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2012年4月17日 (火)

2-3 新品で購入できるSIMフリー端末およびWi-Fi専用端末

 スマートフォンやタプレット端末を購入する場合、携帯電話会社から通信プランの契約とともに購入するのが一般的ではありますが、全ての人が電話回線を契約しながら使わなければならないというわけではありません。ノートパソコンに最初から通信機能が付いたものがないのと同じように、Wi-Fiのみに特化したネット端末や、携帯電話会社の提供する通信カードを差してそのまま使える(現状ではドコモとソフトバンクのカードに限られます)SIMフリーのスマートフォンなどがあります。こうしたものを新規購入し、お店などが提供している長期保証サービスを利用すれば突然の故障にもちゃんと対応できます。

 このうち、日本国内で使用可能なSIMフリーのスマートフォンは日本通信が販売しているIDEOSがあるものの、後継機の発表は私がこれを書いている時点ではありません。IDEOS自体がすでに販売されてからかなり時間が経っているということもあり、次々に新しいスマートフォンが発売されている現状では、日本におけるSIMフリーのスマートフォンというのは現状ではそれほど期待できそうにないので、個人的にはあまりおすすめできるものとは言えないのかも知れません。というわけで、ここでは、Wi-Fiのみの接続をサポートするネット端末について見ていきたいと思います。

 自力ではネット接続はできないものの、無線LAN経由でネット接続できるスマートフォン替わりの通信端末としては、各社から出ているWi-Fi接続のみをサポートしたアンドロイドタブレットや、SONYのウォークマンZシリーズ、そしてiPadやiPod touchなどがあります。このうち、私はiOSを使ったiPod touchやiPadは持っていないので詳しくは語れませんが、単体でネット接続が可能な端末とは違い、外でこうした端末をインターネットに接続するにはどちらにしても無線LANネットワークに接続する必要があります。自宅で無線LANを使っている方は簡単に自宅でネットできるでしょうが、問題になるのが外へ出た際のネット接続をどうするかです。コストが低い順に、その方法について紹介してみます。

・無料の公衆無線LANスポット(FREESPOT や、セブンイレブン、ローソンなどの提供するWi-Fiを利用)
・有料の公衆無線LANスポットの利用
・自前で無線LANモデムを用意し、セットで利用する

 全て無料の公衆無線LANスポットでまかなうのは難しいかも知れませんが、行動範囲にローソンやセブンイレブン、道の駅などFREESPOTを提供している場所が多い場合はあながち無料とは言っても莫迦にできません。特に毎日の行動範囲が狭い学生なら、あえて携帯電話会社とスマートフォン契約を結ばず、メールはガラケーでやり取りするようにすれば、ネット関係はiPod touchやウォークマンZシリーズのみで意外と何とかなりそうな気さえするのですが。もし無料のスポットだけでは無理な場合は、マクドナルドで提供しているサービスなどを行動範囲に応じて利用するなどの工夫で毎月の支払いを抑えられます。ちなみに、私の場合は自分のところに来るメールはGmail経由で携帯電話のアドレスに転送をかけているので、あえてスマートフォンでメールを読まなくても済むようになっています。

 ただ、どうしても使いたい時にネット接続したいという要望はあると思います。そうしたニーズを満たすのが無線LANモデムであるのですが、予算に応じていろんな種類があり、これも人によってどこまで求めるのかによって違いが出てきます。まずは最低限メールとブラウザによる調べものくらいができればいいという場合、IIJmioや日本通信(イオンでの販売のみ)に携帯電話のSIMカードだけを販売して月1,000円以下という通信カードがあります。このカードの場合NTTdocomoのエリアが使えるので、どうしても高速通信が必要な場合は無料の公衆無線LANアクセスポイントを探すと割り切ることで使い分けができるでしょう。そこで、問題になるのはSIMカードを差す無線LANモデムをどうして購入するかですが、サービスを提供している会社で1年保証の付いた新品が購入できる他、携帯電話やスマートフォンの白ロムを売っているようなショップで中古の製品(利用できるのはNTTdocomoで出している製品のみ)を安く購入するかどちらかになります。これも、きちんとした保証を求めるのなら新品を、できるだけ安くというのなら中古の白ロムをといった判断になります。また、自分の行動範囲でのネット接続ができればよく、出先でも動画を見たり音楽をダウンロードするなどヘビーな使い方をしたいような場合は携帯電話会社の通信専用サービスや、Wimaxのモデムを導入するという手段があります。先日ウィルコムからPHS電話機と無線LANモデムが一緒になった製品が出ました。興味深い製品ではありますが、もし故障した場合にサービスセンターに同じ機種の代替機がなかったら、恐らく無線LANモデムはしばらく使えなくなってしまいます。auで提供するWimax内蔵のスマートフォンについてもこの辺の事情は同じです。常に外でのネット接続環境が必要な場合は、単機能のモデムを揃えた方が無難ではあります。

 私の持っている中でWi-Fi専用のアンドロイド端末、NECのLife touch Noteはキーボードを持つノートパソコンのようなものなので少々特殊ではあります。それでもネットへの繋ぎ方は同じで、私の場合は簡単にWi-Fi接続に特化したアプリを導入していて、モデムの電源を入れた後にWi-Fiを有効にすることで本体の設定メニューからWi-Fiの切り替えをするよりもスムーズにネット接続に移行することができます。ただし、それ自身でネット接続ができる端末と比べると、接続するまでにちょっとしたタイムラグがあったり、メールの配信状況がアクセスしないとわからないなど、気にする方はちょっとしたストレスになるかも知れません。

 ただ、こうした端末にもメリットはあります。スマートフォンのウィークポイントの1つとして知らない間にどんどん電池が減っていくというのがありますが、これはかなりの頻度で自分の意志とは無関係に通信してしまうことにより電池も消耗しているという事実があります。それだけではありません。今問題になっているスマートフォン内部の情報が漏洩してしまう問題ですが、これも知らないうちにネットに接続されてしまっていると情報が漏れてしまう危険性はより高くなります。使う時だけ自分の意志で接続できるWi-Fi専用端末ならそうした心配についても、ネット接続の時だけ気を使えばいいわけです。改めてどちらの端末がいいかは端末にどこまで依存するかということにもよると思います。メールの確認は普通の携帯電話でできるのでそこまで頻繁に通信しなくてもいいと思うなら、あえてこの種の端末を選んで持ち歩くという選択は当然あるでしょう。

 モデムとセットで持ち歩くということで、多少荷物が増えるというでぃメリットのあるWi-Fi専用の端末ですが、説明した通り本体から通信を切り離したものであるためのメリットがあるということもおわかりいただけたと思います。購入を迷われている方も単に安いからという理由だけで購入するのではなく、十分活用するためにはスペックについて確認し、今売られているスマートフォンと同様の能力を持っているものを購入した方が後で後悔しないと思います。また、私の選択したキーボード付きの端末のような特殊なものは後から買おうとしても買えなくなってしまうこともありますので、その点にも十分気をつけましょう。

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