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2013年8月 2日 (金)

スマートフォン2年契約の憂鬱

 スマートフォンを探していると書いてからそう時間は経っていませんが、事前に十分スマートフォンを選ぶポイントを整理し、相場からだいたいの狙い目の端末を絞り込んでいたせいか、近くのリサイクルショップで何とか予算内で新しいスマートフォンを見付けることができました。購入した機種は富士通のF-10Dというものです。

 この機種は個人的には念願の防水機能があり、充電方法もワイヤレス充電をサポートしています。付属品は試供品のSDカード以外は全てあり、本体に付属していたワイヤレス充電器というものを初めて使いました。充電機単体で4千円くらいするようで、さらになんと純正のバッテリーがもう一個付いていました(^^)。この純正バッテリーはワイヤレス充電器の上に置けば直接充電できるようになっています(スマートフォン自体にはワイヤレス充電の仕組みはありません)。そのためバッテリー自体も4千円くらいするので、充電器とバッテリーだけで新たに買おうと思ったら8千円かかるのですが、今回このセットが1万円+税で出ていたので少々考えて確保したという次第です。発売は2012年の7月なので1年前の割と新しいものなのになぜこんな値段になっているのかと思うかも知れませんが(相場の下限もこのくらい)、実はこのスマートフォンにはあまりよくないネット上の口コミが多かったのです。

 というのも、100%充電を完了してからアプリを入れたり設定を行なうためかなり長い時間スマートフォンを使っているとみるみるうちに電池の容量が減っていくぐらい電池の持ちが悪いのです。私も試してみましたが下手をしたら半日でバッテリーがなくなってしまうのではないかという勢いでした。試した時にはまだ省電力のための設定をしていないという事もありますが、セルスタンバイ問題で電池が減るわけではなさそうなのに(SIMはIIJmioのものを使用)、何もしていなくても減っていくという感じです。さらに使っていると高性能のプロセッサから発生するのか、本体の温度がかなり上がります。冬はカイロ代わりになるくらい熱くなるので(^^;)、それも電池消費の原因の一つでしょう。熱暴走が心配になりますね。また、LTEと3Gの切り替えが本体設定で行なえないので、エリア状況によっては端末の方での切り替えがうまくいかず、暴走するのか再起動しないと通信ができなくなる場合があります。私も最初は何が起こったのかわからなかったのですが、確かにこれはつらいですね(^^;)。

 私の使い方はデータ通信専用で、さまざまなタブレット端末もありますので急に電池がなくなったり通信ができなくなっても何とかなります。私の使用パターンでは予備の電池を使わなくてもモバイルバッテリーがあるのでそこから充電したり、車のシガーソケットから充電もできます。パソコンで作業しながらUSB経由でこまめに充電することもできます。さらに、ネットから情報を仕入れる事によって、きるだけ電力を消費しないような設定を作ることもできます。しかし、これをガラケーからの機種変更で購入した場合、何も対策を取れないまま下手をしたら半日も電池が持たなかったり、発熱にともなう不具合が発生する事実に気付いたら、人によっては欠陥品だとドコモショップに返品を申し出るレベルと判断してもおかしくありません。

 もちろんドコモの方の見解は欠陥品ではなく製品の仕様ということになってしまうでしょう。私はスマートフォンというのは小さなパソコンだと思っていますので、ハードのひどい欠陥がなければ我慢して使おうと思っています。ただし、このスマートフォンを電話として使おうとは思いません。さらにいうとspモードのメールも使わないので、アプリ自体も休止させています。機種変更で入手された方が、省電力の設定をして電話中心予備電池なしに使うなら、極力スマートフォンとしての便利な機能を使わないでおくことしかないと思いますが、電波をつかまないトラブルになったらその都度再起動をかけるしかなく、そんな不具合が出る端末に当たってしまったらお手上げでしょう。本来、ショップで購入した端末は本体の代金を払い終わるまでに2年間かかりますが、その半分の1年という期間で(実際は2012年10月製の本体だったのでもっと少ない期間だと思われます)前所有者が売りに出してしまった理由は、あまりの電池の持ちの悪さと熱に尽きると思え、格安でも叩き売った気持ちは十分に理解できます。

 まあ、そうした事情があるので私の手元に安い値段で入ってきたということもあるのですが、やはりこうした現状がわかってくると何かおかしいと思わざるを得ません。LTEでの通信を利用する場合、従来の3Gよりも電池の消費が激しいという話もありますし、スマートフォンであっても電話やメールを安定して使える機器を提供スべきだという事を考えると、なぜLTE化への流れが早いのかというのもユーザーの事を考えてくれているのか不安に思います。NECがスマートフォンから撤退することがニュースになりましたが、携帯電話会社が多くのユーザーをスマートフォンに機種変更させればさせるほど、不慣れなユーザーによる想定外のクレームが多くなっていく現状に嫌気が差したとも思えます。まだデータ通信が完全にLTEに移行しない中、このまま多くの人がスマートフォン一台体制になってしまったら、大きな災害が起こったらたった1日充電できなくても電話はおろかメールもできない人たちがあふれる事でしょう。今、ドコモのガラケーを使っていて漠然とスマートフォンを使ってみたいと思っておられるような方は悪い事は言いませんので、今使っているガラケーを残すか白ロムでガラケーを入手し、通話はガラケーでデータ通信は格安のデータ通信用SIMを使ってのスマートフォン・タブレット端末という2台持ちでの運用も考えてみてください(ドコモの契約内容はスマートフォン用からガラケー用の通話・メール中心のものに変更するのがいいでしょう)。不幸にしてこの機種でなくても問題ある端末にあたってしまったとしたら(ショップへ持ち込んでも対応してくれなかったら)、ドコモ契約のSIMはガラケーに差し、スマートフォンの方は安い通信料のSIMで運用し(た方がまだ我慢してスマートフォンを使えるのではないかと思います。

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