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2014年8月31日 (日)

ようやくテレビに出てきた「ダンボールベッド」

 先日の広島県の土石流により避難している被災者の方々の様子を映すテレビを見ていたら、このブログで以前紹介させていただいた新潟大学の榛沢和彦氏が現地でエコノミークラス症候群になっていないかの簡易検査や予防のための取り組みをしている様子が出てきました。

 その報道と連動するように出てきたのがダンボールを使ったベッドが設営された様子でした。以下のリンクをご覧になればおわかりかも知れませんが、このベッドは榛沢氏の内覧会で紹介されていたものなので、榛沢氏のグループが一緒に持ち込んできたものかも知れません。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-c21d.html

 私もさまざまな災害が起こるたびに注意してテレビを見ているのですが、単に体育館や公民館の床に直に寝ている画像は、見ている方が本当に心が痛みます。せめてこのベッドのキットが用意されていれば、単にエコノミークラス症候群回避のためだけでなく、床から高いところに寝床を作ることによってホコリの吸引も少なくなり、体を起こせばすぐに立ち上がれる状態にもなります。結果として避難所での生活を楽にしてくれるでしょう。団体による生活ができない事情のある人をのぞけば、間仕切りで多少のプライベートも保たれるこうしたダンボール組み立て式のベッドがあれば無理をして車中泊をする人も減るでしょう(完全にフラットな寝床を車内に作れる方を除く)。今回テレビにこのベッドが映ったことで他の地域から引き合いか来て、避難所を設営する場合にまずこのベッドを組み立てるような所が増えるといいのにと思います。

 ただ、今回の災害に関しても、既に一部の人たちが仮宿舎に転居が始まっている状態での報道だったのが残念です。できれば早い段階からダンボールベッドのキットが提供され、体の弱い方優先でもいいので必要とされる方のところへ行きわたるような仕組みが望まれます。

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