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2015年7月17日 (金)

あまり語られない気がするミッション車の話

 私が普通に車を買う場合、ほとんど無条件に選ぶのはいわゆるオートマ(CVT含む)の車だろうと思います。免許の種類に「オートマ限定」ができて、その話が増えれば増えるほどオートマ限定では運転できないマニュアル車を選ぶということが少なくなっているように思います。すでにメーカーによってはマニュアル車の販売を一部車種では行なっていないところもあり、将来性もないというのが正直なところでしょう。

 私自身現在はオートマに乗っていて、その便利さを知った上であえてマニュアル車を選ぶかと言われると正直選ばないのですが、それでも一部の人の間には根強い人気がありますし、それなりのメリットも有ります。たまたま先日懇意にしている修理屋さんと話をしていて、人によってはあえてマニュアル車を選ぶのもありかと思ったことがあります。それは、特にシニア以上の方の場合です。

 大きな事件のない日には格好のニユースソースになるのではないかと私が思うのは、いわゆる「アクセルとブレーキの踏み間違えた」や「前進と後退を間違えた」ことに起因する事故です。オートマの場合アクセルとブレーキの操作だけを右足で行なうため、感覚の違いでブレーキのつもりでアクセルを踏み込んでしまう事故が多発していますし、前進で駐車してバックで出ようとして(その逆もあり)実は前に進んでしまって店の中に突っ込んでしまったなんてこともあります。

 こうした事故を起こした車はまずほとんどがオートマ車であるということが想像されます。マニュアル車で同じような操作をした場合どうなるかというと、前進でも後進でも車を動かす場合はクラッチを繋ぐ必要があるので、停まった状態から急に出られないような構造になっています。また、マニュアル車の場合はまずギアをきちっと入れてからクラッチをつなぐようになるので、急に出る前にエンストしてしまうことがほとんどでしょう。

 つまり、最新のカメラシステムを仕込まなくても安全に除行しながら発進および後退できるのがマニュアル車の特徴であると言えます。クラッチのつなぎ方が下手だとクラッチ板を壊してしまったり、坂道からの発進に恐怖を伴うなどオートマの方がいい場合ももちろんありますが(^^;)、慎重にクラッチを繋いて運転することができるならば、いわゆる暴走するような事故を起こしたくない場合はマニュアル車を選んだ方がいいということになるでしょう。

 長いスパンで考えると、今オートマ限定免許しか持っていない人たちがシニア世代になった場合、その頃には公道を走るほとんどの車が衝突防止システムが標準装備になっていないと、この種の事故というのはなかなか減ることはないでしょう。家の近所は結構田舎なので(^^;)、田んぼへ行くと思われる軽トラに乗っているシニア世代の方の中にはものすごい勢いで空ぶかしをしてる場面に出くわすことがあります。あれはまだマニュアル車だから自分の車を傷めるだけで済んでいると思うのですが、そうした運転をオートマ車でやったらと思うと巻き込まれたらと思うと大変危ないと思います。マニュアル車がなくなっていくのは時代の流れで仕方ありませんが、今ならまだ新車でマニュアル車が買えますので、こうしたマニュアル車の良さを感じられている方は次回の車買い替えの際にも再考してみるのもいいかも知れません。

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