« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月

2013年5月31日 (金)

クリップ型スマートフォンスタンド

 世の中には様々な車載のためのスマートフォン用の固定スタンドがあふれていますが、それぞれの固定方法も様々です。前に私が乗っていた車までは、強力な粘着テープで比較的強力にくっつくマジックテープを車本体に固定し、そこに取付け用のアダプターとマジックテープの片割れをセットするという方法をとっていました。しかし、今の車はあくまでもいつまで乗り続けられるかわからない暫定的なものという事で、あえて専用スタンドの導入は避けていたのでした。

 そうした中でも何とかして車を傷つけないものはないかと調べていたのですが、巷に出回っているスマートフォンの車内固定方法はこれと似たようなものが多く、粘着テープでそのまま固定するものや、表面の材質にもよりますが吸盤で固定するものが一般的のようです。タブレット端末は難しそうですが、エアコンの吹き出し口に差して固定するタイプのものもあるので、とりあえず使うのは差し込み式のものかなと思っていたのですが。

R0010360

 そんな中、100円ショップで見付けてとりあえずという事で購入したのが、写真の単なるクリップのようなスマートフォンスタンドです。スマートフォンを挟めはそのままい角度で立つので、何かに使えるかもと買ってみたのでした。これだけを単体で見たらスマートフォン用のスタンドだとは気付かないかも知れません。それでも単なるクリップと違うのは、スマートフォンを挟むことを前提にして作られているためか、かなり挟み込む力は弱く、洗濯バサミのように強い力でものは挟めません(^^)。

R0010361

 私の車には、エアバッグがない代わりに助手席側に深い収納スペースがあるので、このスタンドではさんだスマートフォンを置いておくだけでも何とか車の走行中にスマートフォンを一応固定できることができる事がわかりました。ひどい段差のある道やダート以外では十分実用になる感じでしたので、とりあえずは高価なスマートフォンスタンドは買わずに、このスタンドでスマートフォンの車内利用を行なおうと今のところは思っています。

 このスタンドは車内では使えない場合でも、実にシンプルなので車の中だけでなくどこへでも気軽に持っていけるところにもメリットがあるように思います。車内にフラットなスペースがあればどこでも置けますし、外出先に持ち出しても結構便利です。100円ショップの品物なので、壊しても全く惜しくないという事もあります。多少はさむ力が弱いといっても、何かの場合にクリップのようにして使えるという事で、もう数点車内に置いておいてもいいかなと思っています。すでにしっかりしたスタンドを持っているという方でも、一つあると何かと便利かも知れません。

2013年5月30日 (木)

Google Nexus 7 その9 アプリが動かない原因を探る

 そもそも、Androidを搭載したスマートフォンやタブレット端末というのはメーカーの仕様やAndroidのバージョンの違いで微妙に内容が違います。ですから端末を新たにNexus 7に乗り換えた場合にアプリが動かなくて困る場合も現実に出てきます。

 アプリによっては最初から「この端末には対応していません」というような表示がされるものもあり、それはそれで納得できるのですが、普通にインストールでき、起動もできるのに動かなかったり使い物にならないものもあります。私が紹介した時には問題なく使えたものでも、バージョンアップ前にはNexus 7上ではうまく表示ができなかった「新明解国語辞典」「三省堂国語辞典」のようなアプリもあるので、これから紹介するアプリもバージョンアップされれば問題なく動くようになるかも知れません。フリーのアプリでうまく動かないものでも、とりあえずインストールしておいて、自動的にバージョンアップされたタイミングを見計らって再度試してみるのもいいでしょう。

 今回Nexus 7上で使おうとして使えなかったアプリはコンビニのセブン-イレブンに設置してあるプリンターから様々なファイルを出力できる「netprint」でした。たまたま外出先で出力したいファイルがあったので、それまでNexus 7にはインストールしていなかったアプリを入れました。すでにIDは登録してあったので、これで簡単にファイルをアップロードし、近くのコンビニから出力しようとしたのですが、下の画面のようなIDが違うというエラーメッセージが出ていくらやってもファイルを登録出来ませんでした。

20130529_151356

 実際の印刷はもう一台のスマートフォンにインストールしてあった同じアプリから登録して出力できたのですが、もしかしたら同じIDを複数の端末で使えないのではないかと思いつついろいろ調べてみることにしたのです。

 Nexus 7にインストールしたアプリは設定のところに「ログアウト」する選択があるのでログアウトを試みたもののなぜかログアウトできた形跡がありません。仕方がないので一旦アプリをアンインストールし、再起動してから改めてインストールし、同じように正しいIDとパスワードを入れて起動させたところ、出てくるエラーメッセージは同じで、根本的にダメそうな感じが漂います(^^;)。

 そこで、本当にダメなのか判断するために活用したのが「Google Play」のアプリ紹介のページです。「マイアプリ」から「インストール済み」を選べばアプリの一覧が出てきますので、そこで問題の(^^;)「netprint」を選びます。その中にあるレビューを見ていくと、中に自分の使っている端末を登録してレビューを書いている人がいたらその方のレビューを見てみましょう。すると、Nexus 7のユーザーのレビューに今回出た私のエラーメッセージと同じものが出るので使えないという書き込みを見付けました。つまり、いくら頑張ってもNexus 7上からではnetprintを使っての出力はできないという事がわかったというわけです。

 今回はここまでたどり着くのにかなり遠回りしてしまいましたが、私と同じように以前の端末で使えていたアプリがインストールできるものの動かないという場合はNexus 7ではまだ動作がサポートされていないという可能性を疑ってみて下さい。こうした事がどうしても納得出来ない場合は、Androidを使い続けるよりもiPadやiPadminiの方を最初から使うようにした方がいいでしょう。この点では確かにiPadの方が安心して使えますね。

 ただ、時間の経過にともなって動作環境も改善する場合もありますので、すでにNexus 7を持っていて私と同じ体験をしてしまった人は、気を長く持ってアップデートを待つか、別のサービスあるいはアプリを検討してみるのも一考です。いわゆる定番アプリも変わってきていて、もしかしたらもっと便利なアプリが出ていたり、新たに出て来るかも知れませんので、そうした事も気にかけておきましょう。

2013年5月29日 (水)

フマキラー おすだけベープ クリスタ

 気温の上昇につれて気になってくるのが家や部屋の中にやってくる虫たちです。家の中でさえ何の対策もしていないとたとえ一匹だけでも一晩中気になって眠れない方には深刻な季節であるといえます。

 車中泊はアウトドアとは違うとは言いつつも、やぶ蚊が多いところに車を停めて寝ようと思ったら、やはり対策はしなければならないでしょう。虫対策にはさまざまな方法があり、私の場合は今まで外てのんびりする際の対策としては蚊取り線香と携帯ケースをセットで用意し、車内では専用の電池式カートリッジを用意しています。しかし、車の中で蚊取り線香を使うのは中に煙や匂いがしみ込むので避けたいですし、専用に用意しておいても実際に車中泊で使う事がほとんどなければお金のムダにもつながりかねません。

 ここ数年、電池も火も使わないワンプッシュタイプのものが出てきていて、実は昨年はそのタイプの薬剤を使っていました。一回押せば薬剤の効果は持続するので、一つ購入しておけば複数の部屋で使えて便利です。

20130520_144754_2

 今回紹介する「おすだけベープ クリスタ」は、同様なワンプッシュタイプの蚊取りですが、ポイントは写真のように液体の薬剤が目で見えるようになっていることです。薬剤を使った複数日使える蚊取りは、概算の日数はあるものの実際どこまで持つかという事を判定するのは難しかったのですが、これなら薬剤の量を目で見ればいいだけなので簡単です。日常的に家庭に使っているものをそのまま旅行に持って行くものとしては、ケースに入れて使うものよりもボトルをそのまま噴射して使う写真のタイプの方が持ち運びしやすいでしょう。車中泊の他にテントを使うような場合でもこれ一つで虫対策ができるわけですし、複数用意しておいて、出掛ける時に一つ持って行くというパターンでもいいでしょう。昨日、私のところでは梅雨に入りましたが、梅雨明けとともに虫対策が本格化してくると思いますので、今のうちに準備はしておいた方がいいかも知れませんね。

(ご注意)
 この記事に使われている写真について、購入時に誤解を与えかねない表現になっておりますので一部訂正させていただきます。紹介した「おすだけベープ クリスタ」には120日分のものと、写真の210日分の二種類のものがあり、ドラッグストアでは210日分のものの方が安く売られていることがあります。写真のパッケージに小さく記載があるのですが「不快害虫用」というのが210日分の製品パッケージに印刷されていて、効能のところを見ると、「ユスリカ チョウバエ」になっていてハエやカの成虫に対する効果をうたっていません。120日分のものはハエやカの成虫に効能があるので、今回紹介した効能を期待して購入する場合は、210日分のものを購入せず、120日分のものを選ぶようにしてください。

2013年5月28日 (火)

T-Value ハイブリッド の保証と中古車としての価値

 すでに派手なテレビコマーシャルでご存知の方も多いかと思いますが、トヨタが本腰を入れてハイブリッド車の中古販売についての保証制度をスタートさせました。ハイブリッドカーはまだ発売されてから年月が浅いこともあり、その耐久性能についてはまだ誰にもわからないというのが正直なところだろうと思います。

 初代プリウスが出たのが1997年ということで、これを書いている2013年から16年前ということになります。さすがに発売当初の車は中古市場にはもう出回っていることはないと思いますが、ハイブリッド車を中古市場で買うのは電池が劣化したりハイブリッドを実現する機能がおかしくなった場合のことを考えると、今まではちょっと躊躇せざるを得なかったように思います。

 今回、トヨタの中古車ディーラーでハイブリッド車の中古車を購入する場合に限って新たな保証が付くようになりました。通常の車でもT-Valueでは1年間の保証が付くのですが、ハイブリッド車には新車登録より10年間ないし、通算走行距離20万キロまでは、

・メインバッテリー(駆動用電池)
・ハイブリッドトランスアクスル
・ハイブリッドコントロールコンピューター
・バッテリーコンピューター
・スタータージェネレーター
・インバーター
・DC-DCコンバーター
・冷却装置

 これらの部位が中古保証の対象になるとのことです。また、購入時にはハイブリッドシステムの診断書を発行し、動作を保証するというわけです。

 こういった保証をトヨタ以外の中古車業者がやるのはちょっと無理だと思いますので、今後中古でハイブリッドを購入したいと思われる方はトヨタから直接中古を買われるのがまずは安心でしょう。この仕組みで売りに出されている車の中で最安の車というのは、あくまで私がネット検索で調べた中ではプリウスのシリーズでした。具体的には、

・2008年式 プリウスEX 走行121,000km
・2005年式 プリウスS  走行108,000km

 あたりで、だいたい60万円前後(車体価格のみ)といったところです(2013年5月27日現在)。それほど距離を乗らないなら2008年式の方なら5年は安心して乗り続けられますし、かなり距離を走るなら2005年式のものでも2年で10万キロ走る方もいると思いますのでそこまではいざという時にも保証があると思えば普通のガソリン車との差額を結構稼げるのではないかと思いますね。また、新古車のような高額な中古車を購入する場合は、新車で購入するよりもハイブリッド機能についての保証は長くなる場合も出てくるので、あえて新車で購入しないで中古の高年式・走行距離が少ない車を狙うというのも手かも知れません。

 それにしても、このようなサービスをトヨタが開始したことで、今後の他社や中古車業界自体がどうなってしまうのかという問題も出てきたと言えるでしょう。全ての車がハイブリッドになるとは思いませんが、購入したメーカーにより下取り額が変わってくれば、ハイブリッド車を選ぶ消費者はトヨタに殺到し、他のメーカーの開発にも影響が出てくるでしょう。全ての車の中に占めるハイブリッド車の割合が増えてくるに従って普通車のセダンタイプは中古車市場から消えて行き、プリウスのみが生き残るような(販売チャネルはトヨタの中古車店のみになりますが)状況も予想されます。

 とりあえず現状では軽自動車のハイブリッド化の動きはないようなので、私自身の中古車購入についての影響はないのですが、タクシー業界なんかもどうなってしまうのかついつい考えてしまいますね。トヨタの中古車の保証があったとしても、10年か20万キロ乗られた車は、それ以降にハイブリッド機能にトラブルが出た場合にはまず間違いなく廃車から解体へというコースをたどることになるので、特にタクシー会社はハイブリッドに全面的に移行するのか従来の車を使い続けるのかの判断を迫られることになってくると思います。まあ、一般のユーザーは新車や中古車を購入しても20万キロまで乗ることはないので、多くのハイブリッド車に乗るドライバーが影響を受けることはないにしても、今までは10万キロを超える過走行車であっても輸出することで、海外でさらに長く乗られるという一面もありました。ただ、過走行のハイブリッド車を海外輸出することは無理でしょうから、そのまま解体される数が増えていくわけで、日本の国内外において様々な影響が心配される部分もあるということも覚えておいて損はないと思います。

2013年5月27日 (月)

コットの上にテントを乗せる試み(2)

 B84cotの上に載せるテントを探していて、山岳用でないツーリングテントでコットの上に載るジャストサイズくらいのものは、ありそうでなかなかないという感じでした。テントの重量を極力減らしたいという人については需要があるものの、さまざまなところで言われていることには、1人で使うなら2人用以上をという感じで選んだ方がいいという風に解説されています。多くの1~2人用のツーリングテントを検討して、ネックになったのがその奥行きです。1人用でも奥行き100センチというのが多く、B84cotの幅である80センチと比べるとかなりはみ出てしまうのでそれでは安定感がなくなってしまうのではないかと心配になるのですね。

 できるだけ幅が狭いものをという、一般的なツーリングテントのニーズから外れたポイントでテントを探していたので、普通に考えると希望に合うものはウルトラライトの山岳用テントという風になりがちです。そんな中、一つだけ何とかコットの上に設置できそうな1人用ツーリングテントがあるのを見付けました。それが、ダンロップのツーリングテントR-126でした。

 このテントはサイズは幅200センチ、奥行き90センチ、高さ100センチとなっています。価格も定価が2万円ほどですが、割引しているショップでは1万5千円程度で手に入ります。いろいろ探している中で、コットの上に設置できる専用のテントというのも見付けましたが、私の確認したものではR-126と同じくらいの値段だったので、テント単体でも大いに使い道がある3シーズン用のツーリングテントの方が色々使えて便利だろうという事で、気合いを入れて購入の手続きをしてしまいました(^^)。

R0010344

 今回は自宅の駐車スペースのわずかな隙間に設置することを試してみました。車と壁の間は1メートルちょっとしかありませんが、こういった場所に設置することをまずは想定しました。熊の顔が入ったコットの袋が90センチ近くあるため大きさが際立つのですが、かえってテントパッケージの小ささが極立ちます。重さも、ポールやペグも入って2kgを切っていましてカタログ値では1.85kgと、普通に自転車やバイクのキャンプに持ち出すにはいい大きさだと思います。用意したのは汚れ防止・雨よけ用のグランドシートと、テントの内に敷くためのござで全てです。

R0010345

 写真のグランドシートは3畳のものを縦に半分に折っています。コットをこの上で組んでも汚れないようなサイズになっているので、安いものでも同時に用意しておけば何かと便利です。

R0010347

 コットが組み上がったらグランドシートの汚れを落としつつ、コットの上に載せます。この上にテントを載せるようにすると、もし雨に降られたような場合でもコットの布をより濡らしにくくなります。コットの横にあるのはR-126用の組み立て式ポールです。

R0010348

 次にいよいよテント本体をコットの上に載せます。サイズを見てくれればおわかりかと思うのですが、コットの上で横の部分が少々はみ出すものの、問題なく広げることができました。このようにテントを直接地面に着けずに設営できるというのがコット上の設営でのポイントです。

R0010349

 このテントには四隅にポールを差す金具があり、ポールをしなるように曲げるようにして金具の穴にポールを入れるだけでポールが立つようになっています。ポールをセットするにはかなり力がかかるので、テントを押さえないでポールを入れようとするとテントが滑ってコットから落ちてしまいます。ですからこの作業をする際には、コットの上に乗ったり足で押さえるなどしながらテント本体が動かないように注意する必要があります。ポールを付けたら、テントとポールをつなげると写真のようにテントらしくコットの上に置けます(^^)。

R0010350

 さらにこの上からフライシートをかけ、紐と金具でテント本体をつなげば一応の完成になります。写真の状態は、テントはコットの上に載せただけですが、強風が吹いたりしなければこれだけでも十分なような感じです。なお、コットとテントを固定するために、一応自転車用のフックが付いたゴムひもを用意しています。コットの足にテントとつなげたフックを掛けることで、それなりにテントはコットに固定されます。ただ、写真の状態ではテントはコットの上から落ちることはないでしょうし、何しろ作業をするスペースが取れなかったので、今回はフックを使いませんでした。

R0010352

 テントへの出入りはどうなっているかというと、長辺の一方に写真のような大きな入り口があります。コット自体が動くので、狭いスペースの中をずらすことができるので人が通れるスペースを作って入り込めばOKです。反対側には風が通るベンチレーションを確保する仕組みがあり、入り口部分はメッシュにしたまま開閉可能です。やむをえない状態で駐車スペースにテントを設置する場合は、写真とは反対に入口を設けるように設置すれば、外から覗かれることなくある程度のプライバシーも保てるのではないかと思います。

 今回は駐車スペースに設置してみましたが、他にもいろいろな利用方法が考えられます。私はこのセットを車の中に入れておきたいと思っているので、もし緊急避難的に使う場合、最大2名まではしっかり足を伸ばして寝られる環境を手に入れたことになります(もう一人は車の中に設置したB24cot(ボイジャーコット)で寝られます)。私が車中泊をする場合は一人で出掛けることがほとんどですが、同行者がいる旅でどうしても一夜を車で明かさなければならなくなった場合は、最悪このセットが使えるということになります。また、キャンプ場が使える場合は車の中でなくこちらの方が夏などは快適に過ごせるでしょう。

 このセットの使い方は考えるだけでも楽しいもので、軽トラックの荷台に設置すれば、テントを張る場所を考えずにどこでも寝られるので、車中泊できる車の範囲をさらに広げられるという事もありますね(^^)。普通に使う場合でも、いったん設置した場所から自由に移動できるということで、日中は木陰が移動するたびにテントとコットを動かしてゆっくり昼寝をするために使うというのも良さそうです。テントとコットを別々に設置するため普通にテントを立てるよりも時間がかかるという問題はありますが、ペグが不要でテントも傷めませんし、岩場のような条件の悪い場所でも快適な就寝ができますので、実践導入が今から楽しみです。

2013年5月26日 (日)

コットの上にテントを乗せる試み(1)

 先日、就寝するスペース縦210センチ横80センチという大型のコットB84cot (OEM:Grizzly) を購入しましたが、実はこのコットを購入したのは今回紹介する使い方を模索していたためです。購入先の北海道夕張快速にある快速旅團のブログで、このコットの上に自立式ツェルト(テントより軽い主に避難用に作られたもの)を乗せている写真を見て、これは自分でもやってみたいと思ってしまったのです。旅に出ない自宅で過ごしている時でも、これから暑くなると部屋の中ではとても過ごせなくなった場合、屋根のあるベランダでそのまま寝てしまったりできそうだとまず思いました(^^;)。車中泊でも周辺にテントを張れるようなスペースがあり、外の暑さががまんできない時などに使えるのではないかと思ったのですね。

Tentcot

 具体的にどういうものをイメージしているかというと、「テントコット」という名で売られているものに近いと思います。写真のようなものですが、写真を見ていただいて、まるで芋虫のようという批判はなしという事で(^^;)。ただこのようなテントコットのオリジナルは頑丈ではありますが結構高額です。日本メーカーではWILD-1が「イージーキャンパー」という商品名で1万5千円前後で売られていて、これには食指が動きかけたのですが、足が2本しかないため耐重量が80kgと、耐久性に不安があるのですね。また、テントとコットが一体になっているという構造自体の問題として、重量もあるということで持ち運びも大変で、当然ながらコットとテントを別々に使うことはできません。今回は先にコットの方を安く入手してしまったので、このコットを生かすように上に乗せるテントを工夫すればある程度安価にセットを組め、もちろん別々に持ち出すこともできるようになり、さまざまな展開が考えられるのですね。

 というわけで、B84cotの上に乗せるテントをどうするかという事になったのですが、まず安くてコットのスペースに設置できそうなものとして最初に気になったのがこのテントでした。

T151

 写真の、「ドッペルギャンガーT1-51」という一人用のテントは、まるで傘を広げる用にセットし、反対方向の端にポールを立てる事で簡単に張れるテントです。テントへの出入りは天井の部分にジッパーがあってそこを開くとテントの上から出入りできるので、最初に紹介したテントコットのように穴ぐらに潜るような形で出入りしなくて済みます。

 このテントは実売価格で8千円前後で売られているものなので、私がB84cotを購入した金額とほぼ同じでコストパフォーマンスは良く、購入する寸前まで行ったのですがある理由で断念しました。というのも、片方がポールを立てないと自立しない(ポールを立ててペグで固定しないと立たない)というのが問題で、どうやらコットの上にそのまま乗せることができなさそうだったという事です。恐らく、このサイズのテントでは単体で使ったとしても荷物の置き場所もないですし、コットとセットでなければ一回使ったらすぐ嫌になりそうな感じもしたのですね。使い方によっては原付とセットで使うなら荷物にならずに限られたスペースでもすぐに設営でき、面白いかもしれないと思ったのですが、いかんせんコットの上で立てられるかどうかわかないということで、別のものを探すことにしました。

 自立式のテントという事ではドーム型テントが一般的ですが、サイズが小さい一人用というのは山岳用に多く、サイズ的にはぴったりだと思ったアライテントの「トレックライズ0」でした。ちなみに寸法が205センチ(幅)、80センチ(奥行き)、100センチ(高さ)とB84cotにまるまる収まります。しかし山岳用のテントという事でその値段がとても高く、さすがに現状では手が出ませんでした。でも既にトレックライズ0のような.一人用の山岳テントをお持ちの方ならコットの導入でテントコットのように使えますので、、コットのみの投資でいろいろ便利に使えると思います(^^;)。

 というわけで、B84cotの長さ210センチ、幅80センチに合う山岳用でないツーリングテントを改めて探し、何とか予算内に収まりそうな一人用のテントを見付けたのでした(つづく)。

2013年5月25日 (土)

旅に持ち出すボトル2013夏

 季節が夏に向けて行く中で、車の旅で用意する水筒やボトル類というのはかなり変わってくるようにも思います。私の場合ですが寒い時期には保温性のあるステンレス真空ボトルのみでもいいという感じでしたが、車を運転中、ちょっと停まった時に気軽に飲めるものという事になると熱いものをそのままというのは危険です。

 私が持っているステンレス真空ボトルの中には、夏用に飲み口を変えることによって冷たい飲み物を直接ボトルからいただけるものもありますが、体調管理という面からは冷えた飲み物を飲み過ぎるというのはお腹を壊したり免疫力を弱めてしまう事にもなりかねないので、過度の摂取は避けたいところです。また、のどが渇いていると言って、大量に摂取しすぎるのも旅先での体調急変の元になるので、できればさけたいですね。という事で、梅雨の季節から真夏にかけて、水分補給及びさまざまな用途で使う事の多い私の現在のラインナップについて紹介させていただきたいと思います。

R0010337

 この写真の中で、車に常備しているのは右のSIGGボトルを除いた2本です。左の象印のステンレス真空ボトルは1リットルの容量があり、熱湯を出発時に入れていけば2泊3日くらいの旅ならその温かさは相当保てます。実用的に使えるカップがあるので、インスタントコーヒーなどをこれだけで楽しむことができるのも常備する理由です。

 真ん中のナルゲンボトルも1リットルのもので、カバーをかけていますが透明なボトルです。旅先で水を汲む場合にはこの口の大きさは有難いですし、湯たんぽとして使う場合でも直接やかんのお湯が入れられます。ただ、口が大きいという事で中味をこぼしやすいという問題があるので、飲む場合はここから移して飲む事が多いです。

 そして右のSIGGボトルですが、私の夏には定番のものになっています。まだ肌寒い時期には200mlの直接飲めるステンレス真空ボトルにお茶などを入れ、車を停めて飲む事が多いのですが、熱中症が心配される天候の場合、普通の水をSIGGボトルの中に入れ、喉が渇かなくても少量ずつ口に水を含んで水分補給をします。写真のボトルのキャップは、一気に飲めないような形になっている「アクティブボトルキャップ」です。SIGGではボトルとセットになった製品の他、ボトルキャップのみでの販売も行なっています。キャップのみ購入して、他のボトルにも付けられれば、その方が経済的かも知れませんね。容量については写真のものより少ないもの多いものも同じSIGGボトルで揃えていますので、その日の気温など、状況に応じてボトルの容量を変えるという形になると思います。

 ただ、単なる水分補給なら使い古しのペットボトルに100円ショップで売っているようなキャップを使う事で再利用するという方法もありますが、最初からしっかり洗った空のペットボトルに水を入れる場合はともかく、旅行中に購入した水以外のペットボトル入り飲料のボトルを転用する場合は注意しましょう。中が完全に洗浄できていないと、雑菌がボトルの中で繁殖する恐れもありますのでその点には注意しましょう。

 これを書いている2013年5月現在、日差しが強くなったというだけでなく、湿度も高いという事で、熱中症になる可能性も日々出てきましたので、お気に入りのボトルを用意しながら、きちんと水分補給をするようにしたいものです。

2013年5月24日 (金)

クレトム 断熱・光消臭シェード スタンダード SA-63

20130523_115312

 良く買い物に行くカー用品ショップで普通に買い物をしていたら、たまっているポイントが千円分くらいあり、ポイントの期限がそろそろだと言われたので、改めて売り場に戻り、千円くらいのもので今の車で使えそうなものを探していて見付けたのがこのサンシェードでした。

 この種のものはピンからキリまであり、あくまで安くという事であれば100円ショップでも入手可能です。しかし今回予算が千円前後という事で、さまざまな種類の中から選択することができました。

 千円くらい出せると、いわゆるぺらぺらの一枚ものではなく、二層構造で断熱性がいいものを選ぶことができます。この製品はさらに光触媒の力で車内の消臭ができるということと、表面がシルバーとブルーになっているため、リバーシブルで使えるというのも良さそうに思えました。

20130523_115434

 実際に装着してみると、付属していた吸盤を使わなくてもぴったりと前面ガラスにフィットします。ペラペラでない分だけ逆に少々装着するのに大変ではあるのですが、サンバイザーを開いてから装着すればスムーズに行きます。この点だけは安い一枚のものの方が自由に折れ曲がってセットしやすいのですが、多くの車のフロントを見ると、装着用の吸盤が熱により劣化し、さらに薄い素材で折れ曲がってしまったサンシェードが用をなさなくなり、一部車内に直射日光が入り込んでしまっているパターンも見かけます。そのようなものを使っている方は、フロントガラスにジャストフィットするサンシェードに買い替えを検討してもいいでしょう。

 ちなみに、最初に紹介したパッケージにはQRコードが印刷されていて、携帯電話やスマートフォンなどでURLを読み込むと、自分の乗っている車の車種別に、適合サイズを教えてくれます。店頭で私も検索を行なった結果、スタンダードタイプが適合しているということでこのサイズを買い、無事に問題なく装着できたわけです。

 さらに車中泊で使う場合、サンシェードの使い方は日光を遮るものとしてだけでなく、夜間の目隠しとしても使う事が多いでしょう。さらに言うと断熱効果を持つものを導入した方が翌朝出発の際にガラスの曇り方にも違いが出てくることが予想されますので、車中泊で使う場合は厚いタイプを選択するのがいいような気がします。

2013年5月23日 (木)

列車シートと車のシートを比べると

 昨日は用事があって電車で新宿まで出掛けていました。行きは運賃節約のために早起きして普通列車中心で、帰りは時間節約のために特急および新幹線を使いました。具体的にはJRと小田急を使ったので、行きの小田急の急行を含む普通列車はクロスシートの座席を装備したものには乗れず、全てロングシートでした。

 帰りは行きの雑然とした雰囲気からするとかなり奮発し、小田急のロマンスカーからの乗り換えが新幹線というパターンでした。ともにクロスシートでしたが、乗り心地の点で言うと、以下のようになります。

小田急ロマンスカー>普通車・急行のロングシート>新幹線のクロスシート

 普通列車に立っている時は評価外ですが、新幹線のクロスシートは始発からではなく途中の小田原から乗りこんだため、ほぼ直角になったシートをリクライニングさせることができませんでした。新幹線のシート自体は素晴らしいものだと思いますが、リクライニングを戻すと直角になるというのはいただけません。最大評価のロマンスカーでは最初からある程度角度が付いた調整がされており、後ろの人に気付かってさらにリクライニングを倒すことがなくてもゆったりとくつろげました。この快適さを感じたすぐ後に新幹線の直角シートに座ったのでより大変に感じたのかも知れませんが、新幹線に乗った時間はかなり長く感じました。

 直角に立ったシートはかなりの圧迫感があり、普通列車のロングシートの背もたれ部分の方が私にとっては楽でした。もちろんロングシートは人で埋まっているため左右の余裕は全くなく、さらに確実に座れる保証もないのでその点では新幹線のシートの方がいいのかも知れませんが、飛行機のように背もたれを倒すと危険というわけでもないと思うので、なかなか私のように後ろの人に断っても気を遣って十分満足できるだけ倒せない人のために、最初から座席の角度を調整して欲しいですね(^^;)。

 そういう観点から言うと、鉄道の座席と比べても今私の乗っている軽のおせじにも高額とは言えない車のシートは、自分の思い通り倒せたり腰の部分にクッションを用意したり、状況によっては靴下や朝を脱いでくつろぐことができるという点で優れていると言えるかも知れません。よく大雨や台風で新幹線が止まり動かなくなってしまうと、新幹線を夜間に「列車ホテル」として提供するという報道がありますが、一夜を新幹線の座席で明かすというのは車中泊の快適さを追求してきた私としてはとても耐えられそうにありません。さすがにそうした状況ではリクライニングを最大に倒した状態で休まれるとは思うのですが、グリーン車以外の座席には足のせもありませんし、本格的に列車の座席を使って休むためには、車での車中泊とは違ったノウハウを用意する必要が出てくるでしょう。ただ、最近では夜行列車自体がほぼ壊滅状態になっているので、そうしたノウハウは以前よりは必要がなくなってきているのかも知れませんね。

2013年5月22日 (水)

JAFが販売するストームクッカーは季節商品?

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/jaf-trangias-2e.html

 以前上記リンクで紹介したJAFの機関紙「ジャフメイト」の巻末にある通信販売のページに掲載されていたJAF専売のストームクッカーのセット(アルコールストーブと風防、鍋とヤカンに収納袋まで付いたセット)が今年も販売されています。JAFの会員でない方も、JAFのネットショップで購入することができるようですので、興味のある方はネット検索で探してみてください。

 昨年、上記のエントリーを書いた時には、同じくJAFが販売しているステンレス製のアルポットのように通年販売だと思って記事を書いたのですが、時をおいてJAFのネットショップをのぞいたところ、掲載がなくなっていてあせりました(^^;)。まあ、キャンプ用品ということで季節物として売っているということなのでしょうが、アルコール燃料を使った調理器具というのは冬でも割と安定して使えるのでそのまま売ってくれるのではないかとたかをくくってました。今年はどうなるのかわかりませんが、毎年同じように企画されて売られるのかというのは全くわからないので、今回もここで敢えて紹介させていただきました。

 価格は昨年と同じになっていて、円安の今の方がお買い得と言えなくもありません。私は一回り大きいセットをすでに持っているので追加購入はしませんが、昨年も書きましたが、国内の販売店でストームクッカーを買おうと思った場合、ヤカンと収納袋がセットになり、お手ごろの値段ということになると、個人輸入されたものをネットオークションで手に入れるような方法になってしまうと思います。アルコール燃料を使うものということで敬遠する方もおられるかも知れませんが、付属するヤカンを使っての湯沸しだけではなく、鍋やフライパンを使っての調理までこなし、風の影響を受けない調理器具のセットがコンパクトにまとまっているということで、最低これ1セットでソロないし2人程度のキャンプなら何とか調理をすることも可能なものです。半ば個人の趣味アイテムのような感じもしますが(^^;)、興味のある方は販売継続されている時を狙ってみてください。

2013年5月21日 (火)

自動車税納付と納税証明書

 5月というのは新緑の香る素晴らしい季節ですが、ゴールデンウィークの終了とともに現実に引き戻される通知がやってきたりします。ぞれが車やバイクに乗っている人には避けることができないのが税金なのですね。
 自動車税の仕組みは良くできていて、請求が来ても払わないでいると車検が受けられなくなってしまいます。納付書には「納税証明書」がもれなく付いてきますが、この納税証明書が車検を受ける際に添付することが必要で、ない場合は県や市町村の窓口で再交付の手続きをしなくてはなりません。その際にもし自動車税の未納分があった場合は、延滞金を上乗せした額を支払わないと納税証明書が発行されません。
 人によって車検時期はいろいろで、納税証明をすぐに使わない場合もあるかも知れませんが、個人的には支払いが終わったらすぐに車の中の車検証と一緒にして保管しておくことをおすすめします。車検を通した翌年には2年車検の場合必要はないということもあるのですが、車を手放す場合に納税証明書の提示を求められる場合があります。確実に自動車税を納めてある場合は大丈夫ですが、もし何かの拍子で納税を忘れている状態で売買契約をしたことがわかった場合、次の持ち主が車検を通そうと思った場合に本来必要ない支出を強いられるわけですから、業者から本来収めなければならなかった税金+延滞金分を請求されることになってしまいます。それが売買時にわかればいいですが、車検を受ける時に発覚した場合は、いろいろ面倒なことになるかも知れません。
 車を長く乗る場合でも、事故に巻き込まれて仕方なく車を手放す場合もあるかも知れません。車検証の他、自賠責保険の証書とリサイクル券までは車に常備させている方は多いと思います。しかし納税証明書だけは車検時にまとめていても、翌年5月を過ぎるとそれまでの納税証明書は効力を失ってしまいますので、今の時期納付が終わったら自宅に置きっ放しにしないで車の中に早く移動させるクセを付けておくというのがいいのではないでしょうか。

2013年5月20日 (月)

B84cot (OEM:Grizzly) の組み上げと簡単なグレードアップ法

 すでに車中泊用に低床コットのボイジャーコット(現在はOEMのB24 cotとして販売されています)を北海道夕張で営業しているアウトドアショップ・快速旅團さんから購入して便利に使っているのですが、当時の購入金額は一万円弱だったと記憶しています。今回、同じ快速旅團さんのネットショップから、ボイジャーコットより一回り大きいサイズの通称「グリズリーコット」のOEM商品、B84cotを購入しました、お店の方でが円高の時に仕入れたものらしく、当時のボイジャーコットと比べても格安の値段で売っていたので、その値段で買えるうちにと注文を出してしまったのです。

 実際に品物が届いてみると、仕舞いの寸法すら大きいという感じですが、何とか今の車にも搭載できるギリギリのサイズといった感じです。このコットは車内で使えるサイズではありませんが、大きさを除いては組み方などはボイジャーコットと同じです。このコットは最初はかなり硬く、組み上げるのにかなりの力がいるのですが、ボイジャーコットの組み立てに慣れているせいか、意外とスムーズに組み上げることができました。ここでは組み上げの手順および簡単なグレードアップ方法について、今後ボイジャーコットを購入される方の参考にもなるかと思いますので、詳しく紹介します。

R0010323

 まず、袋からコット本体を出します。足が4本と最初から布が張られたパイプ部分に分かれています。こうした形になっているため、パイプを組むだけでコットが完成するのです。

R0010324

 作業の第一段階として、写真のように3つに分かれたパイプをつないで一本ずつにします。これで組み上がった時のだいたいの大きさがわかるでしょう。当然ながらそれなりの広いスペースがないと組み上げは困難なので、十分なさ行スペースを確保するようにしましょう。

R0010325

 次に、足の部分のパイプを本体にはめ込むのですが、ここがかなり大変なのです。何の予備知識もなく手の力だけではめ込もうとすると、下手をするとパイプの先が手に当たって怪我をする危険もありますので、心配な方は軍手をして作業される方がいいかも知れません。私の場合は写真のように足で両側のパイプの穴を思いっきり広げたまま足のパイプを押し込みます。何とか両方の穴にパイプが入ったら、上から叩くようにしてでも根元まで押し込むようにします。最初は一連の動作にかなり力が要りますが、何回も組み上げていくうちに金属部分がスムーズに入るようになり、それほどの力をかけなくても済むようになります。力がなくてどうしても組めない場合は、どなたか力の強い人を頼んで何とか数回組み上げてもらい、その後でもう一度組み上げを試してみましょう。

R0010326

 このように足を全て差し込めば完成です。ただ、最後のパイプをきっちりと差し込むにはやはり力がいります。とにかく最初だけだと思って頑張りましょう。布の張りが以前購入したボイジャーコットに比べてゆるい気がしますが、その分ゆったりとできるような感じになりました。このままでも十分便利なのですが、足と床面を保護するためのカバーを足のパイプの部分に付けたいと思います。

R0010328

 使うのは、100円ショップで購入してきたガーデニング用のホースです。たまたまあったものは内径15ミリのホース1メートル10センチのもので、今回はこれを2本使います。

R0010329

 まず、ホースを半分に切ります。コットの足の地面に接地する部分はだいたい60センチ弱くらいなので、半分に切った55センチというのは意外とベストマッチングな長さかも知れません。

R0010332

 このままでは足に付けることはできないので、写真のように切りこみを4本全部に入れます。このように切るためには細長いはさみを使うのがいいでしょう。

R0010336

 切り込みを入れることによってパイプにホースを通すのではなく、一枚になったホースを足のパイプに巻きつけるようにして装着することができます。四本の足全てに装着すると結構立派に見えます。これで、屋内で使う場合でも床を傷つけることはないですし、屋外で使う場合でも、汚れたらホースの部分だけ取り外して洗えば元々の足はそれほど汚れずにすみます。

R0010337

 最後にひっくり返して完成です。改めて寝転がってみましたが、男性でそれなりに背が高くてもコットの上で寝返りができるというのはいいですね。カバーを付けたことにより心配した収納についても、ホースを付けたままで収納袋にそのまま入り、車にも積載することができました。このコットは家の中やベランダで使うほか、夏の暑い時期に車中泊ではとても過ごせないような場合は積極的に設置して活用していこうと考えているところです。

2013年5月19日 (日)

2013 静岡ホビーショー

 毎年5月中旬に行なわれるプラモデルの見本市、静岡ホビーショーの一般公開に出掛けてきました。週末に一般公開されるため、全国からやってくる人たちで会場はとんでもなく混雑するのですが、自宅から会場まではそう遠くはないので、会場時間の朝9時頃に思い立って出掛けてみたものの、すでにすごい人の列になっていました。他県からお越しの際は前日から会場近くに入って車中泊の方がいいぐらいの混み方で、一通り見終わって私が会場を出た時には皆車で会場に入ろうとしていたせいか、大きな交差点をふさぐようになってしまっていたほどで、渋滞の発生源になってしまっていました。主催者からのアナウンスではできるだけ車を避けて公共交通機関でと案内されていますが、公式サイトにある臨時駐車場からシャトルバスでの会場入りが無難だと思われます。

10011002

 ブースの大きさとしてはバンダイやタミヤには多くの人が集まっていましたが、そんな中、タミヤのブースの片隅に興味深い品物を発見しました。タミヤマークの付いた非常食のセットです。地元企業とコラボしたと思われる焼き鳥の缶詰やカンパン・ビスケットの缶詰がありました。私はこれ以上缶入りの非常食を増やすと収拾が付かなくなりそうだったのでスルーしましたが、ネタとして持っていても十分受けるだけでなく実用にもなる品々だと思います。

1003

 製品そのものの展示という点では、ハセガワやアオシマのブースを中心に回ってきました。特にアオシマには、このブログでも紹介したことのある、軽自動車の生産から撤退してしまったスバルのサンバーの試作モデルが展示されていました(^^;)。個人的にはサンバーのキャンピングモデルが出たら欲しいなと思ったのですが(^^;)、残念ながら様々な車が展示されている中、キャンピング仕様というのはほとんど見付けることはできませんでした。

1004_3

 あと、別の意味で面白いと思ったのが実際に動く蒸気エンジンの模型を実演していた斉藤製作所のブースでした。実際に火を付けてボイラーを使った船のスクリューを回したり汽笛を鳴らしたりしたデモンストレーションはかなりそそられるものがありましたが、こういう趣味はキャンプ用のストーブに火を付けてそれ自身を楽しむのと近いものがあるのかも知れませんね(^^;)。

 会場内では展示即売もあり、ジャンクのパーツなどは格安で売っていて、マニアの方々が群がっていたのですが、私はそれほど興味がなく、ぶらぶらしていたところ見付けたのが空クジなしの抽選イベントでした。その中でいわゆるはずれの5等に非売品の1/12モトコンポ(アオシマ製)があったのがなぜかABC HOBBYという別のブースだったのですが、一等二等よりもハズレの5等のモトコンポが欲しくて一回500円の抽選にチャレンジしました(これの素性は以下のリンクにあるプレゼント用の余りみたいです)。

http://www.abchobby.com/productimg/gamb/city/moto/motocompo.html

1005_2

 そして何とか無事にモトコンポのプラモデルを手に入れたのですが、この時ばかりは自分のクジ運の悪さに感謝しました(^^;)。ホンダ・シティに載せられる小型の原付であるモトコンポは憧れていたものがありますが、実際に所有した場合にはおせじにも便利には使えないと思いますので、所有欲を満たすためにはプラモデルで十分かなとも思います。そういったニーズも模型にはあるような気がしますね。会場にはメーカーの展示のほか、全国から出展されたユーザーの作品展示スペースもあり、本当に多くの人が押しかけていました。こうしたイベントを大した苦労もなく毎年見られるのは本当にありがたいことです。毎年の詳しい日時については事前に公式サイトから確実な情報を得た上で行かれることをおすすめします。

2013年5月18日 (土)

太陽電池でニッケル水素電池充電しながらの旅レポート

 2013年の5月3日から5日にかけての車中泊旅行では、全ての行程において太陽電池パネルを車のダッシュボードに設置して移動や休憩の際でも継続して単三や単四のニッケル水素電池を充電しながら移動していました。

 実は今回の旅では普段の旅なら必ず持って行くノートパソコンを持って行きませんでした。というのも、全ての行程においてホテルの利用は全く考えていなかったので、コンセントから充電するという事は全く期待していませんでした。その代わり、全ての電気を太陽電池パネルや車のシガーソケット経由で充電して対応しようと画策しました。旅先でもコンセントからの電気を使わないでインターネットにアクセスし、外からでもブログを書き、旅先から更新するための最低限の機材は私の場合以下のようになります。

・キングジム ボメラDM100(単三電池2本で動くテキスト入力マシン)
・Apple iPod touch(ポメラ専用アプリがあり、ポメラで作成したQRコードを読み込める)
・ドコモ無線ルータL-09C(格安SIMカードで使えるモバイルルータ)

 もし私がiPhoneを持っていれば無線ルータはいらないのですが、モバイルルータを持っていれば他の端末もインターネットに接続できるので、ネット閲覧にはタブレット端末(Nexus 7)を使えます。この他、通話用のガラケーや、スマートフォンが充電できるようにすれば何とかなるのではないかという感じです。あと充電した電池を使ってスマートフォンやタブレット端末を充電するためには単三電池を4本使ったモバイルバッテリーを用意する必要がありますが、ガラケーについては単三電池2本で使えるタイプのモバイルバッテリーがあれば十分です。この他、車内で音楽を聞くためのICレコーダーが単三電池2本を使っていたり、ランタン、髭剃りや歯ブラシが単三電池を使っているものの、これらのものは旅行中に電池が切れるという事はなかなか考えられないので、携帯電話を含む通信機器の充電を旅行中に気にするだけで私は大丈夫でした。

 また、通信機器のうちスマートフォンについては、私の場合カーナビとしても使っていたので、車のシガーソケットに差すUSBアダプタで常に電源を確保していたので、夜に空の状態から充電するという事はほとんどありませんでした。ですから、実際に車を止めてから使う電気というのは言うほど使わないというのがあり、それが太陽電池パネルを使った充電でも何とかなるのではという事になったわけです。(使用した電池は全てエネループかエボルタのノーマルタイプを使用しました)

R0010319

 今回は、私が持っている太陽電池パネルで充電するハードを全て使いました。3種類ありますがそれぞれに特徴があり、使い分ける事によって便利になるように思います。充電能力も高く曇りでも一番粘るのがGOAL ZERO Guide 10 Plus Adventure Kitでした。これで充電した単三電池4本をタブレット端末の充電に使うのが一番効率がいいような感じです。

R0010320

 次に、中規模のパネルを持つエレコム ソーラー充電器セット DE-SCSET01WHですが、出力が汎用のUSBケーブルで何にでも(携帯端末を直接接続することも可)つながるというのがポイントでした。今回はUSBケーブル経由で単三電池および単四電池を一本から充電できる充電器を100円ショップで売っているUSB延長ケーブルを使って動かしましたので、ここで充電した電池は直射日光の影響を受けませんでした。日が陰ると充電中を示すパイロットランプが付かなくなる事もありましたが、一度日光にあたってから徐々に日が陰るような場合はそこそこ充電が粘る場面もあり、当初の印象から比べると思いの外使えるという感じがした事もつけ加えておきます。個人的には安くなった時に買っておいて良かったと思います。

R0010321

 最後に、単三電池および単四電池を2本ずつ充電できるバイオレッタソーラーギアです。これは以前から書いている通り、利用可能かどうかの判定がボタン一つででき、曇っていても確実に充電しているかどうかもボタン一つでできるのがありがたいです。充電能力は3つの中では一番悪いと思いますが、前日に携帯電話を充電したものの、まだかなり容量があると思われる単三電池2本を1日で再度使用が十分可能な状態にまで持って行ける一方、ほとんど使い果たしたエネループをバイオレッタソーラーギアに入れたところ丸2日充電しても一応使用可能にはなるものの充電完了までは行きませんでした。エネループは継ぎ足し充電も問題なくできるため、少し使ってすぐにまた充電という形で回していくのがいいような気がします。空に近い電池を充電する場合は素直に走行中にシガーソケット経由で充電するか、多少でも日差しがある場合には4本まとめて大きなソーラーパネルのGOAL ZERO Guide 10 Plus Adventure Kitを使う方がいいという事になりそうです。

 なお最初に書いたように、今回は連日十分な日照時間があったので、太陽電池パネルによる充電を十分に活用できましたが、雨などの天候ではほとんど使えないという事があるというのが太陽電池パネルによる充電の問題でもあります。多少雨の天候が続いても大丈夫なくらいの電池のストックが無い場合には走行中に充電できるよう、車のシガーソケットに差して使うタイプの単三・単四電池用充電器を持つ事も必要になってくると思います。私は今回用意しませんでしたが、軽自動車に適合する程度の小さなサブバッテリーを車内に持ち込み、走行充電のできるアイソレーターIS-330を繋ぐと、この機器には普通のバッテリーからシガーソケットで出力できる端子がありますので(家庭用コンセントは使えないので、使いたい場合は別にインバーターを用意する事が必要です)、走行中にはそのままシガーソケットを使え、停車中にはサブバッテリーから電源を取るシステムが組めます(詳しい内容は以下のリンクを参考にしてください)。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-3625.html

 単三・単四電池くらいならこのシステムでも十分に余裕を持って充電ができますので、今後長期旅行で車内でしか充電できないような状況では今回紹介したシステムと組み合わせれば、少なくとも単三・単四電池の充電には苦労しないで済むようになるでしょう。もちろん、大型のサブバッテリーと正弦波のインバーターを搭載し、家電製品を使いまくる車中泊の旅の方法もあるかとは思いますが、走行充電だけではサブバッテリーを満充電することは難しいということもあります。というわけで、私としては長期の旅の際には単三・単四のニッケル水素電池を充電してローテーションさせていく太陽電池パネル中心のシステムを今後も継続して行こうと思っています。

2013年5月17日 (金)

普段の生活の中でできる水の確保

 災害時に備えるために必ず言われるのが水の確保をどうするのかという事です。ひとくちに水といっても飲料水からトイレの水まで様々で、断水時にトイレの水という事だけならお風呂の水を流さずにそのままにしておくことでも何とか用を済ませることができますので、ここでは飲料水をどのように用意するかという事について考えてみたいと思います。

 飲料水を家庭で備蓄するには様々な方法がありますが、簡単でいざという時に安心して使えるものとして、市販されているペットボトル入りの水を購入するというのがあります。水を購入するという事に抵抗がある方もまだおられるかも知れませんが、水道水を備蓄する場合は品質管理が必要ですし、その点製品として売られている水というのは賞味期限までに飲み切ってしまえばいいわけなので、賞味期限に気を付けて時期が来たら使い切るようにすればいいわけです。しかし、そうした確認を怠ると賞味期限をとっくに過ぎた飲料水を抱え込むことにもなりかねません(^^;)。実は私のところにも賞味期限をとっくに過ぎたペットボトルの水が1ケースあるのですが、この水は、いざという時には飲料水以外の使い方で使おうと思っています。とはいうものの、ケース内の6本(どれも2リットル)の存在を忘れてしまっていたため、気が付いた時には飲料用として使えなくなっていたのはショックでした。

 こうした経験を踏まえた上で、差し当たって自分で用意している水は大きいものではなく、500mlのペットボトルに入ったものに変更しました。これだと私が最近では常用しているコーヒーメーカー、ネスカフェのバリスタに入れると大体3杯弱コーヒーをいただく事ができます。すぐに水を使わなければならない場合でも使いやすいサイズであるというのは結構重要だったりします。さらに500mlのペットボトルの場合、車内のドリンクホルダーに置いておくことができるので、車の中でもそれなりの本数をストックできます。あとは、通常の2リットルのペットボトルを一本車の中に入れています。これでだいたい3リットルは確保できますが、よく言われる備蓄推奨の量から考えると少なめです。

 そうした状況をカバーする方法として、私の家の場合ですが、自宅近くのスーバーでアルカリイオン水を専用のペットボトルに給水可能な、カード会員向けの無料のサービスを行なっているので、そのサービスを利用しています。主に炊飯やお茶に利用していますが、水道水のように消毒していないので、少ない期間で飲み切るような感じで利用しています。これも、災害が起こるタイミングにもよりますが、とりあえる自分達が当面飲むくらいの水を用意できるという点で有利です。人によってはこうしたサービスを行なっているスーパーに水を汲みに行く人が常に多くいて、マナーの悪い人が常にいるから買った方がいいと思われる人もいるかも知れません。しかし、そうしたストレスも考えようによっては災害時の訓練だと思ってしまえばいいのではないでしょうか。実際に水がなくなり、給水車に多くの人が押し寄せた場合、その混乱は半端なものではなく、そこに集まる人たちの本性がにじみ出ます(^^;)。つまり、日常的にそうした人間の行動に慣れていれば、ひどく不愉快な目に遭ったとしてもそれが初体験ではなくなるため、ある意味理不尽な状況に耐える力を日々培えるわけです(^^)。これだけでは足りない場合もあるかも知れないのですが、今のところはこれに加えてやかんの水をいっぱいにしておくという感じの対策ぐらいしかしていないのですが、これから夏にかけて、備蓄する水の量を増やしていこうとは考えています。

 あと、これは災害が起こってしまった後の話として、足りなくなった水をどうしてもらい、保管するかという問題もあります。備蓄の目安というのは、災害時直後からどのくらいの期間で実際に避難所に給水車が来るのかというのを考えて作られたものであるので、実際に給水車がやってきた場合にどのようにして水をもらい、どのように運ぶかという事も考えておいた方がいいのではないかと思います。

 水を入れる容器というのは様々なものが売られていますが、一般的には水用のポリタンクが思い当たるでしょう。ただ私は、ポリタンク自体が外からホコリが入らないような構造になっていることから、何かの拍子で中が汚れてしまった場合使えなくなってしまうのが災害時には心配です。私はそうした事を意図して用意したわけではないのですが、水を非常時に入れるために蓋が閉まる布製のバケツと、これもちゃんとした蓋のあるプラスチック製バケツを用意しています。これらを運搬する場合にはパンクしないタイヤを装着した台車が必要かも知れませんが、そうした運搬のための用意はまだしていないので、こちらも早めに考えようかと思っています。水容器としてのフタ付きのバケツというのは、中が汚れたら最悪濡れティッシュで拭くような事でも見える汚れは落ちますし、災害時には強いのではないかと私は思います。現在車には布バケツを入れてありますが、状況によっては荷物を満載している大型コンテナの中を空にして使うことも考えています。用意したものがこちらの思惑通りに使えるのかという事も当然ありますが、水の確保という事を考えていく場合、最低限水を入れて運べる容器がないと困るので、水容器として使えそうなものも家の中に用意しておきたいものです。

2013年5月16日 (木)

Speedpass+(スピードパスプラス)の従来とは違う点

 車で長距離ドライブに出る場合、こまめに給油することが燃料切れの不安を感じなくなるので、先日のゴールデンウィークには燃料計が半分を切ったぐらいでガソリンスタンドに飛び込んでいました。支払いはもっぱらクレジットカードでしたが、かばんからサイフを出してクレジットカードを取り出すことすらめんどくさくなったりするもので(^^;)、車のカギと一緒にしてあるスピードパスが使えるガソリンスタンドを目ざとく見付けようと努力していました。

 結論から言うと、ゴールデンウィークの旅では1回しかスピードパスを使う機会がありませんでしたが、セルフ形式のスタンドでスピードパスを軽くタッチするだけで給油できるシステムというのは大変便利で、もっと多くのスタンドがこうしたシステムでも給油できるようになればいいのにと思ったのですが、スピードパスが使えるスタンドで気になる表記を発見しました。それが、買い物もできるという触れ込みの「スピードパスプラス」でした。

 これは、従来の給油のみに特化し、登録したクレジットカードからガソリン代を引き落とせるチップの入ったスティックに、クイックペイというコンビニをはじめとするさまざまな店舗で利用料金を決済できるクレジットカードによる後払いの電子マネーがセットになったものです。他の電子マネーと違い、現金のチャージが必要なく、クレジットカードのようなサイン、デビッドカードのような暗証番号入力の必要もありません。実は私は、車中泊のように車で遠出する際に財布をなくした時のために、クイックペイが使える専用のカードを新たに作ってしまったのですが、スピードパスプラスを作ってしまえば、これが一つにまとまって車のカギと一緒に管理できるので、サイフを忘れてコンビニなどに買い物に来てしまっても何とかこれでしのげるというわけです。

 現状ではまだスピードパスプラスが登録できるクレジットカードが限られているということもあるので、全ての人におすすめできるものではないのですが、車のカギと一緒に電子マネーを管理できるメリットはそこそこあるかと思います。日常的に電子マネーを使わなくても、私が専用のカードを手に入れたように、旅行中できるだけ現金を使いたくない場合にのみ使うという方法もあります。

 さらに、スピードパスプラスを使うと、従来のスピードパスが使えないセルフスタンドであっても、決済方法としてクイックペイをサポートしているスタンドでもカードなしで決済できるというメリットもあります。セルフスタンドでは昭和シェル石油が全国約500箇所、エネオスのスタンドの一部で使えるとのこと。紛失時には従来のものよりも使われてしまう可能性が高いので注意が必要ですが、もし今使っているカードでスピードパスプラスが使えるようになったら従来のものからの移行も考えてみようと思っています。

2013年5月15日 (水)

荷物をさらに整理するために

 人から私の今の車を見ると、何か怪しい荷物が後部座席に満載されている車に見えるかも知れません(^^;)。車を交換した際に積載できる物理的な量が少ない事もあって今まで積んでいたものをかなり降ろしたのですが、それでもまだ多くの荷物が積まれてしまっています。

 実は今乗っている車で車中泊するためだけならそれほどの荷物を必要とはしません。コット(キャンプ用ベッド)と寝具類および、目隠し用のグッズくらいがあれば十分なのです。それも、旅行に出掛ける前に車に乗せればいいのですが、普段走行には余分な荷物を積んでいるのは防災上の観点からです。

 現状の私の車の中に、車中泊の旅ではほとんど使わないのに車に入れてあるものは、

・非常食(缶詰)
・キャンプ用調理セット・焚き火台
・ペットボトル入り水
・簡易トイレ
・テント
・マットおよび寝袋

 のような防災用品をまとめて入れてあります。いざという時に車に乗って逃げられる場合(東海地震の警戒宣言が出たような場合など)はそのまま乗って移動する事もできますが、突発的な災害の場合はそれも無理かも知れません。しかし、とりあえず自分の身の安全だけ確保して、車の置いてある場所へ戻れるようになった場合、用意した防災用品を探すのは比較的簡単です。食料は缶詰の形で保管しているので、ある程度の衝撃や汚れにも耐えられるのではないかと思われます。

 今まではこうした防災用品をとにかく入るだけ詰め込んでしまっていたので、肝心の旅行の際に寝床を作るのに苦労するような事になってしまっていたのですが、先日のゴールデンウィークの旅での反省から、日常的に乗せておく荷物の見直しを行なう事にしたのです。

R0010317

 この写真だけではわかりずらいかも知れませんが、防災用品を詰め込みながら何とか一人分の就寝スペースを確保できるように荷物をまとめました。写真でいうと右側の大きなコンテナにほとんどの荷物をまとめるというのがまずはポイントです、助手席側に物を置かない事でそのスペースをまるまる使えることになり、就寝スペースを作るのも簡単になるのです。

 写真ではコンテナやかごが置かれていますが、空ならば簡単に折りたためたり、コットを設置するならばその下に押し込むこともできるので、空間を作るのにはそれほど影響を受けません。左側にある折りたたみマットはサイドの目隠しに使うので助手席側に置いてあっても邪魔にはなりません。

 今回のポイントは、別のケースに入れて車内に置いていたものを強引に大きなコンテナボックスに移し、用途がかぶるものは極力排除したことです。キャンプ用品はできる限り折りたたんで小さくなるものや、大きな容器の中に小さな容器が入るようなものを優先して残しました。寝袋もできるだけ小さくまとまるものに入れかえる事で、写真のコンテナにかなりの量が入ったように思います。こうしたコンテナに入れる事のメリットは、降ろす際にも簡単にできるので、車の中の荷物を全て出して掃除したり改めて整理することも簡単なので、さらなる荷物の減少を目指すこともできます。写真手前にはすぐに出したい小物類をケースに入れたまま収納していますが、コンテナの中の整理が更にできれば、この入れ物ごと大きなコンテナの中に入れてしまう事もできるかも知れませんので、さらに旅の荷物がコンパクトになるかも知れません。今後もこのような取り組みについては継続して紹介していければと思っています。

2013年5月14日 (火)

高速で渋滞にはまった場合の運転の心得について

 ゴールデンウィークに車を使って旅に出る場合、どうしても渋滞に巻き込まれる可能性が高くなります。以前テレビでどちらのレーンにいる方が進むのかということをやっているのを見たことがあり、コメンテーターの方が左方向(走行車線)の方がいいという話をしているのを記憶しています。先日テレビで言っていたコメンテーターのブログを発見したのですが、どうやら必ず左側が早く進めるわけでもないということがわかりました(^^;)。

 渋滞は右車線から始まることがわかっています。道が混んでくると早く進もうとする車は右側の追い越し車線へ進路変更するように集まるので、渋滞の発生源が走行車線になるという理屈です。そのように発生した渋滞ならば、遅くではありますが確実に動くであろう左側車線にいれば比較的右車線より動くという事です。しかし、渋滞の原因が車線の減少や合流のためである場合、それが左車線に関するものであれば当然左車線の方が進まなくなるわけで、場合によっては右車線を走っている方が早く進むわけです。

 今回私が利用した高速道路は断続的に合流とは関係なく渋滞していたので、セオリー通り左側をキープして走っていた方が比較的流れていたようですが、個人的には高速道路で渋滞にあった場合は左側をキープして走ることをおすすめします。

 というのも、何らかの理由で高速道路から降りたり場合や、サービスエリアで休憩やトイレタイムをと思っても渋滞の中で右車線にいたら、出たくても本線から出られないということが起こります。ゴールデンウィークの時期には高速出口やサービスエリア入口のはるか前から車の列になっていることもありますので、いち早くそうした状況を察知するためにも左車線走行がいいということになります。

 個人的な実感として、高速道路がどこでどう合流するかということを熟知していない限り、左右どちらが早く動くかということは確率的に半々ではないかと思います。それならば右車線から急に左車線に移らなくてはならなくなり事故の原因を増やすよりも、動かない状況でイライラしながらも、左車線キープが何かと安心できるというものです。ただ、どうしても目的地に早く着くために渋滞をうまくすり抜けたいと思うなら、事前に十分リサーチして自分の使う高速道路ではどこでどちらの車線から合流するのかをきちんと把握し、ぎりぎりまで合流しない車線に入り続けるようなルートを考えるしかないでしょう。

 あと、渋滞の発生源にならないためにも高速道路走行には注意が必要になります。よく赤信号から青信号に変わってもなかなか車が動かずにイライラする経験をした方もいるかと思いますが、全ての車がスムーズに走行できることもないので、一台の車が極端に坂道などでスピードが低下したりすると、後続車が続々とブレーキを踏むことによってついには停止してしまうことにもなり、それが渋滞の発生源になるのだそうです。高速道路の最低速度は50キロですが、走行車線の流れを妨げることなく、急な上り坂でも60キロはキープし、どうしても無理な場合は登坂車線に早めに移るなどの心掛けが必要です。

 現在、渋滞中に前の車から一定の車間距離をとって着いていくオートクルーズが搭載されている車もありますが、こうした装置がもっと普及すれば、事故渋滞以外の自然渋滞もかなり緩和されるのではないかと思いますね。

2013年5月13日 (月)

車中泊用の汎用目隠しを作る

 今乗っている軽自動車はいつまで使うかわからないため、できるだけこの車だけでしか使えないものは使いたくないという考えから現在の車中泊装備を決めています。車中泊をするためには必需品とも言える目隠しを考える際、一番簡単で安いのはキャンプ用の銀マットを窓ガラスの大きさに切ってはめ込むのが一番いいと思っているのですが、車が変わったら使えなくなるので今あえてそうした用意をしたくないというのがあります。前のワゴンRで使っていたものは、もし次の車で使えるならそちらの方で使いたいということもあるので、とりあえずは今あるものを工夫して簡単に使える汎用目隠しの作り方について考えてみました。

 キャンプ用銀マット自体を車の側面に設置するというのが一番簡単かも知れませんが、この種のマットは丸めると癖がついてしまうのが問題です。本来の使い方で寝床に敷いて使う分には何の問題もないのですが、側面に沿わせただけではかなり隙間が空いてしまうと思うので、すでにあった別のキャンプ用マットを利用することにしました。

 このタイプの折りたたみマットは収納時にかさばるものの、繰り返して使っても変な方向に反ることもないので愛用しているのですが、たまたま2つあるということで、これを側面の目隠しとして使ってみることにしました。このまま単にセットしただけでは内側に倒れてきてしまうので、マットを止めるために100円ショップでいろいろ調達してきました。

R0010313

 最初はすでにあった洗濯用のロープをピンと張ることもやってみたのですが、それだけではマットを支えることができないので、自転車用の荷ひもを使うことにしました。この荷ひもは伸び縮みするので、長さは150センチのものを2本購入しました。ただ、ロープだけではマットの固定に不安があったので、少々厚めのマットでも簡単に挟めるように若干大型の洗濯ばさみを用意しています。

R0010314

 まず、後部座席の窓の後ろにあるシートベルトのところに荷ひものフックを引っ掛け、フロントガラスの日よけの部分に通したら、ドアの部分に引っ掛けるようにして写真のようにマットを付けられるようにします。

R0010315

 そうしてマットをセットするのですが、これだけでは安定しないので、適当なところを洗濯ばさみで止めます。これで一応完成ですが、この方法なら車の改造をすることもなく普通の車なら目隠しを設置可能になるのではないかと思います。レンタカーを使って車中泊をしたいという場合にも、この方法なら当日になって思っていた車種と違っていたりしていても、何とか外から見えないようなセッティングができると思います(前後の窓の幅が180cm程度なら一応マットで隠れます)。

R0010316

 最後に、外から見ようとしても中が見えないことを確認しました。写真で紹介したZライトという折りたたみマットは比較的高額のため目隠し用だけに使うのは勿体無いので、こうした用途のために揃える場合は、安いものでも十分です。私がもう一枚と買い求めたものはCAPTAIN STAG EVAフォームマット M-3318ですが、これだと一枚2千円程度で購入可能です。このような折りたたみマットは、災害時など体育館の床に直接寝なければならなくなった場合でも設置面の凸凹を体に伝えにくいので、もし何かあった場合には車に常備しておくことの有難みを実感するかも知れません。私自身、次の車に移行した際にもこの仕組みを残しつつ、さらにより良い方法があれば更に工夫していきたいと思っています。

2013年5月12日 (日)

新東名静岡サービスエリアにある変なお土産について

 私自身、全国各地を旅していると様々な土産の品に出会います。自分が見て面白いものもないことはないのですが、そうしたものを購入しても人にあげて喜んでもらえるかという事を考えた場合、無難な食べものになってしまうことがほとんどだったりします。名物に美味いものなしとは言うものの、全く趣味が合わないものを送ってしまうと、もらった方も捨てるに捨てられずに困ることもあるでしょうし。

 しかし、冷静になって考えてみると、自分が面白いと旅先で思ったものでも、意外と後までとっておくものは少ないと思われます。そういう事もあるので、先日出掛けた際には益子焼の実用品を買って帰るなど、買い物のための旅というのを先に考えてしまうという手もあります。考えてみると、様々な陶器市をはじめ、昨年は関の刃物祭りに行ったりして、旅が買い物の延長になっていたりもします。ただそれが旅のお土産と言えるのかどうかなんて事を考えたりもするのです(^^;)。

 昨日はたまたま新東名のそばまで行ったため、夜に久しぶりに新東名の静岡サービスエリア(上下とも)を訪ねてみました。時間が少々遅かったため一部の店舗は閉まっていたものの、一般道から入る事のできる駐車スペースは車もまばらで、完全に新東名という施設の鮮度は落ちてきたことを実感させてくれます。

 しかしながらサービスエリア内の土産品はなかなか充実していて、お菓子や食品類だけではなく、地元の産業と結びついたものも置いてあります。静岡というとプラモデルという事で、タミヤのミニ四駆を始めとしたプラモデルや、タミヤという事でロゴマークの入ったTシャツがここ限定で売っていたりします。同じくプラモデル業界の雄、BANDAIがのガンダムグッズを売る店舗が下りのサービスエリアにあるのですが、今回同じく下りのサービスエリアの中にちょっと珍しい物を見付けてしまったので紹介させていただこうと思います。

20130511_204418

 写真が小さいので、何なのがわかりずらいとは思いますが、写真右の黄色の封筒に入っているものがそれです。売店は高速道路にありますが、なぜか地元を走る鉄道のコーナーがあって、静岡市周辺を走る静岡鉄道と、金谷から千頭をSLで結ぶ大井川鉄道のグッズが上下線の売店で購入できます。しかし写真のものは下りのサービスエリアでしか確認できませんでした。

 封筒の中味は大井川鉄道で使われた使用済切符の束で、それを「使用済硬券入福袋」として1,000円で売っているのです(^^;)。束の中には現在は買えないものも入っているかも知れませんが、どちらにしても鉄道を趣味にする人でなければ単なる紙くずの束に過ぎません。しかし、単なる紙の束にも付加価値が付いて売れるというのは良く考えたものだと思います。私自身はこの福袋を買っても持てあましそうだったので購入しませんでしたが、車での旅行で切符が買えてしまうというのは面白いので、ここで紹介させていただきました。常に置いているとも限りませんので、欲しい方は見付けたら早めに確保しておくことをおすすめしておきます(^^;)。

2013年5月11日 (土)

タカラトミー スマート飯 MEGA powerful men

 先日、ゴールデンウィークの渋滞が予想される中、できるだけ渋滞にはまるまえに距離を稼いでおきたいという状況がありました。車を運転していて止むを得ず停めなくてはならない場合というのは、睡魔に襲われた時はもちろんですが、トイレ休憩や食事の時があります。ただ、このうち食事をするための休憩というのは食べる場所にもよりますが渋滞の高速道路のサービスエリアで食べようとするとレストランや軽食コーナーすらも行列ができている場合もあり、その分タイムロスが起こってしまいます。出発当日のお昼くらいは自宅から用意していく方が食事のタイムロスを減らせると思いますが、同乗者はともかく、運転者はおにぎりを持って行っても手が汚れてハンドルを汚すような事になってしまい、車内で食べるという事が難しいというところもあると思います。

R0010305

 今回は手を汚さないで片手で食べられるランチボックス、タカラトミーの「スマート飯 MEGA powerful men」を紹介します。以前新聞記事で紹介されているのを見て気になっていたのですがたまたま昨日、とある家電量販店のおもちゃ売り場のワゴンセールの中で割引されたものを見付けたので色違いを2つ買ってきてしまいました。

R0010306

 一応おもちゃという扱いになるのでしょうが、緑が男性用でピンクが女性用を意識したぱっけーじになっています。中味は同じものの、自分でピンクのものを使うのかとも思いましたが(^^;)、洗う時にごっちゃにならなくていいのではないかと思います。

R0010307

 とりあえず緑の方を分解してみました。筒の部分に両側から蓋をするようになっているのですが、片方の蓋はさらに分解して小さい収納スペースになっているので、必要に応じて何か詰められるようになっています。

R0010308

 今回は、ご飯にまぜておむすびにするものを使って実際にランチを作ってみることにしました。写真のご飯はお茶碗に山盛りになってしまっていて、全てのごはんはこの中には入りません。普通によそった茶碗一杯分といったところです。

R0010309_2

 混ぜ込んだご飯を筒型容器を開いたものに写真のように詰めていきます。すり切り状態になるまでしっかりとつめれば、これ一つでそれなりにお腹にたまるようになると思います。

R0010310_2

 筒型容器を閉じ、細長いパーツを押し込むようにして底の部分に蓋します。その上でもう一方の蓋でご飯を押し込んで完成です。

R0010311

 食べる時には先に押し込んだ蓋の下を回すと、まるで口紅やスティックのりのようにまとまったごはんがせり出してくるので、その部分をめがけてかぶりつくのです(^^;)。これで、手が汚れずにランチを食べられるわけです。この容器を使うもう一つのメリットとして、全部食べなくても、途中でまた蓋をすれば続きから同じように食べられるというのがあります。すぐに食べられて片付けもやりやすいという事は、ドライブ中の時間短縮用のお弁当箱として最適ではないかと思うのですが。

 ただ、直接かぶりつくタイプのランチボックスという事で、本体のプラスチックの部分を直接かんでしまったりすると、人によってはプラスチック臭か気になったり、歯にぶつかる違和感を感じたりして、使えないと感じる方もそれなりにいるように思います。その点をクリアできる方ならば、旅行や仕事でできるだけ食事は短時間で済ませ、その分移動距離を稼ぎたいという方には魅力ある品に映るかも知れません。

R0010312

 今回私が購入したのがおもちゃが並んでいる売り場だったという事で、もし私と同じように興味があるもののホームセンターのランチボックス売り場で見つからないと思っている方は、タカラトミーの同種の製品と同じようにおもちゃ売り場に並んでいる可能性がありますので、そちらの方も探してみて下さい。個人的には全体的におもちゃ的なのかちゃちで、細いパーツは簡単に折れてしまいそうで心配なのですが、これからは旅行に出る際におにぎりの代わりに持っていこうかと算段しています。一本では物足りない場合は写真のように二本連結して持っていけるというのも有難いですね。

2013年5月10日 (金)

ガラパゴス化は悪いこと?

 この文章を書いている2013年、「ガラパゴス化」という言葉がさまざまな用例で使われることになってきたように思います。先日紹介した、日本国内で使われている言葉を早めに掲載する事に特徴のある「三省堂国語辞典」にもまだ掲載のない言葉ですが、私が認識する限りでは、「ガラパゴス携帯」(実はこの言葉を略したものが「ガラケー」としてスマートフォン以外の携帯電話を指す言葉として既に市民権を得ています)のような使われ方が最初ではなかったかと思います。ガラパゴス諸島は、地球の歴史の中でも早いうちから外敵の侵入が難しい地理的条件のもと生物が進化してきたので、その地域だけ進化から取り残されてしまい独自の生物を生んだ島として、多くの人たちが知っています。そうした状況を、日本社会の独自の製品や慣習が世界標準とかけ離れているという事を揶揄して使われる事が多いようです。

 特に最近になって、日本の企業自体もグローバル化しなければ生き残れないなどと煽られる中、日本は周辺国の協調路線から外され孤立して大丈夫かという話の中で使われている場面も目にします。そのように煽られると、何か世界標準の方が全ていいのだという錯覚に陥りがちになりますが、私は必ずしも世界標準だから全ていいのだという風には思えないこともあります。異論があることを承知で言えば、現在の世界標準のパソコン用のシステムソフトウェアはWindowsだと思いますが、最近になってマイクロソフト社がWindows XPのサポートを終了させると発表したことでその問題点も指摘されています。そもそも、コンピューターウィルスの対策について、全てマイクロソフトという会社に丸投げするのではなく、広く情報を公開・共有してユーザーの側に立った日本生まれのシステムソフトウェア「トロン」を日本で普及させるべくトロンプロジェクトなんてのもあったのですが、もしトロンが世界標準になっていれば、少なくとも古いOSでもサポートはたとえそれが一部の有志の手によってでも細々とされていたのではないかと思うのですが。

 また、ガラケーがすでに時代遅れかというと、私はそうでもないと思います。普通の携帯電話に、それこそ今のスマートフォンのような機能を詰め込みすぎた事で、とんでもない価格になったりしておかしくなったのではないかと私は思っています。むしろ通話と簡単なウェブ閲覧にメール送受信くらいの機能が付いたくらいのもので十分実用になるわけですし、それこそその土地によって使われる機能に特化するような形で製品の内容を変えていけば、世界に受け入れられるものになったのでははないかと思います。私自身、今のスマートフォンはアプリを実行しすぎてフリーズ状態になった場合、緊急の電話を受けられるかというのが不安なのでガラケーとの2台体制にしていますし、今後を考えても「キッズケータイ」や「らくらくホン」のような特化したものでも、十分世界に向けて売っていけるものに仕上がっていると思うのです。

 このように例を出すときりがありませんが、ガラパゴス化と指摘され世界標準から乖離したとされる技術というのは、本当に日本のユーザーのニーズを調査して作られたのかという事も検証する事が大事だと思います。昔から私もそうだったのですが、日本のユーザーの多くは、たとえそれが使うかわからないものであっても、色んな装備がこれでもかという風に付いた製品をありがたがるという事は確かにありました。実際そうした製品が売れたのでメーカーも勘違いをしていたのかとも思えなくもないのですが、これからはしっかりとニーズを把握した上での商品開発が求められるようになって来るでしょう。そうして十分にニーズを充足するものができたとしたら、私は決して世界で売れない製品になることはないような気がするのですが。

 更に個人的に気になることは、ガラパゴス化指摘によるグローバル化の進行の度が過ぎると、今まで日本で息づいている伝統の技術をつぶしてしまいかねないという問題があることです。はたからみると地方の一産業でしかないと思われるものでも、その地に根ざして技術の伝承が続いているものならば、改めてその良さをさぐってみる試みも必要になってくるのではないでしょうか。地方からもしそうした産業が消えてしまったら、たとえそれと引き替えにグローバル企業の大きな工場がやってきたとしても、状況の変化で撤退されたらそれまでです。車中泊の旅で日本全国を訪れる中、人工的な廃墟を目のあたりにするというのはつらいものです。今後も暇を見つけては全国各地をウロウロすると思いますが、他の場所では決して見られないその土地独自のものを色々と見付けていきたいと思っています。

2013年5月 9日 (木)

陸前高田にある「ジョニー」という喫茶店(2)

 思いがけず訪れた陸前高田で、以前から行こうと思っていて果たせなかった喫茶店「ジョニー」に入店することができました。入るとプレハブの店内にはカウンターと椅子席があり、奥のトイレの手前にはオルガン(?)が置かれていました。開店してそれほど時間は経っていないようでしたがすでにお客さんはいて、椅子席には地元の人らしい方が男女混合で数名、カウンターの奥に男性のお客さんが食事をしていました。

R0010299

 マスターはカウンターのお客との対応をしていて、なかなか話し掛けるタイミングを見い出せないままコーヒーを注文し、改めて店内を見渡してみます。店内でかかっているのは現在の客層を意識してなのかジャズではなくクラシックだったりしていました。でも災害支援で訪れたのであろう国内ミュージシャンのポスターも多く飾られていましたし(実際に今回訪れた店舗に著名なミュージシャンが訪れ、ライブも何回も行なわれているとのことでした)、店内に並んだレコードを見ても、ジャズ色を全く捨てたということではないようです。しばらくして私はある事に気付きました。

 カウンター奥のお客さんが懸命に、でもそれほど大きくない声でマスターに話し掛けているのですが、どうにもその内容をマスターが聞き取りにくそうにしているのです。マスターは耳に補聴器らしいイヤホンを付けているのですが、どうやら普通に話し掛けただけではこちらの言っていることがわかってもらえない感じでした。マスターは奥のお客さんに、言いたい事があるなら筆談でとしきりにすすめているのですが、その方はそうしたコミュニケーションを取ることもなく、自分の言いたいことを喋り続けています。私がその様子をはたから見ていても、お客さんの側からすれば話し相手を見付けて自分の思いの丈を喋ることが個人的なストレスの解消になるということはわかりますが、逆にそれを聞き取らなければならないということで、明らかにマスターにストレスが溜めさせているような感じがして、私はちょっと気の毒に思いながらそうしたやり取りをしばらく眺めていたのでした。

 しばらくしてそのお客さんが帰った後、恐る恐るそばにあったチラシの裏に文字を書きながら私はマスターと筆談を試してみることにしました。すると、意外に簡単にコミュニケーションが取れ、この店に関する様々な事をマスターが話してくれました。元店主が盛岡に移った後、何とか自分の色を出したお店の営業が軌道に乗ったと思った頃にあの大震災に見舞われたこと。震災後、息子さんから呼ばれて一旦陸前高田から離れたものの、お店を再開するには地元の情報が入る陸前高田の避難所で暮らしたほうがいいと息子さんを説得して戻ってきたこと。瓦礫を掘り起こして店のものを掘り起こすのは、他に何が埋まっているかわからないし、釘などが突き出ているのを踏んで怪我をする恐れもあるということで息子さんにそうした行動を制されたこともあり、元の店のものはほとんど残っていないまま店の再建に着手したことなど、私が初めて聞く生々しい話でした。今の店にあるものは全国から多くの人々の支援があって寄贈していただいたものだそうで、私が求めていた日本人のジャズ演奏家のレコードなども全てなくなってしまってはどうしようもないことがそれでわかりました。で、今はどんな感じなのか改めて聞いてみることにしました。

 陸前高田で営業を続けていた「ジョニー」店舗は盛岡に行かれた店主から今のマスターに引き継がれましたが、元々ジャズに関する詳しい知識が元の店主ほどなく、厨房での仕事が主だった現マスターには以前と同じようなコアなジャズファンの全てを受け入れるだけの気持ちの余裕がなかったというのは十分に理解できることです。コアなジャズを求める客層は盛岡のお店の方へ移っていったとは思いますが、私のように過去のお店の逸話を聞いて訪れるかなりクセのあるジャズファンの相手をしなければならないなど(^^;)、マスターの心の平穏を乱すさまざまな人たちの出入りがあったことでしょう。さらに、お店の名前が売れれば売れるほど、その名前を利用して金儲けを企む魑魅魍魎が出入りすることもあったかも知れません(この点については私の想像です)。しかしながら、マスターの気持ちというのは、あくまでマスターご本人の生活を基本として成り立たせていきたい、そのためには決してジャズだけにはこだわらず、訪れる人たちが楽しめるお店であればいいとのことでした。

 私自身ははっきり言ってコアなジャズファンではあるのですが、陸前高田「ジョニー」はこうあるべきだと自分勝手な思い込みを今のマスターにぶつけても仕方ないと思います。むしろ、地元の人たちの憩いの場ということだけでなく、全国から多くの人たちが集まる空間を今も提供し続けてくれることに対して感謝することはあれ、勝手にがっかりしてくどくどと愚痴をこぼすなんてのは恐れ多くてとてもできません。以前のお店はお正月でさえも無休で頑張って営業してきたということもあったようで、前回私が訪れた際に店が閉まっていたというのは相当運が悪かったのだとマスターには笑って言われたのですが、今後は状況によっては店が閉まっている場合があるとも言われました。しかし、私が「ジョニー」を再訪した際に店が閉まっていたとしても、いろいろ大変なんだとは思うものの、また次の機会に行けばいいやと、おとなしく引き返すことになると思います(^^)。

 そんな話を筆談を交えてしながら、次のお客さんがやってくるまで2時間弱ほどコーヒー一杯で粘ってしまったのですが、店を出て改めて奇跡の一本松の近くの道の駅(現在は施設崩壊のため営業していません)に駐車し、後から後からやってくる震災現場を見に来た人たちの中に入ってみると、やはりちょっとした違和感というものを感じてしまいました。ボランティアで訪れたのではなく、旅行で訪れたような場合、現場の雰囲気を十分感じたとしても、そこに生きる人たちの息遣いまではなかなか感じられないものです。私自身ももし車で通る際に「ジョニー」の看板を見逃してしまったら、被災地について通り一辺倒の感想しかここで書けなかったかも知れません。その意味でも今回陸前高田「ジョニー」を訪問できたことは今回の旅では特筆すべき出来事でした。今のお店は昔とは違い決して入りづらいということもなく、どんな人でもゆったりとくつろげる空間になっていますので、お近くにお越しの際にはお出掛けいただき、その雰囲気に浸っていただけると私も嬉しいです。

・ジャズタイム ジョニー 岩手県陸前高田市竹駒町字仲ノ沢9
(平成29年に別の場所へ移動する予定とのことなのでご注意を)

2013年5月 8日 (水)

陸前高田にある「ジョニー」という喫茶店(1)

 秋保温泉で朝風呂と朝食を買い、仙台南インターからさてどこへ行こうとカーナビをセットする際、とりあえずと目的地として入れたのが大船渡でしたが、カーナビが割り出した到着時間予想を見て気が変わり、目的地を大船渡より比較的早く到着する陸前高田にある奇跡の一本松(地図には高田松原の記載があるところです)に変更しました。カーナビの案内通り高速道路で一関まで進みましたが、さすがにゴールデンウィークと言うべきか、出口のところがかなりの渋滞になっていました。仙台を出発した時点では到着予定がお昼前になっていたのですがこの渋滞によって12時から13時くらいまで押してしまっていたのですが、山道はスムーズに進み、とりあえずは海岸まで出ようと車を走らせます。

 山道を行く間はほとんど震災の影響を感じることはありませんでしたが、突然線路が途切れているのを発見してからはまったく違った景色が現れました。津波の影響で家が流され、瓦礫を除去したことで広大な更地が広がっているという、テレビでは何度も見た光景が現実にそこにありました。お店は営業を再開していましたが、そのほとんどがプレハブで、復興とはまだまだかけ離れているなと実感しました。しばらく陰鬱な気持ちでハンドルを握りながら目的地の一本松へ向かっていたところ、プレハブの店舗の中に「ジャズタイム ジョニー」の文字を見付け、あわてて車を停めたのでした。

R0010297

 実は私は、今回紹介する喫茶店「ジョニー」目当てに陸前高田を訪ねたことがあります。その当時(20年かそれ以上前の話です)にはこのお店は単なる喫茶店ではなく、ジャズをこよなく愛す店主がその趣味をそのままつぎこんだようなかなり特徴のあるお店でした。国内外から有名なジャズミュージシャンを招聘したり、お店独自のインディーズレーベルを作ってレコードを販売するなど、交通の便の良い都市ではなく、陸前高田という町でやってしまうというお店のバイタリティは全国のジャズ関係のお店の中でも傑出していたように思います。私は音楽全般が好きですが、特に日本人奏者のジャズはこだわりを持って昔から聴いていました。当時の「ジョニー」は日本ジャズ専門店という看板をかかげて営業していたこともあり、東北旅行で陸前高田のユースホステルに宿泊することになったのを機に、お店を訪れようと店の前まで行ってみたのでした。しかし残念ながらその際には、お店休みだったのか入口が閉まっていて、当時の独特なジャズを奏でる空間に遭遇することはできなかったのでした。そんな風に目の前まで来て入れなかったということもあり、私の中で陸前高田と言えば「ジョニー」というお店の事が気になっていつつも、再訪することができないまま時が過ぎてしまいました。そして、あの大震災の日を迎えたのでした。

 震災によって被害を受けた地方がテレビや新聞で次々に報道される中、陸前高田の状況を見た時、すぐに「ジョニー」はどうなったのかと思いました。もちろん、マスコミではこういったピンポイントの情報など得ることはできませんでしたが、インターネットによってある程度の情報が関係者ではない私にも入ってきます。その際インターネット検索で調べて初めてわかったのですが、陸前高田の「ジョニー」は震災前にはすでに濃いジャズを提供するお店ではなくなっていたそうで、ジャズ好きのマスターは盛岡に移られ、そこで新たなジャズスポットとしての同名店を営業していました。では陸前高田の「ジョニー」はどうなったかというと、以前はお店の厨房にいた店主の奥様だった方が新しいマスターとして営業を続けていたとのことでした。盛岡に移ったジョニー店主氏のブログからは陸前高田の店は津波の被害を受け全壊してしまったものの、マスターの命は助かったという事だけはわかり、ほっとはしたものの、では今「ジョニー」という店がどうなってしまったのかというのは全く存じ上げないままでした。そこに、突然に営業しているらしい「ジョニー」の看板を見付けてしまったのです。この時には奇跡の一本松の事はどこかに飛んでしまい、とりあえず入ろうと店の前の営業時間を確認すると、幸いにも12時からの営業となっていました。もし一関インターでの渋滞がなければ店は開いていなかったでしょうし、入る前からちょっと運命的なものを感じていたのでした。((2)につづく)

2013年5月 7日 (火)

宮城・秋保温泉のスーパー「さいち」で販売されるおはぎの魅力

 ゴールデンウィークに高速道路を使って出掛ける際に困るのが、食事時になかなか食べられず、あってもかなり割高なものを押しつけられることです。本当はもっと安くておいしいものは提供できるのかも知れませんが、いったんそういった評判が出てしまうとまたたく間に人が押し寄せ、入手自体が難しくなってしまうことも多かったりします。仙台までたどり着いてから、地方の方の案内で名物であるボリューム満点の牛タン定食をおいしくいただいたので、翌日は別の名物をいただくことにしました。

R0010281

 今回紹介する上の写真の宮城県の秋保温泉にあるスーパー「さいち」で販売されているおはぎは、ご存知の方も多いと思いますが大人気で、出張販売も宮城県内で行なわれているようですが現地へ行くのが一番確実に入手できるでしょう。日持ちがしないのでお土産には向きませんが、朝食には手軽でぴったりではありませんか。

 スーパーの開店時間は午前9時からですが、事前リサーチの結果、すぐそばにある秋保温泉の公衆浴場が8時からだということで先にお風呂の方へ行くことに。と、書くとかっこいいですが、実は公衆浴場の場所をリサーチしないで出掛けてしまったので大丈夫かなと思っていたのですが偶然公衆浴場の専用駐車場を見付けたので開館直後の空いている時間に入浴することができたのでした。私がお風呂から上がったら私と同じような観光客の方が大挙して押し寄せてきたので湯船に入ることもなかなか難しくなるところでした。

R0010286

 そうしてだいたい8時30分ぐらいに店の前に戻ったら、すでに数人の行列ができていました。たまたまその日はテレビの取材まで入っていまして、そのせいなのかわかりませんが開店よりも早くお店が開きました。

R0010291

 おはぎは普通のつぶあん(写真右)の他、きな粉(写真中)があり、どちらもたっぷりのあんこときな粉で覆われています。今回訪れたのが5月上旬ということもあって、季節販売(10月~5月上旬)のおしょうゆの付いた納豆をからめた「納豆おはぎ」(写真左)もありました。一個の大きさがけっこうあるので迷いましたが、とりあえずパックが小さい2個ずつパックされたもの(納豆おはぎだけは3個パック)を購入しました。合計7個を朝食にというのはいかんせん無理なので、結局その日の昼食代わりにもなってしまいました(^^;)。おはぎは一個あたり105円(税込み)なので、計7個で735円のみで朝食と昼食を兼ねることになってしまいました。

 そういうわけで、最初にも書きましたが、その日の移動中は道の駅や高速道路のサービスエリアに寄っても物理的に何かを買って食べることはできなかったのですが、改めて物の値段が高く、観光客からお金を取ってやろうという気概がひしひしと伝わってくるのがわかりました(^^;)。このレベルのものが人気はともかくこの値段で出せるのですから、特に人出が多く、沢山の売り上げが期待されるゴールデンウィーク中にはリーズナブルで手軽に食べられるグルメが混雑する観光地でももっと出てきても不思議ではないと思うのですが。

 こうした安くておいしいものがすぐに売り切れてしまうのは仕方のない事かも知れませんが、今回はそれほど気合いを入れて行かなかったにも関わらず、しかもゴールデンウィーク中で人出が予想される中、簡単に入手できたのはある意味ラッキーだったのかも知れませんね。

 定番のあんこやきな粉はもちろんおいしく、ボリュームもあって良かったですが、発売直後の納豆おはぎはまだほんのりと温かく、納豆好きの方にはたまらないメニューでおすすめです。この連休以降に販売を中止し、10月まで買えないのが残念ですが、仙台周辺で車中泊をする場合は、公衆浴場の朝風呂とセットで出掛けるのは、結構おすすめだと思います。

2013年5月 6日 (月)

車中泊の旅なのに車中泊できないGWには

 旅の途中経過をすっぽかすような形になりますが、何とか無事に帰宅しています。今回の旅は静岡から東北道を北上し、陸前高田市・気仙沼市・南三陸町と東日本大震災の被災地を実際にこの目で見てから自宅のある静岡まで帰り着きました。

 と、文字で書くには簡単なのですが、自宅まで帰り着くのは本当に大変でした。行きには関越道に入ってから断続的な渋滞が続き、さらに東北道でも渋滞が断続的に続きました。渋滞自体は諦めも付くのですが、サービスエリアやパーキングエリアに入るためにも行列ができる始末です。私は一人なのである程度車が集まっていない所までトイレなどは我慢できましたが、同行者が多い車の旅は相当大変だった事でしょう。

 行きの大渋滞にこりごりしていたので、いざ帰ろうと思った際にできるだけ渋滞を避けるためにはどうしたらいいかと考えると、やはり混んでいない時にできるだけ進んでおくしかありません。高速道路の上りの渋滞のピークは5日の夕方に来ると報道されていたので、できれば昼過ぎぐらいに自宅へ戻れるように4日の夜からそのまま進むことにしました。

 今回私が用意してきた車中泊のための装備はシートを倒すだけでなく、荷物を移動してコットを設置するなど手間がかかるので、大混雑するサービスエリアでそうした行動を取ること自体が難しいということもあります。本当は車に積んでおく荷物を最小限にし、ちょっとの時間でもすぐに横になれるようにコットを展開した状態で持って行くべきだったかとも思いましたが、寝るのに最適な環境は逆に危なくもあります。一人での旅では寝ていて起こしてくれる人がいませんので、ちょっとだけ寝るつもりがすっかり朝まで寝てしまうといったことにもなりかねません(^^;)。事実、かなり前の話ですが、四国へ睡眠時間もほとんど取らずに向かっての帰り、淡路島あたりの道端で夕方くらいに睡魔に襲われ、その時には軽のワンボックスで行っていたことから後部座席にひいていた布団をかぶって仮眠を取ろうとしたところ、起きたら見事に翌朝になってしまっていたという失敗談もあります。今回は本当に運転席に座ったまま目を閉じて仮眠を取る程度にしたものの、気が付いたら簡単に数時間経ってしまっていたということも今回の旅ではありました。当然こうした仮眠だけでは完全に体の疲れは取れないのですが、夜通し走ってきたため、5日の昼過ぎには予定通り自宅に着いていたので、それまでたまった疲れを昼寝で癒すことができました。家族で旅行に出る場合は、できたら運転を代わってもらえるようだとかなり楽になると思いますが、今回の私のように一人で運転して帰ってこなければならない旅の場合は、運転できるだけの元気があるうちは、渋滞に巻き込まれる前にできるだけ進んでおくという心構えが結局のところ旅を楽にするのだと今回改めて実感した次第です。

 今回の旅については色々紹介したい話などもありますので、これから改めて書き進めていきたいと思っています。読まれる方にとっては退屈な内容になるかも知れませんが、しばらくお付き合いいただければと思います。

2013年5月 5日 (日)

全く目的がない旅だと

 ゴールデンウィークも後半に入りまして、また性懲りもなく出かけてきてしまいました。今回の旅は一人で、もちろん車中泊ありの旅です。以前紹介したキャンプ用のベッドを普通の軽自動車の中で展開し、どんな感じなのか確かめたいという思いもあったので、ちょっと遠くまで足をのばしてしまいました。

 ただ、そうはいってもそんな理由だけでは年間でおそらく一番道路が混むといわれる5月の連休に渋滞を突破してまで進むだけのモチベーションを保つことができません。今回の旅は、東日本大震災の後、なかなか訪れることができなかった被災地を回ろうと思ったことがあり、何とかやってこられました。昨夜はたまたま近くにいる知人と会ってきました。一人旅だと下手をすると旅行中に誰とも言葉を交わさないようなこともあるので、今回はそういうこともなく、気分も晴れやかです。

 詳しい旅の様子やこの旅で試したかったことなどはまた改めて報告したいと思いますが、何しろ今回の旅では持っていく荷物を絞った関係上、パソコンを置いてきてしまったので、そうした状況下でどの程度更新がスムーズにできるのかということも試したいと思っています。一応帰宅は5日中くらいにはしたいと思っていますが、今後の状況によってはどうなるかというところですね(ちなみにこの文章は4日の早朝に書いています)。旅先からでも毎日更新のパターンは続けたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

2013年5月 4日 (土)

2013年GW前半 北関東への旅(3)現地調達の情報で益子陶器市へ

 夕食を取ってホテルに戻り、ホテルには小さいながらもサウナ併設のお風呂があったので、部屋のユニットバスは使いませんでした。私がホテルを選定する際には、温泉でなくてもこのように身一つで入浴できる大浴場があるところを選ぶ事が多いです。できれば朝風呂もやってくれれば言う事はないのですが、今回は夜の入浴だけでもかなりリラックスできました。

 そうしてくつろぎながらご当地のローカルニュースを何気なく見ていたら、その日(2013年4月27日)から益子焼で有名な益子町で春の陶器市が行なわれ、かなり多くの人が出ているとのこと。宇都宮からは車で1時間かからない場所という事もあり、翌日は陶器市にお邪魔することに決定しました(^^)。このようなローカルニュースというのはテレビでもラジオでも地元のイベント情報などを積極的に報道してくれるので、意外と莫迦に出来ません。早速ホテル内のインターネットを使って益子の陶器市についての情報を入手したところ、公式サイトによるスタート時間は9時からで、駐車場は会場近くの場所は有料なものの、少々歩くことを我慢できれば無料で停められる駐車場もあるということがわかりました。

 ホテルの朝食バイキングは午前6時半からだったので翌日は早起きする事にし、ホテルは7時半くらいにはチェックアウトしてしまいました。会場に着いたのはだいたい8時半くらいでしたが、すでに結構な人は出ていたものの、無料駐車場には問題なく停められました。

R0010278

 益子町の春の陶器市にはテーマが毎年あるとのことで、多くの窯が今年は「マグカップ」を前面に出してアピールされていました。私は今では手放せなくなっているコーヒーメーカー「ネスカフェ バリスタ」用に少量のコーヒーを飲むために小さいマグカップが欲しかったので、色々さがして背の高い少容量のマグカップを300円で見付け、購入してきました。実際にバリスタにセットするとまるであつらえたようで(^^;)、安く買ってきた割にはかなり気に入っています。

 その後は高速道路を乗継ぎ、首都高速を通っても渋滞に巻き込まれる事なく夕方には自宅に着きました。連休前半のはじめに出発し、休日を一日残して帰る計画にしたのが良かったようです。今回の旅は同行者がいたという事で車中泊の旅にはなりませんでしたが、最初の「あしかがフラワーパーク」以外ははっきり行程を決めていなかった割には充実した旅でありました。連休後半に何もなければ、今度こそ車中泊がらみの旅をしたいと思っているのですが、こればかりは直前になって何が起こるかわかりませんので、まずは前半に旅に出られて良かったです(^^)。

2013年5月 3日 (金)

2013年GW前半 北関東への旅(2)宇都宮と浜松の餃子の違い

 足利市からちょっと戻って群馬県の太田市や桐生市に立ち寄ったものの、渋滞に巻き込まれる事もなく宇都宮市内に入りました。ホテルはJRと東武線の駅の間あたりにあり、どちらに行くにも便利な場所にありました。フロントで手続きをしようとしたところ、当日予約のため直近のデータがフロントの方ではデータとして反映されていないという事だったので、予約時に返信されてきたメールをフロントで見せ、予約番号を確認してもらったところ、全く問題なくチェックインする事ができました。公式サイトからの予約の際、最初に登録したメールアドレスだけでなく、別のアドレスを連絡用アドレスとして指定できるので、モバイル環境でも受信できるアドレスで受付完了の情報をいつでも見せられるようにしておく事は大事であると改めて思った次第です。

 部屋の方はベッドの他にソファーまで置かれているほど広く、この値段でなくでも十分満足できるものでした。部屋の探索もそこそこに、まずは夕食をと有名な餃子専門店を目指すことにしました。

 御当地グルメとしての餃子について、宇都宮は以前から有名でしたが、最近になって突然「浜松餃子」にもスポットが当たるようになりました。これは、その地方に住む人がどれくらい餃子を消費しているかという政府の家計調査の結果で浜松が宇都宮を抜いたという事からだと思いますが、単に家庭での消費量が多いから浜松の方がいいという単純なものではありません。

 浜松の餃子というのは元々はお店で食べるというよりも持ち帰りして家庭で焼いて食べるための持ち帰りが多かったのだそうで、その点では歴史のある老舗があっても観光客が直接店に出向いて食べるようなところまでは考えていなかったのか、これまで全国的に知られる事がなかったのでしょう。それが統計発表とともに思わぬ形で浜松と餃子が結びつき、浜松餃子というブランドで商売している人たちがあふれているような状態になっているというのが現状だと思います。「浜松餃子学会」というところのホームページを見ると、浜松餃子とは、『浜松市内で製造されている事』および、『3年以上浜松に在住して』という条件を満たす必要があるという事です。私は静岡市在住なので、こうした持ち帰りまでして浜松へ行き餃子を食べる事はしなかったので、浜松餃子が有名になったと言っても、今一つピンと来ないというのが正直なところなのです。

 今回餃子をいただいた「みんみん本店」は宇都宮の中でも老舗の餃子専門店で、開店は昭和30年代という事です。宇都宮も統計による餃子消費量が多いことから地域起こし的に餃子の町づくりを進めた経緯は浜松と同じであるものの、ブームとして取り上げられるずっと前から変わらず営業しているわけで、その点では観光客のための町おこしというよりも、地元の人たちの気楽な外食として親しまれてきた歴史があると言えます。

R0010258

 気楽な外食という事でさらに言うと、餃子自体の値段が安いという事も特筆すべきところです。私は、まだ本格的に宇都宮餃子がブレークする前にこの「みんみん本店」と「正嗣」で餃子をいただいた事がありましたが、当時は一人前(焼餃子・水餃子)は、うろ覚えですが大体200円前後でした。現在でも一人前240円(みんみん本店での値段)なので、昼と夜との値段の違いもなく安くお腹いっぱい餃子を食べられるという事で、その日も写真のように行列になっているのも頷けます(実際は道を挟んだ駐車場のところに更なる行列があります)。私が入った「みんみん本店」では、一人前の餃子を以前話題になった童話「一杯のかけそば」のように数人で注文している人たちもいて(^^;)、たとえかなりお腹いっぱいの状態でも気軽にその場で食べる事ができるという事もあります。私はさすがにそこまで安く食べようとまでは思いませんでしたが、お店の方としてもお客さんが回転してくれればそれでもいいというスタンスなのかも知れませんね。

R0010261

 また、宇都宮が浜松と違う事に、焼餃子とともに水餃子も普通に店頭で食べられているという事があります。もちろん浜松にも水餃子を売りにしている店舗はありますが、一般的な浜松餃子のイメージとして、フライパンで丸く焼いた餃子の上にもやしを付けるというのがあると思いますので、餃子と言うと焼餃子ばかりという方はぜひ一度食してみるといいでしよう。みんみん本店の水餃子は焼餃子と比べても具がパンパンに詰まっており、あっさりしている中にも食べごたえがあります。地元の方の水餃子の食べ方として、水餃子を焼餃子と同じタレに付けて食べるのではなく、単なるお湯が入っている器にタレなどを直接入れて、直接食べるというものです。自分でスープの味付けができるという事もあり、自分の味覚に自信がある方はそうした食べ方にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 今回はあくまで夕食として餃子をいただいたので、ライスがメニューに用意されている(ビールもあるので、餃子をつまみに一杯も可)みんみん本店の方を選びましたが、純粋に餃子だけしか置いていないのが「正嗣」です。こちろの方も夕方に店の前を通った際には行列になっていました。食事が終わり、それでも午後7時過ぎくらいにどうなっているのかと再度店の前を通ったところ、相変わらず行列はありましたが、最後尾に「本日の営業は終了しました」の札が付いた椅子が置かれていました。今回の宇都宮訪問はその日の午後に決めたということもあって正嗣の餃子を食べられなかったのは残念でしたが、お昼あたりからなら二店の餃子を歩いて移動し、食べ比べする事は比較的簡単です。ただ、どちらの店も行列に並ぶことは覚悟しなければなりませんので、それなりに気合いを入れて、十分にお腹を空かした状態で訪問される事をおすすめします。

2013年5月 2日 (木)

2013年GW前半 北関東への旅(1)ルート設定ととりあえずの目的地

 例年、4月終わりから5月始めにかけてのゴールデンウィークに車で出掛けるというのはある程度の覚悟を持って出ることになります。行楽地が人であふれていることはもちろんですが、目的地に着くまでの渋滞も考えなければなりません。車中泊の旅の場合、渋滞予想時間にその場所を通らないように時間調整が可能ではありますが、場合によっては深夜の方が渋滞がひどくなる場合もありますし、あえてゴールデンウィークには出掛けないという方が多いのもわかります。

 ただ今回は、なかなか連続した休みが取れないという事もあり、連休前半初日の4月27日朝から出掛ける事にしました。私一人でなら前日夜から出掛けてしまうところですが、今回は同行者がいましたので、さすがにそのまで過酷な旅を強要することはできませんでしたので(^^;)。

 それでも、自宅を6時半頃出て同行者をピックアップし、とりあえず入ったのが卵かけご飯が200円で食べられる牛丼チェーン店の「すき屋」でした。朝早く出る場合はあえてこうした割り切りを持って出た方が時間短縮になります。

 さて、今回とりあえず目的地にしたのは栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」です。素晴らしい藤を育成していて、ゴールデンウィークにピークを迎えるという話を聞いていたので、一度は見に行きたいと思っていたのでした。私のいる静岡市から向かうには、全ての行程に高速道路を使わずに行く方が東京都内に入らず、渋滞を避けられるように思えたので、以下のルートを使う事にしました。静岡県富士市より西にお住まいの方は参考にしてみて下さい。

東名静岡(東名高速)清水JCT(新東名)新富士(西富士通路~国道136号線)河口湖(中央高速)八王子JCT(圏央道)鶴ヶ島JCT(関越道)高崎JCT(北関東自動車道)足利

 途中で高速を下りましたが、それでも途中休憩を含み約5時間程度で到着しました。心配していたフラワーパークの混雑も臨時駐車場にスムーズに駐車出来まして、ゆっくりと園内の藤や写真のつつじを楽しむ事ができました。このあしかがフラワーパークは本当におすすめですので、ぜひ一度は訪れてみていただきたいですね。

P4270252

 さて、フラワーパーク園内で今後の日程をどうしようか考えたのですが、以前のエントリーで紹介しましたがその日は日帰りにはせず周辺のビジネスホテルを当日予約することにしました。スマートフォンを使い検討した結果、ゴールデンウィークに関係なく夕食を安くおいしく食べられるだろうという事で、餃子専門店が軒を連ねる宇都宮にホテルを取る事に。当日プランが安価に出ることもあるので注目していた「ホテルニューイタヤ」さんの公式サイト(よくあるホテル案内サイトでは手数料の関係か、若干高くなりますので公式サイトからの予約がおすすめです)から予約し、予約完了のメールを受け取ったところで初めて今回の旅の形が見えてきました。フラワーパークを見ただけでそのまま帰るのか、翌日のための観光拠点がはっきりしたという事では旅の全体像もかなり違ってきてしまうので。とりあえずその日は前回のエントリーで紹介したとなり町にあるスバルに関する和菓子をお土産用にしこたま買い込んでから宇都宮に向かいました。(つづく)

2013年5月 1日 (水)

群馬県太田市の名物「スバル最中」と「スバル360(サブロク)焼き」

 以前このブログで紹介させていただいたことがありましたが、スバルが伝統ある軽自動車の生産から撤退してしばらく経ちます。日本の軽自動車の需要を引き起こし、今も衰えぬ人気を誇る「スバル360」は今の私にとっても憧れの車のひとつですが、たまに私の地元でも現役で走っているのを見掛けることがあり、その愛らしいフォルムには心が和みます。今回はそのスバルにまつわる銘菓を紹介します。

 群馬県太田市にスバルの工場があるのですが、工場周辺の壁には周辺の学生が描いたスバルに関する絵が展示されているなど地元とのつながりを感じます。こちらも気を付けて街をのぞいてみましたが、確かに車種がスバルである確率も高いような気がします。その工場の正面にあるのが、和菓子の伊勢屋という普通のお店です。

1111

 しかしこのお店が他の和菓子店と決定的に違うのは、名前にスバルの名前を使った銘菓を販売していることです。大きな「スバル最中」の看板を目標にして旅の途中に訪問し、お菓子を買い込んで来ました。

1112

 店内にはお菓子を作るための型が展示されていました。元々は最中はスバル360の形だったそうですが、現在はレオーネに変更されています。しかし、360の愛らしい形を希望される方も多かったとのことで、現在は最中ではない別の焼き菓子「スバル360(サブロク)焼き」として販売されています。

1113

 店内では他に「スバルサブレ」といっしょに贈答用の箱詰めをしてくれ、個数と種類を指定すると希望する分量でつめてくれます。写真撮影をする前に食べてしまったので(^^;)、個数が微妙に揃いませんが、詰め合わせには必ず「スバルのあゆみ」という車の写真が付いたパンフレットまでついているという気の利かせ様です。スバルを心から愛する方にとってだけでなく、小さなお子さんも喜んで食べてくれそうな感じですね。

 実際のお味の方もなかなかのもので、甘いものが好きな方には贈答用としても個人的にはおすすめできるものだと思います。車好きの方にはネタとしても面白いですし、今になってもう少し買ってきた方が良かったと思いますね(^^)。なかなか北関東まで出掛ける予定がない方には縁がないとは思いますが、スバルの車を乗られている方はいつかは訪れて食べていただきたい逸品だと思います。私は隣の栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」へ寄ったついでに訪問することができました。用がないとなかなか行くところではないかと思いますが、フラワーパークの藤の花は一度は見る価値があるものだと思いますので、興味のある方はセットで出掛けてみるのもいいのではないでしょうか。

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

フォト

広告


2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ