新東名静岡サービスエリアにある変なお土産について
私自身、全国各地を旅していると様々な土産の品に出会います。自分が見て面白いものもないことはないのですが、そうしたものを購入しても人にあげて喜んでもらえるかという事を考えた場合、無難な食べものになってしまうことがほとんどだったりします。名物に美味いものなしとは言うものの、全く趣味が合わないものを送ってしまうと、もらった方も捨てるに捨てられずに困ることもあるでしょうし。
しかし、冷静になって考えてみると、自分が面白いと旅先で思ったものでも、意外と後までとっておくものは少ないと思われます。そういう事もあるので、先日出掛けた際には益子焼の実用品を買って帰るなど、買い物のための旅というのを先に考えてしまうという手もあります。考えてみると、様々な陶器市をはじめ、昨年は関の刃物祭りに行ったりして、旅が買い物の延長になっていたりもします。ただそれが旅のお土産と言えるのかどうかなんて事を考えたりもするのです(^^;)。
昨日はたまたま新東名のそばまで行ったため、夜に久しぶりに新東名の静岡サービスエリア(上下とも)を訪ねてみました。時間が少々遅かったため一部の店舗は閉まっていたものの、一般道から入る事のできる駐車スペースは車もまばらで、完全に新東名という施設の鮮度は落ちてきたことを実感させてくれます。
しかしながらサービスエリア内の土産品はなかなか充実していて、お菓子や食品類だけではなく、地元の産業と結びついたものも置いてあります。静岡というとプラモデルという事で、タミヤのミニ四駆を始めとしたプラモデルや、タミヤという事でロゴマークの入ったTシャツがここ限定で売っていたりします。同じくプラモデル業界の雄、BANDAIがのガンダムグッズを売る店舗が下りのサービスエリアにあるのですが、今回同じく下りのサービスエリアの中にちょっと珍しい物を見付けてしまったので紹介させていただこうと思います。
写真が小さいので、何なのがわかりずらいとは思いますが、写真右の黄色の封筒に入っているものがそれです。売店は高速道路にありますが、なぜか地元を走る鉄道のコーナーがあって、静岡市周辺を走る静岡鉄道と、金谷から千頭をSLで結ぶ大井川鉄道のグッズが上下線の売店で購入できます。しかし写真のものは下りのサービスエリアでしか確認できませんでした。
封筒の中味は大井川鉄道で使われた使用済切符の束で、それを「使用済硬券入福袋」として1,000円で売っているのです(^^;)。束の中には現在は買えないものも入っているかも知れませんが、どちらにしても鉄道を趣味にする人でなければ単なる紙くずの束に過ぎません。しかし、単なる紙の束にも付加価値が付いて売れるというのは良く考えたものだと思います。私自身はこの福袋を買っても持てあましそうだったので購入しませんでしたが、車での旅行で切符が買えてしまうというのは面白いので、ここで紹介させていただきました。常に置いているとも限りませんので、欲しい方は見付けたら早めに確保しておくことをおすすめしておきます(^^;)。
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