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2014年9月23日 (火)

吊り下げ式かとり線香皿はひとつ持っておこう

 車中泊用として夏の害虫対策を考える場合、その効果がどれくらいかというのはもちろん大切ですが、それ以上に車内にこもるにおいについても気にすべきだと思います。そのため、あえて導入への検討をして来なかったものに「蚊取り線香」があります。これは車内だけでなくテント内で使ってもかなり煙くなりますし、人によっては目が痛くなったりするかも知れません。

 しかし、蚊を媒介とするデング熱の流行によって状況は変わってきました。さすがに車内では電池式の蚊取り器のようなものを優先的に使い、蚊取り線香をメインには使いませんが、車の外側に置いて車に蚊が入ってこないようにしたり、車を降りて外で活動する場合に、周辺に蚊を寄せ付けないものとしてはやはり蚊取り線香が最強ではないかと思います。そして、スプレー式など付けた人にしか効かないものではなく、煙が回る範囲なら複数の人を守ることができるというメリットもあります。スプレー式の蚊を寄せ付けない薬剤は一人で移動する際には便利ですが、車内に放置すると爆発する危険がありますので、持ち運んで使う場合にはその取扱には十分注意する必要があるでしょう。

 そうは言っても、蚊取り線香を使う場合も、やはりその取り扱いに難しさは出てきます。使用するのに線香と同じですから火事の危険があり、頻繁に移動するような用途にはそのままでは適しません。そこで、新たに導入する価値があると思うのが、火をつけたまま持ち運び可能な吊り下げ式のケースの存在です。

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 この製品は私は100円ショップで見付けることができました。機能的に普通に売っているものとの違いはそうはない印象ですので、見付けたら1つ2つ買っておくというのもいいのではないかと思います。最近は蚊取り線香でも、らしくない香りのするものもありますので、好みのものを使えばいいと思いますが、写真のものはスタンダードタイプの蚊取り線香用です。メーカーによっては一回り大きいジャンボサイズの蚊取り線香があり、持続時間に優れますので、ケースもジャンボサイズ用のものを用意しておけばレギュラーサイズのものも使えます。さすがに大きなものは100円ショップにはありませんが、必要に応じてはサイズにこだわってみるのもいいでしょう。

 私はこのケースの中に入れる蚊取り線香もセットで用意してはいるものの、恐らく必要になれば日本全国どこでも手に入れることは可能ですし、災害時の支援物資としても届くのではないかと思います。ただ吊り下げ式のケースを現地で手に入れることができない環境も出てくると思いますので、携帯用としてだけでなく災害時の二次被害を防ぐためにも(火が落ちて火事になる危険を回避できます)シーズン終わりで手に入るうちに入手し、車の中や非常用持出袋の中に入れておくのを個人的にはおすすめしておきます。

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