« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

2014年9月30日 (火)

知らないうちに「運び屋」にならないために

 車で長い距離を移動する場合、思わぬものを運んでしまう危険性は常につきまといます。といっても危ないおクスリではなく(^^;)、細菌や植物の種子、虫といった類のものです。鳥インフルエンザが流行った時には靴の裏を丁寧に消毒しないとまずいですし、靴の裏ということで言えば、中に入りこんだ植物の外来種の種を持ち込んでしまったりすることもあります。

 先日、私の車に付いた泥汚れを取っていたら、後ろのワイパーの根元の部分に蜘蛛の巣を見付けました。車に蜘蛛の巣なんていうものは見られて気持ちのいいものではないため、手でさっと払ったのですが、その後またしばらくして同じ所を見たら、また同じところに蜘蛛の巣が張られていました。

 これは絶対中に蜘蛛がいると思い、割り箸の先を使ってワイパーの根元の部分を綺麗にしたところ、案の定小さな蜘蛛が出てきました。その後、蜘蛛の巣は確認できませんので良かったのですが、かなり長い距離を高速道路を使って移動していても、車の中で蜘蛛が生息できる環境にあるのだなと思いましたね。

 今回見付けたのは普通の蜘蛛でしたが、世間では「セアカゴケグモ」という噛まれたら危険な蜘蛛が車の中に入ることで全国各地に移動して発見されているというニュースがあり、人ごとではないとしみじみ思います。私が今回見付けたワイパーの中だけでなく、ホイールの中などに入り込んだまま移動し、生息域を広げている実態は少なからずあると思うので、今後はますますの注意が必要でしょう。

 蜘蛛の場合は巣を張るので、十分気を付けて外装を見ていけば確認はできるでしょう。巣を見つけた場合は蜘蛛が中に隠れていないか注意しながらきれいにしましょう。そして、もし危険な蜘蛛を見付けた場合は、その場限りにしないで役所などに報告することも必要になってきます。

 車中泊を行なった後についても、窓を開けた状態で就寝する場合はもちろんですが、人の出入りでドアを開け閉めした際に車の中にいろんな虫が入り込む可能性があるので、注意するに越したことはありません。大きい車で後部を万年床のように使っている場合、虫や蜘蛛にとってはかなり過ごしやすい環境になっているかと思いますので、出発前には布団やシュラフをたたみながら変なものが巣食っていないかのチェックはした方がいいと思います(^^)。長期旅行から帰った場合も中のものを全て出してきれいにするなど、細かな気配りがあれば問題は起こらないと思いますので、くれぐれも変なものの「運び屋」にならないよう気を付けましょう。

2014年9月29日 (月)

太知ホールディングス 備蓄ラジオ KOBAN ECO-5 の潔さとは

 手回しハンドルの付いた携帯ラジオというのは実に多くのメーカーから発売されています。私が認識している範囲では、ソニーのICF-B200あたりではないかと思います。出てきた当時は、ついに電池がなくても聞けるラジオが出たかと感慨したものでした。私自身このラジオは買いませんでしたが、ソニー系列のAIWAから出た手回しラジオを購入し、今も持っています。ラジオとサイレン、ライトが付いていましたが、当時はまだLEDが普及していなかったので手回し発電だけでライトを普通に使うのは厳しいものでした。

 ソニーの手回しハンドル付きラジオとしては、現行機ではICF-B88あたりが国内で販売されているものの中では全体的にしっかりした作りになっているだけでなく、以上のような特徴があります。

・手回し充電だけでなくAC電源からや太陽電池で、内蔵充電池の充電が可能
・LEDスポットライト搭載
・汎用USB端子採用で携帯電話だけでなくスマートフォン充電にも対応
・単三電池2本による駆動も可能
・防滴機能でキッチン回りでも使用可能
・ケーブルだけでなくキャリングポーチ、ハンドストラップ、ホイッスルが付属

 形状的にもしっくりと手になじみ、ハンドルも回しやすいように作られています。また、操作関連の部品もしっかりしていて、高い評価があるのも頷けます。しかし私はこのラジオを買わず、今回紹介する備蓄ラジオECO-5というかなり安っぽいラジオを買ってしまいました。

Img_20140926_151745

 このラジオは実売価格も同メーカーの前機種と比べて安いのですが、実はそれはかなり思い切っていろんなところを省略しているからでした。具体的には、以下のようなところです。

・使用電源は内蔵のキャパシタのみで、AC電源はもちろん、乾電池にも対応していない
・他のラジオには良くあるサイレンは無搭載
・防水機能はなし
・付属品はスマートフォン用のケーブルと携帯電話用の変換器具のみ

Img_20140926_151834

 それでも、写真のようにLEDライトや普通のUSBスロット(給電用)、イヤホン端子は装備されているので使い勝手に不自由はありません。むしろ乾電池が使えるからと本体に入れたまま非常用持ち出し袋に入れておき、液漏れ事故等で使用不能になる危険性はないと言えます。メーカーが名付けた「備蓄ラジオ」というのは伊達ではないといった感じでしょうか。そして、この割り切りによって本体の大きさが大変小さくなっています。常に持ち運ぶラジオとしても魅力的に私には映りました。

 ただ、ラジオとしての魅力とともに総合評価すれば、一般的にはどうしてもブランドイメージが上のソニーのICF-B88を選ぶ人が多いと思うのですが、私があえてECO-5を選んだのは、以上のような割り切りが気に入ったことと、電源に充電池ではなくキャパシタ(コンデンサ)を使っていることに尽きます。ここでは何回もキャパシタの特性を紹介してきましたが、化学変化を利用して蓄電する充電池では何回も充電するうちに短期間の使用でも劣化が起こるのに対し、キャパシタは単に電気をためて放出するだけなので、比較的劣化せず半永久的に使えるという特徴があります。

 充電池が劣化した場合、充電しようとしてもほとんど充電されないようなことが起こります。それでも、ラジオはそれほど電力を使わないので、かなり充電池が劣化しても使用している上での変化は感じないと思いますが、併用するライトの性能には差が出てくることは予想されます。防災用としてライトを使おうとして、たくさんの回数ハンドルを回しても、少しの時間しか点灯しないということになったらあてにしていた明かりの用途にはならないわけで、やはりせっかく防災用として買うなら、キャパシタを使っているものの方がいいだろうと思ったわけです。

 選局方法はアナログなので、慣れないうちは目的の放送局に合わせることは難しいかも知れませんが、地方局が安定した状態で入感する場所でなら十分な感度を保ちます。ただ、FMはしっかりロッドアンテナを伸ばさないと安定しません。スピーカーからの音質はキンキンしたようなことはなく、そこそこ聞きやすい音質なので、本体の小ささを生かしてバッグの中に入れっぱなしにしておくにはいいラジオだと思います。あと注意したい点は、AM放送の聞ける範囲は530~1600KHzなので、高速道路や国道向けの交通情報は聞けません。こうした欠点があり、見てくれやラジオとしての中味は決して最高のものではないと思いますが、これ一台でラジオ・ライト・スマートフォンの充電がいざという時にできるという安心感は十分あります。非常用持ち出し袋に入れておくラジオとしてはこれがあれば何とかなると思いますが、これに短波が付いていたら、いざという時にラジオNikkeiが聞けたかと思うとその点が残念です。

2014年9月28日 (日)

山歩きに携帯電話・スマートフォン2台持ちのすすめ

 昨日、木曽の御嶽山が噴火し、かなり大きな被害が出ているそうです。噴火が起こった時間に山頂近くにいた人は250人ぐらいいたそうで、大変心配です。どうか無事に多くの人が下山されることを祈っております。

 すでに現地で撮影された動画や画像がインターネットを通じてアップされてはいますが、噴火した際にお昼ご飯を食べていた人などは携帯電話も持ってきた荷物も放り出して命からがら下りてきた方もいたそうです。私もニュース映像やネット上で見ただけですが、下りてきた人たちは相当ドロドロになってしまっていて、直撃を受けたら電子機器などは一発でおじゃんだろうと思われます。

 iPhoneは元々防水ではないのでひとたまりもないでしょうが、いわゆる防水の携帯電話・スマートフォンであっても火山灰に襲われれば無事では済まないでしょう。こうした状況に対応するには、相当の防塵機能を持った、例えば京セラの「Torque SKT01」あたりを用意していないと使い続けるのは難しいかも知れませんね。ただこの端末は単体購入だと8万から9万と高いので、広くおすすめすることはできません。

 今ある装備でいざという時に備えるという意味では、バックパックやウェストポーチなど、直接水やホコリが入らないようなところに予備の端末を用意しておき、使えなくなった携帯電話やスマートフォンからSIMカードを抜いて、入れ替えて使うという方法があります。もし荷物全体が灰や泥に埋まったとしても、防水の端末なら何とか使える可能性はむき出しで使っているものよりはあるでしょう。山登りに限定するなら、防水パックの中にスマートフォンを入れた状態で使うようにすれば埋まっても使えるでしょうが、パックに入れたままでの使用は確実に操作感を悪くしますので、常にパックに入れたまま全行程を使い続けることができるかというのが問題になるでしょう。さらに、状況によっては埋まったり水没する危険だけでなく、落下させたり落石に当たったりしての破損ということも考えられるので、こうした防水パックを持っていて、バッグの中に入れた状態で二重にして二台目の端末を入れて持ち運ぶということができれば安心度合いは更に高まるでしょう。

 個人的におすすめな組み合わせと私が思うのは、通話用に通話定額のプランを付けたガラケーを持っておき、インターネット利用はデータ専用SIMの、MVNOの格安SIMを使ったスマートフォンでまかなうという2台持ちです。ドコモのガラケーとスマートフォンを使っていて、スマートフォンの方をバッグの中に入れておけばいざという時にスマートフォンの方を利用できるでしょう。その際にはSIMカードの入れ替えで通話してもいいですし、データ通信専用回線からIP電話を使って非常時の発信ができるように準備しておけばカードの入れ替えなしでも使えます。

 
 今後、山登りをする場合だけでなく、豪雨の中で泥の中に落としてしまうような場合も想定したり、さらに例えば富士山が噴火することも十分想定できることです。外出、特に旅行で出掛ける際には、万が一の時のことを考えて、普段使いの端末とは別のところにもう一つの端末を入れておき、日常的に使い分けることがいざという時の備えになるということも改めて指摘させていただきたいと思います。

2014年9月27日 (土)

Y!モバイルのPHSユーザー巻取りプランは成功するか

 2014年10月1日より、今までできなかったPHSの070番号を他の携帯電話会社へ移行できるようになり、Y!モバイルでも対抗するキャンペーンを始めることになったようです。ほとんどのPHSユーザーはPHS自体のフェードアウトを予感しているのかも知れませんが、その事を咀嚼した上で、心配に思っているのは今まで使っているメールアドレスを使い続けることができるのかという点ではないかと思われます。この点について、Y!モバイルでは

xxxx@pdx.ne.jp
xxxx@willcom.com
xxx@y-mobile.ne.jp

 のアドレスを使っているPHSユーザーが、今回発表されたキャンペーンで、端末料金0円で機種変更できる「DIGNO T 302KC」などのスマートフォン(「STREAM S」は対象外)に乗り換えた場合に適用されるとのことです。なお、DIGNO T 302KCに0円で機種変更した際の料金プランは1回10分以内の通話無料とデータ通信がセットになったスマホプランS/M/Lに限定されるそうです。

 一番安いスマホプランSは月額2,980円とテレビコマーシャルでも宣伝されていますが、この金額が適用されるのは利用開始月から25ヶ月間という条件があるため注意が必要です(26ヶ月以降は千円増)。もっとも、今までPHSの誰とでも定額を使っていた方が月額千円程度のMVNOを併用していたとしたら、Y!モバイルのプランは2台が1台にまとまった上に安くなるので、およそ2年間はPHS回線を止めても移行した方がいいという考え方も出てきます。しかし、あくまで端末固有のメールアドレスにこだわる場合は、今後さらに安いものが出てきたとしても、そのまま千円増の月額料金を支払い続けなければならなくなります。

 Y!モバイルで契約を続けたり、新たに加入する人というのは、MVNOによる契約に不安を感じながらも、安い値段でスマートフォンを持ちたいというニーズを満たした人だと思うのですが、それほどデータ通信をしないなら、通話一部定額込でそこそこ通話もできますし、スマホプランSの通常料金3,980円でも一応は満足できるのではないかと思います。ただそこには、もう今までのPHS契約者の行く末については、全て携帯電話の方に巻き取るつもりでいることがはっきりしてきたように思います。現在PHSを使っている方は、すぐにPHS通信から決別しなければならないことはないとは思いますが、遅かれ早かれY!モバイルは何らかの決断をする機会をうかがっているように私には思えてなりません。今後のことを考えつつ、PHSとは見切りを付けることも考えながら今後の契約をどうするか考えた方がいいような気がします。

2014年9月26日 (金)

ラジオについてのカテゴリを新設しました

 ブログを毎日書いていると、当初はそれほど広がるとは思わなかったものが思いの外話題が広がったりします。ラジオについての話も、個人的には好きでここで紹介している以外にも多くのラジオを持っているのですが、災害用としてラジオというメディアが見直されたり、インターネット経由で聞くことが普通にできるようになったことで、ラジオについて紹介するような機会がプログで増えていきました。

 実は、また新しくラジオを買ってしまったこともあり、今後もラジオに関する話題を出していく中、今まで書いたものをまとめてみようと思い立ち、新たなカテゴリとしてラジオの項目を増やすことにしました。

 すでに枯れたメディアと言われることもありますが、時代の変化とともにラジオを取りまく状況もかなり変わってきたように思います。今、需要のあるラジオというと災害時に使える防災用ラジオが思い浮かびますが、今発売されているラジオで本当にいざという時の役に立つのかと疑問に思うこともあります。

 さらに、私がラジオに興味を持った頃にはラジオといえば日本のメーカーのもの以外には購入を考えられませんでしたが、今ではその常識も変わりつつあります。有線の電話から携帯電話にシフトしていったように、遠距離間で安く簡単に情報を伝えるために、中国ではラジオが大変に発達しています。AM FMだけでは中国全土をカバーできないので、短波放送を聞くことのできる魅力的なラジオが多数存在し、日本にも使っている人は少なくないようです。こうした状況を把握した上で、中国のラジオに対抗できるような高性能のラジオを出す日本メーカーは皆無なのがかつての日本メーカーの隆盛を見ていた私としては悲しいところではあるのですが。

 このカテゴリで紹介するラジオの中には、自分で購入しないでその仕様から見た感想だけに留めるようなものも出てきます。題名だけ見てがっかりされる方もおられるかも知れませんが、あくまで私の中の評価で買う買わないは決めていますので、温かい目でご覧下されば幸いです。

2014年9月25日 (木)

ネット上の取扱説明書 古いものこそ

 先日知り合いからその方の事務所に付けている電話について、電話がつながらない現象を調べてもらったら問題は回線でなく電話機だと言われたと相談を受けました。その方は何とまだISDN回線を契約しているそうです。かくいう私も以前はターミナルアダプタを使って普通の電話機やファックスを接続していましたが、ADSLによるインターネットを利用するため、従来のメタル回線に戻してしまっていました。

 すでにメタル回線も古いものとして扱われ、通信会社は光インターネットと光電話の勧誘に熱心です。なぜ今までISDNを続けていたのか聞いてみると、その回線ではネットをやっていなかったので惰性で続けていたとか。それならメタル回線に戻し、安い値段でホームテレホンを買い直してはどうかと思いましたが、意外と今の段階でもISDN回線というのは便利なこともあるようで、ちょっと興味を持ちました。

 今回のケースではNTTの出していたホームテレホンが故障していたのですが、このホームテレホンはなかなかいいもので、回線が2回線分あるISDN回線をうまく管理してくれています。2回線は同じ番号でもいいのですが、ナンバーを追加するようにすると別の電話機と鳴り分けることができます。今まではホームテレホンにはファクシミリが繋がっていて、追加の番号はファクシミリ専用番号として使えるようになっています。これだけならメタル回線を2回線契約するのと変わりはありませんが、回線が塞がっていない状態で電話が入ると、ホームテレホンの設定で電話を転送することができます。よくある電話会社の転送サービスではなく、ホームテレホン自体が転送を行なってくれることが特徴です。

 転送先を携帯電話にしておけば、電話を留守番電話にしておかなくても携帯電話側でホームテレホンの電話番号が通知され、どこでも電話を取ることができます。電話側の操作で転送の有無は切り替え可能で、留守番電話にしておくことも可能なので、この機能はそのまま使いたいとのこと。回線の具合を見に来た職員の方の話で、同じ電話機をネットオークションで探してみてはどうかと言われたので私のところに照会が入ったのですが(^^;)、調べたら同じ型番のホームテレホンがオークションに出品されていたので、先日それを何とかこちらで代理落札し、回線は無事に使えるようになりました。

 このホームテレホンはNTTのものでしたが、同じように転送やその他の内容を復旧するためには本体の説明書が欲しいところです。しかし、古いものだからなのでしょうか、ネット上でダウンロードできる説明書の入手サービスをNTTはこの機種に限っては提供していなかったのです。

 幸いに、古い方の電話機に残っていた設定内容をそのままメモすることで同じように設定することができたのですが、製品サポートの一環として、恐らく社内には資料としてあるであろう古い説明書をスキャンして必要な人が使えるようにしておくことができないのかと恨み事を言いたくもありますね。すでに発売から相当の年月が経っていて、メーカーの責任がないことはわかっているのですが、直接メーカーに問い合わせなくても自分で何とかすることができる手段を残しておいていただいち方が、今回の私の場合ということだけでなく、本当に困った人が助かる可能性があります。ホームページを持っている大企業なら、まずコスト的な影響は大きくないと思いますので、古いものを大事に使い続けるためにも、こうした長い期間にわたる取り組みを検討してほしいものであります。

2014年9月24日 (水)

iPhoneとMVNOの悩ましい関係

 今私がメインで使っているMVNOのSIMカードを選ぶ際、microSIMにしようかnanoSIMにしようかちょっと考えたのですが、使っているモバイルルーターに差さるmicroSIMを選びました。SIMアダプターを使ってnanoSIMをmicroSIMのようにして使うという手もあるのですが、全ての機器でうまく使えるかというのはわからず、最悪の場合、機器を壊してしまう可能性もあります。nanoSIMにしておけばもし今後iPhoneや一部のスマートフォンに機種変更した時にカード変更の手続きをすることなく使うことはできます。しかし、MVNOのSIMを使っている場合、それまで使えていたカードが使えなくなってしまうというリスクを背負い込むことになるから厄介です。

 今回出たiPhone6および、iOS8へのアップグレードを行なった後で古いiPhoneを使うことについて大変ショッキングな結果が出たMVNO業者があります。それが私も使っているauのLTEが使えるmineoなのですね。私の場合は最初から白ロムが高額なiPhone5Sや5Cを選択することはせず、シャープのSHL23を選びました。そういうわけで私はこのことがメールで配信されてきた時にも全く動じませんでしたが、もしiPhoneに入れて運用していたとしたら、かなりのショックだったと思います。

 というのも、新たにSIMフリーのiPhone6を購入してもmineoのSIMは使えませんし、今までiPhone5sを使っていた場合はもし考えずにOSのアップデートを行なってしまったとしたらとたんにネットが使えなくなってしまいます。しかも、mineoは契約時から1年間は解約料がかかってしまうので、止めるに止められない方も少なからずいるでしょう。NTT docomo系のMVNOではあらかたiPhone6では使えるようなので、この差はかなり大きいと思われます。

 最初にアップルストアがSIMフリーiPhoneを出した時にも、APNを設定プロファイルで設定しなければならないとか、電波状況を表示するにはSMS対応のSIMカードでないとうまくいかないというようなことが後からわかったので、混乱が生じました。私がiOSを使いたい場合は、それ自身にネット接続環境のないiPod touchをBluetooth接続させて使っているので問題は起こらないのですが、現在MVNOを使っている方は、お使いの会社からiPhoneへの対応状況が出て、使えることがわかってからハードを導入するようにしないとまずい場合が今後も出てくるかも知れません。今回のmineoの状況については、やはり責められるべきはSIMカードを出している側ではないかと思います。auとの絡みはあるにしろ、早急な対応をしなければ、格好のMVNO叩きの材料を多方面に供給してしまうことになるので、対応が無理だったらせめてnanoSIM契約者に対する解約金請求の中止くらいはした方がいいのではないでしょうか。

2014年9月23日 (火)

吊り下げ式かとり線香皿はひとつ持っておこう

 車中泊用として夏の害虫対策を考える場合、その効果がどれくらいかというのはもちろん大切ですが、それ以上に車内にこもるにおいについても気にすべきだと思います。そのため、あえて導入への検討をして来なかったものに「蚊取り線香」があります。これは車内だけでなくテント内で使ってもかなり煙くなりますし、人によっては目が痛くなったりするかも知れません。

 しかし、蚊を媒介とするデング熱の流行によって状況は変わってきました。さすがに車内では電池式の蚊取り器のようなものを優先的に使い、蚊取り線香をメインには使いませんが、車の外側に置いて車に蚊が入ってこないようにしたり、車を降りて外で活動する場合に、周辺に蚊を寄せ付けないものとしてはやはり蚊取り線香が最強ではないかと思います。そして、スプレー式など付けた人にしか効かないものではなく、煙が回る範囲なら複数の人を守ることができるというメリットもあります。スプレー式の蚊を寄せ付けない薬剤は一人で移動する際には便利ですが、車内に放置すると爆発する危険がありますので、持ち運んで使う場合にはその取扱には十分注意する必要があるでしょう。

 そうは言っても、蚊取り線香を使う場合も、やはりその取り扱いに難しさは出てきます。使用するのに線香と同じですから火事の危険があり、頻繁に移動するような用途にはそのままでは適しません。そこで、新たに導入する価値があると思うのが、火をつけたまま持ち運び可能な吊り下げ式のケースの存在です。

20140921_112315_android

 この製品は私は100円ショップで見付けることができました。機能的に普通に売っているものとの違いはそうはない印象ですので、見付けたら1つ2つ買っておくというのもいいのではないかと思います。最近は蚊取り線香でも、らしくない香りのするものもありますので、好みのものを使えばいいと思いますが、写真のものはスタンダードタイプの蚊取り線香用です。メーカーによっては一回り大きいジャンボサイズの蚊取り線香があり、持続時間に優れますので、ケースもジャンボサイズ用のものを用意しておけばレギュラーサイズのものも使えます。さすがに大きなものは100円ショップにはありませんが、必要に応じてはサイズにこだわってみるのもいいでしょう。

 私はこのケースの中に入れる蚊取り線香もセットで用意してはいるものの、恐らく必要になれば日本全国どこでも手に入れることは可能ですし、災害時の支援物資としても届くのではないかと思います。ただ吊り下げ式のケースを現地で手に入れることができない環境も出てくると思いますので、携帯用としてだけでなく災害時の二次被害を防ぐためにも(火が落ちて火事になる危険を回避できます)シーズン終わりで手に入るうちに入手し、車の中や非常用持出袋の中に入れておくのを個人的にはおすすめしておきます。

2014年9月22日 (月)

隠れたご当地グルメ 中村屋の親子丼

 私が住んでいる静岡市周辺の有名なB級グルメというと「静岡おでん」があります。これはどの地方でもそうでしょうが、単なるおでんに「静岡」という枕詞が付くには何らかの意図があり、マスコミの報道によって全国的に認知されることでB級グルメとしての評価も変わってくるように思います。「土地の名前」+「料理名」があたかも固有名詞であるかのようになります。そうして広く認知度ができたご当地グルメについては、食べてない人にもある程度その食べ物についての知識があるので、あえてここで紹介しなくてもいいとは思いますが、先日食べに行った親子丼は考えてみれば他の地方ではあまり見掛けないものであろうと思うので、ここで紹介させていただくことにしました。

20140920_125518_android

 一般的に親子丼というと、鶏肉を玉子でとじてあるものが一般的ですが、今回紹介する中村屋さんの親子丼はちょっと違って写真のようになっています。800円の並と950円の上がありますが今回は上を頼みました。丼にお吸い物とお新香が付きます。そぼろ状の甘い玉子が上に乗り、醤油ベースで炊き込んだご飯の上に、しいたけ・かまぼこ・竹の子・鶏肉という具が半々になっています。並を頼むと、これらの具が全て混ざった状態で出てくるのですが、見てくれという意味では写真の上の方がいいですね。ごはんは色の付き方ほど味は濃くなく、具と一緒に食べることでおいしくいただけます。今回はチャレンジしませんでしたが、お店で出している焼き鳥類もおいしそうなので、次回には改めていただいてみたいと思います。

 実はここの親子丼は今回のようにお店の中で食べることは少なく、折り詰めになったものを買ってきて家で食べることがほとんどでした。折り詰めという形は電車で移動する際の駅弁代わりとしてもいいのですが、そうした用途があることがこのような変り種の親子丼に進化したのではないかと私は勝手に思っています。お店で食べるのもいいですが、事前に電話で予約をして折り詰めを受け取って外で食べるのも、これからの行楽の時期にはおすすめではないかと思います。ちなみに、お店は本店とは別に静岡市郊外に支店があるのですが、今回はその支店の方へお伺いしました。支店の方は独自にホームページを持っているので、詳しい内容については以下のサイトを参照してみてください。ちなみに、電話での折り詰めの注文は午前9時から受け付けているそうなので、希望時間に手に入れたい場合は早めの連絡がおすすめです。

http://www.nakamuraya.in/

2014年9月21日 (日)

Y!モバイル 10月以降のMNP転出手数料変更の影響

 2014年8月も半ばを過ぎ、いよいよPHSと携帯電話の電話番号をそのままにしたMNPが10月から解禁されます。直前になって、実際にMNP転出する際の手数料が9月までの2千円から3千円に上がることが話題になっているようです。実はこの発表については2014年7月17日のプレスリリースでワイモバイルから発表されていますので、個人的には驚きはありません。ただ、この事を直前になってニュースサイトの報道で知った方については、急に手数料を上げてと感情的になるかも知れませんね。

 ちなみに、11月末までは全ての転出時の手数料は3千円ですが、それ以降については契約から6ヶ月以内にMNPの手続きを行なう場合には倍の6千円になるそうです。これは、携帯電話会社を順番に乗り換えていくことで有利な契約を結ぼうとする人がいることの裏返しでもあるわけですが、ここでは、なぜワイモバイルがPHSの番号移動を伴う乗り換えが10月から解禁される時期に合わせて手数料を上げてきたのかについて考えてみたいと思います。

 以前にもこのブログで書きましたが、携帯電話とは違う仕組みで格安の料金で移動通信のできる端末を出したPHSの会社として誕生したDDIポケットはウィルコムと名前を変えてサービスを提供してきたものの、ソフトバンクグループの一員としてワイモバイルで再出発することとなりました。このワイモバイルという会社はウィルコムだけでなく、イーモバイルのサービスも引き継ぐことになり、そこに従来のソフトバンクのサービスも加わってきています。ワイモバイルはテレビコマーシャルもそれなりに出してはいるものの、そこで紹介されているプランは旧イーモバイルのプランに味付けをしたものなので、今後PHSはどうなってしまうのかという不安は既契約のある私としてはどうしても気になってしまいます。

 もしワイモバイルが7月のプレスリリースの時点で、PHSの既契約者が大量にMNPで他社に移ってしまうことを見越して各種事務手続き料金を上げてきたとしたら、相当数のPHS契約が他社に流れるのはあらかじめ想定していて、少しでも乗り換えに関することで収入を上げようとしているということも想像できます。こうした報道以外に現PHSプランの改革が行なわれ、携帯電話会社のかけ放題プランより条件のいいものが出てくるといったような話があればいいのですが、今のところ現状のままでサービス継続という感じなので、どうしてもPHSでなければダメという人以外はMNPで出ていくことも現実味を帯びてきます。その結果、このまま契約者数が減っていけばサービス自体の終了も見越しているのではないかという疑念も生まれます。

 ただ、病院内など携帯電話を使えないような場所でもペースメーカーに影響を与えずに使用することができる特性をPHSは持っているので、全てのサービスが終了してしまうと困る人達も大勢出てくるでしょう。可能性としては、事業用として大口顧客に対してのみ生き残るような方向性をワイモバイルとしては模索しているのかも知れません。

 今後のPHSの行く末を考えると、私には悲しい結末しか見えてこないのですが、サービスが開始された当初は、基本料金が2,700円で当時の携帯電話の基本料金と比べて破格の安さだったのが、現在は携帯電話の料金が、国内ならほとんどのところにかけ放題のプランでそれより安い金額でサービスを提供するようになってしまいました。この客観的な事実を見るだけでも、PHSのユーザーとしてある程度の覚悟をしておかなければならないのかとしみじみ思います。

2014年9月20日 (土)

在京民放5社が構想する過去番組ネット配信サイトの行方

 在京の民放キー局5社が、放送後のテレビ番組をインターネットで無料で流す共同サイトを作る検討を始めることで合意したことがニュースになっています。このブログではこれまで、衛星放送の難視聴地域対策の放送について書いてきましたが、同時放送でなくても合法的に民放制作の番組が無料(コマーシャル込みでコマーシャル飛ばしの視聴はできないような仕組みを考えるとのこと)で見られるようになるというのは実現すればすごいと思います。

 こうした流れの背景には、個人が録画した番組を無許可で動画サイトにアップすることが常態化してしまっていることがあるようです。ただし、再配信の場合は出演者への承諾が必要になりますし、何より問題なのが衛星放送の難視聴地域対策の放送の時にも制限が付く原因になった地方局の意見がどこまで通ってしまうのかということにもかかっているように思います。私がこのプロジェクトの今後に心配する点は以下のところです。

・無料配信を受けられる地域に制限が付くかどうか
・本放送終了後、いつからいつまで見られるのか
・配信される番組は深夜番組を含め、ほぼ全ての放送をカバーするのか
・現在有料で行なわれている特定の番組の再配信との関係はどうなるか

 他にもまだあるかも知れませんが、私など地方在住で、山間部などテレビ放送のワンセグ受信が難しい地域に車での旅行で出掛けることのある人にとっての最悪のパターンは、無料再配信は関東地区のみしかネットで見られなくなることです。すでにradikoの無料版利用者については、自分のいる場所で聞ける放送局以外のネット配信はブロックされていますが、それと同じような方法で現在地判定を行なった上で配信することは地方の放送局の横槍によっては十分考えられることです。これは、在京民放の番組が無料で見られることになると、地方局を選んで見る人がいなくなってしまうのではないかという主張があるからですが、この辺は今後の動向を見ていくしかないでしょう。

 民放については以上のような話になっているのですが、NHKはどうかといいますと、過去の番組ではなく、放送時と同じタイミングでネット配信を行なう予定があるそうですが、その同時放送をネットで見るためには有料になる予定だとのこと。ソースは現NHK会長がした以下の発言です。

「テレビとネットの同時放送を実現し、ネット視聴者からも受信料を徴収する」
(2014年7月25日に新聞各社が籾井会長に行なったインタビューの中での発言)

 これだと、既にNHKと受信契約をしていても関係なくネット同時配信を見るためには別料金がかかることとなり、CMを流して無料にする(同時配信ではありませんが)民放とは料金面での差が出てくることが予想されます。もし民放が先んじて番組配信のサイトをオープンさせれば、インターネット上で完結する新しいテレビ番組の見方というのが定着するのではないかと少し期待しています。くれぐれも全国どこでも使えるような形で提供してもらいたいものです。

2014年9月19日 (金)

IIJmio高速モバイル/Dサービス バンドルクーポンが2倍へ

 私が常用するスマートフォンをauの白ロムに変えた際に解約してしまいましたが、直前まで使っていたIIJmioの高速モバイル/Dサービスは安定して高速・低速とも使えていて気に入っていました。変更したmineoは高速クーポンが1GBのものにしたので、契約当初はほとんどIIJmioと内容は変わらなかったのですが、その内容をひっくり返す驚きのプランが発表されました。

 今までは972円(税込み)で1GBの高速クーポンが付いていたミニマムスタートプランで、2014年10月からは倍の2GBになり、1,642円のライトスタートプランでは4GBに増加します。もし普段の利用の中で高速クーポンを使っていなければ(アプリの操作で高速と低速の切り替えが可能)、月初にミニマムスタートプランの場合、最大4GBの高速クーポンが持てるということになり、いざという時に高速通信を使う場合があるだけなら、972円のプランで十分な方は多いでしょう。これまでも、こうした画期的な新しいプランはIIJmioやOCNあたりが先導するとは思ってたのですが、どこまでこうした数値が伸びるのかはわかりませんが、今後も同じように二社が主導権を持って先陣をきり続けるようなら、次第にこの業界も淘汰されていってしまうのではないかという不安も覚えます。

 なお、追加購入の高速クーポンの価格も、それまでの100MBごと324円から216円と微妙に下げています。エリアが違い、3Gエリアが使えないなど根元的な違いはありますが、もしかしたらmineoと迷っているユーザーを狙ったのかという気もしています。というのも、追加クーポンの安さがmineoの売りでもあったわけですし。そして面白いのが、このタイミングで私のところにmineoからサービスに関するアンケートが届きました。。

 アンケートの中味については具体的にバンドルクーポンの量について聞くようなものはありませんでしたが、とにかく高速と低速がスマートフォン上で切り替えられる専用アプリを開発して出してほしいとの要望は出しておきました。ただ既に専用アプリがあり、バンドルクーポンも増量したIIJmioと比べるとサービスの質は落ちると評価せざるを得ません。mineoについては、OSをバージョンアップしたiPhoneで使えなくなるということもあり、iPhoneの白ロムに入れて使う場合、安くてもそれなりに高速通信を利用したい場合は、かなり今回出たIIJmioのプランが有利になるような気がします。また、SIMを最大3枚まで増やせる「ファミリーシェアプラ」ンのバンドルクーポンも7GBに増えたので、今使っているスマートフォンにプラスしてiPhoneの白ロムを増やそうと思っている方には魅力的なプランになるように思います。

2014年9月18日 (木)

ドライブの経費をトータルで考える

 テレビで最近よく見るインターネットで契約する自動車保険のコマーシャルで、スーパーのチラシは比較しても自動車保険は比較しないの? というものがあります。これは、携帯電話やスマートフォンの契約についても言えると思うのですが、安い理由を許容し、差額分のサービスの差も我慢できるなら、徹底的に安さを追求するという選択もありかと思います。

 この例とはちょっと違うかも知れませんが、私自身が今まで軽自動車をメインに使ってきて、今1300ccのホンダ・フィットに乗るようになり、車の維持費は当然高くなったものの、軽自動車と比べてそれほど差があるのだろうかとふと考えることがありました。

 先日、かなりの強行軍でしたが、京都まで東名~名神高速道路を使って行ってきました。実際には大津インターで降りて、すぐそばの駐車場に停めて電車で京都へ向かったのですが、高速料金は休日のETC割引を使って片道4,810円でした。ちなみに、軽自動車を使う場合には同じ区間でも3,810円で済みます。往復でその差額は1,840円とかなりの差になります。

 まあ、この点についてはしょうがないなと思いながら車を乗り替えたので納得済みですが、実際にこの区間を走ってみて、普通車の方が軽自動車よりもコストが安くなるパターンを実感することができました。ちなみに、私が今回利用した高速道路は静岡インターから大津インターの片道約320km、往復で640kmですが、この距離は軽自動車ではまず無給油で走り切ることは不可能でしょう。しかし、私の車では問題なく往復することができました。

 ここで問題になるのは場所によるガソリン価格の違いです。ネット上で調べると、全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの価格は、最安値が152円/l(2014.9.16現在)ですが、高速道路上のスタンドではのきなみレギュラーガソリンの価格は170円/lを超えていました。

 それほど遠出をしない方ならたまに高くなるだけですが、月に何回も遠距離を走るドライブや車中泊の旅をする方の場合、1リットルにつき20円という価格差はかなり厳しいと言えるでしょう。できるだけ安い値段でガソリンを入れたいと思うのはどの車種に乗っている方も同じでしょうが、私の車では満タンにして高速走行なら約700kmの間に安いスタンドを見付けて入れればいいと思えますが、燃料タンクの容量をあえて少なくして車体を軽くし、カタログデータ上の燃費の数字を上げているような軽自動車で旅をしている方の場合は、とりあえずガソリンスタンドがあったら満タンにしておくことの方が大切だと思います。その場合はあえて高値で入れざるを得ない状況もたくさん出てくるわけで、日常で様々な手段を使って(特定のカード・特定のスタンドで安く入れる)いる方ほど、一回のドライブにおけるガソリン代の負担割合が多くなる可能性はあるでしょう。

 これは、単なる金銭的な問題ではなく、いつガソリンが底をつくかひやひやしながら走らなくて済むという精神的なメリットもあります。今回の私の場合も、片道走り終えてメーターの残量が半分以上あることを確認したら、このドライブでは給油しなくていいと思ってほっとしました。もちろん、新しい軽自動車にはガソリンの問題を補って余りある車としてのメリットを感じられる場合もあるので一概には言えませんが、高速道路を使わずに長距離を移動する場合には、軽自動車だから必ず安くなるということもないことも確かでしょう。

 軽自動車でガソリンの現地給湯による負担増を回避する方法として携行缶の使用ということもありますが、車内の積載量の減少にもつながりますので、自分の旅のスタイルを十分考えた上で、判断するのがいいと思います。今度軽自動車のハイグレードタイプの車と同じくらいの価格で、マツダ・デミオのクリーンディーゼル車が出るようですし、車の大きさが気にならないのであれば、レギュラーガソリンより安い軽油を使える上に、ハイブリッド車並みの燃費があり、力もあるクリーンディーゼル車という選択肢も十分有りだと私には思えます。

2014年9月17日 (水)

「家電批評」を批評してみる(^^)

 先日、町の本屋さんに行き雑誌を立ち読みしていたら、「家電批評」という雑誌(2014年10月号)が目に入りました。

20140916_125110_android

 表紙を見ると、スマートフォンの契約を編集部員が全てMVNOに変えたところ、1ヶ月経過で不満続出、月額料金が下がったのは4人中2人だけとかなりショッキングな内容が書かれています。中の記事を読んで思うところがあったので、この雑誌を購入させていただいた上で、ちょっと気になった点について紹介させていただこうと思います。

20140916_125259_android

 この企画自体は先月号からスタートしたようですが、「長期テスト」とあるため、今回取り上げる部分だけを論ずるのではなく、連載が終了し全ての内容がわかってからでないとまずいと思われる方もいるかも知れません。しかしながら、月刊誌で3ヶ月以上経過する中でもMVNOのさまざまな新しいプランは出てくるわけで、特に表紙に煽り文句的に内容を載せているわけですから、それだけ見てMVNOはダメだと判断する人がいるかも知れない以上、きちんと批評することで多くの人に正しい知識を知らしめることは必要なように思います。

 では改めて記事の内容について見ていくことにします。編集部の方々がキャリア契約からMVNOに変更したプランを1ヶ月使ってみての感想および料金の変化について紹介する形を取っています。4名の編集部員の中で一番大きいスペースを割いて紹介されている契約内容は、元がソフトバンクで、「Wホワイト」+「パケットし放題フラット」で前月の支払いが12,525円となっていました。それまでの使い方は、音声プランをWホワイトにしていることからわかる通り、かなり音声通話を利用されていたので、そのままMVNOに移行すればそれまでの30秒10円から倍(30秒20円)の値段になることはわかり切っているはずなのに、律儀にも前の月と同じように音声通話を使ったため、IIJmio高速モバイル/Dの音声プラン付1GB(みおふぉんの月額1,728円か?)に変えたことで支払額が12,551円とソフトバンク契約時より上がってしまいました。

 この場合、通話料が倍になることを考えれば、それまでのデータ通信料5,200円が980円になったとしても、前月通話料だけで7千円以上払っているわけですから、わざわざ音声通話の高いMVNOで全てをまかなおうと思うところ自体に無理があります。何の知識もない中高年の方がやらかした結果で、そうした安易な契約に警鐘を鳴らす意味での人柱契約報告の記事ならわかりますが、専門誌の編集者の方が、まさかガラケーの通話定額契約があることを知らないとは思えません。もしスマートフォンとガラケーの二台持ちを受け入れられれば、通話放題にせずWホワイトだけ残す形でもデータ通信料の差額分は安くなります。さらに通話部分を通話定額プラン(ガラケー用)に変更すればさらに月額2,200円とそれまでの通話料の差額分が安くなります。どうしてもスマートフォン一台で全てのサービスを完結させたい場合も、通話回線を利用しつつ使える、楽天でんわやG-Callのように電話番号の前に4ケタの番号を付けてダイヤルすることで安い通話料を実現するサービスを利用する手もあります。こうしたサービスを利用の際にスマートフォン用にはアプリも用意されていることが多いので、使い勝手の点でもそれほど困ることもないでしょう。

 次に紹介されている料金が上がったケースは、データ通信料の多いという方の場合で、それまではソフトバンクの「ホワイトプラン」に「パケットし放題フラット」の組み合わせから、auのLTE回線を使ったmineoのデュアルタイプ(1GBパターンで、恐らく契約当時は2GB以上のプランは出ていなかったと思われる)です。

 まずこの方は、それまで端末を一括の実質0円で購入し、月々割の恩恵を受けていた途中で変更したそうですが、紙面で紹介されている前月請求分では端末の割引分まで含めてしまっています。MVNOの契約はSIMカードのみでの契約が多く、記事でも新しく購入した端末代についてははカウントされていませんので、その状態でMVNOと比較すること自体ナンセンスでしょう。比較するなら最初から端末割引分を除いた金額(ホワイトプラン980円+通話料+パケットし放題フラット5,200円との合計)で比較しないと正確なものにはならないと思います。

 さらにこの方は動画をスマートフォンで見まくったために、高速制限の1GBを越えてしまい、高速クーポンの追加分を購入しています。この高速通信について1GBを超えるとどうなるかは契約当初からわかっているわけで、mineoは他社と比較すると安い値段で追加でき、100MBにつき162円ではあるものの、記事によるとデータ通信料が4,320円となっていることから、およそ3,000円分も追加購入していることがわかります。すでにこの方はmineoのプランを変更しているかも知れませんが、090通話利用でデータ高速通信3GBまでならこの文章を書いている現在では月2,980円で契約できます。それだけ比較しても、1GBを超えての追加で払った分も含めたデータ通信料金4,320円と比べても1,300円節約できています。前月のソフトバンク請求分が4,310円(通話料込み、端末割引分を含む)なので、2,980円に通話料の2,161円を加えるとそれでも千円弱高くなってしまいますが、前に説明した通りソフトバンク請求額は端末の割引金額を加味してのものなので、端末料金の割引分を引いて計算すれば、おのずと結果は違ってくるでしょう。さらに言うと、他の業者の中には実際の通信品質の検証はこちらではできないものの、データ容量や価格について様々なバリエーションがあるので、auのスマートフォンにこだわらなければ、今までの利用傾向を見ることによってもう少し安くなるパターンも出てくるかも知れません。、

 以上が以前より料金が上がった方についての検証でしたが、料金は下がったものの使い勝手が大幅に悪くなったという方の記載についても一言書かせていただきます。なぜ使い勝手がその方は悪くなったかというと、それまで090番号を使っていたのが、データ通信専用のSIMにしてしまった関係上、050のIP電話アプリを使っていたからで、050番号を使うことによるディメリット(発信に一手間かかったり、アプリ常時起動によるバッテリー消費の増加)を事前に予想できなかったということに尽きます。これも、何も知識がない人がとにかく安くという感じで入ったものではなく、厳しい家電製品批評を行なう雑誌の編集者のやったことですから、後から失敗したと受け取られるような選択をしている時点で、私は何らかの裏の意図があるのではないかと疑ってしまいます。

 この記事の最後に「安易なMVNO乗り換えは逆効果となることが大いにあり得るということがわかった」と書かれているものの、個人的にはきわめてMVNO乗り換えに不利な条件を強調した記事にしか思えませんでした。編集部の人間がやったことではなく、一般のユーザーでMVNOに関する知識がほとんどない人が安易に乗り換えてこのような結果を生んだといったニュアンスなら反面教師的な事例として紹介し、各々のケースの利用方法に合ったプラン設定を紹介するように持っていく方法もあったのではと私は思います。少なくともここをご覧になっている方はMVNOに乗り換えるよりもキャリアをそのまま使い続けていた方が、安くてストレスなくスマートフォンを使うことができるとは思わないでしょうが、一口にMVNOと言っても様々な種類があり、人によって選ぶべきプランは違うということはわかっていただきたいと思いますね。

2014年9月16日 (火)

静岡市葵区井川・富士見峠往復お気軽ツーリング

 少々時間が経ってしまいましたが、2014年のお盆休みは、何かしらの用事が入ってしまったため、長期旅行というパターンは難しく、結果としてその日ごとにどこかへ出掛けようかと思い立って出ることがほとんどでした。今回の原付ツーリングも前々から考えていたのではなく、暑い中、家にいるよりは涼しいところまで出掛けようと思ったことが出発のきっかけです。

 しかし、その日は夕方から知り合いと飲み会が決まっていたので、そう遠くには行くことはできません。原付で出掛けつつ涼しい場所となるとやはり山側に向けて行くしかないということで、朝の9時半頃に出発し、静岡市の北を目指しました。

 出掛けたのはお盆休み期間ということもあって、市街地はそれほどの混雑もありませんでした。国道一号のバイパスを越えたところにあるガソリンスタンドで給油し、山に入っていきます。

 一口に山の方面といっても、様々な道があります。ずっとまっすぐに登っていくと梅ケ島温泉方面に行けます、途中には農産物直売所も有り、ちょっと本道を外れたところに、食事ができでお蕎麦が美味しい、静岡山葵の里・有東木「うつろぎ」があります。食や温泉が目的の場合はこちらを選ぶべきでしょうが、今回はあまり行ったことのない井川方面を目指すことにしました。というのも、その日は先日も紹介した富山から静岡まで400キロ超を歩いて縦走する「トランスジャパンアルプスレース」が開催中であり、静岡市葵区井川地区はチェックポイントになっていて、各選手が最後の力を振り絞って降りてくる様子を応援しながら進めそうだと思ったからです。

 井川方面へ行く途中にさらなる分岐があり、分かれ道を行くと静岡市の公営温泉(日帰り営業)の口坂本温泉があるのですが、恐らく温泉に入っている時間もないということでここもパスしてさらに井川方面へ向かいます。ちなみに、井川方面にも静岡市の市営温泉「白樺荘」があり、こちらの方は宿泊も可能です。早朝に出られて、一日満喫できる時間があれば風景だけでなく温泉めぐりのツーリングも楽しいのですが、今回は純粋に涼と風景を求めてのツーリングになってしまいました。改めてこうした施設の情報も紹介していければとは思っています。

 一時間も走っていると外の気温が下がっていることを実感できます。日なたはそれなりに暑いですが、日陰は前日に雨が降ったということもあり、かなり涼しく感じられます。このへんは車と違って風を感じながら走ることができるバイクの良さでしょう。

112211

 さらに、ところどころで渓谷が滝になっている場所があり、その下にいるだけでむしろ寒いくらいです。車で行く場合は真夏の時期はそれなりに車の往来も多いこともあり、いちいち止まって涼むことは難しいと思いますが、それは止めてもほとんど交通のじゃまにならない原付ですから、好きなところに停めて写真を取りながら涼を取ることをくりかえしながら進みます。しかし、山道が険しくなっていくに従って、勾配が11%なんていう坂もあり、速度が20km/hくらいしか出ないところもあったので、後続の車に道を譲るのに苦労するところもありました。

112212

 そうして、かなり広い駐車場があるスペース、富士見峠に辿り着きました。時間にして2時間と少しで標高は1183メートルまで上がってきました。ここにはトイレと展望台があり、天気が良ければ遠くの山々まで見渡せると思いますが、天気自体は晴れていたものの、雲が多い天気だったので遠くの山々までは見渡せなかったのは残念でした。

 場りは下りだったこともあり、上りと比べるとかなり早いペースで下ってきましたが、下りというのはどうしても転倒の可能性が高まるのできついですね。特に路面がところどころ濡れていたので、下りカーブを降りる時にはかなり気を付けました。全般的にこの道路は道が狭く、普通の車だとすれ違いができない場所も多くありますので、カーブミラーを見ながら対向車には気を付けて進むことを心掛けました。しかし、普通のスクーターの場合、アクセルを離してもエンジンブレーキの効かせ方にも限度があり、ハンドブレーキをかけ過ぎるとブレーキ自体がだめになりそうなので、やはり変速機の付いたバイクが欲しくなります。

 それでも、何とか安全に走り、昼過ぎには自宅へ帰ってくることができました。下界に降りるに従って外の気温が高くなってくるのが自分でもわかり、改めて夏には標高の高いところがいいなと思いましたね。今度は温泉でゆっくりしながら同じコースを回ることも試してみたいと思っています。

2014年9月15日 (月)

見出しが読む人に与える影響について

 私がこの文章を書いているのは2014年9月14日ですが、テレビでも新聞でも朝日新聞の不祥事についてのニュースがトップでした。当時はスクープとされた福島原発における「吉田調書」の問題と、従軍慰安婦に関する問題で誤報を出し、しばらく謝罪の言葉がなかったということで大騒ぎになっています。果たして、この問題はあくまで関係者のみの問題なのか、会社自体の体質の問題なのかというところで議論があるようですが、まさにそうした騒ぎのある中、9月12日に出た朝日新聞デジタル、河合達郎記者の署名記事(2014年9月12日06時52分)について今回は取り上げてみたいと思います。

 問題の記事の見出しは「150キロもトイレなし… 東九州道、PAの完成遅れ」とあります。今後こうしたウェブ上の記事は消されて後から検索できなくなってしまうことが予想されるので、記事を要約しながら紹介します。

 福岡の北九州から大分・宮崎を通り、鹿児島まで至る東九州自動車道で、大分から宮崎の間にある未開通区間、佐伯ICから蒲江ICが2014年度中に開通の運びになったのですが、当初2016年度から供用開始される予定の弥生PAの建設が遅れ、2021年度にずれ込んだという事実を報じています。このため、表題の150キロトイレなしの期間が7年間続くという記事の主張に繋がっていくのですが、「トイレがない区間が150キロも続く」ということがことさらに強調されてているのが私には気になりました。場所的にはなかなか行ける所ではありませんが、もし今後車中泊の旅で現地を訪れることになったらと思うと、事の真偽をはっきりさせておかないとと思って自分なりに検証してみました。

 前の文章を見ればおわかりかと思いますが、このニュースソースの元である弥生PAは、予定通りに工事が進んでもおよそ2年間は完成せず、パーキングアリアなしの期間がそれだけ続くわけで、「150キロもトイレなし」の状態に陥ってしまうのは以前からわかっていたことだろうと思われます。署名記事を書かれた記者の方がこのことを問題にするなら、当初の計画で高速道路の開通時期とパーキングエリア供用開始の時期がなぜ2年間もずれていたのか、きちんと調べる必要があったと思いますし、わざわざこの時期になってこのような見出しを付けて出すこと自体に何らかの裏があるのではないかとも思えます。ただ、この記事には続きがあって、今回の記事の最後にはこのような文章があります。

(以下部分引用)
東九州道には無料区間があるため、県はそこでいったん高速を降りるなどの対応を呼びかけている。
(引用ここまで)

 私たちは高速道路というと、全区間有料で簡単には降りられない道を想像します。この高速の場合トイレのない150キロの間に無料区間があるという事実がわかれば、ドライバーはいざという時には無料区間まで行くことを考えればいいので、最悪の状況でも150キロノンストップで走らなくても大丈夫であることはわかります。そうは言ってもいちいち高速道路を途中で降りてトイレのある場所を探すなんて現実的ではなく、やはり150キロの間PAのトイレがないのは困ると思う方もいるかもしれません。しかしがら、この件についてはもう一つの驚きの事実がありました。沿線上にある宮崎県延岡市の北川ICに隣接する「道の駅北川はゆま」は、高速道路開通に合わせてインターチェンジと接続されたので、実質的には東九州道のサービスエリアのように使われているという事実があります(高速道路上の北川ICの看板には道の駅の案内が並列掲示されています)。ちなみに、道の駅はゆまのホームページには「北川ICから0分」という記載があります。そうなると、実質的には150キロトイレなしという表題の前提が崩れてしまうのではないでしょうか。

 確かに、当初の予定から5年も遅れることになった弥生PAの工事に関するごたごたは批判を受ける面もあるのかも知れませんが、そうした批判をあたかも一般ドライバーの不利益を強調する形に転化して報道するようなやり方がまかり通っているとなると、朝日新聞の一連の不祥事についても、社内の構造的なものに起因するところがあるかどうか検証されなければならないと個人的には思えてきます。もっと言うと、まず最初にこのニュースの見出しが決まっていて、その見出しに沿って記事が書かれたのではないかという疑問も沸くので、その点も調査して欲しいですね。ともあれ、一通り調べてみて、事実関係からするとおかしいのではないかと思われる見出しで煽って注目させるというやり方を、天下の大新聞が普通に使っているのかと、正直びっくりしました。こうした手法は、内容はともかく見出しにショッキングな言葉を並べて注目を集め、自分のサイトへのアクセスを伸ばしたいような人がやることだと思っていたのですが、そうしたレベルまで下がってきたのが大新聞の記者と言われないためにも、しっかり一連の不祥事を検証していただきたいと思いますね。

2014年9月14日 (日)

発展途上国に向けた製品開発がもたらすもの

 先日、地方発のテレビニュースを見ていたら、いわゆる発展途上国で生活している現在は購買力の低い人たちに向けた日本の会社の事業展開について報道されていました。日本国内でも貧富の格差が問題になっていますが、発展途上国ではさらにひどいことになっていて、富裕層・中間層以外の人がべらぼうに多いということで、その人たちに向けての事業展開を考えているということでした。

 こういったやり方は、各々の購買力は低いものの何しろ大勢なので、トータルで考えると大きな取引になる可能性があり、さらに便利な製品を使ってもらうことで、いわゆる低所得から脱却する人を増やす狙いもあるようです。中間層まではいかなくても、それなりに生活が豊かになれば日本企業だけでなくその国の人たちのためにもなるとのこと。

 このニュースを見ていて私が思ったのは、発展途上国向けに作られた製品であっても、日本国内で需要を喚起するものであれば、日本での業績アップにも貢献するのではないかということです。ニュースの事例の中で、主に灯油を使った暖房器具を出していて、私にとっては災害時の明かりとしても使えるので注目している「レインボーストーブ」を出しているTOYOTOMIという企業が出てきました。この会社は発展途上国向けに日本でも発売されている灯油を使ったコンロを販売しているそうですが、実際に現地で使われる実態を見るとその使いにくさが明らかになったそうです。

12122

 具体的に言うと写真のようなコンロなのですが、この製品は日本のお座敷文化に合わせて作られているもので、畳に直置きすることで操作することが前提になっています。しかし多くの国ではテーブルの上に載せて使うことが普通なので、日本の製品をそのまま使うと、バンザイをしながら調理することになってしまい、現地では大変使い勝手が悪いということです。

 こうした不具合を解消するため、メーカーではテーブルに置いたままでも使いやすいように、カセットコンロや小ぶりのキャンプバーナーのような形状の製品を試作しているそうです。もしそうした製品が出てきたら、ぜひとも発展途上国向けだけでなく、日本国内で売ってほしいですね。私が欲しいということもありますが、結構需要があるのではないかと思います。カセットコンロは確かに便利ですが、カセットガスの空き容器の始末や炎天下の車の中に放置しておくと爆発の危険があることを考えると、防災製品としては比較的安全な灯油を使え、冬に石油ストーブを使っている家庭ならとりたてて備蓄をしなくてもいいというメリットがあります。

 オートキャンプのようなレジャーに使う場合でも、安い値段でどこでも入手できる灯油を使ったコンロを簡単に持ち運びでき、キャンプ用のテーブルに収まりがいいということになれば、口コミだけでもかなりの数の引き合いがあるような気がします。

 以前から発展途上国向けの様々なプロジェクトは存在し、その中には今の私たちにとっても魅力的な製品は多くあります。手回し発電のラジオはもちろんですが、手回し方式で充電するノートパソコンももし日本で売られれば、そこそこの需要はあったでしょう。

12123

 また、水用のポリタンクでは長いバームクーヘン型のものがあり、写真のように穴のところに紐を通し、その紐を腰に巻いて引っぱることで、容器自体を少ない力で転がして運ぶことのできるというアイデア商品も発展途上国での水汲みの労力を減らすために考案されています。国内でも大型ポリタンクにホイールが付いたものもありますが、強い力がかかったら駆動部分が壊れてしまう恐れがありますので、個人的にはこういうものがあったら便利なのにと思います。残念ながらこの形の水用ポリタンクは国内では販売されていませんが、今後開発されるであろう石油コンロも含めて、発展途上国用の製品は他には売らないというようなことではなく、例えば現地援助のための寄付金分を上乗せして売るとかして、何とか日本国内で手に入るような配慮をいただきたいと思いますね。

2014年9月13日 (土)

Anker ソーラーチャージャー 14W

 先日紹介した水や海水を注いで発電するマグネシウム空気電池「マグボックス」の市販情報を受け、改めて私が災害時に使うことを前提にした電力の入手について考えてみました。

 最低限生きていくための電力ということなら、携帯電話やスマートフォンに充電できる手回し発電機付きの災害用ラジオ(ライトも付いているものが多いので)で十分ですが、冷蔵庫などの生活家電まで使いたいと思うなら並大抵の準備では収まらないでしょう。そこは、いざという時に簡単に持ち運びができながら、ある程度の発電量があり、長期間にわたり継続利用が可ということになると、やはりそれなりの能力を持った太陽電池パネルを使ったモバイルバッテリーの充電でやり過ごすのがスマートフォンやタブレット端末を活用したい私にとってはベストの選択かなと思いました。

0011

 写真のAnkerが出したソーラーパネルはパネルが4枚あり最大14Wの出力を誇ります。出力はUSB端子が2つあり、接続した端末やバッテリーに応じた出力をするPowerIQという技術が採用されているとのこと。例えばガラケーに最大出力である5V2Aを供給してしまったら、最悪電池パックの破裂の恐れがあるので、充電時にはできるだけ充電する端末やバッテリーに直射日光が当たらないようにすれば安心して充電ができるでしょう。

0012

 ただ、太陽光発電の場合、夜や雨の日では全く充電できませんし、スマートフォンの電源を入れたままの充電だと充電量より電力消費量の方が多くなってしまい安定した充電ができない可能性もありますので、セカンドバッテリーの選択がカギとなります。そんなセカンドバッテリーの中で、本体の一緒にパッケージできるものとして、写真にある薄型のパナソニックのQE-QL301を強引に折りたたんだパネルの間にはさんで持ち運ぶことが可能でした。スペックは3.7V 10260mAhで出力のためのUSB端子を2つ持っているので、これだけで満充電すればスマートフォンの複数回の充電が可能です。このバッテリーの他に私が用意しているのは3.7V 13000mAhの出力を誇るAnker astro m3というLEDライト付きのモバイルバッテリーがありますので、一方を使っている間にもう一つのバッテリーを充電するような形で使えます。このようなモバイルバッテリーはあればあるほど災害時には心強いですが、増えすぎてしまうと日常使いで使わなくなってしまうバッテリーが出てしまうので、ほどほどに用意しておくことが結局は大切でしょう。

0013

 この製品は14Wとポータブルタイプにしては大きめの出力ということでパネルが4枚あり、人によってはもう少し少なくてもいいと考える方もいるかも知れません。ただそういう場合には、あえて半分のパネルを使わずに地面に直に置くような形で充電する方法も使えます。小さめのバックパックに固定して使う場合も、パネルを折りたたんで半分の7W相当にして使えば、まさに大は小を兼ねることになりますので、単体で6千円弱と安い14Wの方を入手するのが結局のところお得ではないかと思います。

 ひとつ購入前に注意したいことは、この製品には充電するモバイルバッテリーだけでなくケーブル類も付いていませんので、必要に応じて充電用のケーブルを購入することになります。また、本体を窓際や物干し竿、バックパックに付けるためのフックも用意することになりますので、100円ショップにあるようなフックを探して付けるのがいいと思います。

 このような製品は常用するものではありませんが、災害時だけでなく車でのお出掛けの際やキャンプ場のようなアウトドアフィールドでもあって役に立つ可能性はあります。家庭用のソーラーシステムを揃えるより安く、複数のモバイルバッテリーとの併用で家族の携帯電話やスマートフォンの充電用くらいにはなると思いますので、非常用持出袋の中に入れるものとして検討に値する一品だと思います。

2014年9月12日 (金)

Apple Watchは新たなニーズを導き出すか

 Apple社の新製品としてiPhone6と一緒にプレゼンがされたApple Watchという腕時計型の小型情報端末は個人的にはとても魅力的なガジェットです。電池の持ちの問題や、iPhoneを持たない私としてはその能力を生かし切れないのは残念ですが、およそ350ドルからという価格設定は魅力的です。

 ただ、このように思う人たちというのは実は時代に取リ残されているのではないかという話もあったりします(^^;)。私と同世代の友人が集まると、結構話題になるのが使っている腕時計の話で、自分のものは人と何が違うのかという話で結構盛り上がったりします。

 しかし、携帯電話を持ち歩くことが当たり前になる中で、時間を見るには携帯電話やスマートフォンの表示を見れば十分と考える人がかなりの数存在します。さらに、金属アレルギーであったり、腕時計を付けることで腕に違和感や重さが出てくるので付けたくないと思う方も少なくないでしょう。今回のApple WatchはiPhoneとの連携にこそ意味があるものですので、Apple Watchを使う場合でもiPhoneは身の回りに置いておかなくてはいけません。そうなると、腕にかかる負担を我慢してまでApple Watchで何ができるのかということが重要になってくるような気がします。

 一通りスペックを見てカギになりそうだと思ったのは、健康に関する様々なセンサーを内蔵していることで、さすがにこれは腕に巻くものでないと実現は不可能でしょう。しかし、こうした情報は今の若い世代の希望するものではなく、健康に不安を抱える従来の腕時計を使っている世代へのアピールの方が大きいような気がします。

 まあ、発売開始直後にはそれなりに売れるとは思いますが、今後アプリの提供などで、どのように今までほとんど腕時計を使ったことのない人たちに新しい使い方を提示していくかというのが傍から見ていると楽しみではありますね。ただ、個人的にはとても面白い端末だと思っていますので、今後のAppleがどういう展開でApple Watchを提案していくのか期待を持って見ていきたいと思います。

2014年9月11日 (木)

災害時の水の用意についての考え方

 このブログでは、様々な災害についての準備についても紹介してきたつもりですが、実は私の中で準備しきれないものがあります。それが、災害時に必ず必要とされる水の確保についてです。

 水というのは私たちの生活に必要不可欠なものですが、人間が飲めるくらい水質がいいものと、多少汚れていてもいいものとの区別が肝心です。例えば、トイレを流すための水なら飲めない水でも十分です。よく公共のトイレの蛇口に「この水は飲めません」とあるのは、恐らく雨水を貯めたものを使っているのではないかと思われます。同じような備蓄のやり方として、お風呂のお湯をその日のうちに流さないで、翌日のお風呂の準備をする時に流すようにすることが推奨されますが、この水が飲めるかどうかはともかく、もしもの時に活用できる水が自宅にあるというのは心強いと思います。もしそうした用意がない場合であっても、飲めなくていい水でも良ければ、雨水をためたり、池や川の水を汲みに行ってもいいわけです。ただ、高層マンションにお住まいの方にとっては水くみに実際に行くことになったら、自宅まで登り降りするのが大変ですから、よくある大きなポリタンクよりも、リュックに詰められる容器やビニール袋を使うなど、水の運搬方法についても考えておかなければいけないでしょう。

 さて、水の中でも飲料水について、もしもの時のための備蓄はどのくらいあった方がいいのかというのは、防災に関する情報を出しているところによると、一人一日3リットルで3日分を目安ということが言われています。この通り用意すると4人家族で36リットルも備蓄しなければなりません。2リットルのペットボトルですと、6本入りケース3つですからかなりの量になります。ポリ容器につめる場合は10リッターなら4つ、18リッターなら2つですが、水道水を溜める場合は時間の経過とともに雑菌が入って飲めなくなっていくので、日常生活の中で溜めては入れ替えることがだんだんめんどくさくなっていくことが予想されます。大容量のポリタンクを否定するわけではありませんが、きちんとポリタンクに入れた水の管理をできない場合は、あまり無理はしない方がいいと思います。

 では、無理をしないでどのように飲料水を確保するかというのが一番問題になるわけです。必要とされる量の全てを用意するのは難しいと思いますが、日々使う水を一定量ためながら使うライフスタイルを実践しながら足りない分をペットボトルでというのが無難でしょう。私の場合は寝る前に大きめのやかんに水を入れておき、やかんで作ったお湯は2つの保温ポットに入れて食事の際のお茶やコーヒーに利用しています。当然ポットの中のお湯は残るので、その分ももしもの場合の飲料水に回せます。こうして溜められる飲料水はそれほど多くありませんが、それでも一日くらいは溜めた水でまかなうことができれば、備蓄用の水は1日分減らすことができます。さらに、近所のスーパーが提供するアルカリイオン水を汲みに行く習慣があればそこでもある程度の飲料水を確保できるので、その分ペットボトルで用意する水の量は多少ではありますが減らせます。購入したペットボトルにはその使用期限をダンボール箱の見えるところに書いておきましょう。間際になったら使用して新しいものと替えていくのが理想です。もし消費するのを忘れてしまった場合には、古いものをそのまま処分するのではなく、非常時のトイレ用としてそのままにしておくのもいいですし、庭木の水やり用にしてもいいでしょう。

 災害の中で自宅が無事な場合、深夜電力を使った電気による給湯器を使っている家なら、給湯器が温めた水を溜めるタンクがあると思うので、私がここまで書いてきたように悩みながら水の確保に関して心配する必要もないかも知れません。しかしそれでもタンクが破損するぐらいの衝撃で家が壊れたり、火事で焼けてしまったら飲料水確保の問題はまた最初に戻るわけで、準備するためのプランも多く用意しておくのに越したことはないでしょう。

 用意していた水が全てなくなってしまうような最悪の状況でも何とかするため、非常用の持出袋でなくても、日々持ち歩くバッグの中に1枚でも2枚でも、大きめのビニール袋を入れておき(各市町村の出しているゴミ袋あたりが無難)、もしもの場合に水を入れて運ぶために使うようにしておけば、何かの時にはきっと役立つことだけは確かだと思います。飲料水を得るためには専用のろ過機を使うという解決策もありますが、ありあわせのものしかない場合、汚れた水でも布や簡易ろ過器を作って濾してから火を起こし、鍋などで沸かした水が湯気になったところをビニール袋を広げたものなどで受け、蒸溜したものが落ちてくるのを溜めて飲み水を確保するという手段も考えられます。このように書いていても、普段の生活の中ではなかなかそこまでして水を飲めるようにする機会というのはありませんので、今挙げた方法については各自調べていただくとしても、本当にいざという時のための知識として水を極力使わない生活方法なども含めて、個人個人の生活パターンに合ったもしもの時の水対策を考えてみることが大事です。

2014年9月10日 (水)

車内荷物の結露対策

 先日、雨の日に人を乗せて買い物に行ったのですが、多く人が乗っている分、ガラスの曇り方が半端ではなく(^^;)、大変だったのですが、翌日何気なく荷室の方を見たら、何やらしっとりと濡れているような感じが。

 あわてて確認してみると、後方荷室に直に置いてあるものと、コンテナボックスの外周が全て濡れていました。最初は雨漏りかとも思ったのですが、上から水がたれている感じはなかったので、もしかしたら下から水が上がってきたのかと思い荷物を出してスペアタイヤ収納部を見てみました。

 するとそちらの方にも水で濡れている気配はなかったので、これは車内の結露で濡れたものだとわかりました。一通り濡れたものとコンテナボックスの外を乾拭きし、念のため荷物は車外に出して一日外で乾燥させましたが、コンテナボックスの中は濡れてはいませんでした。

 恐らく、私が車を購入してから同じような状態を繰り返していたことが予想され、コンテナボックスに貼ってあった商品名の書かれたシールが結構ボロボロになってしまっていました。これはしっかりと荷物の確認を徹底する必要がありそうです。

 私の車の場合は幸い水漏れはなく、結露は直置きのものとコンテナボックスのまわりだけなので荷物を載せたままでも気付いた時に水気がなくなるまで乾拭きすればいいとは思いますが、天気のいい日には荷室を空にして乾燥させることも必要だなと思いました。

 また、水分を吸収する家庭用の乾燥剤を車内に載せることも行なった方が確実でしょう。私のように車に荷物を満載している方は、これから日中と夜との気温差が出てくる場合には、車内の結露に注意した方がいいでしょう。せっかく用意したものがいざ使おうと思った時に使いものにならなくなるとこまりますので、まめに車内の確認および結露していた場合にはまめにふき取るなどの対策を行なうようにしたいですね。

2014年9月 9日 (火)

ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン MR03LN USBおよびWiFiテザリングによる速度計測

 新しく契約したぷららモバイルLTE 定額無制限プランですが、外で使うことを考えた場合、モバイルルーターの中にSIMカードを入れて運用しているので、一番電池の持ちがいいBluetoothによるテザリングを主に使っています。ただ、スピードのロスがあるのは間違いないため、今回改めてUSBによるテザリングを試してみました。

20140908_163738_android

 Windows7の入った普通のノートパソコンにUSBケーブルを繋ぐことで、ルーターで受信したLTEのポテンシャルを余すことなく伝えられることが予想されます。実際に計測した値は以下の通りです。

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.5001
測定日時: 2014/09/08 14:03:59
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 2.92Mbps (364.57KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 2.85Mbps (356KB/sec)
推定転送速度: 2.92Mbps (364.57KB/sec)

 ご覧のようにぷららが上限としている3Mbpsに近い値が出ました。同じくらいの時間でBluetoothによるテザリングで出た値は1.2Mbpsから1.7Mbpsくらいなので、やはりかなりのロスがありますね。こうした結果を踏まえると、Bluetoothでかなり速度が落ちた場合には一応USBによる接続を試してみることが大事だということでしょう。

 そして、Bluetoothテザリングほど電池は持ちませんが、多くの端末とワイヤレス接続できるWi-Fiによる接続も試しました。

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.5001
測定日時: 2014/09/08 14:40:41
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 1.41Mbps (175.65KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 1.31Mbps (164.28KB/sec)
推定転送速度: 1.41Mbps (175.65KB/sec)

 個人的にはもう少し早いかと思っていたのですが、この値ならBluetoothで接続できるならあえてWi-Fiを使わない方がいいかなと思えますね。

 こうしてみると、使う端末にもよると思いますが、USBケーブルでモバイルルーターを使いながら端末の充電もできるハードがあれば必要に応じてケーブル接続することでよりこのSIMカードが持っているポテンシャルを最大限に生かした使い方ができると思います。具体的に言うと、タブレット端末にある端子でmicroUSBしかない端末であっても専用のクレードルと接続すれば電源は別に取れるとか、最初から電源端子とmicroUSB端子が別だとかいうものがあれば理想です。残念ながら私の使っているハードはことごとくmicoUSB端子のみというものが多いですが、今後10インチのWindows8.1搭載タブレットあたりも安くなってくれば手に入れたいと思っているので、選ぶ場合には複数のUSB端子があるものを選んだ方が後々で後悔しないのではないかと思いますね。

2014年9月 8日 (月)

有料放送が独占中継するコンテンツについて

 2014年9月に入り、日本中で盛り上がっているのはスポーツのニュースで、テニスのグランドスラムと言われる4大大会の一つ、全米オープンで日本人選手が活躍していることでしょう。しかし、スポーツニュースでは何回も試合の様子が放送されるものの、肝心の試合の様子を通しで見ることができる人たちは限られます。それは、テニスではウィンブルドンを除く大きな大会を、日本選手が活躍する前から放送してきたBSの有料放送WOWOWが放映権を購入しているからです。

 現状では試合の様子を全て見るためには衛星放送の見られるテレビとアンテナをセットし、新規加入の手続きを取る必要があります。WOWOW自体、さまざまなチャンネルがある中で生き残りをかけて必死だと思いますので、今回の日本人選手の快進撃を多いに喜んでいることでしょう。経営の厳しい衛星放送の立場からすると、こうした商売をしていかないと業績が伸びていかないので、試合を見たかったら加入してほしいというスタンスを崩すことはないでしょう。しかし、一視聴者である自分からすると、たった数試合のために月額の加入料を払わなければならないのかとつい思ってしまいます。

 先日加入したインターネットブロバイダー「ぷらら」では、さまざまな動画を見ることのできる「ひかりTV」のサービスの一部を追加料金無料で楽しむことができるようになっていますが、実のところ自分で見たい番組については番組ごとに有料になっていて、うまく考えているなとしみじみ感じています(^^;)。しかし考えようによっては番組ごとに数百円のお金を払って見ることのできるシステムというのは、特に私の地域で見られない地上波チャンネルのオンデマンド放送については場合によっては購入してまで見たいものもあったりします。基本的には本放送と同時ではなく、生中継でもありませんが、インターネットがない時代には見るには放送されている地域まで行くか、友人に録画を頼むしかなかったことを考えると、便利になったものだと思います。

 スポーツ中継はできれば生で臨場感を楽しみたいものですが、現状では全米オープンテニスの試合は、NHKや無料の放送の中でも試合の中継録画すら放送される気配はありません。どうしても見たい方は直前に契約して1月分の加入料を払い、すぐに解約するという手段しかありませんが、こうしたトーナメントの試合は応援する選手が活躍できないですぐに負けてしまう可能性もあるので、人によってはたった一試合で一月分の視聴料を払う気でいないと駄目だということになります(WOWOWでは加入月には料金がかからず、一か月+αの期間番組を見ることができます)。

 個人的には生中継は無理でも、録画を翌日くらいからネット上で有料購入して見られるような仕組みを作ってくれないかなと思いますね。今後、頻繁に日本人選手がテニスのグランドスラム大会で活躍するようになったとして、ウィンブルドン以外の大会の放映権をNHKがいいところだけ買い取るようなことになれば、それまでのWOWOWの経営努力を根こそぎ持っていくような感じになるのでそれはそれであまりいい気持ちはしません。純粋に試合を見たい人に対してこれまでの月々契約以外の視聴方法によって収益を上げるモデルを作れば、私たちはもっと多くの楽しみを得ることができるのではないかと思うのですが。本当は有料放送でも一週間とか1日とか、Wimaxのような料金体系を新設してもらい、オンデマンドと二本立てでやってくれればいいのになと思いますね。

(2014.9.9追記)

 上の文章を書いている時には、さすがにNHKが録画中継を含めての放映権を買うことはないだろうと思っていたのですが、当日の午後から中継放送がNHK総合で放送されています。その金額がいったいいくらになるかは知りませんが、べらぼうに安いものではないでしょう。もしこの試合を見たいがためにWOWOWに加入し、生中継が見られなかった人からしてみれば、自分が払った受信料の一部で放映権を買っていることは明らかですから、今の受信料の金額について納得がいかないということにもなるでしょう。このような事をしてしまうと、もしまたNHKが放映権を持っていないスポーツで注目の試合が行なわれた場合、どうせまたNHKが緊急中継をしてくれるだろうと思う人が増えたら、それこそ有料放送自体の存在意義を考えなければならない問題になりそうで心配です。

2014年9月 7日 (日)

キングジム マメモ TM2 電子メモを何に使うか

0011_1

 2011年の6月に発売になったキングジムの電子メモ「マメモ TM2」が、某家電量販店でネット上の実売価格の半額で投げ売られていたので、試しに買ってみました。実は発売当時に購入しないままこのブログに書いた記事が残っていますので、お暇な方はその記事も探してみてください(^^)。スマートフォンのように画面を指でなぞるような方式ではなくて、ペン先が固いスタイラスペンで入力する方式になっています。使用感が違うということだけではなく、スマートフォンを使っても同じことができてしまうため売れ残ったのだろうと推測されますが、それでも何かに使えるだろうと見切り発車のように購入してしまいました。

 使い方を考える前に、まずはスペックの確認をしてみると、液晶は昔の電子手帳で使われていたような古いタイプのもので、電子ペーパーのような認識性には劣ります。さらに、単四電池1本で動かしていることもあり、バックライトがないので暗いところでは細かい設定用の文字を認識することは難しいです。あえて暗闇で使うなら、登山用などで出ているヘッドランプと併用する必要がありますが(^^;)、わざわざそんなにしてまで使うことはないでしょう。メモは本体に99枚まで保存可能ですが一覧や検索機能はありません。そのかわり、microSDカードスロットに入れたメモリカードにメモの内容をエクスポートすることができます。ファイルはビットマップ形式(.bmp)で保存され、メモ1枚のサイズは10kb程度の小さいものです。本体メモリがいっぱいになった場合は、一気に全削除することができますが、その前にバックアップしておくといいでしょう。バックアップのためエクスポートしたファイルは日付ごとに区切られたフォルダに入るようになっているので、1日に複数回エクスポートすると同じ日付けで複数のファイルができてしまう場合がありますので、バックアップはあまり頻繁にやらないほうがあとでまとめて見る時に見やすくなるでしょう。そうしてできたフォルダとファイルはmicroSDカードに保存されます。文字の太さは3段階で変えられ、消しゴムで間違ったところを消すことができます。お絵かき用には作られていないので、あくまでメモとして使ったり、もう一つの機能として日ごとのToDoを記録しておくことができますが、スケジュール管理はスマートフォンのアプリでやったほうが便利だと思いますので、個人的にはこの端末はあくまでフリーのメモとして使った方がいいように思います。

 さて、わざわざこんなものを何に使うのかということですが、電子メモの一番の存在価値というのは、紙を使わなくてもいいということです。紙のメモ帳や手帳を常用している方なら問題ないですが、レシートの裏にいろいろ書くようなことをしていると、書いたものをなくしてしまうようなトラブルに見舞われる恐れがあります。電子機器の特質として落下や水濡れのようなことでも簡単に中が見られなくなってしまう問題はあるものの、データを取り込み、ディスクやネット上のクラウドにアップロードまでできれば、特にクラウドの場合は災害で全てのハードが失われたとしても、クラウドが生き残っている限りはいつでもどこでも、複数の機材を使って内容を閲覧することができるようになります。というわけで、私がこの電子メモを使うシチュエーションは、まさにこういったブログを書くためのネタ帖的なものになるのではないかと思います。

 スマートフォンで同じことをやる場合、いわゆる手書きメモ系のアプリをすぐに起動できるところに配置し、起動しても、手書きメモができるように切り替える必要がある場合があります。また、スマートフォン用のスタイラスペンは紙に書くようにスムーズな入力ができないように私には感じられます。マメモの方はいちいちmicroSDカードからデータを読み取らせる手間がありますが、逆にインターネットに接続していない分、そこから情報が自動的に流れてしまうことはありません。この辺は全てのことを一つの端末で済ませるか、用途によっては別のハードを使うようにするかという個人の好みともなってくるかも知れません。キングジムには別のアプローチとして、紙に書いたメモをスマートフォンのカメラで撮影して取り込む、SHOT NOTEという紙のメモ用紙があります。これはこれで面白いものではありますが、さすがに手書きしたものをカメラで撮影して保管するというのは結構な手間がかかり、私の場合はなかなか継続して使用できませんでした。もちろんこのマメモも同じ運命をたどってしまうのかも知れませんが、物理的に壊れない限りは電池の入れ替えで使い続けることはできるので、メモができそうな旅に出る時だけ持っていってもいいかなと思います。

 最後にこの製品と、紙の手帳やメモ用紙との決定的な違いおよびメリットについて指摘しておきます。メモ帳や手帳に書くことというのは、どうしても人様に向けて見せるものではなく、逆に見られたら恥ずかしいものであると私は思っています。日本で発表された有名な手帳として、かの宮沢賢治氏が書かれた「雨ニモマケズ手帳」がありますが、実際あの手帳に書かれている有名な詩「雨ニモマケズ」がこれだけ多くの人に読まれていることに対し、当の宮沢賢治さんはどう思っているのかとふと考えたことがありました。あくまで個人的なメモとして書きなぐったもの(手帳は没後に発見された)がそのままの形で発表され、さらには詩の中にある「ヒドリ」という文字は「ヒデリ」の誤りではないのかなどという論争については、もう勘弁してくれと思っていないとも限りません。紙の手帳はこのようにだれにでも簡単にアクセスされ、その中味を覗き見られてしまいますが、マメモの場合は書きためたメモをその都度micoSDカードにバックアップした後で全削除すれば、少なくとも専門知識を持たない人なら、マメモにアクセスした人にメモの内容を見られる恐れはありません。詳しく知っている人ならmicroSDカードスロットがあることに気付き、中を見てみようと思うかも知れませんが、その場合も別の端末およびカードリーダーがいるので、そう簡単ではありません。まめにデータをmicroSDカードから消去の上、別の場所やクラウド上に移動させてしまえば完璧でしょう。つまり、人にはおいそれと見せたくない秘密のメモを書き、残しておきたいものについては自分で改めて管理したい人にとっては最良の選択になる可能性を秘めた端末ということになるでしょうか。今回私が手に入れた経緯からすると、すでに店頭在庫限りという可能性もありますが、そんな観点から再評価されてもいい端末ではないかと思います。

2014年9月 6日 (土)

GPSとBluetooth 異なるアプローチの腕時計は電波時計からの進化を示す

 カシオが先日発表した新しい腕時計二種は、どちらもかなり物欲をそそられる機能を有しています。

 まず、OCEANUSブランドから出た「OCW-G1000-1A」は、21万から24万台と簡単に買えない値段ですが、それまでのソーラー発電の電波時計から一歩進んで、GPSのセンサーを搭載したアナログタイプの時計です。電池交換の必要がないのは当り前ですが、今までは日本国内で定期的に標準電波を受信することで時刻を自動修正する機能のみ搭載していました。もしかしたら忘れている人が多いかも知れませんが、東日本大震災の時に福島県にあった標準電波の送信所が被害を受けたため、電波が受信できない状況が出現しました。この種の時計は手動で時刻を修正することがほとんどないため、説明書を見ながら時刻を修正するのにかなり手間がかかったのを私も電波時計を持っていたので記憶しています。そういう意味では手動で簡単に時刻修正ができる時計の方が何かあった場合には便利とも思えますが、今回出たものは標準電波が受信できない時にはGPSの信号を拾って時刻修正ができるようになっているのです。

 これだと、世界どこへ行ってもGPS信号から現在地の時刻を表示するようになり、さらにはサマータイムのある国でもその有無を判断して表示するということで、ある意味究極のメンテナンスフリーの腕時計と言えるでしょう。この機能がそこそこの機械式腕時計を買うくらいの金額で手に入ると思えば、それほど高くはないと言えます。

 そしてもう一種類、GPSとは違う手段の時刻合わせのできる機能を有しているのはEDIFICEブランドの「EQB-500」です。こちらは4万から5万台と、ちょっと頑張ればすぐに買えてしまうくらいの設定になっています。こちらの時計はBluetoothが搭載されているソーラ発電の腕時計で、常にネットに接続され正しい時刻を刻んでいるスマートフォンと通信を行なうことによって時刻を修正する機能が付いています。さらに、ワールドタイムやアラーム設定など、複雑な時計自体の設定をスマートフォンアプリで行なえる機能も有しています。

 時計はアナログなので、文字表示はできませんがEメール到着通知機能と、携帯電話探索機能は付いているので、手元でメール着信を確認してからスマートフォンを取り出して使うようなこともできます。何といってもBluetoothによる連携を、ソーラ発電の電池のみでできるようにしたのはすごいですね(今までのBluetooth機能付腕時計は電池交換が必要だった)。GPS搭載のOCW-G1000-1Aと比べるとスマートフォンアプリを起動して操作する手間はかかりますが、アラーム設定をいじったりする場合にはむしろこちらの方が簡単に多くの機能を使いこなせるでしょう。

 残念ながら私が今メインで使っているスマートフォン、auのSHL23はOSのバージョンの関係で連携機能がサポートされないのが残念ですが、後継機のSHL25は対応しています。またiPhoneはOS7以上であればアプリからのコントロールができるようですので、特にiPhone持ちの方は発売後の価格変化を見ながら狙ってみるのもいいでしょう。個人的にはこのシステムが気圧・高度・温度を表示できるプロトレックのシリーズにのってくれれば言うことはないのですが(^^;)。

2014年9月 5日 (金)

ぷららモバイルLTE 定額無制限プラン ファーストインプレッション

20140904_125523_android

 昨日になって今月1日夜に申し込んだぷららの新しいSIMカードパッケージが届きました。

20140904_131632_android

 中のSIMカードはピンクでした。一緒に入っていた書類には私の持っているモバイルルーターMR03LN用のものはありませんでしたが、別のモバイルルーター用の設定方法の資料はあったので、スムーズに設定を完了出来ました。

 とりあえず昨日の午後2時前くらいにdtabに入れた「Speedtest」というアプリを使って最初のスピードテストを行なってみたところ、上り下りとも1.2Mbpsといったところです。pingの値もだいたい2ケタで、今まで使っていたハイスピードのocn モバイル oneよりも反応速度は早いくらいで、パソコン上からのYouTube視聴(とりあえず普通画質で試しました)も問題ありません。速さも嬉しいですが、今後データ容量を気にせず複数のデバイスを使いまくることができるのは嬉しいですね。ただ、2台同時にデータ通信を行なっている場合はスピードは約半分に落ちます。大きなファイルをダウンロード中には別の端末で動画の閲覧を控えるようなことは気にしなければなりませんが、一台での接続スピードが低下している場合には注意が必要かも知れません。ちなみにその後、数時間後に同じように速度を計ったらスピードが上がり、1.7Mbpsくらいになりました。

 このように、時間によって速度が変わってくるため、一日の中で通信が集中すると思われる午後11時ごろまでにかけて、改めて計測してみました。私の住んでいる場所が地方都市なので余り参考にならないかも知れませんが、速度が一番下がったのは午後11時前の下り700kbpsくらいでした。しかし、ちょっと時間を置いてから再計測すると1Mbps程度に回復したりして、それなりに使えるかなといった感じです。ただ、昨日は午後に届いたため、お昼休みの時間の計測はできませんでした(お昼休みの数値はこの記事にぶらさげて紹介する予定にしています)。

 最大3Mbpsとは言っても、私が使っているのはルーターからBluetoothで接続しているため、直接使うのと違って多少のロスが出ているのかも知れません。まあそうした中で、何とか1Mbps前後くらい出てくれれば遅いADSLくらいでいいなと思っていたので、この結果には結構満足しています。インターネットの利用の仕方によっては不満に思われる場合もあり、それなりの速度が必要な場合はWimax2の方がいいケースもあるでしょう。しかし、これ1枚で、日本全国くまなくそれなりの高速でインターネットができれば私には十分です。これでLTEエリア外の、FOMAプラスエリアの場所でどうかということはあるものの、また山の中にでも出掛けた時には、改めて試してみたいと思っています。

(2014.9.5追記)

 改めて翌日のお昼(12時から1時)に同じdtabのアプリから速度を計測してみました。時間帯によっては遅くなりましたが、一番遅い場合でも500kbpsは超えていて、直後に再測定した際には1Mbpsをオーバーしたりして逆にアプリの誤差を疑ったりしました。今後のユーザーの動向によってや、計測する地域によって変わってくるかとは思いますが、この状態がキープできるようなら安心して使えるのではないかと思います。

2014年9月 4日 (木)

古河電池 マグネシウム空気電池「マグボックス」は災害時にどこまで使えるか

 今回紹介する水を注入することによって発電する「マグボックス」ですが、2014年12月に1万円程度で発売というニュースが出ただけで、古河電池の株がストップ高になったとか、久々に景気のいいニュースになっているようです。

 まだ、発表されている情報のみではありますが、この電池は必要な時に水や海水を注入することによって発電し、最大電気量は300w/hということです。大体の目安としては車のシガーソケットから出るのはだいたい150wということなのでその倍くらいで、あくまで携帯電話やスマートフォンを充電する程度の発電量という風に考えればいいと思います。

 発電時間は最大5日間とされていますが、スマートフォン充電を最大30回くらいということなので、多くの人がこの電池を使ってスマートフォンの充電に殺到すれば、たちどころに使えなくなってしまうことが予想されます。直接明かりをつなげて照明用の電源にしたり、スマートフォン内臓のテレビを使いながら最大5日間持つものと考えると家庭で用意するのもありかと思いますが、一回使ったらそれまでというのが、いつ終わるともわからない避難生活の中では不安に思うところかも知れません。

 私がこのブログで紹介してきたのは、主に太陽電池モジュールを使い、大きなパネルなら自動車から外したバッテリーを充電し、必要に応じてインバーターを繋いで家電製品を動かすか、小さなパネルなら単三のニッケル水素電池を充電し、直接ラジオやライトの電源として使ったり、バッテリーボックスから携帯電話、スマートフォンを充電する方法でした。しかし、罹災してからずっと太陽が出ない天気が続く場合は使いものになりませんので、こうした水が使える電池も用意しておけば、太陽が出ない場合のブランBとして機能するという点で心強いものです。ただ、自宅で鉛バッテリーやニッケル水素電池を充電したものをストックしておける場合は、充電したものを先に使って晴れるのを待つというプランCという考え方もあります。

 ニュース記事によると「マグボックス」は主に避難所への配備を想定しているということですので、あえて家庭で用意することもないかも知れませんが、持っていれば何かの際に役に立つかもしれないと思えば、購入意欲を掻き立てられる方もいるかもしれません。しかし、これだけ盛り上がっているので、すぐに入手する前に実際に使ってみた方の感想をじっくりと見た上で考えた方がいいように私には思えます(^^;)。

2014年9月 3日 (水)

全国の自治体が行なっている防災メールのサービス

 先日のニュースで、現状では地震に関する緊急警報が携帯電話・スマートフォンに直接送られるようになっていたのが、気象通報でも警報より危険度が上の特別警報が出た際にもリアルタイムで配信されることになるようです。人々の防災意識が上がっていることの現れと言えるかも知れませんが、私の住んでいる静岡市でも、緊急警報メールではありませんが、入ってくる情報が増えることになりそうです。ちなみに、私のところは今年はそれほど雨の被害はないものの、海側から南アルプスまで同じ市内ということもあり、さまざまな危険がある地域があると思えます。そうした特殊な地理環境にあることが考慮されたのかどうかはわかりませんが、他の地方でもあると思うのですが、携帯電話やスマートフォンに対して緊急時に発信される防災メール(緊急警報メールと違ってメール配信の登録が必要)のサービスが拡充されました。

 今までは地震関連情報や気象関連情報がほとんどでしたが、いわゆる「その他の情報」として、大雨や災害による「道路通行規制情報」の配信が追加されることになったようです。この情報については、別のプロジェクトでインターネット上で静岡の道路通行規制情報を見ることのできる「しずみちinfo」と連動し、メールでも配信するということになったようです。

 少なくとも必ず雨が降ることがわかっている場合には特別な用事がない限り外に出ることはないですが、外出先で急な大雨や災害に遭う可能性はあるわけで、こうしたサービスは心強いものです。なお、県外の方がこのサービスを利用するためには先述の「しずみちinfo」のサイトにアクセスすれば情報を取得することができます。旅行で静岡市周辺を訪れて足止めされるようなことになった場合は以下のサイトにアクセスされることをおすすめします(パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末からも利用可能)。

http://shizuokashi-road.appspot.com/

 まあ、こうした情報サービスはインターネットブラウザから地図や文字情報にアクセスするという形で提供されているところは多いと思いますが、気象警報に続いて通行止情報が流れてくるようなことになると、早めの避難をするための判断の一つにもなるでしょう。せっかくなので、他の地域で行なわれている防災メールについても調べてみました。気象情報に関する防災メールを行なっている自治体については、以下のページに都道府県別のリンク集がありますので、お住まいの自治体で行なっているサービスに入っていない方は確認の上でサービスの利用を検討されてみてもいいでしょう。

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/jichitai.html

 お住まいの地域でなくても、両親や親戚、友人が在住している地域の防災メールを登録しておけば、何かあった時にこちらが先に情報を仕入れることができるかも知れません。防災メールが入ってもそれほど大した被害を受けていない場合もあるでしょうが、避難勧告が出ていても本人が気付かない場合もあります。メールの着信でただならぬ状況が予想された時には、直接電話するなどして離れた場所にいても気遣うことは可能なように思います。

2014年9月 2日 (火)

NEC モバイルルーター MR03LN Bluetooth運用にベストマッチ ぷらら「定額無制限プラン」

 私の知り合いの方で格安のMVNOによるデータ通信カードを使うようになった方がいて、愚痴をこぼされることがありました。その方はOCN モバイル ONEの1日50MBコースを使っていたのですが、お子さんにタブレット端末を使われるとすぐに高速通信分を使い切ってしまい、途中から動画が見られなくなったとお子さんからクレームが入るのだそうです(^^;)。確かに自宅でネットを使っていると、たとえそれがADSL回線であっても高速クーポンを使い切った後の200kbps程度の速さだと、普通のウェブページでも写真が多いページを表示するのにも結構時間がかかり、動画の閲覧はまず無理でしょう。

 以前私はWimaxのモバイルルーターを使っていたのですが、その時にはまだWimaxはデータ通信量の制限については言われていませんでしたので、動画を見たりウィンドウズのアップデートを外出先でも行なったり、家と外での通信についての区別はほとんど考えなくても大丈夫でした。しかし、料金に比較して利用エリアが限られているということもあり、MVNOのSIMカードで何とかやりくりするような形に変えたのですが、やはり自分で使っていてもちょっとしたスピードについてのストレスはどうしてもついて回ってしまいます。

 9月1日からインターネットブロバイダのぷららでサービスが開始されたプランの中の一つである「定額無制限プラン」は月額2,980円で、1日および1ヶ月での速度規制が全くないというのが特徴です。ただし速様の最大は3Mbpsに抑えられています。さすがに光インターネットの速さからするとストレスは出るでしょうが、ちょっとした動画なら十分再生できるポテンシャルがあるのがいいですね。ちなみに、このプランを契約すると、「ひかりTV」のサービスも一部利用可能だそうです。さらに、この3Mbpsというスピードは実は私の持っているモバイルルーターMR03LNが、Bluetoothでテザリングする場合の最大スピードと同じということが大きなポイントです。

 私が外出先でタブレット端末およびノートパソコンで使っているのはMR03LNをBluetoothテザリングで接続する方法で、LTEで3Mbps以上のスピードが出ていても、実際に接続するスピードは3Mbps以下になってしまいます。ですから、BluetoothテザリングでMR03LNを使っているうちは、3Mbps以上のハイスピード通信は私にとって意味がないわけです。最近はMVNOだけではなく、Y!モバイルあたりでも高速通信の月間容量に応じた安いプランが出てきています。しかし、月間および3日間連続で多くのデータを使う場合に制限がかかるプランが多いので、今まではあえて低速通信ならそれ以上の制限がかからないOCN モバイル ONEの格安プランを契約してきました。

 しかし、今回のぷららのプランができてきたことで、私の環境ではBluetoothテザリングの最大のスピードで無制限に外からインターネットが使え、エリアも問題ありません。9月1日からとりあえずは600名限定で募集を掛けるということだったので、早速申し込んでしまいました。これで、OCNモバイルのプランは解約する方向になると思います。今後に向けてはNexus5に入っている旧イーモバイルの契約も解約可能な11月になったら止めることにし、しばらくはau回線のmineoと併用する予定です。

 それにしても、MVNOによるデータ通信サービスの進歩にはつくづく感心します。ある意味、ADSLレベルの高速通信をエリア内なら保証するわけですから、あえてWi-Fiを使わなくてもよくなり、固定回線の代替にも十分なりえるプランですから、さすがにこのプランを他社が簡単に真似することは難しいと思います。ちなみに、このプランは契約期間に関する解約制限はないようなので、これに対抗するプランが他社から出てくればそれはそれで嬉しいですが。もし興味のある方はぜひお早めに情報を入手することをおすすめします。

2014年9月 1日 (月)

面でカバーする「らじる★らじる」、点の「radiko」

 昨日は、軟式の高校野球の全国大会ですごい試合がありました。中京と崇徳の全国大会の準決勝が延長の連続でサスペンデッドゲームの連続となり、何と4日間を掛けた大熱戦になりました。日程的に最終日になったことで、最高で延長54回までで打ち切りになる寸前の延長50回で決着が付き、勝った中京はその後にすぐ行なわれた決勝を戦いぬき、見事優勝しました。惜しくも決勝で敗れた三浦学苑ですが、コンディションの調整は相当大変だったはずで、少々気の毒な感じもしました。

 この試合にまつわることについては連日ニュースで報道されていたので、何とかして直接は見に行けなくても実況中継されているところはないかと思っていたのですが、NHKのラジオでは特別編成で放送し、名古屋と大阪のFMで準決勝、AM第一放送で決勝を中継することがわかりました。あと、新聞のテレビ欄にはテレビ朝日系列のニュース番組の中で取り上げられるということで期待していたのですが、テレビの方は事前に用意されたVTRが流れたのみでした。

 実は私の住んでいるエリアでは名古屋や大阪向けの放送を聞くことはできないのですが、インターネット経由で自分の地域外のNHKラジオを聞くことができるようになっています。パソコンでは専用のソフトがなくてもウェブ上から聞くことができますが、スマートフォンでは専用アプリの「らじる★らじる」をインストールしておく必要があります。そして、聞きたい地方局を「仙台」「東京」「名古屋」「大阪」から選ぶことによって、地方における別編成の番組を聴取可能になるわけです。今回の野球の試合は「名古屋」でも「大阪」でもどちらも聞くことができましたが、その際、東海地方にいる場合には名古屋放送局しか聞けないというようなことはないので、静岡にいる私でしたがあえて大阪放送局の編成で野球中継を聞くことができました。

 昨日は車で出掛ける用があったので、スマートフォンを車内に設置し、野球中継を聞きながら移動しました。通常のラジオ放送では電波状況の悪い所だと音が途切れ途切れになったり、トンネル内では聞こえなくなったりしますが、今回利用した国道沿線では音の途切れはなく、トンネル内でも携帯電話の電波が中継されていたのか、全くトンネル外の聞こえ方と変わりませんでした。こんな感じで使えるなら、これからはカーラジオよりスマートフォンアプリを使ったインターネットラジオを使う場面が出てくるかもといった感じです。

 日本の放送局が聞けるインターネットラジオには民放中心の「radiko」がありますが、有料会員にならないと現在地のラジオ放送エリア外の局を聞くことはできなくなっています。エリア内のみの移動なら車で移動中にradikoを使っても不便はないでしょうが、ラジオ放送エリアをまたぐような形で使おうと思うと、目的の局に合わせてしまいさえすれば通話圏外にならない限りは聞き続けることのできる「らじる★らじる」の方が使い勝手がいいのは明らかです。もちろん、エリアごとにより細かい情報が入手できるローカル民放からの情報も旅をしていて役立つ点があったりするので、どちらがいいというのは簡単には推し量れませんが、積極的にインターネット経由でのラジオを使いたい場合は、旅の移動状況によって使い分ける知恵も必要かも知れません。

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

フォト

広告


2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ