リニューアルされた東名日本平上りPAと注目したいプラモデルコーナー
2013年8月に東名高速道路を使って御殿場まで行った際、朝食でも食べられないかと上りの日本平PAへ立ち寄ったのですが、その際、建物のリニューアルをしていて利用することができませんでした。それが、9月に入ってリニューアルオープンしたという話を聞きつけて、どんな感じにリニューアルされているのか確かめに行ってきました。
以前の上りPAは一階部分に食券利用の食堂になっていて、二階にレストランが入っていたのですが、リニューアルにともない二階のレストランは営業をやめ、写真のように二階に上がる階段は雑誌などのカウンターになっていてブロックされています。食堂は従来とそれほど変わらないものの、ドリンクバーが利用できるようになっています(24時間営業)。
個人的にここのパーキングエリアの最大の特徴は、静岡市の地場産品であるプラモデルのメーカーの中でも異彩を放つ青島文化教材社(メーカーとしての名称は「アオシマ」)のプラモデルの数々がデイスプレイされ売られていることです。ここでその一部を紹介しましょう。
「アオシマ」と言えばデコトラ(電飾や派手なペイントでデコレーションされたトラック)ということで、完成品がショーケースの中に展示されていますが、アオシマの真髄はこんなものではありません(^^)。
プラモデルが完成した姿を愛でて楽しむものだとすれば、このプラモデルを愛でる人というのは一体どれくらいいるのかと思える団地のプラモデルです。パッケージの説明によると衛星放送用のパラボラアンテナが20個付くそうです。
次に、静岡らしいと言えなくもないですが、冷凍マグロもついた特殊荷役シリーズのフォークリフトのプラモデルです。
最後に、こちらでもちらほら道を走っていて見掛けることがある「痛車シリーズ」(同社が商標登録している名称とのこと)のプラモデルです。こうしてみるとかなり出している種類に幅があるような印象ですが、この懐の広さが木製の飛行機模型から始まった静岡での模型メーカーの元祖である青島文化教材社の特徴でもあると言えます。
すでに新東名の静岡サービスエリアには同じ模型メーカーのタミヤが出店し、プラモデルだけでなくTシャツやタンブラーなども販売していて、特にタミヤのTシャツが人気商品になっているようです。今回紹介した青島文化教材社のブースは無人で一連の商品が置いてあるだけのコーナーですが、静岡のプラモデルは決してタミヤだけではない事を知ってもらうためにはいいスペースなのではないかと思います。今回紹介した商品はあくまで2013年9月現在のもので、今後パーキングエリアの営業方針によって変わってしまったりブース自体がなくなってしまうかも知れませんが、個人的にはこのブースは地元静岡のプラモデル文化を紹介していくブースとして続けていってほしいと思っています。
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