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2013年10月 8日 (火)

「サタケ 五目ご飯」(マジックライス)試食レポート

 先日知りあいからもらってきたものの、なかなか食べる機会がないまま賞味期限が迫っていた保存食、マジックライスの五目ご飯をついに開けて食べてみました。

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 袋を開けると製造から5年という賞味期限を維持するための脱酸素剤および、食べる時に使うスプーンが入っています。食べるためには熱湯でも水でも作ることができ、熱湯では15分、水では60分で出来上がります。本来は災害時と同じ状況での味を試すため水で作りたいところですが、さすがにそれでは味の面で心配だったのでやかんで沸かした熱湯を使いました。

 使うお湯の量は袋内部に示してある線まで入れるようになっていますが、今回試食した製品の場合、水を入れる線とマジックライスのかさが一緒ぐらいだったので、マジックライスが浸るくらいまでお湯を入れ、きっちり15分待ちました。

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 このマジックライスはご飯粒を細かく砕いたような形になっていて、時間が来て袋を開けたところ、本当にこれでおいしく食べられるのか心配しながらスプーンで中をかき混ぜてみると、だんだんそれらしくなってきました。味もかきまぜることでまんべんなく行き渡る感じで、スプーンですくって食べましたが、温かいままならそこそこ食べられるという感じです。ただ、水やぬるめのお湯で作ったり、できてからすぐに食べられなかった場合はそこまでおいしいかどうか責任は持てません。できればカップ麺がおいしくいただけるくらいのお湯を用意できるようにしておきたいので、アウトドアでお湯を作ることができる装備と一緒に保存しておきたいところです。

 今回は十分にお腹を減らした後で食べたということもあっておいしくいただけましたが、災害時に様々なストレスがある中、できれば食事の時くらい心落ちつけて食を楽しみたいものです。熱湯さえ用意できれば、それなりにおいしくいただけることが今回わかりました。お湯さえあればというのは他の非常食をおいしくいただける事にもなりますので、もし非常の状況になっても湯沸しのできる環境を整えておくことが改めて重要であることも再認識できたというところです。現状でも様々な方法でお湯を沸かす装備はあるのですが、料理に使える水の確保というのも今後への課題ということになりそうです。

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