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2014年7月19日 (土)

日本企業の製品が海外展開できにくいわけは

 TPP交渉において、日本独自の車の規格である軽自動車がやり玉に挙がったニュースは記憶に新しいところです。私も長い間、軽自動車に乗っていましたが、軽自動車で困ったことはありません。アメリカのような広い道が主な所では売れないでしょうが、海外でも軽自動車のサイズでないと通れない道を持つ場所も結構あるので、全く日本に特化したサイズではないようにも思えるのですが。ただ、車の重さに比較してエンジンの大きさがアンバランスで、燃費や耐久性の面で国際的な競争力があるかといえば疑問な点もあります。軽自動車メーカーではすでにスズキが海外で800ccのエンジンを積んだ車を展開しているので、もし軽自動車の規格が現在の660ccから800ccに変更できるなら、その軽自動車の規格は世界進出に向けての戦略車としてとても有望なように思えます。何しろ日本の軽自動車は売れていますし、ユーザーがメーカーに要望する点も多く、そうした点をメーカーがつぶすような形で洗練されてくれば、世界は改めて日本の技術に驚き、特に道の狭い地域においては売り上げをのばしていくのではないでしょうか。

 もちろん軽自動車の高排気量化を実現するにはさまざまな問題があります。軽自動車が売れ過ぎると普通車が売れなくなる危惧があったり、すぐに800ccのエンジンを開発できないメーカーからのあからさまな反発も予想されるのですが、現状でかなり強引に物事を決められる政府でありますし、日本の企業が利益を上げていくには海外での売り上げを伸ばす以外にはありえないのですから、日本での売上げが世界での売り上げに直結するような物作りのできる政策を望みたいものであります。

 そういう点からすると、現在の日本のビールメーカーの企業努力は時代に逆行するものだと言わざるを得ませんね。今売られている「ビール」以外に、「発泡酒」「第三のビール」と税金の違いによって3種類のアルコール飲料が存在するわけですが、現状で日本のメーカーの努力のかなりの割合は世界一の味を追求するのではなく、いかに安い値段(日本での小売価格)でビールに近い味を出すかという事に力を入れすぎているように感じます。その背景には、普通のビールは酒税が高いので、できるだけ安い値段でビールもどきでもいいから毎日飲みたいという人が多いからなのでしょう。現実にはメーカーが「第三のビール」に力を入れ、売り上げも伸ばしているということで、しょうがない部分ではあるのですが、国内でさらに「第三のビール」がシェアを伸ばすことになると、値段の高いビールがシェアを落とすことになるわけで、真面目に作っている地ビールなども今後経営が成り立っていくのか心配な面も出てきます。

 もしかしたら日本政府はビールに関する酒税はそのままキープし、第三のビールの酒税を上げるような税制を進めていくのかも知れませんが、国に入る税収は確かに伸びるにしても、それで日本のビールメーカーが国内の競争にかまけていく現状には疑問も出てきます。まさに昔からガラパゴスといわれている日本の携帯電話・スマートフォンを作るメーカーのようになっていくかも知れないのですから、今後日本の企業はどうなっていくのかという不安がどうしても出てきてしまいます。このブログでは様々なグッズを紹介していますが、同じような価格・性能のものなら地場産品の方を紹介したいので、そういう意味でも日本の産業が元気になって欲しいと思っています。

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