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2014年10月 5日 (日)

「モバイルよもやま話」カテゴリ新設に先立って

 今まで、モバイル端末や通信カードに関する話は全て1つのカテゴリでまとめてきましたが、あえて現行機種にこだわらず、過去に登場した機種の話題を行なうためにカテゴリを新設します。読んでいる方の中には、この種の話題はいわゆる「おっさんホイホイ」的な興味を集め(^^;)、昔は良かったというようなつまらない話に終始しがちになるのではないかと危惧されるのではないかと思いますが、私がこのカテゴリについて書こうと思ったのは、ちょっと違う方向からアプローチしようと思ったからです。

 今、普通に子供から大人まで使うようになっているスマートフォンは、一昔前のパソコン並みの機能がつまり、これ一台でできることはここには書き切れないくらいです。しかし、スマートフォンを持っている多くの方はそうしたスマートフォンの機能のほとんどを使っていないのではないでしょうか。

 私がこの文章を書いている当時、映画館で上映されている「ルーシー」という映画を見る機会がありました。人間の脳を100%使い切ると人間はどれだけの能力を発揮するという前提のもとものすごい能力を持った人間が登場します。これはあくまでもフィクションなので本当に映画のような事が起きるのかはわかりませんが、過去の天才と呼ばれた人の中には、普通の人が使っている以上に脳を使っていたような逸話が残っていたりします。

 例えば、「歩く百科事典」と呼ばれた明治時代の博物学者で思想家の南方熊楠の幼少期の逸話として、人の家に置いてあった当時の百科事典「和漢三才図絵」を通いながら読むことで頭の中に焼付け、家に帰ってから改めて中に書いてある図録を含めて完全に復元し、同じものを全て写し取ってしまったという話があります。私もさすがにそんな話は作り話かと思ったのですが、和歌山県田辺市にある南方熊楠記念館に展示されている熊楠本人が書いた「和漢三才図絵」が展示されているのを見て、その早熟の天才ぶりに舌を巻いたものです。また、放浪の天才画家として今でも人気がある山下清画伯は、ドラマでは旅先で描いている描写になっていますが、実際はそうではなかったという話があります。学園に帰ってから、旅先で出会った風景を頭の中に叩き込んで、それを思い出して描いていたそうです。

 これらのことは、時代が違えばこその逸話かも知れませんが、今ではスマートフォンのカメラで見開きごとに撮影していけば、それこそ南方熊楠より早く正確に全ての内容を写し撮ることができますし、山下画伯が頭の中で思い浮かべた風景をより細かく再現できるはずです。それは、単にスマートフォンの操作ができるというだけでなく、スマートフォンの機能を理解していれば、必要ならば撮影された映像ファイルからOCRを使って本文を二次利用の可能なテキストデータ化するなどのバリエーションも使えます。また、撮影した写真を絵画風に仕上げてくれるアプリもあります。スマートフォンの中にある数多くの機能を理解するにあたっては、この例の場合で言えば、直接書いて写すしかなかったコピーの方法がどのように進化してきたかを知っているかいないかによってできることの範囲は変わってくるように思えます。

 ここで改めて思うのですが、私たちがたとえ凡人だったとしても、自分でやりたいことがあった場合、スマートフォンを使って実現できることは思いの外多く、過去の時代の人間と比べてはるかに多くの事を行なえる可能性があるということです。ですから、過去のモバイル端末の出てきた背景や実際にできるようになったことをひもといていけば、私たちがどのようにして多くのことをスマートフォンでできるようになっていったかという過程がわかってくるということにもなります。電話やネット検索、メール、SNSやゲームはするものの、他の用途にはほとんど使わないのでは大変もったいないと今声を大にして言いたいということもあり、ここで古いモバイルの話をしながら、スマートフォンでは何がどこまでできるようになっていったのかということまでここで紹介していくつもりでいます。

 ですので、古い話だからといってあからさまに莫迦にすることなく(^^;)、広い心を持って読んで行って下されば書いているこちらも嬉しいです。私自身のメリットとしても、改めて今使っているスマートフォンを活用し、できることを増やして行きたいという意図もあるのですが、これは実際に書き進めていく中で明らかになっていくことでしょう。ネタがなくて困ったような時に更新するようなことになるかも知れませんが(^^;)、長い目で見ていただければと思います。

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