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2012年9月 8日 (土)

ヤザワコーポレーション ポケットワンセグラジオ RD3WH

 ラジオをこよなく愛する人から見ると、テレビの地デジ化というものは従来あったラジオの寿命を縮めてしまった側面があります。以前このブログで紹介した単1単2単3のどの電池も2本単位で使え、電池が切れた際にも本体内に長期保存が可能なリチウム電池を設置しておけば、放送を聞き続けることができるソニーの防災ラジオICF-B100がカタログから姿を消したのは、アナログのテレビ放送が終了し、FMワイドバンドをカバーすることでテレビ音声が聞けるという機能が使えなくなったためなのだろうと思います。ダイヤル周りの変更(テレビチャンネルが書かれた部分を消すなど)をするには新たに部品を作り直さなければならず、それだけの投資をしても売れなければしょうがないという判断の元での生産終了なのでしょう。だとしたら従来あったテレビ音声を聞くことのできるラジオを作るのが筋だと思うのですが、今までずっと大手メーカーからはそんなラジオが出ず、ようやく出てきたのは大手ではないメーカーからのものでした。

Rd3wh

 商品名にあるように、手の中にすっぽりと収まる持ち運び可能なサイズになっています。電源は単四電池4本で、AM/FM約20~24時間、肝心のワンセグについては約6~7時間とかなり短めなので、充電して再利用が可能なニッケル水素電池での運用がいいだろうと思います。できれば単三電池で長時間使えるようなものであれば災害用としても重宝するのではないかと思いますが、これがはじめてのワンセグ放送を聞くことができるラジオであるわけですから、後継機を期待したいところではあります。

 ワンセグ放送については携帯電話やスマートフォンで視聴が可能なので、あえて音声だけしか聞くことのできないラジオに搭載して意味があるのかと思う方もおられるかも知れませんが、携帯電話などは主機能のおまけのワンセグであり、機種変更をしたらワンセグが付いていなかったり従来機種より明らかに受信感度が落ちていて使いものにならなくなったりする場合もあります。実際、このラジオがどの程度の感度があるのかわからないので断言はできませんが、画像で見る限りちゃんとしたロッドアンテナを持っていますので、使う場所にもよりますがそれなりにワンセグ放送をとらえることができるのではないかと思います。電池も汎用の単四型電池の入れ替え式なので、携帯電話のように電池が切れたら終わりということもなく、電池のストックを用意しておけば使い続けられます。テレビの画面から目をはずして音だけで放送を楽しめるかは番組によって違うとは思いますが、ニュースではしっかり音声でも伝えますし、聞きようによっては連続ドラマくらいなら音声の向こうにある画面を想像しながら楽しむことも可能でしょう。メーカーホームページには細かい記載がありませんでしたので確実なのかどうかはわかりませんが、製品の写真には「音声切替」のボタンがありますので、副音声への切り替えもできるかも知れません。もしそうしたことができれば、耳の不自由な人向けの状況説明が入った放送を聞くことで音声だけでドラマも楽しめる可能性があります。2012年9月発売ということで、実際に店頭に出てきて展示されるような場面に遭遇したらぜひ触ってみたいですね。

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ラジオ」カテゴリの記事

コメント

     ヤザワコーポレーション ポケットワンセグラジオ RD3WH 大いに期待


  小生は、昨年のテレビの地デジ化移行まで10年以上もの間、SONYの携帯ラジオで、AM・ FMラジ オと、テレビの音声を聴くことを楽しみに利用してきました。

  テレビの音声が聴けなくなってから、大手の家電販売店に立ち寄った時には、いつもテレビ音声が
 聴けるラジオが販売されていないか、また予定はないかと尋ねてきましたが、いつもつれない返事で した。

  今回ヤザワコーポレーションからポケットワンセグラジオ RD3WHが発売されるということで、「待っ てました! パチパチ(拍手)」というところです。

  しかし、少々気がかりな点もあります。
  単四電池を4本使わなければならない点です。(現在、携帯ラジオには単4電池1本)
  そして、最大の気になる点は受信感度です。携帯ラジオでは散歩やジョギングの時にも、テレビ
 音声がとてもクリアでした。

  まあ、ともかく現物が店頭に並んだ時、いち早く手にとって試聴したいと考えています。

  これからもよい情報を発信してください。期待しています。

appleman57 さん コメントありがとうございます。

ワンセグ放送の感度についてですが、現状の携帯電話に搭載されているワンセグというのはデジタル放送になるので、一定の受信感度が保てなくなるといきなり音声が途切れる形になってしまいます。移動中の場合などは受信感度がよくなるとすぐに復帰しますが、購入後は逆に受信感度が保てるところを調査しながら散歩のルートを作るというのもいいかもしれませんね。

電池の問題は、ワンセグ受信には従来のラジオとは負荷も違ってくるので、4本使うのも仕方がないですね。この点については充電池と充電器を購入して使いまわしていくのがいいと思います。ただ個人的には対応する機器が多い単三電池対応になってくれるといいのですが。

発売しました!ビックカメラではもう購入できますのでぜひ

ヒロさん ご報告ありがとうございました。

すでに家電店の店頭に置かれていると言うことで、一般の方の注目度も高くなっていくのではないかと思います。私も店頭に出向いて探してみます。

ワンセグラジオ、こちらの家電量販店でも見つけることができました。ただ展示機はなく、他のラジオと並べられて売られていました。

わかる人にはワンセグが聞けるセールスポイントには訴えかけるものはあるでしょうが、知らない人から見ると同じようなラジオが2千円を切って売られているので、ばかに高いラジオだなと思うかも知れませんね。

大きさ的には片手で持てるぐらいで、厚みはそこそこありますが携帯するラジオとしては標準的なものだと思います。

単四電池はダイソーで六本入り105円で売っていて、又最近単四電池→単三変換フダフヘターも新発売され単四電池のほうが安価でよいです。又単四電池はは高価品でも持ちはほとんど変わらないようでバンバンザイです。いずれラジオの値段も下がってきますよ

改めて3.11以降の電池の入手状況について考えてみると、まず一番最初になくなったのが単一で、そこから単二、単三となくなったものの、単四電池のみが電気屋さんで売られているという事が今でも思い出されます。いざというときの明かりやラジオに単四が使えるものを備えておく意味というのはあると思いますし、それがワンセグを聞くことのできるラジオというなら、それは十分持っていて意味のあることでしょうね(^^)。

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