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2015年1月22日 (木)

冗談では済まないネット発信への対策 その3 具体的な炎上情報を把握しておく

 ここまでネット発信の危険性について書いてくると、どうすれば自分や、自分の子供の経歴にキズが付くような事にならないか気になる方も多いことでしょう。これから紹介する事の中には、必ずしも全てが情状酌量の余地もないような悪質な案件だけではないこともあります。しかし、善悪の判断はそれを見ている人によって恣意的に行なわれる可能性が多く、私個人から見てここまで騒ぐことでもないのではと思うような軽微なことでも、その後の対応如何によってネットが炎上することもよくあり、後々まで影響が出たりします。さらに、読む人の勘違いで炎上してしまったような場合、後から間違いだったと訂正を受けてもその訂正が広まらずに非難された内容だけがネット上に残ることもあり得ます。正解をにわかには出せないようなことでも、何が良くて何が悪いのかを判断するためには、地道な作業ではありますが、過去に起こった主な炎上事件の内容を調べ、同様の行動をしないように気を付けることから始められるのが第一歩のような気がします。自分はネット上でプロフィールを公開していないから大丈夫だと思っている方もおられるかも知れませんが、ネットにアップされた写真や動画に出ている情報を解析することで、GPS情報が埋め込まれていなくても撮影場所や個人が特定される恐れはありますので、やはり投稿する前に、この内容をアップして大丈夫なのかということは冷静に考える必要はあると私は思います。ちなみにこれから紹介する内容は、ネット上の検索で集めた具体的な私が問題があるのではないかと思われた行動例です。

・店員を脅迫して土下座させる様子をアップする
・店員が利用客の行動を含む個人情報を公開(有名人に対するものだと一瞬で炎上)
・軽犯罪程度のものでもその様子を明細にアップしたもの(さらに犯罪自慢へと繋がる)
・未成年の飲酒、喫煙(と類推される形でのアップも含まれます)
・バイトによる飲食店の裏での不衛生的ないたずら
・飲食店の客側が不衛生な行動を取る
・公共交通機関の運行妨害など
・嘘や捏造の投稿(異物混入を自作自演など)
・個人が特定できる情報をアップしてのネット上の通報行為(通報は警察などに)
・いじめの加害者がその内容を投稿
・動物への虐待投稿
・仕事上の客への不満をストレートに投稿(秘密の暴露も含む)
・問題行動をアップ後に非難コメントへの挑発行為を行ない炎上拡大

 これらの内容については、リアルタイムなものだけでなく、過去の思い出話のような場合でも問題が出る場合がありますので注意が本当に必要です。今回挙げた事例に漏れている行動や、今後違うパターンで炎上する事例も出てくるかも知れませんが、基本的な所はおさえたつもりでおりますので、今後の参考になればと思います。

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