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2015年7月 4日 (土)

冠水時だけでない「水たまり」にも注意

 昨日、かなりの豪雨が連続してこちらでは降りました。南関東の方はもっとすごかったようですが、この週末もそうですがその後は台風の接近によっては日本のどこで豪雨になってもおかしくありませんので、気象情報をしっかりと入手するようにしてください。短時間であっても集中的に多くの雨が降る際に注意してもらいたい事例がありましたので報告かたがた紹介させていただきたいと思います。
 
 昨日の雨の際に、知り合いが車のトラブルに見舞われてしまったそうです。職場から帰ろうと通勤用の車のキーを回しても、すぐにエンジンが止まってしまったとのこと。見たところバッテリーが原因ではなさそうで、素人にはお手上げだったのでロードサービスを依頼し、その人の知り合いの修理工場まで移動したそうです。ロードサービスに電話して40分くらいかかったとかで大変な目に遭ってしまったそうですが、その後、この話は意外な展開を迎えます。

 というのも、修理工場までレッカー車で運んで、車を下ろそうとロードサービスの方がエンジンを試しに掛けたところ、全く問題なくエンジンがかかり、修理工場の人が見ても問題ない状態になっていたそうです。なぜこんなことが起きたのか疑問に思いましたが、その方が修理工場の人に聞いた話だと、エンジンがかからなくなった原因は大雨のせいではないかというものでした。

 一般的に車はガソリンに点火して走るので、濡れてしまうと燃えにくくなりますから、雨の日の通勤時か極端に高い湿度のためか、何らかの理由でエンジン回りが湿ったのかも知れないとのこと。うまくエンジンがかかったのは、時間の経過とともに乾いてきたためかうまく点火したのではないかということでした。とりあえずはエンジンがかかっているうちにしばらくはアイドリングをして、さらにエンジンを乾かす方がいいと言われたので、その後しばらくアイドリングして再始動させたところ、現状では問題なく車は動いているようです。

 事の顛末は以上ですが、普通ではどの車も止まることのない車のエンジンがなぜ止まったのかと考えた時、その方にはちょっと思い当るふしがあったのだそうです。大雨で高低差がある道路では道の端に水がたまって大きな水たまりになっているところがありますが、その日の通勤時に、その水たまりに思い切りでもないでしょうが入ってかなりの水しぶきをその日は浴びたというのです。これが本当の原因なのかはわかりませんが、少なくとも水の中に一気に突入することは危険です。冠水した道路に入るとそのまま身動きが取れなくなってしまうことはありますが、一瞬抜けるだけだからいいやと思って水たまりに入るのも今回の事例の原因がここまで書いた通りだったとしたら、ちょっと危ないかも知れません。

 私自身は水たまりを抜ける時にはスピードを落として水しぶきを飛ばさない程度にゆっくりと通行するようにしていますが、旅行で山の中に入り、急な雨にやられた場合はある程度無理をしても走らなければならない状況も出てくるかと思います。ですが目の前に川のようになった水の流れや、相当深い水たまりに遭遇した場合は、Uターンするかある程度水が引くまで待つかというように、車自体のトラブルを引き込まないような注意が大事だと思います。まだ梅雨の雨の時期は続きますし、夏でも急にゲリラ豪雨に出くわすこともあります。そうなった時にいかに車を水に浸けずに逃げるかということは常に考えておいた方がいいように思います。

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