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2013年5月26日 (日)

コットの上にテントを乗せる試み(1)

 先日、就寝するスペース縦210センチ横80センチという大型のコットB84cot (OEM:Grizzly) を購入しましたが、実はこのコットを購入したのは今回紹介する使い方を模索していたためです。購入先の北海道夕張快速にある快速旅團のブログで、このコットの上に自立式ツェルト(テントより軽い主に避難用に作られたもの)を乗せている写真を見て、これは自分でもやってみたいと思ってしまったのです。旅に出ない自宅で過ごしている時でも、これから暑くなると部屋の中ではとても過ごせなくなった場合、屋根のあるベランダでそのまま寝てしまったりできそうだとまず思いました(^^;)。車中泊でも周辺にテントを張れるようなスペースがあり、外の暑さががまんできない時などに使えるのではないかと思ったのですね。

Tentcot

 具体的にどういうものをイメージしているかというと、「テントコット」という名で売られているものに近いと思います。写真のようなものですが、写真を見ていただいて、まるで芋虫のようという批判はなしという事で(^^;)。ただこのようなテントコットのオリジナルは頑丈ではありますが結構高額です。日本メーカーではWILD-1が「イージーキャンパー」という商品名で1万5千円前後で売られていて、これには食指が動きかけたのですが、足が2本しかないため耐重量が80kgと、耐久性に不安があるのですね。また、テントとコットが一体になっているという構造自体の問題として、重量もあるということで持ち運びも大変で、当然ながらコットとテントを別々に使うことはできません。今回は先にコットの方を安く入手してしまったので、このコットを生かすように上に乗せるテントを工夫すればある程度安価にセットを組め、もちろん別々に持ち出すこともできるようになり、さまざまな展開が考えられるのですね。

 というわけで、B84cotの上に乗せるテントをどうするかという事になったのですが、まず安くてコットのスペースに設置できそうなものとして最初に気になったのがこのテントでした。

T151

 写真の、「ドッペルギャンガーT1-51」という一人用のテントは、まるで傘を広げる用にセットし、反対方向の端にポールを立てる事で簡単に張れるテントです。テントへの出入りは天井の部分にジッパーがあってそこを開くとテントの上から出入りできるので、最初に紹介したテントコットのように穴ぐらに潜るような形で出入りしなくて済みます。

 このテントは実売価格で8千円前後で売られているものなので、私がB84cotを購入した金額とほぼ同じでコストパフォーマンスは良く、購入する寸前まで行ったのですがある理由で断念しました。というのも、片方がポールを立てないと自立しない(ポールを立ててペグで固定しないと立たない)というのが問題で、どうやらコットの上にそのまま乗せることができなさそうだったという事です。恐らく、このサイズのテントでは単体で使ったとしても荷物の置き場所もないですし、コットとセットでなければ一回使ったらすぐ嫌になりそうな感じもしたのですね。使い方によっては原付とセットで使うなら荷物にならずに限られたスペースでもすぐに設営でき、面白いかもしれないと思ったのですが、いかんせんコットの上で立てられるかどうかわかないということで、別のものを探すことにしました。

 自立式のテントという事ではドーム型テントが一般的ですが、サイズが小さい一人用というのは山岳用に多く、サイズ的にはぴったりだと思ったアライテントの「トレックライズ0」でした。ちなみに寸法が205センチ(幅)、80センチ(奥行き)、100センチ(高さ)とB84cotにまるまる収まります。しかし山岳用のテントという事でその値段がとても高く、さすがに現状では手が出ませんでした。でも既にトレックライズ0のような.一人用の山岳テントをお持ちの方ならコットの導入でテントコットのように使えますので、、コットのみの投資でいろいろ便利に使えると思います(^^;)。

 というわけで、B84cotの長さ210センチ、幅80センチに合う山岳用でないツーリングテントを改めて探し、何とか予算内に収まりそうな一人用のテントを見付けたのでした(つづく)。

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コメント

WILD-1で これ ちょっと あったら 何かと 便利かなぁと 見てたよ。
欲しいねぇ。。。(*^。^*)

イージーキャンパーは安くていいんですけど、仕舞寸法が大きくなるので、キャリアを付けないと今の車では無理だと諦めました。でもこのサイズはキャンプ時の小型犬用としては、設営が簡単で移動も自由ということで、結構いいかもしれませんね(^^)。

私が手に入れたのはイージーキャンパーのようにすぐに設営できないものの、今の軽自動車でも常備可能な大きさのものです。この続きにどうぞご期待ください(^^;)。

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