隠れたご当地グルメ 中村屋の親子丼
私が住んでいる静岡市周辺の有名なB級グルメというと「静岡おでん」があります。これはどの地方でもそうでしょうが、単なるおでんに「静岡」という枕詞が付くには何らかの意図があり、マスコミの報道によって全国的に認知されることでB級グルメとしての評価も変わってくるように思います。「土地の名前」+「料理名」があたかも固有名詞であるかのようになります。そうして広く認知度ができたご当地グルメについては、食べてない人にもある程度その食べ物についての知識があるので、あえてここで紹介しなくてもいいとは思いますが、先日食べに行った親子丼は考えてみれば他の地方ではあまり見掛けないものであろうと思うので、ここで紹介させていただくことにしました。
一般的に親子丼というと、鶏肉を玉子でとじてあるものが一般的ですが、今回紹介する中村屋さんの親子丼はちょっと違って写真のようになっています。800円の並と950円の上がありますが今回は上を頼みました。丼にお吸い物とお新香が付きます。そぼろ状の甘い玉子が上に乗り、醤油ベースで炊き込んだご飯の上に、しいたけ・かまぼこ・竹の子・鶏肉という具が半々になっています。並を頼むと、これらの具が全て混ざった状態で出てくるのですが、見てくれという意味では写真の上の方がいいですね。ごはんは色の付き方ほど味は濃くなく、具と一緒に食べることでおいしくいただけます。今回はチャレンジしませんでしたが、お店で出している焼き鳥類もおいしそうなので、次回には改めていただいてみたいと思います。
実はここの親子丼は今回のようにお店の中で食べることは少なく、折り詰めになったものを買ってきて家で食べることがほとんどでした。折り詰めという形は電車で移動する際の駅弁代わりとしてもいいのですが、そうした用途があることがこのような変り種の親子丼に進化したのではないかと私は勝手に思っています。お店で食べるのもいいですが、事前に電話で予約をして折り詰めを受け取って外で食べるのも、これからの行楽の時期にはおすすめではないかと思います。ちなみに、お店は本店とは別に静岡市郊外に支店があるのですが、今回はその支店の方へお伺いしました。支店の方は独自にホームページを持っているので、詳しい内容については以下のサイトを参照してみてください。ちなみに、電話での折り詰めの注文は午前9時から受け付けているそうなので、希望時間に手に入れたい場合は早めの連絡がおすすめです。
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