関西近辺お手軽グルメの旅 その5 名古屋駅ホームのきしめん
名古屋というと関西近辺というくくりからはちょっとはずれてしまいますが、今回の最後をかざるにふさわしいお手軽グルメ、平麺の名古屋独特なきしめんを食べないわけにはいかないでしょう。今回、東海道線のホームにあるきしめん屋さんで食事をしたことで帰宅時間が一時間以上ずれてしまいましたが(^^;)、なかなか名古屋で途中下車してまで食べる機会がなかったので、今回それがかなえられて満足しています。
名古屋のきしめんをお手軽に食べるためには、やはり駅のホームで営業するきしめん屋さんで食べるのが便利です。京都から名古屋までやってきた普通列車の到着したホームの端っこにごらんのような店がまえで営業しています。
早速店内に入り、何も入っていないきしめんではさすがに味気ないので、おあげの乗ったきつね410円をチョイスしました。老練そうなご主人が一人で切り盛りしていましたが、本来3人ぐらいで回さなければいけないところちょうど私が入ってきた時に二人目のパートの方が入ってきたものの、もう一人のパートの人と思しき人から電話が入り、入りの時間が遅れるという連絡に、ご主人はこの忙しい時に何だと憤慨することしきり。そうしたやり取りの中、あと数分で発車する接続列車に乗車しようとしているらしい隣のお客さんは気が気でない様子できしめんが出来上がるのを待っていました。作業の方を見ていると、きしめん自体は冷凍の品で、だし汁は店内で作っているようだったので冷凍きしめんが茹で上げればすぐに出来るので、お隣のお客さんも出てきたきしめんを速攻で食べて東京方面へと向かっていきました。
そして、今回の旅最後の食事として出てきた「きつねきしめん」です。平たい麺はもちろんですが、上に削った鰹節が乗っているのがいい味を出しています。名古屋と静岡では味の濃さは違うものの、鰹節ベースのスープはようやく関西を出たなと感じさせるものがあります。私は隣のお客さんと違ってこのきしめんを食べるために途中下車したようなところがあるので、改めてじっくりとこのきしめんをいただくことができました。冷たいお冷をいただいてもまだ体はポカポカしており、店を出て次の電車を待っている際にも周辺は吹きさらす風に縮み上がっている中、しばらくの間は体の中から暖かさを感じるほどでした。食欲を満たすためにこうした駅そばの類を食べるということもありますが、すっかり冷え切った体を温めるのにもなかなかいいものです。今回は一人旅で、しかも電車での旅が主だったことからかなり駅そのものや駅周辺に偏ってしまいましたが、それでもその地方独特なさまざまなお手軽な食材を食べられました。また次があれば、今度はもう少しバラエティに富んだものをチョイスしていきたいですね。
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