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2012年6月24日 (日)

新東名は災害に強いのか?

 先日の台風4号は私のいる静岡県内を午後7時ごろから翌日の午前0時頃まで居座り、強風と大雨が続きました。そのため、新東名においても新静岡から藤枝岡部の間で通行止めとなり、かなり長い間通行止めになってしまったのです。はっきり言ってこんなに簡単に通行止めになってしまうのかとびっくりしたというのが正直なところです。

 新東名ができてさんざん言われてきたことの一つに、新東名は東名高速道路のバックアップとして機能する道路であるので、財政が逼迫する中でも工事が進められたという事があるのではないかと思います。特に地震による津波が東名高速を襲ったらどうなってしまうのかという事を想定した場合、やはり二本目の東名は必要だという結論になったのでしょう。

 今まで静岡周辺に台風が接近したような場合、特に海沿いを走る東名富士インター~清水インターが高波の影響で通行止めになることが多く、その際の迂回路となる国道一号バイパスも東名高速に並走する興津~由比間のみとなります。国道一号バイパスと東名高速道路は交差する部分もありますし、高潮や津波などでこのルートが丸ごと通行止めになってしまったら、全く迂回路のない状況で多くの車が行き場所をなくす恐れが今まではあったのです。

 今回の新東名は御殿場から三ケ日までと限定的な開通ですが、高潮の心配のない山側のルートを通ることで、津波の被害は避けられ、当初の目論見通り東名高速のバックアップ道路として機能すると思われます。しかし今回のように大雨の影響を受けて簡単に通行止めになってしまうという事を考えると、地震でない状況においては新東名がバックアップ道路にならない可能性もあるかも知れませんね。

 というのも、静岡県内で大雨になる場合、海に面した平野部よりも新東名の通る山間部の方が確実に多くの雨量となってしまうからです。山を削って作っている場所も多いとなると、道路脇の斜面が土砂崩れを起こし、高速道路内に土砂が流れ込んで長い期間通行止めになるような状況もありえます。最悪の状況として台風が直撃したり梅雨時の梅雨前線による雨が続くような場合、海側の東名高速は高潮の影響で通行止めになり、山側は土砂崩れで通行止めになってしまうという事も十分に考えられるのです。

 今、東名と新東名への乗換えポイントは御殿場・清水・三ケ日の三ヶ所ありますが、大雨洪水警報が静岡県に出た際には東京方面からでは御殿場から富士を通り、清水までは新東名で行っても、そこからは東名高速の方に乗り換えるか、静岡県内を横断する国道一号バイパスを進む方が無難だと思います。西から来る場合でも、とにかく最初に紹介した清水~富士間を何とかして通り抜けることを第一に考え、途中は臨機応変なコース設定をするのがいい場合もあります。

 今のところ、新東名では土砂崩れに走行中の車が巻き込まれることを避けるために多少厳しい時間雨量の基準で通行止めにしているのだそうです。そのため、十分走れそうな状況でも通行止めになってしまう場合も考えておきましょう。走行中に激しい雨に遭われた場合はハイウェイラジオやハイウェイテレホン、そしてインターネットによる状況の把握をしながらルートを決めるようにし、くれぐれも無理な走行は控えるようにしてください。

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