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2014年11月 6日 (木)

携帯大手3社との付き合い方

 携帯大手3社の2014年9月中間連結決算が出そろったそうで、その結果、NTTドコモの決算は通話定額の「カケホーダイプラン」への移行が増えたことによって減収減益になり、3社の中でも最下位に沈むということがニュースになっていました。しかし、ソフトバンクが出している利益は海外の投資によるものが多く、実際に通信サービスのみの商売でも一番なのかという疑問がありますし、KDDIの業績についても、光通信とのセット割で契約数を維持しているということらしく、それが本当ならばこれからドコモも光回線との割引をやるという話もあるので、そこでまたかなり契約者が移動する可能性も出てきます。そもそも、今売られている格安のSIMカードはドコモMVNOによるものがほとんどであり、この数をドコモの回線に加算すれば、むしろソフトバンクやKDDIより多いのではないでしょうか。

 あくまで個人としての感想ではありますが、大手3社の売り上げは、本来はもっと低くあってしかるべきではないかと思っています。ドコモの業績が下がったのはカケホーダイへの移行が進んだためというならば、今までは相当の通話料金を取っていたということになると思いますし、データ通信料においても、大手3社の料金大系とMVNOのそれとはかなり差があります。私としてはMVNOの金額でも経営が成り立つのなら大手3社でもこうした料金を扱ってくれればいいのにと思っているのですが、全くそのような兆しすら見えません。それどころか少し前からはこうした通話やデータの料金だけでないところからも、取れるなら取ろうとする傾向が見え隠れします。

 一つの例として、先日、MNPを利用し、Y!モバイルの2回線をauに移した時のことを紹介します。手続きをしてくれたのが家電量販店の店員の方で、その方は別に良かったのですが、契約が終わり端末の引き渡しを待っている時にauから派遣されてきたの思われる人が急に出てきて、今ならタプレットが一括0円で持てるとか、テレビの付いたフォトフレームが0円で持ち帰ることができ、2年間使用料も無料だとしつこく契約を奨めてきました。こちらはとにかく使わない無駄な契約を残したくなくて移ってきたのに、ここで新たな重荷を背負いたくはないので(ちなみに、その時説明してくれたデジタルフォトフレームのプランは通常月850円で、無料期間が終了すると普通に料金を取られます)きっぱりとお断りしましたが、特にデジタルフォトフレームについては、なぜ0円で使えるのに断るのという表情をしていました。恐らく自分がこのプランをすすめることで、顧客に負担を与える場合も有り得るとは思っていなかった(そのような研修を受けていた?)のでしょう。その辺の事情を知らないで、無料ならと契約してしまう方もいるかも知れませんが、そういう人に限って2年後にすっかり忘れていた契約によって請求が来たことに驚き、解約しようとしたら更新月でないから1万円近い高額の解約金を請求されまた驚くという所まで予想できてしまいます(^^;)。もし契約数の維持および増加がこのような勧誘によってされているというなら、顧客のニーズに沿った勧誘とはとても言えないわけで、何でも店頭での説明通りに入ってしまうのは危険です。勧誘する方はトラブルを避けるために一通り中途解約金が出る場合や、更新月の説明はしているので後で文句を言っても契約者側の言い分が通ることはほとんどないと思った方がいいでしょう。個人的には更新月になったらメールでその旨くらいは通知すべきだと思うのですが、現状では自分で契約内容を把握しておくしかないので、その場ではじめて聞いた話については、改めて持って帰って検討し、どうしても必要だと思わない限り加入しないようにするのがセオリーだと思う次第です。

 また、私が通話用プランをauと交わした際にオプションを何も付けないと頭金がかかるが、オプションを付けてくれれば頭金はかからないと言われました。この手法も大手3社がことごとく使っています。私の場合、その額が324円(税込)/1台ということだったので素直に頭金を払いました。この金額は大手3社の中でも良心的だと思います。それでも新規購入時や機種変更時にオプションを付けさせ、オプション解除をするにもパケット通信料がかかるものもある中、面倒でオプション解約をしようとしない人から長い期間オプション料金を取る仕組みというのは大手3社には共通して浸透しており、この点についても端末をそれほど使いこなせていない人への厳しい仕打ちだなと私は思います。よく、スマートフォン初心者が通信業者を選ぶ際には売りっぱなしのMVNOよりも近くに店舗がありわからないことがあったらいつでも聞きに行ける大手3社がいいという話がされることがありますが、とてもじゃありませんがショップに行ったことで本人に必要あるかどうかわからない機種変更を勧められたりしたら、必要のないオプションを付けられて料金負担が増える可能性も出てきます。こうした傾向に嫌気が差し、スマートフォンからプリペイド携帯に変えた知り合いもいたのですが、これもどうかなと思います。きちんと現場でお店の人がレクチャーしてくれれば、プリペイド契約よりも安く電話できるプランも存在しますし、それほど携帯にお金を掛けられない人のために安く維持できる他のプランを勧めることもできたのではないかと思いますね。

 現状では全くスマートフォンを知らない人がスマートフォンが使いたければ、格安スマホとセットで解約自由のSIMカードを売っているところで購入し、最初の設定を店頭でやってもらえばとりあえず使えるようになります。ただ、現状では電話番号の付く契約では無料通話も通話定額もありませんので、通話を多くする方については、電話用として無料通話や通話定額プランがあるガラケーを残すことをおすすめしますが。もしスマートフォンの使い方に困ったら、街のパソコン教室を訪ねて教わればいいわけですし、そのお金を節約しようとして大手3社の契約に固執すると、それこそ相談はタダでもそれ以上の出費を強いられることになってしまいかねません。逆に言うと、大手3社のショップにおいて、契約者の目線に立ったプラン提案と、たとえ頭金を払わせることになっても、必要のないプランやオプションを勧めないようにすればいいだけの話だと思うのですが、それだと業績が下がり社員の方々の給料を上げることができないので、日本の経済にとっては問題だというような話になるのでしょう。本当にそれで景気が良くなってくれればいいのですが、そういう話を信じられる方は大手3社の意向に沿った選択をし、そうでない場合は付き合い方を再考する必要が出てくるように思います。もし今後、MVNO業者による通話定額ないしは繰り越し可能な無料通話付プランが出てきたとしたら、安いガラケー型の端末と一緒に売れば相当大手3社からの移動が来るのではないかと思います。すでに端末の方はfreetelから発表されているガラケーのストレート型端末あたりはいい感じですし、このまま大手の動向が変わらなければ、個人的には将来、全面的に大手3社からの契約引き上げということも考えているところです。

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