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2014年9月20日 (土)

在京民放5社が構想する過去番組ネット配信サイトの行方

 在京の民放キー局5社が、放送後のテレビ番組をインターネットで無料で流す共同サイトを作る検討を始めることで合意したことがニュースになっています。このブログではこれまで、衛星放送の難視聴地域対策の放送について書いてきましたが、同時放送でなくても合法的に民放制作の番組が無料(コマーシャル込みでコマーシャル飛ばしの視聴はできないような仕組みを考えるとのこと)で見られるようになるというのは実現すればすごいと思います。

 こうした流れの背景には、個人が録画した番組を無許可で動画サイトにアップすることが常態化してしまっていることがあるようです。ただし、再配信の場合は出演者への承諾が必要になりますし、何より問題なのが衛星放送の難視聴地域対策の放送の時にも制限が付く原因になった地方局の意見がどこまで通ってしまうのかということにもかかっているように思います。私がこのプロジェクトの今後に心配する点は以下のところです。

・無料配信を受けられる地域に制限が付くかどうか
・本放送終了後、いつからいつまで見られるのか
・配信される番組は深夜番組を含め、ほぼ全ての放送をカバーするのか
・現在有料で行なわれている特定の番組の再配信との関係はどうなるか

 他にもまだあるかも知れませんが、私など地方在住で、山間部などテレビ放送のワンセグ受信が難しい地域に車での旅行で出掛けることのある人にとっての最悪のパターンは、無料再配信は関東地区のみしかネットで見られなくなることです。すでにradikoの無料版利用者については、自分のいる場所で聞ける放送局以外のネット配信はブロックされていますが、それと同じような方法で現在地判定を行なった上で配信することは地方の放送局の横槍によっては十分考えられることです。これは、在京民放の番組が無料で見られることになると、地方局を選んで見る人がいなくなってしまうのではないかという主張があるからですが、この辺は今後の動向を見ていくしかないでしょう。

 民放については以上のような話になっているのですが、NHKはどうかといいますと、過去の番組ではなく、放送時と同じタイミングでネット配信を行なう予定があるそうですが、その同時放送をネットで見るためには有料になる予定だとのこと。ソースは現NHK会長がした以下の発言です。

「テレビとネットの同時放送を実現し、ネット視聴者からも受信料を徴収する」
(2014年7月25日に新聞各社が籾井会長に行なったインタビューの中での発言)

 これだと、既にNHKと受信契約をしていても関係なくネット同時配信を見るためには別料金がかかることとなり、CMを流して無料にする(同時配信ではありませんが)民放とは料金面での差が出てくることが予想されます。もし民放が先んじて番組配信のサイトをオープンさせれば、インターネット上で完結する新しいテレビ番組の見方というのが定着するのではないかと少し期待しています。くれぐれも全国どこでも使えるような形で提供してもらいたいものです。

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