« 家族・友人間通話は050 plusで済ますならおすすめ? OCNモバイルONEの音声付きSIMサービス | トップページ | 通信機能のある周辺機器購入の前に »

2014年12月 4日 (木)

単に早いだけではすぐにLTEの使い方は変わらない

 どこにいてもつながりやすいというメリットをテレビコマーシャルで展開するソフトバンク(2014年12月現在)に対し、auとdocomoはLTE通信の早さを全面に押し出した広告を私がこの文章を書いている段階では展開しているようです。それだけ高速を強調する先には何があるのかというと、新しい技術を提供することで今の料金大系を維持しようとしているのかなとも思えるわけです。もちろん、高速化への進歩なくしてモバイル通信の発展もないわけですから、将来はものすごい高画質でのネット中継がスマートフォン一台でできてしまう未来もやってくるかも知れません。それはそれで将来に期待するとして、いくら高速で通信ができたとしてもかかってくるデータ通信量制限の方が問題だと思われる方も多いでしょう。

 例えば、せっかく定額による動画の見放題サービスや音楽配信サービスが行なわれていても、一日の多くの時間そうしたサービスに繋いだままにしておくと、あっという間に高速通信できる量を使い切り、数百kbpsの低速でのネット接続を余儀なくされてしまいます。これでは、いくら新しいネットの使い方が提示されても、心から楽しむことはできないのではないでしょうか。ちなみに、私が今使っているMVNO業者のうち、au回線を使っているmineoは一定のデータ通信を高速で使い切ると速度制限されますが、ドコモ回線の2つのサービスは速度の違いこそありますがスピード制限されないものを使っています。

 最近になって私が便利に使っているサービスにスマートフォン・タブレット用のアプリ「リスラジ」があります。さまざまな国内のヒット曲を含む、ジャンルの音楽を流し続けてくれるサービスを無料で使えるアプリです。一部地域のコミュニティFM放送や、昔話やビジネス書の内容を語ってくれるチャンネルがあったり、その時の気分やシチュエーションに応じて選ばれた音楽を流してくれる機能もあるので、BGMとして流しっぱなしにしている方も多いのではないでしょうか。アプリの設定で一定時間流した後に自動的にアプリを終了させることもできるので、寝付くまでの時間に使うこともしばしばです。同じようなサービスとしてUSENのネット配信サービス(有料)も有りますが、こちらは無料で使え、会員登録もいらない分気楽に使えるのではないでしょうか。ただ画面操作のたびに広告やお知らせが入るということはありますが、いったんセットしてしまえは、ずっと心地よい音楽や音声を聞き続けることができますし、リクエストができたり聞きたい曲が流れる時間に通知してくれる機能もあるので、まだ体験されていない方は一度、安定して使える自宅のWi-Fi接続環境があれば試してみてください。

 この種のサービスは、できれば外でスマートフォンを使っている時にも使えるなら、radikoやらじる☆らじるに飽きた時には結構便利に使えるものでもあります。例えば野球が嫌いな方が、どのAM局も野球しかやっていなくて、FMも自分の好みの番組をやっていないような場合は、ジャンル別に利用することができるこうしたサービスが外で使えれば、移動中のいい暇つぶしになるでしょうし、リスラジのチャンネルにはドライブ向けにアレンジされたものもあります。スマートフォンをカーオーディオに直結し、カーステレオ代わりに使うというのもいいでしょう。

 ただ、問題はこのサービスがどのくらいの通信環境の元で途切れなく動くかということです。radikoやらじる☆らじるの場合は、だいたいダウンロード速度が200kbps程度しか出ないヨドバシカメラのワイヤレスゲートLTEでも十分に使えますが、このリスラジでは全く使えない場合、使えても途切れてしまう場合が多く、十分に楽しむわけにはいきませんでした。できれば提携Wi-Fiの使える場所まで移動しないとだめのようです。

 もう一枚のぷららLTEについては、さすがに1Mbps程度出れば、安定してサービスを使うことができました。車で走っていて、急激に電波が弱まる場所に入った場合はわかりませんが、実際に試したところ問題なくサービスを使えました。今後、ラジオの内容に飽きたら(^^;)、リスラジのドライブ用チャンネルを使って気分転換を図る場面も出てくるかも知れませんね。

 つまり、今回紹介したリスラジのサービスは高速通信可能な環境なら快適に聞けるものの、速度制限がかかってしまったら使いものにならないということです。携帯電話会社が高速を技術的に追求することは非難されることではありませんが、今のように超高速でもせいぜい月間7GBまでしか高速通信が使えないなら、ひと月を通して動画・音楽配信サービスをまともに使うことができず、サービス自体の発展性も頭打ちになってしまう可能性が生まれます。この問題は、多くの人が超高速ではなく低速よりの中速ぐらいが常時使えれば解消すると思いますので、年末年始の渋滞対策として動画視聴やインターネットラジオ、曲配信サービスを使おうと思っている方は、速度無制限をうたうMVNOサービスへの乗り換えを一時的にでも検討すべきかなとも思えるのです。

« 家族・友人間通話は050 plusで済ますならおすすめ? OCNモバイルONEの音声付きSIMサービス | トップページ | 通信機能のある周辺機器購入の前に »

車中泊とモバイル機器・ノウハウ集」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/565596/60756463

この記事へのトラックバック一覧です: 単に早いだけではすぐにLTEの使い方は変わらない:

« 家族・友人間通話は050 plusで済ますならおすすめ? OCNモバイルONEの音声付きSIMサービス | トップページ | 通信機能のある周辺機器購入の前に »

フォト

広告


2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ