お歳暮に送った「旅先の味」
毎年この時期になると気が重くなるのは年賀状と並んで、お世話になった方にお歳暮で何を送るかということです。お酒が好きな人なら最近ではぜいたく品になりつつあるプレミアムタイプのビールで決まりかも知れませんが、お酒をそれほど飲まないご家庭の場合は、何を送っていいのか迷ってしまうのですね。とりあえず送り先が喜ぶような食品をということで考えているのですが。
そういう時のためにデパートや大型スーパーではコーナーを設けて、さまざまなギフトの中から選ぶことができるようになっています。同じものをできるだけ安く送りたい方の中には、お歳暮もネット通販で間に合わせてしまうということもあるのではないでしょうか。かくいう私もネット通販で対応していた時もあったのですが、こうして送った場合に自分で味を確かめられないのが問題なのです。もちろん、厳選されたギフトの中から選ぶのですから味にはまず間違いはないと思うのですが、それでも自分の口に合わないかも知れないものを送るのにも躊躇するところがあります。
そこで今年は窮余の一策ということで、今年一年の旅に出た中で食したものの中から選ぼうと思い立ちました。念のため送り先周辺の方に、そのお宅に送って問題ないものか確認の上白羽の矢を立てたのが宇都宮で食べた「みんみんの餃子」でした。
写真は冷凍で6人前ですが、普通のお店でいただくものより安く買えるので、この箱を数箱まとめて送り、それなりのボリュームも出たように思います。別に私は餃子屋さんから何かしてもらっているわけではないのですが、実際に現地まで出掛け、行列に並んでまで食べたものですから、味について聞かれたらちゃんと答えることができます。見る方から見ればしみったれたお歳暮と思われるかも知れませんが(^^;)、今年は本当に何を送ればいいのか悩みまくったので、旅先での行動に救われた感じです。
一般的に旅をしない人からすると、何が楽しくていろんなところに出掛けるのかと言われることもあるのですが、もし土地の名物があるとしたら、その味を現地で食べることで強烈に記憶に残すことができます。地元デパートの物産展やネット通販で購入して食べるのとは印象の残り具合が違ってくるのです。これからも日本国内でさまざまなところに出掛け、その土地の名物をいただく中で、他人にも勧められるような物に出会うことができれば、来年のお歳暮候補になってくるのではないかと思います。来年もそんな感じで他人に勧められるものを旅の中で探して行きたいですね。
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