改めて切れた電線の危なさを実感する
夏休みに入って最初の連休は、私も出掛けたもののどこへ行っても混んでいたというのが正直なところです。たまたま日曜日のカーラジオから流れてきたニュースが、動物避けの電気柵につながっていた電線が切れて、川に入っていた人が感電したというものでした。
ニュースを聞いた当時は動物を驚かすための電気柵に流れていた電流なので大したことはないと思っていたのですが、子供を助けに入った40代の男性2人が亡くなってしまったとのことで、本当にびっくりしています。
まだ原因の究明がされていないので確かなことは書けませんが、今回の事故については電気柵を動かすために繋がっていた線が切れて川に浸かっていたのではないかという話があります。だとすると、家庭用のコンセントである100Vか、家によっては200Vのものだと思います。その程度といっては何ですが、改めて電気をなめてはいけないという気持ちが強くなったことは確かです。小さいお子さんをお持ちの方は、子供がいたずらをしてコンセントに指や細長いものを突っ込むようなこともあると大変ですから、使わないコンセントを塞ぐ器具でしっかりと対策をするなど、電気の事故には気を付けたいものです。
そして、もう一つ思い出したことがあります。台風や地震などで公共インフラが破壊されてしまった場合、切れた電線を見付けたら近づかないで電力会社に連絡をという注意がありますが、イラストによる注意喚起の内容というのは、どうしてもソフトになりがちなことも問題があるのではないかとこんな事故があると思ってしまいます。家庭に引く電線はコンセントから引く電気とは格段に多くの電流および電圧がかかっているわけですから、直接触るだけでなく、水たまりに浸かったその水たまりに触れただけでも命の危険があるということになります。
地震などで倒壊の恐れがあるような場合は家から出ることもやむを得ませんが、大雨や台風で家自体は大丈夫な場合は雨や風の影響がある時はもちろん、翌日晴れたとしても安全が確認できるまではふらふら外に出ることは控えることも大事ですね。子供さんなどは野次馬根性でつい外へ出てはしゃいで、切れた電線の浸かった水たまりに入ってしまって感電なんてことが起こらないとは限りません。普段の生活の中の危険というのはそれこそ必限りなく存在するでしょうが、様々なケースを学ぶ中で危険を避ける方法を見つけるためにも、こうしたニュースには敏感になって自らの生活の中に生かすように努めたいと今は思っています。
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