ネット時代でも現地特別料金に注意
私の住んでいる静岡市では、11月の連休の時期に中心街は大道芸フェスティバルで大変賑わいます。周辺地域からだけでなく、遠方から出掛けてくる方も多いと思いますが、車でやってきた人にとって気になるのが、会場周辺の駐車場事情でしょう。
最近ではとみに増えてきた、一日あるいは12時間限定の上限金額ありの駐車場は、朝早く現地に到着して仮眠を取る場合には重宝すると思います。しかし、先日イベント期間中のみ上限金額をなくす(つまり、時間ごとに駐車料金が上限なく上がっていく)案内を看板の上に紙で貼り付けてある駐車場に遭遇しました。結局のところ、駐車料金の売上を伸ばすため、早朝からやってきて夕方まで居座るように駐車する車を寄せ付けないための方策だとは思いますが、全ての駐車場がこうした変更をやっているわけではないので、かなり街の中でも目立ってしまっている感じでした。
確かに、今でも花見や紅葉など季節的なイベントの際には通常の土日とは違う料金体系にしている観光地はかなり存在します。ただ、そうしたことも含めてインターネットで事前に情報を入手することはできるので、その時だけ地域周辺が混雑して周辺の住民の方に迷惑を掛けることを理解した上で近くの駐車場を利用するか、周辺に停めて別の交通手段で訪れるかの選択をすることができます。しかし、一部の場所だけとは言っても、現地へ来ないとわからない急な料金体系の変更には多くの人が私と同様に戸惑うことだろうと思います。
今の世の中は旅行においても、現地へ行って失敗しないように、事前に多くの情報を仕入れていくので、ある意味現地の人よりもネット上に掲載されている情報については知った上で行かれる場合もあるでしょう。しかしそこで、ネットに書いてあって当たり前にできるはずのことが急に変更されている状況も普通にあり得るわけです。今回は私の地元での話でしたが、一般的にも大きなイベントで観光地を訪れる際には、イベントがある場所では事前に仕入れたネット情報が通用しないことも出てくるでしょう。そこを理解した上で行った方が現地でのダメージを少なくできるということなのかも知れません。
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