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2012年10月

2012年10月31日 (水)

カーナビもスマートフォンで十分なのか?

 以前紹介したソニーのマルチメディア端末でゲーム機のPSPで使えるカーナビソフトは、新しく出たPS Vita対応のものが出てくるのかとハード発売の前から期待していたのですが、これを書いている2012年10月末の段階でも発売されることがなく月日が流れてしまいました。最初にPSP用のカーナビソフトとして登場したMAPLUSというカーナビソフトは、こうした状況に業を煮やしたかのごとくスマートフォンアプリ版のカーナビアプリとして、PSP版から機能を継承したアプリを発売開始するような状況になっています。

 スマートフォンとゲーム機を比べてみると、ハード単体での価格というのはゲーム機の方が安いとは言うものの、スマートフォンで動くカーナビアプリをインストールできる白ロムのスマートフォンまで範囲を広げて比べてみると、かえってスマートフォンを導入した方が安上がりになる可能性すらあります。そして、スマートフォンで使えるカーナビアプリはさまざまあって、グーグルマップを使ったナビゲーションの場合はネット接続をすることによって地図をネット上から入手するためSIMカードなしでは使いものにならないのですが、地図を最初にダウンロードするタイプのカーナビアプリもあり、その場合SIMカードなしの状態でも問題なく動きます。

Navielite

 今回私が導入してみたカーナビアプリ「NAVIelite」(android版とiOS版の両方提供あり)には単なるナビゲーションに加えてVICSという渋滞や通行止め情報をリアルタイムに表示してくれる機能があります。この機能だけはSIMカードを入れておかないと使えませんが、およそ4GBの地図データをダウンロードすることによって小型ナビとそれほどそん色ない使い勝手が実現できるようになりました。利用料金は年間3,800円と各種アプリの中では高額の部分に入るかも知れませんが、新しく高性能で安価なアプリが出れば乗り換えも簡単ですし、一般のカーナビで地図の更新にお金がかかることを考えると、それほど高いものでもありません。なお、iPhone用のカーナビアプリ「マップルナビS」の場合、さらに安く1,400円で(現在キャンペーン価格で半額の700円で導入でき、2014年春版までの地図データ更新に対応)利用できるのでおすすめです。

 このような流れを見ていくと、PS Vitaでのカーナビソフトをわざわざ発売して商売するよりも、スマートフォン用に直接取引のできるアプリとして開発した方がいいと考えるところが多くなったということが言えるかも知れません。スマートフォンを持たなかったり、設定がめんどくさいという方の場合は単体の小型カーナビを購入すればいいので、今の時代にあえてゲーム機のソフトとしてカーナビを導入する意味がなくなっていると言えるかも知れません。

 しかし、もしPS Vitaが発売された当初にカーナビソフトが一緒に発売されていたとしたら、やはり普通のカーナビの地図更新料は高いので、ゲームソフトの形で地図が提供される分安く買えたゲーム機によるカーナビはそれなりに購入する人は多かったのではないでしょうか。私の場合は発売当初に購入しようと思ったところキングジムのポメラDM100が出たのでそれを先に買ってしまい現在に至るのですが(^^;)、充電しながら使用する場合はACアダプターにつながないとならないので、車載時には家庭用コンセントをつなぐためのインバーターが必須になることと、メモリカードが新しい規格になり買い直しを余儀なくされるということでハードとしての購入意欲自体が萎えてしまいました。

 というわけで、私はスマートフォンに新アプリを導入したことにより、ゲーム機をカーナビ代わりに使うパターンをあえて継続する必要もなくなったのですが、うまくソニーが展開していけばスマートフォンに対抗できるマルチメディア端末としてゲーム機だけでない利用法を広めることもできたかも知れないと思うと残念ですね。これから安くカーナビを揃えたいと思う方は、ある程度スペックのあるdocomoのスマートフォンの白ロムを買ってアプリで実現するのが個人的にはおすすめです。

2012年10月30日 (火)

サブバッテリーシステムを利用した車内でのニッケル水素電池充電

 ニッケル水素電池を使った製品や、モバイルバッテリーが増えてくるにしたがって使い終えた電池をどう効率的に旅行中に充電していくかというのが問題だったりします。停車中にも充電したいということになると太陽電池による充電と、走行中充電の組み合わせになると思いますが、これですと充電管理については太陽電池についてはその日の天気次第となり、走行中以外の充電が不安定になることは否めません。

 そこで、簡単で小容量でも自動車用の中古バッテリーを使ったサブバッテリーシステムを作っていることもあり(防災用品のカテゴリーをご参照下さい)、このサブバッテリーを使って走行中は車のダイナモ経由で充電を行ない、停車中はサブバッテリーから充電するような方法について紹介させていただきたいと思います。一般的な車中泊のためにサブバッテリーを搭載する目的は、もっと大きな電力を消費する機器を使うために設置する場合が多いかと思うのですが、これをほぼニッケル水素電池専用に使うことで効率的に充電用のバッテリーとして使えるようになり、これはこれで便利です。

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 サブバッテリーは事前に家庭用電源で十分に充電してから出発するようになると思いますが、サブバッテリーから出力をしつつ、走行充電もできるようにアイソレーターをつなぎます。私の使っているセルスターのIS-330(写真左上)は基本的に走行中に余った電力をサブバッテリーに流して充電してくれるものですが、それとは別に、サブバッテリーからの出力もできます。家庭用コンセントからの出力はできませんが、シガーソケットが付いているので、12V専用の器具が使えます。そこにシガーソケットでも動くニッケル水素電池の充電器を直結すれば、効率を損なうことなく走行中は車からの発電+サブバッテリー(メインバッテリーの容量によりその割合は変わります)で充電し、車を停めてもサブバッテリーに容量があればそのまま充電を続けることができます。

 私が車内で使っていますのが以前も紹介した上海問屋(お店の名前です)から購入した同時に最大16本のニッケル水素電池を充電できる充電器で、この充電器には嬉しいことにUSB出力も付いていますので、この充電器を経由して上の写真のようにニッケル水素電池の充電を行ないながら携帯電話やスマートフォンの充電も行なうこともできます。恐らく最大の16本を充電しながら携帯電話とスマートフォンを充電するようなことはないと思いますので、とりあえずこのセットでほとんどの場合対応できると思います。

 走行中にスマートフォンを利用したカーナビを使う場合はシガーアダプターにUSB端子が付いているものから給電をするほうが便利だと思いますが、夜間の充電には単3電池を4本ないし2本使って給電するモバイルバッテリーを使って翌日分の携帯電話やスマートフォンを充電し、使った電池をどんどんこの充電器で充電していき、順次ニッケル水素電池を満充電にして保存しておけば安心です。

 こうした組み合わせは1泊や2泊ぐらいの旅ではそれほど必要性を感じないかと思いますが、旅の行程が伸びれば伸びるほど便利になるでしょう。さらにこのシステムに太陽光パネルでニッケル水素電池を充電するシステムを組みこむことで、天候や時間的な問題で太陽光で充電し切れなかったものを継ぎ足し充電するという流れを作れば、よりサブバッテリーへの負担を減らすことができ、サブバッテリーに貯めた電力を他のことにも使うことができるようになるでしょう。ただ気を付けたいのは、充電が完了したらすぐに電池を外し、サブバッテリーへの負担が少ないように配線を外しておくようにしないと、状況によってはいざサブバッテリーを使おうと思った時に電圧が下がって使えなくなる場合があるかも知れません。特に湯沸しなどでもサブバッテリーを使いたいと思っている方については、十分にバッテリーについて気を配って利用することを心がけるといいでしょう。

2012年10月29日 (月)

キングジム ポメラDM100 その9 アップデートと「FlashAir」で実現するネット接続

 少々出遅れた感じがありますが、キングジムのサイトでアナウンスされていたポメラDM100の新しファームウェアアップデートを行ないました。私の場合、カナ入力を「親指シフト」にして入力しているので、新しいファームウェアでは親指キーの割り当てを従来の「無変換」「変換」キーのみではなく、スペースキーを含んだ3つのキーから選べるようになり、以前より親指シフトキーボードの使い勝手に近づいた印象です。そもそも、ポメラのキーボード配列自体に否定的な方には仕方がありませんが、私はメーカーの細やかなアフターサービスに感謝しています。親指シフト関連で言うと、今までは辞書ツールを起動して使う場合、親指シフトを含むカナモードにしていても入力はローマ字入力に強制的に変わってしまっていたのですが、そういったこともなくカナ入力で辞書の検索もできるようになりました。

 あと、使っていて気付いたのは、私の個体だけかも知れませんが今までボタン電池の警告ランプが常にチカチカしていたのが、アップデート後には普通に点灯したままになりました。ネット情報によるとこうした不具合はメーカーによる本体交換も可能という話もあり、どうしようかと迷っていたところでしたので、とりあえずほっとしました。ただこれはメーカーが公式にはうたっていませんし、その後Wi-Fi接続で電池を多く使っているような場合は相変わらずチカチカしだしましたので(^^;)、本当にアップデートで改善されたのかどうかはわかりませんが、アップデート前と比べると私の個体は確実によくなっている感じもします。

 さらに、ATOKのユーザ辞書をインポートした場合の動作として、今まではユーザー辞書に入れた変換候補が一番最後にきてしまい、一度変換するまでは候補選択をいちいちやる必要に迫られていたのですが、今回アップデートをしたらATOKのユーザー辞書の保存内容もリセットされてしまったようだったので改めてインポートしたら、問題なくユーザー辞書に登録した候補から変換するようになりました。私にとっては文章を書く上でのストレスが減ることとなるので、大変ありがたいことです。

 その他の新機能についてはメーカーのページを見ていただければと思うのですが、ここでメインに紹介したい、とっておきの変更点があります。主にデジタルカメラ用に作られたSDメモリカードに無線LAN機能がついた東芝の「FlashAir」を使って、作成したテキストデータをインターネット経由でアップロードできるのです。今のところEvernoteのアカウントにアップロードして他のパソコンやスマートフォンで共用できるようになっているのですが、これで外出先からでもWi-Fiルータなど無線LANによってインターネットに繋がる環境があれば、確実にパソコンいらずのブログ作成環境が整ったことになります。別に用意したスマートフォンにアプリのEvernoteを入れておけば、ファイルの閲覧だけでなく加工なども簡単です。先日の旅行にはポメラとスマートフォンを連携させてブログに記事をアップしたのですが、その時はQRコードをポメラで生成して、それをスマートフォンのカメラで読み込ませて行ないました。こうした一連の作業が専用アプリのあるiPhoneであればよかったのですが、私が今メインで使っているアンドロイドのスマートフォンには専用のアプリが提供されていませんでしたので、別のアプリを使ってQRコードの連続読み取りをしたのですが、しばしばうまく読み込めず、全く関係ない記号として読み取ってしまうことがあり、スマートフォンにデータを移動した後に余分な文字情報の削除や整形などの余分な手間が増えてしまいました。車内で疲れているときにそうしたちまちました作業をするのは結構大変なので(^^;)、これからはそんな場合でも楽にEvernoteにアップロードし、簡単に加工できるようになるのは嬉しいことです。

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 今のところ考えているのは、FlashAirは通常はデジカメの方に入れておき、データ転送が必要な時だけポメラに挿入して使うというやり方です。私の場合、写真のコンパクトデジカメ、SONYのDSX-WX10で問題なく使えています。これでFlashAir経由でスマートフォンにコードレスで移動でき、ブログアップをする写真としても使えることになります。

 こうなると、ポメラDM100とWi-Fi接続のiPad miniやGoogleのNexus7など7インチタブレット端末をセットにし、さらに通信のための無線ルータを加えれば、もうこれでパソコン抜きでブログの更新がパソコンとほとんど同じ使い勝手で扱えるようになりそうです。スマートフォンやタブレット端末にBluetooth接続のキーボードを用意するという方法もありますが、一旦繋がらなくなったら結構大変です。その点、ポメラはテキスト入力マシンとして独立していますので、データ転送時にスマートフォンを動かすだけで良く、結局はスマートフォンの電池節約にも役立つメリットがあります。上記組み合わせよりさらに簡単にということなら、テザリング接続をサポートするスマートフォンとポメラとの組み合わせが組めれば他にはあえて必要とするものはないでしょう。ポメラDM100が出た当初は、単にテキスト作成マシンとしてのみの評価だったように思われましたが、ここまでできることが増えてくるということになると、また人気が出てくるかも知れませんね。

2012年10月28日 (日)

近所で見付けた鮮やかな秋の色

 先週にまるまる出掛けていたこともあって、今週末は穏やかに自宅周辺をウロウロしています。こういう日こそ原付バイクでのお出掛けのチャンスではないかということで、ちょっとした買い物ついでに自宅からそれほど遠くない山側の場所を通ってみることにしました。東名高速の側道を日本平SA方面に向かって走りながら住宅やアパートが立ち並ぶ中にお茶畑が残る場所までやってきた時、実に秋らしい風景に行き当たりました。

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 最近建った感じの建物の隣が茶畑になっていて、その建物と平行に数本の柿の木が植えられています。恐らく同じような茶畑などがあった場所が宅地化されたのでしょう。この写真では全体的にそれほどきれいには見えませんが(^^;)、柿の実の鮮やかな色が目についたのでこの場所でバイクを止めてカメラを取り出して写真を撮っていたのですが、こういう時には広角のレンズで撮影しても自分の目で見たような鮮やかな感じではなかなか映りませんし、周辺のものが全て写ってしまうことから、後から見て興ざめしてしまうこともあったりします。

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 そこで、レンズを中望遠程度の単焦点レンズに交換し、自分からいろいろ動きつついい感じで柿の実の鮮やかな色だけを切り取って写したのが上の写真です。同じ柿の木を映したのですが、これだけ違う写真になってしまいました。

 有名な観光地でなくても、風景の一部分を切り取ることで実にそれらしく見えそうな場所というものはまだまだ探せばあるような気が改めてこれらの写真を見ていてしみじみ感じました。逆に言うと詐欺のような写真ということになるのかも知れませんが(^^;)、自分の周辺の風景からどこを切り取るとどうなるのかを考えながらウロウロするのもなかなか面白いものです。こちらの紅葉はもう少し先になりますが、街の木の葉が色づいてきたらまたそぞろ近いところへ出掛けてみようと思っています。

2012年10月27日 (土)

世界遺産・白川郷観光は車中泊で早朝から

 能登で夕日を見て、ラーメンとカレーを食べながら進みつつ金沢に入った頃にはさすがに辺りは真っ暗になってしまったので、その日の車中泊場所を探すことにしました。あさっての方向へ行ってまた帰りの走行距離が伸びても大変なので、帰りがてら途中で見所がある場所をピックアップしていきました。

 たまたまその前の週に、岐阜県関市の刃物まつりへ行ってきたばかりだったので、美濃~土岐市あたりから名古屋経由の高速道路で静岡へ帰ってもそれほど時間がかからないことは把握していました。そしてインターからも自宅まではそう遠くもないので、そちらのルートを目指そうととりあえず五箇山・白川郷周辺まで行くことにしました。高山の朝市というパターンもあったかと思いますが、まだ白川郷周辺は行ったことがなかったのでそちらを優先しました。そんなわけで、高山の朝市はまた次の機会にとっておくことにします。

 一応土曜日の夜ということで、白川郷の道の駅へ行っても駐車できるかと思いながら下道を使って五箇山方面へ車を進めます。白川郷の手前にある上平の道の駅まで進んだところ、全くのガラガラで拍子抜けしました(^^;)。たまたま何もない時期であったのかも知れませんが、これなら白川郷の道の駅へ行っても大丈夫だろうとということでだいたい午後9時頃に白川郷の道の駅に到着しました。

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 状況は写真の通りかなり駐車スペースに余裕があったので、周辺に車が来ないポジションに車を止めて寝床の設営に入りました。周辺の車も窓を塞いでいるような感じで、私と同じく車中泊のためにこの道の駅へやってきたということなのでしょう。寝床はすぐに整ったのでその日のブログをアップした後、明日のために日の出の時間をチェックしてそれより少し早く起きられるように目覚ましをセットして早々と就寝しました。前日がちょっと寝不足だったということもあってすぐに寝込んでしまいました。

 そして翌日の午前五時くらいに目を覚まし、とりあえず白川郷全体が見渡せる展望台を目指しました。このような時間から動き出せるのも車中泊の旅ならではでしょう。その場所は実はお食事所「天守閣」さんの私有地だということがわかっていたため、前日にそこまで行っての車中泊は自粛したのですが、私が着いた6時前にはもう結構な人数の人たちが写真を写すために集まっていました。

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 しかしながら、何とか写真が撮れてもこのような朝霧が充満する状況で、時間によっては集落全体が霧で包まれて全く何も見えなくなってしまいました。それでも1時間ぐらいねばったでしょうか、いくらか霧が晴れた瞬間を狙って写真を撮りまくりました。それにしても他の皆さんのカメラは豪華で、キヤノン7割、ニコン2割、ペンタックス1割といったところで(ちなみに、私が持って行ったのはオリンパスのE-620でした)、どれもこれも大きくて高額なカメラばかりでした(^^;)。さらに遠景から目指すワンショットを狙うためなのか、他の皆さんはものすごく高そうな望遠レンズを付けていて、その迫力に圧倒されまくっていたのですが、そんな中で、突然やってきた観光客の中の一人の方は(大人の方です)、Nintendo DSiをおもむろに取り出して撮影を始めていました。他の方とのあまりのギャップに、個人的にはちょっとその場の空気も和んだのではないかと思いましたね。

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 一通り展望台での撮影をし終えても、まだ集落内には撮影のために来ている人たちをのぞいて、地元の人たちも出てきていなかったので、車で下の集落まで降りていきながらサッと写真だけ撮影してきました。これが日中なら車でウロウロしたり数秒でも停車したらそれだけで顰蹙を買うところですが、何とか撮影できたのも早朝から動いたからだと言えるでしょう。もう少し日が長い季節に行けばもう少し早くから撮影ができたのでしょうが、とりあえず白川郷の雰囲気を感じられたことは今回の旅の収穫の一つとなりました。白川郷や五箇山が世界遺産になったことによって集落の中に駐車場がなくなったりして不便になった部分もありますが、世界に誇るべき風景を残していくためには必要な措置であると思います。観光する立場としてもできるだけ地元の方に迷惑が掛からない形での観光をしなければなりませんし、そうした意味でもマナーが大切です。早朝の訪問にはごみは持ち帰るのは当たり前として、大きな音を立てずに住民の方の迷惑になるような行動は慎みつつ、また機会があったら訪れることができればと思っています。

2012年10月26日 (金)

日本海B級グルメ 三番勝負 その3 金沢カレーの「チャンピオンカレー」

 前回紹介した「8番らーめん」では安価なセットメニューも充実していて、餃子やから揚げなどとセットで食べる方がポピュラーなのかと思いますが、あえてラーメンだけにしたのにはわけがあります。その日のうちに金沢を抜けるスケジュールを選択しようと思っていたので、ラーメンの後に今回紹介する金沢カレーのの店「チャンピオンカレー」に入ってカレーをいただく予定にしていたからです(^^;)。

 スマートフォンのカーナビでGoogle検索し、お店の名前を入力すると近くにあるお店の地図が表示されます。それをGoogleマップナビの目的地に設定すれば確実に現在位置から一番近い店舗へナビゲーションしてくれます。そうしてやってきたのが金沢市の手前にある津幡店でした。

 このお店のシステムは食券制なのですが、せっかくなのでお土産用のカレールーも買っていこうと思っていたのですが、お土産カレーも食券のメニューにありました(^^)。今回食すカレーは普通のカレーでも良かったのですが、通常のトッピングなしのチャンピオンカレー500円(津幡店の値段で、他店の価格と異なる場合があります)より100円安い小盛りのミニカレーにすることにしました。金銭的な面で言えば100円の差だったら普通盛りの方がお得なのですが、私のようにお店をはしごしてたくさんの種類のB級グルメを食べ回りたいという人にはありがたいメニューです。ちなみに、同地区でしのぎをけずる「ゴーゴーカレー」など他のカレーのお店もあるのですが、今回は小盛りメニューが安く、お土産の店舗と同じカレールーが購入できる(ゴーゴーカレーのお土産はレトルト)「チャンピオンカレー」にしたという個人的な事情がありますので、その点はご了承下さい(^^;)。

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 注文後、すぐに運ばれてきたミニカレーは金沢カレーの特徴そのままにご飯が見えないほどカレールーがかかっていますが、あっという間に胃袋に収まりました(^^;)。通常のカレーより辛めなのですが、食べごたえがあり癖になる味だと思われる方も多いようです。店舗によっては甘口を希望すれば対応してくれるところもありますので、事前に店舗チェックをホームページでしていくのも大切かもしれません。

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 同時に購入したお土産のカレーハーフパック(2.5人前)は500円で、これもお店によって置いてある種類が違うようです。以前金沢市内のお店であったはずの1kgパックは置いていない店舗だったのでした。まあ、私の場合は1kgでは人にあげる場合口に合わなかったら困るのでハーフパック(500g)で十分でしたが、お店のホームページには店内で希望すれば辛さを調節して甘口対応にしてくれる店舗だけでなく、店舗ごとに置かれているお土産カレーの種類が表にまとまっています。私はそこまでネットで調べなかったのですが、こういうことも知っているといないとでは後でがっかりすることも減るでしょう。またこれらお店で購入できるお土産カレーはレトルトではなく、10℃以下での冷蔵が必須なので、クーラーボックスを事前に用意して行くのがポイントです。クーラーボックスがなく、常温で持ち帰りたい場合にはレトルトパックもありますが、フランチャイズ店舗では販売していません。高速道路のサービスエリアなどでこれもチェックするのがおすすめですが、レトルトと通常のカレーは微妙に違うと思いますので、その辺も考えながら選択すればいいでしょう。

 金沢周辺にはまだまだ興味深いB級グルメはあったのですが、さすがに今回はこれ以上食事の回数を増やすと帰ってから体重計に乗るのが怖かったので(^^;)、今回はここで終了することにしました。たまたまこの時期に開催されていたB-1グランプリのようなイベントに行って食べ比べるのもいいですが、普段地元の人が食べているものを現地まで行って食べながらその土地独自のものを探していくというのも面白いものです。食べるものの数にもよりますが、現地での食費を結果的に抑えられる効果もあるので、皆さんも出掛ける前にその土地のソウルフードは何かちょっと調べてから出掛けてみると、面白い発見があるかも知れません。

2012年10月25日 (木)

iPad mini はスマートフォン未経験の中高年向けか?

 すでにニュースになっているのでご存知の方がほとんどだと思いますが、アップルが従来のiPadよりひとまわり小さい7.9インチ(1024 x 768)のタブレット端末、iPad miniの発表を行ないました。もしスティーブ・ジョブズが生きていたらこのサイズのiPadは出たのだろうかとしみじみ思ってしまうわけですが、アンドロイドの7インチタブレット端末で、グーグルが出したNexus7と競合するモデルをアップルも出してきたということで今後の展開が楽しみでもあります。

 性能から言うと二世代前にあたるiPad2相当であるということもあり、すぐに飛びつくことなく冷静に受けとめている方も多いだろうと思います。単に軽くて持ち運びやすいということだけで最新の性能ではないタブレットを買うのかと思われる方も少なくないでしょう。しかし、今のiPadを常に持ち運ぶのは大変だと思っていた人にとっては持ち運びの良さこそが大事だろうと思うので、こちらの選択もありのような気もします。

 こうした7インチ前後のタブレット端末というのは、片手で持つことができるだけでなく、何とかぎりぎりスーツやコートのポケットに入るくらいの大きさです。個人的な感想ですが、小さなバッグに入れて常時持ち歩いてもそれほど負担にならないくらいの大きさなので、まだスマートフォンも持っていないような方の最初のタブレット端末としてもおすすめなのではないかと思っています。さらに言うと、普通のスマートフォンでは広い領域を小さい画面でカバーすることから、どうしても文字が小さくなりがちです。まだスマートフォンを使ったことのない中高年の方が、店頭のデモなどでスマートフォンを試した際に画面の文字が小さすぎて見えない(^^;)と諦めてしまったようなことがあったとしても、画面と文字がスマートフォンよりもかなり大きく表示でき、しかも10インチのタブレットほどかさばらない大きさであるiPad miniの使い勝手は大変ありがたいのではないかと思います。機種によっては今ある携帯電話の機種変更で手にすることもできるようになるかと思いますが、さすがにこのサイズで電話することは厳しいので、電話は以前の携帯電話のままにして、モバイル通信関連はこちらを使ってやり取りをするような使い分けをするという手もあります。

 携帯電話会社の通信カードが差さらないWi-Fiのみのタイプで16GBのタイプは3万円弱という価格設定になっていますが、大都市周辺で公衆無線LANをどこでも利用できるという場合は他に何も用意しなくてもこちらのセットでも十分でしょう。ただ、Gメールの常時チェックやどこでもネット検索や通信を伴うアプリの使用をしたいような場合は、通信料金はかかりますが、携帯電話の通信カードを挿入してデータ通信用に使う3Gタイプのものが便利になります(本体の価格設定はWi-Fiタイプより1万円高程度)。

 今のところソフトバンクに加えてKDDIでもiPad miniを販売するようですが、特に3Gタイプのものを購入する場合は通信料金の違いだけでなく場所によって圏外になる場所が違うなど、通信会社によって得手不得手があるかと思いますので、その点を十分考慮して選ぶことが重要です。個人的にはドコモのSIMカードが直接本体に挿入して使えれば、月額の安いSIMカードによるデータ通信が使えていいのですが、残念ながらそういう使い方はできません。iPad miniでどうしてもドコモの通信網を使いたい場合は、ドコモのSIMを使ったWi-Fiルータとセットで使う必要があります。また、最近のスマートフォンではテザリングという他のパソコンやインターネットができる端末とネット接続を共用できる機能が付いている場合があります。すでにテザリングができるスマートフォンを持っている方は、あえて3Gタイプを購入する必要はないでしょう。

 私自身はアンドロイドのスマートフォンを主に使っていますので説得力がないかも知れませんが、最近言われているウィルスに関してiPhoneやiPadは、アンドロイド搭載の端末と比べると、感染の恐れが少ないと言われており、アプリの導入についてもある程度安心して利用できるのが特徴でもあります。そういった意味からも初めてスマートフォンを持とうと考えられている中高年の方にとっては、少し大きくはなりますが導入しやすいのではないかと思いますね。自宅に無線LANのできる環境をつくっている場合は、自宅でちょっとした調べものをしたい場合などは起動に時間がかかるパソコンでなく、気軽にiPadをメインで使うというのも便利です。家の中から外出先まで、これ一台でカバーできるぐらいに使いこなせれば、Googleの出しているNexus7と比べて高価ではあるのですが、端末の代金分は十分楽しめるでしょう。

 今後もiOSとアンドロイド陣営は、お互いに良きライバルとして機能や価格面でも競合する機種を出してくるのではないかと思われます。現状でも7インチ前後のタブレット端末は店頭で置いてあるところが多くあるので、まだこの大きさのタブレット端末に触れたことのない方は、ぜひ一度現物に触れていただいて普通のスマートフォンとの違いを感じていただくのもいいかなと思います。

2012年10月24日 (水)

日本海B級グルメ 三番勝負 その2 8番らーめん 能登限定の「野菜いしるらーめん」

 なぎさドライブウェイを一通り堪能した後、金沢方面に戻る途中の羽咋市内でご当地のラーメンチェーン店「8番らーめん」を見付け入店しました。金沢のB級グルメとしても認知されているラーメンをいただこうと思ったら店頭に「能登限定いしるらーめん」の文字を発見しました。

 「いしる」とは、日本海側の外浦に面した地区に伝わり、いわしやサバなどを主な原料とする魚醤で、独特のうまみがあります。いしるを味のベースにして小木の船凍イカと七ツ島のワカメをトッピングしたのが「いしるらーめん」ですが、さらに8番らーめんの売りであるシャキシャキの野菜を乗せるたのが「野菜いしるらーめん」です。

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 野菜を乗せることで味がまろやかになるとのことですが、実際どんな味なのかなと思いながら食べてみましたが、確かに味覚的な違和感もなくスープまでおいしくいただくことができました。特に小木いかが美味しくて(^^)、改めて魚系のラーメンの美味しさというのを再確認できたような感じです。

 残念ながらこのラーメンは地域限定だけでなく数量も限定されているそうです。というのも、小木イカや七ツ馬の海女さんが漁った天然わかめも限りがあるからということです。他の方のブログを見るともしかしたら11月中ぐらいには販売終了になってしまうかも知れないとのこと。興味のある方は現地まで出掛けて食べるしかないので、近々能登半島周辺に出掛ける予定を組んでいる方はぜひ食してみてくださいね。

2012年10月23日 (火)

千里浜なぎさドライブウェイに沈む夕日

 新潟で用事を済ませた後、お昼に地元B級グルメの「イタリアン」を食べながら、さてこれからどこへ行こうかと考えました。正直言って全くのノープランで出掛けてきてしまったので、どこへどう行こうと自由なのですが、やはりそこはどこへ行こうか悩みます。新潟から東北方面へ行くか、来た道を戻りつつめぼしい観光地を回るか、はたまた金沢方面へ行くかということになってふっと思い浮かんだのが全国で唯一砂浜を車で走ることができるなぎさドライブウェイの存在でした。その時はどこにあるのかはっきりと認識していなかったので地図で探したところ、能登半島の付け根の所の羽咋市にありました。

 改めてカーナビで所要時間を検索すると、午後一時過ぎに出発の場合、何とか日没前の午後五時頃に到着することがわかりました。道路状況的にも高速道路を利用すれば渋滞などもないようでしたので、今決断して出発すれば何とか日本海に沈む夕日を波打ち際から見られそうだということですぐに能登半島へ向けて出発しました。

 新潟からの道は、たまたまその年の5月、ゴールデンウィークの際に金沢へ行ったルートと同じということで、一気に行くことの無謀さもわかっていたつもりでしたが、トイレ休憩などもしっかり取りながらカーナビの到着時間が極力午後五時前になるようなペース配分で走行することができました。新潟からだとまず富山に着くまでが一苦労で、さらに金沢へもうひとふん張りしながら進みます。金沢東のインターで下り、そこから能登有料道路に乗れば先が見えてきます。この有料道路はETCの利用ができないので、なぎさドライブウェイに到着するまでは2ヶ所の料金所で150円と110円(今浜ICまでの軽自動車料金)を係員の方に手渡していよいよドライブウェイに入ります。

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 道路はこのような感じで本当に単なる砂浜なのですが、普通に車やバイクが走っているのを見るとここが特別な道路であることが実感できます。海岸に出るところはやはりというか砂が舞っていてスタックしないかと緊張しましたが何とか海岸に出ることができました。

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 夕日はもはや沈む寸前だったので、入口から入ってすぐのところに車を停め、まずは夕日が沈んでゆくまでカメラのシャッターを切りながら日没の余韻というのをしっかりとかみしめました。海水浴のシーズンでもない普通の週末だったためかそれほど車で混雑するということもなく、ゆっくりと楽しめました。そうしてドライブウェイを気を付けながら走り始めたのですが、車輪の跡が残るところをそのまま走行した方がいくら砂がしまって観光バスでも走れるということでも安全です。スピードを上げすぎると段差で車がはねることもありますし、何より波打ち際を走るわけですからその風景を楽しみながらゆっくりと走りたいものです。

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 途中の砂浜で停車して、自分の車とともに海岸を撮影してみました。新潟からの道のりは結構大変でしかも日没の時間があるので途中でゆっくりもできず、これで夕日に間に合わなかったらどうしようかと思いながら走っていたので、沈む夕日を見られて感慨もひとしおでした。ただ、このような急に思いついたような出掛け方では途中渋滞に巻き込まれるなど何かあれば真っ暗な海岸を走ることにもなりかねませんので(^^;)、事前にしっかりと準備して早めの到着をおすすめします。なお、この能登有料道路は2013年の4月1日から無料化される予定ということなので、さらに多くの人が出かけやすくなるように思います。私もその際にはもう少し余裕を持ってこの道を再度走りたいと思っています。

2012年10月22日 (月)

災害時の「車中泊者」を避難所に誘導するために

 以前このブログで記事を書くためにメールのやり取りをさせていただいた新潟大学の榛沢和彦氏より案内をいただきまして、今週末に行なわれた新潟大学の学園祭の中で開催されたエコノミー症候群対策のための展示を見に行ってきました。実際に被災地で行なっていたという下肢静脈エコー検査や、予防のための弾性ストッキングの配布なども行なわれていましたが、予防のための最良の方法として提案されていたのが段ボール製簡易ベッドを組んで避難所に置くということでした。

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 このベッドの仕組みは、大きなダンボールの中に小さいダンボールを4つ入れ、写真のように並べます。そして大きなダンボール6つをまとめて1つのベッドとして使うというものです。ダンボールの中は空気なので床の冷気を伝えることがないので、そのまま上に寝ても床板の温度をそのまま感じることはなくなりますし、普通のマットレスを敷けばさらに快適度は上がります。

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 会場ではフロアに40くらいの数のベッドが置かれていましたが、写真のように間仕切りもダンボールでできていて、一応のプライバシーが保たれるように工夫されています。実際に横になってみましたが、上から相当強い衝撃を与えたとしても大丈夫そうでした。避難所で子供たちが乗って暴れても(^^;)、マットを敷いておけばそれほどのダメージはないのではないかと思えるほどです。

 私が来場した際にはマスコミの取材も大勢入っていて、榛沢氏もその対応で忙しそうにしていたので少ししかお話を伺うことはできませんでしたが、このベッドの導入については従来の備蓄とは違う供給方法が考えられているとのことでした。というのも、被災した自治体などがそれぞれダンボールのベッドキットを備蓄するのではなく、特定の地方で大災害が起こった場合に災害の影響を受けていないダンボール工場でキットを生産し、事前に登録をされた場所へ向けて必要な分だけすぐに発送することで被災地のニーズに応えるというものです。これなら、事前の防災用予算が発生しませんし、日頃のメンテナンスも必要ないので、いざという時には発注をかけるだけで済むという事になります。

 こうして体育館などで必要な分のベッドが設置される状況が普通になると、恐らく被災者にも一定の変化が起こることが考えられます。例えばの話、自分の場合であっても自宅から避難することになったとして、よくテレビに写る体育館に集まって毛布だけが支給されるようなところで寝なければならないと思うと、かなり気が重くなります。私の場合は車中泊用にも使えるキャンプ用のベッドとかマットなどの装備や、目隠しや着替えにも使えるテントなども持っていますが、そうした便利な器具を自分や自分の家族だけで使う気にはとてもなれません。そうなると自然と避難所を利用しないで自宅周辺でのテント生活とか車中泊となってしまうわけですね(^^;)。そんな用意がないご家庭でも、あんな板の間に直接寝るよりはまだクッションのある車の中で寝た方がアイドリングをすれば冷暖房も使えるということで、積極的ではなくさまざまな事を考えた上で消極的な理由で車中泊を続けてしまうというパターンにはまってしまうことになってしまうかも知れません。

 現在は車を改造したり道具を使ったりして車の中をフラットにして家族が足を伸ばして寝られるようにしている方も多いでしょう。そういう方々がする車中泊ならそれほど問題になることはないと思いますが、東日本大震災では避難所に行きたくないということで、わざわざ狭い車の中で座席に座ったまま長い期間車中泊を続けるような人たちが出て、エコノミークラス症候群と診断される事が多く起こっていました。ひどい場合には死に至るようなケースもあり、災害で助かった命が失われてしまうという最悪の結果も少なくなかったと聞きます。何とかそうした悲劇を防ごうということで、そのための一つの方法が紹介した避難所におけるベッドの設置による居住環境の改革というわけです。避難所へ行けばそれなりに快適な環境があるということがわかるだけで、避難しようかどうしようか迷っている人たちへの後押しにもなります。あえて無理な車中泊をしようとする人が減るだろうということは言うまでもありません。問題なのはこうした避難所の住居環境を挙げるためのツールがあるということを多くの人たちが知らないことでしょう。実際に災害が起こった場合でも、知らなければダンボールメーカーに事前に供給を頼むこともできないので、メーカー側も必要としている場所に送る手立てがありません。結果、以前と同じような避難所生活を過ごすことが繰り返される恐れもあります。

 今回の展示会は避難所の居住環境をこれだけ上げられるということのアピールの一環ということなのですが、避難所で過ごす事が、今は少なくとも苦痛を伴うものではないということを多くの人が認知してもらうためには残念ながらこうしたイベントだけでは不十分であることも事実です。しかし、今後の展開によっては多くの方から認知されるようにならないとも限りません。

 今回のプランは大規模な地震による被害を想定して作られたものですが、日本の自然災害というのは何も地震だけではありません。集中豪雨や台風、最近では竜巻でも被害が出ています。実際の被害はなくても、避難勧告が出る場合はかなりあって、そのたびに避難所として開放された学校や公民館の映像がテレビで流れます。もしそうした映像の先に紹介したベッドが置かれていて、不安ながらもちゃんと手足を伸ばして休める状態があるのを見た人たちは当然あれは何だ? ということになるはずです。大雨や台風の被害によって陸の孤島となってしまう危険性のある集落に向けて、まずは備蓄用としてこうしたベッドキットを売り込むなり配布なりをしていくことによって普及を図り、テレビの災害報道の中からでも認知度を上げていくような取り組みもあってはいいのではないかと思います。

2012年10月21日 (日)

日本海B級グルメ 三番勝負 その1 新潟のイタリアン

 昨日は前の日から夜通し走りつつ新潟に入りました。ちょっとした用事があったのですが、その件については改めて報告させていただくことにして、今回の旅の食事は自分でも半ば呆れるほどB級グルメばかりを食べてしまいました。新潟から日本海方面ということですと海産物を中心においしい食べ物が数えられないくらいあるわけですが、そんな中あえて食べてきたものを紹介しましょう。まずは新潟以外では見たことのない「イタリアン」という食べものについてです。

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 写真で見ていただくと、トマトソースがかかったパスタのように見えるかと思いますが、これはパスタではなくある程度味のついた焼きそばです。これにトマトソースだけでなくホワイトソースやきのこソース、カレーソースなどさまざまな味のソースをかけていただくものを「イタリアン」と呼ぶそうです。私がいただいたのは新潟市でチェーン展開をする「みかづき」というお店で、お店のほとんどはスーパーマーケットやショッピングモールに併設されているとのこと。私が最寄りのお店いうことでカーナビで検索して入ったところはごくごく普通のスーパーマーケットの片隅に申し訳ない程度にお店を構えていて、入店したのが土曜日のお昼前という飲食店にとっては入店のピークの時間帯にも関わらず、私のほか誰も店内で食べている人はいませんでした(^^;)。

 しかし、7~8分かかるからと待っているうちに、ぱらぱらとお客さんがやってきました。私のように店内で食べる人はほとんどなく、若い人から年輩の方まで大量に家族が食べる分を持ち帰りで注文していたのでした。お店自体ファーストフードを出す形態のものでしたので、平日のお昼から夕方に学生が主に店頭で食べるというのが実際のところでしょう。ただ、ランチタイムというのはどこの地方のお店でも大変込んでしまっているのが普通ですし、場合によっては駐車場の空きもないかも知れないところ、大きなスーパーの駐車場に停めて悠々と昼食を食べられたのはラッキーでした。

 私が注文したのはトマトソース多めのもので380円でしたが、普通のものはもう少しソースが少ないものの普通盛りで320円とのこと。さらにクーポン券をいただいたのですが、この紙クーポンや携帯クーポンを使うとイタリアン各種が70円引きになるとのこと。私がもらってもどうしようもないのですが(^^;)、地元の方はこうしたクーポンを使えば普通のイタリアンは250円になるんですね。肝心の味の方ですが、焼きそばの麺は太めで心なしかパスタに近いような感じなので、それほど違和感はありません。通常のパスタでソースが少ない場合は大変に困りますが、こちらのイタリアンならソースなしでもちゃんと食べられますし、ソースがかかっていてもそんなに濃い味というわけでもありませんので、最初は不思議でしたが実にお
いしくいただくことができました。

 これをお昼に食べてしまったおかげで、新潟の海の幸を食べ逃してしまったわけですが、私自身は日常的に海の幸は食べているので、太平洋と日本海ではあってもそうそう違いはないように思います。今回のように全く知らない食べ物が存在し、それを初めて口にするというのは旅の醍醐味と言えるのかも知れません。もっとも、最近ではこうしたB級グルメはさまざまなところに出張してきますが、やはり現地の雰囲気を感じながら食べるということで、味がより記憶に残っていくということもあります。そんなわけで、今回の旅ではさらに地元でしか見つからないようなチェーン店に入って特徴のあるメニューをいただいてきました。残り2回もご期待下さい。

2012年10月20日 (土)

ジェイビーエス まとめてグリップ

 あちこち観光して回る車での旅で困るのが、観光地を回っていく間にお土産を買っていくにつれ、みやげ物の入った袋がどんどん増えていってしまうことでしょう。お土産用に別の箱を用意して区分けするという方法もありますが、私の場合も後部座席に無造作に置いてしまうことも多く、収拾がつかなくなってしまうこともあります。

 収拾が付かないだけならいいのですが、自宅に着いてからまとめて袋に入ったお土産を持ち帰ろうとして誤って落としてしまうことも結構あります(^^;)。ちゃんと持てたとしてもレジ袋の類をまとめて持とうとするとかなり手に食い込むこともあって、何とかならないかと思っていました。

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 今回紹介する買い物グリップは、以前に紹介したシリコンのものと違って、ボタンを押すことで隙間が開きレジ袋などをグリップにまとめておくことができます。耐重量は20kgと野菜や瓶の類には使えませんが、軽いお菓子などのお土産をその都度このグリップにまとめておけば、車から持ち出す際にはこのグリップだけ持って動けば車の中に忘れる心配もありません。

 また、S字フックを使ってこのグリップ自体を吊り下げて、袋物やハンガーにかけた衣類をまとめても便利そうです。こうしたちょっと便利なグッズというのはなかなか旅先で見付けることは難しいだろうと思いますので、旅先でお土産をたくさん購入してその扱いに悩むことが多い方はホームセンターなどで同様なグッズを探してみるのもいいでしょう。

 実は昨日から車で出掛けていまして、今後の状況にもよりますがゆっくりといろいろなところを回ってくる予定です。今回紹介したグリップがかなり有効活用できそうな感じがします(^^;)。



2012年10月19日 (金)

ワイパーゴムの交換

 先日出掛けた際に主に高速道路を使ったのですが、高速道路のサービスエリアにある給油所でガソリンを入れた際、必ず言われたのが「ワイパーゴムが寿命ですので交換しましょうか」という一言でした。一般道でガソリンスタンドを選ぶ際にはセルフスタンドに入ればそういったことを言われることはないのですが、高速道路の場合はそうしたスタンドを選べないので、このままにしておくとうまく雨をはじけないばかりか、給油の都度同じ事を言われるのは確実です。言われ続けるのもストレスの種となりそうなので、昨日カー用品ショップへ出掛けて交換ゴムを購入してきました。

 ホームセンターにもワイパーの替えゴムは売っているとは思いますが、どのゴムが自分の車に合うのかというのはすぐにはわかりません。私の行ったショップにはタッチパネル式の端末が置いてありました。車名から検索し、型式で当てはめると純正部品からの交換ということで運転席側と助手席側の型番が出てきました。私もそれまで良く知りませんでしたが、運転席と助手席側で別のものが必要だったのですね。

 さすがカー用品の専門店ということで、安いものから高いものまでさまざまな替えゴムが置いてあります。ガソリンスタンドで交換を頼む場合、様々なグレードの中から選べるということはほとんど考えられないですし、ワイパーゴム自体消耗品ということもあるので高いものを買ったから長持ちするというわけでもありません。そんなわけで、私はあえてスタンダードタイプの安いものを選ぶことにしました。運転席側と助手席側の2つで1,200円といった感じでした。

 カー用品店ではお店の人によるワイパーゴム交換サービスというのも行なっていまして、ゴム部分の交換の工賃は一本210円となっていました(^^;)。私のワゴンRでは単に差し込んであるだけで、自分でも何とか交換できそうだったので自分で交換することにしましたが、一つ落とし穴がありました。

 ゴムの部分に手をかけて、少々強引に古いゴムを引っこ抜いたのですが、雨だけでなく泥や黄沙なども長い期間の中ではふき取ってきたわけで、古いゴムにちょっと触っただけで手が真っ黒になってしまったのでした(^^;)。次回作業をまたする時には軍手などで手の汚れ対策をちゃんとやらないとまずいですね。

 ちなみに、具体的な交換方法についてはメーカーのサイトなどで説明されていますので、以下のリンクなどを参考にしてみてください。ちなみに、私が今回行なったのは、「ワイパー本体の交換」ではなく、「替えゴムの交換」の方です。作業自体はゴムを引き抜いて外し、新しいものは抜けないところまで押し込むだけなので、力もいりませんしそんなに難しいものでもないと私は思います。

http://www.piaa.co.jp/products/car/wiper/chang_howto.html

 ずっと交換せずにワイパーを使っていて、遂にはワイパーの端が切れてしまったような場合でも、窓ガラスに傷が付くようなひどい状態でもなければ現地ですぐ交換するほど急を要することもないだろうと思います。確かにガソリンスタンドで指摘されて交換する方が楽でいいとは思うのですが、本当に交換するほどゴムがへたっているのかというのは自分で確認してもわかりますし、いちいち車周辺の事を気にすることで、いざという時の旅先でのトラブルに強くなるということもあります。ここのところ全国的に天候が崩れているような感じになってきていますが、私と同じようにガソリンを入れに行く度にワイパーゴムの交換を勧められている方は、自分でワイパーの状態を確認した上で、自力で交換してみてはいかがでしょうか。

2012年10月18日 (木)

単三→単一アダプタの活用法

 エネループやエボルタに代表される充電池のニッケル水素電池のサイズは、例外はあるものの普通のお店に置かれているのはほとんど単三か単四のサイズで、充電器も単三と単四のみが充電できるものとなっています。普通は単三や単四で動くものを利用していけばいいので、他の電池については考えなくてもいいと思うのですが、私が常に使っているものの中には少なからず単一電池を採用しているものが存在します。その際に役立つのが安いものなら100円ショップでも売っている単三電池に入れて単一電池として使えるアダプターです。

 単一電池といえば、東日本大震災が起こって東京電力が計画停電を発表してから一気に店頭から単一電池が消えてしまったことが思い出されます。私はそうではありませんが、昔から災害時に使う懐中電灯といえば大きな電力を消費する単一電池使用のもの(LEDでなく豆電球が多い)が用意されていることが多く、それが単一電池を買い求める行動につながっていったのではないかと思われます。

 震災後にさまざまな災害用ライトとでも言うべき製品が出て、懐中電灯も豆電球から完全にLEDを使うものが主流になりました。ですから、今後はそれほど単一電池に依存するような感じにはならないと思いますが、日常の生活の中で今だに単一電池を使っている機器というのは少なからずあるものです。これからの時期で言うと、灯油を移すための電気ポンプは家にあるものは単一を2本使っています。あと思い付くものとして、ガス台や石油ストーブの点火用として単一電池が使われているので、どうしても必要な時に電池切れを起こしたらやはり困ります。

 単一電池のストックを用意していれば別ですが、予備電池がなく夜中など買い物になかなかいけないような状況で電池切れが発生した際にはやはり困ります。その際、とりあえずその場を切り抜ける方法として、単三電池+単一用アダプターという方法を用意しておけば、ガスコンロも石油ストーブも何とか点火することはできるようになります。

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 実際のところそこまで考えてそろえているわけではないのですが、今私が使っている機器の中ではソニーの農作業用ラジオICR-S71では単一のかわりにアダプター+単三電池で使っていても何も問題はありませんし、夏の車中泊では必ず持参するロゴスの「どこでも扇風機」は単一電池を8本も使うので(^^;)、100円ショップでアダプターを買ってきて、使わない時には写真のように本体の電池ボックスの中に8つのアダプターを入れたままにしています。上に挙げたようなものだけでなく、周辺でどうしても単一電池でしか動かないものを使いたいと頼まれた場合にも重宝するでしょう。

 なお、同じアダプタでも単三1本のアダプタではなく、単三電池を2本ないしは3本入れるタイプのアダプタもあります。室内の明かりということを考える時、単一電池を使うLEDランタンは長時間明るい状況を作ることができますが、単一1本用のアダプターでは明るいのは一瞬だけで、明るさの持続力という点での力不足というのは否めません。単三電池のみでできるだけ単一の力に迫る光量を得るためには、このようなアダプターを用意しておくにこしたことはありませんが、LEDランタンについては単三電池のみでまともに使えるものも多くありますので、そこまで用意する必要もないかも知れません。それでも、アダプターとの組み合わせによって単三電池だけでもほとんどのことができるようになるということは確かです。100円ショップには単一だけでなく単二用のアダプタも用意されていますので、必要に応じて様々な種類のアダプタの用意をしておいてもいいのではないでしょうか。

2012年10月17日 (水)

Android アプリ「Safty Sight」を使ってみる

 以前、iPhone用のアプリの方から先に提供が始まった損保ジャパン、日本興亜損保が共同開発した運転支援アプリの「Safty Sight」が先日、Androidでも無料で提供が始まりましたので早速インストールして使ってみました。

 基本的にはこのアプリは上記2社で自動車保険を契約している方をターゲットにしているものですが、他の保険会社と自動車保険を契約している人でもその機能をほとんど使えます(事故時にサービスセンターにすぐに電話をかける機能はさすがに使えません(^^;))。

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 まず、正確に前の車との距離を判定するために、スマートフォンのカメラのチェックを行ないます。写真のようにスマートフォンが固定できる器具をまずは用意しましょう。そうしてセットしたら垂直と水平を微調整して合わせ、車種によって車高が違うのでそれも合わせます。また、裏面のカメラがふさがれないように確認してください。使う前に少なくとも以上のセッティングが必要になりますが、停車した状態である程度正確に合わせたらアプリを起動します。

 基本的に、このアプリのポイントは2つあります。1つは、スマートフォンの背面カメラで運転中の前にいる車両の距離を把握し、極端に車間距離が詰まっている際にはアラームで車間距離を空けるように注意をうながすようになる事故防止機能です。また、車に設置して運行している間の運転経路や運転技術を記録し、ポイントを付けて安全運転だったか判定する機能も付いています。

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 ちなみに、私がほんの10分くらいですが試してみたのですが、判定は写真のように「B」でした(^^;)。レポートを良く読んだら、前の車が発車した直後にすぐに発車しているということで、急な前方の変化に対応するため、2秒くらいは間を置いてから発車した方がいいというのがアプリからのメッセージでした。今後はこうしたアドバイスを受け入れつつ事故を起こさないような安全運転に務めたいと思います。

 そしてもう一つが、車に大きな衝撃があった際や、自分で録画したい時にボタンを押すと作動した時から前後最大10秒の録画をするドライブレコーダーの機能です。車に固定するための器具は必要になりますし、録画できる時間に不満も残るかも知れませんが、事故前後の記録という点ではこのくらいの長さでも何とか状況は把握できるでしょう。なお、録画した画像についてはスマートフォンからパソコンに移動することも可能なのだそうで、最低限の機能は付いているといった印象です。

 この他にも、具体的なトラブルの際に役立ちそうな「トラブル解決術」というセクションがあります。「故障・異常」「事値」「運転中」から選び、いわゆる「良くある質問」のような項目の中からその回答を見られるようになっています。根本的な解決に至らないような回答もありますが(^^;)、頭の中がパニックになったような場合には役に立つことがあるかも知れませんね。

 一通り使ってみましたが、こうした機能を使いこなすということになると、車を運転中に外すと、改めてまたカメラの位置を調整して付け直さなければならないなど結構めんどくさいですね。ちなみにですが、私の使っているGalaxy S2の場合、SIMカードが入っていない状態でもアプリは問題なく動作するので、運転中の移動経路の確認など、GPSの精度をSIMカードからによる通信によって上げることがそれほど必要ないということなら、あえて常用のスマートフォンにこのアプリを入れて使わなくても、買い替えで残った旧機種にアプリをインストールしてドライブアプリ専用機として使えば、特にドライブレコーダーとして普通に使えるようになるでしょう。特にスマートフォンの買い替えを画策している方は、以上のような簡易ドライブレコーダーで十分なら追加投資をしなくてもそれなりに使えるドライブレコーダーおよび安全運転システムを手に入れられるということになるかも知れません。

 常にアプリを起動させて使わない場合でも、アプリ一つでこれだけの機能をいつでも使えるようになるということで、他人にハンドルを握らせる場合に車にセットし運転診断をやってみるとか、話のタネとしてもなかなか面白いアプリだと思います。無料で使えるので、車にスマートフォンが固定できる環境にある方はぜひ一度使ってみたらいかがでしょうか。

2012年10月16日 (火)

パソコンを遠隔操作されないために

 私を含め、多くの人がインターネットにつながったパソコンを当たり前のように使っていますが、遠隔操作で他人のパソコンを乗っ取り、そこでさまざまな書き込みをしたりパスワードを盗んだりされる可能性というのがにわかに取りざたされるようになりました。

 私自身も新聞やテレビ・ラジオの報道を情報源にしているので全ての細かい情報を知っているわけではありませんが、脅迫する書き込みをしたとしていったん逮捕され釈放された人については、ネット上にあるフリーソフトをダウンロードした際かソフト自体をインストールした際にウィルスに感染した可能性が指摘されています。一部マスコミの報道によると、巨大掲示板の中のスレッドで「○○できるソフトはあるか?」という質問に、そうしたソフトのありかのURLを貼って紹介した発言があったとのことです。そうして誘導されてきたサイトにアップロードされていたソフトにウィルスが組み込まれていたのか、誘導されたサイトに何らかの仕掛けがあったのかはっきりとしたことはわかりませんが、同じ経緯でソフトをダウンロードした人のパソコンが遠隔操作されたという情報があります。何の躊躇もなくリンク表示をクリックすることは改めて危ないということがこの例からもわかります。

 現状のネットでは自分でいろいろと検索をかけながらソフトを探すことをせず、こうした掲示板のやり取りを見ながらリンク先のサイトの危険性をそれほどチェックせずにソフトをダウンロードしてしまうというパターンが少なくないと思います。基本はまずウィルスチェックも万全な大手のサイト上にあるフリー&シェアウェアソフトで何とかならないかを調べることだろうと思います。結局のところ、そうした手間を惜しんで以上のようなトラップに引っかかってしまうようだと、いくらウィルスやシステムの脆弱性についてのケアを日頃から行なっていたとしても、人間の心のスキ間に入り込んでくるので、ウィルス感染を避けることは極めて難しくなるのではないかと思います。

 さらに具体的な感染パターンをシミュレートしてみると、パソコンやスマートフォンでできることを増やすソフト(アプリ)を探していて、大した機能でもなさそうなのに有料のものしかなかったような場合、それでも何とかフリーソフトでできるものはないかと思って安易に巨大掲示板から探す中、普通ではほとんどアクセスすることのない個人がアップしたソフトがアップロードされているだけのサイトへアクセスし、そのままダウンロードからインストールまで一気にしてしまうというパターンがあります。とりあえずそのソフトが自分の要求に応えられるか試すつもりで導入し、駄目ならすぐアンインストールすればいいと軽く考えてしまうのかも知れませんが、トラップが仕掛けられている場合ソフト本体は消えても中でウィルスが感染したままになってしまうことも考えられ大変危険です。何でもフリーソフトで済ませたいと考えて探していたとしても、フリーソフトで実現できない機能についてはとりあえず諦めることが賢明だと思います。

2012年10月15日 (月)

岐阜県関市「刃物まつり」へ行ってきました

 車中泊がらみではありませんが、日帰りの日程で出掛けることができるイベントがこの秋には多くあり、タイミングが合えば出掛けようと毎年思っています。今回はたまたま岐阜県の関市で毎年開催される刃物まつりが国体の影響で一昨日と昨日の開催になったので、早朝から自宅を出て訪ねてみました。

 週末で、イベント開催となればかなりの混雑は覚悟していたのですが、事前に主催者のホームページをチェックし、関のインターで高速道路を降りず、美濃インターチェンジまで走ってからシャトルバスが発着する関市役所を目指します。朝ちょっと早くに出たため現地に着いたのは午前10時過ぎということで、それほどの混雑にも見舞われずにシャトルバスに乗り換えて会場に向かいました。今回全く予備知識がないまま行ったので一番無難なコースを選びましたが、ピンポイントに目的があるような場合は、かなり早くに出発し、もう少し会場に近い駐車場に停めて混雑する前に会場を出るというパターンもあるでしょう。

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 商店街を車両通行止めにして、写真のように東西にゲートを作り、そこに45もの業者が入り、周辺のお店でも便乗して売り出しをやり、食べ物の屋台なども出ていてかなりごちゃごちゃした感じになっています。それぞれのお店での人出はかなり多くてお目当ての品物を買おうとしてもそこまでなかなかたどり着けないこともしばしばありました。そしてこの商店街というのは端から端まで相当に長く、一通り見終えるまでにも結構かかります。同じ品物でも店によってかなり安く売られている場合がありますので、真剣に探す場合はお店と品物をチェックしながら回るのがいいでしょう。出店のテントには会社名の他に番号が振られていますので、単純にお店の番号でメモを取っておけば間違えることはありません。

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 年に一度、安く刃物を買えるイベントで、私の出掛けた日もそれは多くの人たちが詰め掛けていたのですが、そこは使い方によっては危険な刃物ということで、どのお店にも写真のような注意書きが掲示されています。包丁やハサミなら用途ははっきりしていますが、趣味のナイフなども結構あり、ここでそういった趣味のナイフを購入して帰途に着く際に購入したことが嬉しくてつい梱包を開けてナイフを愛でているような現場を押さえられたら大変なことになります(^^;)。会場内でも恐らくそうした注意喚起は徹底されているかと思いますが、運悪く購入後に警察官の職務質問にあって無造作に車内に放置されたナイフを発見されたとしたら、一通り刃物まつりで購入したことを説明したとしてもややこしいことに巻き込まれてしまう可能性もなくはありませんので、無事に自宅へ帰ってから梱包は解くように気を付けましょう。

 結局私自身としては刃物は買いませんでした。全てのお店の中で一番の人だかりがしているテントをよく見たら、全国的に知名度のある貝印刃物のブースで、家庭用品や雑貨が100円300円500円など定額で売られていたので、そこで家庭用の鍋を購入しました。大手メーカーではフェザー安全剃刀も出店していましたが、全ての出店者が同じような大きさのブースになっているので会場のあちこちで配っているパンフレットで確認してきちんと計画を立てて回れれば良かったなと今さらですが思いますね。

 会場周辺には日本刀を今も作っている関鍛冶伝承館もあり、お祭り期間は入場が無料になっています。刀工の実演も行なわれていますので、時間に余裕があればそういった場所に行ってみるのもいいでしょう。

2012年10月14日 (日)

ウォーターライトG.E おしりシャワー

 普段の生活をしているとあまり感じませんが、自宅がシャワートイレでそれが当たり前になっていると、旅行先でのさまざまなトイレに戸惑う状況もあるのかも知れません。幸いにして私自身はどうしてもシャワートイレでないとだめということはありませんが、人によっては本当に困る状況に追い込まれてしまうこともあるような話はしばしば耳にします。

 旅行用ということで作られた携帯用の製品として、TOTOの「携帯ウォシュレット」があります。電池で動いて水流の強弱も切り替えられるということで特に海外旅行には必須とされる方も多いとは思いますが、多少趣は違いますが手動式の「おしりシャワー」という製品を今回何と100円ショップで発見しました(^^)。とりあえず使う予定はなくても持っていればいざという時に使えるのではないかと思いとりあえず一つ確保した次第です。

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 パッケージを見ただけではすぐに何に使うものかわからなかったのですが、これが何かわかった時点で、まさか100円ショップでという感じがありました。私が買ったのは地元企業の100円ショップなので、他の地域で同じように置いてあるかはわからないのですが、介護用品が置かれているコーナーにおいてありましたので探してみてください。

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 使い方はまずフタを開けて中に水かぬるま湯を入れ、元通りにフタをしたら写真のように手でノズル部分を延ばします。そしてボトルを手で押すことで、水を噴射するという簡単な仕組みです。

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 ノズルの先端部の拡大写真ですが、小さい穴が3ヶ所開いていて、携帯ウォシュレットのように使えそうな感じがあります。また、パッケージに記載があったのですが、このノズルがはまったフタの部分は、多くのペットボトルにそのままセットすることができるというのがもう一つの特徴になります。

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 実際に飲み終わったペットボトルに付けてみましたが、製品のボトル容量が170mlに対し、ペットボトルなら500mlと容量にかなり余裕ができますので、状況に応じて付け替えるというのもありでしょう。押して出しやすいということでいえば、ペットボトルの中でいうと、ぺしゃんこにつぶれやすい薄いものを使うといいのではないかと思います。なお、ペットボトルの種類によっては取り付けられないものもありますので、本格的に使おうと思っている場合には数種類のペットボトルで試しておくほうがいいでしょう。なお、製品説明には最初から水を入れて持ち運んだり長期保存すると、漏れてくる場合もあるかも知れないということで、使う際にその都度水や水でうすめたお湯を入れて使うのがいいでしょう。私自身こういったものを使うかどうかはわかりませんが、これぐらいのものだったら車の中に入れておいてもじゃまになるものでもありませんし、赤ちゃんやトイレ介助を必要とする方にお会いした場合に使ってもらうということもあるかも知れません。これが数千円のものだったら買わなかったと思いますが、改めて100円ショップの凄さを見た気がします。興味のある方はぜひ探してみてくださいね。

2012年10月13日 (土)

YAZAWA トラベルマルチクッカー TVR21BK

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 持ち運びしやすい海外でも使える鍋のセットというのは、これを書いている現在ではそれほど選択肢はありません。Panasonicに吸収される前のSANYOからも同様のトラベルクッカーは出ていましたが、100Vと240Vの切り替えは自動でやってくれる分、価格が高いという状況でした。今回紹介するヤザワのトラベルマルチクッカーは実売で4千円弱と、SANYOのトラベルクッカーと比べると半額程度に安くなっていますが、明確な違いは電圧の切り替えが手動だということです。

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 写真のようにヒーターの裏面にコインなどを使わないと切り替わらないスイッチがついています。海外で使うことを目的に作られたものなので、初期設定が220-240Vの方になってしまっていたので、国内で使うためにはまずこのスイッチを100-130Vの方に切り替える必要があります。違った電圧の国でそのままコンセントをつないでしまうと事故につながるほど危険なので、使い始める前にまずはここのスイッチを確認してください。

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 基本的な構造はヒーター部と、それにぴったりとはまるアルミの鍋のセットで、プラスチックの蓋と食器として使える丼、そしてスプーンとフォークが一本になっているものが入っています。容量は1.3リットルとなっていますが、ヒーターの出力は切り替えられないので吹き零れないようにするためには扱う量に注意が必要です。ご飯であれば1合、水なら1リットルが限度だと思いますが、私の持っているトラベルポットの容量は500mlなので、より多くのお湯を作りたい場合には重宝します。2人用のカップ麺を作るためのお湯を作るには最適でしょう。ヤカン替わりに使う場合は蓋をした方が早く沸かせます。さらにクッカーの形が四角なので、鍋の縁から安全に移すことができますので、調理に使う予定がなくても、湯沸しおよびレトルト食品の温めだけに使うというパターンもありかと思います。

 今回は自宅で試してみることができたので、インスタントラーメンを作ってみました。今回は短時間で茹で上がるようにマルタイの棒ラーメンを使ってみましたが、麺を投入する前にしっかり沸騰させておかないと麺投入によって水温が下がりますのでなかなか麺が茹で上がりません。500mlでだいたい15分弱くらい待ってから麺を入れ、好みの歯ごたえになるまで茹で上げれば簡単に出来上がります。このままでは鍋が熱くて食べられないので、一気に付属の丼に移して完成です(^^)。

 ただ、この一連の調理を調理台のない普通の車の中でやるにはかなりの危険がともないます。お湯を沸かしているだけだったらぶちまけたとしても乾くのを待てば何とかなるでしょうが、インスタントラーメンをそのままぶちまけたようなところを想像してしまうと、ちょっと車内で全て行なうのは躊躇してしまうというのが正直なところです。また、食べ終えた後の鍋と丼を洗うことなども考えると、装備のない車で扱う場合は湯沸しや湯煎でレトルトパックなどを温めるために使うというのが無難ですね(^^;)。

 あと、気になった点としてヒーターと鍋の部分が分かれて収納できる便利さと引き換えに、ヒーター部分が完全に冷めるまで結構時間がかかるということです。鏡面のようになったヒーターは熱い状態で手や体を触れると大変危険です。特にお子さんと一緒に旅をされるような場合は、絶対にお子さんに触れさせないような収納場所を確保することが必要です。しばらく放っておければいいのですが、限られた空間で早く仕舞いたいというような場合はヒーターはそのままにしてある程度冷ます必要がありますのでご注意ください。

 ただ、旅の道具としてこれ一つあればヤカン替わりの湯沸しや炊飯(鍋には炊飯用のスケールはなく、計量カップも付かないので別途用意して水加減も自分で計る必要あり)、湯煎から調理まで、さまざまな調理をこれ一台でできます。普通車の中で使う場合には決して走行中には使わず、停車中でも安定して置ける様な台の上で扱える環境づくりはしっかり用意して使うなら便利に使えるでしょう。そんなに大規模ではないサブバッテリーを使っている方で家庭用の機材では不安だという方、また車中泊だけでなくビジネスホテルへ宿泊する際の室内調理用としても有用ですので、使ってみる価値のある一品です。

2012年10月12日 (金)

SONY ワンセグラジオ XDR-63TV

 前の日に書いた内容が壮大な前フリになってしまったような感がありますが、SONYがワンセグラジオに追随した通勤ラジオを2012年10月20日から発売するというニュースを昨日になって知りました(^^;)。

 発売日のズレというのは、先日紹介したヤザワコーポレーションのワンセグラジオと比べてもそれほど開いているわけではないので、単順に大企業ならではの身動きの取れなさが原因なのかも知れません。ただそうした初動の遅さによって、ワンセグラジオを渇望していた人たちはすでに先に発売されたものの方を購入してしまっていると思われますので、ソニーとしてはターゲットとする層を今後どこに置いていくのかということは結構気になるところです。

Xdr63tv

 今回紹介するXDR-63TVというラジオ自体は通勤ラジオのシリーズであるので、主に都会で生活している方が通勤の電車の中だとか、ウォーキングなどで歩きながら使うことを想定しているものだと思います。電池は単四2本で動くというのはポイントが高いですが、AM以外のFMとワンセグ放送を聞くためにはアンテナケーブルとイヤホンを繋ぐことで感度を上げるような仕組みになっていて、本体にロッドアンテナは付いていないようです。となると、スピーカーでワンセグを聞く場合、付属のアンテナケーブルだけでどの程度聞けるようになるのか確認が必要ですね。もちろん、常にイヤホンでしか聞かないという使い方をされている場合には胸ポケットにすっぽり入るサイズですし、使用には問題ないでしょう。

 一般的に名刺型のラジオはAMの内蔵アンテナも本体の大きさが小さくなれば小さくなるほど小さくなってしまうので、市街地なら問題なく使えると思いますが、場所によってはうまく放送が聞けない場合もある可能性が出てくるということをまずはご理解なさるのが重要です。値段も売り出しの価格で1万8千円前後という値段が付いていますので、そう安い買い物ではありません。さすがに天下のソニーですから家電量販店の店頭で実機を展示販売するようになると思うので、不安に思う方はお店と交渉して実際に使わせてもらってから購入の判断をした方がいいかなと思います。また、元々通勤用のラジオを買おうと考えていた方にとっては、他の通勤ラジオと大きさも替わらないですし多少の追加投資も構わないのなら、ワンセグも聞けるメリットはそれなりに大きいのではないかと思いますし、一考の余地はあるでしょう。

 個人的には小型の通勤型のラジオはすでに持っているので、できればスピーカーからもFMやワンセグが楽しめるものの方が好ましかったりします。単三2本で動くハンディタイプのものが好ましいですが、それとは別にお風呂でも使えるような防水タイプがあれば、音声だけで十分なテレビ番組を聞きながらお風呂でまったりすることもできるので、それなりに需要はありそうな気もしますが。果たしてそうした一連のワンセグラジオをソニーが作ってくれるかどうかはわかりませんが、今回のソニーのワンセグラジオの発売が、他のメーカーも含めた次の展開を開くものであってほしいと切に願っています。

2012年10月11日 (木)

日本の大手メーカーが見捨てた製品の行方

 先日ちょっと書かせていただきましたが、海外旅行をする方にはある一定の支持があったと思われるSANYOの「トラベルポット」および「トラベルクッカー」はSANYOがPanasonicに吸収されるに従って生産中止の憂き目に遭ってしまったようです。昨日JTB系列の企業が経営する旅道具の店に行って改めて聞いてみたところ、トラベルクッカーのEC-TR4AVも、トラベルポットのU-TS500AVも生産中止扱いで販売を再開することは難しいとのこと。そのお店に置かれてあったのはトラベルポットのみで、プラスチック製のものだったので、プラスチック製はにおいが移るからと言うと、お店の方も金属製のSANYOポットの方が良かったのにと残念がっているようでした。

 PanasonicがSANYOを吸収するに当たり、さまざまな製品を整理していく中での一環だと言えばそれまでですが、こういったかゆいところに手が届く家電製品というのは外国のメーカーにはできない日本メーカーの良心だったように思うのですが、人材のリストラとともに合理化の名の元で良品をどんどん消していくというのは、日本のメーカーとしての存在意義を小さなものにしてしまうのではないかと私には思えてしかたありません。金属製の少ない電力で使えるトラベルポットおよびトラベルクッカーは、私がこれまで紹介してきたように、小さなサブバッテリーシステムとインバーターでも余裕を持って使えるということで、国内レジャー用としてだけではなく、いざという時には車のバッテリーとインバーターを直結することで防災用品として便利に使えるという特徴を持っていたのですが、まさにあまたの防災用品が出ている中、肝心なものが消えてしまったような感じですね。

 このような例の他にも、日本国内での潜在的なニーズに即応できない例が過去にも見受けられました。最近ではネット上にある音声ファイルをダウンロードすることについてかなりの制約がかかるようになり、ラジオ放送やカセットテープ、CDなどを直接MP3ファイルにしてSDカードやUSBメモリに保存するような形でのオーディオシステム に注目が集まりつつあります。ただ、こうした製品は以前から需要があり、技術的にも簡単に作ることができたにも関わらず長らく日本の大手メーカーからはこうした製品は出てきませんでした。そんな中、いち早くSDカードスロットの付いた小型コンポを出したのは日本の中でも大きなメーカーではない山善という会社でした。
(Qriom CBX-4022SD)

Cbx4022sd_2

 恐らく出たのは5年以上前で、ラジオ録音のためのタイマーも付かない本当にいち早く出しただけの製品でしたが(^^;)、他に同様の製品がなかったため結構当時は売れたと記憶しています。その後、メモリー媒体に音楽を入れて聴くことが当り前になって、これは昨年のちょうど今頃に出たモデルですが、ソニーからこんな製品が出ています。
(SONY ZS-R100CP)

Zsr100cp

 細かい違いはあるにしても、日本の大手メーカーが出さない製品を小さなメーカーが先に出し、それが売れたからなのかどうかわかりませんが、全く同じような製品をそれほどの工夫もなく出してしまうパターンというのを確認することで、日本の製造業は今後大丈夫なのかと私は冗談ではなく心配しています。

 なお、最初にあげさせていただいたトラベルクッカーについてはその代替となる製品がヤザワコーポレーションというメーカーから出ているのですが、このヤザワコーポレーションは以前このブログで紹介させていただいた、日本では今までどこのメーカーも出してこなかった乾電池で動くワンセグ音声が聞けるラジオを出したメーカーです。まさに、大企業が簡単に見捨てたものをそれほど大きくない日本のメーカーが細々とではありますが担ってくれているというのが今の日本の現状だと言えます。

 今後も日本の大メーカーが売れ筋の品物しか作って売らないというなら、私はむしろ名前の通らないところであっても小さなメーカーの機動力から来るかゆいところに手が届く商品開発力に大いに期待したいですね。

2012年10月10日 (水)

たまには朝食も外食で

 車中泊の旅というのはその行程のほとんどを車の中で過ごすのも珍しくありません。体に貯めたカロリーをなかなか消費できなくなってしまう状態ではありますが、せっかく旅行に出掛けたのですから土地の名物などをかたっぱしから食してみたいと思われるのも当然でしょう。

 昼食や夕食についてはさまざまな方法で調べて奮発する方も多いとは思いますが、朝食はどうでしょうか。車の中で寝てすぐに出発となると、前の日にパンなどを買い込んで食べるような感じになるかも知れませんが、私にも経験がありますがそうした朝食のための買い物というのは連日行なっていると意外と金銭的に莫迦になりません。家族で出掛ける場合には全員分の食事と飲み物を用意するということになりますからなおさらでしょう。

 車中泊をする場所にもよりますが、車中泊した場所の近くや、行的を開始してからの目的地へ向かう途中に交通量の多い基幹道路を通ることがわかっている場合、朝食から外食するという選択肢も大いにあります。というのも、全国フランチャイズ展開をしているチェーン店ではランチ以上に格安な値段で朝食を充実させているところがあるからです。

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 写真は牛丼チェーンの「すき家」が朝定食の一つとして午前5時~10時30分という時間限定で提供している「たまごかけごはん朝食」です。期間限定でない通年食べられる朝食のメニューとしては一番安いのではないかと思われる税込み200円という価格設定には驚くばかりです。ご飯と味噌汁、卵と卵かけご飯用という醤油に、シラスおろしまで付いていますので、旅行の際にたまに食べる朝食ということでなら、私などはこれで十分という感じもあります。

 もちろん、自分でご飯を炊くなどすればいくら定食が安いとは言えコスト的にはさらに安くすることはできるでしょうが、支度から後片付けまで含めた労力は旅する人が増えるほど大変になりますし、ゴミも多く出してしまいます。ですから、たまにはこうした朝食のメニューを利用してみるのも悪くないのではないでしょうか。他のチェーン店でもここまでは安くなくてもそれほど高くない価格での朝食メニューが充実していますし、ファミリーレストランのココスの一部店舗で行なわれているような種類の多いバイキング形式の朝食など、お昼を食べる時間がなさそうな時には遅めの朝食をがっつりいただくというパターンで利用するというやり方もあります。また、地域的になりますが愛知県周辺の喫茶店はこれまで紹介した全国チェーン店とは違ったモーニング文化がありますので、興味を引いたお店に飛び込んでみるのも車の旅ならではの楽しみかも知れません。

 日頃朝ごはんを食べないという方にはあまりぴんと来ない話かも知れませんが、早朝から運転してさまざまな場所を回る際にはそれなりのエネルギーを必要とする事もあります。旅行から帰ってきた後の体重を心配する場合には(^^;)、私はむしろ夕食を簡単なものにして、その分昼ごはんを豪華にするという方法もあります。何にせよ、旅の空での食事は楽しみであると同時に体調を整えるものでもありますので、運転中心で食事を必要以上に抜いてしまったり、逆に間食も含めて食べ過ぎになったりして体調を崩さないよう気を付けて下さい。

2012年10月 9日 (火)

車内でバッテリーを使った炊飯・湯沸しを試す

 車中泊で旅行をしようと思い、さまざまな道具を揃えていく中で、簡単な車内調理ぐらい何とかできないかと思われる方は私を含めて多くの人が考えることだと思います。キャンプ場のような火が使えるところで車中泊をするなら、野外で使えるカセットコンロやキャンプ用のガスバーナーなどを使って調理をすればいいのですが、キャンプ禁止の道の駅でそうした道具を広げると今の時代では確実にひんしゅくを買うでしょう。だからといって換気設備のない車内で火を使うようなことをやっても、一酸化炭素中毒や最悪の場合火事になってしまう危険性もあります。中にはうまく人に見つからないように行なっている人もいるかも知れませんが、さすがにそうした行為をお勧めするわけにはいきません。

 目立たずにお湯を沸かせ、風の影響も受けない便利グッズとして、以前紹介したアルポットというアルコールを使った火器となべのセットがありますが、これでも誤って倒してしまったら危険なので、できるだけ人目につかず倒しても安全なところで行なわないといけないでしょう。となると、車内で湯沸しというニーズにはマッチしないので、あくまで車内でという場合には別の方法を考えるしかないでしょう。

 車内で湯沸しということで車中泊関連の書籍で必ず紹介されるのが車のシガーソケットに差し込んで使える電気ポットの存在です。しかしながら、シガーソケット経由で取り出せる電力はせいぜい150W程度と言われていて、水を沸騰させるまでにはかなりの時間がかかってしまいます。シガーソケットから接続して使えるポットについては、プラスチック製である事が多く、水ににおいがついてしまいそうで、個人的にはパスしたいというのが正直なところです。そういう点を考慮した上での結論が、電気でお湯を沸かすならサブバッテリーシステムを導入し、インバーターもそれなりに出力のあるものを導入した上で電気ポットを使うというごく普通の方法になってしまいます。

 ただ、私の場合は車に常備せずに持ち運びしやすいバッテリーを中心に考えていて、今持っているインバーターも出力はそれほど大きくはないので、一般的な電気ポットや炊飯器は使えません。市販されている電気ポットや炊飯器の中でも最も電力消費の少ないものを使わないととても走行充電だけでは使い続ける事はできないでしょう。差し当たって、自分で用意したシステムにおいて手持ちの家電製品が使えるのかというところから試してみることにしました。

 まず最初に試したのが、以前紹介したパナソニックの炊飯器の形をしたミニクッカー「SR-03GP」です。インバーターはバッテリーに直結させることで350Wの出力まで対応しますが、ミニクッカーの消費電力は200Wてす。最大1.5合のご飯が炊けますが、今回は1合のご飯で試したところ、だいたい20分ちょっとで炊き上がりました。スイッチを入れてからだいたい30分で食べられる勘定です。前の日から内部のなべに水を入れておき、翌日の朝起きたらすぐにスイッチを入れればおいしいご飯が朝から食べられます。念のためバッテリーは家庭用コンセントから満充電にしてから行ないましたが、炊飯器を使ってすぐにバッテリーが無くなるということもなく、その後にニッケル水素電池の充電を行ないましたが全く問題なく充電できました。

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 このクッカーを使い水を入れてお湯を作るというのもできなくはありませんが、もともと炊飯器なだけに安全にお湯を注ぐことはこのクッカーにはできないので、湯沸しのためには専用のポットを使って改めて試してみました。写真のポットは現在売っていないのが本当に残念ですが、SANYO製の海外旅行をする人のために開発されたトラベルポットです。100Vで利用する場合、消費電力はこの製品の場合230Wで済み、恐らくSANYO製のこのポットのシリーズが消費電力が一番少ないのではないかと思います。最大で500mlの水を入れることができ、沸騰するまでには大体12分~15分くらいあれば完了すると思います。お湯を注ぐにもポットの蓋の先から少量が出るようになっており、カップラーメンを作る際にも便利に使えそうです。また、多少ぬるくなったお湯を温めなおすような使い方ならさらに短い時間で熱湯を作ることができますので、バッテリーをそれほど使わなくて済みます。

 個人的にはこの2つの器具が使えれば最低限の事はできるので、車中泊の旅の用途に限ってはこれ以上のバッテリーやインバーターを購入しなくても大丈夫なような感じですね。あとはある程度バッテリーを使用したら極力走行充電で貯めるように気を付けながら旅をしていけばかなり私の車中泊の状況も変わってきそうです。

 それにしても、パナソニックがSANYOを買収したことにより、海外旅行だけでなく車中泊の旅にも役立つ電気ポットが販売終了になってしまったのは本当に残念ですね。SANYOのトラベル家電の中には炊飯およびインスタントラーメンの袋麺も作ることのできる大き目の鍋があるトラベルクッカーもあり、こちらも100Vでは250Wと、私の貧弱なバッテリー&インバーターセットでも動かせる実力がありましたので、確保しておかなったことは本当に残念でなりません。一応代替品として「ヤザワ トラベルマルチクッカー」が100Vで250WとSANYOのものと同じスペックであります。フタ付きで四角い鍋なので、電気ポットの代替としても使えますので、とりあえず揃えるならトラベルマルチクッカーを先に買うのもいいでしょう。興味のある方は旅行用品が売られているショップに置いてあると思いますので、チェックしてみるのもいいかも知れませんね。

2012年10月 8日 (月)

iPhoneとも連携できる CASIO G-SHOCK GB-5600AA GB-6900AA

 スマートフォンと連携できるアクセサリはいろいろありますが、常に体に身に付けておけるものとスマートフォンが連携できれば安心する方も結構いるのではないでしょうか。以前にこのブログでbluetooth4.0を利用したスマートフォンと連携するカシオの腕時計の話をさせていただいたことがありました。しかし、大きな期待とともに発売された製品はいまいち盛り上がりませんでした。というのも、製造自体がタイで行なわれていて以前のタイの大洪水の影響で製造が止まってしまったことにより早々に生産が停止されてしまったということもあるのですが、一番のネックがカシオとNECが出しているスマートフォンおよびタブレット端末しかbluetooth4.0を搭載しておらず、他のメーカーの売れ筋のスマートフォンでは連携できないところにあったような気がします。

 特に前機種についてのネット上の口コミにおいて、早合点してiPhoneでも使えると思い込んで購入した方が怒りのコメントを書かれているのを見たのですが、「スマートフォン=iPhone」という認識では使えると思い込んで購入してしまうのも仕方ない気もして、ちょっと同情します。そういった不満を吸い上げる形で、アンドロイドこそ自社のスマートフォンしか対応機種に入っていませんが、今回は遂にiPhoneにも対応したということで、より多くの人たちが使えるようにリニューアルされたという印象がありますね。

 他にもあるパソコンやスマートフォンと連携できる時計との違いは、何といっても消費電力が少なく、CR2032という100円ショップでも売っているボタン電池でカタログ値で約2年動くというメンテナンスのしやすさがあります。ただし、自分で電池交換する場合は20気圧防水の機能が損なわれる可能性があるので、自分で電池交換をした場合にその後の使用には注意は必要ですが。

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 今のところ使えるiPhoneは4S(iOS5.1.1)ということらしいですが、対応機種およびOSについての内容は時間の経過とともに変わっていくことが予想されますので、興味のある方はメーカーのサイトなどでチェックをされるといいかと思います。型番が2つありますが、5600AAが角型、6900AAが丸型になっていて、色も選べるとのことなので好みのものを選べばいいでしょう。

 車の旅でずっとハンドルを握っていると、メールの着信はおろか電話の着信すら気がつかない場合もあるかも知れません。そんな時、手元ですぐにスマートフォンの状況を確認できるというのは便利です。また、この時計自体には時刻修正機能はないものの、スマートフォンの時計の状態を取り込む形で時刻修正ができるようになっています。すでにG-SHOCKを使っている方なら全く違和感なく乗り換えられますし、今まであまりG-SHOCKを使ったことがないような方でも休日のお出掛け用としてはそれほど違和感は感じないのではないでしょうか。価格も、メーカーのモニター販売の価格から類推するに、おそらく実売で1万5千円程度ではないかと思います。さしあたって対応するスマートフォンを持っていないような場合でも、G-SHOCKとしての特徴である耐衝撃性能はそのまま受け継いでいますので、普通に使えると思います。アンドロイドのスマートフォンを持っている方については、メジャーな機種で動かない不満な点はあるかと思いますが、それはbluetooth4.0に対応する機種が出てくれば解決することなので、そうした動きにも注目しておきたいですね。

2012年10月 7日 (日)

移動運用可能な家庭用蓄電池システムを作る(5)

 私の考える家庭用蓄電池システムというのは、あくまで停電によって自宅の家電製品が使えなくなった場合のバックアップ用途として考えています。ですから、常に安定して満充電にできるように家庭用のコンセントから充電できる環境がある事を前提にしています。

 しかし、1日以内で復旧するような停電ならまだしも、災害もひどくなるとなかなか停電が復旧しないような場合もありえます。さらに交通網が遮断されることによりガソリンの入手も難しくなった場合、ここまで機材を揃えていたとしても、前回までの蓄電池システムでは充電する手段がなくなってしまうのが悩みの種です。できればいざという時の別の手も考えておかなければいけないでしょう。

 その解決方法として、完全に問題を解決できるとは限りませんが、他所からのエネルギーを当てにしないで充電できる方法がソーラーパネルによる発電だったりします。今私がこれを書いている2012年時点では太陽光発電というのは化石燃料エネルギーからの転換という意味で語られることが多いと思いますが、私の作ったシステム上においては、家庭のコンセントから充電するのが主という事もあり、ソーラーパネルを常に動かそうとは考えていません。私の考える太陽光発電は売電のためではなく、全く電気を使えなくなったような場合の繋ぎとしてのものとして考えているといった現状があります。

 たまたまそんな事を考えていた時、高出力のパネルにコントローラーとバッテリー充電用のコードがセットになり、架台も最初から付いていて、さらに折りたたむことによって持ち運びや移動も可能なソーラー充電セットが格安で売られているのを発見しました。楽天内の国華園さんという園芸ショップのショッピングサイト内にある「折りたたみ式100Wソーラーパネル」というものです。ネットでの販売物は状況によってすぐに売り切れになったりしますし、この文章をご覧になる時期によっては同じ物は入手できないかも知れませんが、まさにここまで書いてきた私のような使い方にとってはベストの選択だったと思いますので、ここで紹介させていただきたいと思います。

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 パネル自体は50Wのパネルが二枚セットになっています。以前紹介した単三電池2本を充電するミニソーラーパネルと並べてみましたが、その大きさがわかっていただけると思います。普通のソーラーパネルの場合はそれだけで自立せず、別に架台を作る必要がありますが、このセットでは簡単ではありますが写真のようにベランダなどに設置することができるような脚が最初から付いています。

 パネルの裏には最初から充電用のコントローラーが付けられており、充電状況の確認がLEDライトででき、一定の電圧に達したら充電を切る機能が付いています。ちなみに、説明書きによると充電できるバッテリーの容量は60~100Ahとなっています。容量の小さいバッテリーを充電する際がちょっと心配ではありますが、配線は単に二枚のパネルを一緒につないでいるだけなので、必要に応じて束ねていた2枚のパネルから出ている配線を繋ぎ分けることでパネル一枚で充電することも簡単にできそうなので、今後使っていく中で応用範囲は広そうですね。

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 パネル自体は折り畳みができ、パネル上部には持ち運びのできるハンドルが付いています。さらに嬉しいのは、写真にはありませんが、この上からすっぽりかぶせるようにできる専用のキャリーバックが付いているので、使わない時にしまっておいてもパネルに汚れが付きません。私が購入した価格は12,800円でこの価格ではパネル自体を買うより安いくらいでした。これを見付けるまではパネルとコントローラー、ケーブルを別々に購入し、設置するための架台をどうしようかと考えていたのですが、このセットを購入したことでそうした心配は吹っ飛んでしまい、いざという時の発電用として十分すぎる買い物となりました。

 ソーラーパネルを使って複雑な発電システムを組もうと思っている方は、付属のコントローラーを使わずに制御部分のみを自作しても面白そうですし、何しろ私の軽自動車でも後部座席に載せれば何とか運ぶことができるので、他の地域での災害支援にこのパネルと大型の自動車用バッテリーを持っていくということもできるでしょう。とにかくこれで、バッテリーを家庭用コンセント・車のシガーソケット・ソーラーパネルの3wayで充電できるシステムが完成したわけです。今回はバッテリー本体とインバーターは以前から持っていたり、いただいたりしてお金がかからなかったので、総額3万円ちょっとで何とかなりました。読まれている方が私と同じようなシステムを作る場合、インバーターの選択で予算は変わってくるかと思いますが擬似正弦波のインバーターでいいなら5万円もあれば立派な家庭用蓄電池システムと、それを各種方法で充電するセットが完成できると思います。工作なども全く必要ないので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

2012年10月 6日 (土)

移動運用可能な家庭用蓄電池システムを作る(4)

 今のところ私の組んだ蓄電池システムは、はっきり言って専用のポータブルバッテリーに毛の生えたような規模のものでしかないことは自覚しています(^^;)。しかし、ポータブルバッテリーと違うのは、バッテリーの買い替えやインバーターの機能強化によりいくらでも進化できるという点です。今後高容量のバッテリーを買い足すにしても、あえて小型のバッテリーを買い足しこじんまりとしたバッテリーシステムを作ることで、私のように専用のキャンピングカーでない普通の軽自動車でも、車内にバッテリーとインバーターを積みこむのはそう難しくないでしょう。

 ただ、車にバッテリーを積み込むだけでは使い切ってしまったら終わりなので、走行しながらサブバッテリーに充電できる簡易型アイソレーター、セルスターのIS-330を同時に購入しました。これは家庭用コンセントからの充電器を購入した際にたまたま同じ店に置いてあったもので、最初から意図したものではありません。でもよくよく考えてみると、サブバッテリーを充電しようとしてメインバッテリーをあげてしまっては本末転倒ですし、私のようなこじんまりとしたシステムを車内で運用する場合にはこのくらいのものでいいのではないかとも思えます。

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 一人で出掛けることができる場合は写真のように助手席のところにバッテリーを置き、簡易アイソレーターをつないておくことで常にサブバッテリーの様子を確認することができます。ただ、サブバッテリーの充電能力についてネット上でもこの商品の評価は低いです(^^;)。そこはあくまで簡易アイソレーターなので走行中に満充電などということははなから期待していませんが、配線は車のシガーソケットにつなげるだけで簡単に着脱できるので、私のように常にサブバッテリーを車の中に置いておかない場合は楽でいいですね。また、出力としてシガーソケット出力が付いていますので、走行中に塞がってしまうシガーソケットに繋いでいた機器をアイソレーターの方に繋いでおけば、走行中は安定して電源が使え、エンジンを切った場合でもサブバッテリーの方から給電することができます。携帯電話やスマートフォンの充電にはこれで十分でしょう。もとより車内スペースの関係から車内で電子レンジも冷蔵庫も使う予定はなく、使っても比較的消費電力が小さい炊飯器型のクッカーや海外旅行用の電気ポットを緊急避難的に使うことがもしかしたらあるという程度です。私が今具体的に考えている主な使い道としては、以前紹介した単三ニッケル水素電池が16本同時に充電できる充電器を使って電池の充電を行なうことだったりします。この製品にはACアダプターの他に、車でも使えるようにシガーソケットアダプターが付いていますので、車内で単三電池への充電のための中継ぎ的役割を担うものと割り切れば、節約しながらバッテリーを使っていくことで、簡易アイソレーターでのわずかな走行充電でも何とかなるのではないかと目論んでいます。

 私の場合は特にそうなのですが、軽自動車や普通車を日常用途で使い、旅行の時だけ車中泊ができるような内装に仕上げる場合、専用のキャンピングカーや大型のワンボックスカーのように大容量のバッテリーを複数使うような事は難しいと思いますので、小さなバッテリーにIS-330を接続し、車内で利用する電気製品をエネルギーロスの少ないシガーソケット対応の12Vのものに限定するのも面白い気がします。そのやり方を突き詰めればインバーターを使わなくて済みますし、電力の節約もしやすいでしょう。車の中にサブバッテリーを積み、走行充電を中心に使っていく場合はなかなか旅の途中で満充電にすることは難しいことを理解して使っていくことが大事ではないかと思います。

2012年10月 5日 (金)

移動運用可能な家庭用蓄電池システムを作る(3)

 前回までで家庭用コンセントを使って自動車用鉛バッテリーに充電する環境が整いましたので、次に肝心な電気を使うためのDCACインバーターについて紹介しつつ何がいいのか考えていきたいと思います。

 ごく一般的にカー用品のお店で売っているインバーターは、車のシガーソケットに差し込んで使うものがほとんどだと思います。また、安価なものは完全に家庭用で使う電気に変換し切れていないため、マイコンを使って制御するような家電製品については正常に動かないものも出てきます。さらに、出力の問題で、小さなインバーターでは大電力を消費する電子レンジが使えないなどの制限も出てきます。要は、停電になったら家庭で使っている電化製品のうち全て使いたいのか最低限これだけは使いたいと思うのかによって選ぶ製品が違ってくるということですね。

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 私の場合ですがとりあえずインバーターの追加購入をしないで、あるもので使い回しつつ、ころあいを見計らって信頼性のある製品に買い換えようと考えているところです。写真のものはこのブログでも紹介したセルスターのHG-350/12Vという安いインバーターですが、最大出力が350Wということで使う家電製品を選ぶものの、接続方法がシガーソケットだけでなくバッテリーに直接つなぐことのできるコードも付いているので別に接続用のターミナルを購入することで簡単にバッテリーにつなぐことができます。そうでないシガーソケットのみの接続端子しかないインバーターをお持ちの方は、バッテリーに直接つなげるようなアダプターを追加購入することが必要になるので注意しましょう。

 インバーター選びに際して、基本的には12V用のものから選択することになると思いますが、家庭用電源の代替として使う場合、二つのポイントを抑える必要があります。まずは出力波形で「擬似正弦波」と「正弦波」がありますが、写真にある比較的安価なHG-350Gのような擬似正弦波のインバーターではインバーター式の蛍光灯やマイコン制御されたさまざまな家電製品は動きません。加えてそうした安価なインバーターはファンの回転がすさまじく音も大きいため、夜間の使用に支障をきたす可能性もあります。かなり高価にはなってしまいますが、正弦波を出力するインバーターを導入するのがおすすめたるゆえんです。

 そして、もう一つのポイントは出力するワット数で、これも将来の大容量バッテリーの買い替えにも対応するよう十分に余裕を持たせ、家庭用のコンセントと同じ1,500W以上のものなら使用することにまず問題ないでしょう。場合によっては、予算の関係で600~700Wくらいのものになってしまうのは仕方のないことなのかも知れませんが、1,500Wクラスで日本製だと10万円前後のものが、中国製だと5万円以下で見付けることもできます。故障の際のアフターサービスがしっかりしている日本製にこだわるか、とにかく安ければ製造国を気にしないかによって予算の総額も変わってきますので、慎重に選ばれることをおすすめします。

 今回までで紹介した機材を使うことで、バッテリーの大きさにもよりますが、しばらく停電があったとしても最低限の電力を供給するシステムが揃うことになるでしょう。一般のご家庭ならこれだけでまず問題はないと思うのですが、表題の通り移動運用可能なバッテリーシステムということで、車の中でも使え、走行充電が一応できるような機材を追加しておくと車中泊の旅やキャンプでも何とか使えるようになります。次回は車内でこのバッテリーシステムを活用するための機材について紹介させていただきたいと思います。

2012年10月 4日 (木)

移動運用可能な家庭用蓄電池システムを作る(2)

 前回は蓄電池として使用する自動車用鉛バッテリーを使う事に決めましたが、家庭で使うためには鉛蓄電池に充電することが必要になります。天候の影響を受けず、安定的に充電を行なうためには家庭用のコンセントを使って自動車用バッテリーに充電できる機材が必要になりますが、その際、室内で充電する場合を考え、安全対策が施された製品を選ぶ必要があります。私の場合の前提として、今回使用することになった密閉式のバッテリーの充電に対応した製品を選ぶ必要があります。開放式のバッテリーを使っている方も、将来密閉式のバッテリーを使いたくなった場合に買い換えるのでは勿体無いので、その点をまずは確かめましょう。そうした項目を以下に示します。

・出力電圧が12ボルトか24ボルトか
 普通の自動車用バッテリーはほぼ12ボルトで、店頭に並んでいる充電器もほとんど12ボルト用であるのでこの点の間違いはないと思いますが、トラックの中には24ボルトの製品があることはあります。これはインバーターでも同じで24ボルト対応のものを買った場合には12ボルトでは使うことができませんのでその点をまず確認することが必要です。

・対応するバッテリー容量
 これは、バッテリー容量がどのくらいから、あるいはどれくらいまでのバッテリーが充電できるかを示すものです。私の使っている自動車用のバッテリーは36Ah(5HR)ですが、この数値を充電器がカバーしているかどうかをチェックすることになります。また、自動車のバッテリーだけでなくバイクのバッテリーを充電したいと思っている場合は最低どのくらいのバッテリーから充電ができるのかを確認しましょう。原付に搭載されているバッテリーの容量は3Ah前後だと言われていますので、参考にしてください。対応するバッテリー容量に満たない出力の充電器ではなかなか充電が完了しないことになってしまいますし、逆にバイクのバッテリーを普通車用のバッテリー充電器で充電するとバッテリーが膨張したり破裂の危険性もありますので、商品のスペックをよく確認して、自分の使い方に見合ったものを購入することが必要です。

・過充電防止機能の有無
 家庭用に充電するということになると、そばにつきっきりで充電の様子を確認することはできない場合も起こり得ます。そのため、充電を開始して満充電に達した時にそれ以上充電をしない機能が付いているものがおすすめです。具体的には一定の電圧になったら自動的に電源を切るような機能が付いているものにすれば、他の家電製品と同じように気軽に毎日充電できます。なお、鉛蓄電池はニッケル水素電池のようなメモリー効果はありませんので、少し使ったりしばらく使わず改めて使い始める際にも気軽に充電できるこの機能は必須です。

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 そういった条件の下、私はバイクのバッテリーは充電しないので自動車用のバッテリー充電器を物色していました。たまたま蓄電池を太陽電池で充電するシステムが説明された書籍である「角川博・著 停電・アウトドア対応 独立型太陽光発電と家庭蓄電(パワー社)」を読んでいて、そこでバッテリー充電器が紹介されていたのでその製品を購入しました。セルスターのCV-800という製品です。詳しいスペックは、

・DC12V 対応
・オープンバッテリー(開放型)・シールドバッテリー(密閉型)・ドライバッテリー(密閉型)対応
・オートストップ機能付きの全自動充電機能
・適合バッテリー容量 18~80Ah(5HR)

 です。将来を考えた場合適合バッテリー容量が32~105Ah(5HR)のCV-1500にしようかなと思ったのですが、軽自動車用バッテリーを充電する場合にはCV-800の方が都合がいいということと、たまたまリサイクルショップを覗いたところCV-800の未使用品が5,000円で売っていたのですぐに飛び付いてしまった次第です(ネット調査では最安でだいたい8千円弱といったところです)。大型トラックやバス用の100Ahクラスのバッテリーを使ってみたいという方はCV-1500クラスの方がおすすめだと思いますが予算やバッテリーの置き場の有無によって変わってくると思います。ともかく、このように安心して充電できる状況を整える事ができましたので、今度は出力の機材について検討してみたいと思います。

2012年10月 3日 (水)

移動運用可能な家庭用蓄電池システムを作る(1)

 題名は大げさですが、レジャー用のポータブルバッテリーも持ち運び可能で家庭用の用途に使える電力供給源として有効で、私の目的とする蓄電池システムに近いものです。ただ、バッテリーは消耗品であるのでポータブルバッテリーを安く購入できたとしても中のバッテリー部分が寿命を迎えたら、中味を入れ替えるには結構コストがかかる場合が多いです。また、家庭用のコンセントだけでなく車のシガーソケットを経由しての充電はできるものの、容量が少なかったり、家庭用のコンセントを使った製品を使うのに制限があったりするので、家庭用コンセントの代替にはなかなかなりません。せめて停電の時、対策を講じられる程度の時間ぐらいは冷蔵庫を動かし続けることができるような蓄電池システムを格安で組み、さまざまな充電方法に対応させることができれば、災害用や車での旅行用として十分約に立つでしょう。

 そこで、蓄電池のシステムを作るにあたって、一番肝心なバッテリーからまずは選ぶことにします。家庭用蓄電池の高価なものは大型のリチウムイオン電池を使っていますが、今回紹介するシステムでは高額なリチウムイオン電池は使いません。というか、今回この計画を実行しようと思ったのは、まだ使える自動車用のバッテリーをいただいたからなのですね。自動車のバッテリーにはバッテリー液の補充が必要な昔からある開放型鉛バッテリーと、バッテリー液の補充が不要の密閉型のバッテリーがあります。できるだけ安くすませたいなら開放型を用意すればいいですし、バッテリー液が減ってきたら液を継ぎ足すなどのメンテナンスがめんどくさいという方の場合は密封型を選べばいいでしょう。個人的にはどちらにしてもバッテリーの寿命は来るので、多少のメンテナンスの面倒さや部屋の中で倒さないような注意をしながら使えば、使い続けるコストの低い開放型を導入する方がいいかなと思います。

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 ただ、今回いただいたものは密閉型のバッテリーで(^^;)、AC Delcoの55B24というものです。容量は36Ah(5HR)と若干大きいものです。さらに大きいものにすれば容量は大きくなり家庭用の電源のバックアップとして頼りになりますが、その分持ち運びが大変になります。ある程度はバッテリーの限界を意識しながら節約して使うぐらいに考えて安いバッテリーでとりあえず始め、状況に応じて大きな容量のものを増やしていってもいいですね。複数のバッテリーを使い回しながら全体で使得る容量を増やしていくというのでもいいですし。

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 室内でこうした自動車用のバッテリーを使うにあたり、基本的にはメーカーの保証外の使い方になりますので、もしもの際の安全対策も肝心です。裸のままで室内に置くことは避け、何らかのケースに入れましょう。その場合、完全に密閉できるケースに入れてしまうともしもの場合に爆発する危険もないわけではありませんので、蓋の閉まるケースに入れる場合は通気穴を開けるなど換気ができる状態を確保しましょう。私の場合は中にバッテリーを入れると倒れない程度の大きさを持つコンテナボックスを見付けてきたので、その中に入れています。必要に応じてコンテナボックスの下にキャスターを付けた板を敷き、室内で移動がしやすいようにしてもいいでしょう。本格的に作りたい方は木材を加工した蓋を付けるとか、コンテナボックスに塗装するなどして室内に置かれていても違和感のないように仕上げることもできます。ただ、私自身がそこまでするだけの気力がないので、暫定的に蓋代わりにダンボールの箱やベニヤ板をのせたりしています。

 なお、車のバッテリーをターミナルで接続する場合、通常の場合でも火花が飛ぶ事がありますので、周辺に燃えやすいものを置いたりするのは危険ですから注意してください。使い慣れない方はちょっとびびると思いますが(^^;)、安く蓄電池を使うためのハードルだと思って慣れるしかないでしょうね。

 ここまで鉛蓄電池について紹介してきましたが、これだけでは電気を貯めることも使うこともできませんので、追加の機器が必要になってきます。次回は参考にした書籍とともに、最低限のバッテリーシステムを作る機材について紹介していこうと思っています。

2012年10月 2日 (火)

旅先での気象情報の入手方法について考える

 一昨日の台風の影響は、通過後にはそれほど感じなかったものの、台風が自宅周辺を通過している際には非常に気になりました。雨はそれほどでもありませんでしたが風がかなり強くて結構自宅が揺れることがありました(^^;)。

 夕方くらいから日付が変わるくらいまでは警戒していたのですが、その日の情報を受ける手段としてはテレビ・ラジオ・インターネットと揃っていて、その点については問題はありませんでした。インターネットでの情報はすぐにアクセスできる反面、地元での被害状況や詳しい台風の位置についてどこに書いてあるのか調べるのが結構大変で、結局のところ頼ったのがNHKラジオの定時前に放送される地方からのニュースでした。少なくとも私のいる静岡県において定時以外は通常の放送を行なっていたようでしたので、それ以外の時間についてはテレビから情報を得ようとしたのですが、結果論になるかも知れませんがテレビが今回は一番駄目でしたね。

 テレビの中では一番台風情報が多かったNHK総合の例を出しますが、いわゆるゴールデンタイムではない昼過ぎから夕方前にかけてはずっと台風情報を流していました。ただその内容はいわゆる同じ事を繰り返す報道で、その時にはまだこちらの方に台風がやってきていなかったので台風の進路情報以外はあまり役に立たず、ついに台風が上陸しいちばんひどい時に大河ドラマがそのまま始まってしまいました(^^;)。その後、定時のニュースの後に韓国ドラマが始まり、次のニュースは午後11時と、私の地域ではある程度台風の脅威が去った後というのは実に皮肉であったと言えるでしょう。

 地デジの特徴としてデータ放送があり、インターネットよりは直感的に台風の情報を入手することはできるようになっているので、現状でのテレビ局の立場としては本放送はバラエティやドラマを放送していても、必要な情報はデータ通信で出しているのでそちらを見てくれということなのかも知れません。ただ、データ通信を見られるテレビというのは家庭にくまなくいきわたっているわけではありません。私が地デジを初めて見るために導入した外付けチューナーにはデジタル放送を見られる機能は付いていませんでしたし、その後、ベッドサイドで見るために購入した19型の小型テレビにもデータ通信は見られません。災害報道は場合によっては命にも直結する場合もあるので、台風が温帯低気圧に変わったり警報が解除されるまでは連続して地上波で放送することはできないものでしょうか。

 個人的にはそうした時のために「サブチャンネル」というものがあるのではないかと思うのですが、NHKではアメリカのメジャーリーグ中継を延長するような場合に使っているのは確認していますが、災害報道でサブチャンネルを使っている場面には出合ったことはありません。サブチャンネルをそういう方法で使ってくれれば、災害報道が同じことの繰り返しで見るのに疲れてきたような場合は通常放送を見ていて、何か状況に変化があった時にすぐにサブチャンネルに切り替えて災害報道を見られるようにしてくれれば、必要な時に必要な情報を誰もが見ることができるわけですし。そういった対策がなされるなら、車の中にちゃんとしたサブバッテリーを導入してフルセグ放送が見られるテレビを設置する環境を作るのもいいかなと思えるのですが。

 さらに一昨日に印象的だったのが、台風が通過中に入ったニュース速報でしょう。たまたま民主党の第三次改造内閣の閣僚人事を行なっている際に台風が通過していたため、私の周辺地域の家が揺れて不安な方も多かったであろう時間に閣僚人事についてのニュース速報がどんどん入ってくることになってしまいました。

 これはニュース速報を出す基準があるのでしょうがないことではありますが、自然災害についての被害が広範囲で予想されるような際は、直接国民の生命に影響を与えるような情報以外はあえてニュース速報として音と字幕のテロップを流すことについては考えていただいた方がいいのではないかと思います。今回私は自宅にいたのでそこまでの命の危険は感じませんでしたが、もし車中泊の旅で山の中にいて、台風や気象関連の情報に飢えている中で同様なニュース速報が連続して入りまくったら、精神的なバランスが崩れてしまうかも知れませんし(^^;)。

 ただ、このような状況が続いていくならば、こちらもそういったことを織り込み済みの上で旅先での情報収集について考えていかなければならないでしょう。個人的にはラジオでの定時情報と、スマートフォンやタブレット端末を使ってのGPSによる位置確認によるピンポイントの災害情報を入手できる方法についても一考の余地はあります。天気情報のアプリにはGPS連動ができるものもありますので、どれが自分にとって使いやすいか試してみるのもいいでしょう。

2012年10月 1日 (月)

旅先で農産物直売所を利用するために

 あえて今さら語ることではないかも知れませんが、車で旅に出た際のお土産として、普通のお菓子などよりも日々の食卓にのぼるなかなかその土地でしか買えない野菜や果物などや、おそばなど加工品の方が有り難がられることが私の場合では多かったりします。また、お土産ではなく旅の途中で食事代わりとしてお惣菜や果物を購入したり、場所によってはお弁当の形で売っていることもあります。個人的にそうしたものの中で印象に残っているのは鹿児島県の指宿の道の駅で売っていた種子島産の安納芋で、試食したそのあまりの甘さにお土産として持っていくために買いまくった記憶があります。

 基本的に農産物直売所では地元産の農作物がわかるように置いてあることが多いので、地産地消という意味でも地元の人たちが客層の中心になっているように思います。自宅周辺にあるJAの直売所に昨日行ってきたのですが、たまたま地元のテレビでその直売所が紹介された直後であったということもあるのか、私が行ったお昼前には店の品物がほとんどなくなってしまっていました(;_;)。こうしたことは別に珍しいことではなく、旅の途中で昼過ぎから夕方に立ち寄ったとしても、ほとんど何も買うものがないというパターンが多いです。特に旬のもので人気があるものを手に入れるためには開店直後に訪れるというのが基本でしょう。

 そういう意味では車中泊の旅でいつでもスタートできる状況というのは直売所めぐりに合った旅の仕方だと言えます。観光だけでなくその土地の旬のものを手に入れたい場合は観光は後回しにしても先に直売所をのぞいて欲しいものを手に入れておき、必要があればクーラーボックスで鮮度を保ちながらその後で観光地を回るような予定を立てるようにすれば、買い物も観光も両方満足できるような旅になるのではないでしょうか。

 全国の農産物直売所についてはネットで検索すると簡単に見付けることができますので、目的地が決まっている場合はその周辺にある直売所の場所を把握しておき、車中泊場所を探すヒントにしてもいいでしょうし、最初から直売所目当てで行ってその周辺の観光地をチェックするのもいいでしょう。ただその際は冷蔵が必要な食品を自宅まで持って帰るためにクーラーボックスを持っていくことをお忘れなく。

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