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2015年5月

2015年5月31日 (日)

TransBook Chi T90CHI-64GS その4 シガーソケットからの充電

 私がTransBook Chi T90CHI-64GSを選んだ理由の中で、かなり重要だと考えることに、旅先のどこでも充電がしやすいものという事があります。普通のノートパソコンで、普通のACアダプタを持ち歩く場合はできるだけコンパクトなものがいいと思っていますし、microUSBポートから充電ができるなら、極端な話汎用のコードやアダプタを借りたり旅先で購入するという技が使えるので、そちらの方がより望ましいわけです。そういう意味でも、きちんと本体が充電できるかというのは大きな関心事になっています。

 TransBook Chi T90CHI-64GSを購入する前に仕入れた情報として気になっていたのが、車のシガーソケットに差してUSB出力のあるアダプタの中には、この端末を充電できないものが結構あるということでした。先日購入して便利に使っている5つのUSB出力があるAnkerのアダプタ「Anker 40W 5ポート USBカーチャージャー 」ではTransBook Chi T90CHI-64GSが充電できないということもわかり、何とかして車の中で走行中に充電できるアダプタを探さないとと思いながらまずは持っているアダプタを試してみることにしました。

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 もしかしたらAnkerのものは駄目なのかと思って、以前最大2A出力が可能なiPad用の無印アダプターがあったので、それを試してみました。2つUSB出力があって、2Aのソケットを1つのみ使う場合に2Aが出るという触れ込みです。で、期待を持って試したところ、使用中だけでなく電源を切った状態でも本体の充電用のパイロットランプは点灯しませんでした。こうなると何が正解なのかわからなくなってきます(^^;)。下手に新しいものを買ったとしても買うだけ無駄という可能性もあります。そんな中、もう一つのアダプターがしまいこんであるのに気付きました。

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 こちらはAnkerのアダプターですが、「18W 3.6A カーチャージャー デュアルUSBポート 」という5つ口ではなく2つのみの出力になっていて、現行品ではないPowerIQ不搭載バージョンのものです。5つ口のアダプターでも当然先に試しましたが全く充電できなかったので全く期待せずにTransBook Chi T90CHI-64GSと繋いでみたのですが、何と当り前のように充電されていました。電源を入れて使いながらの充電も、電源を切っての充電もどちらも可能でした。これで車を使って車中泊の旅をしても、走行中充電して夜に使いまくるという方法が問題なく使えることがわかってほっとしました。

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 ただ、現状ではこのアダプターは購入できないので、新たに車でTransBook Chi T90CHI-64GSを使いたいと思っている方にはあまり意味のない情報になってしまいました。そこで、これを書いている現在Amazonで売られてる現行機の「24W 4.8A カーチャージャー デュアルUSBポート」(PowerIQ搭載)について、改めて購入してみることにしました。充電ができないのはPowerIQが悪さをしているのかなと思いつつ、ほとんどダメ元で注文しました。試した結果が駄目でも落ち込まないようにと思っていましたが、何と利用しながらの充電も私の環境ではできてしまいました(^^)。こうなると何が正解なのか増々わからなくなってしまいましたが、新たに車内用のUSBアダプターをTransBook Chi T90CHI-64GSで使いたい場合には購入する前に使えるかどうかしっかり確認することが大切になると思います。

2015年5月30日 (土)

ASUS TransBook Chi T90CHI-64GS その3 モバイル環境での活用の仕方

 購入して日が浅いTransBook Chi T90CHI-64GSではありますが、個人的には大いに満足できる端末になりました。iPad mini2と一緒に持ち運ぶとその特性の違いをうまく生かして使えるような感じがします。瞬時に起動させてちょっとした調べものをするにはiPad mini2を使い、文章を書いたりブログを更新したり、写真の整理をしたりするにはやはりWindows8.1が入ったTransBook Chi T90CHI-64GSの方が便利です。

 TransBook Chi T90CHI-64GSはキーボード一体型の端末ではないものの、マグネットでしっかりと固定されていますから、何とか机などがなくても膝の上に本体を置いてタイピングおよび作業ができるのがいいですね。ソフトをあまり入れていないせいか、起動もきびきびしていて、外出先でちょっと待っている間にブログの下書きを書くことも十分できます。同じサイズで文章入力用に絞ったハードであるポメラとの違いは、これ単体でネットに接続させれば作業の仕上げまで一通りできてしまうので、データの受け渡しなどによる時間を無駄にすることがありません。ファイルを送ったり読み込ませることなく、クラウドを使って複数の端末で共有するのは、Wi-Fiで接続してEvernote以外できないボメラとの違いは明らかでしょう。さまざまな作業用のファイルをクラウド上で管理することによってTransBook Chi T90CHI-64GSの利便性は飛躍的に高まります。

 ただ、この端末の弱点のひとつとして、外付けのモニターにつなぐ端子がないことがあります。旅行先でホテルに泊まった時、画面の小さいパソコンであればあるほど、ホテルのテレビをモニター代わりにして使いたいと思うこともあります。それを何とかできないかと思って活用してみようと思ったのがWi-Fiでさまざまな情報をテレビ出力できる小さな端末chromecastです。

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 写真のようにインターネットブラウザのchrome画面を飛ばして映すことができるので、ブラウザの中に限りますが、大きなテレビの画面で検索結果を見たり、ブログのアップもできそうです。この使い方は、全ての作業をブラウザ上で処理するChome OS搭載のChromebookの使い方と同じなので、ブラウザのChrome上でメールを読み書きしたりすることが当り前になれば、こうしたパソコンの使い方が一般的になるわけで、このやり方に慣れてしまえばいいのかも知れません。しかし、使い慣れているソフトでの作業を外部モニター上で確認できないのかと思いましてインターネットで検索すると、テスト機能としてパソコンのデスクトップ全体をモニターに飛ばして見られる設定が以前はあったようですが、私がこれを書いている現在は私のchromecastではこのテスト機能はメニューからなくなっていました(;_;)。検索結果を見てぬか喜びをした分だけショックが大きい部分もありますが、今後その機能が正式にサポートされるようなら、全てchromecast経由で端末内での作業を大きいテレビで代用できることになりますから、今後の動向に期待したいところです。

(2015.6.2 追記)

 chromecastでwindowsパソコンのデスクトップ画面を出力する方法について、事実誤認がありましたので訂正します。ネット検索で出てきた情報では、ブラウザのchromeに機能拡張をインストールすると右上にアイコンがあり、そこをクリックするとダイレクトに「画面やウィンドウをキャスト(テスト)」という表示がでてくるのでそこからデスクトップ画面をテレビに映すことができたのですが、これを書いている現在はその表示はありませんでしたのでテスト期間が終了したかのような書き方をしてしまいました。

 今回改めて試してみたところ、chromecastのアイコンをクリックしたときに出てくるメニューの一番上に、

「このタブのキャスト先(BATA)」

 というメニューがあります。その先に、小さいボタンがあり、それをクリックすると、さらにサブメニューが出てきます。そのサブメニューの中に「画面やウィンドウをキャスト(テスト)」というメニューが隠れていました。バージョンの違いによって呼び出す場所が変わっただけだったのに、機能そのものがなくなったと勘違いをしておりましたのでお詫びとともに訂正いたします。ただ、この情報もバージョンアップによって変わってしまう可能性はありますので、ご利用の際は十分確認されることをお薦めいたします。

2015年5月29日 (金)

ASUS TransBook Chi T90CHI-64GS その2 キーボードの使用感

 ASUS TransBook Chi T90CHI-64GSはウィンドウズマシンということで、特にupdateはしっかり確認しながら一通り端末のセッティングを済ませましたが、基本的に導入するソフトは最小限にして、データはクラウド上に置いたものを使うようにすれば空き容量を気にしないで使うことができます。実際に導入したソフトも必要最少限のものしか入れていませんし、半日も費せば今まで使っている別のノートパソコンでできることが全てできるようになりました。

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 届いてみて、そのサイズはやはり小さく、大きさ的にはキングジムのポメラDM100とほぼ同じ感じです。ポメラを強引に押し込んでいたSONYのかつてのクラムシェルの名機であるVaio Pシリーズ用の耐衝撃タイプのケースに入れてみたところ、何とかぎりぎりで中に入れてチャックを閉めることができました。ただ、全て閉めてしまうとケースが痛みそうなので、多少は余裕を持って多少は隙間を空けてあります。この状態でも、最少限のモバイル端末と財布を持ち運ぼうと買ったボディーバッグには何とかiPad mini2やモバイルルータと一緒に入りました。実際にこんな風に複数の端末を持ち運べるということがわかって、今回10インチを超える端末を買わなくて良かったとしみじみ思いました。

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 ただ、ここで問題として出てくるのはこのサイズのノートパソコン(実際にはワイヤレスのキーボードドッグの付いたタブレット端末ですが)で、日本語入力がタッチタイプできるのかということです。この点についてはたまたまよく行く家電量販店に実機が飾ってあったので、実際にタイピングの具合を試すことができ、一応大丈夫そうということで買ったのですが、実際に使っていて、写真のようなキーボードレイアウトで、若干右側のキーの幅が狭い感じがしますが、あくまで私の場合ではありますが、入力に関してはまず問題がなく手元を見ないで打てるタッチタイピングができます。もちろん、もっとサイズが大きくしっかりとしたクリック感のあるキーボードの方がいいと思いますが、早めに打ってもミスはほとんど出ませんし、普通に文字入力をする分には全く問題がないと思います。しかし、この機種特有の問題なのが、本体にもキーボードにもポインティングデバイスの類がないことです。
 
 どうしてもマウス操作が必要な時には、別に画面上にタッチバッドを出現させ、画面にタッチしてマウスカーソルの移動と左右のクリックができるソフトの「TouchMousePointer」を導入すればいいのですが、それでも困る場合があります。というのも、ウィンドウズの場合、設定に使うアイコンが画面の一番下のバーに入っていることが多いので、ちょっとブラウザだけ起動させたいとか、電池の残量を調べたいという場合に、キーボードドッグのヒンジの部分が邪魔をして、太い指の人はうまく画面の下をタッチすることが難しいという小さい端末ならではの不具合です。

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 その対策として、今まであまり使っていなかったスタイラスペンを持ち出し、ちょっとしたことはTouchMousePointerは起動させずにキーボード上での操作とスタイラスペンでのタッチでやるようにしました。今の所、マウスが使えない不便はありますが、どうしてもマウスが使いたい時には別に小型のBluetoothマウスを使えばいいですし、むしろ本体とスタイラスペンのみでそれなりに使えるメリットの方が大きいかも知れません。今のところはできるだけ他の周辺機器を使わずに、モバイル環境の中で使って行こうと思っています。

2015年5月28日 (木)

ASUS TransBook Chi T90CHI-64GS その1 モバイル用途で決めたわけ

 以前のブログにも書きましたが、マイクロソフトが出しているWindowsタブレットのSurfaceシリーズの中で、先日発表されたSurface3がアメリカで499ドルから販売されているという話を聞き、日本ではどれくらいで出るのかと密かに日本販売の価格を期待していました。しかし結果はキーボードが付いたカバーを付けると、LTE通信の機能が乗っているせいか、一式で10万円を余裕で超えてしまうことが明らかになって一気に購入欲が萎えました。しかし、外に持ち出して使うノートパソコンを考えた場合、10インチ以下で軽く、officeソフトも入っている、タッチタイピング可能なキーボード付きの端末は実に魅力的です。何と言っても私がメインで使っているパソコンがWindows7搭載のノートパソコンなので、新たに小型の端末を入手できれば、クラウドを使って普段の作業を外でもできてしまいます。Surface3は10.8インチで別売りのキーボードが用意されていて、Officeソフトも付いていて、本体充電も専用のACアダプターではなくmicroUSB経由で行なえるというのが個人的に興味あるところでした(もちろん基本性能もいいわけですが)。

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 まあ、出てしまったものの文句を言っても仕方ないので(^^;)、きっぱりとSurface3は諦め、別のものを中古も含めて検討することになりました。そんな中、先日つい衝動的にASUSのTransBook Chi T90CHI-64GSを買ってしまいました。ASUSのアウトレットショップで、税込送料込で39,800円という価格が付いていたのが決め手になりました(2015.5.28現在はこの金額では売られていません)。画面は8.9インチでフラッシュメモリは64GBの方で、もちろんmicroUSB 5V2Aの汎用ACアダプタが使用可能です。さらにこちらのモデルにはMicrosoft Officeが付いてきます。

 実は購入の少し前に、複数の候補を家電量販店で実際にさわってきていました。別に特定のメーカーの肩を持つつもりはありませんが、全てASUSのハードで、TransBook Chi T90CHIの他に候補としたのは次の2機種です。

・Transbook T100TAM (10.1型 無線でない接続キーボード microUSB給電)

・Eeebook X205TA (11.6型 普通のノートパソコン 重量1kg未満 Officeなし 専用AC)

 以前から興味があったのはTransbook T100TAのシリーズで、近くの店にはかなりの数の中古品が出回っていたので、中古を2万くらいで手に入れようかと思っていたのですが、ネットの口コミを見ていると、長く使っているとタブレット端末とキーボード部をつなぐ部分の接触不良が出ることがまれにあるそうで、物理的に接続するキーボードを認識しなくなるトラブルが出るものがある話があり、そうなると中古での購入は不安になります。それなら新品で約3万円と安いEeebookでもいいかと思い、ノートパソコンではありますが、これも候補に入れました。今回購入したTransBook Chi T90CHIのキーボードはBluetoothなので物理的に壊れることはなく(無線のため充電が必要であり、さらに接続が不安定になる可能性もあるわけですが)、店頭のデモ機のキーを打ってみたところ、サイズは小さいことは小さいですが、何とかタッチタイピングできるぎりぎりのサイズだなと思っていました。ただ問題になるのは、限られたサイズの中にキーを押し込んだためかタッチパッドの類の物理的な装置は存在しないので、外付けのマウスを使うか、Miix2 8のようにソフト的にタッチパッドを画面上に出すアプリ「TouchMousePointer」を導入した方が良さそうな感じがしました。ただ店頭での価格は5万円以上で、入っているOfficeソフトがあると言ってもちょっと高いかなと思っていたところ、今回のアウトレットの価格でしたので、つい決めてしまいました。

 改めて冷静に考えてみると、EeebookはWindous10が出てからまた同じスペックのものが出てくるでしょうし、3万円くらいでなら在庫のあるうちはこれからも購入するチャンスがありそうな気がします。今使っているノートパソコンとも用途がかぶるため、将来的には買いたいと思うものの今回はパスして正解だったかも知れません。さらに、Transbook T100Tのシリーズは先述のキーボードの接触の問題もありますが、中古で安いなと思ってもその中古の多くがOfficeソフト無しの状態で売られている(元はoffice付きでも抜かれている場合が多い)ということもありますし、中古で2万以下でTransbook T100Tシリーズを買えたとしても、64GBのメモリとOfficeソフト、そして1年間の保証付きというメリットとともに、8.9インチという、ノートパソコンとしてこれ以上小さくしたくないぎりぎりの大きさなものというのは今後再び出てくるかという不安もありました。

 そんなわけで、日常的な持ち運び端末としてこのTransBook Chi T90CHIを使っていこうと思っています。電源を切った状態から起動しても使えるようになるまでそれほど時間はかからないので、ちょっとした空き時間に出して使えるものになりそうです。

2015年5月27日 (水)

最低でも車のホコリははらうべき?

 私自身はそれほど車の外装を気にする方ではないのですが、だから中古車で満足できているのかも知れません。しかし、それでも人が見て明らかに汚れていると思われると自分の心も沈んでしまいますので、最低限の手入れはしています。

 ちなみに、私の乗っている車の色は黒なので、ちょっとホコリが付いてしまっても結構目立つのです。車へのホコリの付き方は日本の中でも違いますし、季節によっても違ってきます。特に杉や檜の花粉が飛ぶ時期になると、きちんと洗車した次の日にまた花粉まみれになっていたりして、困っている方も少なくないでしょう。

 私の車ではボディーのメンテナンスの基本は、ホコリは空ぶきで払うようにして取り、こびりついた汚れや鳥のフンのようなものは水ぶきで取るようにします。もしそれ以上きれいにしたい場合は、シート状になった車用の拭き用の製品を使っています。窓についてはセルフのスタンドには手入れのできるタオルなどが用意されていますのでそちらを使うか、たまには窓用のシートで拭きます。

 メンテナンスをするタイミングは、ちょっと目立つホコリや汚れを見付けた時で、その時期を逃すと、汚れがたまって大事になってしまいます。今の時期は雨が降った後には全体に汚れが付きますが、多少でも車のボディーに水分が残っている時は空ぶきすると汚れを広げてしまいます。完全に乾いたのを確認したら、ぞうきんでもモップでも当てながらホコリを払うのですが、こうした表面のホコリを取るだけの空拭きだけでも結構効果があります。ただ、こまめに行うことが大事ですので、なかなか洗車する時間が取れないけど汚れた車もいやだという方は、気付いたらホコリを払うくせを付けることが肝心だと思います。

2015年5月26日 (火)

防災速報アプリの設定を確認しよう

 関東周辺の方は、昨日の午後に埼玉県を震源とした茨城県で震度5弱を記録した地震にびっくりした方もいらしたのではないでしょうか。先週は奄美大島付近を震源とする同じく震度5弱の地震がありましたが、ここのところまた頻繁に日本国内で起こっているということで、今回起きた地方だけでなく、念のため注意が必要だろうと思います。

 今回の地震も奄美大島の地震も緊急地震速報がテレビの画面に出ましたが、緊急地震速報は携帯電話では鳴らず、割とゆるい震度でもアラームが鳴るようにセットしていたスマートフォンのアプリの方からは昨日の地震では音まで鳴りました。普段鳴らないスマートフォンがけたたましく鳴り出すというのはやはり心臓にはよくなく、一瞬東海地震並みの大きなのが来るかと思ったのですが、テレビを付けたら震源は関東内部だったということで、しばらく時間を置いて揺れが来るか待っていたところ、結果的にはほとんど大きな揺れまでは感じませんでした(実際の地域の震度は2でした)。

 今回は幸いにして私の居る場所では大きな揺れはありませんでしたが、スマートフォンのアプリで大きな音が鳴ったことで、設定の変更をした方がいいように思いました。というのも、野外に出ている時には問題ありませんが、映画館や芝居見物でマナーモードにしていたとしても、独自に設定したアプリの方が大きな音を出して、結果的に大したことがなかったとしたら、かえって回りの人に迷惑を掛ける場合が出てくると思うからです。

 ちなみに、今まで私のスマートフォンに入れているアプリ「Yahoo!防災速報」では、日本国内で緊急地震速報が出て、今いる場所が震度3以上の揺れが起こると予報された場合にマナーモードにしていても大きな音が鳴るようになってしまっていました。すぐに震度5以上でしか鳴らないように設定を変更しましたが、同じアプリを初期設定のまま導入している方の場合、今回の私のようなそれほど大きな揺れが起きなくても大きな音で告知される可能性がありますので、私と同じようにアプリをスマートフォンに入れている方は改めて設定の見直しを行なうことをおすすめします。

2015年5月25日 (月)

工場で作る野菜をドライブ中の野菜補給に

 車での旅が長びくと、どうしても食事の傾向が偏ってしまうことに私の場合はなりがちです。以前は走りながらでも飲める野菜ジュースをまとめて用意して行きましたが、こうしたものも飲み過ぎて体は大丈夫なのかという心配もあり、野菜そのものを旅行中に摂れるような方向に考えていくことも大事かなと思うようになりました。

 最近では袋に入っていて洗わないで食べられる生の野菜がスーパーだけでなくコンビニでも気軽に購入できるようになりました。キャベツのせん切りは前からよく見ていましたが、これは車の中で食べるとこぼした場合に片付けが大事になって悲惨です(^^;)。細かい切れ端が車内にばら撒かれること自体不潔ですし、車を停めて外で食べるのでなければせん切り野菜を買うのは止めるようにしました。その代わり、私の中ではポイントが高いのが工場で作る野菜の中でもリーフレタスのようなちぎって食べられる野菜です。

 これだと手さえ清潔にしておけば単体だけでなく巻いて食べたりもできます。出先での生野菜の摂取に有効なだけでなく、健康上の理由でカリウム値の高い生野菜をなかなか食べられない人にとっては、このような工場野菜を低カリウムにして販売している製品もあります。全国どこのスーパーやコンビニでも確実に購入できるわけではありませんが、クーラーボックスにこうした野菜を用意した上で出掛け、必要に応じて大きなスーパーに立ち寄り、野菜を補給しながら旅の間の食生活できちんと野菜を摂るという方法もありますね。どうしても旅先の食事では野菜が不足しがちになりますし、くれぐれも旅行中の食生活には注意して旅から帰ったら体調を崩すことのないように気を付けたいものです。

2015年5月24日 (日)

Nexus5 に降りてきたAndroid5.1.1 ですが

 私が持っているAndroid搭載マシンの中ではすでにNexus7(2012)には基本OSのアップデータが来ていたのですが、しばらくはNexus5にはアップデータが来ない状態が続いていました。Android5にアップデートしてからNexus5では特に顕著なのですが、だいたい朝7時から夜の10時過ぎまで持ち出していて、たとえ全く使っていなくてもバッテリーの残量が50%を割るほどの電池持ちの悪さに、ちょっとメイン機としての利用は難しいかなと思っていたのでした。そんな中、先日ようやく5.1.1のアップデータが私のNexus5やってきました。とりあえずアップデータを実行してそのまま朝に持ち出し、電池の減り具合を見てみることにしました。ちなみにGoogleの新バージョンの説明ページを見ると、5.1.1の改善点としては、「カメラ」機能の強制終了する不具合に対する修正、「ChromeCast」関係のバグ修正、「メモリリーク」問題、「セキュリティー脆弱性」に関する問題の修正となっています。

 とりあえず都合二日間にわたって、まずはとりたてて何もしない状態で持ち出し、さらに次の日には「バッテリーセーバー」をONにした2つの状態で、どちらもほぼバッグの中で眠らせておき、寝る前に充電しようとバッグから出した状態で比べてみました。前のバージョンではどちらの設定でも同じように電池が減ってしまっていたのですが、今回もやはりどちらも50%を割ってしまっていました。5.1.1になったことで多少はましになったかと期待しましたが、電池の問題について私の環境ではそううまくはいかなかったようです。

 ただ、個人的には「ChromeCast」をNexus5で利用することも結構ありますし、今回の改善点は有難いものではあります。さらに、心なしか動作がきびきびしているような感じもします。今のところ、あえてこの端末をメインに使う場合は、モバイルバッテリーを用意しておかないと一日電池が持たなくなるかも知れません。現在メインで使っているauのスマートフォンSHL23は手元に置いてちょくちょく調べものをするような普通の使い方をしても(データ通信のみで通話はなし)一日使い終わった段階でも70%は残っていますし、やはり電池の持ちというのはスマートフォンを使うにあたっては大切だと思います。せめて購入時くらいの電池持ちに戻ってくれないと、メイン端末としての復帰はないかなと思いますね。

2015年5月23日 (土)

スマホ・デジカメの解像度 複数台での使い分け

 皆さんはスマートフォンのカメラやデジカメで撮影する際に、映像の解像度を気にされることはあるでしょうか。多くの方は購入時の設定をそのまま使っているのかも知れませんが、私は用途によって解像度も変えています。

 ちなみに、私がブログに投稿している写真の解像度は640×480という30万画素に統一していますが、それはこのブログの画像投稿ファイルの制限にも関係していたり、モバイル環境で低速で接続している人にとってダウンロードの負荷を和らげるためでもあったりします。ブログの写真というのは遠目でも何が写っているかわかればいいという部分もあるので、これで十分といえは十分です。ただ、通常でもスマートフォンの写真の解像度は500から1,000万画素などというデジカメに匹敵する解像度を持つものもあります。そこで記録された写真はそのままアップロードするのは問題があるので、私がそうして撮影した場合は画像をリサイズする必要に迫られます。画像系のアプリを使えばこの処理は簡単にできるものの、やはり同じ画像で大きさの違うものが二つできてしまうのはごちゃごちゃするので、私はあえてスマートフォンのカメラの設定を最初から640×480のサイズにして、あくまでスマートフォンで撮る写真はブログ更新用と割り切ってしまっています。

 それとは別に、旅の記録として写真を撮影したいと思う場合には、私はスマートフォンを使わずにデジカメの方を使います。デジカメの設定は一応最大解像度のファイン設定にし、パソコンで見ようとしても等倍では画面で全てを確認できないのですが、このような大きな解像度にしておくことによるメリットは少なからずあります。

 例えば、旅行先で何気なく撮った写真の場所を特定したいような場合、GPSによる位置情報が添付されている場合はいいですが、セキュリティ上の理由で位置情報を付けずに撮影している私としては画面に写っているものだけが頼りになります。写真の片隅に看板が写っていてその文字から確認できた時などは、解像度を上げて撮影しておいて良かったとしみじみ思います。

 そういう意味ではどんな写真も大きなファイルになりがちな高解像度で撮ることが基本ではあるのですが、拡大して撮るだけのブログでのグッズ紹介の写真あたりでは全体を確認できればその用は足ります。スマートフォン一台で全ての写真を撮るような方は仕方がないと思いますが、タブレット端末やデジカメと併用して撮影ができる場合は、あえて複数台のハードで解像度を変えて持ち出すときちんと使い分けができて便利です。

2015年5月22日 (金)

アイデアセキカワ アルミアイスクリームスプーン

 2015年は、春になったと思ったら一気に桜が散るくらいの陽気になり、さらに高温が続くという季節感のない天候になってしまっているようです。暑さを乗り切るためにはいろいろな方法があると思いますが、一服の清涼感を得られるアイスクリームは食べ過ぎには注意したいと思うものの、おいしいのでついつい食べてしまいます。

 アイスクリームにもいろいろな種類がありますが、カップアイスの中にはこれ以上ないほど硬くなって、木やプラスチックのスプーンを使ってすぐに食べようとすると、全く歯が立たず、スプーンが折れてしまう場合もあります。そのような場合はごくわずかの時間電子レンジにかけるという裏技もあるようですが、最近では別のアプローチで冷えて固まったアイスを溶かして食べる方法が提案されています。

 今回紹介するアイスクリームスプーンを紹介する前に、有名になったスプーンがあります。富山県高岡市にある「タカタレムノス」から出た「15.0% アイスクリームスプーン」はまさにそうしたニーズを的確に捉えて生まれた製品で、手の熱をスプーンの先端に伝えて熱伝導でアイスクリームを溶かす仕組みになっています。デザインも素晴らしく、持っていることに満足するようなデザインが特徴ですが、いかんせん購入に二の足を踏むのはその価格の高さでしょう。アイスクリーム専用のスプーンで(熱湯に浸けたら火傷の危険性もあるため)税別3,000円ですが、この文章を書いている現在は販売停止中ということもあり、一部のネットサイトではプレミアム価格が付いたものが売られています。個人的には興味はあったもののそこまでして手に入れようとは思わないというのが正直なところでした。

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 たまたま先日新潟県燕市へ出掛けた際に見付けたのがこの明らかにデザイン性には劣ると思われる(^^;)燕で作られたと思われるアルミのスプーンで、こちらは税込で600円でした。スプーン単体の価格としては高いことに変わりはありませんが、それでも試しに買ってみようと思えたのでつい真似をしたものだとわかりつつ購入してしまいました(^^;)。

 この種の製品は長い時間使っていると手の方が冷えてしまうというディメリットもあり、冷え性の方が日常的に使用されるのはおすすめできないかも知れませんが、私の場合は車の中に常備し、アイススプーンをもらい忘れた時や、アイスを買ったもののもらったスプーンでは食べられないような場合に使おうかと思っています。またこのスプーンの利用法として、バターやマーガリンが冷蔵庫の中で固まってパンに塗れないような場合に役に立つものでもあります。先述の高岡のスプーンと比べると薄いことから、ナイフの代わりとしても使えそうな感じですので、これからの季節には出動する機会も増えるのではないかと思っています。

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2015年5月21日 (木)

今後携帯大手3社から「ガラケー」が出なくなる可能性

 携帯大手3社の新機種の発表が行なわれる季節になりました。新機種というのはほとんどがスマートフォンで、魅力的なガラケーというのはあまり出てきませんが、ガラケーユーザーの中には漠然とした不安を持っている方もいるかも知れません。ぶっちゃけて書きますと、今ある携帯電話のガラケーが全てスマートフォンに取って変わるということが実際に起こるかどうかという問題ですが、これは実際にガラケーを出している携帯大手3社の動向にかかっているとしか現時点では言いようがありません。

 それでもauとドコモは新たに出してきた「ガラホ」を従来のガラケーからの乗り換えを促すことでガラケー利用者の乗り換えをうながしているように見えます。一応「ガラホ」は見てくれはガラケーのようなAndroidを採用した端末で、スマートフォンの類であるとも言えるのですが、現状ではGoogle Playを利用して様々なアプリを導入することはできないので、今後の動向によっては、単にAndroidの入ったガラケーとして進化していく方向性もありえます。ただ逆に、裏技的なものを含めてGoogle Playや外部メモリなどから様々なアプリを導入できるようになると、単なるガラケーの形をしたスマートフォンになってしまいます。auとドコモが「ガラホ」をどう進化させていくのかというメッセージは今後にわたってしっかりと見ていきたいテーマになるかも知れません。

 それはそれとして、最近、ちょっと気になるニュースをネットで知りました。もう一社の大手、ソフトバンクモバイルの社長さんが発した、ガラケーの存続についての否定的な発言のことです。先日の5月19日に開催された2015年夏モデル発表会で、今後も少数はガラケーを販売するとしながらも「本質的にはガラケーは必要ない」と語ったというニュースです。ソフトバンクモバイルについては顕著に出てきましたが、基本的には3社とも儲からないガラケーは新たに作って売りたくないというのが正直なところでしょう。私自身、スマートフォンやタブレット端末、バソコンを使いながらそうした新しい機能を持ったハードの便利さを感じ、それなりに使いこなすこともできています。しかし、だからこそ新しい技術を投入したハードの怖さも感じていたりします。

 スマートフォンは便利ですが、その負の側面も指摘されてきています。スパイアプリによってスマートフォンが乗っ取られ、全ての情報が第三者に筒抜けになってしまったり、悪意のあるウィルスが入り込んだらスマートフォン自体が動かなくなってしまう可能性は今後も続きます。ハッカー集団ないし、高いスキルを持つハッカーを使って何か大きな事をやらかそうと画策する集団が本気を出してスマートフォン用のウィルスを仕込んで流し、その結果多くのスマートフォンが感染してしまったら、かなりの人に長い時間にわたる影響が出てくる可能性があります。

 そんなことは決してないと思う方も多いかも知れませんが、現在のパソコンとインターネットをとりまく環境でも、クレジットカードやネットバンキング口座のパスワードが盗まれて、大きな被害が出ていたりします。今の携帯電話にはさまざまな情報が詰まっていますから、もしそれらがハッキングされたらと思うとぞっとします。そうした被害を防ぎ、感染するウィルスにもかからないようにするためにはどうしたらいいかを考えた場合、スマートフォンを使いながら対策を万全にするよりも、AndroidもiOSも使わず、ウィルスも入ってくる心配のない通話専用のガラケーを持つことの方が簡単に対処できるように私は思います。特にハッキングされることに自身で対処できないと思われる方は、ガラケーの利用が無難なように思います。

 進化したシステムがトラブルに見舞われた時、頼りになるのは単純なローテクであるということは大きな災害の後の状況を見れば明らかでしょう。停電になっても電話のメタル回線と電話局の設備さえ生き残っていれば、音声通話は可能です。私が今メインで使っているガラケーはネットだけでなくメールの契約もしていないので、完全な通話専用機になっています。もしスマートフォンを狙ったサイバーテロが起きたとしても、携帯電話関連の施設さえ動いていれば、通話およびSMSの送信は可能ですからいざという時にも連絡をしたり受けたりということは問題なくできるでしょう。企業として儲けを生まない事業から早く撤退したいという気持ちはわかりますが、通信事業というのは公共性があるものでもありますし、簡単にガラケーをやめるというような事はしてほしくないなと心から思います。

2015年5月20日 (水)

マイクロソフト Surface3 の価格が明らかになってみて

 Windows OSが搭載されたタブレットの中で私が持っているのは8インチのLenovo Mii2 8ですが、安くてMicrosoft Officeも付いているというメリットはあるものの、帯に短し襷に長しというような使い勝手で、現状では旅行の旅に持って行き、どうしてもWindws環境がないと困る場合に使う、かさばらないWindows機という位置づけになってしまっています。

 さすがにウィンドウズのパソコンををタッチパネルだけで使うのは無理があるように私には感じられるので、タブレットであるとしてもキーボードとセットで気軽に持ち運べるものが一台あってもいいなと考えるところに近日発売の話を聞いたのが10.8インチ画面のWindowsタブレット、マイクロソフトの「Surface3」でした。カバーを兼ねたキーボードや高精度のタッチペンが別売りであり、CPUの性能も今後のWindows10へのアップデートをにらめば新しいものの方がいいというようになるでしょう。さらに、Surface3 Proと違って本体充電には普通のUSBケーブル経由でできるという話を聞き、officeソフトも付いてアメリカではWifiのみで499ドルからの販売とくれば、かなりバランスの良いタブレットとノートパソコンの2通りに使えるハードとしていいかなと物欲が出てきました。

 2015年5月18日、マイクロソフトより日本での販売価格および同6月19日に販売が開始されるという発表がありました。LTE通信スロットがついたもののみが個人向けには用意され、本体価格は64GBストレージ2GB RAMで81,800円、128GBストレージ4GB RAMで91,800円ということです。現在の為替レートを考えると、Wi-Fiのみのタイプが6万円くらいから出てくれればいいなと思っていたのですが、現状では無理なようです。ちなみに、単体購入されたSurface3はSIMフリーではありますが、ソフトバンクモバイル系列のY!モバイルに最適化されたチューニングになっているという話もあり、他のMVNOで使う場合はめんどくさいらしいという気になる情報もあります。アフターケアさえ気にしなければ、アメリカに旅行する人に安いWi-Fiモデルを買ってきてもらう方が安く購入できそうです。残念ながら近くアメリカに出掛ける知り合いを持っていませんし(^^;)、別売りのキーボードカバーは15,680円更に出さないといけないので、私的には今回は縁がなかったと諦める他ないですね(;_;)。

 ただ、持ち運びのできる小型ノート兼大き目の画面を持つタブレットとして2通りの使い方ができるので、Y!mobileからデータSIMとのセット販売になるそうなので(本体のみを一括で購入することも可能)、ソフトバンクモバイルのエリアで問題がなく、これから新しくノートパソコンかタブレットを買おうと思っている人には魅力的な選択肢になるでしょう。

 個人的には、汎用モバイルバッテリーから充電も考えUSBケーブルからの充電が可能なもので、Bluetoothではなく物理的にキーボードをセットできるギミックがあれば(いわゆる膝の上に乗せて使うことも考えています)旅先でのちょっとしたことや文章入力用にいいと思っているので、あえて最新のものではなく、中古で程度のいいものが安く手に入るようなら、Surface3にこだわらずに安いものを探して行きたいと思っています。

2015年5月19日 (火)

車中泊の旅も社会の安定があってこそ

 山梨県の河口湖周辺で、走行中の車がパンクの被害に遭う事件が2014年の夏頃から起きているそうです。パンクの原因は自然発生的なものでなく、人為的なものだということで、注意が必要なように思います。

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 この写真はネットニュースの中で紹介されていたものですが、かなり衝撃的だったのでここでも紹介させていただきたいと思います。もしこの画像掲載に不都合があるようでしたら、こちらの写真はすぐに消しますので改めてご連絡下さい。写真を見ていただくと、当初はまっすぐに伸びた釘を曲げ、常に尖った方が上を向いて立つように加工されていることがおわかりいただけるかと思います。

 ということは、運転しながら道に撒かれた釘を見付けて避けない限りは必ずといっていいほどタイヤがパンクしてしまうことになってしまいそうだと言うことです。下手をすると複数のタイヤがパンクする可能性もあり、単にタイヤだけの問題ではなく、スペアタイヤのない車においては全てのタイヤを修理しないと再び走れなくなり、大きなタイムロスとなってしまいます。単なるタイムロスだけではなく心理的な落ち込みも起こってくるでしょう。

 釘を撒いた犯人はまだ捕まっていないので、河口湖方面へ出掛ける方は細心の注意が必要になります。わざわざ目に付きにくいように釘を茶色に塗っていたりするので、幹線道路から離れた道(つまり他の車が通らない場合が恐い)を走る場合は夕方から夜の走行は避け、できるだけ幹線道路を走って移動したり、前方への注意しながらスピードの出し過ぎを控えることが大切になってくるように思います。

 今回の話を聞いて、多くの人の休日の行動を変えるかも知れないほどの結果をもたらした事というのは大変恐ろしい感じを覚えました。単に釘を持っているだけでも、常に尖った部分が上に来るように曲けただけでも決して警察のご厄介になることはありませんが、それが車の通る道路に置かれただけでこれだけの影響が起きるのですから、いわゆる犯罪集団が本気で何かを起こしたら、いくら警察が万全の警備体制を敷いても絶対安全かということはないだろうなあとしみじみ思います。私たちが好きな時に好きな所へ日本国中車で旅に出掛けられるのも、意図的に大規模な交通妨害やテロが起こることなど考えなくていいからという側面もあります。道路の安全も大切ですが、ギスキスした社会状態による治安の悪化がこの国で起きないように関係各位にはご努力いただきたいものです。

2015年5月18日 (月)

ゆうゆう窓口の渋滞を何とかできないか?

 今回書く話は、読まれる方にとってはどうでもいい話かも知れません(^^;)。最近では政治の話としても語られることが少なくなった郵便局の話です。先日、ついにというかゆうぱっくの料金値上げが発表されたりしていますが、料金が上がるのは仕方ない事だと思っているのでいいのですが、昔はあったサービスが無くなるのは切ないものです。

 というのも、先日郵便局の窓口が開いていない時間帯に地域にある郵便局の本局まで出向き、普通の封書を出しに行ったのですが、例によって休日受付の「ゆうゆう窓口」が劇的に混みまくっていました。その元をたどると、どう見ても要領を得ないまま列の先頭に来て、窓口でどの発送方法が安くなるかというような出荷以前の話を延々としている人のおかげで列はどんどん長くなっていたのでした。夜間休日の窓口というのは大きな郵便局であっても係員が2~3人で回している場合が多く、そこに郵便物や小包の発送だけでなく不在の郵便物の受取りや切手やレターパックの販売まで行なっているせいか、ちょっとでも時間がかかる案件が出てくるとたちまち窓口の列は渋滞を起こすのです。

 郵便局が民営化してもこの光景は変わることがありませんが、単に切手や証紙を貼って出すだけなのに、ここまで待たされるのはどうかと今回の経験を受けてつい思ってしまいました。民営化される前の郵便局には切手の自動販売機がありましたが、これは自販機専用の切手を作らなければならないとかで採算が合わずに廃止されたそうですが、地元の郵便局にはもう一つ、普通の郵便物を出すことのできる証紙の自動販売機があったのですが、これもいつの間にか近所の郵便局からは撤去されてしまいました。

http://yubin.2-d.jp/y2/jihanki.html

 以下のリンクにあるものがそれですが、出したい郵便物をはかりの上に載せて、定形内か定形外かという郵便物の大きさおよび重さを計測し、個別の郵便物に見合った料金の証紙が出てくるようになっていたので、単に封書を出すだけなら窓口の列に並ばないでこちらの機械を使えば良かったので大変気に入ってたのですが、なぜこの機械が撤去されたのか今だにわかりません。

 郵便局の本局なら、この機械だけでなく、レターパックとハガキ専用の販売機なんかもあってもいいような気がします。その際、レターパックライト用にこれ以上の厚さなら送れないというスケールがセットされていればなおいいですね。こうしたサービスはコンビニでも受けられる(コンビニの場合はレターパックだけでなくはがきや切手が置いてあるところがあります)のでそちらへ回ればいいと思う方もおられる方もいるでしょう。今回の場合は定形内の封書に少し厚みのあるものを同封したので、もしその封書に82円の切手を貼って出して、何らかの理由で定形外と判断される可能性もあったのでしっかりと確認の上で出したかったのでした。こうしたニーズに応じて、大きさの判断してくれた上で郵便物を出せるような自販機を整備してくれれば、夜間休日の窓口受付のための行列も少なくなるのではないかと素人考えではありますがそう思うのですが(^^)。一度経験された方はおわかりかと思いますが、夜間休日窓口の渋滞にはまってしまうととんでもなく時間かかかってストレスがたまるので、何とかするために知恵を出し合いながらいい方向に向かうように考えられるといいのですが。

2015年5月17日 (日)

静岡ホビーショーで気になった品

 今年、2015年もこの季節がやってきました。模型の町でもある静岡市で行なわれる見本市「静岡ホビーショー」が今週末に一般入場ができるということで、見に行くだけならタダということで出掛けてきました。

 会場に到着したのがお昼過ぎだったということもあって、会場内はどこもものすごい人で、全国からやってくる人も相当数いたことでしょう。それにしても、入口には自衛隊の本物の車両が飾ってあり、企業のブースの中には今後大きなものは簡単に手に入るかわからないドローンのデモをやっていたり、ミニ四駆をしのぐ一番の人気はモデルガンの試し撃ちだったりと非日常感満載の中、プラモデルに興味のない方も食いついているブースを発見しました。

 それは、鉄道模型のお店「ポポンデッタ」さんのブースで、私が行った時には別のお客さんにちょっと前にテレビの「タモリ倶楽部」へ出演した際の話などをブースではしていたようでしたが、ブースの奥に発売予定の品として飾ってあったものが実に興味深かったです。もし先行予約があればその場で予約してしまったと思います(^^)。

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 ちょっと見ずらいかも知れませんがプラスチック製のコンテナで、普通のホームセンターで入手できそうなものなのですが、カラーリングおよびロゴがさすが鉄道模型趣味だけあってJR貨物のロゴが入っています。ちなみに、この商品の正式名称は「19D形式コンテナ収納ボックス」です。ちょっと見たら本物のJR貨物のコンテナ(貨物列車に乗せて運ぶもの)みたいだというのがポイントです。JR貨物には承認済みとのことで、近日中に販売開始とのことなので、興味のある方はお店のホームページをチェックしましょう。私が旅行に出る際にはケロリンの風呂桶を載せて行っていますし、さらに車中泊のための小物をこのコンテナに入れて常に車載しておいてもいいですね(^^)。

 一通りブースはのぞいたものの、本当に人が多くて遠方からやってくる方は大変だとしみじみ思います。本日来場予定にしている方は、早朝から入れるのでなければ、会場の駐車場に停めようとするとかなり混んで大変になると思うので、多少距離は離れても駐車場からのシャトルバス利用の方がおすすめです。

2015年5月16日 (土)

Android OSが入った「ガラホ」 auのAQUOS K SHF32 に注目

 先日のニュースで、Android OSが入った見てくれはガラケーと全く見分けが付かない二つ折りタイプの端末「ガラホ」にドコモが参入し、先行していたauが見た目はガラケーそのものなのに料金はスマートフォンのものを適用していたのに対し、ドコモのガラホはガラケー並みの料金でやることが決まったという話を聞きました。これを受けてauはどうするのかと思っていたら、何とすぐに、新たに高音質のVoLTEが使える(LTEで通話できる)新しいガラホを投入してきたということがニュースになりました。さらに料金の方も、ガラケー並みの新たな料金を打ち出してきたということです。これは、新たな端末である「AQUOS K SHF32」とからめて吟味する必要が出てきたように思います。2015年7月から登場するということですが、今後注目すべき端末になってきたと言えるでしょう。

 まず、スペックについてはOSがAndroid4.4でGoogle Playは利用不可ということなので、自由にアプリの追加はできません。従ってあくまでAndroidが入ったガラケーという扱いで、明確にスマートフォンとは区別した方がいいでしょう。今後発表されるであろうプリインストールアプリの内容に注目したいですが、さすがにLINEのアプリは提供されるでしょう。SIMカードはnanoSIMということなので、今後MVNOのSIMを入れて試してみたいと思っている方は、nanoSIMに変えるなどの用意をしてから発売を待ちましょう。

 あと対応しているものとしては、発表の資料の中ではワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、テザリング、防水(IPX5/IPX7)、VoLTEとありまして、もちろんWi-Fiも使えます。料金プランについてはほぼガラケー用の料金になりそうですが、あえてLTEをデータ通信に使わずにWi-Fiを使ってデータ通信ができるという話がネットでは踊っています。そうなると自宅の無線LANルータからや公衆無線LAN網だけでなく、外出先でもモバイルルーターからのテザリングでデータ通信を使うようにすれば、パケット通信の二段階料金の最低でも毎月の料金を維持するような運用が可能になるのではないでしょうか。auが廃止したガラケーによるWi-Fiの利用可能オプション「Wi-Fi WIN」が復活したかのような感じですね。

 今後に向けて期待が持てるのは、現状でauのスマートフォンはLTEの使える機種に限って白ロムにMVNOのSIMカードを入れてすぐに使えるようになっています(3G以前の機種は不可)。この機種もLTE機なので、そのままauのMVNOが登録なしで使えるようなら、MVNOの通話付きデータ通信プランで利用する場合に料金的なメリットが出てくるかも知れません。もし使えなかったとしても、auが新しく出してくるSHF32用のプランでは、通話放題はガラケーと同じ2,200円の基本料と出ていますし、au同士の通話が時間指定で定額になる(ソフトバンクモバイルのホワイトプランと同じ)月額980円という基本プランも用意されているようです(データ通信料金が青天井にならない安心できるデータ通信の利用にはezweb契約とパケットプランの料金が必要)。アナウンスされているこの機種特有の料金プランを見ると、データ通信を付けて最低で月2千円弱、通話放題とセットすると約月3千円程度で毎月の維持が可能になるようですので(端末代は考慮していませんのでご注意を)、auとの契約でもなかなか魅力的ではありますね。

 こうなってくると、それこそ今までPHSにこだわり続け、旧ウィルコムのWX12Kあたりで通話とデータ通信を利用してきた人にとっては、通話品質が許容できるなら十分に乗り換えできそうな端末になるかも知れません。2015年7月から販売されるこの端末は現在auのガラケーに移ったばかりの私はすぐに契約できませんが、端末の割賦販売期間が終了した段階でこのジャンルが広がっていれば十分な選択肢になります。その前に、早めに入手した方の人柱的なレポートによってMVNOのSIMで使えるかどうかわかった時点で、白ロムを入手して使うというパターンも出てくるかも知れません。MVNOでの利用の他、従来のガラケー契約をLTEのガラホ用プランに変更して白ロムを購入し、この端末を持ち込みで契約できるかとうことも気になるところです。

2015年5月15日 (金)

ぎりぎり日帰りの旅(9)今回の旅のまとめ

 今回の旅は、朝6時過ぎに自宅を出て、次の日にかかってしまいましたが、翌日の午前0時半頃に着いたということでぎりぎり日帰りの旅とさせていただきました。かなり長距離の旅の中で、いろんなところを回ってこられたのは、5月3日という日の割には、ゴールデンウィークの混雑にまともに当たらなかったからと言えるかも知れません。もし途中のルートで事故渋滞がなかなか解消しないようなことが起こったら、とてもここまでの内容の旅は出来なかったことでしょう。

 一応旅の出発前に思い描いていたことは全てできてしまったのですが、逆に言うと、ハプニング的に何か新しい面白いことにはそれほど遭遇できなかった旅でもありました。まあ、悪いハプニングで疲れるだけということも起こり得ますので、これはこれでいいのかも知れませんが、ある程度余裕を持って行くことは特にゴールデンウィークの旅では大事ですね。もし予定通りに進まないで遅れた場合でも、適当なところで車中泊をして悠々と翌日に帰ってくればいいわけですし、今回の帰りでは真っ暗で何も見えなかったとこで観光しながら帰ってくれば、さらにいろんなところを回れたということもあります。そういう意味ではもう少しのんびりしても良かったかなとも思ったりします。

 今回は高速道路よりも一般道を走っている時間の方が多かったかわりに交通費は安くできました。ただそれは、現状での道路の整備状況が全ての行程を高速道路でカバーできないからという事の裏返しでもあります。今回のルートで一般道走行となった所が将来繋がり、静岡の太平洋側から日本海側まで高速を降りずに行けるようになったら、それはそれで便利でいいですが、やはり通行料の高さが旅立つにあたってのネックになるでしょう。一人で出掛ける場合はなおさらで、長期休みのない一般の土日だけではなかなか今回走ったような広範囲は回れないと正直思います。

 ちなみに今年のゴールデンウィークのレジャーの傾向として、お金のある人とそうでない人との格差が話題になったように思います。全国でも有数の大規模な高速道路上にある休憩施設、刈谷ハイウェイオアシスでは、近場からお弁当を持ってやってきた人がかなりの割合に上がったとか。全国各地の観光地の方々は、いかに外からの観光客を呼び寄せるか考えていらっしゃると思いますが、件の世界遺産に推薦された様々な施設の中で、静岡県の韮山反射炉に特に人が集まったというのは、首都圏から近かったからという理由も大きいでしょう。今年の7月に推薦を受けた施設が世界遺産になったとしても、全ての施設に富岡製糸場のように人が集まるかというのは疑問です。もちろん、高速道路会社も収益を上げなければなりませんので単に安くしろという主張はどうかとは思いますが、今後高速道路の通行料が徐々に上がっていくなら、一般的な車で行く旅行では近場中心という傾向に更に拍車がかかってくるのではないかと思います。あくまで安く遠くに行きたいと思っている方は、やはり車中泊をからめて必要以上に高速を使わずに行くのがいいでしょう。その際気を付けてほしいのは、少なくとも車中泊する際は、十分に体を伸ばして寝られるようなポジションを確保できる環境を作ってほしいということです。単にシートを倒して仮眠を取るような車中泊をしている人は今回の旅でも多く見受けられましたが、短期なら勢いで走ってしまうかもしれないものの、血栓ができてしまう可能性も0ではありません。無理せず車中泊できる空間を作れるかどうかが長期休暇に遠くまで行けるかどうかの鍵になるでしょう。改めて車内環境の整備が今後の課題になるように思った今回の旅でした。

2015年5月14日 (木)

ぎりぎり日帰りの旅(8)時間さえ許せば交通費は安くできる

 群馬県高崎市のパスタのお店を出たのが午後7時半頃で、前回説明させていただいた通り、そのまま走れば少なくとも夜中に自宅到着になるのですが、残りのルートを全て高速道路を使う場合、ここから関越自動車道に乗り、圏央道経由で東名高速に入るようなルートもゴールデンウィークでなければお金はかかりますがスムーズに走れます。ただ時期的に埼玉・東京から神奈川にかけての渋滞が怖いですし、何よりお金がかかります。今挙げたルートで走った場合、高速道路の通常料金はその区間だけで7,350円で、休日割引(ETC搭載の場合のみ)でも6,050円かかります。この時点では5月3日と、翌日も翌々日も休みということもあり、予定通り高速道路が通っていない最短ルートを走ることにしました。

 まずは、高崎市の環状線を走ると国道18号線にぶつかりますので、そちらを右の軽井沢方面にいったん走り、すぐに富岡方面への看板が出てきますので左折して、富岡製糸場を抜けてこんにゃくとねぎで有名な下仁田方面に抜ける国道254線に入ります。この区間は高速道路が佐久まで通っているのですが、今回はあえて曲がり道が続く内山峠を抜けました。佐久から今度は国道141号線に乗り換え、野辺山から清里に入っていきます。

 こうして国道を走っていると高速道路とは違ってなかなか休む場所がないということが問題になります。国道254号線は下仁田に道の駅があるものの、そこから内山峠に入ってしまうと道沿いにコンビにもなく、そのまま進んでいたら出発してから2時間が経過し、そろそろ定期の休憩を入れようと思ったところ、野辺山の手前にようやくコンビニが出現したので休憩を取りました。ただコンビニの場合はトイレを使うのにも気をつかうところがあるので(トイレを防犯上の理由で貸してくれないコンビニもあります)、その点だけは高速道路を使う方が安心ですね。

 将来的に中部横断道が全線開通すれば、今回通ったルートも上信越道の富岡インターから高速道で繋がるのですが、夜に入っての国道254号線から141号線のルートは信号もそれほどなくて、かなりスムーズに進みました。休憩の時点でスマートフォンのカーナビが算出した到着予定時刻よりも20分くらい早いペースで進むことができたので、さらに到着時間を早めるため山梨県に入って韮崎の手前の須玉インターから中央自動車道に乗り、双葉ジャンクションで中部横断自動車道に乗り換え、国道52号線沿いの増穂インター(旧増穂町で現在は富士川町)まで走りました。休日割引だとこのルートのみの料金は普通車でも620円です。走行キロ数は30キロ弱と大したことはありませんが、それまで長い距離を国道で走ってきたのでメリハリが付いて集中力が切れることはありませんでした。これは私の個人的な傾向なのかも知れませんが、高速道路で単調な道を走っているとどうしても瞼が重くなってしまい、居眠り運転の危険が出てきます。一般道でも全く信号がなければ同じではありますが、最悪の場合後続車の邪魔にならない場所で停車し、車から降りたり仮眠したりできなくはないので、眠気がどうしても無くならない場合はあえて国道を走る判断も重要かと思います。

 これ以降の部分も、中部横断道は工事中になっているので、新東名の新清水インターまでは国道52号線をひた走らなければなりません。しかしその分、高速料金は節約し、新清水から静岡インターまでの休日割引料金660円を含めても1,300円弱と、全てのルートを高速を利用してかかる費用の6,050円と比べればかなりの交通費を節約できました。ちなみに、高崎から自宅へたどり着くまでかかった時間は約5時間でした。前橋から静岡まで、高速ルートの所要時間は渋滞がなければ約3時間ですが、その日はとても3時間では着けなかったと思うので、あえて下道を走って正解だったように思います。

2015年5月13日 (水)

ぎりぎり日帰りの旅(7)パスタの町「高崎」のパスタの特徴とは?

 帰りの行程を決めるにあたり、関越道の小出インターからとりあえず前橋インターまで高速道を使うことにしました。それは、そこからのルートは下道を通っても、前橋から高崎を経由して富岡に至り、長野県の佐久市から清里方面に出てそこから韮崎市に下りるのが静岡方面への最短ルートであるとともに、サービスエリア以外の場所で夕食をちょうどいい時間に高崎で食べられるからでした。高崎で夕食ということになると、やはりパスタの町として最近売り出していることから、パスタといきたいところです。

 高崎でパスタというと、まず有名なお店というのは、「シャンゴ」というイタリアンレストランチェーンです。先日テレビで高崎のパスタを紹介していた際にもこのお店が出てきましたが、お店の看板メニューで、ミートソースの上にトンカツが乗った「シャンゴ風スパゲッティ」はさすがに栃尾の油揚げを食べたばかりの胃にはきついですし、帰りのルートからもちょっと離れてしまいます。関越自動車道を前橋インターで降りると国道17号線を高崎方面に向かえますが、高崎市に入ったところで富岡方面に繋がる環状線があります。今回夕食の目的地にしたのは、この環状線を入ってしばらく進んだところにあるお店で、こちらも高崎のパスタのお店としては古くからある「ボンジョルノ本店」です。詳しくはネット検索をすればお店の住所や電話番号はすぐに出てきますので、カーナビに登録して向かうのがいいでしょう。かなり効率よく行けますので、関東から富岡製糸場に行く際にもおすすめな立地ではあります。

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 高崎のパスタはその価格の割には量がすごいのが特徴です。どれを頼んでも同じくらいの量だと思いますが、写真の青ジソとツナが具のトマトソース仕立て「トンノトマトスパゲッティ」は大人でも少食の方はとても食べ切れない量で単品690円(税抜)でした。このお店はほとんどの単品パスタがこのくらいの値段です。こちらの品はソースがドロっとしてお腹にたまりやすいのが個人的な好みですが、トマト味のスープパスタがお好みなら、イカとあさりの具でスープ仕立ての「マーレトマトスパゲッティ」もおすすめです(^^)。他にもおすすめはありますが、さすがにこれ一品でお腹はいっぱいになってしまいました。ピザやリゾットも食べたかったのですが、それは次回のお楽しみにしましょう。

 本格バスタを出すからなのか、注文してからしばし待たされたことは帰りの時間を考えるとやきもきしましたが、帰りはそう急ぐ旅でもありません。ぼちぼち進めばいいやと思い改めて自宅まで全て一般道で行くと到着時間がどうなるか調べたところ、カーナビがはじき出した到着時間は全て下道だと深夜の2時半でした(^^;)。まあこの通りになっても途中で仮眠を取ればいいと思いつつ、少々満腹な体を起こしながら再スタートとなったのでした。

2015年5月12日 (火)

ぎりぎり日帰りの旅(6) ゴールデンウィークに日本有数の豪雪地帯を感じる

 ここまでで、新潟県で予定していた行動はすべて完了し、後はのんびり帰るだけとなりましたが、さすがに全ての行程を下道のみで行くのは大変です。そこで、できるだけ最短距離で静岡まで行けるルートということで、群馬県を通り世界遺産の富岡製糸場で有名な富岡から下仁田を抜けるルートを通ってみようと思いました。さしあたって栃尾市から夕食の時間に到着するように、群馬県内のとあるお店を目的地に据え、改めてスタートしました。

 ここで、カーナビを使わないで行程を組んだら、地図を見ながら長岡まで戻って関越道に乗ったかも知れませんが、全く地図を見ないで目的地までの行程を機械に決められるようにカーナビにセットしてしまうと、どんな道を通って行くのかわからない中で進めるという楽しみがあります。その時のカーナビは延々と一般道を案内するので案内に正直にそのまま進んでいたら、峠のトンネルを抜けたあたりでびっくりするような光景に出くわしたのでした。川を挟んだ両側にまだ大量の残雪があったのには正直びっくりしました。確かに立山黒部アルペンルートとかなら雪の壁がありますが、それは標高が高いからで、普通に田んぼがある風景の中での雪は予想外でした。後から調べたら、その場所は魚沼地方の北端にある旧守門村(現在は魚沼市)あたりでした。

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 ゴールデンウィークの後半にもなってまだ残雪があり、田植えもまだできそうにもないほどなのは、この地が日本有数の豪雪地帯であることの証でしょう。同じ場所ではないかも知れませんが、これも後からネットで調べたら、この地区の積雪量は伊吹山、酸ヶ湯に次いで全国で3番目の記録を持っている所だそうです。雪のない静岡県で生活をしている私としては、驚くべき光景につい車を降りて写真を撮りまくってしまいました(^^;)。

 今回通過した地域の周りには、雪だけではなく大雨や地震による被害が出た場所が点在しています。私の通ったところはそれらの被害があるような感じではありませんでしたが、自然の脅威を淡々と受け入れて生活をしている現地の方々には本当に頭が下がります。と同時に、改めて当時のニュースを見た記憶が蘇ってきました。旅の効用といったら変ですが、実際にさまざまな場所を訪れることによって、テレビに映し出されている光景を単なる対岸の火事ではなく感じられたり、過去の災害でも忘れないようになれます。そういう意識を持つためにはやはり高速道路のみを走っているだけではだめで、あえて下道を走ることもたまにはいいものです。

 カーナビの案内は魚沼から関越道の小出インター入口まででした。ここからまた高速道に乗って群馬県を目指します。

2015年5月11日 (月)

ぎりぎり日帰りの旅(5)これもデフレの影響か? 「道の駅R290とちお」の大混雑

 今回利用したルートは、今回紹介するところまでは以前に逆コースで回ったことがありました。燕市の青空市開催時間よりかなり早く現地に入る予定で、しかも前日車中泊して早朝から新潟に入ったことで、朝の6時からでも開いているお店のある栃尾市の豆腐屋さんを回り、名物のジャンボ油揚げとおぼろ豆腐をおみやげに買った上で燕市へ乗り込んだのでした。

 その際、一つ残念なことがあって、ジャンボ油揚げは買えたものの揚げたてのものを現地でいただくことができませんでした。その時行った豆腐屋さんは揚げたてのものは予約分がほとんどだと言われ、実際に揚げたてを食べるなら道の駅の屋台の方がいいよと言われたものの、当然朝の6時過ぎでは道の駅自体が開いていません。なので泣く泣くアツアツの油揚げを諦めたのですが、今回は燕三条地場産業振興センターを出発したのが午後2時過ぎだったので道の駅の営業時間には十分間に合います。

 当然あえて高速道路を使わなくても余裕なので、カーナビの目的地を「道の駅R290とちお」に設定し、一時間かからずに到着しました、途中の道は全く混んでいなかったので余裕だと思ったのですが、そんなに甘くはありませんでした。

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 道の駅の駐車場は満車状態で、さらに揚げたての油揚げを売っているスタンドは長蛇の列になっています。写真の列が今回いろんなところを回った中で一番長い行列でした(^^;)。油揚げはまるまる一本分で、油揚げだけだと250円、ネギと鰹節のトッピングがあると300円でした(他にキムチに漬けたものもありました)。カウンターには醤油と一味唐辛子が用意してあるのでこれらをかけていただくのですが、何しろ一本一本揚げてから切ってネギと鰹節をかけるのでなかなか列が進みません。それでも20分くらい待ってようやく自分の番になりました。

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 こんな感じでいい具合に揚がっているものを一気にいただきました。厚揚げではなく油揚げなので見てくれほどハードではなく、一気にいただきましたがとてもおいしかったです。そうして店内の売店でおみやげを買いましたが、油揚げだけでない食事がしたい場合には店内に食事処がありますので、そちらの方を利用した方がいいかも知れません。私はここではおやつ代わりに油揚げをいただこうと思っていたのでこれで終了しましたが、どちらにしても、安くておみやげにもいい(たたし賞味期限が短いので注意)、これだけの多くの人が油揚げを目当てに集まるのもわかるような気がしました。同じ新潟でもカニのような高級感はありませんが、同じようなジャンボ油揚げというのは他の地方では見たことがない人が多いでしょう。安くてもおいしく、毛色の変わったものをという事で、しかも油揚げなら普段の生活の中でも使います。近隣から多くの人が集まり繁盛するのは今の時代を考えると当然なのかも知れませんね。

2015年5月10日 (日)

ぎりぎり日帰りの旅(4)燕三条地場産業振興センターのイベントと買い物

 今回の旅では自宅を出てから目的地に着くまでの道案内はスマートフォンに入れたカーナビアプリのみでやっていました。目的地の電話番号を入力すれば自動的に導いてくれるのは本当に有難いものです。今回訪れた燕三条地場産業振興センターの駐車場に入るにはとりたてて案内看板が見付からず、カーナビアプリの案内が大変役に立ちました。

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 駐車場は結構な混み具合でしたが、駐車料金が無料というのは有難いですね。人の流れを追いながらイベントの会場にたどり着きましたが、入口から臨時の金物市が行なわれていたり、ステンレスのスプーン磨きを体験できるコーナーもあり、興味深いものが多かったです。ただ、金物市で売られているものはいいものというよりもお得な日用品というのが主なようで、一通り見て回ったもののあえて購入するものはなく、さらに奥にある常設販売所の方に入りました。

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 こちらのフロアーはイベントなど関係なく、一年中地元の製品が展示され、一部の品物については、燕製品販売促進事業の対象店舗になっているということで、「ふるさと割」のマークがある品については2割引きが適用されて購入することができるようになっています(税込1,080円以上の一部製品が対象)。こちらの方も多くの人が訪れていまして、スプーンやフォークだけでなくステンレスやチタンの箸があったり、タンブラーやぐい呑、鍋各種や急須など予算がなくても何かしら買って帰っこられるのはいいですね。

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 さらに、この地域でキャンプ用品を売っているメーカーというと「snow peak」が有名で本社がテレビでも良く取り上げられていますが、同じキャンプ用品メーカーの「UNIFLAME」の展示スペースがここには設けられています。個人的にはリーズナブルな値段で面白い品物が多いUNIFLAMEの製品はsnow peakより多く持っていると思います。キャンプ用品の全てがここで揃うのではありませんが、車中泊の旅にもこれらの製品は役に立つことは多いと思いますので、お出掛けの際はこちらのコーナーもチェックされることをおすすめします。

 そんなこんなで安い金属製品を購入し、レジでお会計をする際にネットでプリントしたアンケートを出したところ、今でも対応してくれるということで、リーフの形のティースプーンの3本セットをいただきました(^^)。それほど高いものではないとは思いますが、こうして地元の製品をプレゼントしてくれるというのは嬉しいものです。イベント会場ではB級グルメの燕餃子などの販売もありましたが、実は次に予定しているところも同じB級グルメで有名なところなのです。一通り買い物をして十分満足できたので、この時点で今回の旅はほとんど目的を達成したと思えます。これからは時間に縛られず、行けたら行くという感じておまけみたいなものですが、あえて高速には乗らないで次の目的地に向けて再ひ出発することになりました。

2015年5月 9日 (土)

ぎりぎり日帰りの旅(3)渋滞の原因と対策を探りながら走る

 当日のお昼前に小布施PAを出発し、日本海を目指して北上中に、道路情報に不安を煽るような表示が出てきました。目的の三条燕IC手前で渋滞が発生しているとのこと。故障した車のためとのことでしたが、このまま順調に走ってしまうと、まず渋滞に巻き込まれることになってしまいます。

 ただ、地方の高速道というのは東名などと比べてインターごとに交通情報のラジオが整備されているのでは無いようで、試しに市街地付近で1620kHzの交通情報に合わせてみたところ、流れてきたのは高速道路情報ではなく、平行して走る国道の情報でした。長野県内の情報も私が走っていた時間には善光寺周辺の情報しかラジオからは流れてきませんでしたし、情報不足の感は否めません。そうなると、頼りになるのは実際にサービスエリアで提供されているものしかないわけで、とりあえずはということで、サービスエリアで道路情報を入手してみることにしました。

 継続した渋滞情報を注目する場合、時間の経過とともに渋滞の列が伸びているかそうでないかということに注目してみることが大事です。交通集中による渋滞の場合、時間とともに長くなる可能性があるので、休憩をしないでなるべく早く渋滞を抜ける算段をした方がいいと思いますが、事故や故障車による渋滞の場合、最初は時間とともに渋滞は長くなりますが、渋滞の原因である車を何とかできればすぐに解消する傾向があります。問題の渋滞はサービスエリアで確認した時には最初に入ってきた情報よりも渋滞の長さが短くなってきていて、これならもう少し休憩を取りながら進めば渋滞自体がなくなるのではないかと思いながらゆっくりめに進むことにしました。

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 それで、日本海側に到達したということもあり、上の写真にある日本海を一望できる雄大な展望台がある北陸自動車道の米山SAで少しゆったりめの休憩を取りました。ちょっと前に食事をしてきたので、利用客の多くが購入していたこのサービスエリアの名物「サバサンド」が食べられなかったのは残念でしたが、だいたい30分弱時間を遅らせて進んだら、目論見通り渋滞は消えていました(^^)。目指すイベントが行なわれているところは、インターから降りてすぐのところにあり、何とか大きな渋滞に巻き込まれることなく午後1時頃に到着を果たしました。

2015年5月 8日 (金)

ぎりぎり日帰りの旅(2)渋滞を避ける新潟までのルートとお昼ごはん

 高速道路を使って静岡から新潟を目指すために、まずは東名高速から新東名に入りましたが、ゴールデンウィークでなければ、東名高速を厚木まで進み、圏央道から関越自動車道を目指すのが一番早く簡単だと思いますが、そのルートだと渋滞の名所を何度も通過しなければらならなくなります。そうした渋滞の名所を回避するためには、2通りの方法があるのですが、それは新東名を新清水で降りて、国道52号線を通って中部横断道の増穂インターまで下道で行き、そこから中央道長野道経由で新潟に入るルートと、新富士で降りて下道を中央道の河口湖インターまで走り、そこから圏央道経由で関越道に入るルートです。

 ゴールデンウィークでなければ河口湖インターから入る方が楽でいいのですが、首都圏から関越道に抜けるルートは多くの車が走るためどうなるかわかりませんので、首都圏の車が入ってくる余地のない中部横断道のコースを今回は選択しました。さすがに新清水のインター出口は混雑しましたが、それ以降の国道52号線はスムーズに進み、増穂インターから双葉ジャンクションを抜け、八ヶ岳パーキングエリアで最初の休憩に入ります。下道を行く場合はトイレ休憩をする所が限られるので、高速道路に乗るとほっとします。

 とりあえず、目的地に到着するまでは2時間間隔で休憩を取りながら効率的に進むことを心掛けましたが、道路状況を確認するのにラジオが役に立ちました。高速道路脇に主要なラジオ局の周波数が表示されているので、山梨の山梨放送、長野の信越放送という風に聞く放送局を変えていったのですが、面白かったのは信越放送の善光寺参拝に特化した交通情報および周辺駐車場の混雑情報が1時間ごとに流されていることでした。今年は7年に一度という善光寺の御開帳が5月末まで行なわれているので、周辺の駐車場からシャトルバスを使ってのパークアンドライドが行なわれていました(ゴールデンウィークおよび土曜日曜のみ)。駐車場料金は無料で、シャトルバスの料金は一人往復大人400円、小学生200円かかるそうですが、その負担だけで車は駐車場に置いたまま長野市内を一日観光できるなら結構安いのではないかと思います。今回は日程の都合で長野は通り過ぎましたが、午前中に到着するように出られれば、割と快適に長野市内の観光ができそうですね。

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 長野インターまでは善光寺参りの車の影響が考えられたので休まずに進み、結局休憩を取ったのは小布施PAでした。ここはハイウェイオアシスが併設され、道の駅と繋がっている広大な施設ですが、ここでは早めの昼食を取りました。というのも、小布施といえば栗ですが、ここの食事処ではパックに入った栗おこわ(410円)や、同じ栗おこわと温かいミニとろろそばのセットが640円(恐らくこの値段だったと思いますが10円単位で違っているかも知れません)とリーズナブルに提供されています。単なる栗おこわよりも信州名物のおそばも付いているとあって、そばとのセットを食堂で頼みましたが、その場で食べられないくらい席が埋まっていたり、食事をしてしまって今は食べられないような場合は単品の栗おこわが安くておすすめです。

2015年5月 7日 (木)

ぎりぎり日帰りの旅(1)旅の目的地について

 2015年のゴールデンウィークにどこかに行こうと考えていた時に、できるだけ渋滞を避け、しかもそれほど混んでいない場所をとかなり都合のいい行程をと思ったのができるだけ首都圏を通らずに行ける所をピンポイントでつないでいこうというものでした。

 さらに、ETC搭載車に適用される土曜休日1,000円が終了した後、しばらくは土曜休日半額料金が適用されていたものが、国庫による補助がなくなり三割引と逆に二割ほど通行料が高くなってしまったため、高速道にずっと乗りっぱなしで目的地に行くのではなく、下道もうまく活用しながら交通費も抑えて行きたいとかなり欲張った旅になってしまいました。こうした旅行を成功させるためのカギは、体に無理をしないでできるだけ早い時間に出発するということでした。

 出発日は天気も良かった5月3日、朝の6時過ぎに自宅をスタートすることができました。静岡インターから高速道路に乗り、途中の日本平パーキングエリアで朝食を買って、清水ジャンクションから新東名に入ります。ここで、一つの判断をしなければなりません。とりあえずの目標は、日本海側まで出ることで、恐らく金沢は北陸新幹線が開通したことでゴールデンウィークは相当にぎわっていることが予想されたため、逆方向の新潟を目指します。新潟のどこを目指すかというと、このブログでも折に触れて紹介しているステンレス水筒や金属加工製品で有名な新潟県三条市にある「燕三条地場産業振興センター」に行ってゴールデンウィークに開催されている小規模なイベントを見ながら面白いものがあったら買ってこようという算段です。たまたまネットで調べていたら、この物産館は駐車場代も無料で、物産館内の磁場産品コーナーで買い物をした際にインターネットから印刷したアンケート用紙を提出すると、粗品程度ではありますがプレゼントをいただける(県外からのETC利用者が土曜休日に訪問した場合のプレゼントです)ことがわかり、行ってみようという気になりました。以前燕市には秋につばめ物流センター行なわれている「燕青空即売会」に行ったことがありました。そこではかなり安くいろんな製品が売られていますが、中には地元産でないものも混じっているので、今回出掛ける物産館では安心して地元産の品を買えるというのも背中を押された理由の一つでした。

 ただ、交通状況や天候の悪化によりたどり着くことが難しい場合のことも考えて、他のプランも考えています。幸いにして今回は無事に新潟までたどり着くことができましたので、これからしばらく今回の旅の報告にお付き合いいただけたらと思います。

2015年5月 6日 (水)

2015年ゴールデンウィークの車中泊の傾向を見る

 今回紹介する2015年ゴールデンウィークにおける車中泊の傾向というのは、あくまで私が見た主に高速道路のサービスエリアや道の駅での事なので、全ての傾向には合わないとは思います。それでも、いわゆるゴールデンウィークの期間にできるだけ遠方へ移動することを考えた場合、どうしても移動の途中に仮眠するような形での車中泊のスタイルを取る人が増えてしまうのは仕方のないことでしょう。

 今回私が出掛けたのが午前6時過ぎぐらいの時間だったので、高速道路に乗って入った最初の日本平パーキングエリア上りでは思い切り車中泊をしている人たちでごったがえしている状況を目にしました。今改めて思い出してみると、日中の混雑している状況と同じくらい売店やトイレの前のスペースが車中泊とおぼしき車で占領されていました。車の種類はキャンピングカーは思ったほど少なく、普通車や軽自動車の遠方から来たと思われる車が思いの外多かったのは、やはりゴールデンウィークという特殊性があったのかも知れませんね。

 パーキングエリアでは朝食のパンを買おうと思って立ち寄ったのですが、何とか1台空いているスペースを見付けて駐車できましたが、回りが車中泊らしい車ばかりだったので大きい音を立てて起こさないように、結構気を使いました。そうして用事を済ませてパーキングエリアを出たのですが、建物から遠い普通車の駐車スペースががらがらなのにはちょっとびっくりしました。私が同じ条件で車中泊をする場所を決める場合は、車の出入りが激しい場所よりも車の出入りが少ない場所を選びます。駐車場所が広大で、防犯上の死角になる様なところは逆に危険でおすすめはできませんが、ゴールデンウィークのサービスエリアやパーキングエリアなら24時間車の出入りはあるので、そこまで考えずに眠りを妨げられる可能性の少ないところに停めるのがセオリーかと思ったのですが、実際のところはまず目に付くところに停めてしまうという傾向があったのかなと思えます。

 もちろん、車中泊のための駐車場所を決めるのは個人の自由で、こちらからとやかく言う必要はないわけですし、もしかしたら私のように考えている旅慣れた人たちによってすでにいい場所は早い時間から占領されていて、私が到着した早朝よりさらに早い時間に出発していた車が多かったため空いていたのかも知れません。そういった可能性も考えた上でひとつ思うのは、普段時期の駐車場管理では必要ありませんが、ゴールデンウィークやお盆の高速道路では、その時だけ車中泊をする車が増えることには違いがありませんので、深夜に出入りする車の駐車場所を確保するためにも仮眠用のスペースに誘導するような形が取れないかなということです。最近の新しいサービスエリアでは、駐車エリアが小さく区切られていて場所を分けることすら難しい作りになっているので、広い大型車の入るスペースの一部分だけでも(主に観光バスが入るようなスペースがあれば、夜間から早朝にかけては転用が可能なのではと思うのですが)仮眠エリアができれば、夜中に休憩のために入ってくる車が駐車場所を探してウロウロすることもある程度避けられるのではないかと思います。まあ、いかに高速道路のサービスエリアでの車中泊というのは公式に認められているわけでないので、こうした意見自体が不謹慎なのかも知れませんが、今回の旅を振り返って思ったのは、日中の混雑するサービスエリアであっても、誘導員がいるので駐車することにストレスはありませんでしたが、そうした人がいない深夜から早朝の時間については駐車場所を見付けること自体にストレスがたまり、下手をすると事故になる危険も出てくるということです。一度高速道路を利用するユーザーの行動について調べていただいて、ここまで書いてきたことがある程度裏付けできるようでしたら、なるべく実勢に即した形での柔軟性を持った運用を行なっていただきたいものです。

2015年5月 5日 (火)

旅行出発前の体調管理はまず睡眠時間の確保

 2015年のゴールデンウィークは後半に天気が悪くなるような予報だったので、前半にどこかへ行こうと思っていたのですが、5月に入っての連休の初日に久しぶりに地元に帰ってきた方の飲み会が入ってしまったので、初日から動くことができなくなってしまいました。

 前日が飲み会でなかったら、夜から出掛けて車中泊をしてということもできたのですが、それは運命のめぐり合わせと諦めて、飲み会の方はほどほどの時間で切り上げて翌日からの出発に備えました。

 いつもの状態だと寝付くまでに時間がかかったり、長い夜を無駄に起きてしまっていたのが、ある程度の酩酊状態になっていたので結果普段より早く布団に入ることができ、すぐに寝入ることができたと思います。睡眠時間のほうも普段より多く取れ、早朝から動き出したにも関わらず、いわゆる眠気との戦いもないまま無事に帰ってくることができました。詳しい旅の様子などは改めて報告したいと思いますが、朝の6時過ぎに出発して、自宅に帰ったのは深夜12時を回っていました。道路状況によりさらに到着が遅れるような場合は車中泊も考えたものの、運転を続ける気力も結構あったので、もし予定が延びて、深夜から早朝にならないと帰れないようなことになっていたとしても、今回は休憩の都度10分か15分の仮眠ぐらいで済ませてそのまま走っていたかも知れません。

 今回の旅から帰ってきて改めて思ったのは、長距離移動を伴う車旅に出る前には、やはり睡眠時間をしっかり取って朝に出る方がいいかなということです。短期決戦で翌朝に間に合わせたいというような場合はとりあえず出発してしまっても構わないと思いますが、ある程度長期の車中泊の旅を計画する場合は、できるだけ日中に走って夜にはしっかり睡眠時間を確保するためにも前の日には十分睡眠を取ることが大事だとしみじみ思いました。とすると、車中泊をする場合にも、それが連日続くようになると、いかに車の中でリラックスをし、睡眠時間を確保できるような環境を作るかというのが大事になってくるでしょう。

2015年5月 4日 (月)

東名日本坂PA上り 焼津小川港水揚げ 駿河湾深層水仕立ての「焼き鯖寿司」

 以前このブログで紹介させていただいたことがあったかも知れませんが、静岡県焼津市にある小川港は鯖で有名で、年に1回11月に開かれる「小川港さば祭り」は、炭火で焼いた鯖を限定ながら無料で試食できるので、朝から多くの人が押し寄せます。

 一般的に焼き鯖といえば羽田空港の空弁を連想しがちですが、地元びいきだと揶揄されたとしても、なかなかこちらの鯖もおいしいです。このブログでは何度も紹介している東名高速道路・日本坂パーキングエリア上りの「焼津さかな工房」で売られているしめ鯖はオレンジが添えられていて大好きなのですが、先日何と1つ500円の「しめ鯖寿司」を買おうとゴールデンウイーク中に出掛けたところ、しめ鯖寿司の代わりに売られていたのが今回紹介する「焼き鯖寿司」でした。

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 ちなみに、1個の値段は税込み850円と高いですがその分量も多く、少食の人にはちょっと多いほどです。普通に考えると、これだけのクオリティならこの値段も納得かなという感じです。焼き鯖とご飯の間には大葉が引かれ、ペースト状になった梅が付いているので、あえてお醤油を付けなくても(パッケージには当然お醤油とガリが付いていますが)十分においしくいただけます。

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 さらに、焼津で産業用に提供されているミネラルが豊富な海洋深層水を使っているというのもパッケージには表示されています。焼津の海洋深層水は一括管理されているので、品質の良さをうたうことにもなるのでしょうが、私には残念ながら海洋深層水を使っていることについての味の差についてはわかりかねます(^^;)。その点はご容赦を。

 ちなみに、私がこの焼き鯖寿司を購入したのは午前11時頃でしたが、刺身用マグロやしめさばが置かれている保冷ケースの上に鎮座しています。この鯖目当てに来る人も少なくないと思いますので、午後になると早めに売り切れが予想されます。その味を試したい方は時間を調整してまだ十分在庫があるうちに訪れるのがいいかと思います。

2015年5月 3日 (日)

静岡県焼津の新名物となるか? 「オオグソクムシせんべい」を試食する

 先月行なわれたニコニコ動画に関するイベントで先行販売され、それなりにインパクトを持って報道された深海生物「オオグソクムシ」を練りこんだせんべいがゴールデンウィーク開始とともに静岡県内で販売されています。焼津さかなセンターの売店や、焼津周辺の東名・新東名のサービスエリアには置いてあるようです。私はほとんど常連化しつつある東名高速の日本坂パーキングエリア上りの売店(海産物のコーナーではない方)で購入しました。

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 ちなみに、売店のレイアウトはこんな風になっていて、売り出す気満々ながら、観光客はこのインパクトあるディスプレイを気にする風でもなく(^^;)、意外と売れていませんでしたが、認知度が上がればそれなりに売れていくのではないかと思います。

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 パッケージはこんな感じで、焼津で深海魚を獲っている長兼丸という漁師さんの名前があります。テレビのバラエティで深海魚を獲るロケには必ずといっていいほど出てくるのでおなじみの方もいるかも知れませんが、地元静岡のテレビでもかなり出てくる方です。深海魚を地元の名物として売り出していく中で注目したのがこのオオグソクムシなのだそうで、味は海老に似ていることからおせんべいの形にしての販売になったとのことです。

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 オオグソクムシ自体が白いので、見てくれは普通の塩せんべいにしか見えませんが、食べてみて最初に感じたのも塩気が多いなということでした。その分、海老のような味をしたオオグソクムシの味が薄まっているのかも知れませんが、それもあまりにも奇妙な見てくれのオオグソクムシを食べるという感覚を何とかしたいと思ったからなのか、私にはわかりません(^^;)。でも、知らないで食べたらえびせんの一種としか思えないでしょうね。

 さて、このおせんべいが新しい静岡名物として広まっていくかということは、単にオオグソクムシが認知されるかによってではなく、焼津で深海魚が多く獲れる場所だということも知ってもらうためにも有効だと思います。全国を旅していると、海の幸を提供してくれるところは沢山ありますが、どうしてもその地方の独自色のないものになりがちです。例えば、静岡に住んでいる私が旅先で名物だからと、普段新鮮なものを食べ慣れているマグロやカツオをふんだんに使った名物を出されたとしても、あまり有難みを感じないわけです。そういう意味でも、全国でも珍しい深海生物を使ったおみやげが静岡県内を通り過ぎる人たちにとって魅力的なお土産になりえるのかということは興味があります。今後、オオグソクムシに続く新たな深海生物を使った名物が出てくるきっかけになるかも知れませんし。ちなみに、写真の大きさのおせんべいが12枚入って1,620円(税込み)です。興味のある方はぜひ一度チャレンジしてみてください。

2015年5月 2日 (土)

ICレコーダーの意外な使い方

 普段持ち歩くバッグの中味について、大きめのバックパックと小さくまとまったボディバックの中に入れているものは、ちょっとした違いを意図的に考えて決めています。

 というのも、どうしても充電池を使わざるを得ないもの以外については、大きめバッグには単三の充電池を使うものを入れ、小さめのバッグには単四の充電池を使うものという風に入れ分けています。単三と単四は電池自体の大きさも違い、それら電池を使う機器の大きさにも違いが出てくるからです。

 結果、それほど大きくないバッグにもいろんなものが入って便利なのですが、唯一残念なのが、単四のみを充電できるような小型の充電器がなかなか見付からないことです。単三電池を充電できるものというのはそれなりに見付かるのですが、やはりというか、単三単四兼用になっているのが多いので、大きさもそれなりになってしまいます。そこで考えたのが、今あるさまざまな機器の中で、充電もできるものを追加すればいいのではないかと思い付きました。それが以前購入していた単四電池(エネループ対応)1本で動くICレコーダーでした。

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 最近のICレコーダーは内蔵の充電池にしているものも多いですが、単四1本で動くものはこのようにUSB端子を備えていて、パソコンやUSB出力のACアダプターから単四電池を充電できるようになっているものがあります(接続時の本体操作の方法で、充電ではなくAC電源でレコーダーそのものを動かしたり、ファイルのやり取りをパソコンとすることもできます)。電池を1本ずつしか充電できないということはありますが、単四電池を3本使うスピーカーを使う場合は手間がかかりますが、容量の少ない単四電池は充電時間も少なめなので、これでも何かと役に立つように思います。

 ICレコーダーのそもそもの使い方においても、旅の記録として音声やその場の雰囲気を残したり、音楽プレーヤーとして使ったりと結構な利用価値があるので、かばんの中味は増えますができることは確実に増えます。いざという時にはUSB出力を持つモバイルバッテリーからも単四電池を充電できるようになるので、今後は単四電池を使用する小物を増やしながら、よりコンパクトにいざという時の備えをしようかなと思っています。

2015年5月 1日 (金)

マグライト ソリテールLEDライト 単四1本用

 私自身ブログでいろんな商品を紹介していますが、いわゆるマニア的に追いかけるような得意ジャンルは限られるので、ある程度満足したジャンルの製品については、それ以降調べないで放置してしまうこともままあります。

 先日、テレビを見ていたら懐中電灯についてのマニアの人がおすすめのライトとして出してきたものの中に、今回紹介するマグライトの単四1本で使えるLEDライトを紹介していて一気に物欲が沸きました。

 小型で防水性があり、明るさもあるライトとしてマグライトというのは古くから愛用していました。今のLEDではなく電球を交換するタイプですが、電池を入れるフタの部分に予備の電球を収納していたりして所有する喜びを与えてくれるグッズだと言えます。ただ、LEDライトが主流になってしまっているのに、元のマグライトをLED化するキットは売っていたものの、それなら改めて別のLEDを使ったライトを購入すればいいわけで、しばらくはマグライトの製品には興味が沸きませんでした。

 しかし、ついに小型でキーライトとしても使える単四1本で使えるソリテールがLEDライトを搭載して出てきたかとしみじみ思いましたね。単四1本で使え、かさばらないで常に携帯できるキーライトというのは意外と選択肢はなく、私が使ったものとしてはジェントスの「パトリオ4」や「GTR-141T」がありますが、やはりこのコンパクトで出っ張りのないデザインは持っていたいと思わせる何かがあるのではないでしょうか。

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 ライトは先端部を回転させて点灯と消灯を行なうタイプですが、同じ方式で扱えるジェントスのパトリオ4は接触不良で使えなくなっていて、このサイズのキーライトはどうしようかと思っていた時にこの製品が出ていることを知ったので、焦って別のメーカーの中途半端な製品を買わなくて良かったと思いました。

 今持ち運んでいるバッグの中にはヘッドライトも入っているので、いざという時の明かりという点ではそれがあれば大丈夫なのですが、すぐに取り出せるところに入れておくと別のものが取り出しにくくなるため、せっかく用意してあるのにいざという時に役に立たないという状態になっていました。ソリテールは小さくてちょっとした隙間に入れることもできるので、これからはちょっとした際には周辺を明るく照らすことができるようになるでしょう。ただ、以前使っていたジェントスのパトリオのように、接触不良で使えなくなるようなことは起こって欲しくないですが、しばらくは使ってみることにします。

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