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2014年9月25日 (木)

ネット上の取扱説明書 古いものこそ

 先日知り合いからその方の事務所に付けている電話について、電話がつながらない現象を調べてもらったら問題は回線でなく電話機だと言われたと相談を受けました。その方は何とまだISDN回線を契約しているそうです。かくいう私も以前はターミナルアダプタを使って普通の電話機やファックスを接続していましたが、ADSLによるインターネットを利用するため、従来のメタル回線に戻してしまっていました。

 すでにメタル回線も古いものとして扱われ、通信会社は光インターネットと光電話の勧誘に熱心です。なぜ今までISDNを続けていたのか聞いてみると、その回線ではネットをやっていなかったので惰性で続けていたとか。それならメタル回線に戻し、安い値段でホームテレホンを買い直してはどうかと思いましたが、意外と今の段階でもISDN回線というのは便利なこともあるようで、ちょっと興味を持ちました。

 今回のケースではNTTの出していたホームテレホンが故障していたのですが、このホームテレホンはなかなかいいもので、回線が2回線分あるISDN回線をうまく管理してくれています。2回線は同じ番号でもいいのですが、ナンバーを追加するようにすると別の電話機と鳴り分けることができます。今まではホームテレホンにはファクシミリが繋がっていて、追加の番号はファクシミリ専用番号として使えるようになっています。これだけならメタル回線を2回線契約するのと変わりはありませんが、回線が塞がっていない状態で電話が入ると、ホームテレホンの設定で電話を転送することができます。よくある電話会社の転送サービスではなく、ホームテレホン自体が転送を行なってくれることが特徴です。

 転送先を携帯電話にしておけば、電話を留守番電話にしておかなくても携帯電話側でホームテレホンの電話番号が通知され、どこでも電話を取ることができます。電話側の操作で転送の有無は切り替え可能で、留守番電話にしておくことも可能なので、この機能はそのまま使いたいとのこと。回線の具合を見に来た職員の方の話で、同じ電話機をネットオークションで探してみてはどうかと言われたので私のところに照会が入ったのですが(^^;)、調べたら同じ型番のホームテレホンがオークションに出品されていたので、先日それを何とかこちらで代理落札し、回線は無事に使えるようになりました。

 このホームテレホンはNTTのものでしたが、同じように転送やその他の内容を復旧するためには本体の説明書が欲しいところです。しかし、古いものだからなのでしょうか、ネット上でダウンロードできる説明書の入手サービスをNTTはこの機種に限っては提供していなかったのです。

 幸いに、古い方の電話機に残っていた設定内容をそのままメモすることで同じように設定することができたのですが、製品サポートの一環として、恐らく社内には資料としてあるであろう古い説明書をスキャンして必要な人が使えるようにしておくことができないのかと恨み事を言いたくもありますね。すでに発売から相当の年月が経っていて、メーカーの責任がないことはわかっているのですが、直接メーカーに問い合わせなくても自分で何とかすることができる手段を残しておいていただいち方が、今回の私の場合ということだけでなく、本当に困った人が助かる可能性があります。ホームページを持っている大企業なら、まずコスト的な影響は大きくないと思いますので、古いものを大事に使い続けるためにも、こうした長い期間にわたる取り組みを検討してほしいものであります。

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