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2012年6月 7日 (木)

水素がガソリンの代替になったら

 今、低公害車として売れているのはガソリンと電気で走るハイブリッドカーか、電気のみで走るものが全てのような感じもあります。しかし、現在の技術における電気自動車は一回の充電で走ることのできる距離が少なく、急速充電ができるとは言ってもすぐには再び走り出せないなど、ガソリン車の使い勝手をそのまま電気自動車に求めても無理があります。ハイブリッドカーにはそうした問題こそありませんが、中の電池がへたってきたら、燃費は並以下の性能しか出せなくなります。さらに両車種に共通の問題として、車内に鎮座している燃料電池を交換するコストが相当なもので、果たして燃料電池を載せ替えてまで乗り続けられるものなのかというような問題があるにも関わらず、こうした車に関する批判があまり聞こえてきません。それは日本を代表する企業であるトヨタや日産、ホンダが大々的に広告をうって出しているからだとも言えますが、そんな中あえてそうした流れに逆行するような低公害車へのアプローチをしているのがマツダです。別に私はマツダの関係者ではなく、今乗っている車もスズキのワゴンRですから、あくまで冷静に今後の車がどうなるかということを見ていくとき、特に車中泊の旅行で日本全国を回るにはどれがいいかという観点から書いていることをまずはお断りさせていただきます。

 今出ているマツダの車は、ガソリン車で燃費を向上させたりクリーンディーゼルの車を出すといった、従来の技術に踏みとどまるような現実的な車であったのですが、発電機付き電気自動車というものを日本の官公庁にリース販売するというニュースが入ってきました。ニュースの内容だけではわかりづらいのですが、ハイブリッドカーではなく、あくまで電気自動車というカテゴリーで出すようです。以前から同社が研究してきた水素を燃やして走るエンジンは、ガソリンにと比べるとどうしても出力が足りない部分があるそうで、それならエンジンを発電用に特化し、コンセントからの充電をしなくても走れる電気自動車として水素を使おうということらしいですね。

 それではやはり電気自動車の電池の問題が同じようにあるではないかと言われるかも知れませんが、基本的な動力は水素でまかなうというのが他のエコカーとの違いです。電池の問題については以前にこのブログで紹介したような新しい技術が実現されるようになり、単価が下がれば一気に普及という事もありえるかとも思いますし、このような車が普及してくる頃にはそうなってくれないと困ります。それが前提ではありますが、ガソリンの代わりに水素で走る車が一般化した方がいいのではないかと私には思えます。

 それはなぜかと言うと、水素を生成しガソリンの代わりになるくらいまで普及したとしたら、今までのように海外のマネーゲームに巻き込まれることなく安定した価格で車の燃料を手に入れることができるようになるからです。それは現代の日本における大きな問題であるエネルギー問題解決の一助になるのでぜひ普及へ向けて走り出してほしいものです。それと同時に、車中泊をする上でもガソリンが水素に置き換わるというのは個人的には歓迎すべきところが多いと思っています。

 というのも、車自体が水素を使った発電所のようになるわけですから、現在の長時間アイドリングに対する問題の一部がクリアになるというのが大きいですね。水素を燃やしたり水素を使って発電しても有害物質は出ませんので、ガソリン車のアイドリングのように大気汚染をしないというメリットは大きいでしょう。水素を爆発させて動くエンジンの騒音の問題さえクリアできれば、夏の暑い日でもエアコンを使いながら就寝するような事も普通にできるようになるかも知れません。また、雪でマフラーがふさがれたような状態でも、車内の燃料タンク爆発の危険性さえ何とかすればガソリン車のように窒息死するような危険もなくなることが予想されます。

 今のところ官公庁という、ごくごく限定されたところでの利用ということでテストという意味合いも兼ねているかと思いますが、今後こうした脱ガソリン車が普及していくためには、水素の供給をどうするのかとか、水素を溜めたタンクが爆発する危険性はないのかという根本的な安全の問題など、クリアすべき問題は多いかと思います。さらに車中泊のために使うなら今のガソリンスタンドすべてに水素供給可能な施設がないと現実的ではありませんし、やはり問題は水素をどう大量に保管・供給し、運搬していくかにかかっていると言えるでしょう。これを日本が世界に先がけてやることができれば(安価な燃料電池の開発も含めて)、とてつもないアドバンテージになると思うので、日本のメーカーにはぜひこうした技術にも力を入れて欲しいものです。

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