« 車と公共交通機関の使い分けについて | トップページ | 災害に備えるためイヤホンこそコード収納式を »

2012年9月 4日 (火)

伊勢神宮周辺の食を楽しんだ旅

 今回いきなり伊勢神宮を目指して出掛けようと思ったのは、たまたま2012年の9月1日が土曜日だったという理由があります。伊勢神宮には朔日(ついたち)参りという風習が今もあり、午前五時前からお店が営業し、朝市や朝粥を販売し長蛇の列ができるとのこと。残念ながら今回は早朝に間に合うようには出掛けられませんでしたが、私が伊勢神宮に着いた午前10時過ぎには赤福本店で毎月1日に販売する月替わりのお餅「朔日餅」がまだ残っていました。

 001

 9月のお餅は「おはぎ」で、写真のように赤福の大きさくらいの小さなおはぎが赤福とほぼ同じ値段設定で売られていましたので、小さい方のおはぎを通常の赤福とともに1つずつ購入しました。

 ただ今回はどうしても朔日参りをしようと思って行ったのではなく、私が今回出掛けた目的は、伊勢神宮のすぐそばのおかげ横丁にある、伊勢牛を明治時代から扱う老舗「豚捨」で牛丼を食べることだったのでした(^^;)。元々三重県松阪周辺で飼育された牛は伊勢牛と呼ばれていて、戦後に伊勢牛の中で特に優れた肉牛を「松阪牛」としてブランド化した経緯があります。ですから、鳥羽から入って松阪まで行かなくても、伊勢神宮周辺でもおいしい牛肉が食べられるというわけです。事前に調べたところ、朔日参りの日でも食事処は定時の午前11時開店には変わりがないことらしかったので、伊良湖から伊勢湾フェリーの始発に乗ればちょうどいい頃合になるので、あえて出掛けた日の朝食は6時くらいに取り、午前11時前にはおいしく昼食がいただけるような体勢を取って乗り込んだのでした。

002

 開店前から押し寄せている他の人たちのお目当てもほぼ牛丼のようでした。細かく切られてはいるものの良質の牛肉とたまねぎを濃い目のたれで煮込んだ牛丼は、赤出汁のお味噌汁と紅しょうがが付いて1,000円です。ファーストフードの牛丼と比べればレベルの差は歴然ですが、それほど高くなく楽しめるのはありがたいですね。お店では外でも食べられるように牛肉コロッケ(90円)、ミンチカツ(130円)串かつ(90円)も売られています。状況によってはコロッケを売る窓口にも行列ができてすぐに買えない状態にもなるのですが、食事処にはコロッケ類の注目伝票が置かれていまして食事の際に店員さんに希望個数を伝票に書き込んで提出すれば、食事後の会計の際に持ち帰り分として用意してくれます。夕食のおかずとして頼まれていたのでコロッケとミンチカツをまとめて購入したのですが、これとは別に揚げたてのものをすぐ食べるのも乙なものです。店内メニューにはそうしたものもありますので、牛丼だけでは満足できない方はコロッケ類を一緒に頼むことでリーズナブルに食事を楽しめるのでおすすめです。

003

 とりあえず時間の関係から食べる方を優先してしまったので(^^;)、改めて伊勢神宮の方に向かったのですが、またその途中で寄り道をしてしまいました。何といっても当日はかなり暑かったですし、味の濃い牛丼を食べたのでのどが渇きます。そこで飛び込んだのは日本酒の「白鷹」のお店です。とはいってもお酒を飲んだわけではなくて、冷やした甘酒(200円)を販売していたのでそちらの方を店内のカウンターでいただきました。以前初詣に伊勢神宮に行った際、甘酒がふるまわれていて、それがここのお店のものだったのですね。それほど甘くなくおいしい印象があり、今回初めて冷やしたものをいただきましたが、牛丼を食べたばかりだったのでこの甘さが実に心地よく、のどの渇きも十分潤すことができました。

004

 そこでようやく一段落し、お参りを済ませて帰りのバスに乗り込んだのですが、このままでは単に食べたり買ったりするために伊勢まで来たということになってしまいかねなかったので、直接フェリー乗り場に戻ることはせず、有名な夫婦岩(写真)のある二見シーパラダイス前でバスを途中下車しました。その頃には空は青々として気温は急上昇でしたが、その分夫婦岩は絶景という感じで、持ってきたカメラでバチバチいろんなところから撮影し、ここでようやく観光らしきことができたかなという感じになりました。

005

 二見シーパラダイスには入りませんでしたが、並びの商店が連なる建物の中に入り、そこに入っていた赤福の支店で、本店の方では人が多くて入れなかったため夏の間限定の赤福氷(500円)を次のバスが来る間にいただくことにしました。かなりキメの細かい氷に抹茶のシロップがかかっていて、中にはお餅とあんこが分かれた赤福がそのまま入っています。熱々の番茶が氷には付いてきて、冷え切った体をあたためてくれるようで、夫婦岩で参ってしまった体を何とか復活させることができました。それにしても、このエリアでの赤福の浸透度は半端ではありません。例の賞味期限偽装からどうなってしまうのか心配しましたが、老舗の力は絶大でありますね。

 そのままフェリーターミナルに行き、鳥羽発14時10分の便で帰ってきましたが、1時間ほどで伊良湖に着いて自宅まで帰るのに、東名高速の浜松西インターを利用したところ、ほとんど休みなく走ってだいたい3時間ぐらいで静岡市内まで到着した勘定になります。東京方面から利用する場合でも、これくらいの時間ならそれほど急がなくても当日帰りが可能ではないかと思います。今回の旅は信心より食い気のような旅ではありましたが、そこは江戸時代のお伊勢参りと同じで、おいしいものを目当てに行く旅というものもなかなかいいものです。そういう意味では伊勢神宮に隣接してさまざまなお店の並ぶおかげ横丁というのは伊勢を観光する場合にはとても便利な施設であると改めて思った次第です。今回は食べることに絞って出掛けたようなところがあったので、また機会があれば今度は別のテーマを持って出掛けてみたいと思っています。

« 車と公共交通機関の使い分けについて | トップページ | 災害に備えるためイヤホンこそコード収納式を »

旅の記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 伊勢神宮周辺の食を楽しんだ旅:

« 車と公共交通機関の使い分けについて | トップページ | 災害に備えるためイヤホンこそコード収納式を »

フォト

広告


2021年10月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ