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2012年5月14日 (月)

3-2 リチウムイオン電池を利用した汎用バッテリー

 今の携帯電話やスマートフォンの電池は、小型で高容量を誇るリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池となっています。外付けのバッテリーでもこうしたリチウムイオン電池を使用したものを用意した方がかさばらなくて便利だと言えるでしょう。

 このようなバッテリーは実にたくさんあるわけですが、選ぶ際のポイントはいくつかあります。まずは、バッテリーの容量ですが「mAh」という単位で表されています。この数値が多ければ高容量になるわけですが、充電しようとする携帯電話やスマートフォンの電池パックを一回だけでなく何回も充電できるくらいの容量があれば言うことはありません。これはカタログや商品紹介ページにiPhone何回充電可能かなどの具体的なスペックが記載されていますので、予算と相談しながらできるだけ高容量のものを選ぶのがいいでしょう。

 そして、バッテリー充電のためのもう一つのポイントは出力のところの数値です。ほとんどがUSBポートからの出力のものだと思いますが、ノートパソコンに付いているUSBポートの場合、5V 0.5Aになっています。これと同じ出力のものがあれば携帯電話の充電については問題なくできますが、iPhoneや一部のスマートフォンではこの出力では使いながらの充電ができないという問題があります。一般的にスマートフォンを使いながら充電もしたい場合は5V 1.0Aのもの、さらに大きいタブレット端末を充電したい場合は5V 1.5Aや2.0Aなんていうものまであります。一般的にはスマートフォンを充電したい場合は1.0Aのものを少なくとも用意しておくべきだろうと思います。

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 私の場合はUSB端子が二つあって容量が5000mAhあり、出力も5V1A(USB端子を2つ同時に使う場合はそれぞれ0.5A)というパナソニック(旧SANYO)のエネループモバイルブースターを使っています。メーカースペックによるとiPhoneを2回分充電できるくらいの容量があります。外付けバッテリー自体の充電も家庭用コンセントや車のシガーアダプターから簡単にできるので、旅行中もそれなりに充電することができると思います。

 さし当たって何を買おうか迷った場合は家電量販店で買えるこうしたリチウムイオン電池が入ったポータブルバッテリーを一つ用意しておけばいいと思います。USB出力による汎用バッテリーというのは、携帯電話やスマートフォンだけでなく、ものによってはデジカメ(USB端子につなぐケーブルで充電するものがあります)やニッケル水素電池の充電にも流用できたりしますし、便利グッズとしてUSB端子につなげて使うLEDライトとつなげれば懐中電灯の代わりにもなったりします。スマートフォンをこれから買おうと思われている方は、ちょっと使うとすぐ電池容量が気になったりしますので、こうした管理の簡単な外付けバッテリーと組み合わせて使われることをおすすめします。

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