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2012年6月14日 (木)

「オオキンケイギク」を知っていますか?

 皆さんは、可憐な黄色の花を付けて今の時期に咲き誇る、オオキンケイギクをご存知でしょうか。花は知っていても、この花の名前は何かと思われている方も多いのではないかと思います。

 私の住んでいる静岡県でも昨年くらいまではところで見掛けました。花がきれいなのでその辺に咲いている花を近所のおばさんたちが家に持ちかえるために摘んでいたのを見たこともあります。今でも高速道路の脇のところによく群生しているのを見る事もありますが、旅行先でこの花を見付けた場合、決して摘んで持ち帰ってはいけません。なぜなら、オオキンケイギクは、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されているのです。

 オオキンケイギクの咲き誇る姿を見た方ならわかるでしょうが、それこそものすごい勢いで辺り一面に咲き誇り、それまで根付いていた他の日本固有の植物を完全に駆逐してしまうほど繁殖力が旺盛な植物です。先日たまたま見たローカルニュースでは、静岡市内の中でも貴重な生態系が残る遊水池にもオオキンケイギクが入り込んでいて、その繁殖を防ぐため市役所の職員の方が手作業で根から一本一本抜いているとのこと。根を残すと、そこからまた出てくるという事なので、オオキンケイギクを見付けたら市役所に連絡をと訴えていました。

 私など、車で日本国内を回る事が多いので、自分が外来生物を持ち込むような事や、持ち帰ってしまう事は絶対しないと思っていますが、綺麗だからと言ってむやみに現地に自生している花などを持ち帰る事は、極力避けた方が無難かと思います。特にオオキンケイギクは持ち帰る事自体が駄目なので、ご家族で旅行をされている場合は子供さんが勝手に摘んでいないかという所までチェックする必要はあると思います。

 また直接植物を運ばなくても、靴の裏に種などが付いたまま移動してしまうと、自分自身が外来生物の運び屋になってしまう危険性も出てきます。貴重な生態系がある場所では入口に靴の泥を落とす場所などかあってわかりやすいですが、これからの季節には雨でぬかるんだ場所へ入らざるを得ない場合も出てくるでしょう。その場合には車に乗る前に靴底の泥を落とすようにする事は、単に車を汚さないという事だけでなく、現地や地元(出先のものを持ち帰る可能性もあるので)にはない植物を持ちこまないためにも注意しましょう。泥が付くような所を歩く時には、別の靴を履くという手もあるでしょう。素晴らしい風景が楽しめた所が、観光で訪れる人たちの心掛けによって変わってしまう可能性があるという事を意識する事が、簡単に長距離の移動ができてしまう車の旅では特に大切だと思いますね。

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(追記)

 昨日は肝心の花の写真を掲載できませんでしたので改めて掲載します。

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コメント

オオキンケイギクとキンケイギクの区別 難しいね。
駆除する必要があるんだね。知らなかった。どこからともなく 花壇にある (^_^;)

今回紹介した写真だとわかりづらいかも知れませんが、場所によっては周辺にある植物が全く入り込む余地がなくなっているような状態をよく目にします。キンケイギクとオオキンケイギクの区別は確かに難しいですね。こちらのローカルニュースでの情報によると、疑わしい場合はまず市役所に連絡して見に来てもらい、駆除する必要があればそのままお願いするのがいいようです

オオキンケイギク自体には罪はないですし、今の時期は綺麗な花を見せてくれていますが、そのせいで日本固有の種がいなくなってしまうのも悲しいですから、この問題もうまく解決に向かって進んでくれる事を期待します。

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