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2012年4月18日 (水)

エコカー補助金は自動車ユーザーの福音なのか?

 ここのところ、特定の車のコマーシャルを自動車メーカーが行う代わりに、エコカー補助金を露骨に強調し、とにかく車を売ろうとやっ気になっているかのようなコマーシャルが目立つような気がします。たまたま今の時期に新車を買おうと思っている人にとっては嬉しい事かと思いますが、私などは今乗っている車も中古車で、減税や補助金とは全く関係のない生活を送っていますので少々やっかみ気味に書いている事をまずはお許し下さい(^^;)。

 前回の補助金の時には、期限前に予算が底を付いてしまったので、購入や申請の時期、そして納車の時期によっては補助金を受けられない人が多くいましたね。このような事を考えると、補助金をこれから注文して確実に受けるためには、注文してから納期が長い人気車を注文した場合は最悪納車の時まで補助金が残っているかどうかは確実ではありませんので、不人気車とまでは言わないものの在庫がありすぐに納車可能なメーカーの在庫車をねらった方がいいという事になるでしょう。これは車を売る側からすると不良在庫ですら一掃できてしまうかも知れず、かなり自動車メーカーが優遇されているという事を感じてしまいます。更に言うならば、以前紹介したこの夏に出るといわれている、車中泊に向いた性能を持っているというホンダのNBOXなんぞを待っていては補助金を受け取れる可能性は限りなく少ないという事になります。

 それにしても今、これだけ増税の事が言われている中、こんな大盤振る舞いがいつまで続くのか不安になってしまいます。確かに補助金は円高で瀕死の状態である日本車メーカーにとっては必要なものかも知れませんが、他に苦しんでいる業種はたくさんあります。前回の補助金が終了した後には新車の販売台数が激減したそうですが、こんなことが更に続くなら、たとえ今回の補助金が底をついたとしても、人々はまた補助金が出かも知れないと思い、それまで新車の購入を控えるような消費行動に出るかも知れません。そうなればまた自動車メーカーが瀕死の状態になってしまうわけで、補助金を出しても出してもきりが無くなるような気もするのです。

 このように何度も新車購入に対しての減税や補助金を出せるのなら、その財源の一部を使って、例えばゴールデンウィークやお盆、年末年始などの期間限定で東北地方支援の高速道路を土日のみ上限1,000円にするとかできないものでしょうか。特に自動車関係の税金で道路が作られてきた事を考えれば、まっとうな用途ではないかと私には思えるのですが。

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