日本通信 IDEOS その21 今となっては貴重なSIMロックフリー端末
ここのところモバイルツールの買い物が続き、一気にモノが増えてしまいました。そんな中、今まで常に使っていたものをなかなか使わなくなってしまうものが出てくるのはどうしようもないことなのですが、今回はそうした状況の中、IDEOSを使い続ける余地は残るのかということについて考えてみます。
新しく購入したiPod touchの画面はかなり小さくて、テキスト系のものを読む場合は画面を縦にしたままだと結構つらいものがあって、わざわざ画面を横にして読んでいます。しかし、IDEOSはそのiPod touchと比べてもさらに画面が小さいのですね(^^;)。購入当初はこの小さな画面でいろいろなアプリを入れて使っていたのですからかなり無謀だったかもと思えるのですが、今となっては逆にこのサイズで色々やるのは厳しいなと思います。
現在のIDEOSはドコモのGalaxy Tabを新規購入した際に通話のみ可能な最安の契約形態にしたSIMカードを入れてあります。データ通信はWi-Fiのみにして通話可能な電話状態になっているのですが、本体が小さいので常時持ち歩きもそう大変ではありません。
私が他に持ち歩いている端末は携帯電話やスマートフォンになりますが、はっきり言って普段の生活の中ではIDEOSが活躍する場面は少ないでしょう。しかし、この端末はまだ大きなアドバンテージが他のスマートフォンと比べて持っていることは確かです。
その1つは言うまでもありませんがSIMロックがかかっていない端末だということで、電話としてはドコモとソフトバンクのSIMを入れれば使えます。海外へ行けばその差はもっと顕著で、プリペイドで売られている現地のSIMを使って電話およびデータ通信も多くの場合において可能です。そして、他の国内販売のスマートフォンには利用に制限のある、テザリングが何の問題もなくできてしまう点です。機能的には3Gを使った無線ルータ化と考えればいいでしょう。
私がデータ通信用のIIJmioが出したSIMカードを入れているのはドコモのGalaxy s2ですが、ここに入っているSIMカードをIDEOSと入れ替えれば、いざという時にはIDEOSを中継して他の端末をネット接続できます。今のところ、IDEOSは通話用として持ち歩いているので、SIMカードを入れ替えて使う事はほとんどありませんが、あると安心できるのでまだまだ使用頻度が落ちることはないでしょう。逆に言うと、IDEOSが特別な存在になっている事自体がおかしいとも言えるかも知れません。果たして今後、普通にSIMフリーのスマートフォンが国内で売られるようになるのでしょうか。
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