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2014年3月10日 (月)

災害の状況によって異なるスマートフォン・携帯電話の扱い方

 3月11日、東日本大震災から3年になるということでテレビ番組はかなりの時間を割いて3年前の状況について検証しています。ただ、地震が起こった時どこにいたかによって、どのような行動を取ればよかったのかという話になってしまいがちです。今後来るであろう災害はどこにどのような形でやってくるかはわからないので、周辺の状況を判断した上で取るべき行動は違ってくるだろうと思います。ここでは表題の通り自分から発信したり連絡を受けたりできるスマートフォン・携帯電話を災害時に使う上でどうすべきかということを、考えてみようと思います。

 まず、端末本体が落としたり踏んづけたりして壊れてしまう場合や、水没反応によって使えなくなってしまう状況についてですが、この場合は端末を修理するというのはなかなか難しいと思いますが、とりあえず壊れた状態の端末は手離さないことをおすすめします。というのも、ウィルコムの電話機のような例外はありますが、ほとんどの電話のできる端末というのは中に電話番号が入っているSIMカードが抜き差しできる状態で入っています。ドコモ・au・ソフトバンク(イーモバイル)の3社のうち、au以外の2社の端末同士なら、同じサイズのSIMカードを使っている人の端末を貸してもらい、自分の番号から電話を掛けることができます。水没の場合どうなるかというのはちょっとわかりませんが、水没の場合は中のカードの金属部分が錆びないように水分を拭き取り、もし他の端末に入れて使えるようならラッキーです。支援物資として携帯電話やスマートフォンの白ロムを送ってもらえれば、通信インフラが復旧後、電源さえ確保できるなら電話やメールによる連絡を再開できる可能性も出てきます。

 何とか無事に端末を持ち出せた場合、周辺の被害の度合いによって電話やメールの通信がどうなるかも違ってきます。通信インフラである基地局自体がだめになってしまった場合、端末のアンテナ表示は「圏外」になっていると思いますので、表示を確認した場合はただちに電源を切りましょう。というのも、圏外になっている状態で電源を入れていると電波をつかんでいる時よりもより多く電波をつかもうとするので電池が減っていく割合が高いのです。圏外から復帰したか確認するには電源を入れ直せばいいわけですから、使わない時は電源を切っておくのが基本です。そうしないと肝心な時に電池切れになってしまい連絡できないということにもなりかねません。外への連絡は災害用伝言ダイヤルのようなサービスを利用しましょう。

 なお、場合によっては周辺の送電網が寸断されている場合でも、基地局本体が生きている場合があります。これは、基地局自体に補助電源があり、しばらくはその補助電源で基地局を動かしているためです。通常の停電なら補助電源が切れる前に停電が復旧するので問題はないでしょうが、長期間の停電が見込まれる場合は被害が出た直後の数時間程度は通信ができるものの、その後は電力の復旧か臨時局が携帯電話会社により設置されるまでは「圏外」になってしまうと考えた方がいいでしょう。携帯電話各社には「災害用伝言板」の用意があるので、まずはそちらの方に自分の安否を書き込むか、メールやツイッターなどで発信し、基地局がダウンしたら速やかに電源を落としましょう。

 3年前には直接建物や人命にまで被害が及ぶことはなかったものの交通機関が麻痺し、大混乱に陥った東京近郊のような状況に直面した場合、スマートフォンや携帯電話により通話の形で連絡を取るのはほとんど難しく、インターネット接続も多くの人がアクセスに集中することで普段とはかなりスピードが遅くなることが予想されます。特にスマートフォンでウェブページを見るのに止まったような感じになっても、そのまま待っていれば表示されることもありますので、とにかくあせっていろんなサイトを表示させようと思わないことが大事だと思います。もし停電になっていなかったら、公衆無線LANスポットを利用してネット接続を試みるのもいいかも知れません。具体的には契約しているスマートフォンで、自社の提供する公衆無線スポットが使えるならばそこを優先して接続すればいいですが、アクセスポイントが見付からなかった場合に備えて、主要コンビニエンスストアのローソン(専用アプリが必要)、セブンイレブン、ファミリーマートで行なっているWi-Fiサービスをいざという時に利用できるように、設定やアプリの導入を事前にやっておくこともいざという時には役に立つのではないでしょうか。また、スマートフォンの場合はどうしても早く電池が消耗しますので、帰宅まで相当時間がかかることが予想される所に住まれている場合、常日頃からスマートフォンを使いながら充電できる外付けのバッテリーを用意しておくこともいざという時の事を考えると必要になってくるのではないでしょうか。

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