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2013年9月

2013年9月30日 (月)

宣伝のようなテレビ番組 その影響

 2013年9月12日、テレビ朝日系列の放送局で全国放送された「いきなり! 黄金伝説」は、新東名ができて通行量が減り、利用者が少なくなった東名高速道路について、特に2013年9月に二週連続して三連休になったカレンダー並びに狙いを定め、東名高速道路にあるサービスエリア、パーキングエリアで売られている食べものについてのレポートを放送していました。この放送は単なるバラエティというよりも、「テレビを見た」と言うと品数を増やすなどサービスするというまさに通販番組と紙一重の内容になっていたように感じます。

 その中で、できれば紹介して欲しくなかったと私が勝手に思っていたのが日本平PA下りにあるレストラン「駿河亭」でした。ここは私が東の方に向かって車で出掛けて帰ってくる場合、だいたい夕食をここで取ってから帰宅するという感じになっています。何しろメニューの幅が広く、安くいろんな種類が食べられます。そこにテレビの取材が入り、かなりインパクトのある情報が全国に広まってしまいました。「定食を頼んだ場合、プラス150円を追加すれば静岡おでんが食べ放題になる」というのです。

 この食堂はご飯のお代わり自由というサービスもやっていたのですが、おでんについてはそういうものがあるとわかればかなり多くの人がおでんを頼み、食堂の経営にかなり支障をきたすことが予想できるもので、今までは知る人ぞ知るサービスだったのではないかと想像します。私は実はこのサービスは一回も利用したことはなかったのですが、地元でおでんは食べ慣れているということと、定食を食べたげけでお腹いっぱいになってしまうぐらい定食にボリュームがあるということもあり、あえておでんまで食べようとは思っていなかったのでした。

 しかしこうしたサービスをテレビが明らかにしてしまったということで、インターネットを調べたらかなり拡散された複数の書き込みが見付かり、どうなのかと思って先日見に行ってみたところ(もちろんしっかり食事もしてきました(^^;))、このような掲示がありました。

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 最初に紹介したテレビ番組は2013年9月の連休を意識したものだったためか、この張り紙の内容を見ると一応最後の三連休の終わる23日まではサービスを継続したようですが、さすがにそれ以降は続ける余力はなかったようです。もっとも、こうしたきっかけがなければインターネットでこのサービスが徐々に広まり、ボディーブローのように食堂の経営を圧迫したかも知れませんから、むしろテレビの取材があったことに店側が感謝する部分もあったのかも知れませんが(^^;)。

 ただ、テレビで見たという記憶だけを頼りに、おでん食べ放題のためだけに日本平PAにこれから行く人もいるかも知れませんので、ここではっきり報告しておきます。今から行ってもおでん食べ放題の企画は終了してしまっています(^^;)。また、ネット検索でこの話について調べていたら、このサービスをしていた食堂がある場所を間違えて載せているページも見付けてしまいました。大事なことなのでもう一度書きますが(^^;)、おでん食べ放題をやっていたのは日本平PAの下りで、上りではありませんし、現在ではこのサービスは終了しています。

 おでんを目的にやってきてしまった人には残念ですが、それでもこの食堂の出す定食類は私にとって魅力的であります。テレビ番組ではあまり触れられていませんでしたが、ここの食堂が使っているご飯はかなりクオリティが高いもので、お米の味にうるさい人も納得させるだけのおいしさがあります。実は今回出掛ける中で、行きに日本平PA上りの食堂(下りの食堂とは別経営)を利用し、朝食の定食をいただいたのですが、こちらの方は普通のサービスエリアで出てくるごはんで、その差は歴然でした。

 わざわざそのために行くようなところではないかと思いますが、大きいサービスエリアで全国で名の通ったチェーン店の出すものをそのまま食べる所よりも、旅に来て食べる食事ということではここの食堂はいいように思います。私のように結構頻繁に訪れても飽きないほどの種類もありますので、東海道を往復する中で立ち寄るのは無駄ではないと私は思います。

 それにしても、150円でおでん食べ放題というのは、普通に考えてもかなり無理をしたサービスであると私でも思うのに、いくら食堂側と話が付いているといっても、テレビ番組で報道すべきだったのか、その影響についてもう少しテレビ局の方々に考えていただいた方が良かったのではないかと思うのです。この話が広まってしまった結果、恐らく今でもおでんを求めて多くの観光客が押し寄せ、その都様店側が釈明に追われるようなことになっていたのではないかという事は、出されていた張り紙を見ただけでも十分想像できました。先述のように上りと下りのサービスエリアの情報がネット上で錯綜しているので、上りのサービスエリアにも問い合わせがあったでしょうし、これからもあるかも知れません。今の世の中はテレビで放送されたことがインターネットによって拡散し、思っても見なかった影響が起こることもあります。ブログで情報発信をする私のような立場であってもこうした騒動の原因を作ってしまうこともあるわけで、改めて正確な情報発信するだけでなく、ブログで書いたらまずそうな事も十分に吟味してから書くように気を付けたいと思っています。ただ、最新の情報については現地側の都合でサービスが終了したり方向転換されてしまい、書いた当時は問題がない事でも時間の経過とともに問題が出てくる事もあるかと思いますので、私のページから情報を入手された場合は、内容が書かれた日付にもご注意下さい。そして、もし内容が現状と違っていたり、問題がありそうな部分がありましたらどうかご連絡下さい。

2013年9月29日 (日)

Panasonic ETC車載器 CY-ET909KDZ

 先日、御殿場へ行くために東名高速を使ったのですが、入場ゲートは無事に通ることができたものの、本線上にあるカード挿入確認のセンサーのあるところを通ったら何やら怪しげなエラー音がしました。そのままで大丈夫かなと思って出口のゲートに入ったら、案の定ゲートが開かず、ETCの故障を悟ったのでした。

 それまで使っていたのは一体型というもので、カードリーダーとアンテナとスピーカーが全て本体に付いているものでした。ダッシュボードの上に貼り付けて問題なく動作していたのですが、だめになってしまったので今回はアンテナとスピーカーが分離しているものの中から選ぶこととしました。

 カー用品店で購入すると、店内にあるものの中から選ぶことなってしまいますが、今回は通販で安く分離式の売れすじであるPanasonicのCY-ET909KDZを購入しました。購入のポイントは通行料金の告知やカードエラー警告、カードの未挿入警告、抜き忘れ警告、カードの有効期限通知までしてくれるという事が決め手になりました。Panasonicではもう少し販売価格の安いCY-ET912KDというアンテナ・スピーカー分離型の製品もありますが、カードの未挿入や違うカードを入れた場合のエラー警告しか出ません。個人的な使い勝手としては、やはり料金を教えてくれる機能は必要だと感じます。というのも、以前まで使っていたものも料金を音声で教えてくれるものでした。高速利用時ゲートに必ず料金が出る所だけを通るなら問題ないのですが、例えば首都高速を通るような場合、料金はETCからの通知でないとわからない場所を通った経験があります。その際にはたまたま友人を乗せていて、その際静岡から東京へ向かった交通費をきっちり半分にしたので、この機能のおかげできっちりと割り勘にすることができました。

 ETC車載器は車を乗り換える場合でも取りはずして付け直しすることができますし、何よりも車での旅行で使えば週末の通行料金が半額になるので、そのままETCが使えない状態でいるよりも結局は旅行経費の節約になります。今使っているETCの動作に不安がある方は、自分で安く通販を使うこともいいかも知れません。通販業者によってはセットアップをした状態で販売してくれるところもあります。私の場合はいつもお世話になっている業者さんにそういうものもあるという事を話したところ、そこまでしてくれるならこちらの方は取り付け作業だけすればいいので(セットアップを自前でできない場合はできる所にやってもらうために意外と手間がかかるそう)、むしろセットアップされた状態のものを持ち込んでくれた方が有難いということでした。

 とりあえずこれで、秋の行楽シーズンに出掛けるめどが付きました。あとはこれからの天候が穏やかになってくれれば言うことありませんね。すでにETCが付いている方でも、私のようにいざ使おうと思ったらうまく動作しないなんてことがあると大変なので、正常に動くかどうかぐらいはチェックしておくことをおすすめいたします。

2013年9月28日 (土)

恐れを知る人と知らない人

 未成年の人が運転する自動車が危険な運転をすることが社会的な問題になっているようで、この文章を書いているちょっと前にも朝からドリフト走行をしていた車が小学生の列に突っ込んだ事故がニュースになっています。ただ、その事故の場合、乗っていた車がマニュアルの日産フェアレディZで、しかもドリフト走行ができるように様々な改造をしていたのではないかという話もあり、さすがにこんな車を日常的に乗り回すような環境にある人は少なく、極めて稀な環境の中乗っていた車に突っ込まれたわけで、被害に遭われた方には本当に同情を禁じえません。さすがにそこまでのことは私の近所ではありませんが、それほどお金もかからずに維持費も安い原付のバイクで街中を乗り回すような手合いは私の近所でも見掛けます。この間はどう見ても50ccのバイクに3人乗りでノーヘルという人たちに夜遭遇しましたが(^^;)、実はこのようなとんでもないと誰もが思う人でなくても、ついつい暴走しかけてしまう恐ろしさが原付バイクにはあるように思います。

 先日、原付バイクに乗って移動中、後ろからすごい勢いで私のバイクを追い抜いて行った同じ原付バイクがありました。後ろ姿を見ただけですが、バイクを降りたらとても無茶な走行など思想も無さそうな女子学生風の方が運転する50ccのバイクで、私を追い抜いた後、3車線ある交差点から右折レーンに入り、そのまま曲がっていってしまいました。

 他に原付に乗っていてよく見るのが、ハイヒールやサンダルを履いたまま運転していたり、タンクトップやホットパンツなどの夏仕様の服装でかなり無茶な運転を(こちらから見ての印象ではありますが)している方をよく見掛けます。

 私自身はそういった感じで原付に乗ると、警察よりも自分の身体がどうなってしまうか恐ろしいという事で、少なくとも靴に靴下をはき、長いズボンと長袖のシャツに手袋をして、さらにフルフェイスのヘルメットをかぶって制限速度を守るようにしていますが、それでもどこか足りないらしく、前々回の免許更新後に歩行者の通行妨害で交通違反切符を切られてしまい、今でも免許の色はブルーのままです。何とか次の免許更新までは違反切符を切られないようにしたいと思っているのですが、それでも人に怪我をさせていないのは幸いだと思います。

 原付の乗車時の服装やスピードに必要以上に気を付けているのは、実は私には運転ミスによる転倒や縁石への体の接触の記憶があるからです。雨の日にマンホールのところで滑って転倒した時は着ていた合羽がぼろぼろになっただけでなく、しばらく打ち付けた左肩が上がらないほどでしたし、また20キロ程度で走行している状態で足を投げ出した状態で縁石足が当たってしまった時は、病院に行くほどではありませんでしたが、結構長くダメージを受けました。私の場合は2つの場合のどちらも、できるだけ体を露出していなかったのが幸いして、打撲だけで済みました。もしタンクトップに短パンサンダルという状態で転倒や接触をしたら、さらに大きい怪我をしてしまったでしょう。

 こんなことを書いても軽装でスピードを出す人が絶えないのは、私のような事例は単に野暮ったいだけで、自分は決してそうはならないと思っているからでしょう。しかし、今の原付はほとんどがアクセルを回すだけで走り、その動力は右手の動きによってコントロールされているので、何かの拍子で服や何かが右手に引っかかってしまい、急にアクセルが開いたまま発進してしまう事は有り得ます。バイクに限らす、自分では十分気を付けていても巻き込まれる事故だってありますからこれだけ保険が発達しているという事もあります。本当は免許を取る際にこうした基本的な事は学習しているはずなのですが、免許を取ったとたんにそうした情報はどこかに飛んでいってしまっているというのが現実なのかも知れません。

 しかし、私のように痛い思いをして初めてわかるようなつもりでいると、その痛い目に遭う事故で命も危ういほどの大怪我をしてしまっては後悔してもしきれない事になってしまうでしょう。できるなら、そうした恐怖の体験を自分の経験に重ね合わせて、できる限り深刻な事故につながらないような方向性を目指していくのがいいでしょう。

 これから日中の暑さもやわらき、ツーリングでちよっと遠出しようと思われる方も多いと思いますが、ネットなどで検索すれば原付に乗って恐ろしい体験をした話というのは多く見付かると思います。そうした体験を自分の頭の中で整理しつつ、無事に行って帰って来られるように十分準備されることをおすすめします。

2013年9月27日 (金)

「BIC SIM」ミニマムスタートプランと「OCNモバイルONE」1日30Mコースは最強の2トップ

 昨日の今日でまたMVNO業者によるドコモSIMカードを使っている人向けのニュースが入ってきました。NTT関連のOCNが出している「OCNモバイルONE」のプランの中で、「2GB/月コース」の月額料金が現在月1,780円ですが、2013年10月1日から月1,580円に値下げされるとのこと。これは、一昨日のIIJmioの発表に追随する形で2GBのデータ通信中最安値を目指したものと思われます。また、SIM3枚コースのパッケージの発売を開始し、このパッケージには最初からmicroSIM3枚が入った形で売られるようです。プランも従来の2GBコース(10月1日より月2,525円に値下げ)に加えて、1日60MBコース(月2,425円)が新設されるとのこと。

 私の場合、3枚まとめて契約するならどうしても1枚は標準SIMを使いたいので、魅力的とは思いつつも3枚コースは見送りますが、このようにすぐに追随して魅力的なコースを出してくるOCNはやはりIIJmioと並んで勢いがあり、今後にも期待できると思い、OCNの標準SIMパッケージを申し込むことにしました。

 この決断によりmicroSIMで契約しているBIC SIM(ミニマムスタートプラン945円で契約)は解約しないで残す方向で、標準SIMのOCNモバイルONEとの2枚持ちで使っていこうと思っています。契約タイプは1日30MBまで高速通信可能な月980円のプランの予定で、2枚の合計で月1,925円となります。

 現状ではBIC SIMの方はスマートフォンに入れていて、月500MBある高速クーポンは何かないとほとんど使わない状態になっているので、繰り越し分を含めて、利用できる高速クーポンが1GBの状態を保っています。スマートフォンでちょっとウェブを見たりメールをしたりするだけならそれで十分だからです。ただ、今使っているスマートフォンではテザリング機能が使えないようになっていて、スマートフォンが防水になっている関係上いちいちSIMカードをルーターに入れ替えるのがかなり面倒です。そこで、もう一枚のSIMカードをテザリングのできるタブレットに入れているのですが、この中に1日30MBまで高速通信のできるOCNのSIMカードを入れて替えて運用する予定です。

 そうすると、とりあえず高速での通信が必要な場合にOCNのデータ通信を使うことになります。Wi-Fiしか使えない手持ちのdtabやNexus7はほとんどこのタブレットで使うことになりますが、状況によってはBIC SIMの入ったスマートフォンで使うこともああるかも知れません。というのも、IIJmioの高速クーポンを使っている分には、クーポンを使い切るまで速度規制のための容量をカウントしないらしいので、いざという時のために取っておきたいのです。これで、敢えてBIC SIMのクーポンを使わなくても日常的に高速通信によるネット接続ができるようになります。

 また、OCNの1日30MBプランにはBIC SIMにはない大きな特徴があります。高速の30MBを使い切ってしまったとしても、スピードが200kbps程度に抑えられるのみらしいということです。これを書いている2013年9月現在、同じOCNでも定量のプランの場合には、連続する3日で366MBを超えると規制によって100kbps以下くらいまで速度が落ちてしまうらしいのですが、そのようなスピード低下があるというようなアナウンスは1日30MBコースには出されていません。

 ということは、旅先でスマートフォンをネットに繋いでラジオ放送をラジコを聞いていて、つい寝入ってしまうことが続いたとしても(長時間データを流し続けることになるのでかなり大きなデータがダウンロードされることになってしまいます)、旅行中に接続スピードを制限されることもなく使い続けられるということです。これは少なくともBIC SIMにはできない芸当ですので、車中泊の車内でラジオを聞こうと思って思いの外電波状況が悪いような場合でもインターネット経由でいつでもラジコやNHKのらじる・らじるを聞けるようになるということです。

 また、旅先でどうしてもパソコンの大きなアップデータをダウンロードしなければらななくなった場合には、最大1GBまで(高速クーポンを繰り越した場合)の高速ダウンロードがBIC SIMの方でできるということになるので、私の場合SIMカードをスマートフォンから無線ルータの方に差し替えて使うパターンも出てくるかと思います。となると、OCNモバイルONEの売りであるプランの見直しを行なわなくても月額料金最安のプランを維持したまま使えるというわけです。しかも、BIC SIMには通常契約すれば月額380円かかるWi2の使用権がもれなく付いているわけですから実質的な月額料金は565円と言えるかも知れません。以下はありえない計算ですが(^^;)、Wi2のサービスを十分使っていると仮定すると、実質的な2枚のSIMカードによる通信の価値というのは、980+565円で1,545円とだいたいOCNモバイルONEの2GBコースの料金に近づきます。1日30MB高速通信をまるまる使い切れば月にすると約900MBが使用可能になるのでその分も加えるとデータ通信量についても結構使いでがあります。定額2GBというのも使い切れない人がいることを考えると、SIMが2枚になり、クーポンが使えるものと使えないもの両方の高速通信分を使い分けられるというのは、個人で使うならSIMカード3枚コースを契約するよりも私には魅力的でした。

 とりあえずOCNの方はシステムアップデートをしていないためテザリング可能なドコモの初代Galaxy Tabに入れ(これに入れて使うために標準SIMでないとだめなのです(^^;))、日常生活だけでなく旅行にも活用していきたいと思っています。Wi-FiのみのiPadやNexus7を持っている場合、OCNはSIMフリーの無線ルータとのセット販売も行なっているようですので、私のようなデータ専用スマートフォンとは別に無線ルータに入れて2枚体制にするパターンもありかと思います。これでほとんどのことがまかなえてしまうなら、来年に解約可能なWimaxをとりあえず解約し、モバイル通信の主役をこの2枚のSIMカードだけでまかなってしまえるのかどうか試してみたいとすら今思っています。

2013年9月26日 (木)

IIJmioがSMSオプション付きSIMカードを発表したタイミング

 私が契約しているBIC SIMのデータ通信サービスを提供しているIIJmioから昨日メールがやってきて、今までは限られたMVNO事業者しか提供していなかったSMSオプションを2013年10月から開始するというアナウンスがありました。

 以前もここで紹介した通り、端末でショートメールの送受信ができるだけでなく、一部のスマートフォンで起こっていたセルスタンバイ問題を回避する方法としてSMSオプションに期待している人も多く、安定して200kbpsのスピードが出るIIJmioで実現するということで具体的に今までの契約を整理しようと思っている人もいるでしょう。

 正式に発表されたのが9月25日というのは、実に戦略的で露骨な同業他社つぶしであると思われます。というのも、すでにSMSオプションのサービスを行なっているDTIのServersMan LTE 100の当月中の解約期限が毎月25日で、すでにSMSオプションを付けているDTIのユーザーがこのニュースを聞いてServersMan LTE 100を解約すれば、多少はタイムラグが出ますが、晴れてIIJmioのSIMにSMSオプションを付けて10月から利用することができるという寸法です。

 毎月の料金についてはServersMan LTE 100の方が月490円と安いものの、肝心のスピードが100kbpsを割ることが普通だという状況もあって、もしIIJmioにSMSオプションが付けばすぐに乗り換えようと考えていた方は多かったと思われます。実際どの程度移動があるのかわかりませんが、昨日中に解約手続きをされた方はかなりの数になったのではないかと思われます。

 かくいう私もいい機会なので、DTIの契約を解除することにしました。幸いなことに今使っているどの端末でもセルスタンバイ問題は出ていないので、急いでSMSオプションの付いたSIMカードに変えようとは思っていませんが、今のところ高速オプションを使わなくてもほとんど問題はないということと、できれば複数の端末にSIMカードを入れて同時に使いたいということもあり、もう一つのBIC SIMも解約して代わりに同じIIJmio系のエキサイトBBのSIM3枚プランを契約し(3Gで良ければ3枚で月1,155円、LTEの最安3枚プランは月2,100円)、別に公衆無線LANのWi2を契約するという手もあるかなと思ったりしました。将来的にSMSオプションを付けたい場合は3枚のうち1枚をSIMカード交換手数料の2,100円を払って交換するという方法もありますが、3枚セットのサービス自体に他社から新たなものが出てくればそれを機に解約して改めて契約しなおすほうがいいようになるかも知れません。そうした考えとは別に、SMSオプションと同時に発表された本家のカード3枚プランの値下げが発表されましたので、単にプラン変更をして月2GBまで使えることを生かして常時高速通信を楽しむという方法もあります。はたまた、BIC SIMはそのまま残し、これにもう1枚、OCNのモバイルONEのSIMを増やすことで、手数料無料で毎月プランを変更できるメリットを受けながら使い分けるとか、いろいろ考えるところはあります。

 どちらにしても、自由に解約することができるサービスというのはこういった変化があった時にすぐにサービスを乗り換えられるというのがあるので、こんなに頻繁に契約することができるわけです。最近ではSIMカードの契約でも1年とか2年という縛りを付けているところがありますので、新たに加入する際には自分が長い期間使い続けられるかということも考える必要があります。契約と解約を繰り返すたびに登録手数料がかかるのは仕方ないですが、今後いろんなサービスが発表されるたびに今まで書いたことがひっくり返る可能性もあります。今回のIIJmioの発表を受けて、さらなる興味深いプランが同業他社から出てくることも期待したいですね。

2013年9月25日 (水)

携帯電話の機種変更をしないで本体だけでなくオプションも揃えるには

 世の中にはスマートフォンなど全く使う必要がなく、極端な事を言えば電話さえ普通にできればいいという人が結構います。この連休前にそうした人から相談を受けた際(キャリアはNTTdocomo)、かなり古くなって新しい携帯電話に変えたいという話が最初にありました。

 よくよく聞いてみると、今使っている携帯電話は0円で入手したものだそうで、今もそのつもりでショップに行くと、かなりのギャップにびっくりすることでしょう。その方はずっとドコモを使っているので、2年の縛りは苦にならないと思いますが、下手をするとスマートフォンを勧められる可能性すらあります。機種としては文字が大きなものということで「らくらくホン」が第一候補ですが、ドコモのオンラインショップで調べると最新機種のらくらくホンベーシックで実質負担金(月々サポートを除いた額)が2万円強で、グレードが高い方のらくらくホンは同金額が4万円弱と決して安くはありません。

 というわけで、白ロムで安いものを探すことにしたのですが、店頭で見付けたのが二種類のらくらくホンでした。安いものは2千円くらいからあったのですが、気になったのが現行モデルの前のモデルである「らくらくホンベーシックF-07A」でした。値段は程度が少々悪いせいもありましたが6~7000円くらいでありました。とにかく安くということでは2千円のもので決定なのですが、発売時期の違いでオプション品の入手が可能かどうかというのがポイントでした。F-07Aの方が発売時期の関係からまだアフターサービスやオプション品の入手がオンラインショップやドコモショップから取り寄せができ、しかもドコモのポイントで購入することも可能でした。その方はずっと機種変更を行なっていなかったようなので、その方のパソコンを使ってドコモIDを取得し、先に端末の確保をしてからドコモオンラインショップにアクセスし、卓上ホルダおよび予備電池を無料で注文することができたのでした。

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 購入したらくらくホンF-07Aを卓上ホルダに乗せるとこんな感じですが、片手にすっぽりおさまるくらいコンパクトで、防水はありませんが基本性能は十分で、歩数計や拡大鏡(カメラを向けると対象物を拡大してくれるので、ルーペの代わりになる)なども付いていて、かなり便利に使えそうな端末です。あと、エリアメールにも対応しているそうなので、緊急地震速報も受信できるということで、落下や水没など致命的な事がなければ、これからしばらくはこの携帯電話で十分ではないかと思います。今回は相談された方にも納得していただいたので良かったですが、すぐ使う状況でなくても今使っているガラケーがすでにアフターサービス期間が終了し、オプション品の入手が難しくなっているようなら、オプション品を揃えられるくらいの時期に出た新しめのガラケー機種を白ロムで狙ってみるのも一興でしょう。安い値段で見付けたら、とりあえずオプション品と一緒に確保しておくのも悪くないと思います。

2013年9月24日 (火)

電子制御された「Ecoモード」は運転しやすい?

 先日、1200ccの平成24年登録のスズキ スイフトを運転させてもらう機会がありました。普段軽自動車を乗っている身からすると、かなり余裕がある感じで運転することができたのですが、車を市街地から国道のバイパスに進めたところ、ちょっとした違和感を持つことになりました。

 交通量が少なめの道で、流れに乗ろうとアクセルをふかしても思ったほど加速しないのに気付き、はたと思い出したのが走行中の運転モードが燃費重視の「Ecoモード」になっていたということでした。

 いくら新しい車だといっても、ハイブリッド車でなくガソリン車で燃費を向上させるためには何かカラクリが必要です。私が今乗っている軽自動車、スズキのkeiですが、この夏はエアコンを最大に回したまま日中の運転を行なっていたら、とうとう実燃費が10km/lを割ってしまいました。エアコンさえ付けなければ市街地走行でも12km/l以上は行くのに、こうした差を生み出すのが運転する環境や運転の仕方です。特に最近では燃費の数字自体が一人歩きしているような感じで、その数字を前面に押し出したテレビコマーシャルも普通にあるくらいです。そうした広告を見て購入した人が、実際にエアコンを全開にしたまま急発進・急加速を繰り返すような運転をすればかなりカタログに記載された数字とはかけ離れてしまうことでしょう。「Ecoモード」というのは、かなり乱暴な運転をしようと思っても車の中に組み込まれているコンピューターが電子制御をして燃費重視の走行をするためのモードであると私には思えました。もう少し言うと、エンジンの回転数をおさえることで、できるだけ燃費をカタログ値に近いものにするように調整されているということです。これを燃料節約のための嬉しい機能と取るか、軽やかに走ろうとしても加速しないストレスのたまる機能と取るかで、このモードの評価が変わってくるのも面白いですね。

 私が今の車の前に乗っていた一世代前のワゴンR(エネチャージが付く前のものです)には「Ecoモード」の設定はありませんでしたが、簡易燃費計が付いていました。アクセルを踏み込んで急加速するとその際の燃費は一桁に落ちるものの、下りの坂道を惰性で進む場合は表示上限の50km/lに達します。そうして逐一測定して平均の燃費を出す機能もあるのですが、この数値は結構正確で、ガソリンを入れて走行距離から計算する数値とほとんど同じでした。もちろん現行の車でもドライブモードを切り替えて使えばいいのですが、それだと高速道路が急に上り坂になった時など、その都度手動でモードを変更するようにしないと加速がゆるやかになりそうなので、ちょっとめんどくさいのではないかと思ったりします。個人的には簡易燃費計が付いていれば、燃費重視の場合はそれなりに走るなど、自分の中で燃費重視かパワー重視かということを決めて扱うことで十分だと思うのですが、そうなると自分が乗りたい車はどうしても新車より中古車の中から車を選ぶことになってしまいますね(^^;)。

2013年9月23日 (月)

スマートフォンを家電のリモコンにするシステム

 日本の家電メーカーが売り上げを伸ばす秘策として、最近特に家電製品とスマートフォンの連携を前面に押し出した製品がたくさん出てきています。基本的には冷蔵庫や掃除機など自体にインターネット接続機能が搭載されており、外からアプリなどを介してインターネット網に繋がったスマートフォンで家電を操作できるというものです。特にシャープのロボット掃除機COCOROBOの対応機種では、掃除機本体のリモートコントロールだけでなく、別売のコントローラーを使えば同メーカーのテレビやエアコンなども外出先から管理できるという優れものです。

 スマートフォン以前にもこうした技術というのはあって、私が使っていたのは携帯電話のメールを使ったハードディスクレコーダーのテレビ番組録画の仕組みでした。ただ、当時はスマートフォンのようなアプリなどはないので、決まった書式にのっとったメールを作り、ハードディスクレコーダーが設定したメールサーバー(無料メールアドレスを取得して設定する)にアクセスし、定期的にメールを受信することで予約録画の情報をハードディスクレコーダーが読み込み、外からでも録画予約ができるというしごく簡単なものでした。今では家電側も無線LANを使ってネットに常時接続できている状態なら、リアルタイムでいつでも自宅にいるような感じでスマートフォンから家電を操作できるようになっているので、相当進化している感じがありますね。

 このシステムの利点というのは、対応の家電を揃えるのに多少お金はかかるものの、家自体に特別な工事や施設を付ける必要がなく、インターネットが安定して使えれば一連のシステムは使用可能になります。もっとも、私の自宅ではとてもロボット掃除機では掃除できないくらい部屋の中がごちゃごちゃしていますので(^^;)家電コントロール化の第一段階で挫折せざるを得ないのですが。そういう問題もなくシステムを揃えられれば、車での旅行中でも常に自宅の家電を使えるようになれば、思い立った時にテレビ番組の録画とか、帰宅直前にエアコンのスイッチを入れるとか、逆に動作させたまま出掛けてしまった場合の運転停止の操作も手元のスマートフォンで行え、まるで昔の人が夢見たリモートコントロールできる住居というものが一部ではありますが実現できるような時代になっているということは言えると思います。

 ただこうした便利なシステムも、スマートフォンを使うということで、別の問題が起こることが考えられます。スマートフォンが故障すれば家電のリモコンが壊れたと同じ事なので、これら便利な使い方が全て使えなくなってしまいます。こうしたシステムを本格的に導入しようと思われる場合は、家族が持っているスマートフォン全てでコントロールできるようにしておくか、少なくとも一台はスペアを用意しておいた方がいいでしょう。スマートフォンが壊れてしまったり、つい先んじてOSのアップデートをしてしまい、アプリが使えなくなるようなトラブルがあった場合、今まで紹介してきた便利な機能が全て使えなくなってしまうということも十分あり得るわけですから、もうすでにスマートフォンでの家電コントロールの便利さにはまってしまっている方は、問題なくシステムが使えているうちに対策も考えておきましょう。

2013年9月22日 (日)

東日本大震災の被災施設撤去に思うこと

 今年(2013年)5月に岩手県から宮城県の海岸沿いを訪ね、それまではテレビでしか見ることができなかった被災地の様子を自分の目で見に行ってきました。その時私が感じたのは、瓦礫が撤去されて入るものの漁船が内陸部まで流されてきてしまった光景とか、被災し鉄骨だけが残った姿に、「テレビで見たものと同じだ」というものでした。

 その時に見た気仙沼市に打ち上げられた漁船はすでに解体作業が始まり、先日になって南三陸町にある防災庁舎の撤去も決まりました。テレビなどで繰り返し報道されたものであるだけに、東日本大震災の大きな被害状況を忘れないため、残してはどうかという意見もありましたが、地元の方々は撤去を望んだという結果となりました。

 被災地からの情報が時間の経過とともに少なくなってきている現状で、被災地以外の人間が勝手な事を言っていいのかとも思いますが、一つ言えることがあります。これを書いている数日前、東日本大震災が起きた日から2年半経過した時期においても、福島県いわき市で最大深度5強という地震が起こりました。気象庁の発表では東日本大震災の余震だと言います。あまり日々の話題にはなりませんが、これほど大きな地震ではなくても、最大震度3くらいの地震は関東地方から東北にかけて毎日のように起こっている事実も忘れてはいけないでしょう。つまり、原子力発電所の事故処理だけではなく、地震のエネルギー放出自体もまだ収束していない状況であり、一連の震災はまだ終わっていないと感じられる状況があるので、やはりモニュメント的に残るものがあると、何かのきっかけで良くない記憶を呼び起こしてしまう恐れがあることは確かでしょう。

 大きな災害や戦争による破壊された事実を忘れないために、後世に何を残していくかというのは将来に向けた課題であるとは言うものの、人為的に発生した戦争は一度終わってしまえば再び起こそうという人たちがいない限りはそこからの再建という風に考え方を改めることができますが、こういった天災の場合、いったいいつが終わりなのか地震の揺れに原子力発電所の問題が複雑にからまってくると、未だ再建の道すらはっきりしないというのが実情でしょう。そう考えるとまずは復興を成し遂げてから被災した当時の状況をどう伝えていくのか考えればいいのではないかと私は思います。

 これからの7年間、東京オリンピックで盛り上がることはいいと思いますが、少なくともオリンピック開催時には東北の被災地も軒並み復興しているという状況になっていくのなら、海外から訪れるオリンピック目当ての観光客のために改めてモニュメントを作るという議論が出てくると思いますし、復興がなった日本の姿を内外に示すということを印象付けられます。そういう意味では漠然と復興を目指すよりも、7年という期限が課せられたことをプラスに感じつつ、個人的にも東北地方の復興に力を貸すことができれば嬉しく思います。

2013年9月21日 (土)

iPhone騒動の意外な影響

 昨日は朝から全国一斉に新しいiPhoneが発売されるのに合わせて、東京のアップルストアなどからテレビのワイドショーのカメラが全国に中継をし、あのNHKですらも夜のニュースの準トップ扱いで報道していました(ニュースウォッチ9)。それだけ新しいiPhoneの携帯電話会社主要3社からの発売にはインパクトがあるということなのかも知れません。

 日本における全てのスマートフォンのうちでiPhoneが一番売れているという事に間違いはないのですが、端末自体の特徴についてはあまり語られないままマスコミはiPoneをプッシュしているようにも思えます。早い人では10日も前から並んでいるという人々の熱狂的な盛り上がりを前面に出すことでお祭り的な状況を伝えてはいるものの、なぜこれだけ人気があって売れるのかということや、今までスマートフォンを使っていない人にとってもすんなり使えるものなのかとかなど、特にスマートフォンを使っていない人にとってはなぜこれだけ盛り上がっているのかはテレビ報道だけではわかりにくいのではないでしょうか。とりあえず景気良く物が売れるということは明るいニュースなのかも知れませんが、決して安い買い物ではありませんので、購入をすでに決めている人以外は冷静にこうしたニュースを受け入れる方がいいだろうと私は思います。

 テレビのニュースで何だか盛り上がっているからいいものに違いないと思ってしまう人がもしいたとしたら、個人的にはこうした「現象」を報道するマスコミの報道するアナウンス効果の賜物ではないかと思われます。報道する側にそうした意図はなくても、結果的に消費行動を刺激する広告に近いものだと思うのですが、いったい広告費に換算するといくらぐらいになるのだろうとこちらは本当に下世話なことも考えてしまいますね(^^)。

 今後のドコモのスマートフォンについて展望すると、契約者の中でのiPhoneの契約比率が高くなればなるほど今まで使っていた端末が吐き出される形で増えると思われますので、私としてはこの騒ぎに便乗するような形ではありますが、中古市場の活発化に期待をしています。とりあえず、すでに発売されているドコモのスマートフォンのラインアップの中から自分が使いたいと思う機能を持つ機種をリストアップしてその相場を追いかけたり、ちょっと特殊な端末がこの騒動の影響で叩き売りのように安くなっていたら、そういうのも狙って入手し、ここで順次紹介していければいいなと漠然と考えています。そうなるとSIMカードを入れて使える端末がますます増えてしまうわけで(^^;)、ハードの導入状況によってはSIM3枚契約も視野に入れておかないといけないかなとも思ったり。今使っているサービス自体に不満はないのですが、こういう状況もiPhoneが3社から出たためだとも言えるわけで、そういう意味では全くiPhoneを使わない人間でも何らかの影響があるということで、さすがiPhoneというのが今回の結論です(^^)。

2013年9月20日 (金)

3ドア車にも良さはある

 最近の車ではほとんどお目にかかることがないような気がしますが、私が今使っているSUZUKI Keiは5ナンバーの乗用車ですが3ドアの設定になっています。これは、常に後部座席に人を乗せるような使い方をする場合めんどくさくて仕方がないでしょう。

 しかし、実のところ以前乗っていたワゴンRでもほとんど後ろに人を乗せるような使い方をしていませんでした。最新型のワゴンRでもそうなのですが、後部座席のスペースを広げると、かなりゆったりとした空間を作ることができます。そうした空間の作り方によって普通自動車の小型車と遜色ない使い勝手を実現しているのですが、その分収納スペースは減ってしまいます。私は車中泊用兼防災用ということでかなりの荷物を車に入れたいと思っていましたので、軽の5ドア車に乗っている時でも後部座席を一番前に出して荷室を広げ、それでも後部ドアから人が入って座れるようにはしておいたものの、結局のところ後部座席はほとんど有効に使っていませんでした。

 翻って私が乗っている3ドアのKeiについて見てみると、私の使い方では後部座席に人が乗るということはほとんどないこともあって、むしろ3ドアの方が便利なところもあるのではないかと考えるようになりました。一応は後部座席には荷物を置かずに人が乗れるようにしてはありますが、以前のエントリーで紹介したことがありましたが、雨の時など隣に人を乗せている場合は傘の置き場所を運転席の後ろに設定し、傘からの水を受けるような形で車に常備している風呂桶を床下に固定するように置くようにしています。そうしておけば車の中の濡れを最小限に抑えることができるので、このパターンは気に入っています。

 もしこれが5ドアの場合、ちょうど傘を置いてあるところの後部ドアを開けてしまうと傘が倒れたり、外に出てしまったりします。人の乗り降りが前提なら最初から後部座席に傘を置くこともないのですが、3ドア車の場合運転席側から後部座席への出入りというのは、特に運転席が塞がっている場合は無理ですので、もし後部座席に人を乗せることがあってもせいぜい1人と決めてしまえば、傘の位置は運転席後ろに決定することができます。実はこうした乗車ドアを助手席側のみにコントロールできるというのも実は3ドアの特徴であるのです。後部座席にお年寄りやお子さんを乗せていて車から降りる場合、5ドアの場合乗っている人が自分で簡単にドアを開けて外に出ることができてしまうので、周囲の安全を確認しないでドアを開けてしまって事故に巻き込まれたり、隣の車に思い切りドアをぶつけてしまったり自転車やバイクと接触するなどの加害事故を引き起こす元となります。こうした事故を抑制するために中からドアを開けることができないチャイルドロックという機能がありますが、常にチャイルドロックを使うのは不便なこともありますし、そうして機能を外したところに事故というものが起こりやすいという側面もあります。3ドア車は確かに乗り降りがめんどくさいですが、少なくとも安全に車から降りることができるように気を使ってあげることができるいい面もあるわけです。

 また、車中泊環境を作るためシートアレンジをする時にも、3ドア車なら間違って後部座席を開けてしまい無理に詰め込んだ荷物が飛び出してしまうような事にはなりません。私の車の使い方が特殊なのかも知れませんが、一人かせいぜい二人で利用するのが主でしたら、3ドアの車でもそれほど不便は感じないでしょう。時代の流れということで3ドアの車は絶滅危惧種のような感じで見ることはありませんが、中古車の場合購入価格では3ドアの方が安くなる傾向にありますので、そういった観点からも車を見ていくことで安くて満足できる車が見付かるかも知れません。

2013年9月19日 (木)

リニューアルされた東名日本平上りPAと注目したいプラモデルコーナー

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 2013年8月に東名高速道路を使って御殿場まで行った際、朝食でも食べられないかと上りの日本平PAへ立ち寄ったのですが、その際、建物のリニューアルをしていて利用することができませんでした。それが、9月に入ってリニューアルオープンしたという話を聞きつけて、どんな感じにリニューアルされているのか確かめに行ってきました。

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 以前の上りPAは一階部分に食券利用の食堂になっていて、二階にレストランが入っていたのですが、リニューアルにともない二階のレストランは営業をやめ、写真のように二階に上がる階段は雑誌などのカウンターになっていてブロックされています。食堂は従来とそれほど変わらないものの、ドリンクバーが利用できるようになっています(24時間営業)。

 個人的にここのパーキングエリアの最大の特徴は、静岡市の地場産品であるプラモデルのメーカーの中でも異彩を放つ青島文化教材社(メーカーとしての名称は「アオシマ」)のプラモデルの数々がデイスプレイされ売られていることです。ここでその一部を紹介しましょう。

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 「アオシマ」と言えばデコトラ(電飾や派手なペイントでデコレーションされたトラック)ということで、完成品がショーケースの中に展示されていますが、アオシマの真髄はこんなものではありません(^^)。

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 プラモデルが完成した姿を愛でて楽しむものだとすれば、このプラモデルを愛でる人というのは一体どれくらいいるのかと思える団地のプラモデルです。パッケージの説明によると衛星放送用のパラボラアンテナが20個付くそうです。

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 次に、静岡らしいと言えなくもないですが、冷凍マグロもついた特殊荷役シリーズのフォークリフトのプラモデルです。

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 最後に、こちらでもちらほら道を走っていて見掛けることがある「痛車シリーズ」(同社が商標登録している名称とのこと)のプラモデルです。こうしてみるとかなり出している種類に幅があるような印象ですが、この懐の広さが木製の飛行機模型から始まった静岡での模型メーカーの元祖である青島文化教材社の特徴でもあると言えます。

 すでに新東名の静岡サービスエリアには同じ模型メーカーのタミヤが出店し、プラモデルだけでなくTシャツやタンブラーなども販売していて、特にタミヤのTシャツが人気商品になっているようです。今回紹介した青島文化教材社のブースは無人で一連の商品が置いてあるだけのコーナーですが、静岡のプラモデルは決してタミヤだけではない事を知ってもらうためにはいいスペースなのではないかと思います。今回紹介した商品はあくまで2013年9月現在のもので、今後パーキングエリアの営業方針によって変わってしまったりブース自体がなくなってしまうかも知れませんが、個人的にはこのブースは地元静岡のプラモデル文化を紹介していくブースとして続けていってほしいと思っています。

2013年9月18日 (水)

白ロム流通もコントロールされたドコモのiPhoneがもたらすものは?

 私を含め格安のSIMカードを使ってスマートフォンでの通信を楽しんでいる方にとっては、ドコモがiPhoneを出すというニュースはかなり期待を抱かせるものであったに違いありません。MVNO業者の中にもiPhoneに対応するnanoSIMを用意しているところもありましたので、例えば3枚セットで使える契約のうち1枚をnanoSIMで持っておけば、自分で契約したり中古ショップの白ロムで新しいiPhoneを入手すれば、かなり安い金額でiPhoneが使えるという展開を願っていた方は多かったはずです。

 ただ、ドコモがアップルと手を組んだ背景を考えてみると、中味(通信SIM)を捨てて外側だけ取るというような使い方を当面は許すはずはないという事は想像できました。案の定、ドコモはiPhone専用プランを用意し、データ通信はSPモードのみで可能になり、同じドコモでもデータ専用プランでは契約ができなくなっています。さらにSIMロックも解除しない方針でドコモとデータ通信契約をしたユーザー以外にはiPhoneを使わせないという強いメッセージが感じられます。ということは、今のところMVNOが提供する格安のSIMカードを入れてもデータ通信ができないので、MVNOでiPhoneを使いたいという場合は、今まで通り海外から取り寄せたSIMフリーのiPhoneを使うしか方法がないということにこれを書いている現在は残念ながらなってしまっているということです。

 この事自体については仕方がないかなと私は思いますが、ドコモが公式に提供するSIMカードしか使えないというかなり制限のあるiPhoneは、もし中古ショップに並んだ場合、いったいいくらの値が付くのかという事が気になります。もし何らかの方法によってSIMロックの解除ができたり、少なくともMVNOが提供するnanoSIMを使ってSPモード以外でのアクセスポイントからデータ通信が可能になれば従来のスマートフォンの新機種並みの値段になると思います。しかし単なる既存iPhoneユーザーの予備あるいは修理不能の場合の代替機としてしか使えない場合は、そう高くもならないでしょうし、かといってあまり安く売ることもできないと思いますので、お店の方も扱いに困るでしょう。2年間継続して使う場合は安く手に入るのですが、中途解約した場合は、その定価が9万円台に設定されているモデルが多いので、違約金と残債支払いの関係で果たしてすぐに市場に出てくるかという問題もありますが、もしかしたらそれがドコモの狙いかも知れず、できるだけメーカーとドコモの間でiPhoneを扱って、何の利益も両者にもたらさない、中古の白ロムを売買されるようなことを避けたいのかもと思えます。

 今までも、そしてこれからもずっとスマートフォンは携帯電話会社が提供するデータ通信プランでお世話になるという方についてはiPhoneへの機種変更は問題ないと思いますが、単体でのワンセグが使えず、おサイフケータイも使えない事は覚悟しなければなりません。できるだけ安いデータ通信料金でiPhoneを使いたいと思われる方は、とりあえず今は買い時ではありません。海外製のSIMフリー化されたスマートフォンやタブレット端末が以前から比べると増えてきているという現状を見ると時代に逆行するような方法ではあるものの、それでも購入する人はかなりの数になるでしょうから、その後の展開を待つのが得策だと思います。ドコモがMVNOでも使えるiPhoneを出してくるのが先か、MVNO業者の方でソフトバンクやauのiPhoneで使える格安SIMが出てくるのが早いか、これはこれで興味が出てきます。もし後者の方が早く実現されたとしたら、iPhoneについては他社の方が中古の数はとんでもなく多いので、あわててドコモが仕様変更をしても、その時にはごっそりMVNOのユーザーはドコモ網から他社へ移ってしまうという可能性も出てきます。個人的にもドコモの格安SIM3枚を使うより、ドコモ、au、ソフトバンクの3枚のデータ通信が揃うなら、使い分けでかなり使用できないエリアを減らせると思うので、今使っているSIMカードから乗り換える価値はあると思っています。そういう意味で、今回のドコモの戦略を受けた他社の反撃をまずは楽しみに待ちたいと思います。

2013年9月17日 (火)

車で遭難しないためには

 2013年の台風18号は豊橋周辺に上陸し、ほぼ私のいる静岡県を直撃することになってしまいました。上陸してからはものすごい雨と風でしたが、連休に入った前日と前々日はほとんど台風による影響は受けませんでした。

 しかし、9月14日から始まった三連休は全く出掛ける気にはなりませんでした。ある場所では全く雨が降らなくても、そこからほんの少し離れた場所ではゲリラ豪雨や突風被害が出るということは普通にありそうですし、無事に目的地まで到着したとしても帰りに台風の直撃を受ける可能性は大だったので、どこにも出ないで自宅を守るために警戒を行なうのが最良と判断しました。

 もしものための準備として、一応非常食やラジオやライト、そしてクーラーボックスを空にして用意し停電に備えていました。多くの自然災害の中では、台風がかろうじてその動きを確認しながら備えることができるため、いざという時には用意したものを背負って避難することも考えていましたが、幸いそこまでの被害は出ませんでした。周辺が大きな被害を受けていたり、避難勧告を受けている方々については、警報が解除され危険がなくなるまではうかつに動かない方がいいでしょう。

 こういう天候が予想される場合には、必ずと言っていいほど公共交通機関はストップし、高速道路も一部区間が通行止めになるなどします。テレビで情報番組を見ていたら、新宿駅からのレポートで、その日東京ディズニーランドへ行く予定の人が新宿で立ち往生して困っているという報告がありました。さすがにこれは、この時期の台風を舐めた行動と呼ばれても仕方ないでしょう。多くの人は台風情報によって一番台風が接近する日であることが予想されたわけですから、たとえパックツアーや宿泊施設の予約をしていたとしても、どうしても現地に行かなければならない理由がなければ出掛けなかった方が駅で立ち往生して大変な思いをすることもなかったのではないかと思われます。

 それでも、公共交通機関を使って移動する場合は、時間雨量や風速の基準を超えた場合は安全に運行することを優先するので自分たちの生命が危険にさらされることはほぼないと思われますが、車で無理に移動しようとした場合、それこそ命の危険に繋がります。昨日のニュースで知ったのですが、名古屋から台風が上陸しようとしている状況で前の日から大阪のUSJへ向かおうとした親子が、三重県まで来て冠水して身動きが取れなくなった車から降りて逃げようとした(?)ところ流されてしまったのか(乗っていた無人の車の中に雨水が入ったような痕跡があったとのことですが、何とか無事でおられることをお祈りしております)行方不明という状況になっているようです。高速道路で言えば新名神と名阪国道が並行して走るところで、今回の台風では相当雨がひどかったので、どちらの道路もしばらく通行止めになっていました。私も関西に行く場合にはよく使う道なのですが、幹線道路が通行止めになっている時点で旅行を中止することも考えて安全な場所で台風をやりすごすべきだったと思います。車で移動する場合はとにかく前に進みたくなることはわかりますが、カーナビが一般化したがゆえに、幹線道路からわき道に入り、とにかく関西方面に抜けられる道はないかとナビを過信して遭難現場まで進んでしまったという可能性も考えられます。

 かくいう私も、まだカーナビが一般化する前、今回以上にひどい台風が上陸した際にどうしても東京へ行く用事があり、夕方に車で出発したことがありました。その時はまだ新東名はなかったので当然のごとく東名の清水~富士間が通行止めとなり国道1号を走りながら東京方面に向かったところ、箱根峠が通行止めになっていました。そこでどうしたかというと、完全に止まった道路で他の車とともにエンジンを止めて延々と待ち続け、ポータブルラジオから箱根新道が開通したとの情報を得て何とか深夜に峠を越えましたが、目的地に着くまでには都合12時間もかかってしまいました。おかげで東京で用意していたホテル代が無駄になってしまいましたが、これはもう仕方のないことでした。もし当時、今程度に使えるカーナビがあったとしても、私はカーナビを頼るよりも渋滞の中、多くの車と一緒に道路の開通を待つ方を選んだと思います。

 やみくもに走り回って人家のないところで立ち往生してしまった場合、自力で何とかしなければならなくなりますが、自分一人でできる事というのは限られています。特に公共交通機関や幹線道路が止まるような自然災害にぶつかった中で孤立してしまったら、場合によっては生命の危険も考えなければなりません。そもそも旅行に出発しないことを含めて、危険の匂いを感じたら同じ境遇の車が集まっているところでじっとしているというのがまずは大事なのではないでしょうか。

2013年9月16日 (月)

個人的なコードレス電話の選択基準

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 以前のエントリーで書いた通り、自宅の固定電話を新しくすることにしました。今回購入したのはシャープのデジタルコードレス電話機JD-G30CL(子機1台タイプ)で、価格が4千円台と、かなり安かったのが購入の目安となったのですが、親機に登録できる電話帳の件数が10件しかない(子機には100件登録できますが)とか、留守番電話に用件が録音されても携帯電話などに用件録音があったことを転送通知する機能がない(外からリモートコントロールで留守番メッセージを確認することはできます)など、かなりスペックダウンされているという感じです。

 現状での固定電話の用途は自宅にいる場合の宅配便の受け取りのためぐらいにしか使わず、留守番電話に吹き込むよりも携帯電話の方に電話してくれる人がほとんどなので、このようなことになっているのかも知れませんが、もし旅行などでなかなか留守番電話を確認できない場合にはひんぱんに外から用件があるかどうか確かめるようにすればいいので、とりあえずこの電話機に変更したことには満足しています。

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 今回、コードレス電話機を購入にあたり、一番優先したのは子機用の充電池の入手のしやすさでした。同様に格安のコードレスではパナソニックのものも候補に上がありましたが、家電量販店で実機を見たところ、残念ながらパナソニックのものは従来よくあったコードで接続するタイプの充電池ではなく、互換性のある充電池もパナソニックの現行機で使えるものについては私の地元の電気店では見付けることができませんでした。その点シャープの子機で採用されている充電池は、写真のように従来のコードレスホンに採用されているタイプのもので、「M-003」互換のものなら取り替えての運用が可能です。私にとってはこの点が一番重要なポイントで、これで子機電話の電池切れを心配しなくてもいいと思うと、そちらの方のメリットが高いです。

 今まではPHS電話機を子機にしていて専用の子機を使っていなかったので、子機から留守番電話への設定・解除ができるのは結構便利です。今までは留守設定を切り替えるために階下にある親機の所まで行かなければならなかったので、普通にコードレスホンを使っている方からすると莫迦みたいに思われるかも知れませんが(^^;)、逆にPHS電話機を子機に登録すると子機自体を持ち出して外でも使えるようにして使うことも可能でしたし(残念ながら現在はこうした機能を持つ端末は少数となり、親機については新品での購入は全くできなくなっています)、PHS契約を解約した後でも膨大な数の電話帳を手のひらの中におさまる小さい端末で使えるメリットを手放すのは残念です。これからの事を考えると、固定電話自体のニーズが縮小していくことが予想されます。しかし私の場合、回線自体はまだ光でなくメタル回線で残しているため、全く電気が使えない状態でも親機だけなら発着信可能な固定電話は強制的にサービス終了にならない限り、使い続けていきたいと思っています。

2013年9月15日 (日)

安易に冠水した道路を歩くべからず

 ここのところ、ずいぶん秋らしい気候になってきたようにこちらでは思われます。しかし、これを書いている現在台風が日本列島に向かってきていまして、いつまた短い時間で大量の雨が降るゲリラ豪雨がやってくるかも知れません。そうした大雨による被害状況をテレビが映し出す中で、道路が冠水している中、結構安易にサンダル履きなどで道を通っている映像が見られます。特にテレビのキャスターはこうした行動について注意喚起を行なわないせいなのかも知れませんが、実は大変危険な行為であることをおそらく多くの方は知らないのではないでしょうか。

 特に都市の道路冠水の場合、下水が溢れてたまっていくという形で水かさが増していきます。下水というのはどういうものかを考えてみればおわかりかと思いますが、人間の体に害をなす細菌が多く含まれている可能性があります。また、相当の豪雨の場合水圧で勢いよくマンホールのフタが飛んでしまうような状況もないわけではありませんので、その点からも冠水した道に無警戒に入っていくのは危険な行為であることがわかるでしょう。

 テレビでよくあるパターンで、半ズボンでサンダル履きか靴を脱いで裸足のままこうした場所に入った場合、水の中に浸かったところにちょっとした傷があった場合、下手をしたらそこから細菌が侵入してくることになってしまいます。また、うっかりして手をつけてしまい、手を洗わないまま目をこすったりしたらと考えるだけで恐ろしいですね(^^;)。

 緊急避難の必要があるとか、生命の危険があってどうしても冠水した道路を歩かなければならない場合というのは確かにありますが、いったん水の来ない場所に逃げることができた場合は極力その場所に留まり、わざわざ自分の身を危険にさらして冠水した道路に突入しないことが大事です。特に旅行中にそうした難儀に巻き込まれてしまった場合、ついその状況を撮影したいと思って動くような方もいるかも知れません。そこまでしたい場合には、車の中に漁師さんが使うような腰まできっちり覆うことのできる長靴を履いて突入するのでなければやめた方がいいです。また、天候が回復しても冠水した状況が残っている場合、日常でない状況にはしゃいでしまう子どもがいます。そんな年代のお子さんをお持ちのご両親は、くれぐれも喜んで冠水した道路に子供さんが飛び込まないように気を配ることも大切なことです。

 最初にも書きましたが、なぜ日本のテレビ局は、今回私が指摘したような冠水した道路に入っていく危険を指摘することなく、大雨で被害が出るたびに嬉々としてその様子を放映するのか私にはわかりません。テレビに映っている人がやっているからいいということは、今回の件では全くありませんので、もし自分の身の回りで冠水の被害が出た際には、不必要な水との接触を避けるように気を付けていただきたいものです。

2013年9月14日 (土)

長く使えるものを選ぶために

 前回のエントリーで紹介した固定電話用のコードレスホンですが、自宅には前回お話したPHS電話機を子機に使うものだけでなく、専用の子機を使うものがもう一つの回線のために設置してあります。それはさらに古いものですが、子機の電池問題に悩まされることは今のところありません。

 すでにメーカーで子機用の充電池の生産を終了しているのは同じですが、薄型の携帯電話・PHS用の電池パックが製品発売から10年以上経てばさすがに新品での入手が難しくなるのに対し、いわゆるコードレスフォン子機の電池は、長期間同じコードレスホンを使い続ける人を見込んで別のメーカーが互換性のあるニッケル水素電池パックを販売しています。家電量販店の電話コーナーへ行けば、子機用の互換電池のコーナーがありますのでご覧になった方も多いのではないかと思います。こういった電池が販売され続ける限り、少なくとも機械的な故障がない限りは使い続けられるというわけです。

 それに比べて、今出ている携帯電話やスマートフォンというのは、多くの人が期待して出るのを待っているiPhone5を含め、ハードとしての寿命は内蔵電池の供給が止まった時点で風前の灯火となることは明らかです。そうは言っても、今のスマートフォンは電池の寿命が切れる以前にハードのスペックが新しいシステムソフトやアプリのバージョンアップに追いつかなくなって買い替える場合が多いので、表面上は問題になりませんが。ただ今はスマートフォンがオーバースペックのためガラケーに戻すような人もいます。そういう人にとっては携帯電話は通話とメールができれば十分なわけですから、あえて高性能な機種に買い替える必要性はないわけです。しかし、そうして大事に使ってきた電話機も、本体の電池の寿命がやってきた時にまだ十分に使えるにも関わらず、ゴミとして廃棄される運命になってしまうのです。

 こうした傾向はデジカメでも顕著です。デジカメの場合は電池の問題だけでなく、古いものについてはメモリカードの問題によっても新たなカードが用意できないという理由で使えなくなってしまうという事も起こります。今後デジカメを長く使いたいと思われる方は、メモリカードはSDカードのもので(もっとも、現行のデジカメはほとんどそうですが)、電池は単三電池対応のものにしておけば少なくとも電池が原因で使えなくなることはありません。以前は単三電池を使ったデジカメというのはエントリークラスのものしかありませんでしたが、今では一眼レフで単三電池の使えるK-50のようなものも出てきていますので、選択の参考にしてみてください。

 先日、コードレス電話機を見にとある家電量販店に行ったところ、ワゴンセールの中に以前ちょっと紹介したことのあるテレビのワンセグ放送の音声が受信できるラジオが置いてありました。6,980円のものが、3,980円になっていたので食指が動きかけましたがパスしました。そのラジオはこのブログで紹介した充電式のニッケル水素電池が使えるものではなく、リチウムイオン電池搭載のものですので、内臓の電池の寿命が来たら少なくとも外へ持ち出して使えないものになってしまうというのが見送った理由です。以前はラジオと言えば乾電池で動くのが常識だったのですが、防災ラジオを中心にユーザー側で交換不可な充電池を入れたものが販売することも多くなりました。こうした傾向は、もしかしたら同じものでも長い期間ずっと使われて新しいものが売れなくなると困るためなのかも知れませんが、同じ製品を長く使い続けたいと思う人にとっては困った傾向です。

 今までのように限られたシェアを日本国内のみで争っていた時ならそうしたものづくりも有りだとは思いますが、今は暗黙の了解で使い捨てを前提にしたような製品を積極的に作る時代ではないと思います。今後、交通手段が発達していない世界中の地域に物を売っていく場合、電池の寿命が来たら製品の寿命が終わるようなものは、さすがに購入する側が躊躇するでしょう。充電池を使う場合でも、簡単に入れ替えができる単三や単四の乾電池やニッケル水素電池を使って動くものなら、常に電池を現地で用意したり、ニッケル水素電池を太陽光で充電できる充電器とセットで売れば機械的に壊れるまで安心して使えます。特にパナソニックはニッケル水素電池のシェアはエネループとエボルタを抱えているので、エネループで動く携帯電話なんてものもそれほど手をかけずに作れるのではないでしょうか。そんな携帯電話が出たら、私にとってはiPhoneよりずっと魅力的です(^^)。

 今まで書いてきたような、まだ使えるものが電池切れで使いものにならない製品の中で、私が将来的に危惧するものの最たるものが実は自動車だったりします。現在出ている電気自動車の多くは、それこそiPhoneと同じように内臓の充電池の寿命が来たら、電池以外に悪いところがなかったとしても、車検費用の中に電池の交換料が入った状態で見積が来たらユーザーはそのまま車検を通すか考えてしまうでしょう。その後、中古市場で安く売られたとしても、購入額にプラスして電池交換代を見越した形で購入する人はなかなかいないと思います。そうなると待っているのは廃車・解体への道です。私は電気自動車こそ排気ガスを出さない未来の車として有望だと思っているのですが、まだ使えるものを廃車に導くようなものづくりをするのではなく、例えば各社共通の車用の電池パックの規格を作るようにし、スタンドでの作業で簡単に交換できるようにすれば、現在のガソリンスタンド網を維持したまま電気自動車で移動できる範囲は飛躍的に伸び、それこそガソリン車と同じように電気自動車も扱うようにできるのではないかと思います。こうした共通の電池パックを使った電気自動車のラインアップを充実させていけば、日本のビジネスモデルが世界の標準になる可能性もあるわけで、現在の家庭用電源や限られた場所に設置された充電スタンドに頼った各社まちまちの電池を使った電気自動車よりもかなり魅力が出て、購入する気も起こってくるのですが。

 これからのオリンピックに向かう日本の庶民生活は消費税10パーセント以上を見据えながら推移していくと思いますので、生活に余裕がないとなかなか簡単に高額な品物を買い替えられないのではないかと思います。ですから、最初に品物を選ぶ際に、まだ十分使えるのに電池の問題で買い替えを強要されるような品を選んで購入しないように気を付けていただきたいと思いますね。

2013年9月13日 (金)

電池切れで継続使用不可になった電話機の顛末

 今の携帯電話やスマートフォンで、特に本体に電池を内蔵しているものについては、わざわざ電池を交換するよりも新しい端末に切り替えてしまった方が安く移行できますし最新のハードを手に入れられるという事でそのようにする方が多いだろうと思います。私も多くの場合はそういったやり方で端末を変えることが多いのですが、あえて新しいものに乗り換えなくても十分使えるものについては、できることなら使えるうちは使いたいものです。

 私が今使っている自宅の家の電話はパナソニックのコードレスホンですが、あえて子機の付かないものを入手し、あるものを子機の代用として使い続けていました。それが、まだウィルコムがDDIポケットと呼ばれていた頃のPHS電話機だったのです。

 携帯電話に対向する形でデビューしたPHSは、今のように携帯電話と同じようなコンセプトではなく、家の電話の子機をピンポイントで外でも通話できるようにしたものでした。つまり、PHSの電話を外で使いながら、自宅に帰ってからはPHS回線と家の回線の両方で電話を受けることができたのです。今のひかり電話でやっているようなことをはるか昔からできていたのですが、こうした仕様は専用の親機が高額であったためかほどなくすたれてしまいました。ただ、私が手に入れたコードレスホンの親機は、同じパナソニックが製造するPHSでのみ、子機として使うことができました。

 その際使っていたPHS電話機は、PHS契約を解除した後も子機専用として使い続けながら現在まで至ったのですが、先日いよいよ本体の内蔵電池の寿命が来てしまいました。これが専用の子機なら互換性のある充電式電池がまだ売っている場合があるのですが、すでに販売が終了しているPHS電話機用の電池について入手できるのか調べたところ、メーカーに直接注文された方がいたものの、その値段が電池パック1個で7,000円を超えるということで、このまま使用を継続するのは限界と判断しました。親機そのものは全く問題なく動いているのでここで全て買い替えるのは残念なのですが、結局は一つのハードに様々な機能を詰め込んで使うということは、今回の私と同じようなリスクを負うということがわかっただけでも良しとする方がいいのかも知れません。

 コードレスホンの子機の中には最近ではBluetoothが搭載され、子機単体でスマートフォンに着信する電話を受けたり携帯番号で発信できる機能が付いたものもありますが、今のところそれほど売れているわけではなさそうです。とりあえず、停電時でも親機が使える安価なコードレスホンをこれから物色してこようと思いますが、せっかくの便利な技術が全くなかったことのようになってしまっているのは何か悲しいですね。私のシステムと似たようなものは、業務用として結構普及しているようですが、家庭用として普及しなかったのは大変残念です。とりあえず調べた電池パックの7千円という値段を目安にして子機が付属したコードレス電話機を探してみたいと思います。

2013年9月12日 (木)

iPhone iPad のiOS7 へのアップデートは慎重に

 新しいiPhone5の2つの機種が発表され、ドコモでは安い方のiPhone5cを一部ユーザーに向け予約販売するそうです。アメリカでは100ドルを切っているものをいくらで売るのか興味は尽きませんが、新しいiOS7が相当前のものより変わっているという事が気になっています。

 ちょっと前に手持ちのiPod touchのシステムソフトをiOS5からiOS6にアップデートしたのですが、これはマップとYouTubeおよび、私が利用しているniftyのココログ用のアプリがiOS6に正式対応したためです。

 iPhone5のシリーズからOSがバージョンアップされてiOS7になるというのは、私はMVNO業者であるIIJmioからのメールで知りました。何でも、新しいOSはかなりの変更点があるそうなので、今使っている機種をバージョンアップする場合、IIJmioのデータ通信サービスが使えるかどうか検証が必要とのこと。現状でSIMフリーのiPhoneやiPadを使ってIIJmioのSIMカードを使っている人は少ないと思いますが、とりあえず使っている方はアップデートの通知が来たので素直にそのままアップデートをしないように気を付けた方がいいでしょう。

 可能性として多そうなのが、ドコモから新たに出るiPhone5cを早速購入してMVNO業者の提供するnanoSIMを入れて低コストの通信をしようとする場合です。iPhone5cで問題なく利用できれば、バージョンアップした旧機種でも同じように使えるのかも知れませんが、私はとりあえずiPhone入手合戦に参入する気は今のところないので、一番に入手された方の報告および、業者の方の動作確認を待ちたいと思います。

 また、今回のiOS 7については、別のところからも、特定のアプリが動かなくなってしまう可能性があるので、アプリ製作者の方で動作が確認できるまでアップデートしないようにという連絡が私のところに入ってきたりしています。スマートフォンもタブレット端末も日々の生活に欠かすことのできないものになっているだけに、もしアップデートしたはいいが今まで使えていたアプリや周辺機器が使えなくなってしまったとしたらかなりのショックです。特にiPhone一台で電話を含む全てのことを回している方は、少なくとも必須のアプリが新しいiOS7で動作するのかどうかちゃんと確認してから導入するか、iPhoneとは別にiPod touchのような常に使わないようなハードで試して問題なければバージョンアップするようにするなど、細心の注意が必要かと思います。新しいハードやOSを使ってみたいというのは当然あると思いますが、後で後悔しないようにアップデートはくれぐれも慎重に行ないましょう。

2013年9月11日 (水)

雨降り予測メールを提供するGooメールの有料化について

 先日gooメールを使った降雨予想メールの利用について書いたばかりでしたが、先日何とそのgooメールからメールサービスの有料化という知らせが入ってきました。2014年の3月に有料サービス(Gooメールアドバンス 月額200円)に一本化されるので、今後お金をgooメールに払いたくない場合は、雨降り予想メールの受信も諦めなければならなくなるわけです。

 インターネットの無料サービスというのは、便利に使わせてもらっているものであるほど、いつまでもあると思うなというものであると思っていますが、gooメールの他には使える雨降り予測メールというのは今のところ見つかっていないので、その点では大変残念ではあります。

 今のところ同様のサービスとしては、iPhoneやAndroidスマートフォン用に提供されているアプリの数々がありますが、アプリでの通知というのはGmailを取りに行くのと同じでアプリが勝手にインターネットに接続してしまうものもあります。特に電池持ちの悪いスマートフォンを使っているような方は、こうしたアプリのしくみを理解しないまま導入してしまうと、いざという時に電池切れでスマートフォンが使えなくなってしまうリスクが増えてしまいます。個人的にも様々なアプリの管理を行なうよりも、メールとして通知してくれた方がスマートフォン以外の携帯電話でも使えるわけですし、いいのではないかと思うのですが。もっとも、Gooメールの有料化を受け入れ、雨降り通知に料金を払うメリットを見出した場合は、携帯電話にメール内容を自動転送することもできるので、携帯電話でも雨が降る時間をその場で知ることができます。

 こうした月々いくらという細かいサービスごとに契約していくことは、恐らく近々行なわれるであろう消費税率上げの影響をもろに受けますから、多くのサービスに入っている人は、改めて今自分が入っている有料のネットサービスについて見直しをはかるいいきっかけになるのではないかと思います。来年からGooメールが無料で使えなくなるのは残念ですが、有料化しないとやっていけない状況というのも考えながら、お金を出してまで使いたい自分に必要な情報かどうかということもそれまでにじっくり考えてみたいと思います。

2013年9月10日 (火)

日本版 Nexus 4 の49,800円は高いか安いか

 知っている人はすでに知っていると思いますが、GoogleはNexus 7(7インチタブレット)のようなタブレット端末だけでなく、SIMフリーの通話できる高性能なスマートフォン「Nexus 4」の日本語版を49,800円で売り出しています。Nexus 7のSIMフリー版は残念ながらドコモのSIMカードで使う場合、800MHz帯のFOMAプラスエリアは使えないのですが、今回紹介するスマートフォン「Nexus 4」ではこの帯域も利用できるので、現在ドコモで販売されているスマートフォンと同じように山間部でも安心して使えるようになっています。

 このNexus 4は、通販だけでなく、スーパーの「イオン」の中に携帯電話コーナーがある場合、そこでも販売しているところが多くあります。昨日私が行ったイオンスーパーでは現物はなく、「予約受付中」ということでしたが、イオンの店舗で購入する場合、例えばIIJmioのようなドコモを利用したMVNOの業者のスターターキット(SIMカードが付いていて、どの業者でも3,150円くらいで売っているもので、簡単な開通手続きを自分ですればすぐにデータ通信を始められます)をサービスで付けているようです。こうしたデータ通信を始めようと思っている方にとっては、その分安く買えるものの、5万円に迫る価格は高いと思われる方も多いかも知れません。

 しかしよく考えてみると、携帯電話会社経由で端末を購入する場合、2年程度の継続契約が前提で、さらに月5千円前後の(各種割引などは考慮していません)データ通信を利用しないと端末に関する割引が受けられないなど、安く買えたと思っても2年間の通信費支払いを考えた場合、支払い金額の総額が結構な金額になるのがわかるでしょう。ちなみにNexus 4の小売価格である49,800円に加えてIIJmioの月額945円を24回利用したとして(実際は途中で解約するのは自由で、いつでも別の業者に乗り換え可能です)、本体との合計(2年間利用)は72,480円となります。「本体実質0円」というスマートフォンを購入して使っている場合でも、現在支払っている料金の端末の割賦販売が終了するまでの総額とを比較してみると(キャンペーンなどで商品券の支給などメリットがある場合もありますので確実に安いとは言えませんが)、他の新品スマートフォンと比べてべらぼうに高いというわけではないと思うのですが。

 Nexus 4は海外仕様のものを利用している方もいて評価も悪くないので、これを最初のスマートフォンにする方もいるかも知れませんが、おサイフケータイやワンセグが付いていない事に納得出来れば十分便利に使える端末だと思います。また、個人的に購入をおすすめしたい方というのは、実はドコモのスマートフォンを購入し、その不具合に泣いている方だったりします。

 私が今使っているスマートフォン富士通のF-10Dは2012年7月発売のものですが、私が中古店で購入したのは2013年の夏でした。このハードを売った方はどちらにしても中古の白ロムで代替をしたのでなければ、割賦契約で購入した場合、データ通信の割引を捨て、さらに途中での機種変更のためかなりの手数料を支払ったのではないかと思われます。このように、購入してから端末の使えなさに絶望したような場合(^^;)、イオンの店舗でNexus 4の本体のみを購入すれば本体価格のみで新品のスマートフォンが入手でき(保証はメーカー対応になるものの白ロムのように諦めなくても大丈夫です)、毎月の支払いも変更ありません。SIMカードをNexus 4に入れ替え、何とかNexus 4で残りの縛り期間をやり過ごせば、本体の割賦料金支払い期間終了後、機種変更や他社への転出も通常の期間でやることができます。

 現状では中古の白ロムでも人気機種や高性能のものは結構な値段がしながら短い保障期間しかなく、その保障期間を過ぎれば有償での修理となってしまうので、いざという時の保証が効く新品で購入できるNexus 4のメリットは場合によっては結構大きいでしょう。ドコモの契約を生かすなら付いてきたMVNOサービスのスターターキットは使わなくてもいいですが、スターターキットを契約して今まで使っていたスマートフォンに入れてデータ専用機として使うという生かし方もあるでしょう。おサイフケータイやワンセグが使えるスマートフォンを使っていたなら、Nexus 4にはないこれらの機能を使いたい場合はMVNOのデータ通信専用SIMカードでも普通に使えます(私のF-10Dで確認済)。また、Nexus 4が故障してメーカーに修理を依頼する場合、恐らく代替機の用意はないと思いますので、そういう場合のために本体は割賦契約が終了するまでとっておいてもいいでしょう。

 本当はメーカーの方でデータ通信契約とセットで売るという現状の方法とは別に、本体のみで販売する売り方もしてくれればいいのではないかと思うのですが、一部の限られた販売チャネルとは言え、Nexus 4が49,800円で出てしまっては、今後新品のスマートフォンをメーカーが売ることがあったとしても、10万に近いような売値は出せないでしょう。そういう意味からも5万弱というこの設定額というのは結構絶妙だと私は思います。Nexus 4については後継機の発売も噂されていますので、LTE対応などの動向および価格についても、果たして妥当なものかどうかじっくり考えながら今後の端末選びの参考にしていきたいと思っています。

2013年9月 9日 (月)

2020年 東京オリンピック開催にともなうインフラ整備の展望

 2020年の夏季オリンピックは、トルコのイスタンブールとの決選投票の結果、東京開催に決定しました。国内ではまだ東北地方の復興の見込みが立たない中、東京周辺の競技場や道路、公共交通機関のインフラ整備が優先されるようになる状況に素直に喜べない方もいらっしゃるかと思いますが、7年後に開催されるという事実は動かしようがありませんので、招致を支持していた方も支持できなかった方も、あくまで冷静に今後の状況を見ていく必要があると思います。

 イスタンブールが支持を得られなかった理由には、様々な事が考えられます。イスタンブール市内で混乱が起こったり、トルコの隣国がシリアであり先の見えない中東問題に関する懸念があったとも言われていますが、それを言うなら日本の福島原子力発電所周辺の問題および、いつまた巨大地震が起こるかわからないという不安の方もいつ収束するかわからないので、個人的にはこの問題だけで選考が決まったのかというと少々疑問に思います。というのも、たまたま前の日に、テレビのドキュメンタリーで世界一と言われている中国・北京の道路が慢性的に渋滞している状況を取材した番組を見ていまして、ふと長野五輪のジャンプ競技のことを思い出しました。ジャンプ競技場へ向かう道路が大渋滞を起こし、観客の中には競技開始に間に合わなかったということがありました。今回の開催地の中では、イスタンブールの交通渋滞もかなり深刻だということが言われていたので、開催都市の交通インフラについても考慮がなされ、候補地の中では比較的ましな東京が選ばれたのではないかと思ったのですが。。

 とは言っても、東京に交通渋滞での不安要素が全くないかと言うと、そんなことはありません。そんな不安要素をつぶすためにも、これから東京オリンピック開催に向かい、鉄道などの公共交通機関の整備とともに新たな道路建設が行なわれ、東京中心部での渋滞を減らすためのインフラが整備されることになるでしょう。ただ、別の問題として、会場の周辺についてはテロおよび騒乱を抑制する目的で厳重なる警備体制がしかれる可能性がありますから、どちらにしても車で会場周辺まで雰囲気を感じに行くということはちょっと無理でしょう(警備が厳しすぎると多くの国民にとって、オリンピックが遠いものに感じられてしまう危惧がありますので個人的にはほどほどでお願いしたいものですが)。さらに本大会のチケットは恐らく私にはほとんど入手不可能だと思いますので、テレビで競技を見るのに時差がないくらいが東京にオリンピックがやってくるメリットかなとも思えますが、オリンピックのために建設されるインフラは、今後多くの人の役に立つような場合もあるでしょう。

 私は静岡在住ですが、2013年現在東京方面から例えば東北方面に車で向かう場合、新東名が合流する御殿場から神奈川県にかけて日常的に渋滞が発生して、そこから東北や関越方面に向かう場合でも都内へ入って行かざるを得ない場合もありますので、東京を抜けるにはかなりの時間を見なければなりません。少なくともこうした状況はオリンピック開催準備の事業として行なわれる外環道の整備などで解消され、東京の中心部を通らずに東名高速・中央道・関越道・東北道がつながることになれば、慢性的な首都圏に向かう渋滞がオリンピック開催前までにはある程度解消されることが期待できるわけです。

 ただ、現在想定されているインフラ整備のための費用はかなりのものになり、道路や地下鉄の建設も予定より前倒しされるとなると、税金が上がる傾向が強まることは十分に予想できます。しかし、こうした道路を使っても使わなくても同じように税金を取られてしまうことには変わりないのですから、自分の環境でこうした道路を使うことによって恩恵を受けられるならば使った方がいいでしょう。、今後東京周辺の道路が整備されていくに従って、新しい道路を利用しながらいろんな場所に車で旅行してみたいですね。個人的なイメージとしては、道路整備によって東北道へのルートがスムーズに進むようになったら、積極的に東北地方に出掛けてみたいと思っています。東京周辺の道路整備とともに、ある程度の台数の車が車中泊できるような休憩施設の建設にも期待したいところです。

2013年9月 8日 (日)

ポメラ DM100 とiPhone iPod touch との相性は抜群

 このブログで以前に有線無線問わず、さまざまな外付けキーボードを紹介してきましたが、ホテルのような落ち着いた場所で使う分には使い勝手はいいですが、旅先でちょっとした時間に使う用途に関しては少々面倒です。人が大勢いるようなところではキーボードを出して準備をして、使い始めるまでに時間がかかるだけでなく、人によっては興味津々といった趣で注目されてしまうこともあるかも知れません。

 その点、本体を開けばすぐに使え、周辺の状況を察してすぐに作業を終了してしまうことができるキングジムのポメラDM100は、旅行の際には実に便利だと言えるでしょう。実はポメラには本体だけで使う方法の他に、以前紹介した専用アプリを使ってQRコードを読み込み、携帯電話やスマートフォンに文章を読み取らせるる方法と、Bluetoothを使ってiOSの乗ったiPhone iPad iPod touchの外付けキーボードとしても使用することも可能になっています(外付けキーボードで使う場合はローマ字入力のみ対応です)。私の場合、スマートフォンもタブレット端末もアンドロイドOSを使い、持ち歩くのもそれらの機材が中心になってしまっているので、ポメラのキーボードがアンドロイドでも使えればいいのにと常々思っていました。現状ではBluetooth接続のキーボードしか使えず、ローマ字入力メインのiPhoneはメインで持つ気にはなれないのですが、キーボード自体が独立してワープロとして使えるポメラでなら単体で私が主に使っている日本語入力の方法である「親指シフト入力」が使えますし、iOS搭載のハード外付けキーボードとしても使えるならと、今までそれほど稼働率が高くなかったiPod touchとセットで持ち出すことにしました。

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 写真のようにポメラの画面の部分の上にiPod touch(写真のものは第4世代のもので、OS6にバージョンアップ済みです)を置いても何とか倒れることなく使えますし、ポメラのケースに一緒にiPod touchを入れて運ぶこともできるので、このセットの他にモバイルルータを持ち歩くことができればこれだけでも何とかなります。というのも、キングジムが提供するiOS用の専用アプリはQRコードの読み取り精度が高いので、メールの本文を書いたり、長文のブログやブログのコメントをポメラだけで書き、ポメラで生成したQRコードをかざしてiPod touchに読み込ませれば、ほぼ修正の必要なくデータの移行ができます。そうして本文を作り、メールの題名やアドレスなどの細かい入力についてはポメラを外付キーボードにして入力することで作業効率をアップさせることができるというわけです。

 iPod touch自体は画面も小さく、なかなかそれ自身で文字入力をしてインターネットにつなげようとは思わないのですが、私が今利用しているブログに直接アップロードすることができるアプリもありますし、Gmailも使えますのでポメラとインターネットを仲介するような形で便利です。すでにアンドロイドのスマートフォンやタブレット端末を使っている方でも、価格が安く中古品もタマが豊富なiPod touchを選んでメールやブログのアップロード専用にすれば、旅先でのスマートフォンの電池を無駄に使わないようにもできます(iPod touch自体は使わない時は電源を切っておけばいいので、こちらもそれなりに電池は持つでしょう)。さらにポメラは単三電池2本で長時間使え、もし電池がなくなったとしても日本国内だけでなく海外でも簡単にアルカリ電池なら入手できますから、時間がある時にブログの内容をまとめて書いてストックしておくにも便利です。ポメラ自体はSDカードも使えるのでSDカード経由で他の機器に移したり、専用のアプリはありませんが、連続バーコード読み取りアプリを使ってiOS以外の機器で使うことは可能ではあります。ただ、いろいろ面倒なことをしなくても専用のアプリがあり、Bluetoothによるキーボードの接続をメーカーが保証しているiOSの方が楽であることは確かです。これだけでは不満な場合は、このセットにWi-Fi接続のタブレット端末を追加すれば、ネット閲覧はタブレット端末にまかせれば良く、品数は増えますがモバイルルータ以外の電池持ちは週末を使った旅行ぐらいなら何とか充電なしで持たすことも可能ではないかと思います。

 今後、ドコモからiPhoneが発売されるにあたり、今の端末をiPhoneに変える方も多いかと思いますが、今回紹介したiPod touchとは違ってポメラDM100とiPhoneの組み合わせは、通信機能を内蔵している分、それだけでちょっとしたノートパソコンの使い勝手に匹敵するのではないかと思います。特にiPhoneに機種変更した方で、今までパソコンを常に持ち歩いていた方にとっては、iPhoneに加えてiPodを買い足すような場合でもポメラは便利な周辺機器として使えますし、iPod touchのかわりにWi-Fi専用のiPadやiPad miniでセットを作るという方法もあります。私は今以上にiOS採用のハードにのめり込むのは金銭的につらいので我慢しますが、すでにこうした組み合わせを揃えている方がポメラを買い足すのは、一つの可能性として考えてもいいのではないでしょうか。

2013年9月 7日 (土)

ドコモでiPhoneの波紋

 全国紙のうち、一部新聞の一面に、新しいiPhoneがついにドコモでも出るというニュースを聞いて、嬉しいと思う反面、全てiPhoneになって他は選べなくなったらいやだなあとも思います。

 アップルという企業は、iPhoneを通信業者に提供する場合、ある程度の台数を販売することが条件となる話を聞きます。最近のドコモの戦略として知られているのは、「ツートップ戦略」というソニーとサムソンのスマートフォンを優遇したものでしたが、このあおりを受けて他のメーカーのスマートフォンの売り上げが落ちたということがありました。すでにNECがスマートフォンから撤退するという話になっていますが、新たにiPhoneが発売されれば、同じどこもで出しているスマートフォンの売り上げは確実に落ちるでしょうから、端末を出すメーカーの勢力図に相当変化が出てくるでしょう。

 もちろん、ドコモの契約者だけでなく、格安のデータ通信専用SIMカードを出している業者でiPhone用のnanoSIMを用意されているところなら、そのままカードを差して使えるようになるので、いやがおうでも人気が高まるでしょう。ただ、白ロムが放出されたとしても、販売価格はそれなりに高くなることが予想され、中古としてのニーズが高まる分、なかなか安く買えない状態が続くことが予想されます。そうなると、とりあえず私にはしばらく縁はないハードになるような気がします(^^;)。

 ちなみに、私が今使っているドコモのスマートフォンは富士通のF-10Dですが、この端末は様々なウィークポイントが指摘されている端末であったので、発売されてからそれほど時間が経っていなかったのにも関わらずかなりの安値で入手することができました。しかし、iPhoneがドコモの端末の中心になれば、他の端末自体の売り上げが伸びなくなり、今まで参入していたメーカーが撤退してしまうような事になるかも知れず、結果として全体的なタマ不足になってしまうのではないかという予測もできます。iPhone販売開始直後には、中古市場には一時的に買い替えにともなう従来機の白ロムが多数出てくるかも知れませんので、白ロムを狙っている人にとってはチャンスかも知れませんが。

 ドコモとしては、このiPhoneの販売で流出を続ける加入者数を挽回したいという思惑があるのかも知れませんが、確かにこれからiPhoneを使いたいと思っていたような人は繋ぎ止められるでしょう。しかし、スマートフォンをあえて選ばない人もこれからは増えてくるでしょうし、そもそもジョブズ亡き後、アップルがどこまで私たちを魅了する製品を出し続けていってくれるかということも不透明です。今のところ私はiPhone用のアプリはiPod touchで使っていますが、いろいろいじってみて単体で使うならiPhoneだとは思うものの、ケーブル接続したキーボードやマウス、各種メモリカードが使えたりする(iPhoneではホストケーブルを使った周辺機器の利用は今のところできません)Androidのスマートフォンの魅力も捨てがたいものがあります。

 そうは言っても、今までは海外のSIMフリー端末しか選べなかったところ、ちゃんとドコモが動作保証した端末を国内で購入して使えるようになるメリットは大きく、選択肢が増えるというのはいいことです。でも、話は最初に返りますが、iPhoneをドコモが導入することによって他のメーカーを結果的に撤退させるような売り方を極力しないようにお願いしたいところです。

2013年9月 6日 (金)

電子ブックリーダー Kobo glo

 テレビコマーシャルも派手にやっている楽天のセールですが、今回は電子ブックリーダーが期間限定でおよそ半額で買えたので、つい注文を出してしまいました。電子ブックリーダーは以前、SONYのreaderを買ったのですが、こちらの方が新しいのと、車中泊の旅で使うには便利そうなバックライトが搭載された電子ペーパー型の電子ブックリーダー「Kobo glo」です。

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 安く売ってくれた楽天さんには申し訳ないのですが(^^;)、私の個人的な趣味として、現在流通していない単行本や、今はもう買えない雑誌のコラムをいったんスキャナで取り込み、OCRソフトでテキスト化した上で手作業による修正を行ない、いわゆる「青空文庫」方式のルビ振りなどをして改めて電子ブック形式(私の場合はKobo gloに合った解像度のPDF形式)にして読めるようにしています。文字を画像として取り込むよりもかなり手間はかかりますが、いったんテキストファイルにまで起こしておくと、後で更に新しいハードや、新しい電子ブックで使えるファイル形式が出てきた場合でも簡単に変換することができ、さらに同じ作品を別のハードで共有する場合にも簡単にできるので、自分だけしか持っていない作品集を電子ブックリーダーの中に入れて旅に出るのには打ってつけなのです。電子ブックリーダーの中にはこのようにして自分で作ったファイルを一切読み込めないものもあるのですが、今回購入したKobo gloの場合はUSB接続で本体に導入するだけでなく、microSDカードスロットもあるため、より多くの作品をためておくこともできます。普通の本の購入方法としてはパソコンで購入してケーブルやカード経由で転送することの他に、本体そのものにWi-Fi機能が付いているので、アクセスポイントのパスワードを入力すれば直接内容をダウンロードできます。また、本体には「お試しブラウザ」というのが付いていて、簡単なネット接続くらいならできます。自分で作ったデータファイルの転送方法として、このお試しブラウザで例えば「DropBox」のサイトにアクセスし、アップロードしたファイルを本体内にダウンロードすることも可能なので、すでにDropBoxの中にデータ化したものを溜め込んでおけば、外出先でもWi-Fiが使える所や、無線ルータとの組み合わせで十分実用になります。

 以前購入して使っていたSONYの電子ブックリーダーとの違いは、何と言ってもバックライトが搭載されているところです。太陽の下や十分な照明がある場所で読む場合はバックライトがなくても十分なのですが、薄暗い明かりの元ではやはり読みにくくなり、暗闇の中ではまず読むことはできません。しかしバックライトの機能は大したもので、例えば車中泊する車の中でもはっきりとした文字を読むことができます。解像度も大きいため、小さな文字やルビもはっきりしますし、やはり新しいものは機能が豊富になっている印象です。

 ただ、Sonyのブックリーダーと比べて個人的に残念な点もあります。これは人によってはどちらがいいのかどうか議論があるとは思いますが、メニューやページめくりなどを全て画面をタッチして行なうKobo gloに対し、SONYのブックリーダーはハードキーで操作するようになっているので、手が汚れていても画面を汚すような事はありません。その分余分なハードキーがないため、物理的に壊れにくいという事もあるかも知れませんので、その点は好みなのかも知れません。また、気を付けたいのが、Kobo gloの付属品には本体を保護するケースも、本体を充電するACアダプタも付いていないことです。これは本来、パソコンのUSB端子に繋いで同期とともに本体の充電もやってしまうため、microUSBのコードが付くのみです。SONYのリーダーには一応画面を守る補強の入ったケースが付属していたのですが、専用のケースとともに購入しなかった方は100円ショップなどでケースの入手が必要です。ちなみに私は、SONYリーダーのケースを流用して持ち運んでいます。

 今のところ、漫画を読むのには電子ブックリーダーは使わず、無料の活字本しかストアから購入していないのでかなり一般的なレビューからかけ離れていると思うのですが(^^;)、ハードキー云々を除けば便利に使えていますし、車の旅でちょっとした空き時間に本を読みたいという方にはおすすめのハードだろうと思います。きちんとスキャンして漫画雑誌を丸々スキャンし、microSDカードに放り込めばかなり多量のデータも楽々持ち運びできるので自炊派(ストアから電子ブックを買わずに自分で本をスキャンしてデータ化する人)にとってもおすすめの端末でしょう。

 今後への希望としてはもう少し本体が厚くなってもいいので、単四電池2本くらいで動くものができないかなというのが今の希望であります。今のところ乾電池で動く電子ブックリーダーは、買い切りで自分でファイルを追加できないタイプのもので試作品が出ているようですが、こうしたグッズをできるだけ充電可能な乾電池でまかないたいですね。現状でのこうしたニーズに近いハードとしては単三2本でバックライトが付いている文章入力マシン、キングジムのポメラDM100あたりかも知れません。ポメラに電子ブックリーダーが付いて、液晶のサイズが大きくなれば、実に面白い端末になるような気がするのは私だけでしょうか。

2013年9月 5日 (木)

今あえて、スマートフォンでカーナビのすすめ

 連日の大雨というのは今まで良くあった事だと思いますが、連日の竜巻被害というのは過去にこのような事を経験したことがない分、今度は自分の近くに来るのではないか? と不安になる方もいらっしゃるかも知れません。

 台風の直撃を受けた九州地方の方々をはじめ、連続してかなりの大雨が降っている中国・四国地方にお住いの方々も大変な思いをされているのではないかと思います。昨日はさらに範囲が拡大して岐阜県や名古屋市でもいきなりの豪雨によって急に水かさが上がり、被害を受けている様子をテレビのニュースで見ました。果たして私たちはどのようにして災害を予測し、対応すべきなのでしょうか。

 私のブログは車の旅について主に話題にしている関係から、車で移動中にどう対処するかという事を考えますが、車に乗って外の雲の様子を見ていると、周辺の天候が今後どうなっていくかというのは素人判断ながら漠然とわかるものです。積乱雲が間近に迫っていたり、真っ黒で厚い雲に覆われる状態になったような場合は稲光とともにほぼ間違いなく天候が悪くなるという事はわかります。移動中の場合はそんな中でも空が明るい方に向かった方がまずは安心できます。しかし、素人判断だけでは思わぬ形で危険な状況の中に入ってしまう可能性もあり、データの裏付けというのもほしいところです。

 そこで、車で移動中に私がおすすめしたいことは、もし今スマートフォンの契約が有り、データ通信サービスが使えるならば、スマートフォンをカーナビに流用して車内のいつでも見られる場所にセッティングすることです。その際、以前紹介した登録地点および自分の現在地周辺で各種の警報が発せられた場合、速かに通知してくれる(カーナビとして使っていても優先的に画面に出てきます)Yahoo! 防災速報のアプリをインストールしておくことで、竜巻の予測は今のところ無理でも、大雨の情報というのは少なくともカーラジオより早く入手することができます。安全なところに車を停車させて10分単位での雨の降り方についての情報を入手し、必要ならば安全なところに避難するような大勢が取れます。

 車に備え付けのカーナビを使う場合でも、別にスマートフォンを固定させるスタンドを用意し、警報をスマートフォンの画面でいち早く入手できるようにしておけばやみくもに不安にならずにすみます。スマートフォンからの情報は完全なものではないかも知れませんが、その時に自分がいる位置を測定し、その周辺の危険情報を流してくれるのですから、判断のための一つの指針として使わない手はありません。以前紹介した100円ショップにある簡単なスマートフォン用のスタンドを両面テープで付けるだけでも役に立つと思いますので、車で出掛けられる方はこうした用意の上でラジオを付けながら走り、いざという時に備えるのがいいのではないかと思います。

2013年9月 4日 (水)

カップヌードルリフィルをアルミ寄せ鍋で作る

 災害用の備蓄として保管していたカップヌードルリフィルの賞味期限が近づいたので、おやつにいただくことにしましたが、ある意味実践的な作り方を模索してみようと思いました。先日紹介した薄手のアルミ製寄せ鍋を使って時間と燃料を短縮して作ってみようという試みです。

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 まずは鍋とカップヌードルリフィルを用意します。ご存知の通り、リフィルはなかなか全体を出すのが難しく、下手をすると勢い良く中味をぶちまけてしまう恐れがあるので、調理前にはこの写真にはありませんが、蓋のところに出して置いておくようにした方が後で楽になります。水はこれから鍋を火にかけるので、規定の量より多めに入れてあります。

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 まずはガス台を使って水を沸騰させたらカップヌードル本体を鍋にぶちこみます。写真でご覧のように、チキンラーメンと比べるとカップで食べるように高くなっていますので、この鍋ではこのままにすると麺が硬いところと柔らかいところの差ができてしまいます。

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 そこでとりあえず箸などを使ってめんをほぐし、写真のような状態になったところでもう火を止めてしまいます。

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 この鍋にはふたがあるので、写真のように蓋をして余熱で調理をし、元々お湯を入れて3分間待てば出来上がりというものですから、1分からせいぜい2分程度で食べられます。

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 そしてこれが出来上がりですが(^^;)、お湯を入れて待つだけよりも多少煮こまれていますので、私はこういうのもいいのではないかと思います。

 この方法のメリットはお湯が現地で用意されていない場合、一人分のお湯だけ沸けばすぐに出来てしまい、鍋が複数あれば、蓋をした段階ですぐ次のものを作り始められるということです。やかんでお湯を沸かしてからカップヌードルにお湯を入れ、3分間待つのと比べるとアツアツのものをすぐに食べれられます。

 この寄せ鍋はキャンプ用のものではありませんが、ご飯も炊けますし持ち手も大きいため器としても使えますし、色々な応用が考えられますね。ただ、もち手の部分がアルミ剥きだしなので、やけどが心配な方は100円ショップでシリコン製の鍋つかみを別に用意した方がいいかも知れません。現在はこの鍋は車に乗せっ放しになっているので、ゴミを最少限にして調理する場合、カップヌードルリフィルとのセットはかなりおすすめだと思います。火が使えない場合はカップヌードルの麺を砕いて全体が水に浸るようにしてお湯を注ぎ、3分間待って食べるようになると思いますが、個人的には調理できる場所をさがしてちょっと煮込んでからいただきたいですね(^^)。

2013年9月 3日 (火)

災害時のWi-Fiスポット無料化の動きに注目

 携帯電話会社が提供する公衆無線LANスポットは、基本的に携帯電話会社に契約しているだけではダメで、恐らくどの会社でもスマートフォン用のパケット定額サービスに入っていないと使えないようになっています。私の例で言うと、ドコモと契約している端末はGalaxy Tabという基本的なデータ通信用のタブレット端末ですが、SIMカードを入れ替えて音声通話端末に差し、最低料金で維持しているためドコモが提供するWi-Fiサービスは一切使えません。

 しかし、大規模災害が起こったことを想定した場合、こうした利用制限は下手をすると生命にも関わる可能性があります。それでなくても携帯電話網を使った音声通話やデータ通信は通信の集中によりほぼ使えないと考えなければなりません。そんな中、日本国内でかなりのアクセスポイントがあるWi-Fiを使った通信が誰でも非常時に使えるようにならないかというのが懸案であったのですが、そうした問題を解決するようなニュースが入ってきました。今までは特定の会社のみ災害時に無料で使えるサービスはあったのですが、今回出てきたのは、通信業界団体の「無線LANビジネス推進連絡会」が音頭を取って複数の携帯電話会社(ニュース記事ではドコモ、au、ソフトバンク)で共通に使えるIDを非常時に発行するという試みです。

 まだ地域限定での実験的なものに過ぎないものの、この仕組によってどこか1つの携帯電話会社がサービスを提供するWi-Fiスポットが生き残っていれば、パソコンや各種端末をWi-Fiでネットに接続できるようになります。各自が通信環境が無かったり、通信サービスが不通になった場合でも情報収集したり自分から安否情報を発信することができるようになるかも知れません。

 実際に災害に見舞われた場合、どうやって各社共通のIDを入手するかという問題がありますが、避難所などに通信業者がアクセスポイントを設置した場合には、IDがすぐに掲示されると思いますのでその番号を控えればいいでしょう。またこうしたアクセスポイントはほぼ間違いなく、コンビニエンスストアに置かれていると思います。全国的にこの仕組みが浸透した場合、災害用の従業員のマニュアルの中に当然こうした各社共通のIDを掲示する事が書かれていると思いますが、最寄りのコンビニで掲示されていない場合には、従業員の人の手が空くのを見計らって直接聞いた方がいい場合もあります。災害時には何が起こるかわからないものですが、こうしたアクセスポイント利用の前提として、付近が停電している状態ではWi-Fiによる接続もできないという事もあります。その場合には、電気が復旧しネットが繋がった場合には各社共通のIDを速やかに公表してもらうように従業員の方に頼んでおくなど、使える状態にあるのに誰も使えないという事が起きないように、気付いた人が確認するようにすることが他の人のためにもなります。少なくとも、いざという時にこういったシステムの構築が始まったということを知っているだけでも何かの時に役に立つでしょう。スマートフォンがなくてもゲーム機でもWi-Fiが使えますし、こうした相互利用の流れについて、自分の住んでいる地域で使えるようになるように見守っていきたいですね。ちなみに、無線LANビジネス推進連絡会のホームページは以下のリンク先にありますので、今後の動向を注目していきたいと思っています。

http://www.wlan-business.org/

2013年9月 2日 (月)

スズキの軽トラック「キャリイ」の全面改良の裏で

 車中泊と軽トラックというと、荷台にテントを張るくらいしか想像できないので、あまり車中泊用としては考えることはないかも知れません。そうした軽トラの中で、スズキが何と14年振りという全面改良(フルモデルチェンジ)した新しい「キャリイ」を出すという事を知りました。車体が50キロ軽量化されており、燃費性能も向上しているとのこと。室内の空間も広がるなど、地味にいい車に仕上がっているようです。

 ただ、本格的な車中泊のできる軽自動車を物色されている方にとってはこのニュースは意外と重要であると私は思います。最近増えてきた軽自動車のキャンピングカーはさまざまありますが、軽トラックをベースにして荷台のところに居住スペースを置くような作りの車もかなりあります。今後そうした軽キャンピングカーを購入する際、ベース車の違いによって当然走行性能も違ってきてしまうという事にもなります。あくまで価格だけで見た場合それほど違いはなくても、いくら新車であっても10年以上改良していない車をベースにするのと、新しくさまざまな工夫が凝らされた車を使うのとではその後の車中泊ライフがかなり違ってきてしまうかも知れません。

 そうしたスズキの事業展開はいいとして、そうして出したキャリイや、同じくスズキのエブリィを相手先ブランド生産(OEM)で日産だけでなく三菱自動車まで出すというのですからびっくりです。三菱のミニキャブなど商用車は今後生産を終了し、スズキからのOEMに頼って今後は電気自動車の生産に移行するとのことです。

 スバル・サンバーの生産終了(スバルは軽自動車の生産自体からも撤退してしまいました)にも寂しい思いをしましたが、このように軽自動車を開発、製造するメーカーが少なくなってしまうのは本格的にガソリンエンジンを改良することで燃費の向上を図っていく車が少なくなってしまうような感じになります。今もそうですがこれからの流れを見ていくと、ハイブリッドでもアイドリングストップ機能も使わずに乗れそうな軽自動車は軽トラックと軽バンの商用車くらいしか選択肢がなさそうでつらいです。ただ、今回のようにまだガソリン車の開発を行なってくれるメーカーがあるわけですから、個人的にはそういうメーカーの取り組みを応援したいですね。

2013年9月 1日 (日)

SONYのオールインワン防災ラジオICF-B88の「死角」

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 2013年7月下旬から売り出されたソニーの新しい防災ラジオの上位機種ICF-B88は、以前の製品からようやく東日本大震災の教訓を生かしたような機能強化が図られています。ポイントは4つあって、

・正式にiPhoneなどスマートフォンの手回し充電に対応したこと
・本体上面に太陽電池パネルを配置し、内蔵充電池を充電できる
・使用電池が単四から単三(2本)に
・AC入力がマイクロUSB 携帯・スマートフォン充電用出力が汎用USB出力に

 となかなか魅力的です。その中でも最後の汎用のUSB接続ACアダプタや(メーカー保証の使い方でないのでご注意下さい)、100円ショップでも手に入るUSBコードが使用可能になったことで、今までのように付属のコードや専用のACアダプターがなければせっかくの性能を発揮できなくなることも少なくなるでしょう。付属品のところを確認すると、専用の袋の他に、USBコードと携帯電話用の変換アダプター、そして非常時のためのホイッスルが付いています。とりあえずこれを非常持ち出し袋に入れておけば十分実用になることでしょう。先日店頭で実物を触ってみましたが、小さくまとまっていてかなり中味が詰まっているなという感じでした。隣に東芝のTY-JR50がありましたが、ハンドルの回しやすさと安定性はSonyの方がかなり優れているように感じました。今のところ同種のラジオを選ぶならこれ一択という感じもします。

 ただ、個人的にはもう少し完璧に機能に関する問題をつぶして発売してほしかったと思います。それは、私が以前からこのような手回しでの充電ラジオについて感じていた不満と重なってきます。

 まず、ラジオ本体の機能についてですが、今の段階で首都圏のAM放送がどうなるかわからないということなので仕方のない部分ではあるのですが、可能性として大手の東京のAM局が周波数が空いたFMワイドバンドに移行するのではないかという話があるので、90~108MHzもカバーするようにしてほしかったです。それと、これは個人的な希望で一般的なニーズとは合わないかも知れませんし、コストがかかることでNGになったのかも知れませんが、南海トラフが動く巨大地震を想定した場合、被災地周辺のラジオ送信局が使えなくなった場合も想定される中、Radio Nikkeiが受信できるよう短波が聞けるようにするか、Radio Nikkeiの周波数のみ受信できるようになれば、非常用ラジオとしての付加価値は上がるでしょう。

 また、カタログスペックを見て大変残念に思ったのが、太陽電池パネルの大きさと内蔵充電池とのアンバランスさでした。ソニーのホームページで確認したところ、太陽電池バネルを使い晴天の屋外で60分太陽に当て本体内蔵の充電池を充電するよりも、手回し発電機を1分間回した方が長い時間ラジオが聞けるというのは、いくらなんでも太陽電池からの発電量が少なすぎですね(^^;)。さらに太陽電池の発電性能は、曇りになったりガラス越しだと効率が落ちますので、純粋に太陽電池からの内蔵充電池のみでラジオを動かそうとすると、太陽の出ている時間にはほとんどラジオを使えなくなるように思います。

 さらに、内蔵の充電池については本体仕様にも記載がありませんが、容量は本体に入れる単三アルカリ乾電池2本で得られる電力とほぼ同じという印象でそれほど大容量ではありません。その充電池を空の状態からACアダプタを使って満充電するまでに約3時間ということになると、災害時にAC電源を3時間近くも占拠することは大いに顰蹙を買うでしょうから、災害時に充電池を満タンにしてラジオを聞いたりスマートフォンを充電するというのは考えない方が良く、あくまで非災害時の使い方としておいた方がいいでしょう。あくまで太陽電池パネルを搭載するなら、敢えて充電池を内蔵せず、本体を動かす電力を蓄電するために蓄電容量は少ないながらも繰り返し充電に強く耐久性のあるキャパシタ(コンデンサー)にしたほうが良かったのではないでしょうか。ソニーのような大企業が本気になって大容量のキャパシタの開発に着手してくれ、実装されればそのラジオは国内だけでなく、電池の供給が難しい世界各地でもニーズが出てくるでしょう。災害用ラジオというのはずっと使わないで持ち出し袋に入れたままそれこそ災害が起こるまで使わないということも考えられます。そうしていよいよ使おうと思った時に、内蔵充電池が劣化していてほとんど充電しないようなことになることを防ぐために、ぜひソニーさんには充電池の代わりにキャパシタを内蔵した災害用ラジオの開発をしていただきたいと思いますね。

 以上かなり言いたい事を書いてしまいましたが(^^;)、現状でも手回しハンドルから携帯電話だけでなくiPhoneを含むスマートフォンの充電ができるだけの出力を得られるだけのポテンシャルはあるということなので、発想の転換として汎用のUSBケーブルが使える発電用ダイナモの代わりとして災害時に使うのもいいかも知れませんね。ただそうするとわざわざ使えない太陽電池パネルが付いたICF-B88を買うよりも、同時発売された下位モデルのICF-B08の方がACアダプタは付けられないものの(内蔵電池の充電は手回しのみですが、単三アルカリ乾電池でスマートフォンを充電する事は可)全て手回しで行なうと割り切ればそちらでもいいのではないかと思います。今のところ両者の価格差はわずかなので、多少高くてもICF-B88を購入した方がいいのかも知れませんが、時間の経過とともにICF-B08が安く売られるようになったら、私も購入を考えるかも知れません。

(2015.10.31追記)

このエントリーで問題にしていた点の一つ、FMワイドバンドの対応をしたモデルICF-B99とICF-B09が2015年11月に発売になるそうです。

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