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2013年3月 9日 (土)

家庭内の通信支出を見直せば景気も良くなる?

 日本のマスコミも相変わらずというか、2013年も3月に入り、東日本大震災関連の報道が思い出したように出てきた反面、同時期に訪れたIOCの訪問団を迎えた東京オリンピック招致の動きについては無条件に賛同しているかのような報道が目立ちました。私個人の事で言えば、スポーツを見るのは大好きで、2002年のサッカーワールドカップも徹夜でインターネットに張り付いて地元開催の試合チケットを確保したぐらいで(^^;)、来れば来たで楽しみたいところもあります。しかし、東日本大震災の被災者の方々の中には、東京オリンピックを開くより震災復興の方にお金を使って欲しいと思われている方もいるでしょうし、東京オリンピック招致反対の活動をされている方たちもいます。報道はそうした相反する考えを公平に伝えてこそ、オリンピック招致に賛成するにしても反対するにしても議論する材料となるわけです。そうした傾向にないのは、果たして何故なのなのでしょうか。今さら改めて言う事でもありませんが、マスコミ情報を鵜呑みにしないで、自分でも情報を集めて考える癖を付けないとまずいように思います。

 経済の世界でも、株価や円の相場が大きく動き、景気向上の期待が高まっている事から威勢のいい話が連日テレビなどでは報じられています。企業の中には特別ボーナスを出したり、給料そのものを上げる動きもあり、そうしたお金をみんなが使ってくれれば景気も上向くのではといった希望的な観測が流れ的には多いような気がします。

 確かに今までよりも多くのお金が入ってくれば嬉しいですし、私がそうなったらこのブログで紹介しようと思っていても予算が合わずに見送っている物まで紹介できて嬉しいですが、実際問題給料が上がった分のどれくらいが市場に出るのかという問題もあります。お金について苦労してきた人たちにとっては、給料が上がったり、ボーナスが出たとしても、何がこれから起こるかわからないから使わないで貯金しておくという人は意外と多い気がしますし、それまでの負債返済にあて、とても新しい消費にあてるのは無理という方もいるかも知れません。

 あと、私が危惧するのは、家庭におけるライフスタイルの変化によって支出のパターンが変わっており、そうした流れを修正する事が難しいくらい必要な支出が増えたため、たとえ給料が上がってもその部分が新たな消費を喚起する事なく、今までかかっていた支出項目の額を増やすだけという結果に陥る可能性を考えるからです。それが顕著に現れたのが、家庭内の通信費の肥大化傾向に関する問題です。

 携帯電話各社はコマーシャルの量も圧倒的で、今ある契約をスマートフォンに転換させたり、スマートフォンを持っている人には更にタブレット端末まで契約させようと躍起ですが、携帯電話からスマートフォンに変更した場合どのくらいの費用がかかるかという事は日本のマスコミにはそれほど興味はないらしく、ニュースを見るよりも自分で調べないとなかなかわからないところがあります。同じ携帯電話を使う場合でも、Webを活用しパケット定額の上限まで常に行っていた人についてはそれほど変わりがなく、スマートフォンに移行するメリットもあると思いますが、問題はメールや通話中心に携帯電話を使っていた人の場合です。今までは基本料金+iモード(NTTdocomo)EZweb(au)S!ベーシック(softbank)の料金に通話料の合計くらいで済んでいたのが、スマートフォンに変えたとたんちょっと興味本意でインターネットに接続したりアプリをダウンロードしただけでもパケット定額の上限まで簡単に行ってしまい、テザリング対応機種でパソコンでもインターネットをやってしまったなんてことになるとさらなる負担を強いられる事になります。

 今後起こり得る状況として、給料も上がった事だし、自分を含め子供の携帯電話をスマートフォンに変更しようとどこかのコマーシャルの家族のように全員スマートフォンにしたところ、給料の上がった分がそのまま携帯電話とスマートフォンの維持費の差額に化けてしまうなんて洒落にならない場合もあるでしょう。いったいに、家庭における通信費の割合が上がる事で景気が良くなったというような実感を持つ方はどのくらいいるでしょうか。むしろ、携帯電話料金がかさむにつれて、様々なものを我慢する事で色々なものが売れなくなった事が景気に影響があったのではと思っている人も結構いるのではないでしょうか。そこで、そのように思っている人に提案があります。多くの人たちにお金が回るようにするためにも、収入増加分を通信費につぎ込むような事は避け、携帯やスマートフォン以外の楽しみにお金を掛けるように考えてみてはいかがでしょうか。

 と言ってもご自身や子供さんにスマートフォンやタブレット端末を必ずしも諦めさせる事はありません。私のブログでも何回も紹介している月額490円~1,000円くらいまでの制限付きdocomo用SIMカードを契約し、携帯電話の契約を最低限のものに変更しつつスマートフォンの白ロムを購入して2台持ちにすれば、通話もデータ通信も一通りこなせます。白ロムスマートフォンには購入費がかかりますが、通話料抜きデータ通信使い放題(スピードの制限はあります)でも2台持ちで月額2~3千円の維持費で済むでしょう(通話料は別で計算しています)。1台で全て済ませたい場合は、日本通信に通話(無料通話付)とデータ通信の両方ができるSIMカードのみの契約「スマホ電話SIM」があり、その中の安いプランでは月額二千円代前半で毎月維持できるように料金設定されています。当然そうした契約パターンではスピードに不満は出るでしょうが、現在では無料で使える公衆無線LANスポットもコンビニで使えたり充実しつつあります。自宅のインターネットを無線化し、アプリのダウンロードは自宅や公衆無線LANの使える場所ですると割り切れば、外ではメールとちょっとしたメッセージのやり取りや、調べものくらいで済ませることもでき、格安SIMでも何とか実用になるわけです。お金がありあまっている家庭を除いて(^^;)、学生がバイトをしないでスマートフォンを維持する場合、親の援助で使える金額はこのくらいにしておいた方がいいのではと思うのですが。

 こうしたライフスタイルが多くの人たちに認知されて一般化すれば、格安SIMというのはNTTdocomoから回線を借りていてこの価格を実現できているわけですからdocomo自体も格安のプランを出して来ざるを得ないでしょう。そのままの流れを放置しておけば契約者は再度docomoに行ってしまいますから、auやsoftbankも何らかの対応策を出して来なければならなくなるわけで、結果として家庭における通信費の負担は下がる事になるわけですね(^^)。もちろん、ハイスピードで動画もスマートフォンで直接見たいという使い方を希望する場合は従来の契約を維持すればいいわけですが、個人的にはこの部分でも競争原理が働いて、今の料金水準より安くなればいいとは思いますが。

 今のスマートフォンの契約内容は、ほとんど使わなくてもスマートフォンに変えただけで月額の利用料金が上がってしまってそこそこに使いたいという人の行き場がないですし、急に増えた電話料金が日々の生活を圧迫するという状況も場合によってはあるでしょう。ここを読んでいる方には、ぜひ一度現在の携帯電話の契約内容を見直しし、使っていないサービスを止めたり別の安い契約に乗換えるなどして別の事に使えるお金を捻出してみて下さい。それが回り回って日本の景気を良くするようになっていくかも知れませんから。ただ、その際気を付けていただきたい事があります。

 私自身も先月(2013年2月)にとある携帯電話会社のコールセンターに電話して余分なサービスを解約したのですが(そのサービスはネットでの手続は不可という事だったので)、先ほどこの文章を書くために月額の料金がどうなっているか確かめたところ、何と解約したはずのサービスが継続している事になっていました。あわてて再度コールセンターに電話したところ、先月解約を受け付けた担当者があろうことか手続きを忘れていたとの事。本来は引き落とされないはずの料金は変更が間に合わず今月そのまま引き落とされてしまうという話で、気付かなかったらそのままだったのかと思うと本当に腹が立ちます。そういうわけで、変更の申込をした場合でもきちんと反映されているか後でしっかりと確認するようにしましょう(^^;)。

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