのんびり行こうと思ったらかなり暑い中待たされるなと思うと同時に、早めに出てきて正解だなとしみじみ思いました。

 そうして歩いていくうちに、用意していった水は底を尽き、行きにそのまま通り過ぎたペットボトルの販売所ではたまらず水とスポーツドリンクを買ってしまいました。人にもよりますが、天主閣にはトイレもないので、入る前にトイレを済ませて水の用意は十分にすることが楽しい姫路城観光には欠かせないものだと実感しました。

 その後、疲れた体にムチを打ちながら西の丸の方も見学し、一通り見学が終わりましたが、最初は城内にある動物園でも行こうかなと思っていましたがとてもそんな余裕は無くなっていました(^^;)。帰り道は屋根のあるアーケード商店街の方を通りましたが、この時点でまだ11時前だったので、疲れた体を癒やす水分と塩分補給のために喫茶店に入ったのですが、まだモーニングサービスを受けることができたのはラッキーでした。

 とにかく、駆け足で回っても一時間以上見学にはかかりますので、時間に余裕を持った計画および、特に夏に出掛ける場合は私のように開門と同時に入ろのがいいと思います。あと、私が開門と同時に入ったからかも知れませんが、回りにいた観光客の人は姫路城の場合はほとんと日本人だったのに対し、昼過ぎに入った大阪城の方は逆に海外からやってきた観光客の人数の方が格段に多かったということも印象に残りました。世界遣産を必要以上に有難がるというのが日本で暮らす人の特徴なのかも知れませんね。

2015年8月 7日 (金)

城めぐりの旅 その4 ホテルのある相生と播州赤穂の町並み

 炎天下の中、歩き回ったことで体へのダメージを感じながらとりあえずは本日の宿のある相生まで移動となりました。私が乗り込んだ東海道本線の電車の中はかなり冷房が効いていて、これはこれで体が冷えすぎてしまうレベルでした。改めて汗が乾きやすい下着やタオルによる汗ふきの重要性を実感しました。ただ、電車の車両の中には弱冷房車というのもあるので、事前にわかっていれば弱めの冷房をしている車両に乗るべきだったかも知れません。

 とにかく体が疲れきっていたので、相生駅に着いて駅前すぐのところにあるホテルの立地は有難かったです(^^;)。ホテルに着いたのが午後6時くらいでしたが、同時に到着したらしいのがアジア系らしい団体客の人たちで、一瞬ここが日本なのかと思ってしまうほどでした。フロントで受付をしていると、そうした団体客を束ねる添乗員のような男の人が、フロントの方に文句を言っているのが耳に入りました。スマートフォンを利用するのに、ホテルが提供するWi-Fiがどうしてもつながらないというクレームらしいのですが、後で私のスマートフォンでパスワードを入れたところ問題なく繋がりました(^^;)。恐らくパスワードの細かい部分に違いがあったのだろうと思いますが、そこまでフロントレベルで説明するのは無理だったらしく、クレームを付けていた方も一時諦めたようでフロントを離れていきました。そのタイミングでフロントの方が教えてくれたのは、今の方々は翌日の朝食は8時からの予定なので、鉢合わせするのが嫌だったら、朝食開始の6時半から7時頃には下に降りて朝食を済ませた方がいいとのこと。そうした配慮に感謝しつつ、とりあえず部屋に入ります。

 このホテルはロビーだけでなく部屋でもWi-Fiが使えるようになっています。ただ気になったのはロビーでは強かった電波も、部屋の中ではかなり弱くなっているのです。さすがにこれだと海外客からはクレームが来るレベルかなとも思えます。ただ、個人的にはこうした状況を予測した上で出てきていましたので(^^;)、部屋内にあるLANケーブルを持ってきた小型のモバイルアクセスポイントに繋ぎ、部屋の中では問題なくインターネットが無線で使えるようになりました。今回メインで使おうと考えていたWindowsタブレットは電源と外部接続端子が一緒になったmicroUSB端子1つしかなく、充電しながら他の周辺機器を使うことができないので、簡単にケーブルレス環境が作れるグッズは本当に頼りになります。

 そうして落ち着いた上で夕食でも食べに行こうかと思ってホテル周辺を見たところ、居酒屋さんやコンビニはあるものの、食事処というのはあまりない感じだったので、今回は18きっぷで移動していることもあり、播州赤穂まで足を伸ばそうと電車移動をすることに。しかし案の上というか、駅から少し離れたところにイオンのショッピングモールがあるせいか、駅前のお店は相生よりも少しはましという感じでした(^^)。駅中の土産物店も閉まっていたのでお土産も諦め、駅ビルの中にある中華料理店で赤穂の塩を使ったという塩ラーメンをすすりながら餃子と生ビールをいただきました。食べ終わって外に出ると、駅から海の方を見ると花火が上がっているのが見えました。その日は赤穂の花火大会の日だったので駅前には人がいなかったのかも知れません。しばらく花火を見ながら時を過ごしましたが、相生や赤穂という場所は夏よりも冬に牡蠣を食べに行き、歴史的な街並みを巡るような形で計画を練った方がいいようですね(^^)。まあ今回の目的はお城を巡ることですし、その日は早々に相生に戻り、体の疲れを取るために早々にベッドに入りました。

2015年8月 6日 (木)

旅に持って行きたい熱中症対策グッズ

 本日も今回の旅の報告を続ける予定でしたが、一昨日、横浜で花火大会の夜に京浜東北線が止まってしまい、多くの人が電車が動かないストレスと蒸し暑い気候に大変な思いをした人も多かったと思います。下手をすると夜間であっても今回の事故と同じように長い間電車が止まってしまうと、熱中症になってしまう危険が出てきますので、私が今回体験した真夏の旅の中で持って行って良かったものおよび、持って行った方が良かったものについて旅の報告を中断して紹介させていただこうかと思います。これから日帰りでも電車で出掛ける方の参考になればと思います。

 まず、日中の暑い日差しを避けるためには日傘か帽子を持って行くといいですが、多くの人が並んでいる中では日傘を使うと邪魔になる場合があります。私が使っている登山用の帽子はゴアテックス仕様のもので、頭のムレを防ぎ、なおかつ急な雨でも水をはじくようになっているため、夏の間だけでなくオールシーズン持ち歩くようにしています。あまり実用主義を通すと見てくれが悪くなってしまいますので、そこまで機能的ではなくても、自分の気に入った帽子を持って行くことは大切なことの一つでしょう。

 次に、どんな場所でも自分のための風を起こすことのできる団扇や扇子は持っておいた方がいいでしょう。特に、小さく折り畳んで荷物の隙間に入れておける扇子は持った方がいいと思います。冷房の効いた車内では風を起こすだけで冷たい風を呼び込むことができますし、外て全く風のない場合でも風を当てれば涼しく感じます。水分補給のための水があれば、濡れてもかまわないところに少量をかけて、そこに当たるように風を起こせば、気化熱の効果でひんやりと感じることもできます。冷却シート冷却スプレーも体を冷やすには有効ですが、常に持ち歩けるものでもないので、出発前から日差しの中を歩いたり待ったりすることがわかっている場合には用意しておいた方がいいかも知れません。

 また、多量にかいた汗を拭き取ったり、水に濡らして体にあてるため、タオルを用意することも忘れないでください。汗で体が濡れていると気持ち悪いですし、その状態のまま冷房を浴びると急激に体が冷えてしまい、体調にも影響が出るかも知れません。汗をかきやすい方の場合は速乾性の下着を利用することも体調を崩さないためには大切な準備の一つです。

 そうした準備をした上で、熱中症の予防には大切な水分補給のためのグッズには何がいいかということについて、私の考えを書いておこうと思います。今回の旅で私が持って行ったものは、自転車用の直接口を付けなくても、本体を押すことによって少量の水が出てくるボトル及び(保温機能なし)、200mlと少容量の保温機能付きボトルの2本でした。これはこれで便利だったのですが、日中35度を超える気候の中ではやはりいつでも冷たい飲み物をいただきたいというのが正直なところでした。保温機能の付かないボトルおよび、ペットボトルをそのまま持ち運ぶ場合、時間の経由とともにどうしても中の水はぬるくなってしまいます。

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 旅に限らず外出中の水の補給はどうしてもコンビニや駅売店、自動販売機からの購入になりますから、冷えた飲料を購入したらすぐに保温機能があるボトルに移し替える用意があった方がいいかなと思えました。私の場合はバックパックの左右のボケットに入れてもそれほどかさばらないという理由で、200mlの直接フタを外して飲めるボトルの他に、350mlのコップ付きのボトルを追加して持ち運ぶことにしました。合計550mlの容量がありますので、コンビニなどで一般的なサイズの500mlのペットボトルをまるまる移し替えることができます。もちろん、一本だけで済ますために500ml入るタイプのものを用意してもいいのですが、私の場合は直接口を付けて飲むタイプと、コップに移して飲むタイプを並用することで、回りの人におすそわけしたり、少量ずつ飲むことがしやすくなるので、何かを持っていくなら次回はこの組み合わせがいいのではないかと思いますね。

 あと大切なのは、全て飲み切る前に新しいペットボトルを購入し、常にいつでも水分補給できる状況をキープしておくことです。体から水分が失なわれている状態では、500mlの水でも足りませんので、どちらかのボトルが空いたら新しいペットボトルを購入し、移し替えて満水をキープしておけば、予期せぬ事故が起きたとしても、しばらくの間は冷たい飲み物をいつでも飲める状況が整います。もちろん、これより大きい容器に大量の水を持ち運ぶという事でもいいのでしょうが、持ち運ぶ容量を増やすほど容器と合わせた重さも増しますのでバランスが大事です。電車で移動する分にはそれほど飲み物の入手は難しくないと思いますので、個人的には少量のボトルの複数持ちの方をおすすめしておきます。

 ちなみに、ボトルの中に入れる飲み物は、ボトルを洗う手間を避けたいということと、別に塩飴を用意する前提で、普通の水を入れるようにしています。水道の水が美味しく飲める地方に住んでいる方なら、前夜のうちに水道水を冷やしておき、出掛ける前に冷たい水を持って行ってもいいですし、まとめて用意したミネラルウォーターを少しずつ消費していってもいいでしょう。スーパーの客寄せでアルカリイオン水を提供しているところもありますし、安くておいしい水を用意する手だてはいろいろありますので、体を冷やしながら水分補給をぜひ試してみていただきたいと思います。

2015年8月 5日 (水)

城めぐりの旅 その3 大阪城までの道のりは今も大変だった

 大阪駅に午後1時半頃に着き、少々遅い昼食を取ってから向かったのが、環状線の大阪城公園駅でした。ここから天守閣まで歩こうというわけですが、当時の天候は晴れでこの夏一番ではないかと思われる程の暑さで、歩き始めた時点からへばり気味でした(^^;)。

 駅から進むと大阪城ホールがありますが、たまたま当日、Hey!Say!JUMPのコンサートが開催されるらしく、改札を出た所から余ったチケットを求めるチケットを買えなかったであろう女性達が大挙して待っていました。そこから進んでも進んでもコンサートの開門を待つ人の群れで溢れていました。8月の最初の土曜日というのは各地でコンサートが行なわれていたようで、今回静岡から朝電車に乗ったところでも、派手な刺繍のある特攻服を着た人が乗り込んできました。これは静岡のサッカーワールドカップ開催地であるエコパで行なわれた、ももいろクローバーZのコンサートへ行くために、朝の7時過ぎからテンションを上げて来ている男性中心の集団だとすぐにわかりました。男でも女でも、こうした人たちのエネルギーは本当にすごいと思いましたが、冷静に考えると、静岡からわざわざ普通列車を乗り継いで高台にある城を見に行くというのも相当いかれた行動ではないかと思えますし(^^;)、むしろ大好きな人を目の前で見るために出掛けるという行動の方がしごくまっとうで、適当に出掛けてわざわざ夏の暑い盛りに城へ登るなんてことの方が異常な行動なのかも知れませんね(^^;)。

 大阪城ホールを抜けるとようやくお堀端に出て、ようやく天主閣が見えます。橋を渡って中に入ってからが延々と登りになり、体力を徐々に奪っていきます。自宅から持ってきた水も飲み干してしまい、体中から汗をかきまくります。一応、日除けのための帽子は持ってきたのでかぶって向かいましたが、入場口のある広場に着いた時には本当にへろへろになってしまい、売店の脇にあったペットボトルの自動販売機に速攻で掛け込みました。当然ですが、水分補給してもすぐに汗となって出てしまう天候では水を切らさないことが重要です。ここでは自宅から持ってきたボトルにペットボトルの水を移し替えていよいよ大阪城の天主閣に向かいます。入口からしばらくはミストが設置されていて、中に入ると冷房も入っていたのでほっとしましたが、回りを見回すとお客さんのほとんどが海外からの観光客で、国内旅行で来ている人が少なかったのが印象的でした。天主閣は古くはないものの立派で、真下から見上げるとやはり迫力はすごいですね。

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 入口から途中までは昇り専用のエレベーターで行けるため、涼みながら列に並びましたが、これで多少体力を回復できました。ただ、エレベーターを降りてもまだ階段はあるので、お城特有の急な階段に難儀しながらも何とかたどり着きました。

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 今まで通ってきた大阪城ホールがかなり小さく見えましたが、またこの道を通って駅に戻らなければならないと思うと、大阪城へ行こうと軽く考えて結論を出してしまったことをちょっと後悔しました(^^;)。でもこんなことでもなければわざわざ天主閣まで上ることはないでしょうし、とにかく駅まで頑張って歩けば後は電車に乗って涼めると思って何とか気を入れ直し、上り下りのある道を戻りました。今考えるともっと別ののんびりとした大阪観光の方法もあったと思いますが、この後で行く姫路城は徳川秀忠の娘である千姫が大阪城から移り住んだ場所でもあるということで、時空を超えた旅としては一応ポイントは押さえられたのではないかと思います。ただ、私と同じように夏の暑い時期に大阪城を訪れようと思われる方は、日除けのための日傘や帽子と、十分な水力および塩分補給の用意をしてお出掛けされることをおすすめします。

2015年8月 4日 (火)

城めぐりの旅 その2 出発時間から予定を決める

 今回の旅は題名こそ「城めぐりの旅」となっていますが、とりあえずは姫路城へ行くことは決まっていたものの後は全くのノープランでした。当日の朝も起きた時間に行くという感じで、夕方から夜に相生駅に着けば何でもいいという感じでした(^^;)。

 実際はそれほど早く起きれず、朝の6時半くらいに車で出掛け、駅から歩きで10分くらいの距離がある以前紹介した「スペースECO」という駐車場に入れました。この駐車場は1日1回いくらというパターンではなく、料金を先払いすれば2日とか3日とか連続して駐車し続けることができるのです。ちなみに料金はオープン記念の特価で一日500円ですが(静岡駅付近の駐車場の相場は安くても1日1,200円位)、先払いということの他にもトラップがあり、料金は全て100円か500円の小銭で用意しなければなりません。

 私はこの駐車場会社の無料会員になっているので、今回2日で1,000円払いましたが、駐車場利用にも使えるポイントが100円分付きました(^^)。まる48時間なので最悪翌日中に帰り着けなくても、月曜の早朝までに静岡駅にたどり着けばこの料金で済むということになります。これも計画を立てるにあたってはかなりいい加減な感じになります。

 そうして静岡駅に着いたのは朝の7時過ぎになっていました。ここから西へ向かうと、京都にお昼ぐらい、大阪には1時過ぎという感じになります。

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 電車を乗り継ぐ中、豊橋で有名駅弁の「稲荷寿司」を購入し、豊橋発の新快速の中で朝食としていただくことにしました。甘く煮た油揚げが私は美味しいと思うのですが、人によっては甘すぎると感じるかも知れません。乗り換えもスムーズで途中遅れもなく進んだので、どこかで降りて観光すると考えると、京都か大阪か神戸かという感じになると思いますが、実は京都は今シーズンもう一度行く予定があるので、今回のような全くノープランでなければ行けないだろうと思う所に行こうと思いました。姫路城へ行くなら、その前に外せないと思ったのは天守閣のある大阪城ではないかとそこで考えてしまったのです(^^;)。実際に夏の大阪城に行ったことのある方なら、それはやめた方がいいと言われるでしょうね。

 そういうわけで、いったん大阪駅で遅いお昼を食べてから環状線に乗り換え、大阪城へと向かったのですが、かなり大変な思いをすることになってしまいました。

2015年8月 3日 (月)

城めぐりの旅 その1 宿泊場所の予約

 今回の旅は、日程から想定外のものとなりました。7月の連休が台風で出掛けられず、お盆も人が多いとなかなか出掛けられないなと思っていたところ、たまたま8月の始めに予定が空いたということで、思い切って出掛けることを思い付きました。
 
 交通手段は車でなく青春18きっぷを使っての電車です。行く場所はいろいろ考えた結果、今年改修したばかりの世界遣産、国宝の姫路城を中心に組みたてることにしました。普通列車での旅なので、欲張れば遠くまで行ける反面、単に電車に乗るだけの旅になってしまいかねないので、目的地の姫路周辺に宿を取り、朝の開門に合わせて混雑をさけて見学するように考えました。
 
 で、姫路で安いホテルを探したのですが、思い立ったのが7月の終わりだったということもあってか有名どころのホテルにはほとんど空きがないことがわかりました。まあ、世界遣産効果というのは大きいのか、海外から大挙しておし寄せる観光客が根こそぎ安いホテルを取りまくっているのかわかりませんが、自由に移動できる18きっぷ使用の旅であることから、周辺に安いホテルがあればいいやと思って姫路に泊まることは諦めました。
 
 その時に思い出したのが、数年前の正月明けに四国から神戸に行った際に途中下車した相生の駅前にあった東横インでした。まさに小さい駅のまん前という感じで、姫路までも15分程度で行くことができます。東横イン名物の朝食を食べてから出ても、十分に姫路城の開門に間に合う距離です。早速空室の確認をしたら、喫煙室は全て埋まっていたものの、禁煙室には数室の空き部屋があったのですぐに予約を完了させました。
 
 ホテルの予約さえできてしまえば、突発的なアクシデントがない限りは問題なく旅を楽しめます。後は天気の問題ですが、この時期は台風さえ来なければにわか雨や雷雨に気を付ければ良いので、きっぷを購入して旅の当日を迎えることになったわけです。
 
 ちなみに、宿にチェックインした際にはかなりの海外から来た旅行者でホテルはごったがえしていました(^^;)。うまく予約が取れたのは運が良かったのかも知れませんが、ホテル予約の際は目的地にこだわり過ぎることもないと改めて思った次第です。

2015年8月 2日 (日)

気楽に旅に出るための心掛け

 日々の忙しさの中に余裕がなくなると、なかなか旅に出ることが難しいということがあると思います。人によっては完璧な計画を立ててしまうあまり、計画を立てた時点で行った気になってしまう人もいるでしょうし、旅行かばんに必要なものを詰めているうちに疲れてしまったりする事もあるかも知れません。

 実際、旅先で何が必要で何が必要でないかを考えた時、そう特別に必要なものはないのではないかと私は思うようになりました。ホテルに泊まるならアメニティは揃っていますので歯ブラシや髭剃りの類は持って行かなくても大丈夫でしょうし、どうしても着替えが必要な場合は現地で買えばいいと思えば、最初から重い荷物を詰め込んで出発しなくてもいいのではないかと思うのですね。

 それでも、雨具や下着類の替えは用意するとして、私の場合は全国どこへ行ってもブログ更新ができるようにするためのモバイル環境の持ち運びさえできれば、後はどうでもいいという感じです。そして、このモバイル環境については、日常の中で持ち運んでいるバックパックの中に入れているので、改まって追加するものといったら旅行用のデジカメくらいであとは適当に詰め込んで出発ということも可能です。

 私のように常日頃持ち運んでいるものをそのまま旅行にも持って行くということに抵抗があるという方は(^^;)、災害時の非常用持出袋を作るつもりで、その中にお財布など毎日持ち歩いているものを入れればすぐにでも出発できるセットを作っておけば、急に休みが取れて出掛けられるような場合、行動をすぐに起こすことができるのでおすすめです。宿泊や交通機関の予約が外出先からも確認できるようになると、更にフットワークが軽くなります。昔から旅の具多きは道の障りなりと言いますので、できるだけコンパクトに旅の道具をまとめてみるということは、ちょっとした休みを有効活用するためにもぜひやってみることをおすすめします。
 
 実はこの文章は旅先のホテルから書いています。ホテルのアメニティを頼ると、持って行くのもののほとんどがモバイル関連機器になってしまいました(^^;)。それでも十分旅は続けられています。旅の報告については後ほどまとめてする予定です。

2015年8月 1日 (土)

スマートフォンの暴走の原因を探る

 最近、暑さのせいか何なのか、胸ポケットの中に入れておいたスマートフォンが勝手に動き出す、いわゆる暴走が頻繁に起きるようになりました。音量0にしておいてもいきなり最大になって音楽がかかって気付いたりして、大変困ったのですが、最近になってさらに困ったことになりました。

 というのも、私の持っているスマートフォンはデータ通信専用のSIMを入れてあるものの、IP電話のサービスが無料で付いてきたため、アプリを入れて一応利用できるようにしておいたのですが、何と暴走のためなのかそうでないのか、勝手にIP電話アプリが立ち上がり、電話帳に入っていた番号に勝手に電話を掛けてしまったのです。この状態は単なる暴走なのか不安になったので調べてみたところ、私の使っているauのSHL23はAndroid4.2でアップデートが止まっているため、Android4.4.4以降でないと解消されていないという、悪意を持ったアプリをインストールすると、勝手に電話を掛けてしまう脆弱性があることがわかりました。一応スマートフォンが乗っとられているということではなく、夏の暑いさ中に胸ポケットに入れていたため、汗の水滴が原因で起こったのだろうとは思いますが、やはり不安なのでIP電話のアプリをアンインストールして多少暴走しても本体の電池が減るくらいのダメージで済むようにしましたが、これからは胸ポケットにスマートフォンを入れる際には汗を吸い取るハンカチも一緒に入れておいて更に状況を見て行こうと思っています。ちなみに、情報ソースは以下のニュースサイトになりますので、詳しい内容について知りたい方は以下のリンクからどうぞ。

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1407/08/news034.html

 しかし、まさかまだ多くの人が使っていると思われるAndroidのスマートフォンに、勝手に電話を掛けてしまう脆弱性があり、メーカーが対応していないというのはメインでこれらのスマートフォンを使っている方には大変でしょうね。そういう意味からも、外からの攻撃を受けにくいガラケーを通話メインで使い分ける方が何やかんや言って無難だとも思います。Android OSの入ったガラホについては、自在にGoogle Playを利用してアプリを増やせない制約がかかっているので、そこまで神経質になることはないかも知れませんが、とりあえずこれからスマートフォンの買い替えを考えている方は、Androidのバージョンが4.4.4以降のものを選ばれるのをおすすめします。

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